JPH0588417U - 電磁炊飯器 - Google Patents

電磁炊飯器

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JPH0588417U
JPH0588417U JP6357391U JP6357391U JPH0588417U JP H0588417 U JPH0588417 U JP H0588417U JP 6357391 U JP6357391 U JP 6357391U JP 6357391 U JP6357391 U JP 6357391U JP H0588417 U JPH0588417 U JP H0588417U
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rice
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電磁誘導加熱を利用した電磁炊飯器において、
飯器を収納するための内容器の構造を、簡単で、保温効
果が良く、強度が高く、磁束の漏れに対して信頼性の良
い構造にすること。 【構成】内容器23をたとえばアルミニウム板によって
一体的に成形する。そして内容器23の内底面に飯器2
6を加熱するための炊飯コイルユニット29を配置す
る。 【効果】内容器23がアルミニウム等の金属で成形され
ているので、その強度が高く、かつ熱伝導性が良いので
保温効果の向上が図れる。また、一体的に形成されてい
るので、構造が簡単で組立てが容易である。さらに、内
容器23の内底部に炊飯コイルユニット29が備えられ
ているので、内容器23の外部には高周波磁界が漏れ
ず、磁束漏れに対する信頼性の向上が図れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、高周波電磁誘導により飯器を加熱する電磁炊飯器に関し、特に、 かかる電磁炊飯器における高周波電磁誘導により飯器を加熱するための炊飯コイ ル(ワークコイル)の設置構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
高周波電磁誘導加熱を利用した電磁炊飯器が公知である。 図3は、従来の電磁炊飯器の構造例を示す断面図である。図3を参照して説明 すると、電磁炊飯器の本体1は、その外側面を形成する薄い金属板でできた円筒 状のカバー部材2と、その内側を形成する内容器3と、カバー部材2の上縁部と 内容器3の上縁部とを連結して本体1の肩を形成する肩部材4と、カバー部材2 の下縁部に嵌合されて本体1の底を形成する底部材5とを有している。
【0003】 内容器3は、底部および下側部を構成する下内容器6と、下内容器6にねじ7 で連結されていて、上側部を形成する上内容器8とを備えている。下内容器6は 、高周波電磁誘導を受けないようにたとえば樹脂で形成されている。一方、上内 容器8は、熱伝導性が良く、比磁化率の小さいたとえばアルミニウム等の金属薄 板で構成されている。この理由は、上内容器8の外周面に取り付けられた保温ヒ ータ9の熱を上内容器8を介して飯器10に効率良く伝達するためである。
【0004】 なお、上内容器8とカバー部材2との間の空間内には断熱材17が収められ、 保温ヒータ9の熱が外側に逃げないようにされている。 下内容器6の底部ほぼ中央にはセンサ配置孔11が形成されており、そこにセ ンサユニット12が収納されている。また、センサ配置孔11の周囲には、下内 容器6の底部下面に沿って炊飯コイル13が配列されている。炊飯コイル13は 、コイルベース14上に配置されていて、コイルベース14はねじ15で下内容 器6に取り付けられている。
【0005】 下内容器6および上内容器8からなる内容器3内には取り出し可能な飯器10 が収容されている。飯器10は、高周波誘導加熱を受けやすいようにたとえば鉄 で形成されている。飯器10は、内容器3内に正しく収容されたとき、その底部 がセンサユニット12の上面に当接する。また、炊飯コイル13に高周波電力が 供給されると、炊飯コイル13が生じる高周波磁界は下内容器6を通り抜けて飯 器10に渦電流を生じさせ、この渦電流によって飯器10が発熱する。
【0006】 さらに、電磁炊飯器本体1の上部には、開閉自在な蓋ユニット16が備えられ ている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
従来の電磁炊飯器は、上述のように構成されているので、内容器3の構造が複 雑で、部品点数が多く、組立てに手間がかかるという欠点があった。また、部品 点数の増加は、組立ての手間だけでなく、内容器3全体の強度低下を招いている という問題もあった。ところが、内容器3は、上述のように飯器10を収容する 部材であり、飯器10が収容されたときに飯器10を支える必要がある。飯器1 0は、その中に入る御飯重量も考慮すると、かなりの重さがある。したがって、 内容器3の強度低下は好ましくなく、上記従来装置では、樹脂製下内容器6の構 造や下内容器6と上内容器8とを連結するねじ7を耐重量性のあるものにする必 要があり、厚みを厚くしたり、大きなものを用いなければならなかった。
【0008】 また、保温ヒータ9の熱が上内容器8に伝わり飯器10を加熱するが、上内容 器8が飯器10の下部を覆っていないため、保温時に飯器10の下部が加熱され ず温度むらが発生し、保温性能が悪くなるという欠点もあった。 さらに、炊飯コイル13が発生する高周波磁界が電磁炊飯器本体1の下方や下 側部から外に漏れることを防ぐためには、コイルベース14の下部および下側部 を磁界遮蔽板等で覆う必要もあった。
【0009】 この考案は、かかる従来技術の欠点をなくし、構造が簡単で、強度が高く、か つ炊飯コイルを良好に取り付けることのできる内容器を備えた電磁炊飯器を提供 することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案は、高周波電磁誘導により飯器を加熱する電磁炊飯器であって、飯器 が収容される内容器を備え、内容器は全体が強磁性体でない金属で形成されてい て、前記金属製内容器の内底面には高周波電磁誘導により飯器を加熱するための 炊飯コイルが設置されていることを特徴とするものである。
【0011】 またこの考案は、前記電磁炊飯器において、前記金属製の内容器は、アルミニ ウム、銅等の比磁化率の小さい材料で形成されていることを特徴とするものであ る。
【0012】
【作用】
この考案によれば、飯器加熱用の炊飯コイルは、内容器の内底面に設置されて いる。よって、炊飯コイルの生じる高周波磁界は、有効に飯器底部に伝達され、 飯器に渦電流が生じて、飯器が加熱される。 一方、炊飯コイルの生じる高周波磁界は、金属製内容器の内部のみに生じ、金 属製内容器によって外部に漏れることが遮蔽されている。
【0013】 また、内容器は、金属製で一体的に形成されており、従来のように、樹脂製下 内容器と金属製上内容器とがねじで連結されているものではなく、その強度が十 分に高い。 しかも、強磁性体でない(以下、「非磁性体」という)金属製であるから、内 容器自体が高周波電磁誘導によって加熱されることはほとんどない。また、内容 器はその構造が簡単で、組立ても容易である。さらに、金属製内容器の外周面に 保温ヒータを取り付けた場合、保温ヒータにより生じる熱は金属製内容器全体に 行き渡るので、保温時に温度むらが発生せず、良好な保温性能が得られる。
【0014】
【実施例】
以下には、図面を参照して、この考案の一実施例について詳細に説明をする。 図1は、この考案の一実施例にかかる電磁炊飯器の特徴となる構成を表わす左 半分の要部断面図である。 図1を参照して説明すると、この実施例にかかる電磁炊飯器の本体21は、そ の外側面を形成する薄い金属板でできた円筒状のカバー部材22と、その内側を 形成する内容器23と、カバー部材22の上縁部と内容器23の上縁部とを連結 して本体21の肩を形成する肩部材24と、カバー部材22の下縁部に嵌合され て本体21の底を形成する底部材25とを有している。そして内容器23内には 取り出し可能な飯器26が収容されている。
【0015】 内容器23は、たとえばアルミニウム板でその上部から下部までが一体的に形 成された有底筒状をしている。内容器23は、アルミニウム板に代え、銅板その 他の金属板であって、比磁化率の小さい材料、言い換えれば非磁性体で一体的に 成形されていてもよい。内容器23を、このように非磁性体の金属板で一体的に 成形すると、その強度が高く、飯器26を収納して保持するのに十分な強さと信 頼性を得ることができる。しかも組立ても容易である。また、高周波電磁誘導に より、内容器23自体が異常に発熱することもない。
【0016】 内容器23の内底面には炊飯コイルユニット29が配置されている。炊飯コイ ルユニット29は、高周波電磁誘導の影響を受けないように、たとえば樹脂で形 成されたコイルダイ30と、コイルダイ30の下面に沿って配列された炊飯コイ ル31と、炊飯コイル31を下から保持する保持部材39とを含んでいる。そし て炊飯コイルユニット29はねじ32によって内容器23の底部に取り付けられ ている。
【0017】 また、コイルダイ30には、一体的に形成されたセンサ取付ボックス28が備 えられている。そして、内容器23の底部中央にはセンサ受入孔27が形成され ていて、この受入孔27内にはセンサ取付ボックス28が嵌め込まれている。よ って、コイルユニット29とセンサ取付ボックス28とを一緒に内容器23の内 底面にセットでき、組立てが容易であるという利点がある。
【0018】 さらに、炊飯コイルユニット29は上述のように内容器23の内底面に配置さ れている。それゆえ、炊飯コイル31が生じる高周波磁界は内容器23内だけに 現れる。すなわち、高周波磁界は金属製内容器23によって遮蔽され、内容器2 3の外部に磁界が漏れることはない。 内容器23の外側面には、内容器23を取り囲むように保温ヒータ34が取り 付けられている。保温ヒータ34の発する熱は、金属製内容器23に効率良く伝 導され、内容器23全体が加熱されて、その中に収容された飯器26を均一に温 める。よって、良好な保温状態を維持することができる。
【0019】 なお、従来の構造では、上内容器8(図3参照)のみが加熱されるので、飯器 10の底部に保温熱が伝わりにくく、飯器10の底部温度が下がる傾向があった 。この実施例によれば、かかる欠点はない。 この実施例によれば、内容器23の構造が単純で組立て作業が容易であり、製 造価格を安くできるとともに、内容器23の強度が高く、保温性能が良く、さら に磁束の漏れに対しても高い信頼性のある製品とすることができる。
【0020】 この実施例では、さらに、内容器23の外側全体が樹脂製内ケース35によっ て覆われている。樹脂製内ケース35の底部および側部には突起36が形成され ている。そしてこの突起36を利用して電気回路基板37がねじ38で取り付け られている。このように、内ケース35を設け、内ケース35に電気回路基板3 7を取り付けるようにすれば、電磁炊飯器に必要な制御用の電気回路基板37を 、内容器23とカバー部材22との間のあき空間を利用して取り付けることがで きるという利点がある。
【0021】 また、内容器23の外側全体が内ケース35で覆われるので、保温ヒータ34 によって内容器23が加熱された場合に、内容器23の生じる熱が外部に逃げる ことを防止でき、保温効果が向上する。それゆえ、従来、内容器23を覆うよう に備えられていた断熱材17(図3参照)を廃止することができる。 図2は、この考案の他の実施例にかかる電磁炊飯器の構成を説明するための左 半分の要部断面図である。図2に示す電磁炊飯器の特徴は、センタセンサ33が 炊飯コイルユニット29と一体的に取り付けられていることである。
【0022】 より具体的に説明すると、炊飯コイルユニット29は、樹脂製のコイルダイ3 0と、コイルダイ30の下側に配列された炊飯コイル31と、炊飯コイル31を 下から保持する樹脂性の保持部材39とを備えている。 一方、センタセンサ33はセンサ保持部材40によって保持されている。セン サ保持部材40は、飯器26の底部に当接する水平部材41と、水平部材41の 周縁から外方に向かって延びる弾力部42とを有している。このセンサ保持部材 40は、電磁誘導を受けず、かつ、熱伝導性が良い弾性素材、たとえばシリコン ゴムで一体的に形成されている。
【0023】 弾性部42の先端はコイルダイ30と保持部材39とによって挟まれて保持さ れている。それゆえ炊飯コイルユニット29を組立てることによりセンサ保持部 材40も同時に組合わされるので、センサ保持部材40を保持するための特別の 部材が不要であり、部品点数が少なく、構造が簡易である。 また、このようにコイルダイ30と保持部材39とによって弾力部42を上下 から挟み込むサンドイッチ状の結合構造を採用すると、コイルダイ30および保 持部材39の間に配置された炊飯コイル31を湿気から良好に保護することがで きる。
【0024】 さらに、センサ保持部材40の水平部41は、弾性部42によって上下方向に 弾力的に保持されている。そして、内容器23内に飯器26が収容されていない 状態では、水平部41の上面がコイルダイ30の上面よりもやや上方へ突出する ように取り付けられている。この結果、内容器23内に飯器26が収容されたと き、飯器26の底面に水平部41の上部が確実に密接し、かつ、飯器26の重み により水平部41は下方へ下がってコイルダイ30の上面と面一になる。
【0025】 この実施例のようなシリコンゴム等で形成されたセンサ保持部材40の構造や 形状は、上述したものに限られることなく、種々変更可能である。具体的な変更 例は、たとえば本願出願人の先願にかかる実願平3−46597号明細書に詳し く説明されているので、ここでの説明については省略する。 なお、図2の実施例では、図1の実施例のような樹脂製内ケース35は備えら れていない。それゆえ、内容器23の外側面には断熱材43が配置されている。
【0026】 その他の構成については、図1の実施例と同様であり、同一部分には同一番号 を付してここでの説明は省略する。 この考案は、上述した図1または図2に示す実施例に限定されるものではなく 、請求の飯器に記載の構成に基づいて種々変更可能である。
【0027】
【考案の効果】
この考案は、以上のように構成されているので、内容器の構造が簡単で、組立 てが容易な電磁炊飯器とすることができる。また、内容器は一体的に形成されて おり、その強度が高く、耐久性の良い製品とすることができる。 さらに、内容器は金属で成形されているので、熱の伝達効率が良く、保温効果 の良い電磁炊飯器とすることができる。しかも、金属製内容器の場合、その内部 に備えられた炊飯コイルの生じる磁束が外部に漏れないので、磁束漏れに対する 信頼性の向上を図ることができる。また非磁性体の内容器であるから、高周波電 磁誘導により、内容器自体が異常に加熱されることもない。
【提出日】平成3年9月9日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 内容器3は、底部および下側部を構成する下内容器6と、下内容器6にねじ7 で連結されていて、上側部を形成する上内容器8とを備えている。下内容器6は 、高周波電磁誘導を受けないようにたとえば樹脂で形成されている。一方、上内 容器8は、熱伝導性が良好なたとえばアルミニウムの金属板で構成されている。 この理由は、上内容器8の外周面に取り付けられた保温ヒータ9の熱を上内容器 8を介して飯器10に効率良く伝達するためである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 なお、上内容器8とカバー部材2との間の空間内には断熱材17が収められ、 保温ヒータ9の熱が外側に逃げないようにされている。 下内容器6の底部ほぼ中央にはセンサ配置孔11が形成されており、そこにセ ンサユニット12が収納されている。また、センサ配置孔11の周囲には、下内 容器6の底部下面に沿って炊飯コイル13が配列されている。炊飯コイル13は 、フェライトコアを兼ねたコイルベース14上に配置されていて、コイルベース 14はねじ15で下内容器6に取り付けられている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 下内容器6および上内容器8からなる内容器3内には取り出し可能な飯器10 が収容されている。飯器10は、高周波電磁誘導加熱を受けやすいようにたとえ ば鉄またはステンレスで形成されている。飯器10は、内容器3内に正しく収容 されたとき、その底部がセンサユニット12の上面に当接する。また、炊飯コイ ル13に高周波電力が供給されると、炊飯コイル13が生じる高周波磁界は下内 容器6を通り抜けて飯器10に渦電流を生じさせ、この渦電流によって飯器10 が発熱する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案は、高周波電磁誘導により飯器を加熱する電磁炊飯器であって、飯器 が収容される内容器を備え、内容器は全体がアルミニウム、銅等の電気抵抗の小 さい材料よりなる 金属で形成されていて、前記内容器内部の底面位置には、この 底面上に 高周波電磁誘導により飯器を加熱するための炊飯コイルが設置されてい ることを特徴とするものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【作用】 この考案によれば、飯器加熱用の炊飯コイルは、内容器内部の底面位置のこの 底面上 に設置されている。よって、炊飯コイルの生じる高周波磁界は、有効に飯 器底部に伝達され、飯器に渦電流が生じて、飯器が加熱される。 一方、炊飯コイルの生じる高周波磁界は、金属製内容器の内部のみに生じ、金 属製内容器によって外部に漏れることが遮蔽されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 また、内容器は、金属製で一体的に形成されており、従来のように、樹脂製下 内容器と金属製上内容器とがねじで連結されているものではなく、その強度が十 分に高い。 しかも、電気抵抗の小さい材料よりなる金属製であるから、内容器自体が高周 波電磁誘導による渦電流にて加熱されることはほとんどない。また、内容器はそ の構造が簡単で、組立ても容易である。さらに、金属製内容器の外周面に保温ヒ ータを取り付けた場合、保温ヒータにより生じる熱は金属製内容器全体に行き渡 るので、保温時に温度むらが発生せず、良好な保温性能が得られる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 内容器23は、たとえばアルミニウム板でその上部から下部までが一体的に形 成された有底筒状をしている。内容器23は、アルミニウム板に代え、銅板その 他の金属板であって、電気抵抗の小さい材料、言い換えれば高周波電磁誘導によ り発生する渦電流で発熱しにくい材料 で一体的に形成されていてもよい。内容器 23を、このような電気抵抗の小さい金属板で一体的に形成すると、その強度が 高く、飯器26を収納して保持するのに十分な強さと信頼性を得ることができる 。しかも組立ても容易である。また、高周波電磁誘導により、内容器23自体が 異常に発熱することもない。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 内容器23内部の底面位置には、この底面上に炊飯コイルユニット29が設置 されている。炊飯コイルユニット29は、高周波電磁誘導の影響を受けないよう に、たとえば樹脂で形成されたコイルダイ30と、コイルダイ30の下面に沿っ て配列された炊飯コイル31と、炊飯コイル31を下から保持する保持部材39 とを含んでいる。この保持部材39と内容器底面との間に、磁束を集束するため のフェライトコア44が挟着されている。 そして炊飯コイルユニット29はねじ 32によって内容器23の底部に取り付けられている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 さらに、炊飯コイルユニット29は上述のように内容器23内部の底面位置の この底面上 に配置されている。それゆえ、炊飯コイル31が生じる高周波磁界は 内容器23内だけに現れる。すなわち、高周波磁界は金属製内容器23によっ て遮蔽され、内容器23の外部に磁界が漏れることはない。 内容器23の外側面には、内容器23を取り囲むように保温ヒータ34が取り 付けられている。保温ヒータ34の発する熱は、金属製内容器23に効率良く伝 導され、内容器23全体が加熱されて、その中に収容された飯器26を均一に温 める。よって、良好な保温状態を維持することができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【考案の効果】
この考案は、以上のように構成されているので、内容器の構造が簡単で、組立 てが容易な電磁炊飯器とすることができる。また、内容器は一体的に形成されて おり、その強度が高く、耐久性の良い製品とすることができる。 さらに、内容器は従来の樹脂材料ではなく金属で形成されているので、熱の伝 達効率が良く、保温効果の良い電磁炊飯器とすることができる。しかも、全体が 金属製内容器にて形成されていると共に内容器内部の底面位置をなすこの底面上 に炊飯コイルが設置されているため、この 炊飯コイルの生じる磁束が外部に漏れ ないので、磁束漏れに対する信頼性の向上を図ることができる。また電気抵抗の 小さい材料よりなる金属にて形成された 内容器であるから、高周波電磁誘導によ り、内容器自体が異常に加熱されることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例にかかる電磁炊飯器の特徴
となる構成を説明するための左半分の要部断面図であ
る。
【図2】この考案の他の実施例にかかる電磁炊飯器の特
徴となる構成を説明するための左半分の要部断面図であ
る。
【図3】この考案に関連する従来の電磁炊飯器の構造を
説明するための断面図である。
【符号の説明】
21 電磁炊飯器の本体 23 内容器 26 飯器 29 炊飯コイルユニット 31 炊飯コイル 34 保温ヒータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】高周波電磁誘導により飯器を加熱する電磁
炊飯器であって、 飯器が収容される内容器を備え、内容器は全体がアルミ
ニウム、銅等の電気抵抗の小さい材料よりなる金属で形
成されていて、 前記内容器内部の底面位置には、この底面上に前記高周
波電磁誘導により飯器を加熱するための炊飯コイルが設
置されていることを特徴とする電磁炊飯器。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月9日
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波電磁誘導により飯器を加熱する電磁
    炊飯器であって、 飯器が収容される内容器を備え、内容器は全体が強磁性
    体でない金属で形成されていて、 前記金属製内容器の内底面には高周波電磁誘導により飯
    器を加熱するための炊飯コイルが設置されていることを
    特徴とする電磁炊飯器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電磁炊飯器において、 前記金属製の内容器は、アルミニウム、銅等の比磁化率
    の小さい材料で形成されていることを特徴とする電磁炊
    飯器。
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