JPH058844U - 封止接点装置 - Google Patents

封止接点装置

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JPH058844U
JPH058844U JP235091U JP235091U JPH058844U JP H058844 U JPH058844 U JP H058844U JP 235091 U JP235091 U JP 235091U JP 235091 U JP235091 U JP 235091U JP H058844 U JPH058844 U JP H058844U
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JP
Japan
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contact
fixed
electrode
arc
movable
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Application number
JP235091U
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English (en)
Inventor
武彦 戸口
浩道 井上
守 立野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動接点が固定接点から開離したとき発生す
るアークにより、接点を固着した電極の一端部が消耗し
ないようにする。 【構成】 固定電極2 の一端部2bと固定接点2aとの間、
及び可動電極3 の一端部3bと可動接点3aとの間に、可動
接点3aが固定接点2aから開離するときのアーク発生の基
端となるタングステン等の高融点金属材料製のアーク基
端板2c,3c を設けている。よって、アークA の足Aa,Ab
は、電極の一端部2b,3b でなく、アーク基端板2c,3c に
達することになり、電極の一端部2b,3b は消耗しなくな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パワー負荷用のリレー、電磁開閉器等に好適な封止接点装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来の封止接点装置として、以下の構造のものが存在し、それを図3に基づい て説明する。
【0003】 11は封止容器で、セラミック等の耐熱絶縁材で形成された胴部11a と、金属材 で形成され胴部11a の両端部を閉塞して固定される上端板11b と下端板11c にて 構成され、内部には水素ガス等の電気絶縁性ガスが高気圧に封入されている。
【0004】 12は固定電極で、銅等の金属材により円柱状に形成され、タングステンからな る固定接点12a を一端部12b に固着して、他端部が封止容器11の下端板11c に固 定されている。
【0005】 13は可動電極で、銅等の金属材により円柱状に形成され、軸方向に駆動される ことにより封止容器11内でその軸方向において固定接点12a に接離するタングス テンからなる可動接点13a をその一端部13b に固着している。
【0006】 そして、図外永久磁石が封止容器11の胴部11a の両外側に設けられ、その磁束 B が可動電極13の軸と直交する方向に上記固定接点12a 及び可動接点13a を通る ようになっている。
【0007】 14は筒部で、金属材料により円筒状に形成され、可動電極13が挿通するようそ の一端を封止容器11の上端板11b に気密結合されている。
【0008】 15はベローズで、薄肉の金属材により蛇腹状に形成され、一端が可動電極13に 他端が筒部14に気密固定されている。
【0009】 この封止接点装置の動作は、図外駆動手段の押圧力で可動電極13が軸方向に駆 動されると、その一端部13b に固着した可動接点13a が固定電極12の一端部12b に固着した固定接点12a に閉成して導通状態になり、また押圧力がなくなると、 可動電極13は封止容器11の内外の気圧差に基づく復帰力により復帰し、可動接点 13a は固定接点12a から開離する。そして、この開離時に接点間に発生するアー クA は、磁束B によるローレンツ力により封止容器11の胴部11a の方向へ移動す る吹消作用と、封止容器11に高気圧に封入された電気絶縁性ガスの冷却能とで消 弧され、接点の長寿命と信頼性の向上が図られている。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来の封止接点装置にあっては、可動接点13a は固定接点12a から開 離してアークA が発生したとき、磁束B によるローレンツ力により封止容器11の 胴部11a の方向へ移動したアークA の足Aa,Ab は、それぞれ固定電極12の一端部 12b 及び可動電極13の一端部13b にまで達する。その結果、開閉する負荷によっ ては、一端部12b 及び一端部13b がアーク熱で極端に消耗し、接点を電極に固着 している接続面積が小さくなるという問題がある。また、接点の閉成時には、接 点と電極の接続部に衝撃力が加わるため、一端部12b 及び一端部13b が極端に消 耗してしまうと、電極から接点が取れてしまうという危険性もある。さらに、極 端な消耗により蒸発した金属蒸気が封止容器11の内面に付着して耐電圧劣化を引 き起こすこともある。
【0011】 本考案は、上記事由に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、可動接 点が固定接点から開離したとき発生するアークにより、接点を固着した電極の一 端部が消耗されるのを防止できる封止接点装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】 上記した課題を解決するために、本考案の封止接点装置は、内部に電気絶縁性 ガスを封入して気密空間が形成された封止容器と、一端部に固定接点を設けた固 定電極と、軸方向に駆動されるとともに封止容器内でその軸方向において固定接 点に接離する可動接点を一端部に設けた可動電極と、可動電極が挿通する筒部と 、一端を可動電極に他端を筒部にそれぞれ固定したベローズと、を有する封止接 点装置において、前記接点と前記電極の一端部との間に、可動接点が固定接点か ら開離するときのアーク発生の基端となる高融点金属材料製のアーク基端板を設 けた構成としている。
【0013】
【作用】
本考案による封止接点装置は、接点とその接点を固着している電極の一端部と の間に、可動接点が固定接点から開離するときのアーク発生の基端となるアーク 基端板を設けたから、アークの足は、従来例のように電極の一端部でなく、この アーク基端板に達することになり、しかも、これはアーク熱では非常に消耗しに くいタングステン等の高融点金属材料により形成されているので、たとえこれが 多少消耗したとしても、電極の一端部が消耗することはなくなる。
【0014】
【実施例】
本考案の一実施例を図1及び図2に基づいて以下に説明する。
【0015】 1 は封止容器で、セラミック等の耐熱絶縁材で四角の筒状に形成された胴部1a と、金属材で形成され胴部1aの両端部を閉塞して固定される上端板1b及び下端板 1cにて構成されている。そして、下端板1cに穿設された気孔1dを覆って連結され た気管1eから水素ガス等の電気絶縁性ガスを高気圧に封入して後、気管1eを圧着 して気密空間が形成されている。
【0016】 2 は固定電極で、銅等の金属材により、長方体状の一端部2bを有して円柱状に 形成され、基端が封止容器1 の下端板1cに固定されている。そして、一端部2bに は、タングステン等の高融点金属材料からなる平板状のアーク基端板2cを介して 、タングステンからなる円板状の固定接点2aが固着されている。その固着状態を 図2により、さらに詳しく説明すると、アーク基端板2cの両面が、一端部2bの長 方形の固着面2dと、固定接点2aの円周側面にて接点面2eと反対側に設けた長方形 の固着面2fとに、平板状のろう材2g,2h によりろう付けされる。このとき、アー ク基端板2cの長手方向は、円板状の固定接点2aの軸と直交する方向で、かつその 長手方向の両端部2i,2j が固着面2d,2f からはみ出た状態になっている。
【0017】 3 は可動電極で、銅等の金属材により、長方体状の一端部3bを有して円柱状に 形成されている。一端部3bには、前述の固定電極2 と同様にして、タングステン 等の高融点金属材料からなる平板状のアーク基端板3cを介して、タングステンか らなる円板状の可動接点3aが固着されるとともに、軸方向に駆動されて可動接点 3aが封止容器1 内で固定接点2aに接離するよう軸受3dによって案内されている。 そして、図外永久磁石が封止容器1 の胴部1aの両外側に設けられ、その磁束B が 可動電極3 の軸と直交する方向に上記固定接点2a及び可動接点3aを通るようにな っている。一方、可動電極3 の他端には、径方向にフランジ部を有する円筒状の 端子部材3eが固着され、その先端にキャップ3fが取り付けられ、さらにフランジ 部を後述する筒部4 に固着されたストッパー3gに押圧するようコイル状の復帰ば ね3hが挿着されている。
【0018】 4 は筒部で、金属材料により円筒状に形成され、可動電極3 が挿通するようそ の一端を封止容器1 の上端板1bに気密結合されている。
【0019】 5 はベローズで、薄肉の金属円筒に波形のひだを付けて蛇腹状に形成され、一 端が上端板1bの近傍で可動電極3 に気密固定され、また他端が筒部4 の上端部に 気密固定されている。従って、前述した封止容器1 の気密空間は、詳しくは上記 部材とともに構成されて気密性が保持されることになる。
【0020】 この封止接点装置の動作は、図外駆動手段の押圧力がキャップ3fに加わると、 可動電極3 が軸受3dによって案内されて軸方向に駆動し、その一端に設けた可動 接点3aが固定接点2aに閉成して導通状態になり、また押圧力がなくなると、可動 電極3 は封止容器1 の内外の気圧差に基づく復帰力と復帰ばね3hの復帰力とによ り復帰し、可動接点3aが固定接点2aから開離してその接点間にアークA を発生さ せるとともに、端子部材3eのフランジ部がストッパー3gに当接して復帰位置が規 制される。そして、発生したアークA は、磁束B によるローレンツ力により封止 容器1 の胴部1aの方向へ移動する吹消作用と、封止容器1 に高気圧に封入された 電気絶縁性ガスの冷却能とで消弧され、接点の長寿命と信頼性の向上が図られて いる。
【0021】 かかる封止接点装置にあっては、固定電極2 の一端部2bと固定接点2aとの間及 び可動電極3 の一端部3bと可動接点3aとの間に、アーク基端板2c及び3cがその端 部を突出して固着しているから、可動接点3aが固定接点2aから開離したとき発生 したアークA が磁束B によるローレンツ力により封止容器1 の胴部1aの方向へ移 動したとき、そのアークA の足Aa,Ab は、従来例のように一端部2b及び一端部3b でなくアーク基端板2c及び3cに達することになり、すなわちアーク基端板2c及び 3cがアーク発生の基端となる。ところが、このアーク基端板2c及び3cは、アーク 熱では非常に消耗しにくいタングステン等の高融点金属材料により形成されてい るので、たとえこれが多少消耗したとしても、一端部2b及び一端部3bが消耗する ことはなく、従って、接点を電極に固着している接続面積が小さくなったり、電 極から接点が取れてしまうというようなこともない。
【0022】 また、金属の消耗が少ないことにより金属蒸気の封止容器1 の内面への付着も 少なく、しかもアークA の足Aa,Ab が固定電極2 や可動電極3 の側に侵入しない ので、耐電圧劣化を防止することもでき、さらには筒部4 の内部を損傷したりす ることもない。
【0023】
【考案の効果】
本考案の封止接点装置は、接点とその接点を固着している電極の一端部との間 に、可動接点が固定接点から開離するときのアーク発生の基端となるアーク基端 板を設けたから、アークの足は、従来例のように電極の一端部でなく、このアー ク基端板に達することになり、しかも、これはアーク熱では非常に消耗しにくい タングステン等の高融点金属材料により形成されているので、たとえこれが多少 消耗したとしても、電極の一端部が消耗することはなく、従って、接点を電極に 固着している接続面積が小さくなったり、電極から接点が取れてしまうというよ うなこともなくなるとともに、筒部の内部損傷防止や耐電圧劣化防止もでき、ひ いては長寿命にすることができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面正面図である。
【図2】同上の固定接点と固定電極の一端部との間に、
アーク基端板を固着する状態を示す分解斜視図である。
【図3】従来例を示す断面正面図である。
【符号の説明】
1 封止容器 2 固定電極 2a 固定接点 2b 一端部 2c アーク基端板 3 可動電極 3a 可動接点 3b 一端部 3c アーク基端板 4 筒部 5 ベローズ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 内部に電気絶縁性ガスを封入して気密空
    間が形成された封止容器と、一端部に固定接点を設けた
    固定電極と、軸方向に駆動されるとともに封止容器内で
    その軸方向において固定接点に接離する可動接点を一端
    部に設けた可動電極と、可動電極が挿通する筒部と、一
    端を可動電極に他端を筒部にそれぞれ固定したベローズ
    と、を有する封止接点装置において、 前記接点と前記電極の一端部との間に、可動接点が固定
    接点から開離するときのアーク発生の基端となる高融点
    金属材料製のアーク基端板を設けたことを特徴とする封
    止接点装置。
JP235091U 1991-01-29 1991-01-29 封止接点装置 Pending JPH058844U (ja)

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