JPH0589089U - 車両用リッド - Google Patents
車両用リッドInfo
- Publication number
- JPH0589089U JPH0589089U JP3223992U JP3223992U JPH0589089U JP H0589089 U JPH0589089 U JP H0589089U JP 3223992 U JP3223992 U JP 3223992U JP 3223992 U JP3223992 U JP 3223992U JP H0589089 U JPH0589089 U JP H0589089U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コストアップを招くことなくリッドアウタと
リッドインナとの当接部近傍の見映えを向上させる。 【構成】 リッドアウタ10Aは、硬質樹脂よりなるリ
ッドアウタ基材16と、リッドアウタ基材16の表側に
設けられるリッドアウタ表皮18と、リッドアウタ基材
16とリッドアウタ表皮18との間に介在するリッドア
ウタクッション体20とからなり、リッドインナ12A
は硬質樹脂よりなる。リッドアウタ10Aとリッドイン
ナ12Aとはリッドアウタ表皮18の周縁部18aとリ
ッドインナ12Aの周縁部12aとが当接した状態で締
結ボルト24により互いに接合されている。リッドアウ
タ表皮18の表面及びリッドインナ12Aの表面におけ
るリッドアウタ10Aとリッドインナ10Bとの当接部
26の近傍には、リッドアウタ10Aとリッドインナ1
0Bとを縫い合わせているように見せる凸状の縫製模様
28,28が当接部26に沿ってそれぞれ成形されてい
る。
リッドインナとの当接部近傍の見映えを向上させる。 【構成】 リッドアウタ10Aは、硬質樹脂よりなるリ
ッドアウタ基材16と、リッドアウタ基材16の表側に
設けられるリッドアウタ表皮18と、リッドアウタ基材
16とリッドアウタ表皮18との間に介在するリッドア
ウタクッション体20とからなり、リッドインナ12A
は硬質樹脂よりなる。リッドアウタ10Aとリッドイン
ナ12Aとはリッドアウタ表皮18の周縁部18aとリ
ッドインナ12Aの周縁部12aとが当接した状態で締
結ボルト24により互いに接合されている。リッドアウ
タ表皮18の表面及びリッドインナ12Aの表面におけ
るリッドアウタ10Aとリッドインナ10Bとの当接部
26の近傍には、リッドアウタ10Aとリッドインナ1
0Bとを縫い合わせているように見せる凸状の縫製模様
28,28が当接部26に沿ってそれぞれ成形されてい
る。
Description
【0001】
本考案は、コンソールボックスのリッドやアームレストに設けられるボックス のリッド等よりなる車両用リッドの改良に関する。
【0002】
上記の車両用リッドとしては、実開平2−38353号公報に示されるように 、硬質の基材と該基材の表側に設けられる表皮と上記基材と表皮との間に介在す るクッション体とからなるリッドアウタと、該リッドアウタの裏側に設けられる リッドインナとから構成されるアームレストのリッドが知られている。そして、 該リッドにおいては、リッドアウタとリッドインナとは、リッドアウタの表皮の 周縁部とリッドインナの周縁部とが当接した状態で締結ボルトにより互いに接合 されている。このように、リッドアウタの表皮の周縁部とリッドインナの周縁部 とが当接した状態でリッドアウタとリッドインナとを接合するのは、リッドアウ タの表皮のめくれを防止するためである。
【0003】
ところで、近時、車両の内装のグレードアップに伴って、コンソールボックス のリッドを始めとする車両用リッドの高級化が望まれている。そこで、車両用リ ッドに高級感を与えるために、リッドアウタの表皮として天然皮革のシートや絞 模様が付された樹脂製シートを用いたり、リッドインナの表面に天然皮革を貼着 したり或いは絞模様を形成したりすることが多い。
【0004】 ところが、上述したように、従来の車両用リッドにおいては、リッドアウタと リッドインナとは、リッドアウタの表皮の周縁部とリッドインナの周縁部とが当 接した状態で接合用ボルトにより互いに接合されているため、リッドアウタとリ ッドインナとの当接部近傍の見映えが良くないので、リッドアウタの表皮及びリ ッドインナの表面に高級な材料を用いても車両用リッドの高級化には限界がある 。もっとも、リッドアウタの表皮とリッドインナとを互いに縫い合わせると、リ ッドアウタとリッドインナとの当接部近傍の見映えは向上するが、車両用リッド のコストアップはさけられない。
【0005】 上記に鑑み、本考案は、コストアップを招くことなくリッドアウタとリッドイ ンナとの当接部近傍の見映えを向上させ、これにより、車両用リッドの高級化を 図ることを目的とする。
【0006】
上記の目的を達成するため、本考案は、リッドアウタ及びリッドインナの表面 におけるリッドアウタとリッドインナとの当接部の近傍に、リッドアウタとリッ ドインナとを縫い合わせているように見せる凸状の縫製模様を当接部に沿って設 けるものである。
【0007】 具体的に本考案が講じた解決手段は、硬質の基材と該基材の表側に設けられる 表皮と上記基材と表皮との間に介在するクッション体とからなるリッドアウタと 、該リッドアウタの裏側に設けられるリッドインナとから構成され、上記リッド アウタとリッドインナとは上記リッドアウタの表皮の周縁部と上記リッドインナ の周縁部とが当接した状態で互いに接合されている車両用リッドを対象とし、上 記リッドアウタの表皮の表面及び上記リッドインナの表面における上記リッドア ウタとリッドインナとの当接部の近傍に、上記リッドアウタとリッドインナとを 縫い合わせているように見せる凸状の縫製模様が上記当接部に沿ってそれぞれ成 形されている構成とするものである。
【0008】
上記の構成により、リッドアウタの表皮の表面及びリッドインナの表面におけ るリッドアウタとリッドインナとの当接部の近傍に、リッドアウタとリッドイン ナとを縫い合わせているように見せる凸状の縫製模様が当接部に沿ってそれぞれ 成形されているため、リッドアウタとリッドインナとを縫い合わせていなくても 、両者は縫い合わされているように見える。
【0009】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。本考案は車両のコンソール ボックスのリッドやアームレストに設けられるボックスのリッド等のように車両 の内部に設けられるリッドを広く対象とするが、以下においては、コンソールボ ックスのリッドを対象に説明する。
【0010】 図1は本考案の第1実施例に係るコンソールリッドAが採用されたコンソール ボックスBの斜視図であって、同図に示すように、コンソールボックスAは、上 側つまり表側に設けられるリッドアウタ10Aと、下側つまり裏側に設けられる リッドインナ12Aとから構成されている。
【0011】 図1におけるII−II線の断面斜視図である図2に示すように、リッドアウタ1 0Aは、予め成形された硬質樹脂よりなり裏面に適当数の雌ねじ部14,14を 有するリッドアウタ基材16と、該リッドアウタ基材16の表側に設けられた軟 質樹脂よりなるリッドアウタ表皮18と、リッドアウタ基材16とリッドアウタ 表皮18との間に介在する軟質発泡樹脂例えば軟質発泡ウレタンよりなるリッド アウタクッション体20とから構成されており、リッドアウタ表皮18の周縁部 18aは断面L字状に形成されている。
【0012】 リッドアウタ10Aの製造方法としては、インジェクション成形法等により所 定の形状に成形されたリッドアウタ基材16と、スラッシュ成形法又は真空成形 法により表面模様が形成された所定形状の軟質樹脂又は布が表面に貼着された所 定形状の軟質樹脂よりなるリッドアウタ表皮18とを成形型のキャビティ面にそ れぞれセットした後、該成形型のキャビティ内に軟質発泡樹脂材を充填、キュア してリッドアウタクッション体20を成形することにより、リッドアウタ基材1 6、リッドアウタ表皮18及びリッドアウタクッション体20を一体化してもよ いし、上記のようにして得たリッドアウタ基材16及びリッドアウタクッション 体20と、発泡成形法により所定の形状に成形された軟質発泡樹脂よりなるリッ ドアウタ表皮18を準備した後、これらを互いに貼着して一体化してもよい。
【0013】 リッドインナ12Aは、硬質樹脂材を例えばインジェクション成形することに より得た成形品であって、リッドアウタ基材16の雌ねじ部14と対応する部位 に貫通孔22を有しており、リッドインナ12Aの周縁部12aはリッドアウタ 10A側へ延びるフランジ状に形成されている。
【0014】 リッドアウタ10Aとリッドインナ12Aとは、リッドインナ12Aの周縁部 12aがリッドアウタ表皮18の周縁部18aをリッドアウタクッション体20 に対して押圧するような状態でつまりリッドアウタ表皮18の周縁部18aとリ ッドインナ12Aの周縁部12aとが当接した状態でリッドインナ12Aの貫通 孔22に挿通された締結ボルト24がリッドアウタ基材16の雌ねじ部14に螺 着されることにより互いに接合されている。このため、リッドアウタ表皮18の 周縁部18aは、リッドアウタクッション20とリッドインナ12Aの周縁部1 2aとによって挟圧されているので、めくれる虞れはない。
【0015】 リッドアウタ表皮18の表面及びリッドインナ12Aの表面におけるリッドア ウタ10Aとリッドインナ12Aとの当接部26の近傍には、リッドアウタ10 Aとリッドインナ12Aとを縫い合わせているように見せる凸状の縫製模様28 ,28が当接部26に沿ってそれぞれ成形されている。このため、リッドアウタ 10Aとリッドインナ12Aとを縫い合わせていなくても、両者は縫い合わされ ているように見えるので、リッドアウタ10Aとリッドインナ12Aとの当接部 26近傍の見映えは向上する。
【0016】 リッドアウタ表皮18に縫製模様28を形成する方法としては次のような方法 を採用することができる。すなわち、リッドアウタ表皮18を雌型を用いてスラ ッシュ成形法又は真空成形法により得る場合には、キャビティ面に縫製模様28 と対応する凹部が形成された成形型を用いて成形と同時に凸状の縫製模様28を 形成することができる。
【0017】 また、リッドインナ12Aの表面に縫製模様28を形成する場合には、キャビ ティ面に縫製模様28と対応する凹部が形成された成形型を用いて成形と同時に 凸状の縫製模様28を形成することができる。
【0018】 図3は本考案の第2実施例に係るコンソールリッドAの断面斜視図であって、 第2実施例に係るコンソールボックスAは、表側に設けられるリッドアウタ10 Bと裏側に設けられるリッドインナ12Bとから構成されている。
【0019】 第2実施例に係るリッドアウタ10Bは第1実施例に係るリッドアウタ10A と同様のものであって、第1実施例と同様の方法により製造できると共に第1実 施例と同様の方法により凸状の縫製模様28を形成することができる。
【0020】 第2実施例に係るリッドインナ10Bは、予め成形された硬質樹脂よりなるリ ッドインナ基材30と、該リッドインナ基材30の裏側に設けられた軟質樹脂よ りなるリッドインナ表皮32と、リッドインナ基材30とリッドインナ表皮32 との間に介在する軟質発泡樹脂例えば軟質ウレタン樹脂よりなるリッドインナク ッション体34とから構成されており、リッドインナ表皮32の周縁部32aは 断面L字状に形成されている。リッドインナ表皮32におけるリッドアウタ基材 16の雌ねじ部14と対応する部位にはリッドインナ基材30側に膨出して該リ ッドインナ基材30に接する膨出部32bが形成されており、該膨出部32b及 びリッドインナ基材30における上記膨出部32bに接する部位には貫通孔36 が形成されている。
【0021】 リッドアウタ10Bとリッドインナ12Bとは、リッドアウタ表皮18の周縁 部18aとリッドインナ表皮32の周縁部32aとが当接した状態で貫通孔36 に挿通された締結ボルト24がリッドアウタ基材16の雌ねじ部14に螺着され ることにより互いに接合されている。これにより、リッドアウタ表皮18の周縁 部18a及びリッドインナ表皮32の周縁部32aは、ともにめくれる虞れはな い。
【0022】 また、リッドインナ10Bにおけるリッドインナ基材30とリッドインナ表皮 32との間に軟質発泡樹脂よりなるリッドインナクッション体34を介在させた ので、車両走行時或いはコンソールリッドAの開閉時における騒音を低減させる ことができる。
【0023】 リッドアウタ表皮18の表面及びリッドインナ表皮32の表面におけるリッド アウタ10Bとリッドインナ12Bとの当接部26の近傍には、リッドアウタ1 0Bとリッドインナ12Bとを縫い合わせているように見せる凸状の縫製模様2 8,28がそれぞれ成形されている。このため、リッドアウタ10Bとリッドイ ンナ12Bとを縫い合わせていなくても、両者は縫い合わされているように見え るので、リッドアウタ10Bとリッドインナ12Bとの当接部26近傍の見映え は向上する。
【0024】
以上説明したように、本考案に係る車両用リッドによると、リッドアウタの表 皮の表面及びリッドインナの表面におけるリッドアウタとリッドインナとの当接 部の近傍に、リッドアウタとリッドインナとを縫い合わせているように見せる凸 状の縫製模様を当接部に沿ってそれぞれ成形したため、リッドアウタとリッドイ ンナとを縫い合わせていなくても両者は縫い合わされているように見えるので、 コストアップを招くことなく、リッドアウタとリッドインナとの当接部の見映え の向上ひいては車両用リッドの高級化を図ることができる。
【図1】本考案の第1実施例に係るコンソールリッドが
採用されたコンソールボックスの斜視図である。
採用されたコンソールボックスの斜視図である。
【図2】上記第1実施例に係るコンソールリッドを示
し、図1におけるII−II線の断面斜視図である。
し、図1におけるII−II線の断面斜視図である。
【図3】本考案の第2実施例に係るコンソールリッドを
示す断面斜視図である。
示す断面斜視図である。
A コンソールリッド B コンソールボックス 10A,10B リッドアウタ 12A,12B リッドインナ 12a 周縁部 16 リッドアウタ基材 18 リッドアウタ表皮 20 リッドアウタクッション体 26 当接部 28 縫製模様 30 リッドインナ基材 32 リッドインナ表皮 32a 周縁部 34 リッドインナクッション体
Claims (1)
- 【請求項1】 硬質の基材と該基材の表側に設けられる
表皮と上記基材と表皮との間に介在するクッション体と
からなるリッドアウタと、該リッドアウタの裏側に設け
られるリッドインナとから構成され、上記リッドアウタ
とリッドインナとは上記リッドアウタの表皮の周縁部と
上記リッドインナの周縁部とが当接した状態で互いに接
合されている車両用リッドであって、上記リッドアウタ
の表皮の表面及び上記リッドインナの表面における上記
リッドアウタとリッドインナとの当接部の近傍に、上記
リッドアウタとリッドインナとを縫い合わせているよう
に見せる凸状の縫製模様が上記当接部に沿ってそれぞれ
成形されていることを特徴とする車両用リッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3223992U JPH0589089U (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 車両用リッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3223992U JPH0589089U (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 車両用リッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0589089U true JPH0589089U (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=12353443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3223992U Withdrawn JPH0589089U (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 車両用リッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0589089U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014104958A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-09 | Kojima Press Industry Co Ltd | コンソールドア |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP3223992U patent/JPH0589089U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014104958A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-09 | Kojima Press Industry Co Ltd | コンソールドア |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960801 |