JPH0589396A - 接地電位差補償回路 - Google Patents
接地電位差補償回路Info
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- JPH0589396A JPH0589396A JP3246081A JP24608191A JPH0589396A JP H0589396 A JPH0589396 A JP H0589396A JP 3246081 A JP3246081 A JP 3246081A JP 24608191 A JP24608191 A JP 24608191A JP H0589396 A JPH0589396 A JP H0589396A
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Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】信号を授受する二回路部間の内部接地電位差を
補償する接地電位差補償回路を提供する。 【構成】本発明の接地電位差補償回路では、次段回路部
800の接地電位VG2が前段回路部700に伝送され、
前段回路部700の補正回路(600、26、27、2
8、29)は、次段回路部800の接地電位VG1を信号
電圧VO に所定比率で重畳して次段回路部800の信号
入力端に出力する。この結果、次段回路部800は、接
地電位VG1、VG2の変動に影響されることなく、入力さ
れるアナログ信号電圧を処理する。
補償する接地電位差補償回路を提供する。 【構成】本発明の接地電位差補償回路では、次段回路部
800の接地電位VG2が前段回路部700に伝送され、
前段回路部700の補正回路(600、26、27、2
8、29)は、次段回路部800の接地電位VG1を信号
電圧VO に所定比率で重畳して次段回路部800の信号
入力端に出力する。この結果、次段回路部800は、接
地電位VG1、VG2の変動に影響されることなく、入力さ
れるアナログ信号電圧を処理する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二回路部間の信号授受
に際して両回路部間の内部接地電位差を補償する接地電
位差補償回路に関する。
に際して両回路部間の内部接地電位差を補償する接地電
位差補償回路に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭63−191023号公報は、内
燃機関に付設されたエアフロ−メ−タの内部接地電位
と、その出力信号電圧を受け取ってA/D変換するA/
D変換器の接地電位との差を補償するために、エアフロ
−メ−タ装置の出力信号電圧及び内部接地電位を所定の
比率でA/D変換器の入力端に入力している。
燃機関に付設されたエアフロ−メ−タの内部接地電位
と、その出力信号電圧を受け取ってA/D変換するA/
D変換器の接地電位との差を補償するために、エアフロ
−メ−タ装置の出力信号電圧及び内部接地電位を所定の
比率でA/D変換器の入力端に入力している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
接地電位差補償方式では、A/D変換器の出力信号は、
k×Vg+(Va−Vc)、(kは比例定数、Vaはエ
アフロ−メ−タ装置の内部接地電位、VcはA/D変換
器の内部接地電位、Vgはエアフロ−メ−タ装置の内部
接地電位Vaを基準とする出力信号電圧)に比例し、依
然としてA/D変換器の出力信号は、両内部接地電位差
(Va−Vc)だけオフセットを生じてしまう。
接地電位差補償方式では、A/D変換器の出力信号は、
k×Vg+(Va−Vc)、(kは比例定数、Vaはエ
アフロ−メ−タ装置の内部接地電位、VcはA/D変換
器の内部接地電位、Vgはエアフロ−メ−タ装置の内部
接地電位Vaを基準とする出力信号電圧)に比例し、依
然としてA/D変換器の出力信号は、両内部接地電位差
(Va−Vc)だけオフセットを生じてしまう。
【0004】したがって本発明の目的は、信号を授受す
る二回路部間の内部接地電位差を補償する接地電位差補
償回路を提供することを目的としている。
る二回路部間の内部接地電位差を補償する接地電位差補
償回路を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の接地電位差補償
回路は、それぞれの内部接地ラインが共通の外部接地点
にそれぞれの接地抵抗を介して接続される前段回路部及
び次段回路部と、前記前段回路部の信号出力端と前記次
段回路部の信号入力端とを接続するアナログ信号ライン
と、前記次段回路部の前記内部接地ラインを前記前段回
路部の次段接地電位入力端に接続する接地電位帰還ライ
ンとを備え、前記前段回路部は、前記次段回路部の接地
電位を前記前段回路部の信号電圧に所定比率で重畳して
前記信号出力端に出力する補正回路を備えることを特徴
としている。
回路は、それぞれの内部接地ラインが共通の外部接地点
にそれぞれの接地抵抗を介して接続される前段回路部及
び次段回路部と、前記前段回路部の信号出力端と前記次
段回路部の信号入力端とを接続するアナログ信号ライン
と、前記次段回路部の前記内部接地ラインを前記前段回
路部の次段接地電位入力端に接続する接地電位帰還ライ
ンとを備え、前記前段回路部は、前記次段回路部の接地
電位を前記前段回路部の信号電圧に所定比率で重畳して
前記信号出力端に出力する補正回路を備えることを特徴
としている。
【0006】補正回路は、前段回路部の信号出力端に直
接又は他の回路を介して前記補償済みの出力信号電圧を
出力することができる。好適な態様において、補正回路
は、信号出力端に次段回路部の接地電位を所定比率で加
算する加算回路により構成され、例えば、信号電圧と次
段回路部の接地電位とをほぼ1:1の割合で加算する加
算回路が採用できる。
接又は他の回路を介して前記補償済みの出力信号電圧を
出力することができる。好適な態様において、補正回路
は、信号出力端に次段回路部の接地電位を所定比率で加
算する加算回路により構成され、例えば、信号電圧と次
段回路部の接地電位とをほぼ1:1の割合で加算する加
算回路が採用できる。
【0007】
【発明の作用および効果】本発明の接地電位差補償回路
では、次段回路部の接地電位が前段回路部に伝送され、
前段回路部の補正回路は、次段回路部の接地電位を信号
電圧に所定比率で重畳して次段回路部の信号入力端に出
力する。これにより、前段回路部及び次段回路部の接地
電位の変動及び両接地電位の電位差は完全に又は必要な
だけキャンセルされる。
では、次段回路部の接地電位が前段回路部に伝送され、
前段回路部の補正回路は、次段回路部の接地電位を信号
電圧に所定比率で重畳して次段回路部の信号入力端に出
力する。これにより、前段回路部及び次段回路部の接地
電位の変動及び両接地電位の電位差は完全に又は必要な
だけキャンセルされる。
【0008】以上説明したように、この接地電位差補償
回路では、前段回路部の補正回路が信号電圧に次段回路
部の接地電位を所定比率で重畳しているので、次段回路
部は前段回路部及び次段回路部の接地電位の変動及び両
接地電位の電位差の影響を排除したアナログ信号電圧を
処理することができ、また、前段回路部の信号電圧はも
ともと前段回路部の接地電位を基準として創成されてい
るので、前段回路部の接地電位の変動に影響されず、そ
の結果として両回路間の接地電位差により次段回路部の
信号電圧が変動するのが防止される。
回路では、前段回路部の補正回路が信号電圧に次段回路
部の接地電位を所定比率で重畳しているので、次段回路
部は前段回路部及び次段回路部の接地電位の変動及び両
接地電位の電位差の影響を排除したアナログ信号電圧を
処理することができ、また、前段回路部の信号電圧はも
ともと前段回路部の接地電位を基準として創成されてい
るので、前段回路部の接地電位の変動に影響されず、そ
の結果として両回路間の接地電位差により次段回路部の
信号電圧が変動するのが防止される。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例として、車両内燃機関の吸
入空気量を検出するエアフロ−センサが検出したアナロ
グ信号をエンジンコントロ−ルユニット(以下、ECU
という)に伝送する回路装置を図1の要部ブロック図、
図2及び図3の回路図により説明する。
入空気量を検出するエアフロ−センサが検出したアナロ
グ信号をエンジンコントロ−ルユニット(以下、ECU
という)に伝送する回路装置を図1の要部ブロック図、
図2及び図3の回路図により説明する。
【0010】まず、図1により本実施例の特徴を説明す
る。700はエアフロ−メ−タ装置(前段回路部)であ
り、800はECU(次段回路部)である。701はエ
アフロ−メ−タ装置700の主回路部、702は主回路
部701から出力される信号電圧Voを補正して出力信
号電圧VoutとしてECU800に出力する補正回
路、703はエアフロ−メ−タ装置の内部接地ライン、
801はECUの内部接地ライン、901は接地電位帰
還ライン、902はアナログ信号ライン、903は信号
出力端、904は信号入力端、905は次段接地電位入
力端である。補正回路702は、オペアンプ600、抵
抗26、27、28、29からなる。
る。700はエアフロ−メ−タ装置(前段回路部)であ
り、800はECU(次段回路部)である。701はエ
アフロ−メ−タ装置700の主回路部、702は主回路
部701から出力される信号電圧Voを補正して出力信
号電圧VoutとしてECU800に出力する補正回
路、703はエアフロ−メ−タ装置の内部接地ライン、
801はECUの内部接地ライン、901は接地電位帰
還ライン、902はアナログ信号ライン、903は信号
出力端、904は信号入力端、905は次段接地電位入
力端である。補正回路702は、オペアンプ600、抵
抗26、27、28、29からなる。
【0011】VO は主回路部701が出力する信号電
圧、VG1は内部接地ライン703の電位(接地電位)、
VG2は内部接地ライン801の電位(接地電位)、VIN
は次段接地電位入力端905の電位でVG2に等しいとみ
なす。Voutは信号出力端903の電位(出力信号電
圧)、40は内部接地ライン703と共通接地端cとの
間の接地抵抗、50は内部接地ライン801と共通接地
端cとの間の接地抵抗である。
圧、VG1は内部接地ライン703の電位(接地電位)、
VG2は内部接地ライン801の電位(接地電位)、VIN
は次段接地電位入力端905の電位でVG2に等しいとみ
なす。Voutは信号出力端903の電位(出力信号電
圧)、40は内部接地ライン703と共通接地端cとの
間の接地抵抗、50は内部接地ライン801と共通接地
端cとの間の接地抵抗である。
【0012】信号電圧Voは抵抗26を通じて、Vin
は抵抗27を通じてオペアンプ600の+入力端に入力
され、抵抗29、28はオペアンプ600の増幅率を所
定値に一致させる。オペアンプ600の出力電圧Vou
tはアナログ信号ライン902によりECU800の信
号入力端904に入力され、ECU800の内部接地ラ
イン801の接地電位VG2は接地電位帰還ライン901
によりエアフロ−メ−タ装置700の次段接地電位入力
端905に入力される。
は抵抗27を通じてオペアンプ600の+入力端に入力
され、抵抗29、28はオペアンプ600の増幅率を所
定値に一致させる。オペアンプ600の出力電圧Vou
tはアナログ信号ライン902によりECU800の信
号入力端904に入力され、ECU800の内部接地ラ
イン801の接地電位VG2は接地電位帰還ライン901
によりエアフロ−メ−タ装置700の次段接地電位入力
端905に入力される。
【0013】Voutはバッテリ−1の負極であるVG
を基準とした電圧値で、以下の式(数式1)により表さ
れる。ただし、VO は接地電位VG1を基準とした電圧値
であり、VINは共通接地電位VG を基準とした電圧値で
ある。
を基準とした電圧値で、以下の式(数式1)により表さ
れる。ただし、VO は接地電位VG1を基準とした電圧値
であり、VINは共通接地電位VG を基準とした電圧値で
ある。
【0014】
【数1】 上式(数式1)から、ECU800の接地電位VG2を基
準とするVADを求めると数式2に示すようになる。
準とするVADを求めると数式2に示すようになる。
【0015】
【数2】 ここで例えば、R26=R27としてこれをRA と見なし、
R28=R29としてこれをRB と見なすと数式3のように
なる。
R28=R29としてこれをRB と見なすと数式3のように
なる。
【0016】
【数3】 したがって、数式3においてVIN=VG2であるから、V
AD=VO 、すなわちV ADは接地電位VG1を基準とする回
路701の出力信号電圧VO に等しくなる。
AD=VO 、すなわちV ADは接地電位VG1を基準とする回
路701の出力信号電圧VO に等しくなる。
【0017】したがって、ECU800内のA/D変換
器される電圧値VADは、接地電位VG1及び接地電位VG2
の変動及び相対電位差に影響されることがなく、正確な
流量を知ることができる。なお、上記した図1では抵抗
値R26=R27=RA と見なし、R28=R29=RB とした
が、これらは後付けの抵抗器であり、ばらつきを減らす
ために適宜交換又は変更が可能である。
器される電圧値VADは、接地電位VG1及び接地電位VG2
の変動及び相対電位差に影響されることがなく、正確な
流量を知ることができる。なお、上記した図1では抵抗
値R26=R27=RA と見なし、R28=R29=RB とした
が、これらは後付けの抵抗器であり、ばらつきを減らす
ために適宜交換又は変更が可能である。
【0018】更にこの実施例ではA/D変換される電圧
値VADが接地電位VG1及びVG2の影響を両方とも排除す
るものとしたが、変形態様として、電圧値VADが接地電
位VG1に多少の割合連動し、VG2の影響を排除するも
の、又は逆のもの等、抵抗値R26、R27、R28、R29を
調節することにより、用途及び必要に応じてA/D変換
電圧VADが受ける接地電位VG1又はVG2の影響の度合い
を調節することもできる。
値VADが接地電位VG1及びVG2の影響を両方とも排除す
るものとしたが、変形態様として、電圧値VADが接地電
位VG1に多少の割合連動し、VG2の影響を排除するも
の、又は逆のもの等、抵抗値R26、R27、R28、R29を
調節することにより、用途及び必要に応じてA/D変換
電圧VADが受ける接地電位VG1又はVG2の影響の度合い
を調節することもできる。
【0019】以下、本実施例の具体的回路について図2
及び図3を参照して詳細に説明する。1は車載バッテ
リ、2はノイズ除去用コンデンサ、3は抵抗器、4はバ
ッテリの端子が逆接続された時等、装置の電源ラインが
グラウンドに対し負電圧となった場合に後述する感温抵
抗体7の焼損を保護するための保護ダイオ−ドである。
及び図3を参照して詳細に説明する。1は車載バッテ
リ、2はノイズ除去用コンデンサ、3は抵抗器、4はバ
ッテリの端子が逆接続された時等、装置の電源ラインが
グラウンドに対し負電圧となった場合に後述する感温抵
抗体7の焼損を保護するための保護ダイオ−ドである。
【0020】5はパワートランジスタであり、エミッタ
フォロワ回路を構成している。6はパワ−トランジスタ
5のベ−ス接続の抵抗器、7、8は感温抵抗体であり、
空気の流路に設置される。また7、8はセラミック等の
絶縁体ボビンに白金線を巻回した同一のものが用いられ
ほぼ同一抵抗値であり、また熱容量、形状等はほぼ同じ
である。7が第1の感温抵抗を、8が第2の感温抵抗を
構成する。
フォロワ回路を構成している。6はパワ−トランジスタ
5のベ−ス接続の抵抗器、7、8は感温抵抗体であり、
空気の流路に設置される。また7、8はセラミック等の
絶縁体ボビンに白金線を巻回した同一のものが用いられ
ほぼ同一抵抗値であり、また熱容量、形状等はほぼ同じ
である。7が第1の感温抵抗を、8が第2の感温抵抗を
構成する。
【0021】9は第1の固定抵抗器で、第1の感温抵抗
体7に流れる電流を電圧として検出する。10、11は
抵抗器で、第1の感温抵抗7の両端電圧を分圧するため
の分圧回路を構成する。12は抵抗器13、14はノイ
ズ除去用コンデンサ、15、16は抵抗器である。17
は第2の固定抵抗器、18は第3の固定抵抗器である。
19、20はノイズ除去用コンデンサ、21は回路保
護用抵抗器、22、23は抵抗器、24、25は後述す
る基準電圧源104の出力電圧Vref を分圧するための
分圧抵抗器である。
体7に流れる電流を電圧として検出する。10、11は
抵抗器で、第1の感温抵抗7の両端電圧を分圧するため
の分圧回路を構成する。12は抵抗器13、14はノイ
ズ除去用コンデンサ、15、16は抵抗器である。17
は第2の固定抵抗器、18は第3の固定抵抗器である。
19、20はノイズ除去用コンデンサ、21は回路保
護用抵抗器、22、23は抵抗器、24、25は後述す
る基準電圧源104の出力電圧Vref を分圧するための
分圧抵抗器である。
【0022】上述した26〜29は抵抗器、20、30
はノイズ除去用コンデンサ、100はモノリシックIC
化された回路部分を示し、101、102、103はバ
ッテリ−電圧の過電圧に対してモノリシックIC100
を保護するためのツェナーダイオ−ドである。104は
基準電圧源であり、バンドギャップ型基準電圧源回路で
ある。105はオペアンプ、106はトランジスタ、1
07〜110はダイオ−ド、111、112は抵抗器、
113はダイオ−ドであり、105〜113の素子で、
基準電圧源104の出力電圧Vref を基準として定電圧
電源回路を構成している。
はノイズ除去用コンデンサ、100はモノリシックIC
化された回路部分を示し、101、102、103はバ
ッテリ−電圧の過電圧に対してモノリシックIC100
を保護するためのツェナーダイオ−ドである。104は
基準電圧源であり、バンドギャップ型基準電圧源回路で
ある。105はオペアンプ、106はトランジスタ、1
07〜110はダイオ−ド、111、112は抵抗器、
113はダイオ−ドであり、105〜113の素子で、
基準電圧源104の出力電圧Vref を基準として定電圧
電源回路を構成している。
【0023】200はボルテ−ジホロワとして使われる
オペアンプの範囲を示す。オペアンプ200内におい
て、201、202は抵抗器、203、204はペアの
PNPトランジスタ、205、206はペアのNPNト
ランジスタ、207は定電流源、208、209はペア
のPNPトランジスタ、210、211はペアの定電流
源、212は電流源、213、214はペアのトランジ
スタ、215は位相補償用のコンデンサ、216は抵
抗、217、218は定電流源、219は電圧反転増幅
用NPNトランジスタ、220、221は抵抗器、22
2、223はNPNトランジスタである。定電流源20
7、210、211、212、217、218はPNP
トランジスタを用いたカレントミラ−回路で構成してい
る。
オペアンプの範囲を示す。オペアンプ200内におい
て、201、202は抵抗器、203、204はペアの
PNPトランジスタ、205、206はペアのNPNト
ランジスタ、207は定電流源、208、209はペア
のPNPトランジスタ、210、211はペアの定電流
源、212は電流源、213、214はペアのトランジ
スタ、215は位相補償用のコンデンサ、216は抵
抗、217、218は定電流源、219は電圧反転増幅
用NPNトランジスタ、220、221は抵抗器、22
2、223はNPNトランジスタである。定電流源20
7、210、211、212、217、218はPNP
トランジスタを用いたカレントミラ−回路で構成してい
る。
【0024】上記素子で構成されるオペアンプ200
は、オペアンプの出力端子であるトランジスタ223の
エミッタが抵抗201を介してトランジスタ203のベ
−スに接続されてボルテージホロワ回路となっている。
更に、出力トランジスタ223のコレクタは抵抗器15
を介してパワートランジスタ5のエミッタに接続されて
おり、感温抵抗体8に流す電流のほとんどは、このパワ
ートランジスタ5のエミッタより供給されている。
は、オペアンプの出力端子であるトランジスタ223の
エミッタが抵抗201を介してトランジスタ203のベ
−スに接続されてボルテージホロワ回路となっている。
更に、出力トランジスタ223のコレクタは抵抗器15
を介してパワートランジスタ5のエミッタに接続されて
おり、感温抵抗体8に流す電流のほとんどは、このパワ
ートランジスタ5のエミッタより供給されている。
【0025】300はオペアンプで、301、302は
抵抗器、303、304はペアのPNPトランジスタ、
305、306は抵抗器で、基準電圧Vref を分圧して
おり、オペアンプ300にオフセット電圧を作用させて
いる。307は定電流源、308、309はペアのNP
Nトランジスタ、310、311はペアのPNPトラン
ジスタ、312、313はペアの定電流源、314は定
電流源、315、316はペアのトランジスタ、317
は位相補償用のコンデンサ、318は抵抗器、319、
320は定電流源、321は電圧反転増幅用のNPNト
ランジスタ、322〜326はPNPトランジスタ、3
27〜331は定電流源である。定電流源312、31
3、314、319、320はPNPトランジスタを用
いたカレントミラ−回路で構成している。
抵抗器、303、304はペアのPNPトランジスタ、
305、306は抵抗器で、基準電圧Vref を分圧して
おり、オペアンプ300にオフセット電圧を作用させて
いる。307は定電流源、308、309はペアのNP
Nトランジスタ、310、311はペアのPNPトラン
ジスタ、312、313はペアの定電流源、314は定
電流源、315、316はペアのトランジスタ、317
は位相補償用のコンデンサ、318は抵抗器、319、
320は定電流源、321は電圧反転増幅用のNPNト
ランジスタ、322〜326はPNPトランジスタ、3
27〜331は定電流源である。定電流源312、31
3、314、319、320はPNPトランジスタを用
いたカレントミラ−回路で構成している。
【0026】400、500、600はオペアンプであ
る。オペアンプ200、300と5〜19の素子で構成
される回路が空気流量計測用のブリッジ回路及びその制
御回路である。オペアンプ400、500、600と2
0〜29の素子で構成される回路が、ブリッジ回路から
流量と相関を持った電圧として検出される信号電圧VM
を増幅して出力するための出力回路である。上述したよ
うに、オペアンプ600と抵抗器26〜29によって接
地電位差を補正するための補正回路を構成している。
る。オペアンプ200、300と5〜19の素子で構成
される回路が空気流量計測用のブリッジ回路及びその制
御回路である。オペアンプ400、500、600と2
0〜29の素子で構成される回路が、ブリッジ回路から
流量と相関を持った電圧として検出される信号電圧VM
を増幅して出力するための出力回路である。上述したよ
うに、オペアンプ600と抵抗器26〜29によって接
地電位差を補正するための補正回路を構成している。
【0027】ECU800は、抵抗器801、コンデン
サ802、A/D変換器803を内蔵し、抵抗器801
及びコンデンサ802はA/D変換器803の前置ロ−
パスフィルタを構成している。A/D変換器803は、
エアフロ−メ−タ装置700から出力される流量相関の
アナログ信号電圧VoutをA/D変換し、変換された
デジタル流量相関信号は図示しないマイクロコンピュ−
タ等により、各種演算処理される。
サ802、A/D変換器803を内蔵し、抵抗器801
及びコンデンサ802はA/D変換器803の前置ロ−
パスフィルタを構成している。A/D変換器803は、
エアフロ−メ−タ装置700から出力される流量相関の
アナログ信号電圧VoutをA/D変換し、変換された
デジタル流量相関信号は図示しないマイクロコンピュ−
タ等により、各種演算処理される。
【0028】40はエアフロ−メ−タ装置700の接地
ライン703とバッテリ−1の負極端とを接続するワイ
ヤハーネスの抵抗及びコネクタ等の接触抵抗からなる等
価抵抗である。50はECU800の接地ライン801
とバッテリ−1の負極端とを接続するワイヤハーネスの
抵抗及びコネクタ等の接触抵抗からなる等価抵抗であ
る。 (作動)バッテリ1からエアフロ−メ−タ装置700に
電源電圧Vb が供給されると、基準電圧電源104は基
準電圧であるVref を出力する。この基準電圧Vref は
バンドギャップ型の回路で作られ、約1.2Vの温度特
性に優れた高精度な基準電圧である。このVref 電圧を
基準として、105〜113で構成される定電圧電源回
路で定電圧VCCを作り他の回路の電源として供給してい
る。VCCは下記式(数式4)で与えられる。
ライン703とバッテリ−1の負極端とを接続するワイ
ヤハーネスの抵抗及びコネクタ等の接触抵抗からなる等
価抵抗である。50はECU800の接地ライン801
とバッテリ−1の負極端とを接続するワイヤハーネスの
抵抗及びコネクタ等の接触抵抗からなる等価抵抗であ
る。 (作動)バッテリ1からエアフロ−メ−タ装置700に
電源電圧Vb が供給されると、基準電圧電源104は基
準電圧であるVref を出力する。この基準電圧Vref は
バンドギャップ型の回路で作られ、約1.2Vの温度特
性に優れた高精度な基準電圧である。このVref 電圧を
基準として、105〜113で構成される定電圧電源回
路で定電圧VCCを作り他の回路の電源として供給してい
る。VCCは下記式(数式4)で与えられる。
【0029】
【数4】 なお、抵抗器111、112の抵抗値をR111 +R112
とし、107〜110、113のダイオ−ドの順方向電
圧降下電圧をVF としている。ダイオ−ドのVF は−2
000ppm/℃程度の温度依存性をもち、従って上式
からわかるように、VCCには温度依存性が付与されてい
る。
とし、107〜110、113のダイオ−ドの順方向電
圧降下電圧をVF としている。ダイオ−ドのVF は−2
000ppm/℃程度の温度依存性をもち、従って上式
からわかるように、VCCには温度依存性が付与されてい
る。
【0030】次にブリッジ回路の作動を説明する。まず
エアフロ−メ−タ装置700に電源が供給された時のブ
リッジ回路の起動について説明する。オペアンプ300
の出力部にトランジスタ322〜326のエミッタホロ
ワ回路を設けることによって、トランジスタ321のコ
レクタの電圧に対してトランジスタ326のエミッタ電
圧をシフトアップしている。このため、オペアンプ30
0の入力トランジスタ303、304のベ−スにかかる
電圧にかかわりなく、出力トランジスタ326のエミッ
タの電圧は、トランジスタ322〜326のエミッタ、
ベ−ス間の順方向電圧降下をVBE1 とすると、最低電圧
値がほぼVBE1 ×5、最大電圧値がほぼVCC+VBE1 ×
5の範囲内に保持される。従って、エアフロ−メ−タ装
置700に電源電圧が供給されるとオペアンプ300の
出力電圧は、オペアンプ300の入力信号状態には関係
無く、必ず上記範囲内の電圧となる。その結果、エミッ
タフォロワ回路を構成するパワートランジスタ5のエミ
ッタ電圧VBRは、パワートランジスタ5のベ−ス、エミ
ッタ間の順方向電圧を2VBE2 とすると、VBRはほぼ、
(5VBE1 ー2VBE2 )〜(VCC+5VBE1 ー2
VBE2 )の範囲内の電圧となる。ここで常温でVBE1 及
びVBE2 を0.7Vと見なせば、VBR=3VBE1 〜VCC
+3VBE1 =2.1〜VCC+2.1(V)となる。
エアフロ−メ−タ装置700に電源が供給された時のブ
リッジ回路の起動について説明する。オペアンプ300
の出力部にトランジスタ322〜326のエミッタホロ
ワ回路を設けることによって、トランジスタ321のコ
レクタの電圧に対してトランジスタ326のエミッタ電
圧をシフトアップしている。このため、オペアンプ30
0の入力トランジスタ303、304のベ−スにかかる
電圧にかかわりなく、出力トランジスタ326のエミッ
タの電圧は、トランジスタ322〜326のエミッタ、
ベ−ス間の順方向電圧降下をVBE1 とすると、最低電圧
値がほぼVBE1 ×5、最大電圧値がほぼVCC+VBE1 ×
5の範囲内に保持される。従って、エアフロ−メ−タ装
置700に電源電圧が供給されるとオペアンプ300の
出力電圧は、オペアンプ300の入力信号状態には関係
無く、必ず上記範囲内の電圧となる。その結果、エミッ
タフォロワ回路を構成するパワートランジスタ5のエミ
ッタ電圧VBRは、パワートランジスタ5のベ−ス、エミ
ッタ間の順方向電圧を2VBE2 とすると、VBRはほぼ、
(5VBE1 ー2VBE2 )〜(VCC+5VBE1 ー2
VBE2 )の範囲内の電圧となる。ここで常温でVBE1 及
びVBE2 を0.7Vと見なせば、VBR=3VBE1 〜VCC
+3VBE1 =2.1〜VCC+2.1(V)となる。
【0031】以上の作動によりオペアンプ300の入力
状態に関係なく前記範囲内のVBRが感温抵抗体7、8を
含むブリッジ回路に印加され、それによりオペアンプ3
00の入力電圧VM 、VK が発生する。この時はまだ電
源の供給直後のため第1の感温抵抗体7は発熱していな
いから、VM >VK となり、オペアンプ300の出力電
圧はVCC+5VBE1 、VBRはほぼ3VBE1 の最大電圧と
なり、トランジスタ5のエミッタ電圧は5VBE1 +VCC
−2VBE2 の最大電圧となる。この結果、第1の感温抵
抗体7には最大の電流が通電され、感温抵抗体7は発熱
してその抵抗値が上昇し、電圧VM が低下し、VM =V
K となるようにオペアンプ300がトランジスタ5を制
御する。また起動時など、バッテリ−1の電圧VB が通
常使用状態の電圧値よりはるかに高くてもパワートラン
ジスタ5のエミッタ電圧VBRがとり得る最大電圧は前述
のVCC+3VBE1 となり、電源VB の電圧値によって、
VBRの最大値が変わることはない。
状態に関係なく前記範囲内のVBRが感温抵抗体7、8を
含むブリッジ回路に印加され、それによりオペアンプ3
00の入力電圧VM 、VK が発生する。この時はまだ電
源の供給直後のため第1の感温抵抗体7は発熱していな
いから、VM >VK となり、オペアンプ300の出力電
圧はVCC+5VBE1 、VBRはほぼ3VBE1 の最大電圧と
なり、トランジスタ5のエミッタ電圧は5VBE1 +VCC
−2VBE2 の最大電圧となる。この結果、第1の感温抵
抗体7には最大の電流が通電され、感温抵抗体7は発熱
してその抵抗値が上昇し、電圧VM が低下し、VM =V
K となるようにオペアンプ300がトランジスタ5を制
御する。また起動時など、バッテリ−1の電圧VB が通
常使用状態の電圧値よりはるかに高くてもパワートラン
ジスタ5のエミッタ電圧VBRがとり得る最大電圧は前述
のVCC+3VBE1 となり、電源VB の電圧値によって、
VBRの最大値が変わることはない。
【0032】また、流量計として作動中に何らかの外乱
ノイズによって、ブリッジバランスがくずれてもV
BRは、前記最大電圧以上の電圧になることはない。ま
た、VBRの最大電圧はVCC+3VBE1 で示されることか
らわかるように、トランジスタのエミッタ−ベ−ス間の
順方向電圧VBEはー2mV/℃程度の温度特性を有して
いる。このため定電圧電源回路の所で説明した様に、V
CCには上記3VBEの温度特性をキャンセルするために約
+6mV/℃の温度特性を持たせ、それにより電圧VBR
の最大値は温度、及び電圧VB に影響を受けることなく
ほぼ一定電圧値となっている。また当然ではあるが、流
量計として使用される最大流量時に必要な電圧VBRよ
り、前記VBRの最大電圧値は高く設定している。
ノイズによって、ブリッジバランスがくずれてもV
BRは、前記最大電圧以上の電圧になることはない。ま
た、VBRの最大電圧はVCC+3VBE1 で示されることか
らわかるように、トランジスタのエミッタ−ベ−ス間の
順方向電圧VBEはー2mV/℃程度の温度特性を有して
いる。このため定電圧電源回路の所で説明した様に、V
CCには上記3VBEの温度特性をキャンセルするために約
+6mV/℃の温度特性を持たせ、それにより電圧VBR
の最大値は温度、及び電圧VB に影響を受けることなく
ほぼ一定電圧値となっている。また当然ではあるが、流
量計として使用される最大流量時に必要な電圧VBRよ
り、前記VBRの最大電圧値は高く設定している。
【0033】次にブリッジ回路起動後の作動について説
明する。ブリッジ回路を構成する主要な部品は、オペア
ンプ200、300、トランジスタ5、感温抵抗体7、
8、固定抵抗器9〜11、17、18である。以下、第
1の感温抵抗体7の抵抗値をRH 、第2の感温抵抗体8
の抵抗値をRK 、第1の固定抵抗器9の抵抗値R9 、第
2の固定抵抗器17の抵抗値をR17、第3の固定抵抗器
18の抵抗値をR18、固定抵抗器10、11の抵抗値を
R10、R11として表わす。また図中のVBR、VM 、VK
は、その記号の付してある部分の電圧を表わすものであ
る。
明する。ブリッジ回路を構成する主要な部品は、オペア
ンプ200、300、トランジスタ5、感温抵抗体7、
8、固定抵抗器9〜11、17、18である。以下、第
1の感温抵抗体7の抵抗値をRH 、第2の感温抵抗体8
の抵抗値をRK 、第1の固定抵抗器9の抵抗値R9 、第
2の固定抵抗器17の抵抗値をR17、第3の固定抵抗器
18の抵抗値をR18、固定抵抗器10、11の抵抗値を
R10、R11として表わす。また図中のVBR、VM 、VK
は、その記号の付してある部分の電圧を表わすものであ
る。
【0034】前述の起動時作動によりブリッジが起動す
ると、次式で示すブリッジ平衡条件式が成立するよう作
動し、安定する。但しRH <<R10+R11とする。
ると、次式で示すブリッジ平衡条件式が成立するよう作
動し、安定する。但しRH <<R10+R11とする。
【0035】
【数5】VM +VOS3 =VK
【0036】
【数6】
【0037】
【数7】
【0038】
【数8】 故に、数式9のようになる。
【0039】
【数9】 上式(数式5)においてVOS3 はオペアンプ300の内
部オフセット電圧であり、VOS3 は基準電圧源104の
出力であるVref 電圧を抵抗器306、305の分圧回
路で分圧したオフセット電圧△Vとオペアンプ300の
内部回路で前記△V以外に発生するオフセット電圧(V
OS3 ’とする)とで、決まり次式(数式10)となる。
部オフセット電圧であり、VOS3 は基準電圧源104の
出力であるVref 電圧を抵抗器306、305の分圧回
路で分圧したオフセット電圧△Vとオペアンプ300の
内部回路で前記△V以外に発生するオフセット電圧(V
OS3 ’とする)とで、決まり次式(数式10)となる。
【0040】
【数10】VOS3 =△V+VOS3 ’ である。このVOS3 ’は主にトランジスタ303と30
4、308と309、310と311のそれぞれのペア
性の不整合及び電流源312、313の不整合によって
生じるオフセット電圧である。VOS2 はオペアンプ20
0の内部オフセット電圧であり、前記VOS3 ’と同じ理
由により生ずる。
4、308と309、310と311のそれぞれのペア
性の不整合及び電流源312、313の不整合によって
生じるオフセット電圧である。VOS2 はオペアンプ20
0の内部オフセット電圧であり、前記VOS3 ’と同じ理
由により生ずる。
【0041】作動説明を簡単にするために、VOS2 、V
OS3を0(V)として以下説明する。前述の数式9にお
いてVOS2 、VOS3 を0(V)として式を整理すると、
ブリッジ平衡条件式は次式(数式11)となる。
OS3を0(V)として以下説明する。前述の数式9にお
いてVOS2 、VOS3 を0(V)として式を整理すると、
ブリッジ平衡条件式は次式(数式11)となる。
【0042】
【数11】 数式11の右辺は空気流路に設置される第2の感温抵抗
体8の抵抗値RK と固定抵抗器であるR17、R18、
R10、R11で決まる。ここで空気流路に設置される感温
抵抗体7、8はほぼ同一抵抗器でかつ、同一熱容量を持
つ感温抵抗体であるが、第1の感温抵抗体7は自己発熱
しないよう、抵抗器10、11の分圧回路とオペアンプ
200によって、第2の感温抵抗体8の両端に加わる電
圧は、第1の感温抵抗体7の両端に加わる電圧(VBRー
VM )の1/10〜1/20程度となるように設定して
いる。従って(7)式の右辺は、空気流路を流れる空気
温度によって決まる値となる。
体8の抵抗値RK と固定抵抗器であるR17、R18、
R10、R11で決まる。ここで空気流路に設置される感温
抵抗体7、8はほぼ同一抵抗器でかつ、同一熱容量を持
つ感温抵抗体であるが、第1の感温抵抗体7は自己発熱
しないよう、抵抗器10、11の分圧回路とオペアンプ
200によって、第2の感温抵抗体8の両端に加わる電
圧は、第1の感温抵抗体7の両端に加わる電圧(VBRー
VM )の1/10〜1/20程度となるように設定して
いる。従って(7)式の右辺は、空気流路を流れる空気
温度によって決まる値となる。
【0043】一方、左辺のRH /R9 は、R9 が第1の
固定抵抗器であるから、前述の右辺の値がRH /R9 に
等しくなるようRH が変化する。RH は空気流路に設置
され、RH に流れる電流をIとすると、I2 RH の電力
を消費し、発熱する。この発熱電力I2 RH は、空気流
路を流れる空気に放熱されるので、この流路を流れる空
気流量が多いか、少ないかによって空気に奪われる熱量
が変わってくる。この様に空気流路に流れる空気流量が
変わっても第1の感温抵抗体7の抵抗値RH が変わらな
いよう回路が制御する。つまり空気流量に応じて、前記
Iを変化させることにより、I2 RH を変化させるRH
が常に所定抵抗値になるように制御される。具体的に
は、回路図中のVBRを変化させることにより、前述のI
を変化させる。従ってこの電流Iは空気流量に相関を持
った値である。第1の固定抵抗器9の電圧降下電圧(I
×R9 )としてIを電圧として検出することにより、空
気流量に相関を持った電圧として検出している。この電
圧VM を後述する出力回路にて増幅し補正し、その後、
流量信号電圧Voutとして他装置すなわちここではE
CU800に出力する。
固定抵抗器であるから、前述の右辺の値がRH /R9 に
等しくなるようRH が変化する。RH は空気流路に設置
され、RH に流れる電流をIとすると、I2 RH の電力
を消費し、発熱する。この発熱電力I2 RH は、空気流
路を流れる空気に放熱されるので、この流路を流れる空
気流量が多いか、少ないかによって空気に奪われる熱量
が変わってくる。この様に空気流路に流れる空気流量が
変わっても第1の感温抵抗体7の抵抗値RH が変わらな
いよう回路が制御する。つまり空気流量に応じて、前記
Iを変化させることにより、I2 RH を変化させるRH
が常に所定抵抗値になるように制御される。具体的に
は、回路図中のVBRを変化させることにより、前述のI
を変化させる。従ってこの電流Iは空気流量に相関を持
った値である。第1の固定抵抗器9の電圧降下電圧(I
×R9 )としてIを電圧として検出することにより、空
気流量に相関を持った電圧として検出している。この電
圧VM を後述する出力回路にて増幅し補正し、その後、
流量信号電圧Voutとして他装置すなわちここではE
CU800に出力する。
【0044】以上の様に作動するが、第2の感温抵抗体
8の役割について以下詳細説明する。前述で述べた様に
第2の感温抵抗体は空気流路を流れる空気温度を計測し
ているもので自己発熱させない(自己発熱は約1℃以下
が望ましい)ことが必要である。感温抵抗体7、8は白
金線を巻回した抵抗器体であり、その抵抗値は3800
ppm/℃の温度依存性を有している。この感温抵抗体
8によって、感温抵抗体7の抵抗値が流路を流れる空気
温度変化により変化するのを補償しており、これにより
流れる空気温度に関係することなく、流量に相関を持っ
た電圧VM を得ている。具体的には、第2の感温抵抗体
8の温度に対し、第1の感温抵抗体7の温度を常に一定
温度高くすれば良い。これは数式8にて、R17、R18を
未知数として、具体的温度の2点について連立方程式を
立て、解くことにより、容易に実現できる。また第1、
第2の感温抵抗体7、8の温度差に空気流路を流れる空
気温度に応じて温度依存性を与えることもできる。
8の役割について以下詳細説明する。前述で述べた様に
第2の感温抵抗体は空気流路を流れる空気温度を計測し
ているもので自己発熱させない(自己発熱は約1℃以下
が望ましい)ことが必要である。感温抵抗体7、8は白
金線を巻回した抵抗器体であり、その抵抗値は3800
ppm/℃の温度依存性を有している。この感温抵抗体
8によって、感温抵抗体7の抵抗値が流路を流れる空気
温度変化により変化するのを補償しており、これにより
流れる空気温度に関係することなく、流量に相関を持っ
た電圧VM を得ている。具体的には、第2の感温抵抗体
8の温度に対し、第1の感温抵抗体7の温度を常に一定
温度高くすれば良い。これは数式8にて、R17、R18を
未知数として、具体的温度の2点について連立方程式を
立て、解くことにより、容易に実現できる。また第1、
第2の感温抵抗体7、8の温度差に空気流路を流れる空
気温度に応じて温度依存性を与えることもできる。
【0045】次にVOS2 、VOS3 について説明する。数
式7にブリッジ平衡条件式を示すが、この式を変形し
て、流量に相関を持った電圧VM を求めると数式12の
ようになる。
式7にブリッジ平衡条件式を示すが、この式を変形し
て、流量に相関を持った電圧VM を求めると数式12の
ようになる。
【0046】
【数12】 そこで、VOS3 =△V+VOS3 ’を代入し、式を変形す
ると下式(数式13)となる。
ると下式(数式13)となる。
【0047】
【数13】
【0048】数式13のアンダーラインを引いた項が本
回路構成におけるブリッジ回路の作動に関与する総合オ
フセット電圧VOSである。
回路構成におけるブリッジ回路の作動に関与する総合オ
フセット電圧VOSである。
【0049】
【数14】 数式14からわかるように、オペアンプ300の内部オ
フセット電圧(VOS3 )の△V以外のオフセット電圧V
OS3 ’とオペアンプ200の内部オフセット電圧は、相
殺するよう作用す。数式14で表わされる総合オフセッ
ト電圧の理想はVOS=△Vである。すなわちVOS3’及
びVOS2 は0(V)が理想であるが、現実的には、オペ
アンプ内のペア素子の不整合等により必ずオフセット電
圧が生じる。モノリシックIC100内つまり、1チッ
プ上にオペアンプ200、300は作られており、また
オペアンプ200、300のチップ上への配置、素子サ
イズの最適化等により、VOS2 =VOS3 ’に近づけるこ
とができる。
フセット電圧(VOS3 )の△V以外のオフセット電圧V
OS3 ’とオペアンプ200の内部オフセット電圧は、相
殺するよう作用す。数式14で表わされる総合オフセッ
ト電圧の理想はVOS=△Vである。すなわちVOS3’及
びVOS2 は0(V)が理想であるが、現実的には、オペ
アンプ内のペア素子の不整合等により必ずオフセット電
圧が生じる。モノリシックIC100内つまり、1チッ
プ上にオペアンプ200、300は作られており、また
オペアンプ200、300のチップ上への配置、素子サ
イズの最適化等により、VOS2 =VOS3 ’に近づけるこ
とができる。
【0050】また、このようにして作ったオペアンプ2
00、300の内部オフセット電圧の温度ドリフトもV
OS2 とVOS3 ’でほぼ同じとなる。ここでR18/(RK
+R17+R18)は、抵抗器10、11の分圧比でほぼき
まるが、第2の感温抵抗体8の自己発熱が殆ど無視でき
る程度(自己発熱1℃以下)に押さえると0.7〜0.
9の値となる。
00、300の内部オフセット電圧の温度ドリフトもV
OS2 とVOS3 ’でほぼ同じとなる。ここでR18/(RK
+R17+R18)は、抵抗器10、11の分圧比でほぼき
まるが、第2の感温抵抗体8の自己発熱が殆ど無視でき
る程度(自己発熱1℃以下)に押さえると0.7〜0.
9の値となる。
【0051】総合オフセット電圧VOS(特に△V)は、
ブリッジ回路を安定に作動させるために必要であり、正
の電圧でなければならない。VOSが負の電圧であるとブ
リッジ回路は不安定となり、発振現象が発生する。すな
わちVOSが負の場合はオペアンプ300の入力と出力の
関係で見ると正帰還がかかることになり、不安定とな
る。以上の理由によりVOSは正の電圧である必要がある
が、この正のVOSの大、小によってブリッジ回路の応答
性が左右される。具体的は空気流路を流れる空気量が急
激に変化した場合の流量信号であるVM 電圧の応答がV
OSの値によって変わる。総合オフセット電圧VOSが大き
いとブリッジ回路ループの負帰還が強くなり応答性は遅
くなる。逆にVOSが小さいほど負帰還は弱くなり応答性
は早くなる。応答性を早くすると過度時にリンギング等
が発生し好ましくない。応答性が遅いと過度時の流量が
計れないので問題となる。そこで総合オフセット電圧V
OSの最適化が必要であり、通常このVOSは数mVに設定
する。以上の理由によりVOSはできる限りバラツキの少
ない所定電圧値であることが望ましい。この実施例にお
いては数式14で示す総合オフセット電圧の誤差要素で
あるオペアンプ200のオフセット電圧VOS2 とオペア
ンプ300の内部オフセット電圧VOS3 ’が相殺するよ
う、作用するのでVOSの誤差を最小限に押さえている。
ブリッジ回路を安定に作動させるために必要であり、正
の電圧でなければならない。VOSが負の電圧であるとブ
リッジ回路は不安定となり、発振現象が発生する。すな
わちVOSが負の場合はオペアンプ300の入力と出力の
関係で見ると正帰還がかかることになり、不安定とな
る。以上の理由によりVOSは正の電圧である必要がある
が、この正のVOSの大、小によってブリッジ回路の応答
性が左右される。具体的は空気流路を流れる空気量が急
激に変化した場合の流量信号であるVM 電圧の応答がV
OSの値によって変わる。総合オフセット電圧VOSが大き
いとブリッジ回路ループの負帰還が強くなり応答性は遅
くなる。逆にVOSが小さいほど負帰還は弱くなり応答性
は早くなる。応答性を早くすると過度時にリンギング等
が発生し好ましくない。応答性が遅いと過度時の流量が
計れないので問題となる。そこで総合オフセット電圧V
OSの最適化が必要であり、通常このVOSは数mVに設定
する。以上の理由によりVOSはできる限りバラツキの少
ない所定電圧値であることが望ましい。この実施例にお
いては数式14で示す総合オフセット電圧の誤差要素で
あるオペアンプ200のオフセット電圧VOS2 とオペア
ンプ300の内部オフセット電圧VOS3 ’が相殺するよ
う、作用するのでVOSの誤差を最小限に押さえている。
【0052】オペアンプ200の出力トランジスタ22
3のコレクタは抵抗器15を介してトランジスタ5のエ
ミッタに接続しており、第2の感温抵抗体8と固定抵抗
器17、18の直列回路に流す電流をトランジスタ5の
エミッタから供給している。この直列回路に供給する電
流は抵抗器10、11の値によってかわるが数mA〜数
十mAの電流であり、この電流をVCCから供給しようと
すると抵抗器3の電圧降下が大きくなり、正常に作動で
きるVB 電圧が低下してしまう。またこれを改善するた
めに抵抗器3の抵抗値を下げると、過電圧保護用のツェ
ナーダイオ−ド101〜103に大電流容量素子が必要
となり、チップサイズの大型化を招き、コストが上が
る。以上のことを避けるためにトランジスタ223のコ
レクタを抵抗器15を介してパワートランジスタ5のエ
ミッタに接続している。抵抗器15はトランジスタ22
3の消費電力を減らす(発熱を押さえる)ために挿入し
ているが、別に抵抗器15はなくても特に問題はない。
3のコレクタは抵抗器15を介してトランジスタ5のエ
ミッタに接続しており、第2の感温抵抗体8と固定抵抗
器17、18の直列回路に流す電流をトランジスタ5の
エミッタから供給している。この直列回路に供給する電
流は抵抗器10、11の値によってかわるが数mA〜数
十mAの電流であり、この電流をVCCから供給しようと
すると抵抗器3の電圧降下が大きくなり、正常に作動で
きるVB 電圧が低下してしまう。またこれを改善するた
めに抵抗器3の抵抗値を下げると、過電圧保護用のツェ
ナーダイオ−ド101〜103に大電流容量素子が必要
となり、チップサイズの大型化を招き、コストが上が
る。以上のことを避けるためにトランジスタ223のコ
レクタを抵抗器15を介してパワートランジスタ5のエ
ミッタに接続している。抵抗器15はトランジスタ22
3の消費電力を減らす(発熱を押さえる)ために挿入し
ているが、別に抵抗器15はなくても特に問題はない。
【0053】前述の作動接続でわかる様に、第1の感温
抵抗体7の消費電力は、抵抗器9〜18、オペアンプ2
00、300、トランジスタ5等により構成される制御
回路により、帰還制御される。この帰還ループ内には、
以下の電圧増幅回路が介在している。オペアンプ200
内にはトランジスタ205、206、208、209で
構成される差動増幅回路があり、これはトランジスタ2
03と204のそれぞれベ−ス端子電圧の差電圧を電圧
増幅しており、トランジスタ209のコレクタ端子に増
幅後の電圧が出力され通常60dB程度の増幅度を有し
ている。次にトランジスタ221では電圧反転増幅を行
っている。このトランジスタ221、1個で通常60d
B前後の電圧増幅度を有している。これらの2つの増幅
回路の電源は定電圧源VCCに電流源210〜211、2
17を介して接続してる。オペアンプ200内のその他
のトランジスタ203、204、213、214、22
2、223はすべてエミッタフォロワ回路を構成してお
り、電圧増幅作用はない(電圧増幅度は1倍)。
抵抗体7の消費電力は、抵抗器9〜18、オペアンプ2
00、300、トランジスタ5等により構成される制御
回路により、帰還制御される。この帰還ループ内には、
以下の電圧増幅回路が介在している。オペアンプ200
内にはトランジスタ205、206、208、209で
構成される差動増幅回路があり、これはトランジスタ2
03と204のそれぞれベ−ス端子電圧の差電圧を電圧
増幅しており、トランジスタ209のコレクタ端子に増
幅後の電圧が出力され通常60dB程度の増幅度を有し
ている。次にトランジスタ221では電圧反転増幅を行
っている。このトランジスタ221、1個で通常60d
B前後の電圧増幅度を有している。これらの2つの増幅
回路の電源は定電圧源VCCに電流源210〜211、2
17を介して接続してる。オペアンプ200内のその他
のトランジスタ203、204、213、214、22
2、223はすべてエミッタフォロワ回路を構成してお
り、電圧増幅作用はない(電圧増幅度は1倍)。
【0054】次にオペアンプ300はオペアンプ200
と同様にトランジスタ308、309、310、311
で差動増幅回路を、トランジスタ321で電圧反転増幅
回路を構成し、それらの電源は電流源312〜314、
320を介して定電圧電源の定電圧VCCに接続してい
る。その他のトランジスタ303、304、315、3
16、322〜326はエミッタホロワ回路を構成して
おり、電圧増幅作用はない。
と同様にトランジスタ308、309、310、311
で差動増幅回路を、トランジスタ321で電圧反転増幅
回路を構成し、それらの電源は電流源312〜314、
320を介して定電圧電源の定電圧VCCに接続してい
る。その他のトランジスタ303、304、315、3
16、322〜326はエミッタホロワ回路を構成して
おり、電圧増幅作用はない。
【0055】またパワートランジスタ5はエミッタホロ
ワ回路を構成しており、電圧増幅作用はない。従って帰
還ループ内に介在する電圧増幅回路は前記回路だけであ
り、その電圧増幅回路の電源はすべて定電圧電源VCCよ
り供給しているので装置の電源であるVB の電圧が変動
してもVCCは定電圧として一定電圧値であり、VBRが変
動することはない。
ワ回路を構成しており、電圧増幅作用はない。従って帰
還ループ内に介在する電圧増幅回路は前記回路だけであ
り、その電圧増幅回路の電源はすべて定電圧電源VCCよ
り供給しているので装置の電源であるVB の電圧が変動
してもVCCは定電圧として一定電圧値であり、VBRが変
動することはない。
【0056】次にバッテリ−1の電圧が低下した場合に
ついて説明する。つまり流量計測するために必要なVBR
電圧に対しバッテリ−1の電圧VB は最低何(V)必要
かについて述べる。抵抗器3の電圧降下電圧をV1 、抵
抗器6の電圧降下電圧をV2 、ダーリントン型パワート
ランジスタ5の前段トランジスタのベ−ス、エミッタ間
の順方向電圧降下電圧をVBE1 、後段トランジスタのベ
−ス、エミッタ間の順方向電圧降下電圧をVBE2 、電流
源331の電圧降下電圧の最小値をVCE.MINとすると流
量計測に必要なVB 電圧の最電圧値は次式となる。
ついて説明する。つまり流量計測するために必要なVBR
電圧に対しバッテリ−1の電圧VB は最低何(V)必要
かについて述べる。抵抗器3の電圧降下電圧をV1 、抵
抗器6の電圧降下電圧をV2 、ダーリントン型パワート
ランジスタ5の前段トランジスタのベ−ス、エミッタ間
の順方向電圧降下電圧をVBE1 、後段トランジスタのベ
−ス、エミッタ間の順方向電圧降下電圧をVBE2 、電流
源331の電圧降下電圧の最小値をVCE.MINとすると流
量計測に必要なVB 電圧の最電圧値は次式となる。
【0057】 VB =VBR+VBE2 +VBE1 +V2 +VCE.MIN+V1 ここで、VCE.MINは電流源331の電圧降下電圧VCEの
最小値を意味し、トランジスタ5を正常に作動させるの
に必要なベ−ス電流を電流源10が出力できる最低電圧
である。電流源の具体的回路を図4に示す。
最小値を意味し、トランジスタ5を正常に作動させるの
に必要なベ−ス電流を電流源10が出力できる最低電圧
である。電流源の具体的回路を図4に示す。
【0058】図4における327〜331のPNPトラ
ンジスタは、図1の電流源327〜331に相当する。
図4の電流源回路は一般的なカレントミラー回路であ
り、基本電流I1 は下式(数式15)で決まる。
ンジスタは、図1の電流源327〜331に相当する。
図4の電流源回路は一般的なカレントミラー回路であ
り、基本電流I1 は下式(数式15)で決まる。
【0059】
【数15】 VBE350 :トランジスタ350のエミッタ−ベ−ス間順
方向電圧 VBE351 :トランジスタ351のエミッタ−ベ−ス間順
方向電圧 上記電流I1 がトランジスタ350のコレクタ電流とし
て流れ、トランジスタ327〜331はそれぞれ基本電
流I1 をミラーして出力する。トランジスタ327〜3
31の出力する電流値は、バイポーラICの同一チップ
上で回路を構成する場合において、トランジスタ350
とトランジスタ327〜331に同一素子を用いれば各
トランジスタの出力電流は基本電流I1と同一電流とな
る。本実施例における電流源327〜331は同一電流
値の電流源とし、電流源331はパワートランジスタ5
のベ−ス電流を供給するものであり、前記他の電流源の
電流に比べ、数十倍の電流値としている。これはトラン
ジスタ350の素子面積に対し、トランジスタ331の
素子面積を大きくするか、あるいはトランジスタ350
と同一素子を並列に何個か接続することにより容易に達
成できる。
方向電圧 VBE351 :トランジスタ351のエミッタ−ベ−ス間順
方向電圧 上記電流I1 がトランジスタ350のコレクタ電流とし
て流れ、トランジスタ327〜331はそれぞれ基本電
流I1 をミラーして出力する。トランジスタ327〜3
31の出力する電流値は、バイポーラICの同一チップ
上で回路を構成する場合において、トランジスタ350
とトランジスタ327〜331に同一素子を用いれば各
トランジスタの出力電流は基本電流I1と同一電流とな
る。本実施例における電流源327〜331は同一電流
値の電流源とし、電流源331はパワートランジスタ5
のベ−ス電流を供給するものであり、前記他の電流源の
電流に比べ、数十倍の電流値としている。これはトラン
ジスタ350の素子面積に対し、トランジスタ331の
素子面積を大きくするか、あるいはトランジスタ350
と同一素子を並列に何個か接続することにより容易に達
成できる。
【0060】次に出力回路について説明する。出力回路
はオペアンプ400、500、600と抵抗器21〜2
9、コンデンサ20、30で構成している。抵抗器2
4、25は基準電圧Vref を分圧してボルテ−ジホロワ
としてのオペアンプ400に入力し、定電圧VR (接地
電位VG1を基準とする)を作る。定電圧VR は抵抗器2
3を介してオペアンプ500の反転信号入力端に印加さ
れる。オペアンプ500の非反転信号入力端には流量に
相関を持った電圧として検出される電圧VM が印加され
る。
はオペアンプ400、500、600と抵抗器21〜2
9、コンデンサ20、30で構成している。抵抗器2
4、25は基準電圧Vref を分圧してボルテ−ジホロワ
としてのオペアンプ400に入力し、定電圧VR (接地
電位VG1を基準とする)を作る。定電圧VR は抵抗器2
3を介してオペアンプ500の反転信号入力端に印加さ
れる。オペアンプ500の非反転信号入力端には流量に
相関を持った電圧として検出される電圧VM が印加され
る。
【0061】非反転増幅器であるオペアンプ500の出
力信号電圧VO は接地ライン703の接地電位VG1を基
準として作られる(数式16)
力信号電圧VO は接地ライン703の接地電位VG1を基
準として作られる(数式16)
【0062】
【数16】 そしてこの出力信号電圧VO が抵抗器26を通じてオペ
アンプ600の非反転信号入力端に印加される。また、
ECU800の接地ライン801の接地電位VG2が抵抗
27を通じてオペアンプ600の非反転信号入力端に印
加される。
アンプ600の非反転信号入力端に印加される。また、
ECU800の接地ライン801の接地電位VG2が抵抗
27を通じてオペアンプ600の非反転信号入力端に印
加される。
【0063】そして、オペアンプ600の出力電圧が抵
抗21及びコンデンサ20からなるロ−パスフィルタを
通じてECU800に送られ、ECU800は抵抗80
9及びコンデンサ802からなるロ−パスフィルタを通
じてECU800内のA/D変換器803に入力されて
A/D変換される。なお、コンデンサ30は抵抗27と
ともにロ−パスフィルタとして作用する。
抗21及びコンデンサ20からなるロ−パスフィルタを
通じてECU800に送られ、ECU800は抵抗80
9及びコンデンサ802からなるロ−パスフィルタを通
じてECU800内のA/D変換器803に入力されて
A/D変換される。なお、コンデンサ30は抵抗27と
ともにロ−パスフィルタとして作用する。
【0064】オペアンプ600及び抵抗26、27、2
8、29からなる補正回路については図1により詳細説
明したので再度の説明を省略する。ここで、定電圧VR
及びR22/R23を調整することにより、個々の素子のば
らつきによるVM 特性のばらつきを低減するとともに、
オペアンプ500により電圧増幅がなされる。ECU8
00内のA/D変換器803のA/D変換可能電圧範囲
をできるだけ広く使うよう、VOUT 電圧を調整すること
もでき、これにより、A/D変換時のビット誤差をでき
るだけ小さくすると共に、出力信号電圧VOU T に重畳す
るノイズ電圧に対するS/N比を大きくすることが可能
になる。
8、29からなる補正回路については図1により詳細説
明したので再度の説明を省略する。ここで、定電圧VR
及びR22/R23を調整することにより、個々の素子のば
らつきによるVM 特性のばらつきを低減するとともに、
オペアンプ500により電圧増幅がなされる。ECU8
00内のA/D変換器803のA/D変換可能電圧範囲
をできるだけ広く使うよう、VOUT 電圧を調整すること
もでき、これにより、A/D変換時のビット誤差をでき
るだけ小さくすると共に、出力信号電圧VOU T に重畳す
るノイズ電圧に対するS/N比を大きくすることが可能
になる。
【0065】なおオペアンプ400、500、600の
内部オフセット電圧や抵抗器26〜29の製造上のばら
つき等の影響は、前記VR 及びR22/R23の調整をV
OUT の電圧をモニタして調整することにより、ほとんど
無視できる程度に軽減できる。なお、図1の説明では、
簡略化のためにR26=R27、R28=R29としたが、これ
らの条件を満足しなくてもよく、ただ、ECU800の
A/D変換器803の入力電圧VADがECU800の接
地電位VG2に依存しないようにR26、R27、R28、R29
を設定すればよい。
内部オフセット電圧や抵抗器26〜29の製造上のばら
つき等の影響は、前記VR 及びR22/R23の調整をV
OUT の電圧をモニタして調整することにより、ほとんど
無視できる程度に軽減できる。なお、図1の説明では、
簡略化のためにR26=R27、R28=R29としたが、これ
らの条件を満足しなくてもよく、ただ、ECU800の
A/D変換器803の入力電圧VADがECU800の接
地電位VG2に依存しないようにR26、R27、R28、R29
を設定すればよい。
【図1】本発明の一実施例装置の要部ブロック図
【図2】本発明の一実施例装置を示す部分等価回路図
【図3】本発明の一実施例装置を示す部分等価回路図
【図4】電流源回路を示す等価回路図
700はエアフロ−メ−タ装置 800はECU、702は補正回路 703はエアフロ−メ−タ装置(前段回路部)の内部接
地ライン 801はECU(次段回路部)の内部接地ライン 901は接地電位帰還ライン 902はアナログ信号ライン 903は信号出力端、 904は信号入力端 905は次段接地電位入力端 40は内部接地ライン703と共通接地端cとの間の接
地抵抗 50は内部接地ライン801と共通接地端cとの間の接
地抵抗
地ライン 801はECU(次段回路部)の内部接地ライン 901は接地電位帰還ライン 902はアナログ信号ライン 903は信号出力端、 904は信号入力端 905は次段接地電位入力端 40は内部接地ライン703と共通接地端cとの間の接
地抵抗 50は内部接地ライン801と共通接地端cとの間の接
地抵抗
Claims (1)
- 【請求項1】それぞれの内部接地ラインが共通の外部接
地点にそれぞれの接地抵抗を介して接続される前段回路
部及び次段回路部と、前記前段回路部の信号出力端と前
記次段回路部の信号入力端とを接続するアナログ信号ラ
インと、前記次段回路部の前記内部接地ラインを前記前
段回路部の次段接地電位入力端に接続する接地電位帰還
ラインとを備え、 前記前段回路部は、前記次段回路部の接地電位を前記前
段回路部の信号電圧に所定比率で重畳して、前記信号出
力端に出力する補正回路を備えることを特徴とする接地
電位差補償回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3246081A JPH0589396A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 接地電位差補償回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3246081A JPH0589396A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 接地電位差補償回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0589396A true JPH0589396A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17143202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3246081A Pending JPH0589396A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 接地電位差補償回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0589396A (ja) |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP3246081A patent/JPH0589396A/ja active Pending
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