JPH058947A - ケーブルリール - Google Patents
ケーブルリールInfo
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- JPH058947A JPH058947A JP3193635A JP19363591A JPH058947A JP H058947 A JPH058947 A JP H058947A JP 3193635 A JP3193635 A JP 3193635A JP 19363591 A JP19363591 A JP 19363591A JP H058947 A JPH058947 A JP H058947A
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- cable
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- flexible
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 13
- 230000008961 swelling Effects 0.000 abstract 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 7
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 5
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 内筒部または外筒部に巻回された可撓性ケー
ブルが反転部に至る途中で座屈するのを防止し、可撓性
ケーブルの繰り出しをスムーズにする。 【構成】 空間15の天面と底面にガイド溝19を設
け、外筒部5と内筒部9に巻回された可撓性ケーブル1
6の上下両端をガイド溝19で規制することにより、可
撓性ケーブル16が空間15の径方向へ膨らまないよう
にした。
ブルが反転部に至る途中で座屈するのを防止し、可撓性
ケーブルの繰り出しをスムーズにする。 【構成】 空間15の天面と底面にガイド溝19を設
け、外筒部5と内筒部9に巻回された可撓性ケーブル1
6の上下両端をガイド溝19で規制することにより、可
撓性ケーブル16が空間15の径方向へ膨らまないよう
にした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のステアリング
装置等に適用され、固定体と可動体との間の電気的接続
を可撓性ケーブルを利用して行うケーブルリールに関す
るものである。
装置等に適用され、固定体と可動体との間の電気的接続
を可撓性ケーブルを利用して行うケーブルリールに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ケーブルリールは、固定体と、この固定
体に対して回動自在に装着された可動体との間を可撓性
ケーブルにて連結したもので、自動車のステアリング装
置のように回転数が有限である可動体と固定体との間の
電気的接続手段として用いられている。
体に対して回動自在に装着された可動体との間を可撓性
ケーブルにて連結したもので、自動車のステアリング装
置のように回転数が有限である可動体と固定体との間の
電気的接続手段として用いられている。
【0003】この種のケーブルリールでは、トータルコ
スト中に占める可撓性ケーブルの割合は高く、必要とさ
れる可撓性ケーブルの長さを短くしてコストの低減化を
図るようにしたケーブルリールが米国特許3,763,
455号明細書において提案されている。
スト中に占める可撓性ケーブルの割合は高く、必要とさ
れる可撓性ケーブルの長さを短くしてコストの低減化を
図るようにしたケーブルリールが米国特許3,763,
455号明細書において提案されている。
【0004】図6は上記特許明細書に開示されたケーブ
ルリールの概略構成を示す平面図である。同図に示すよ
うに、円筒状をなす固定体100に対して可動体101
が回動自在に装着されており、これら固定体100と可
動体101との間に画成されるリング状の空間102内
には可撓性ケーブル103,104が収納されている。
これら可撓性ケーブル103,104は固定体100と
可動体101にそれぞれ固定された状態で空間102の
外部に導出されており、空間102内で、固定体100
の外筒部と可動体101の内筒部とに巻回方向を逆向き
にした状態で収納され、その巻き方向が転換される位置
にU字状の反転部が形成されている。さらに、前記空間
102には、その周方向に沿って複数のローラ105,
106群が配置されており、前記可撓性ケーブル103
の反転部は一方のローラ105群の1つにループされ、
可撓性ケーブル104の反転部は他方のローラ106群
の1つにループされている。
ルリールの概略構成を示す平面図である。同図に示すよ
うに、円筒状をなす固定体100に対して可動体101
が回動自在に装着されており、これら固定体100と可
動体101との間に画成されるリング状の空間102内
には可撓性ケーブル103,104が収納されている。
これら可撓性ケーブル103,104は固定体100と
可動体101にそれぞれ固定された状態で空間102の
外部に導出されており、空間102内で、固定体100
の外筒部と可動体101の内筒部とに巻回方向を逆向き
にした状態で収納され、その巻き方向が転換される位置
にU字状の反転部が形成されている。さらに、前記空間
102には、その周方向に沿って複数のローラ105,
106群が配置されており、前記可撓性ケーブル103
の反転部は一方のローラ105群の1つにループされ、
可撓性ケーブル104の反転部は他方のローラ106群
の1つにループされている。
【0005】このように構成されたケーブルリールにお
いて、例えば可動体101を図6の時計方向に回転する
と、可撓性ケーブル103,104の反転部も空間10
2の周方向に移動し、可撓性ケーブル103,104の
巻回状態は固定体100の外筒部側が多くなった巻き戻
し状態となる。これとは逆に、可動体101を反時計方
向に回転すると、可撓性ケーブル103,104の反転
部も同方向に移動し、可撓性ケーブル103,104は
可動体101の内筒部側に多く巻かれた巻き締め状態と
なる。なお、かかる巻き締め、巻き戻し時に、各ローラ
105,106は可撓性ケーブル103,104の反転
部からの力を受けて同方向に移動する。
いて、例えば可動体101を図6の時計方向に回転する
と、可撓性ケーブル103,104の反転部も空間10
2の周方向に移動し、可撓性ケーブル103,104の
巻回状態は固定体100の外筒部側が多くなった巻き戻
し状態となる。これとは逆に、可動体101を反時計方
向に回転すると、可撓性ケーブル103,104の反転
部も同方向に移動し、可撓性ケーブル103,104は
可動体101の内筒部側に多く巻かれた巻き締め状態と
なる。なお、かかる巻き締め、巻き戻し時に、各ローラ
105,106は可撓性ケーブル103,104の反転
部からの力を受けて同方向に移動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来提案に係
るケーブルリールによれば、可撓性ケーブルの巻回方向
を内筒部と外筒部とで逆向きにしているため、可撓性ケ
ーブルを内筒部と外筒部とに同方向に巻回(渦巻き状に
巻回)したケーブルリールに比べると、必要とされる可
撓性ケーブルの長さを格段に短くすることができ、コス
トの低減化が図れる。また、可撓性ケーブルの内筒部に
巻回された部分と外筒部に巻回された部分との間に複数
のローラを配置したため、可撓性ケーブルをリング状の
空間のほぼ全周に亙って径方向に規制することかでき、
巻き締めあるいは巻き戻し動作を円滑に行うことができ
る。
るケーブルリールによれば、可撓性ケーブルの巻回方向
を内筒部と外筒部とで逆向きにしているため、可撓性ケ
ーブルを内筒部と外筒部とに同方向に巻回(渦巻き状に
巻回)したケーブルリールに比べると、必要とされる可
撓性ケーブルの長さを格段に短くすることができ、コス
トの低減化が図れる。また、可撓性ケーブルの内筒部に
巻回された部分と外筒部に巻回された部分との間に複数
のローラを配置したため、可撓性ケーブルをリング状の
空間のほぼ全周に亙って径方向に規制することかでき、
巻き締めあるいは巻き戻し動作を円滑に行うことができ
る。
【0007】しかしながら、内筒部に巻回された可撓性
ケーブルと外筒部に巻回された可撓性ケーブルとの間の
寸法(図6の符号Lで示す寸法)は可撓性ケーブルの巻
回状態に応じて変動し、可撓性ケーブルの全てが大径側
の外筒部に巻き戻された場合にL寸法が最大となり、可
撓性ケーブルの全てが小径側の内筒部に巻き締められた
場合にL寸法が最小となる。このため、最小のL寸法を
想定して空間内に複数のローラを緊密状態に配置したと
しても、可撓性ケーブルが外筒部側に密に巻き戻されて
L寸法が大きくなると、各ローラと可撓性ケーブルとの
間に遊びが発生する。一方、内筒部に巻回された可撓性
ケーブルと外筒部に巻回された可撓性ケーブルとによっ
て画成される空間の周方向の寸法(図6の符号Mで示す
寸法)も、可撓性ケーブルの巻回状態に応じて変動し、
可撓性ケーブルの全てが大径側の外筒部に巻き戻された
場合にM寸法は最小になり、可撓性ケーブルの全てが小
径側の内筒部に巻き締められた場合にM寸法は最大にな
る。このため、最小のM寸法を想定して前記空間にロー
ラを緊密状態に配置したとしても、可撓性ケーブルが内
筒部側に密に巻き締められてM寸法が大きくなると、隣
接する各ローラ間に遊びが発生する。したがって、これ
らの遊びに起因してローラ同志が衝当し異音を生じると
いう問題があった。また、このように各ローラ間に遊び
があった状態で可動体を回転した場合、特に、可動体を
巻き戻し方向に回転した場合、隣接するローラ間の周方
向のすき間が大きくなった部分で、内筒部に巻回された
可撓性ケーブルが反転部に至る途中で外筒部方向へ膨ら
んでこのすき間に落ちこみ、可動体の更なる回転により
この膨出部分が座屈して可撓性ケーブルが損傷するとい
う問題もあった。さらに、可撓性ケーブルに当接するこ
とで全てのローラには同一方向に回転しようとする力が
作用するものの、隣接するローラ同志が接する部分で
は、各ローラは互いに反対方向に回転しようとするた
め、ローラの回転が減殺されて可撓性ケーブルの動きが
スムーズでなくなるという問題もあった。
ケーブルと外筒部に巻回された可撓性ケーブルとの間の
寸法(図6の符号Lで示す寸法)は可撓性ケーブルの巻
回状態に応じて変動し、可撓性ケーブルの全てが大径側
の外筒部に巻き戻された場合にL寸法が最大となり、可
撓性ケーブルの全てが小径側の内筒部に巻き締められた
場合にL寸法が最小となる。このため、最小のL寸法を
想定して空間内に複数のローラを緊密状態に配置したと
しても、可撓性ケーブルが外筒部側に密に巻き戻されて
L寸法が大きくなると、各ローラと可撓性ケーブルとの
間に遊びが発生する。一方、内筒部に巻回された可撓性
ケーブルと外筒部に巻回された可撓性ケーブルとによっ
て画成される空間の周方向の寸法(図6の符号Mで示す
寸法)も、可撓性ケーブルの巻回状態に応じて変動し、
可撓性ケーブルの全てが大径側の外筒部に巻き戻された
場合にM寸法は最小になり、可撓性ケーブルの全てが小
径側の内筒部に巻き締められた場合にM寸法は最大にな
る。このため、最小のM寸法を想定して前記空間にロー
ラを緊密状態に配置したとしても、可撓性ケーブルが内
筒部側に密に巻き締められてM寸法が大きくなると、隣
接する各ローラ間に遊びが発生する。したがって、これ
らの遊びに起因してローラ同志が衝当し異音を生じると
いう問題があった。また、このように各ローラ間に遊び
があった状態で可動体を回転した場合、特に、可動体を
巻き戻し方向に回転した場合、隣接するローラ間の周方
向のすき間が大きくなった部分で、内筒部に巻回された
可撓性ケーブルが反転部に至る途中で外筒部方向へ膨ら
んでこのすき間に落ちこみ、可動体の更なる回転により
この膨出部分が座屈して可撓性ケーブルが損傷するとい
う問題もあった。さらに、可撓性ケーブルに当接するこ
とで全てのローラには同一方向に回転しようとする力が
作用するものの、隣接するローラ同志が接する部分で
は、各ローラは互いに反対方向に回転しようとするた
め、ローラの回転が減殺されて可撓性ケーブルの動きが
スムーズでなくなるという問題もあった。
【0008】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたものであって、その目的は、ローラを用い
ることなしに可撓性ケーブルを反転部を経て確実に繰り
出せるようにし、信頼性が高く騒音の低減化が図れるケ
ーブルリールを提供することにある。
みてなされたものであって、その目的は、ローラを用い
ることなしに可撓性ケーブルを反転部を経て確実に繰り
出せるようにし、信頼性が高く騒音の低減化が図れるケ
ーブルリールを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、可撓性ケーブルが収納巻回される空間の
内周部と外周部の少なくとも一方に、可撓性ケーブルを
空間の径方向に規制するガイド溝を設けたことを最も主
要な特徴としている。
に、本発明は、可撓性ケーブルが収納巻回される空間の
内周部と外周部の少なくとも一方に、可撓性ケーブルを
空間の径方向に規制するガイド溝を設けたことを最も主
要な特徴としている。
【0010】
【作用】可動体を一方向に回転すると、可撓性ケーブル
はそのU字状反転部が同方向へ移動することにより、内
筒部に巻き締められたり、あるいは外筒部に巻き戻され
る。この場合、内筒部または外筒部の少なくとも一方に
巻回された可撓性ケーブルは、ガイド溝によって空間の
径方向への自由な移動が規制されているため、可動体の
回転力は反転部まで確実に伝達され、反転部に至る途中
で可撓性ケーブルが座屈することはない。
はそのU字状反転部が同方向へ移動することにより、内
筒部に巻き締められたり、あるいは外筒部に巻き戻され
る。この場合、内筒部または外筒部の少なくとも一方に
巻回された可撓性ケーブルは、ガイド溝によって空間の
径方向への自由な移動が規制されているため、可動体の
回転力は反転部まで確実に伝達され、反転部に至る途中
で可撓性ケーブルが座屈することはない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例に係るケーブルリールの平
面図、図2はそのケーブルリールの縦断面図、図3はそ
のケーブルリールの底面図、図4はそのケーブルリール
に備えられる可撓性ケーブルの巻回状態を示す平面図、
図5はそのケーブルリールに備えられる案内板を破断し
て示す斜視図である。
る。図1は本発明の一実施例に係るケーブルリールの平
面図、図2はそのケーブルリールの縦断面図、図3はそ
のケーブルリールの底面図、図4はそのケーブルリール
に備えられる可撓性ケーブルの巻回状態を示す平面図、
図5はそのケーブルリールに備えられる案内板を破断し
て示す斜視図である。
【0012】これらの図において、1は中央にセンタ孔
2を有する円盤状の底板、3は中央にガイド孔4を有し
外周縁に外筒部5を垂設した天板を示し、これら底板1
と天板3とはねじ6を用いて一体化されることによりス
テータ7を構成している。8は中央に円筒状の内筒部9
を垂設した可動板、10はこの可動板8の上面に被着さ
れた蓋体を示し、これら可動板8と蓋体10とはねじ1
1を用いて一体化されることによりロータ12を構成し
ている。また、前記可動板8には平面視リング状の案内
板13が上下動可能に嵌合され、この案内板13はスプ
リング14の弾発力によって下方へ付勢されている。
2を有する円盤状の底板、3は中央にガイド孔4を有し
外周縁に外筒部5を垂設した天板を示し、これら底板1
と天板3とはねじ6を用いて一体化されることによりス
テータ7を構成している。8は中央に円筒状の内筒部9
を垂設した可動板、10はこの可動板8の上面に被着さ
れた蓋体を示し、これら可動板8と蓋体10とはねじ1
1を用いて一体化されることによりロータ12を構成し
ている。また、前記可動板8には平面視リング状の案内
板13が上下動可能に嵌合され、この案内板13はスプ
リング14の弾発力によって下方へ付勢されている。
【0013】前記ロータ12は、内筒部9の下端がセン
タ孔2に、可動板8の外周縁がガイド孔4にそれぞれガ
イドされることにより、ステータ7に対して回動自在に
装着されており、これらステータ7とロータ12とで平
面視リング状の空間15が画成されている。16はこの
空間15内に収納巻回された可撓性ケーブルを示し、該
可撓性ケーブル16は導線を絶縁チューブで被覆した丸
線ケーブルと呼ばれるものを複数本繋げて帯状に一体化
したものからなり、本実施例の場合は5本の丸線ケーブ
ルを一体化した帯状ケーブルが使用されている。図4に
示すように、可撓性ケーブル16の一端は前記外筒部5
の一部に固定された第1のコネクタ17に接続され、該
第1のコネクタ17を介してステータ7の外部に導出さ
れている。一方、可撓性ケーブル16の他端は前記内筒
部9に固定された第2のコネクタ18に接続され、該第
2のコネクタ18を介してロータ12の外部に導出され
ている。また、可撓性ケーブル16は、第1のコネクタ
17から外筒部5の内壁に反時計方向に巻回され、そこ
からU字状に反転し(以下、これを反転部16aとい
う)、さらに内筒部9の外壁周りに時計方向に巻回され
て第2のコネクタ18に至るよう、前記空間15内に収
納されている。
タ孔2に、可動板8の外周縁がガイド孔4にそれぞれガ
イドされることにより、ステータ7に対して回動自在に
装着されており、これらステータ7とロータ12とで平
面視リング状の空間15が画成されている。16はこの
空間15内に収納巻回された可撓性ケーブルを示し、該
可撓性ケーブル16は導線を絶縁チューブで被覆した丸
線ケーブルと呼ばれるものを複数本繋げて帯状に一体化
したものからなり、本実施例の場合は5本の丸線ケーブ
ルを一体化した帯状ケーブルが使用されている。図4に
示すように、可撓性ケーブル16の一端は前記外筒部5
の一部に固定された第1のコネクタ17に接続され、該
第1のコネクタ17を介してステータ7の外部に導出さ
れている。一方、可撓性ケーブル16の他端は前記内筒
部9に固定された第2のコネクタ18に接続され、該第
2のコネクタ18を介してロータ12の外部に導出され
ている。また、可撓性ケーブル16は、第1のコネクタ
17から外筒部5の内壁に反時計方向に巻回され、そこ
からU字状に反転し(以下、これを反転部16aとい
う)、さらに内筒部9の外壁周りに時計方向に巻回され
て第2のコネクタ18に至るよう、前記空間15内に収
納されている。
【0014】さらに、前記案内板13の下面とこれに対
向する底板1の内周側上面、ならびに前記天板3の下面
とこれに対向する底板1の外周側上面にはそれぞれガイ
ド溝19が形成されている。このガイド溝19は、可撓
性ケーブル16の巻回方向に沿って螺旋状に延びてお
り、外筒部5側に巻回された可撓性ケーブル16と内筒
部9側に巻回された可撓性ケーブル16のそれぞれの上
下両端は、各ガイド溝19内に位置することにより空間
15の径方向へ自由に移動しないよう規制されている。
向する底板1の内周側上面、ならびに前記天板3の下面
とこれに対向する底板1の外周側上面にはそれぞれガイ
ド溝19が形成されている。このガイド溝19は、可撓
性ケーブル16の巻回方向に沿って螺旋状に延びてお
り、外筒部5側に巻回された可撓性ケーブル16と内筒
部9側に巻回された可撓性ケーブル16のそれぞれの上
下両端は、各ガイド溝19内に位置することにより空間
15の径方向へ自由に移動しないよう規制されている。
【0015】次に、上記実施例に係るケーブルリールの
動作を説明する。まず、図4に示す状態からロータ12
を時計方向に回転すると、可撓性ケーブル16の反転部
16aはロータ12よりも少ない回動量だけ時計方向に
移動し、該移動量に等しい長さの可撓性ケーブル16が
外筒部5側から繰り出されて内筒部9側に巻き締めされ
る。この場合、外筒部5に巻回された可撓性ケーブル1
6は、底板1の上面外周部と天板3の下面に形成された
ガイド溝19によって径方向内側(内筒部9方向)へ膨
出偏倚しないよう規制されているため、反転部16a方
向にスムーズに繰り出されて内筒部9側に巻き締められ
る。
動作を説明する。まず、図4に示す状態からロータ12
を時計方向に回転すると、可撓性ケーブル16の反転部
16aはロータ12よりも少ない回動量だけ時計方向に
移動し、該移動量に等しい長さの可撓性ケーブル16が
外筒部5側から繰り出されて内筒部9側に巻き締めされ
る。この場合、外筒部5に巻回された可撓性ケーブル1
6は、底板1の上面外周部と天板3の下面に形成された
ガイド溝19によって径方向内側(内筒部9方向)へ膨
出偏倚しないよう規制されているため、反転部16a方
向にスムーズに繰り出されて内筒部9側に巻き締められ
る。
【0016】上記とは逆に、図4に示す状態からロータ
12を反時計方向に回転すると、可撓性ケーブル16の
反転部16aはロータ12よりも少ない回動量だけ反時
計方向に移動し、該移動量に等しい長さの可撓性ケーブ
ル16が内筒部9側から繰り出されて外筒部5側に巻き
戻される。この場合、内筒部9に巻回された可撓性ケー
ブル16は、底板1の上面内周部と案内板13の下面に
形成されたガイド溝19によって径方向外側(外筒部5
方向)へ膨出偏倚しないよう規制されているため、ロー
タ12の回転力は内筒部9に巻回された可撓性ケーブル
16から反転部16aへと確実に伝達され、内筒部9側
の可撓性ケーブル16は反転部16aを経て外筒部5側
にスムーズに巻き戻される。
12を反時計方向に回転すると、可撓性ケーブル16の
反転部16aはロータ12よりも少ない回動量だけ反時
計方向に移動し、該移動量に等しい長さの可撓性ケーブ
ル16が内筒部9側から繰り出されて外筒部5側に巻き
戻される。この場合、内筒部9に巻回された可撓性ケー
ブル16は、底板1の上面内周部と案内板13の下面に
形成されたガイド溝19によって径方向外側(外筒部5
方向)へ膨出偏倚しないよう規制されているため、ロー
タ12の回転力は内筒部9に巻回された可撓性ケーブル
16から反転部16aへと確実に伝達され、内筒部9側
の可撓性ケーブル16は反転部16aを経て外筒部5側
にスムーズに巻き戻される。
【0017】上記実施例に係るケーブルリールにあって
は、可撓性ケーブル16を反転部16aを介して外筒部
5と内筒部9とに逆向きに巻回してなるため、必要とさ
れる可撓性ケーブル16の長さを短くすることができ、
その結果、トータルコストの低減化が図れると共に小型
化に有利となる。また、外筒部5に巻回された可撓性ケ
ーブル16の上下両端はガイド溝19によって規制され
ているため、巻き締め動作時に、外筒部5に巻回された
可撓性ケーブル16が径方向内側へ膨出することが防止
され、同様に内筒部9に巻回された可撓性ケーブル16
の上下両端もガイド溝19によって規制されているた
め、巻き戻し動作時に、内筒部9に巻回された可撓性ケ
ーブル16が径方向外側へ膨出することが防止される。
したがって、ロータ12をいずれの方向に回転した場合
でも、その回転力は可撓性ケーブル16の反転部16a
へ確実に伝達され、反転部16aに至る途中で可撓性ケ
ーブル16が径方向へ膨出して座屈するという不具合を
防止できる。さらに、空間15の内周部分については、
一方のガイド溝19をスプリング14によって弾性付勢
された案内板13に形成したため、ガイド溝19を充分
の深さに設定したとしても、スプリング14の弾発力に
抗して案内板13を上昇させることにより、可撓性ケー
ブル16をガイド溝19を乗り越えて外筒部5側へ巻き
戻すことができる。また、このようにガイド溝19によ
って可撓性ケーブル16を径方向に規制できるため、従
来技術で説明したローラ群が不要となり、ローラ同志の
衝当に起因する異音の発生を防止できる。
は、可撓性ケーブル16を反転部16aを介して外筒部
5と内筒部9とに逆向きに巻回してなるため、必要とさ
れる可撓性ケーブル16の長さを短くすることができ、
その結果、トータルコストの低減化が図れると共に小型
化に有利となる。また、外筒部5に巻回された可撓性ケ
ーブル16の上下両端はガイド溝19によって規制され
ているため、巻き締め動作時に、外筒部5に巻回された
可撓性ケーブル16が径方向内側へ膨出することが防止
され、同様に内筒部9に巻回された可撓性ケーブル16
の上下両端もガイド溝19によって規制されているた
め、巻き戻し動作時に、内筒部9に巻回された可撓性ケ
ーブル16が径方向外側へ膨出することが防止される。
したがって、ロータ12をいずれの方向に回転した場合
でも、その回転力は可撓性ケーブル16の反転部16a
へ確実に伝達され、反転部16aに至る途中で可撓性ケ
ーブル16が径方向へ膨出して座屈するという不具合を
防止できる。さらに、空間15の内周部分については、
一方のガイド溝19をスプリング14によって弾性付勢
された案内板13に形成したため、ガイド溝19を充分
の深さに設定したとしても、スプリング14の弾発力に
抗して案内板13を上昇させることにより、可撓性ケー
ブル16をガイド溝19を乗り越えて外筒部5側へ巻き
戻すことができる。また、このようにガイド溝19によ
って可撓性ケーブル16を径方向に規制できるため、従
来技術で説明したローラ群が不要となり、ローラ同志の
衝当に起因する異音の発生を防止できる。
【0018】なお、上記実施例では、空間15の内周部
分と外周部分の両方にガイド溝19を設け、内筒部9に
巻回される可撓性ケーブル16と外筒部5に巻回される
可撓性ケーブル16のそれぞれを径方向に規制する場合
について説明したが、効果は減ぜられるものの、いずれ
か一方側のガイド溝を省略することも可能であり、同様
に上記実施例ではガイド溝19を案内板13の下面と天
板3の下面および底板1の内・外両上面のそれぞれに設
けてあるが、効果は減ぜられるものの、いずれか1ヵ所
にガイド溝19を設けたものでも良い。
分と外周部分の両方にガイド溝19を設け、内筒部9に
巻回される可撓性ケーブル16と外筒部5に巻回される
可撓性ケーブル16のそれぞれを径方向に規制する場合
について説明したが、効果は減ぜられるものの、いずれ
か一方側のガイド溝を省略することも可能であり、同様
に上記実施例ではガイド溝19を案内板13の下面と天
板3の下面および底板1の内・外両上面のそれぞれに設
けてあるが、効果は減ぜられるものの、いずれか1ヵ所
にガイド溝19を設けたものでも良い。
【0019】また、ガイド溝19の形状は螺旋状に限定
されず、同心円状に形成することも可能である。
されず、同心円状に形成することも可能である。
【0020】さらに、上記実施例では、可撓性ケーブル
16の一例として複数の丸線ケーブルを帯状に一体化し
たものを挙げたが、それの代りに、互いに平行な複数の
導線を一対の絶縁フィルムでラミネートしたフラットケ
ーブルと呼ばれる可撓性ケーブルを用いることも可能で
ある。
16の一例として複数の丸線ケーブルを帯状に一体化し
たものを挙げたが、それの代りに、互いに平行な複数の
導線を一対の絶縁フィルムでラミネートしたフラットケ
ーブルと呼ばれる可撓性ケーブルを用いることも可能で
ある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内筒部または外筒部に巻回された可撓性ケーブルが径方
向に膨出するのがガイド溝によって規制されるため、ロ
ーラを用いることなしに可動体の回転力で可撓性ケーブ
ルの反転部を確実に周方向へ移動させることができ、よ
って、信頼性が高く騒音の低減化が図れるケーブルリー
ルを提供できる。
内筒部または外筒部に巻回された可撓性ケーブルが径方
向に膨出するのがガイド溝によって規制されるため、ロ
ーラを用いることなしに可動体の回転力で可撓性ケーブ
ルの反転部を確実に周方向へ移動させることができ、よ
って、信頼性が高く騒音の低減化が図れるケーブルリー
ルを提供できる。
【図1】本発明の一実施例に係るケーブルリールの平面
図である。
図である。
【図2】そのケーブルリールの縦断面図である。
【図3】そのケーブルリールの底面図である。
【図4】図1のケーブルリールに備えられる可撓性ケー
ブルの巻回状態を示す平面図である。
ブルの巻回状態を示す平面図である。
【図5】図1のケーブルリールに備えられる案内板を破
断して示す斜視図である。
断して示す斜視図である。
【図6】従来例に係るケーブルリールの平面図である。
1 底板
3 天板
5 外筒部
7 ステータ(固定体)
8 可動板
9 内筒部
10 蓋体
12 ロータ(可動体)
13 案内板(案内体)
14 スプリング(弾性体)
15 空間
16 可撓性ケーブル
16a 反転部
19 ガイド溝
Claims (2)
- 【請求項1】 固定体と、この固定体に対して回動自在
に装着された可動体と、これら固定体と可動体とを連結
する可撓性ケーブルとを備え、前記可撓性ケーブルは、
前記固定体と可動体のいずれか一方に設けられた内筒部
といずれか他方に設けられた外筒部との間の空間に収納
されると共に、U字状の反転部を介して前記内筒部と外
筒部に逆向きに巻回されるようになっているケーブルリ
ールにおいて、前記空間の内周部と外周部の少なくとも
一方に、前記可撓性ケーブルを空間の径方向に規制する
ガイド溝を設けたことを特徴とするケーブルリール。 - 【請求項2】 前記空間の軸線方向に移動可能な案内体
と、この案内体を付勢する弾性体とを設け、前記ガイド
溝を前記案内体に形成したことを特徴とする請求項1記
載のケーブルリール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3193635A JP2702626B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | ケーブルリール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3193635A JP2702626B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | ケーブルリール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058947A true JPH058947A (ja) | 1993-01-19 |
| JP2702626B2 JP2702626B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=16311226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3193635A Expired - Fee Related JP2702626B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | ケーブルリール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2702626B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8014223B2 (en) | 2007-08-28 | 2011-09-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP3193635A patent/JP2702626B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8014223B2 (en) | 2007-08-28 | 2011-09-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2702626B2 (ja) | 1998-01-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970909 |
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