JPH058968A - 流体圧エレベータ - Google Patents
流体圧エレベータInfo
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- JPH058968A JPH058968A JP3159288A JP15928891A JPH058968A JP H058968 A JPH058968 A JP H058968A JP 3159288 A JP3159288 A JP 3159288A JP 15928891 A JP15928891 A JP 15928891A JP H058968 A JPH058968 A JP H058968A
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- fluid
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B50/00—Energy efficient technologies in elevators, escalators and moving walkways, e.g. energy saving or recuperation technologies
Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、流体圧エレベータの駆動動
力低減により電源設備の小容量化、流体圧制御装置の小
形化により建物の効率的利用を可能にしうる流体圧エレ
ベータを提供することにある。 【構成】 乗りかご7を駆動する流体圧シリンダ1と、
エレベータの定格負荷の半分に相当する負荷状態のとき
のエネルギにほぼ釣り合うエネルギを蓄えることのでき
るエネルギ貯蔵装置20と、この流体圧シリンダ1とエ
ネルギ貯蔵装置20との間で作動流体を流量制御しなが
ら移動させる流体圧制御装置10とからなり、乗りかご
7は制御弁13、14を介して流体圧ポンプ12により
移動させることを特徴とする。
力低減により電源設備の小容量化、流体圧制御装置の小
形化により建物の効率的利用を可能にしうる流体圧エレ
ベータを提供することにある。 【構成】 乗りかご7を駆動する流体圧シリンダ1と、
エレベータの定格負荷の半分に相当する負荷状態のとき
のエネルギにほぼ釣り合うエネルギを蓄えることのでき
るエネルギ貯蔵装置20と、この流体圧シリンダ1とエ
ネルギ貯蔵装置20との間で作動流体を流量制御しなが
ら移動させる流体圧制御装置10とからなり、乗りかご
7は制御弁13、14を介して流体圧ポンプ12により
移動させることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体圧エレベータに係
り、流体圧シリンダで直接的あるいは間接的に駆動され
る乗りかごの速度を、流体圧シリンダへ供給するか、あ
るいは流体圧シリンダから排出する圧力流体の流量を制
御することによって、前記乗りかごを上昇あるいは下降
させる形式の流体圧エレベータに関するものである。
り、流体圧シリンダで直接的あるいは間接的に駆動され
る乗りかごの速度を、流体圧シリンダへ供給するか、あ
るいは流体圧シリンダから排出する圧力流体の流量を制
御することによって、前記乗りかごを上昇あるいは下降
させる形式の流体圧エレベータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】乗りかごを上昇させる場合には、流体圧
ポンプで負荷を含む乗りかごの自重を支えるに十分な流
体圧を発生し、高圧流体の流量を流量制御弁で直接制御
するか、あるいはポンプの回転数を変えて制御しながら
流体圧シリンダへ供給して乗りかごを上昇させる。乗り
かごを下降させる場合には、高圧流体の流量を流量制御
弁で直接制御するか、あるいはポンプの回転数を変えて
制御しながら流体圧シリンダから排出して乗りかごを下
降させる。
ポンプで負荷を含む乗りかごの自重を支えるに十分な流
体圧を発生し、高圧流体の流量を流量制御弁で直接制御
するか、あるいはポンプの回転数を変えて制御しながら
流体圧シリンダへ供給して乗りかごを上昇させる。乗り
かごを下降させる場合には、高圧流体の流量を流量制御
弁で直接制御するか、あるいはポンプの回転数を変えて
制御しながら流体圧シリンダから排出して乗りかごを下
降させる。
【0003】このような従来技術としては、例えば、特
開昭57−81073号公報には、乗りかごの下降速度
が所定値を越えたときに圧油の排出量を制約する流量抑
制装置を備えて、高速下降によって生じる事故を未然に
防止する技術が開示されている。また、特開昭64−2
982号公報には、油圧エレベータの駆動モータをイン
バータ制御電源により速度制御し、乗りかごの上昇時は
モータの始動電流を制限して電圧変動を少なくし、下降
時はモータを同期速度以上で回転させて発電機として作
用させ、加減速時の油圧エレベータに与えるショックを
小さくする技術が開示されている。
開昭57−81073号公報には、乗りかごの下降速度
が所定値を越えたときに圧油の排出量を制約する流量抑
制装置を備えて、高速下降によって生じる事故を未然に
防止する技術が開示されている。また、特開昭64−2
982号公報には、油圧エレベータの駆動モータをイン
バータ制御電源により速度制御し、乗りかごの上昇時は
モータの始動電流を制限して電圧変動を少なくし、下降
時はモータを同期速度以上で回転させて発電機として作
用させ、加減速時の油圧エレベータに与えるショックを
小さくする技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】乗りかごを上昇させる
場合、ポンプで発生する流体圧は負荷を含む乗りかごの
全自重であり、流体圧ポンプを駆動するエネルギは大き
い。このため、必要とする電源設備あるいは駆動装置が
大きくなる。乗りかごを下降させる場合、乗りかごの有
する位置のエネルギは制御弁やモータでそのまま熱エネ
ルギに変換して捨てている。このために、流体の温度上
昇を招くこともある。すなわち、上昇のとき供給したエ
ネルギは下降のとき熱に変換して捨てており、エネルギ
損失が大きい。
場合、ポンプで発生する流体圧は負荷を含む乗りかごの
全自重であり、流体圧ポンプを駆動するエネルギは大き
い。このため、必要とする電源設備あるいは駆動装置が
大きくなる。乗りかごを下降させる場合、乗りかごの有
する位置のエネルギは制御弁やモータでそのまま熱エネ
ルギに変換して捨てている。このために、流体の温度上
昇を招くこともある。すなわち、上昇のとき供給したエ
ネルギは下降のとき熱に変換して捨てており、エネルギ
損失が大きい。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、その第1の目的は、流体圧エ
レベータを駆動するときのエネルギ効率を向上して駆動
動力を低減しうる流体圧エレベータを提供することにあ
る。また、本発明の第2の目的は、簡単な構造の制御弁
とし、流体圧制御装置を小形化して設置面積を小さく
し、建物の利用効率を向上しうる流体圧エレベータを提
供することにある。
るためになされたもので、その第1の目的は、流体圧エ
レベータを駆動するときのエネルギ効率を向上して駆動
動力を低減しうる流体圧エレベータを提供することにあ
る。また、本発明の第2の目的は、簡単な構造の制御弁
とし、流体圧制御装置を小形化して設置面積を小さく
し、建物の利用効率を向上しうる流体圧エレベータを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る流体圧エレベータの構成は、流体圧シ
リンダへ供給するか、あるいは前記流体圧シリンダから
排出する流体の流量を制御して、前記流体圧シリンダの
頂部に直接的にあるいは間接的に結合した乗りかごの速
度を制御する流体圧エレベータにおいて、流体圧エネル
ギを一時貯蔵するエネルギ貯蔵手段と、このエネルギ貯
蔵手段と前記流体圧シリンダとの間にあって、すくなく
とも流体圧ポンプと流体圧制御弁とを有する流体圧制御
装置と、これら、流体圧シリンダ、流体圧制御装置、お
よびエネルギ貯蔵手段を結ぶ流体流路とを備え、前記流
体圧制御装置によって前記エネルギ貯蔵手段と前記流体
圧シリンダとの間で流体を往復させて、前記流体圧シリ
ンダを伸縮させ、乗りかごを上昇、下降させるように構
成したものである。
に、本発明に係る流体圧エレベータの構成は、流体圧シ
リンダへ供給するか、あるいは前記流体圧シリンダから
排出する流体の流量を制御して、前記流体圧シリンダの
頂部に直接的にあるいは間接的に結合した乗りかごの速
度を制御する流体圧エレベータにおいて、流体圧エネル
ギを一時貯蔵するエネルギ貯蔵手段と、このエネルギ貯
蔵手段と前記流体圧シリンダとの間にあって、すくなく
とも流体圧ポンプと流体圧制御弁とを有する流体圧制御
装置と、これら、流体圧シリンダ、流体圧制御装置、お
よびエネルギ貯蔵手段を結ぶ流体流路とを備え、前記流
体圧制御装置によって前記エネルギ貯蔵手段と前記流体
圧シリンダとの間で流体を往復させて、前記流体圧シリ
ンダを伸縮させ、乗りかごを上昇、下降させるように構
成したものである。
【0007】より詳しくは、流体圧制御装置は、インバ
ータで速度制御されるモータと、それにより駆動される
流体圧ポンプと、流体圧ポンプから流体圧シリンダある
いはエネルギ貯蔵手段へ給排する流体を制御する流体圧
制御弁と、戻り流体を回収するタンクとから構成されて
いる。また、流体圧制御弁は、流体圧ポンプからの流体
を制御する主切換弁と、それを駆動するパイロット切換
弁と、異常高圧を防止するリリーフ弁と、配管およびポ
ンプが負圧になることを防止する吸込弁と、戻り流体を
回収するタンクとから構成されている。
ータで速度制御されるモータと、それにより駆動される
流体圧ポンプと、流体圧ポンプから流体圧シリンダある
いはエネルギ貯蔵手段へ給排する流体を制御する流体圧
制御弁と、戻り流体を回収するタンクとから構成されて
いる。また、流体圧制御弁は、流体圧ポンプからの流体
を制御する主切換弁と、それを駆動するパイロット切換
弁と、異常高圧を防止するリリーフ弁と、配管およびポ
ンプが負圧になることを防止する吸込弁と、戻り流体を
回収するタンクとから構成されている。
【0008】
【作用】上記技術的手段による機能,作用は次のとおり
である。本発明では、エネルギ貯蔵装置と流体圧シリン
ダとを、流体圧ポンプや流体圧制御弁を介して結合し、
エネルギ貯蔵装置と流体圧シリンダとの間の流体流量を
制御して乗りかご速度を制御する。すなわち、乗りかご
の自重と、定格負荷の半分の重さとの和に相当するエネ
ルギを前もってエネルギ貯蔵装置に流体圧として蓄えて
おく。このエネルギを保持するための流体圧制御弁とし
て、流体圧ポンプの運転時(乗りかご走行時)には開弁
し、停止時には閉弁して乗りかご位置を保持するものと
して、流体圧シリンダ側とエネルギ貯蔵装置側とにそれ
ぞれパイロット切換弁で流体圧駆動される主切換弁を設
ける。これにより、流体圧シリンダとエネルギ貯蔵装置
との間の流体を完全に遮断する機能を有する。
である。本発明では、エネルギ貯蔵装置と流体圧シリン
ダとを、流体圧ポンプや流体圧制御弁を介して結合し、
エネルギ貯蔵装置と流体圧シリンダとの間の流体流量を
制御して乗りかご速度を制御する。すなわち、乗りかご
の自重と、定格負荷の半分の重さとの和に相当するエネ
ルギを前もってエネルギ貯蔵装置に流体圧として蓄えて
おく。このエネルギを保持するための流体圧制御弁とし
て、流体圧ポンプの運転時(乗りかご走行時)には開弁
し、停止時には閉弁して乗りかご位置を保持するものと
して、流体圧シリンダ側とエネルギ貯蔵装置側とにそれ
ぞれパイロット切換弁で流体圧駆動される主切換弁を設
ける。これにより、流体圧シリンダとエネルギ貯蔵装置
との間の流体を完全に遮断する機能を有する。
【0009】本発明によれば、流体圧シリンダとエネル
ギ貯蔵装置の流体流量を制御し、エレベータ運転時には
開弁し、通常停止時には閉弁する制御弁を有する流体圧
制御装置を用いることにより、流体圧シリンダとエネル
ギ貯蔵装置との間のエネルギの交換および遮断を行うこ
とができる。また、制御弁が簡単な構造となるので、流
体圧制御装置が小さくなるとともに、流体の量も減り、
駆動装置を小形にできるので、エレベータおよびその駆
動装置の設置面積を小さくすることができる。
ギ貯蔵装置の流体流量を制御し、エレベータ運転時には
開弁し、通常停止時には閉弁する制御弁を有する流体圧
制御装置を用いることにより、流体圧シリンダとエネル
ギ貯蔵装置との間のエネルギの交換および遮断を行うこ
とができる。また、制御弁が簡単な構造となるので、流
体圧制御装置が小さくなるとともに、流体の量も減り、
駆動装置を小形にできるので、エレベータおよびその駆
動装置の設置面積を小さくすることができる。
【0010】
【実施例】本発明の各実施例を図1ないし図14を参照
して説明する。 〔実施例 1〕まず、図1は、本発明の一実施例に係る
流体圧エレベータの略示構成図である。図1に示す流体
圧エレベータは、乗りかご7、流体圧シリンダ1、流体
圧制御装置10およびエネルギ貯蔵装置20から構成さ
れている。乗りかご7はレール8によってガイドされ、
ロープ6およびプーリ4を介して流体圧シリンダ1で支
持される。流体圧シリンダ1は、シリンダ2と頂部にプ
ーリ4を具備したプランジャ3で構成され、シリンダ2
への作動流体の給排によってプランジャ3は伸縮する。
流体圧制御装置10は、正逆回転可能な流体圧ポンプ1
2とモータ11と、制御弁13,14とで構成され、流
体圧シリンダ1とエネルギ貯蔵装置20との間の流体の
流れを制御する。
して説明する。 〔実施例 1〕まず、図1は、本発明の一実施例に係る
流体圧エレベータの略示構成図である。図1に示す流体
圧エレベータは、乗りかご7、流体圧シリンダ1、流体
圧制御装置10およびエネルギ貯蔵装置20から構成さ
れている。乗りかご7はレール8によってガイドされ、
ロープ6およびプーリ4を介して流体圧シリンダ1で支
持される。流体圧シリンダ1は、シリンダ2と頂部にプ
ーリ4を具備したプランジャ3で構成され、シリンダ2
への作動流体の給排によってプランジャ3は伸縮する。
流体圧制御装置10は、正逆回転可能な流体圧ポンプ1
2とモータ11と、制御弁13,14とで構成され、流
体圧シリンダ1とエネルギ貯蔵装置20との間の流体の
流れを制御する。
【0011】エネルギ貯蔵装置20は、シリンダ21、
ストッパ26で動作範囲を制限されるピストン22およ
び高圧のガスタンク23とで構成され、作動媒体である
流体の圧力エネルギをガスの圧力エネルギに変換して蓄
える。流体圧シリンダ1のプランジャ3が最下部にある
とき、エネルギ貯蔵装置20のピストン22が最上部に
あるように作動流体を注入し、乗りかご7の負荷が定格
負荷の半分で、かつ定格ストロークの半分のストローク
のとき、流体圧シリンダ1の圧力とシリンダ21の流体
室24の圧力とがほぼ釣り合うようにガス室25および
ガスタンク23にガスを封入する。
ストッパ26で動作範囲を制限されるピストン22およ
び高圧のガスタンク23とで構成され、作動媒体である
流体の圧力エネルギをガスの圧力エネルギに変換して蓄
える。流体圧シリンダ1のプランジャ3が最下部にある
とき、エネルギ貯蔵装置20のピストン22が最上部に
あるように作動流体を注入し、乗りかご7の負荷が定格
負荷の半分で、かつ定格ストロークの半分のストローク
のとき、流体圧シリンダ1の圧力とシリンダ21の流体
室24の圧力とがほぼ釣り合うようにガス室25および
ガスタンク23にガスを封入する。
【0012】乗りかごの自重をWc、乗りかごの負荷を
Wl、プーリおよびプランジャの自重をWj、プランジ
ャの断面積をAjとし、流体圧シリンダの圧力をpj、
エネルギ貯蔵装置20のシリンダ21の流体圧力(流体
室24の圧力)をpo、ガス圧力(ガス室25の圧力)
をpa、流体圧シリンダ1の流体室24の変動容積をV
j、シリンダ21の流体室24の最大容積をVo(Vj
<Vo)とし、エネルギ貯蔵装置20から流体圧シリン
ダ1への流体の流れをQp、このときのモータ11から
流体圧ポンプ12へ供給する動力をLmとする。プラン
ジャ3およびピストン22の速度をvj、va、ピスト
ン22の流体側およびガス側の受圧面積をAo、Aaと
する。流体圧エレベータの構造が図示のように間接式の
場合、次の各式で与えられる。
Wl、プーリおよびプランジャの自重をWj、プランジ
ャの断面積をAjとし、流体圧シリンダの圧力をpj、
エネルギ貯蔵装置20のシリンダ21の流体圧力(流体
室24の圧力)をpo、ガス圧力(ガス室25の圧力)
をpa、流体圧シリンダ1の流体室24の変動容積をV
j、シリンダ21の流体室24の最大容積をVo(Vj
<Vo)とし、エネルギ貯蔵装置20から流体圧シリン
ダ1への流体の流れをQp、このときのモータ11から
流体圧ポンプ12へ供給する動力をLmとする。プラン
ジャ3およびピストン22の速度をvj、va、ピスト
ン22の流体側およびガス側の受圧面積をAo、Aaと
する。流体圧エレベータの構造が図示のように間接式の
場合、次の各式で与えられる。
【数1】
pj=(2・(Wc+Wl)+Wj)/Aj
Lm=Qp・(pj−po)
Qp=Aj・vj=Ao・va
Ao・po=Aa・pa
【0013】また、乗りかご7が定格ストロークのほぼ
半分の位置にあるとき、流体室24の圧力は、 po≒
(2・Wc+Wl+Wj)/Aj(ガスの封入量は厳密
ではなく大略で十分である)となる。また、作動流体の
量は流体圧シリンダの変動体積の2倍よりやや多い程度
(Vj+Vo)で十分であり、従来のように大きなタン
クを必要としない。さらに、流体室24の圧力を増圧し
てガス室25へ蓄圧するのでエネルギ貯蔵装置20の大
きさも小さくなり、従来の流体圧パワーユニットよりは
るかに小さくなることで、エレベータの設置面積を小さ
くでき、省スペース化を図ることができる。
半分の位置にあるとき、流体室24の圧力は、 po≒
(2・Wc+Wl+Wj)/Aj(ガスの封入量は厳密
ではなく大略で十分である)となる。また、作動流体の
量は流体圧シリンダの変動体積の2倍よりやや多い程度
(Vj+Vo)で十分であり、従来のように大きなタン
クを必要としない。さらに、流体室24の圧力を増圧し
てガス室25へ蓄圧するのでエネルギ貯蔵装置20の大
きさも小さくなり、従来の流体圧パワーユニットよりは
るかに小さくなることで、エレベータの設置面積を小さ
くでき、省スペース化を図ることができる。
【0014】図1に示す流体圧エレベータは、上述の構
成であるので次のように動作する。まず、乗りかご7を
上昇させる場合は、制御弁14を開いてシリンダ21の
流体室24を流路15bを介して流体圧ポンプ12に連
通し、流体圧ポンプ12を駆動して制御弁13、流路1
5aを経て高圧流体を流体圧シリンダ1へ供給し、ロー
プ6を介して乗りかご7をレール8に沿って押し上げ
る。乗りかご7の速度制御は、流体圧ポンプ12を駆動
するモータ11の速度制御によって実行する。
成であるので次のように動作する。まず、乗りかご7を
上昇させる場合は、制御弁14を開いてシリンダ21の
流体室24を流路15bを介して流体圧ポンプ12に連
通し、流体圧ポンプ12を駆動して制御弁13、流路1
5aを経て高圧流体を流体圧シリンダ1へ供給し、ロー
プ6を介して乗りかご7をレール8に沿って押し上げ
る。乗りかご7の速度制御は、流体圧ポンプ12を駆動
するモータ11の速度制御によって実行する。
【0015】次に、乗りかご7を下降させる場合は、制
御弁13を開いて流体圧シリンダ1の高圧流体を流路1
5aを介して流体圧ポンプ12に連通し、流体圧ポンプ
12を駆動して制御弁14、流路15bを介して高圧流
体をエネルギ貯蔵装置20の流体室24へ移動させ、乗
りかご7の自重を利用して乗りかご7を下降させる。乗
りかご7の速度制御は、上昇のときと同様に流体圧ポン
プ12の回転数をモータ11で制御して実行する。
御弁13を開いて流体圧シリンダ1の高圧流体を流路1
5aを介して流体圧ポンプ12に連通し、流体圧ポンプ
12を駆動して制御弁14、流路15bを介して高圧流
体をエネルギ貯蔵装置20の流体室24へ移動させ、乗
りかご7の自重を利用して乗りかご7を下降させる。乗
りかご7の速度制御は、上昇のときと同様に流体圧ポン
プ12の回転数をモータ11で制御して実行する。
【0016】本実施例の流体圧エレベータは次のように
して調整する。エレベータの組立てが終わった後、流体
圧シリンダ1およびエネルギ貯蔵装置20へ、低圧の状
態で作動流体を供給する。流体圧が低いので乗りかご7
の自重を押し上げることができない。しかし、流体圧シ
リンダ1は作動流体で満たされる。また、エネルギ貯蔵
装置20ではピストン22を押す力がないので(ガスが
封入されていない)、流体圧が低圧でもピストン22を
押し上げて流体は流体室24へ流入し作動流体で満たさ
れる。これで流体圧シリンダ1、流体圧制御装置10お
よびエネルギ貯蔵装置20の流体室24は作動流体で充
満される。その後ガスタンク23へ所要の圧力で作動ガ
スを封入する。
して調整する。エレベータの組立てが終わった後、流体
圧シリンダ1およびエネルギ貯蔵装置20へ、低圧の状
態で作動流体を供給する。流体圧が低いので乗りかご7
の自重を押し上げることができない。しかし、流体圧シ
リンダ1は作動流体で満たされる。また、エネルギ貯蔵
装置20ではピストン22を押す力がないので(ガスが
封入されていない)、流体圧が低圧でもピストン22を
押し上げて流体は流体室24へ流入し作動流体で満たさ
れる。これで流体圧シリンダ1、流体圧制御装置10お
よびエネルギ貯蔵装置20の流体室24は作動流体で充
満される。その後ガスタンク23へ所要の圧力で作動ガ
スを封入する。
【0017】〔実施例 2〕図2は、本発明の他の実施
例に係る流体圧制御装置の略示構成図である。本実施例
の流体圧制御装置10Aは制御弁13,14が一体的に
構成されている。このように構成すれば、流体圧制御装
置10Aは、さらに小形化が可能で、部品点数が少なく
なり製作費も安価となる。
例に係る流体圧制御装置の略示構成図である。本実施例
の流体圧制御装置10Aは制御弁13,14が一体的に
構成されている。このように構成すれば、流体圧制御装
置10Aは、さらに小形化が可能で、部品点数が少なく
なり製作費も安価となる。
【0018】〔実施例 3】図3は、本発明のさらに他
の実施例に係る流体圧制御装置の油圧回路図である。図
3は、流体圧制御装置10の一実施例と乗りかごの精密
位置補正装置140との流体圧回路(油圧回路)を示す
ものである。流体圧制御装置10は、モータ11および
流体圧ポンプ12、主切換弁31,32、パイロット切
換弁33、シャトル弁34,35、リリーフ弁36、吸
込弁37およびタンク38で構成されている。図3では
図示しないが、流路15aは流体圧シリンダ1へ、流路
15bはエネルギ貯蔵装置20へ連通している。流体圧
シリンダ1とエネルギ貯蔵装置20とは、流路15a,
15b、主切換弁31,32、および流体圧ポンプ12
を介して結合されている。
の実施例に係る流体圧制御装置の油圧回路図である。図
3は、流体圧制御装置10の一実施例と乗りかごの精密
位置補正装置140との流体圧回路(油圧回路)を示す
ものである。流体圧制御装置10は、モータ11および
流体圧ポンプ12、主切換弁31,32、パイロット切
換弁33、シャトル弁34,35、リリーフ弁36、吸
込弁37およびタンク38で構成されている。図3では
図示しないが、流路15aは流体圧シリンダ1へ、流路
15bはエネルギ貯蔵装置20へ連通している。流体圧
シリンダ1とエネルギ貯蔵装置20とは、流路15a,
15b、主切換弁31,32、および流体圧ポンプ12
を介して結合されている。
【0019】エレベータを駆動するときは、パイロット
切換弁33を励磁すると、シャトル弁34を介して流路
15aと15bとのいずれか高圧側がパイロット流体圧
となり、主制御弁31,32を動作させて流路15a,
15bと流体圧ポンプ12とを連通させる。流体圧ポン
プ12をモータ11で上昇方向あるいは下降方向に駆動
すれば、圧力流体(油)は流路15bから15aへ、あ
るいはその逆方向へ流れ、乗りかご7を上昇あるいは下
降させる。エレベータ停止後にパイロット切り換え弁3
3の励磁を解除すれば、主切換弁31,32は元へ復帰
して乗りかご7の停止位置を保持する。シャトル弁3
5、リリーフ弁36は流路15c,15dが異常高圧に
なるのを防ぐ非常弁である。
切換弁33を励磁すると、シャトル弁34を介して流路
15aと15bとのいずれか高圧側がパイロット流体圧
となり、主制御弁31,32を動作させて流路15a,
15bと流体圧ポンプ12とを連通させる。流体圧ポン
プ12をモータ11で上昇方向あるいは下降方向に駆動
すれば、圧力流体(油)は流路15bから15aへ、あ
るいはその逆方向へ流れ、乗りかご7を上昇あるいは下
降させる。エレベータ停止後にパイロット切り換え弁3
3の励磁を解除すれば、主切換弁31,32は元へ復帰
して乗りかご7の停止位置を保持する。シャトル弁3
5、リリーフ弁36は流路15c,15dが異常高圧に
なるのを防ぐ非常弁である。
【0020】逆に、吸込弁37は流路15c,15dが
真空となって流体圧ポンプ12を損傷させるのを防止す
る。主切換弁31,32は、一個のパイロット切換弁3
3により、同時に駆動することができる。また、常に高
い方の圧力で駆動するため、主切換弁31,32のパイ
ロット圧受圧部の面積を小さくできる。さらに、停電時
(電源遮断時)は、パイロット切換弁33および主切換
弁31,32は図の位置に戻るため、流体を遮断して乗
りかご7の位置を安全に保持するという効果がある。
真空となって流体圧ポンプ12を損傷させるのを防止す
る。主切換弁31,32は、一個のパイロット切換弁3
3により、同時に駆動することができる。また、常に高
い方の圧力で駆動するため、主切換弁31,32のパイ
ロット圧受圧部の面積を小さくできる。さらに、停電時
(電源遮断時)は、パイロット切換弁33および主切換
弁31,32は図の位置に戻るため、流体を遮断して乗
りかご7の位置を安全に保持するという効果がある。
【0021】精密位置補正装置140は、乗りかご7へ
の乗客の乗降に際し、ロープの弾性と油の圧縮性とによ
り乗りかごが沈下浮上する現象を改善するものである。
すなわち、常時はアキュムレータ143に蓄圧してお
き、乗りかご7の沈下に際しては流量制御弁144を駆
動して、流体圧シリンダ1に流体を供給し、乗りかご7
の浮上に際しては流体を排出する制御を行う。流体圧制
御装置10のタンク38と精密位置補正装置140のタ
ンク147は共通にしても良い。本精密位置補正装置1
40により乗りかご停止時の乗り心地を向上させること
ができるうえ、流体圧制御装置10内の流体が少なくな
ったときに流体を補給する働きもある。
の乗客の乗降に際し、ロープの弾性と油の圧縮性とによ
り乗りかごが沈下浮上する現象を改善するものである。
すなわち、常時はアキュムレータ143に蓄圧してお
き、乗りかご7の沈下に際しては流量制御弁144を駆
動して、流体圧シリンダ1に流体を供給し、乗りかご7
の浮上に際しては流体を排出する制御を行う。流体圧制
御装置10のタンク38と精密位置補正装置140のタ
ンク147は共通にしても良い。本精密位置補正装置1
40により乗りかご停止時の乗り心地を向上させること
ができるうえ、流体圧制御装置10内の流体が少なくな
ったときに流体を補給する働きもある。
【0022】次に、図4は、図3の流体圧制御装置にお
ける主切換弁の構造図である。すなわち、図4は、図3
の実施例に示した主切換弁31,32の構造の一実施例
である。ここでは、流体圧シリンダ側の主切換弁31a
とパイロット切換弁33について説明する。流体圧シリ
ンダにつながる流路15aからの流体は、流路50cか
らシャトル弁34を介してパイロット切換弁33に導か
れる。さらに、パイロット切換弁33は、流路50aか
らパイロット室48に連通されている。同様に、流路5
0b,50dもエネルギ貯蔵装置側に通じている。ドレ
ン室48cはパイロット室48b,48から漏れた流体
をタンク38へ戻すためのものである。
ける主切換弁の構造図である。すなわち、図4は、図3
の実施例に示した主切換弁31,32の構造の一実施例
である。ここでは、流体圧シリンダ側の主切換弁31a
とパイロット切換弁33について説明する。流体圧シリ
ンダにつながる流路15aからの流体は、流路50cか
らシャトル弁34を介してパイロット切換弁33に導か
れる。さらに、パイロット切換弁33は、流路50aか
らパイロット室48に連通されている。同様に、流路5
0b,50dもエネルギ貯蔵装置側に通じている。ドレ
ン室48cはパイロット室48b,48から漏れた流体
をタンク38へ戻すためのものである。
【0023】以下、動作について説明する。Pc1:流
路15aの圧力、Pp1:流路15cの圧力、F1:ば
ね力、S1,S2,S3,S4:主切換弁31aの各受
圧面積、とすると、流路15cから流路15aへ流体を
流すとき、主切換弁31aは、流体圧ポンプ12を回転
させ、圧力が立ち上がることにより押し上げられる。し
たがって、主切換弁31aが開弁する条件として摩擦力
を無視した力関係で表すと、次式のようになる。
路15aの圧力、Pp1:流路15cの圧力、F1:ば
ね力、S1,S2,S3,S4:主切換弁31aの各受
圧面積、とすると、流路15cから流路15aへ流体を
流すとき、主切換弁31aは、流体圧ポンプ12を回転
させ、圧力が立ち上がることにより押し上げられる。し
たがって、主切換弁31aが開弁する条件として摩擦力
を無視した力関係で表すと、次式のようになる。
【数2】
Pp1・S2+Pc1・(S3−S2)>Pc1・S1+F1
また、流路15aから流路15cに流すときはパイロッ
ト切り換え弁33aを励磁することにより主切り換え弁
31aが開弁する。このときの開弁条件は、次式のよう
になる。
ト切り換え弁33aを励磁することにより主切り換え弁
31aが開弁する。このときの開弁条件は、次式のよう
になる。
【数3】
Pp1・S2+Pc1・(S3−S2)+Pp1・S4>Pc1・S1+F1
本実施例の主切換弁31aの構造は、S4を大きくとる
ことにより、より高速駆動が可能である。また(Pc1
<Pp1)のときでも(S1−S3)を大きくとること
で閉弁状態を保つことができる。
ことにより、より高速駆動が可能である。また(Pc1
<Pp1)のときでも(S1−S3)を大きくとること
で閉弁状態を保つことができる。
【0024】図5は、図3の流体圧制御装置の油圧回路
と各弁の構成を示す断面図である。すなわち、図5は、
前記図4の実施例で示した主切換弁31aの構造を図3
の実施例に適用した一実施例を示す。シャトル弁34
は、常時高圧側の流体圧を選択し、流体は溝34a、あ
るいは溝34bを通ってパイロット切換弁33に導かれ
ている。流体圧ポンプ12に起動指令が入力されると同
時にパイロット切換弁33も励磁される。これにともな
って主切換弁31a,31bが二個同時に高圧側の流体
によって駆動される。流体圧シリンダ内の流体の流量は
流体圧ポンプ12の回転数に応じて制御され、流量に応
じた乗りかご7の速度を制御する。したがって、乗りか
ご上昇の場合には、エネルギ貯蔵装置20側から流体圧
シリンダ1側へ流体圧ポンプ12を起動して流体を送り
こみ、下降の場合はその逆となる。
と各弁の構成を示す断面図である。すなわち、図5は、
前記図4の実施例で示した主切換弁31aの構造を図3
の実施例に適用した一実施例を示す。シャトル弁34
は、常時高圧側の流体圧を選択し、流体は溝34a、あ
るいは溝34bを通ってパイロット切換弁33に導かれ
ている。流体圧ポンプ12に起動指令が入力されると同
時にパイロット切換弁33も励磁される。これにともな
って主切換弁31a,31bが二個同時に高圧側の流体
によって駆動される。流体圧シリンダ内の流体の流量は
流体圧ポンプ12の回転数に応じて制御され、流量に応
じた乗りかご7の速度を制御する。したがって、乗りか
ご上昇の場合には、エネルギ貯蔵装置20側から流体圧
シリンダ1側へ流体圧ポンプ12を起動して流体を送り
こみ、下降の場合はその逆となる。
【0025】通常の乗りかご停止時において、例えば、
流路15a側が流路15b側よりも圧力が高い場合は、
流路15a、流路15c、流路15d、流路15bの順
に圧力が低くなっており、流路15cと流路15dはほ
ぼ同じ圧力である。したがって、圧力の値によっては主
切換弁31bは開弁することもある。しかし、主切換弁
31aは、前記受圧面積の関係から、高圧側の圧力によ
り常に閉弁することになるため、流体圧シリンダ1とエ
ネルギ貯蔵装置20との流体を遮断することができる。
すなわち、乗りかご7を確実に位置保持することができ
る。流路15b側が高圧の場合でも同様である。また、
流体圧制御弁10内が異常に高圧となった場合には、高
圧側を選択しているシャトル弁35を通ってリリーフ弁
36からタンク38に流体を逃がして圧力を調節する。
さらに、流路15a,15b,15c,15d内が負圧
になったとき、流体圧ポンプ12を破損しないための吸
込弁37を設けている。本実施例に示したパイロット切
換弁33とリリーフ弁36は、市販の物を使って差し支
えない。
流路15a側が流路15b側よりも圧力が高い場合は、
流路15a、流路15c、流路15d、流路15bの順
に圧力が低くなっており、流路15cと流路15dはほ
ぼ同じ圧力である。したがって、圧力の値によっては主
切換弁31bは開弁することもある。しかし、主切換弁
31aは、前記受圧面積の関係から、高圧側の圧力によ
り常に閉弁することになるため、流体圧シリンダ1とエ
ネルギ貯蔵装置20との流体を遮断することができる。
すなわち、乗りかご7を確実に位置保持することができ
る。流路15b側が高圧の場合でも同様である。また、
流体圧制御弁10内が異常に高圧となった場合には、高
圧側を選択しているシャトル弁35を通ってリリーフ弁
36からタンク38に流体を逃がして圧力を調節する。
さらに、流路15a,15b,15c,15d内が負圧
になったとき、流体圧ポンプ12を破損しないための吸
込弁37を設けている。本実施例に示したパイロット切
換弁33とリリーフ弁36は、市販の物を使って差し支
えない。
【0026】〔実施例 4〕次に、図6は、本発明のさ
らに他の実施例に係る流体圧制御装置の油圧回路図であ
る。図6に示す流体圧制御装置10Bでは、図3の実施
例と流体圧回路はほぼ同様であるが主切換弁31a,3
1bは別々のパイロット切換弁33a,33bにより駆
動する構成である。乗りかご7上昇時には、パイロット
切換弁33aを励磁し、流体圧ポンプ12を起動して、
主切換弁31bは流体圧ポンプ12からの流体圧により
開弁し、流路15aから流路15bに流体を供給する。
乗りかご7下降時には、パイロット切換弁33bを励磁
し、前記の逆の動作をする。
らに他の実施例に係る流体圧制御装置の油圧回路図であ
る。図6に示す流体圧制御装置10Bでは、図3の実施
例と流体圧回路はほぼ同様であるが主切換弁31a,3
1bは別々のパイロット切換弁33a,33bにより駆
動する構成である。乗りかご7上昇時には、パイロット
切換弁33aを励磁し、流体圧ポンプ12を起動して、
主切換弁31bは流体圧ポンプ12からの流体圧により
開弁し、流路15aから流路15bに流体を供給する。
乗りかご7下降時には、パイロット切換弁33bを励磁
し、前記の逆の動作をする。
【0027】このように、パイロット切換弁33a,3
3bは、乗りかご7の上昇と下降とで一回づつの動作の
ため、寿命が長くなり信頼性の高い流体圧制御装置10
Bを提供できるという効果が得られる。また、主切換弁
31a,31bでの前後差圧が大きい場合には、エレベ
ータの起動時にショックが表われるため、圧力の立上り
に合わせてパイロット切換弁33a、あるいはパイロッ
ト切換弁33bを励磁させれば滑らかな起動が可能とな
る本実施例特有の効果もある。
3bは、乗りかご7の上昇と下降とで一回づつの動作の
ため、寿命が長くなり信頼性の高い流体圧制御装置10
Bを提供できるという効果が得られる。また、主切換弁
31a,31bでの前後差圧が大きい場合には、エレベ
ータの起動時にショックが表われるため、圧力の立上り
に合わせてパイロット切換弁33a、あるいはパイロッ
ト切換弁33bを励磁させれば滑らかな起動が可能とな
る本実施例特有の効果もある。
【0028】〔実施例 5〕図7は、本発明のさらに他
の実施例に係る主切換弁部の構成を示す断面図である。
図7に示す主切換弁部は、主切換弁70と2個のパイロ
ット切換弁62a,62bから構成されている。流路1
5a,15bから流路15c,15dの方向に流体を流
す場合(流体圧シリンダから流体圧ポンプへ、或いはエ
ネルギ貯蔵装置から流体圧ポンプへ流体を流す場合)
は、パイロット切換弁62a,62bを励磁し、パイロ
ット室71の流体を流路15a,15bと遮断して流路
72cを介してタンク38に排出する。したがって、主
切換弁70は流路15a,15b,15c,15dの流
体圧によって開弁する。また、流路15c,15dから
流路15a,15bの方向に流体を流す場合(流体圧ポ
ンプから流体圧シリンダへ、あるいは流体圧ポンプから
エネルギ貯蔵装置へ流体を流す場合)も同様に、パイロ
ット切換弁62a,62bを励磁する。
の実施例に係る主切換弁部の構成を示す断面図である。
図7に示す主切換弁部は、主切換弁70と2個のパイロ
ット切換弁62a,62bから構成されている。流路1
5a,15bから流路15c,15dの方向に流体を流
す場合(流体圧シリンダから流体圧ポンプへ、或いはエ
ネルギ貯蔵装置から流体圧ポンプへ流体を流す場合)
は、パイロット切換弁62a,62bを励磁し、パイロ
ット室71の流体を流路15a,15bと遮断して流路
72cを介してタンク38に排出する。したがって、主
切換弁70は流路15a,15b,15c,15dの流
体圧によって開弁する。また、流路15c,15dから
流路15a,15bの方向に流体を流す場合(流体圧ポ
ンプから流体圧シリンダへ、あるいは流体圧ポンプから
エネルギ貯蔵装置へ流体を流す場合)も同様に、パイロ
ット切換弁62a,62bを励磁する。
【0029】本実施例では、パイロット切換弁62a,
62bは市販の物でよく、その部分および主切換弁70
を簡単に構成、製作できるので、流路72a,72b,
72cを短くでき、主切換弁70を高速に駆動できる。
さらに、制御弁全体を小形、安価に製作できる。通常、
エレベータの停止時は主切換弁70を閉弁させるため
に、パイロット切換弁62a,62bの励磁を解除し流
路15a,15bの流体圧により主切換弁70を弁座に
押し付けて閉弁させる。また、乗りかご停止時におい
て、例えば、流体圧シリンダ側の圧力が高い場合には流
体圧シリンダ側の主切換弁で、エネルギ貯蔵装置側の圧
力が高い場合にはエネルギ貯蔵装置側の主切換弁で、そ
れぞれ完全に流体を遮断する。つまり、圧力の高い方の
主切換弁で流体を遮断し、乗りかご位置を確実に保持す
る構造となっている。
62bは市販の物でよく、その部分および主切換弁70
を簡単に構成、製作できるので、流路72a,72b,
72cを短くでき、主切換弁70を高速に駆動できる。
さらに、制御弁全体を小形、安価に製作できる。通常、
エレベータの停止時は主切換弁70を閉弁させるため
に、パイロット切換弁62a,62bの励磁を解除し流
路15a,15bの流体圧により主切換弁70を弁座に
押し付けて閉弁させる。また、乗りかご停止時におい
て、例えば、流体圧シリンダ側の圧力が高い場合には流
体圧シリンダ側の主切換弁で、エネルギ貯蔵装置側の圧
力が高い場合にはエネルギ貯蔵装置側の主切換弁で、そ
れぞれ完全に流体を遮断する。つまり、圧力の高い方の
主切換弁で流体を遮断し、乗りかご位置を確実に保持す
る構造となっている。
【0030】〔実施例 6〕図8は、本発明のさらに他
の実施例に係る主切換弁部の構成を示す断面図である。
図8に示す主切換弁70の構造と動作は図7の実施例と
同様である。異なるところは、パイロット切換弁部であ
り、第一のパイロット切換弁61と第二のパイロット切
換弁62a,62bとから構成されている。本実施例で
は、第一のパイロット切り換え弁61の方が第二のパイ
ロット切換え62a,62bよりも流量を大きくとるこ
とにより、主切換弁70を迅速に動作させることがで
き、主切換弁70の構造も簡単であり製作が容易となる
効果がある。本実施例においても圧力の高い方の主切換
弁で流体を遮断する。
の実施例に係る主切換弁部の構成を示す断面図である。
図8に示す主切換弁70の構造と動作は図7の実施例と
同様である。異なるところは、パイロット切換弁部であ
り、第一のパイロット切換弁61と第二のパイロット切
換弁62a,62bとから構成されている。本実施例で
は、第一のパイロット切り換え弁61の方が第二のパイ
ロット切換え62a,62bよりも流量を大きくとるこ
とにより、主切換弁70を迅速に動作させることがで
き、主切換弁70の構造も簡単であり製作が容易となる
効果がある。本実施例においても圧力の高い方の主切換
弁で流体を遮断する。
【0031】図9は、図8に示す第一のパイロット切換
弁の一例を示す断面図である。各流路は図8に示した実
施例の流路に対応している。動作について図8,9によ
り説明する。信号が第二のパイロット切換弁62a,6
2bに入力されないときは、第1のパイロット切換弁6
1は図8の位置にあり、流体をパイロット室71に導
き、主切換弁70を流体圧により閉弁している。信号が
入力されると、流路15a,15bからの流体を制御室
66bに導く。この流体圧により弁体67が駆動され、
パイロット室71は流路65からタンク38へと連通
し、パイロット室71の流体はタンク38に排出され
る。この第一の切換弁61は、図7の実施例に示した切
換弁62a,62bよりも流量が大きい。これらをその
まま第二のパイロット切換弁62a,62bとして使用
することで、パイロット室71内の流体を速やかに給排
でき、制御室66bをさらに小さくすることによって主
切換弁70の駆動を迅速に行うことができる。
弁の一例を示す断面図である。各流路は図8に示した実
施例の流路に対応している。動作について図8,9によ
り説明する。信号が第二のパイロット切換弁62a,6
2bに入力されないときは、第1のパイロット切換弁6
1は図8の位置にあり、流体をパイロット室71に導
き、主切換弁70を流体圧により閉弁している。信号が
入力されると、流路15a,15bからの流体を制御室
66bに導く。この流体圧により弁体67が駆動され、
パイロット室71は流路65からタンク38へと連通
し、パイロット室71の流体はタンク38に排出され
る。この第一の切換弁61は、図7の実施例に示した切
換弁62a,62bよりも流量が大きい。これらをその
まま第二のパイロット切換弁62a,62bとして使用
することで、パイロット室71内の流体を速やかに給排
でき、制御室66bをさらに小さくすることによって主
切換弁70の駆動を迅速に行うことができる。
【0032】〔実施例 7〕図10は、本発明のさらに
他の実施例に係る流体圧制御装置の油圧回路図である。
図中、図4と同一符号のものは、先の実施例と同等部分
である。図10の流体圧制御装置は、パイロット切換弁
を使わずに流体圧制御装置10Cを構成したものであ
り、切換弁以外は図4の実施例と同様の構成である。以
下、主切換部の動作について流路15a(流体圧シリン
ダ)側で説明する。流体圧ポンプ12から流体を流路1
5aに供給するとき、主切換弁80aは開弁し、流体圧
ポンプ12により流体を流路15aから排出するとき
も、主切換弁80aは開弁する。したがって、流体圧ポ
ンプ12の回転による流体の圧力の変化により主切換弁
80a,80bが開弁する。これにより、主切換弁80
a,80bは開弁動作と流体圧ポンプ12の起動信号と
が対応するため制御が簡単になるという効果がある。
他の実施例に係る流体圧制御装置の油圧回路図である。
図中、図4と同一符号のものは、先の実施例と同等部分
である。図10の流体圧制御装置は、パイロット切換弁
を使わずに流体圧制御装置10Cを構成したものであ
り、切換弁以外は図4の実施例と同様の構成である。以
下、主切換部の動作について流路15a(流体圧シリン
ダ)側で説明する。流体圧ポンプ12から流体を流路1
5aに供給するとき、主切換弁80aは開弁し、流体圧
ポンプ12により流体を流路15aから排出するとき
も、主切換弁80aは開弁する。したがって、流体圧ポ
ンプ12の回転による流体の圧力の変化により主切換弁
80a,80bが開弁する。これにより、主切換弁80
a,80bは開弁動作と流体圧ポンプ12の起動信号と
が対応するため制御が簡単になるという効果がある。
【0033】〔実施例 8〕図11は、本発明のさらに
他の実施例に係る流体圧制御装置の油圧回路図である。
図中、図10と同一符号のものは、先の実施例と同等部
分であるから、その説明を省略する。図11の流体圧制
御装置10Dは、戻り流体をなくすことによりタンクを
排除した例であり、主切換弁80a,80bは図10の
実施例と同等である。しかし、リリーフ弁36は、チェ
ック弁37a,37bにより異常高圧の流体を低圧側へ
逃がす油圧回路構成としている。また、タンクを排除し
たため、吸込弁は設けていない。
他の実施例に係る流体圧制御装置の油圧回路図である。
図中、図10と同一符号のものは、先の実施例と同等部
分であるから、その説明を省略する。図11の流体圧制
御装置10Dは、戻り流体をなくすことによりタンクを
排除した例であり、主切換弁80a,80bは図10の
実施例と同等である。しかし、リリーフ弁36は、チェ
ック弁37a,37bにより異常高圧の流体を低圧側へ
逃がす油圧回路構成としている。また、タンクを排除し
たため、吸込弁は設けていない。
【0034】そこで、流体圧ポンプ12の破損防止策と
して、流路15cと流路15dの圧力を検知し、負圧に
なった場合は流体圧ポンプ12の運転を停止させるとい
う方法を用いる。本実施例によれば、図10と同様の効
果が期待されるほか、タンクがなくなるので非常にコン
パクトな流体圧制御装置10Dを構成できる。
して、流路15cと流路15dの圧力を検知し、負圧に
なった場合は流体圧ポンプ12の運転を停止させるとい
う方法を用いる。本実施例によれば、図10と同様の効
果が期待されるほか、タンクがなくなるので非常にコン
パクトな流体圧制御装置10Dを構成できる。
【0035】〔実施例 9〕図12は、図10および図
11の流体圧制御装置に適用する主切換弁部の構成図で
ある。流体圧ポンプ12と流体圧シリンダ1およびエネ
ルギ貯蔵装置20との接続関係を示している。図中、添
字a,cは流体圧シリンダ1側、添字b,dはエネルギ
貯蔵装置20側を表わす。主切換弁80a,80bは、
流路15a,15bとパイロット室83a,83bとを
つなぐ流路84c,84dの間に設けた絞り81a,8
1bと、流路15c,15dとパイロット室83a,8
3bとをつなぐ流路84a,84bとの間に設けたチェ
ック弁82a,82bとにより構成されている。流路1
5c,15dは流体圧ポンプ12に、流路15a,15
bは流体圧シリンダ1,エネルギ貯蔵装置20に、それ
ぞれ接続している。
11の流体圧制御装置に適用する主切換弁部の構成図で
ある。流体圧ポンプ12と流体圧シリンダ1およびエネ
ルギ貯蔵装置20との接続関係を示している。図中、添
字a,cは流体圧シリンダ1側、添字b,dはエネルギ
貯蔵装置20側を表わす。主切換弁80a,80bは、
流路15a,15bとパイロット室83a,83bとを
つなぐ流路84c,84dの間に設けた絞り81a,8
1bと、流路15c,15dとパイロット室83a,8
3bとをつなぐ流路84a,84bとの間に設けたチェ
ック弁82a,82bとにより構成されている。流路1
5c,15dは流体圧ポンプ12に、流路15a,15
bは流体圧シリンダ1,エネルギ貯蔵装置20に、それ
ぞれ接続している。
【0036】次に、動作について流体圧シリンダ1側で
説明する。流体を流路15cから流路15aへ流す場合
は、流体圧ポンプ12により流路15c内の圧力を立ち
上がらせ、主切換弁80aをばね47dのばね力に抗し
て開弁させる。また、流体を流路15aから流路15c
へ流す場合は、流体圧ポンプ12を運転すると流路15
c内の圧力が低下し、流路84aからの流体圧によりチ
ェック弁82aを開き、流体圧ポンプ12がパイロット
室83aの流体を吸い出す。これにともなって、絞り8
1aがあるため、パイロット室83a内には流体が流出
量以上は流入せずに圧力が低下し、流路15aの流体圧
が主切換弁80aを開弁する。逆にこのとき、エネルギ
貯蔵装置20側では同時に全く正反対の動作をする。
説明する。流体を流路15cから流路15aへ流す場合
は、流体圧ポンプ12により流路15c内の圧力を立ち
上がらせ、主切換弁80aをばね47dのばね力に抗し
て開弁させる。また、流体を流路15aから流路15c
へ流す場合は、流体圧ポンプ12を運転すると流路15
c内の圧力が低下し、流路84aからの流体圧によりチ
ェック弁82aを開き、流体圧ポンプ12がパイロット
室83aの流体を吸い出す。これにともなって、絞り8
1aがあるため、パイロット室83a内には流体が流出
量以上は流入せずに圧力が低下し、流路15aの流体圧
が主切換弁80aを開弁する。逆にこのとき、エネルギ
貯蔵装置20側では同時に全く正反対の動作をする。
【0037】また、通常停止時において、例えば流体圧
シリンダ1側の流路15aの方が高圧の場合は、圧力は
流路15a、15c、15d、15bの順に低くなって
いる。ただし、流路15c,15dはほぼ同じ圧力であ
る。したがって、流体圧シリンダ1の流体圧は流路84
c、絞り81a、パイロット室83a、流路84a、チ
ェック弁82aを通って流路15cに作用し、流路15
dへと及ぶ。つまり、定常状態では流路15aと流路1
5dの間は同じ圧力である。しかし、高圧側の流体は、
チェック弁82bと主切換弁80bとにより完全に低圧
側とは遮断される。
シリンダ1側の流路15aの方が高圧の場合は、圧力は
流路15a、15c、15d、15bの順に低くなって
いる。ただし、流路15c,15dはほぼ同じ圧力であ
る。したがって、流体圧シリンダ1の流体圧は流路84
c、絞り81a、パイロット室83a、流路84a、チ
ェック弁82aを通って流路15cに作用し、流路15
dへと及ぶ。つまり、定常状態では流路15aと流路1
5dの間は同じ圧力である。しかし、高圧側の流体は、
チェック弁82bと主切換弁80bとにより完全に低圧
側とは遮断される。
【0038】このとき、高圧側の流路15d内の圧力を
Pp2、低圧側の流路15b内の圧力をPc2、ばね4
7のばね力をF2とし、摩擦力を無視すれば、主切換弁
80bが高圧側の流体圧を受ける面積S5は、次式で決
定する。
Pp2、低圧側の流路15b内の圧力をPc2、ばね4
7のばね力をF2とし、摩擦力を無視すれば、主切換弁
80bが高圧側の流体圧を受ける面積S5は、次式で決
定する。
【数4】S5<F2/(Pp2−Pc2)
このようにS5を決定すれば必ず低圧側の主切換弁で流
体を遮断し、確実に乗りかご7の位置保持をすることが
できる。効果として、主切換弁80a,80bが簡単な
構造のため、流体圧制御装置の小形化と製作容易による
低価格化を図りうるという本実施例特有の効果がある。
体を遮断し、確実に乗りかご7の位置保持をすることが
できる。効果として、主切換弁80a,80bが簡単な
構造のため、流体圧制御装置の小形化と製作容易による
低価格化を図りうるという本実施例特有の効果がある。
【0039】〔実施例 10〕図13は、本発明のさら
に他の実施例に係る流体圧制御装置の油圧回路図であ
る。図13に示す流体圧制御装置10Eは、パイロット
切換弁33a,33bからの戻り流体を受けるタンク3
8を極力小さくするため、吸込弁は組み込まない構成と
したものである。切換弁部90a,90bは、図3およ
び図4の実施例と同様の動作と働きをする。エレベータ
運転中、流路15e,15f内が負圧となり、流体圧ポ
ンプ12が破損するのを防止するための吸込弁に替わる
ものとして、流路15e,15fの圧力を電気的に検知
する方法がある。すなわち、流路15e,15f内が負
圧になったときは、流体圧ポンプ12の回転数を下げる
か、ゆっくりと停止させるようにモータ11への信号を
制御することで達成される。あるいは、流体圧ポンプ1
2が破損する恐れのない場合は圧力を検知する必要はな
い。
に他の実施例に係る流体圧制御装置の油圧回路図であ
る。図13に示す流体圧制御装置10Eは、パイロット
切換弁33a,33bからの戻り流体を受けるタンク3
8を極力小さくするため、吸込弁は組み込まない構成と
したものである。切換弁部90a,90bは、図3およ
び図4の実施例と同様の動作と働きをする。エレベータ
運転中、流路15e,15f内が負圧となり、流体圧ポ
ンプ12が破損するのを防止するための吸込弁に替わる
ものとして、流路15e,15fの圧力を電気的に検知
する方法がある。すなわち、流路15e,15f内が負
圧になったときは、流体圧ポンプ12の回転数を下げる
か、ゆっくりと停止させるようにモータ11への信号を
制御することで達成される。あるいは、流体圧ポンプ1
2が破損する恐れのない場合は圧力を検知する必要はな
い。
【0040】また、タンク38内の流体は放っておくと
オーバーフローするため、タンク38内の流体量を検知
しておく。オーバーフローしそうなときには、エレベー
タ停止時に電磁弁91を励磁させると同時に流体をエネ
ルギ貯蔵装置側流路15bへ送る方向に流体圧ポンプ1
2をゆっくり回転させることで、タンク38内の流体を
流体圧制御装置に戻すことができる。さらに、リリーフ
弁36では、流体圧制御弁内の異常高圧を防止するため
シャトル弁35により高圧側を選択し、チェック弁92
a,92bにより低圧側を選択して圧力を調整する構成
である。本実施によれば、タンク38を小形化でき駆動
動力も小さくて済むエレベータの流体圧制御装置を実現
できる。
オーバーフローするため、タンク38内の流体量を検知
しておく。オーバーフローしそうなときには、エレベー
タ停止時に電磁弁91を励磁させると同時に流体をエネ
ルギ貯蔵装置側流路15bへ送る方向に流体圧ポンプ1
2をゆっくり回転させることで、タンク38内の流体を
流体圧制御装置に戻すことができる。さらに、リリーフ
弁36では、流体圧制御弁内の異常高圧を防止するため
シャトル弁35により高圧側を選択し、チェック弁92
a,92bにより低圧側を選択して圧力を調整する構成
である。本実施によれば、タンク38を小形化でき駆動
動力も小さくて済むエレベータの流体圧制御装置を実現
できる。
【0041】〔実施例 11〕図14は、本発明のさら
に他の実施例に係る流体圧制御装置の油圧回路図であ
る。図14に示す流体圧制御装置10Fでは、主切換弁
90a、パイロット切換弁33、吸込弁93共に一個だ
けで構成され、流体圧シリンダ側の流路15aが常にエ
ネルギ貯蔵装置側の流路15bよりも高くなるように設
定することで、流体圧制御弁の部品点数を削減できる。
主切換弁部90aの動作と働きは図3および図4の実施
例と同様である。
に他の実施例に係る流体圧制御装置の油圧回路図であ
る。図14に示す流体圧制御装置10Fでは、主切換弁
90a、パイロット切換弁33、吸込弁93共に一個だ
けで構成され、流体圧シリンダ側の流路15aが常にエ
ネルギ貯蔵装置側の流路15bよりも高くなるように設
定することで、流体圧制御弁の部品点数を削減できる。
主切換弁部90aの動作と働きは図3および図4の実施
例と同様である。
【0042】リリーフ弁36は、設定圧力以上になると
低圧側の流路15bに流体を逃がして圧力調整をする。
吸込弁93は、通常は流路15gの方が流路15bより
も高く、流体圧ポンプ12により流路15eから流路1
5bへ流体を流すとき、吸込弁93は閉弁している。し
かし、切換弁部90aにて故障が生じ流路15eの方が
流路15bよりも低くなった場合は、吸込弁93が開弁
し、低圧側の流体を流路15gより吸い込み、流体圧ポ
ンプ12を保護する。また、電磁弁91は図13の実施
例と同様の動作と働きをする。以上のように構成するこ
とにより、部品点数を削減し、従来のものよりも駆動動
力の小さい流体圧制御弁を構成することができる。
低圧側の流路15bに流体を逃がして圧力調整をする。
吸込弁93は、通常は流路15gの方が流路15bより
も高く、流体圧ポンプ12により流路15eから流路1
5bへ流体を流すとき、吸込弁93は閉弁している。し
かし、切換弁部90aにて故障が生じ流路15eの方が
流路15bよりも低くなった場合は、吸込弁93が開弁
し、低圧側の流体を流路15gより吸い込み、流体圧ポ
ンプ12を保護する。また、電磁弁91は図13の実施
例と同様の動作と働きをする。以上のように構成するこ
とにより、部品点数を削減し、従来のものよりも駆動動
力の小さい流体圧制御弁を構成することができる。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、流体圧エレベータを駆動するときのエネルギ効率
を向上して駆動動力を低減しうる流体圧エレベータを提
供することができる。また、本発明によれば、簡単な構
造の制御弁とし、流体圧制御装置を小形化して設置面積
を小さくし、建物の利用効率を向上しうる流体圧エレベ
ータを提供することができる。
れば、流体圧エレベータを駆動するときのエネルギ効率
を向上して駆動動力を低減しうる流体圧エレベータを提
供することができる。また、本発明によれば、簡単な構
造の制御弁とし、流体圧制御装置を小形化して設置面積
を小さくし、建物の利用効率を向上しうる流体圧エレベ
ータを提供することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る流体圧エレベータの略
示構成図である。
示構成図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る流体圧制御装置の略
示構成図である。
示構成図である。
【図3】本発明のさらに他の実施例に係る流体圧制御装
置の油圧回路図である。
置の油圧回路図である。
【図4】図3の流体圧制御装置における主切換弁の構造
図である。
図である。
【図5】図3の流体圧制御装置の油圧回路と各弁の構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例に係る流体圧制御装
置の油圧回路図である。
置の油圧回路図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例に係る主切換弁部の
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図8】本発明のさらに他の実施例に係る主切換弁部の
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図9】図8に示す第一のパイロット切換弁の一例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図10】本発明のさらに他の実施例に係る流体圧制御
装置の油圧回路図である。
装置の油圧回路図である。
【図11】本発明のさらに他の実施例に係る流体圧制御
装置の油圧回路図である。
装置の油圧回路図である。
【図12】図10および図11の流体圧制御装置に適用
する主切換弁部の構成図である。
する主切換弁部の構成図である。
【図13】本発明のさらに他の実施例に係る流体圧制御
装置の油圧回路図である。
装置の油圧回路図である。
【図14】本発明のさらに他の実施例に係る流体圧制御
装置の油圧回路図である。
装置の油圧回路図である。
1 流体圧シリンダ
7 乗りかご
10,10A,10B,10C,10D,10E,10
F 流体圧制御装置 11 モータ 12 流体圧ポンプ 13,14 制御弁 15a,15b,15c,15d 流路 20 エネルギ貯蔵装置 31,32,60,70,80a,80b,94,94
a,94b 主切換弁 33,33a,33b パイロット切換弁 34,35 シャトル弁 36 リリーフ弁 37,37a,37b 吸込弁 38 タンク 48,48a,63,71,83,83a,83b パ
イロット室 50a,50b,50c,50d,64,65,66
a,66b,72a,7 2b,72c,84a,84b,84c,84d 流路 61,62a,62b パイロット切換弁 81a,81b 絞り 82a,82b,92a,92b,93 チェック弁 91 電磁弁 90a,90b 切換弁部 140 精密位置補正装置
F 流体圧制御装置 11 モータ 12 流体圧ポンプ 13,14 制御弁 15a,15b,15c,15d 流路 20 エネルギ貯蔵装置 31,32,60,70,80a,80b,94,94
a,94b 主切換弁 33,33a,33b パイロット切換弁 34,35 シャトル弁 36 リリーフ弁 37,37a,37b 吸込弁 38 タンク 48,48a,63,71,83,83a,83b パ
イロット室 50a,50b,50c,50d,64,65,66
a,66b,72a,7 2b,72c,84a,84b,84c,84d 流路 61,62a,62b パイロット切換弁 81a,81b 絞り 82a,82b,92a,92b,93 チェック弁 91 電磁弁 90a,90b 切換弁部 140 精密位置補正装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 渡辺 春夫
茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日
立製作所機械研究所内
(72)発明者 小笠原 剛
茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日
立製作所機械研究所内
(72)発明者 佐々木 英一
茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立
製作所水戸工場内
Claims (16)
- 【請求項1】 流体圧シリンダへ供給するか、あるいは
前記流体圧シリンダから排出する流体の流量を制御し
て、前記流体圧シリンダの頂部に直接的にあるいは間接
的に結合した乗りかごの速度を制御する流体圧エレベー
タにおいて、 流体圧エネルギを一時貯蔵するエネルギ貯蔵手段と、こ
のエネルギ貯蔵手段と前記流体圧シリンダとの間にあっ
て、すくなくとも流体圧ポンプと流体圧制御弁とを有す
る流体圧制御装置と、これら、流体圧シリンダ、流体圧
制御装置、およびエネルギ貯蔵手段を結ぶ流体流路とを
備え、 前記流体圧制御装置によって前記エネルギ貯蔵手段と前
記流体圧シリンダとの間で流体を往復させて、前記流体
圧シリンダを伸縮させ、乗りかごを上昇、下降させるよ
うに構成した ことを特徴とする流体圧エレベータ。 - 【請求項2】 流体圧シリンダへ供給するか、あるいは
前記流体圧シリンダから排出する流体の流量を制御し
て、前記流体圧シリンダの頂部に直接的にあるいは間接
的に結合した乗りかごの速度を制御する流体圧エレベー
タにおいて、 流体圧エネルギを一時貯蔵するエネルギ貯蔵手段と、 このエネルギ貯蔵手段と前記流体圧シリンダとの間にあ
って、インバータで速度制御されるモータと、それによ
り駆動される流体圧ポンプと、流体圧ポンプから流体圧
シリンダあるいはエネルギ貯蔵手段へ給排する流体を制
御する流体圧制御弁と、戻り流体を回収するタンクとを
有する流体圧制御装置と、 これら、流体圧シリンダ、流体圧制御装置、およびエネ
ルギ貯蔵手段を結ぶ流体流路とを備え、 前記流体圧制御装置によって前記エネルギ貯蔵手段と前
記流体圧シリンダとの間で流体を往復させて、前記流体
圧シリンダを伸縮させ、乗りかごを上昇、下降させるよ
うに構成した ことを特徴とする流体圧エレベータ。 - 【請求項3】 流体圧制御装置における流体圧制御弁
は、流体圧ポンプからの流体を制御する主切換弁と、そ
れを駆動するパイロット切換弁と、異常高圧を防止する
リリーフ弁と、配管およびポンプが負圧になることを防
止する吸込弁と、戻り流体を回収するタンクとからなる
ことを特徴とする請求項2記載の流体圧エレベータ。 - 【請求項4】 流体圧制御弁における主切換弁は、主切
換弁のパイロット室の流体を、パイロット切換弁かある
いは電磁弁のいずれかで制御することによって駆動する
ことを特徴とする請求項3記載の流体圧エレベーター。 - 【請求項5】 流体圧制御弁における主切換弁は、第一
のパイロット切換弁によって駆動され、第一のパイロッ
ト切換弁は第二のパイロット切換弁によって駆動される
ことを特徴とする請求項3記載の流体圧エレベータ。 - 【請求項6】 流体圧制御装置における流体圧制御弁
は、流体圧ポンプからの流体を制御する主切換弁と、そ
れを駆動するためにパイロット室の流体を制御するチェ
ック弁および絞りと、異常高圧を防止するリリーフ弁
と、配管および流体圧ポンプが負圧になることを防止す
る吸込弁と、戻り流体を回収するタンクとからなること
を特徴とする請求項2記載の流体圧エレベータ。 - 【請求項7】 流体圧制御装置における流体圧制御弁
は、流体圧ポンプからの流体を制御する主切換弁と、そ
れを駆動するためにパイロット室の流体を制御するチェ
ック弁および絞りと、異常高圧を防止するリリーフ弁
と、配管および流体圧ポンプが負圧になることを防止す
る吸込弁とからなることを特徴とする請求項2記載の流
体圧エレベータ。 - 【請求項8】 流体圧制御弁における主切換弁は、主切
換弁のパイロット室の流体を、チェック弁および絞りで
制限することにより駆動することを特徴とする請求項6
または7記載のいずれかの流体圧エレベータ。 - 【請求項9】 流体圧制御弁における主切換弁は、主切
換弁のパイロット室と、流体圧シリンダ側あるいはエネ
ルギ貯蔵手段側のいずれかのポートとを連通する流路に
絞りを配し、さらに主切換弁のパイロット室と流体圧ポ
ンプ側のポートとの間にチェック弁を設け、パイロット
室から流体圧ポンプへの流体の流れのみ許容するように
したことを特徴とする請求項6または7記載のいずれか
の流体圧エレベータ。 - 【請求項10】 流体圧制御装置内における流体圧制御
弁は、二個の主切換弁を有し、その一個は流体圧シリン
ダ側の流体を、他の一個はエネルギ貯蔵手段側の流体を
制御し、常に圧力の高い方の主切換弁により流体を遮断
することを特徴とする請求項2記載の流体圧エレベー
タ。 - 【請求項11】 流体圧制御装置内における流体圧制御
弁は、二つの主切換弁を有し、その一個は流体圧シリン
ダ側の流体を、他の一個はエネルギ貯蔵手段側の流体を
制御し、常に圧力の低い方の主切換弁により流体を遮断
することを特徴とする請求項2記載の流体圧エレベー
タ。 - 【請求項12】 流体圧制御弁は、流体圧ポンプからの
流体を制御する主切換弁と、それを駆動するパイロット
切換弁と、異常高圧を防止するリリーフ弁と、流体を回
収するタンクと、ポンプポートとタンクとの間に設けた
電磁弁とからなることを特徴とする請求項2記載の流体
圧エレベータ。 - 【請求項13】 エネルギ貯蔵手段側の圧力より常に流
体圧シリンダ側の圧力の方が低くなるように設定したこ
とを特徴とする請求項1記載の流体圧エレベーター。 - 【請求項14】 流体圧制御弁は、流体圧ポンプからの
流体を制御する主切換弁と、それを駆動するパイロット
切換弁と、異常高圧を防止するリリーフ弁と、配管およ
びポンプが負圧になることを防止する吸込弁と、戻り流
体を回収するタンクと、ポンプポートとタンクとの間に
設けた電磁弁とからなることを特徴とする請求項1また
は13記載のいずれかの流体圧エレベータ。 - 【請求項15】 流体圧制御弁は、電磁弁と流体圧ポン
プにより流体圧シリンダあるいはエネルギ貯蔵装置内に
流体を補給することを特徴とする請求項12および14
記載のいずれかの流体圧エレベータ。 - 【請求項16】 流体圧シリンダへ供給するか、あるい
は前記流体圧シリンダから排出する流体の流量を制御し
て、前記流体圧シリンダの頂部に直接的にあるいは間接
的に結合した乗りかごの速度を制御する流体圧エレベー
タにおいて、 流体圧エネルギを一時貯蔵するエネルギ貯蔵手段と、こ
のエネルギ貯蔵手段と前記流体圧シリンダとの間にあっ
て、すくなくとも流体圧ポンプと流体圧制御弁とを有す
る流体圧制御装置と、乗りかごの位置補正装置と、これ
ら、流体圧シリンダ、流体圧制御装置、位置補正装置、
およびエネルギ貯蔵手段を結ぶ流体流路とを備えた ことを特徴とする流体圧エレベータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3159288A JPH058968A (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 流体圧エレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3159288A JPH058968A (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 流体圧エレベータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058968A true JPH058968A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15690525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3159288A Pending JPH058968A (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 流体圧エレベータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH058968A (ja) |
-
1991
- 1991-07-01 JP JP3159288A patent/JPH058968A/ja active Pending
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