JPH0589999U - ダンパカップリング - Google Patents
ダンパカップリングInfo
- Publication number
- JPH0589999U JPH0589999U JP3057992U JP3057992U JPH0589999U JP H0589999 U JPH0589999 U JP H0589999U JP 3057992 U JP3057992 U JP 3057992U JP 3057992 U JP3057992 U JP 3057992U JP H0589999 U JPH0589999 U JP H0589999U
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- hub
- pulley
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- sliding member
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Landscapes
- Pulleys (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐久性を向上させるとともに、全体を小型化
する。 【構成】 ハブ1の外周側に摺動部材16を介してプー
リー部7を装着するとともに、ハブ1とプーリー部7と
の間にダンパ部材12を装着する。摺動部材16の外周
面には凹部17が形成され、この凹部17に対応するプ
ーリー部7の部位には凹部17と摺動可能に係合する凸
部11が形成される。ハブ1の外周面には摺動部材16
の軸線方向の両面に当接するストッパー部である突起
3、およびストッパー部材であるリング4が設けられ
る。回転時に、突起3とリング4が摺動部材16の軸線
方向の両面に当接することにより、また、摺動部材16
の凹部17内にプーリー部7の凸部11が係合すること
により、ハブ1とプーリー部7との間の軸線方向への相
対的な移動が制限され、ダンパ部材12の軸線方向への
変位が制限される。
する。 【構成】 ハブ1の外周側に摺動部材16を介してプー
リー部7を装着するとともに、ハブ1とプーリー部7と
の間にダンパ部材12を装着する。摺動部材16の外周
面には凹部17が形成され、この凹部17に対応するプ
ーリー部7の部位には凹部17と摺動可能に係合する凸
部11が形成される。ハブ1の外周面には摺動部材16
の軸線方向の両面に当接するストッパー部である突起
3、およびストッパー部材であるリング4が設けられ
る。回転時に、突起3とリング4が摺動部材16の軸線
方向の両面に当接することにより、また、摺動部材16
の凹部17内にプーリー部7の凸部11が係合すること
により、ハブ1とプーリー部7との間の軸線方向への相
対的な移動が制限され、ダンパ部材12の軸線方向への
変位が制限される。
Description
【0001】
この考案はダンパカップリングに関し、特に、自動車のオルタネーターの回転 軸等に有効なダンパカップリングに関するものである。
【0002】
一般に、回転軸に連結されて回転軸に発生する捩じり振動等の振動や回転変動 等を吸収するようになっているダンパカップリングとしては、例えば、回転軸に 連結されるハブの外周側に軸受を介してプーリー部を装着するとともに、ハブと プーリー部との間に、両者を回転方向に所定の範囲内で相対的に回動可能に支持 するダンパ部材を装着して構成したものが既に知られており、このようなものに あっては、ハブとプーリー部との間に装着する軸受のスペースを大きく必要とす るため全体が大型化してしまい、自動車のオルタネータの回転軸等のように、小 型化が要求されるような箇所には用いることができない。
【0003】 一方、上記のような問題点を解決したダンパカップリングとして、例えば、実 公平3−15875号公報に記載されているプーリーカップリング等が既に知ら れており、このプーリーカップリングは、外周側にプーリー溝を有する外側部材 と、この外側部材の径方向内方に配設される内側部材と、外側部材と内側部材と の間のうち、プーリー溝に対応する位置に設けられる滑り軸受と、外側部材と内 側部材との間のうち、プーリー溝に対応しない位置に設けられるゴム状弾性体と を具えており、内側部材を回転軸側に、外側部材をVベルト等を介して従動側の 軸側に連結することによって、回転軸側に発生する捩じり振動等の振動や回転変 動等を吸収できるようになっており、このカップリングは、薄肉の滑り軸受けを 使用しているため、軸受用のスペースが小さくてすみ、全体を小型化することが 可能であり、自動車のオルタネータの回転軸等に用いることは可能である。
【0004】 しかしながら、このようなものにあっては、小型化することは可能であっても 、ハブとプーリー部との間の軸線方向への相対的な変位を制限するものが何も設 けられていないため、両者間に介在しているゴム状弾性体の軸線方向への変位を 制限することができず、そのため、耐久性が悪い。
【0005】 この考案は前記のような従来のもののもつ問題点を解決したものであって、全 体を小型化することができるとともに、耐久性にも優れるダンパカップリングを 提供することを目的とするものである。
【0006】
上記の問題点を解決するためにこの考案は、ハブと、このハブの外周側に軸心 を一致させた状態で所定の間隔をおいて位置するプーリー部と、前記ハブと前記 プーリー部との間に装着されて、両者を回転方向に相対的に移動可能に支持する 摺動部材と、前記ハブと前記プーリー部との間に装着されて、両者を回転方向へ 所定の範囲内で相対的に回動可能に支持するダンパ部材とを具え、前記摺動部材 の内面側または外面側の何れか一方に凹部または凸部を設けるとともに、この凹 部または凸部に対応する前記ハブまたは前記プーリー部の部位に凸部または凹部 を設けて両者を係合させ、さらに、前記ハブまたは前記プーリー部に、前記摺動 部材の軸線方向の両面に当接するストッパー部およびストッパー部材を設けたと いう手段を採用したものである。
【0007】
この考案は前記のような手段を採用したことにより、ハブとプーリー部との間 に介在している摺動部材の内面側または外面側に設けた凹部または凸部が、これ に対応するハブまたはプーリー部の部位に設けた凸部または凹部と係合するとと もに、摺動部材の軸線方向の両面にハブまたはプーリー部に設けたストッパー部 とストッパー部材とが当接するので、ハブとプーリー部との間の軸線方向への相 対的な変位が制限されることになり、これにより、ハブとプーリー部との間に介 在しているダンパ部材の軸線方向への変位が制限されることになる。
【0008】
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。 図1には、この考案によるダンパカップリングの第1の実施例による概略縦断 面図が示されていて、この実施例に示すダンパカップリングは、回転軸側に連結 されるハブ1と、このハブ1の外周側に所定の間隔をおいた状態で位置する従動 側の軸に連結されるプーリー部7と、ハブ1とプーリー部7との間に装着される 摺動部材16と、ダンパ部材12とを具えている。
【0009】 前記ハブ1は、一端が閉塞された筒状をなすとともに、閉塞された一端の中心 部には、回転軸に挿着するための孔2が穿設されており、外周面側の軸線方向の 中央部には、全周に渡って径方向外方に突出するストッパー部である突起3が一 体に形成され、この突起3の図中左側の外周面1aに後述するダンパ部材12の 内側スリーブ13の内周面が装着されるようになっている。
【0010】 また、前記突起3から図中右方向に所定の間隔をおいた部位には、全周に渡っ てストッパー部材であるリング4を装着するための溝部5が穿設されており、こ の溝部5と前記突起3との間の外周面1bに後述する摺動部材16の内周面が装 着されるようになっている。
【0011】 前記プーリー部7は、筒状をなすとともに、外周面にはVベルトを巻き掛ける ためのV溝8が設けられ、内周面は大径部9とこれよりも小径の小径部10の2 段に形成されていて、小径部10の軸線方向のほぼ中央部には、径方向内方に突 出する断面が半円形状の凸部11が全周に渡って一体に形成されており、この小 径部10の内周面と、前記ハブ1の突起3と溝部5との間の外周面1bとの間に 後述する摺動部材16が装着され、さらに、前記大径部9の内周面と前記ハブ1 の突起3の図中左側の外周面1aとの間に後述するダンパ部材12が装着される ようになっている。
【0012】 前記ダンパ部材12は、内側スリーブ13の外周面に、ゴム状弾性体14を介 して外側スリーブ15を加硫接着等により一体に連結して構成したものであって 、内側スリーブ13の内周面を前記ハブ1の突起3の図中左側の外周面1aに、 外側スリーブ15の外周面を前記ハブ1の突起3と溝部5との間の外周面1bに 装着するようになっている。
【0013】 前記摺動部材16は、環状をなすとともに、外周面の軸線方向のほぼ中央部に は、全周に渡って凹部17が設けられており、この凹部17は前記プーリー部7 の小径部10の凸部11が摺動可能に係合する寸法形状に形成されているととも に、内径は前記ハブ1の突起3と溝部5との間の外周面1bに嵌合される寸法に 形成され、さらに、幅は前記ハブ1の突起3と溝部5との間よりもやや小幅に形 成されている。
【0014】 そして、上記のように構成したハブ1、プーリー部7、ダンパ部材12、摺動 部材16からなるダンパカップリングを一体に組み立てるには、まず、ハブ1の 外周側に、軸線を一致させた状態で所定の間隔をおいてプーリー部7を位置させ 、この状態でハブ1の突起3の図中左側の外周面1aにダンパ部材12の内側ス リーブ13の内周面を、プーリー部7の大径部9の内周面にダンパ部材12の外 側スリーブ15の外周面を装着することで、ハブ1とプーリー部7との間にダン パ部材12を介在させる。
【0015】 次に、ハブ1の突起3と溝部5との間の外周面1bに摺動部材16の内周面を 、プーリー部7の小径部10の内周面に摺動部材16の外周面を装着することで 、ハブ1とプーリー部7との間に摺動部材16を介在させ、この場合、摺動部材 16の外周面の凹部17内にプーリー部7の小径部10の凸部11を係合させる 。また、摺動部材16をハブ1とプーリ部7との間に装着した上で、ハブ1の外 周面の溝部5内にストッパー部材であるリング18を装着して、摺動部材16の 軸線方向の両面を、ハブ1の外周面の突起3と前記リング18とで係止する。
【0016】 このようにして、この実施例によるダンパカップリングが一体に組み立てられ ることになる。
【0017】 次に、前記に示すものの作用について説明する。 まず、ハブ1の中心部の孔2を図示しない回転軸に挿通させることで、ハブ1 を回転軸側に連結するとともに、プーリー部7の外周面のV溝8内に図示しない Vベルトを巻き掛けることで、プーリー部7を図示しない従動側の軸にVベルト を介して連結する。
【0018】 そして、回転軸が回転すると、回転軸の回転と一体にプーリー部7がダンパ部 材12を介して回転し、このときハブ1とプーリー部7がダンパ部材12を介し て回転方向に相対的に変位することで、回転軸側に発生する捩じり振動等の振動 や回転変動を吸収することができることになる。
【0019】 この場合、ハブ1とプーリー部7の間に介在しているダンパ部材12は、ハブ 1とプーリー部7との間に介在している摺動部材16の軸線方向の両面が、ハブ 1の外周面側の突起3とリング18との間で係止されているとともに、摺動部材 16の外周面の凹部17内にプーリー部7の小径部10の凸部11が係合してい ることにより、ハブ1とプーリー部7との間の軸線方向への変位が制限されるの で、軸線方向の変位が制限されることになり、これにより、耐久性が向上するこ とになる。
【0020】 また、摺動部材16は樹脂等から形成されるものであるので、薄肉に形成する ことが可能であり、したがって、摺動部材16を装着するためのスペースを著し く小さくすることができることになり、これにより、全体を小型化、軽量化する ことができることになる。
【0021】 図2および図3には、この考案によるダンパカップリングの第2の実施例が示 されていて、図2は全体を示す概略縦断面図、図3は図2に示すものをA方向か ら見た図である。
【0022】 すなわち、この実施例に示すダンパカップリングは、ハブ1の外周面に摺動部 材16が装着される外周面よりも一段低い段部6を形成して、この段部6にスト ッパー部材であるリング4を嵌着したものであって、その他の構成は前記第1の 実施例に示すものと同様の構成を有しているので、前記第1の実施例に示すもの と同一の部分には同一の番号を付してその構成の詳細な説明は省略するものとす る。
【0023】 そして、この実施例に示すものにあっても、前記第1の実施例に示すものと同 様の作用効果を示し、ハブ1とプーリー部7の間に介在しているダンパ部材12 は、ハブ1とプーリー部7との間に介在している摺動部材16の軸線方向の両面 が、ハブ1の外周面側の突起3とリング4との間で係止されているとともに、摺 動部材16の外周面の凹部17内にプーリー部7の小径部10の凸部11が係合 していることにより、ハブ1とプーリー部7との間の軸線方向への変位が制限さ れるので、軸線方向の変位が制限されることになり、これにより、耐久性が向上 することになる。
【0024】 また、摺動部材16は樹脂等から形成されるものであるので、薄肉に形成する ことが可能であり、したがって、摺動部材16を装着するためのスペースを著し く小さくすることができることになり、これにより、全体を小型化、軽量化する ことができることになる。
【0025】 なお、前記各実施例においては摺動部材16を環状に形成したが、一部にバイ アスカットを施してもよいものである。また、前記ストッパー部材4として種々 の形状のリングを用いてもよいものである。さらに、摺動部材16の外周面に凹 部17を、これに対応するプーリー部7の内周面の部位に凸部11を設けたが、 摺動部材16の外周面に凸部を、これに対応するプーリー部7の内周面の部位に 凹部を設けてもよいものであり、摺動部材16の内周面に凹部または凸部を、こ れに対応するハブ1の外周面に凸部または凹部を設けて、プーリー部7の内面側 に摺動部材16の軸線方向の両面に当接する突起、およびリングを設けてもよい ものである。
【0026】
この考案は前記のように構成したことにより、ハブとプーリー部との間の軸線 方向への相対的な変位は、ハブとプーリー部との間に装着した摺動部材の軸線方 向の両面がハブの外周面またはプーリー部の内周面に設けたストッパー部とスト ッパー部材とに係止されるとともに、摺動部材の外周面または内周面に設けた凹 部または凸部がプーリー部の内面またはハブの外面に設けた凸部または凹部に係 合されることにより、制限されることになり、したがって、ハブとプーリー部と の間に介在しているダンパ部材の軸線方向への変位を制限することができるので 、耐久性が著しく向上することになる。 また、ハブとプーリー部との間に介在している摺動部材は、樹脂等から形成す ることが可能なものであるので、市販の軸受等に比較して薄肉状に形成すること が可能であり、したがって、摺動部材の装着スペースを大きく必要とすることが なく、全体を小型化、軽量化することが可能となり、小型化、軽量化が要求され る自動車のオルタネータの回転軸等にも有効に用いることができることになる等 の優れた効果を有するものである。
【図1】この考案によるダンパカップリングの第1の実
施例を示した概略縦断面図である。
施例を示した概略縦断面図である。
【図2】この考案によるダンパカップリングの第2の実
施例を示した概略縦断面図である。
施例を示した概略縦断面図である。
【図3】図2に示すもののをA方向から見た図である。
1……ハブ 1a、1b……外周面 2……孔 3……ストッパー部(突起) 4……ストッパー部材(リング) 5……溝部 6……段部 7……プーリー部 8……V溝 9……大径部 10……小径部 11……凸部 12……ダンパ部材 13……内側スリーブ 14……ゴム状弾性体 15……外側スリーブ 16……摺動部材 17……凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 ハブ(1)と、このハブ(1)の外周側
に軸心を一致させた状態で所定の間隔をおいて位置する
プーリー部(7)と、前記ハブ(1)と前記プーリー部
(7)との間に装着されて、両者を回転方向に相対的に
移動可能に支持する摺動部材(16)と、前記ハブ
(1)と前記プーリー部(7)との間に装着されて、両
者を回転方向へ所定の範囲内で相対的に回動可能に支持
するダンパ部材(12)とを具え、前記摺動部材(1
6)の内面側または外面側の何れか一方に凹部(17)
または凸部を設けるとともに、この凹部(17)または
凸部に対応する前記ハブ(1)または前記プーリー部
(7)の部位に凸部(11)または凹部を設けて両者を
係合させ、さらに、前記ハブ(1)または前記プーリー
部(7)に、前記摺動部材(16)の軸線方向の両面に
当接するストッパー部(3)およびストッパー部材
(4)を設けたことを特徴とするダンパカップリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3057992U JPH0589999U (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | ダンパカップリング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3057992U JPH0589999U (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | ダンパカップリング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0589999U true JPH0589999U (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=12307768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3057992U Pending JPH0589999U (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | ダンパカップリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0589999U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015038366A (ja) * | 2013-08-19 | 2015-02-26 | Nok株式会社 | トーショナルダンパ |
| JP2020097965A (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | Nok株式会社 | 動吸振器 |
-
1992
- 1992-05-11 JP JP3057992U patent/JPH0589999U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015038366A (ja) * | 2013-08-19 | 2015-02-26 | Nok株式会社 | トーショナルダンパ |
| JP2020097965A (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | Nok株式会社 | 動吸振器 |
| JP2023038314A (ja) * | 2018-12-17 | 2023-03-16 | Nok株式会社 | 動吸振器 |
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