JPH0590005A - 厚膜抵抗体用組成物とこれを用いた電気抵抗素子用ペースト並びにこれらの製造方法 - Google Patents
厚膜抵抗体用組成物とこれを用いた電気抵抗素子用ペースト並びにこれらの製造方法Info
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- JPH0590005A JPH0590005A JP3277288A JP27728891A JPH0590005A JP H0590005 A JPH0590005 A JP H0590005A JP 3277288 A JP3277288 A JP 3277288A JP 27728891 A JP27728891 A JP 27728891A JP H0590005 A JPH0590005 A JP H0590005A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 低酸素分圧下に於いても安定した状態で抵抗
体を焼成出来る様な酸化ルテニウムを主要組成とした厚
膜抵抗体用組成物と電気抵抗素子用厚膜抵抗体用ペース
トとこれらの製造方法を提供する。 【構成】 Ce酸化物とRu酸化物で構成されるペロブ
スカイト型化合物の複酸化物である導電粉が20〜70
重量%であり、非還元性のガラスフリットが30〜80
重量%である厚膜抵抗体用組成物と、Ce酸化物とRu
酸化物で構成されるペロブスカイト型化合物の複酸化物
である導電粉が20〜70重量%であり、非還元性のガ
ラスフリットが30〜80重量%である厚膜抵抗体用組
成物の100重量部と、樹脂と溶剤とで構成された成分
分散展伸剤の20〜40重量部とより構成されている電
気抵抗素子用ペーストを提供する。
体を焼成出来る様な酸化ルテニウムを主要組成とした厚
膜抵抗体用組成物と電気抵抗素子用厚膜抵抗体用ペース
トとこれらの製造方法を提供する。 【構成】 Ce酸化物とRu酸化物で構成されるペロブ
スカイト型化合物の複酸化物である導電粉が20〜70
重量%であり、非還元性のガラスフリットが30〜80
重量%である厚膜抵抗体用組成物と、Ce酸化物とRu
酸化物で構成されるペロブスカイト型化合物の複酸化物
である導電粉が20〜70重量%であり、非還元性のガ
ラスフリットが30〜80重量%である厚膜抵抗体用組
成物の100重量部と、樹脂と溶剤とで構成された成分
分散展伸剤の20〜40重量部とより構成されている電
気抵抗素子用ペーストを提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Cu電極を使用したハ
イブリットIC用の抵抗体や厚膜チップ抵抗器用の厚膜
抵抗体としての電気抵抗素子を製作する為の厚膜抵抗体
用組成物並びにこれを用いた電気抵抗素子用ペースト並
びにこれらの製造方法に関する。
イブリットIC用の抵抗体や厚膜チップ抵抗器用の厚膜
抵抗体としての電気抵抗素子を製作する為の厚膜抵抗体
用組成物並びにこれを用いた電気抵抗素子用ペースト並
びにこれらの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハイブリットIC用の抵抗体や厚
膜チップ抵抗器用の厚膜抵抗体としての電気抵抗素子を
製作する為の厚膜抵抗体用組成物としては、AuやAg
−Pd合金等で構成された貴金属系の厚膜導体に併せて
RuO2 やBi2 Ru2 O6 等の酸化ルテニウム系の厚
膜抵抗体用ペーストをアルミナ基板等の絶縁性基板の上
に、例えば、スクリーン印刷法を用いて回路パターンを
画いた後、これを大気中で焼き付けて利用している。
膜チップ抵抗器用の厚膜抵抗体としての電気抵抗素子を
製作する為の厚膜抵抗体用組成物としては、AuやAg
−Pd合金等で構成された貴金属系の厚膜導体に併せて
RuO2 やBi2 Ru2 O6 等の酸化ルテニウム系の厚
膜抵抗体用ペーストをアルミナ基板等の絶縁性基板の上
に、例えば、スクリーン印刷法を用いて回路パターンを
画いた後、これを大気中で焼き付けて利用している。
【0003】この際に利用される厚膜抵抗体用ペースト
は、導電粉としての原料粉と無機結合剤としてのガラス
フリットと、成分分散展伸剤とをその構成成分とし、こ
れらの構成成分を充分に混合された後、三本ロールミル
等を用いる事により、さらに、長時間の混錬処理を施し
てペースト化している。
は、導電粉としての原料粉と無機結合剤としてのガラス
フリットと、成分分散展伸剤とをその構成成分とし、こ
れらの構成成分を充分に混合された後、三本ロールミル
等を用いる事により、さらに、長時間の混錬処理を施し
てペースト化している。
【0004】この場合に利用する成分分散展伸剤はバイ
ンダーとしての樹脂と前記樹脂の溶剤で構成されてい
る。
ンダーとしての樹脂と前記樹脂の溶剤で構成されてい
る。
【0005】しかしながら、電子回路の小形化、集積化
があいついで進化してきた現在、ハイブリットIC用の
抵抗体や厚膜チップ抵抗器用の電極材としては比抵抗が
低く、Ag系に比べてマイグレーションの程度も低いと
共にハンダぬれ性にも優れており、さらには、価格の低
減化にも寄与するところ大なるCu導体の実用化が注目
されている。
があいついで進化してきた現在、ハイブリットIC用の
抵抗体や厚膜チップ抵抗器用の電極材としては比抵抗が
低く、Ag系に比べてマイグレーションの程度も低いと
共にハンダぬれ性にも優れており、さらには、価格の低
減化にも寄与するところ大なるCu導体の実用化が注目
されている。
【0006】以上の様にその特性として保有する幾つか
の利点を示しながらも、実際にCu導体を利用しようと
する場合には、基板上に画いた回路パターンを焼成して
厚膜抵抗体として仕上げる工程で上記のCu導体を酸化
させない様にする為、低酸素分圧下で作業を進める必要
がある。
の利点を示しながらも、実際にCu導体を利用しようと
する場合には、基板上に画いた回路パターンを焼成して
厚膜抵抗体として仕上げる工程で上記のCu導体を酸化
させない様にする為、低酸素分圧下で作業を進める必要
がある。
【0007】しかしながら、低酸素分圧下で作業を進め
た場合には、折角高性能を示している酸化ルテニウム系
の抵抗体の一部もしくはその大部分が金属Ruにまで還
元される現象をまねき、所定の抵抗特性を得る事が困難
になる事がしばしばであった。
た場合には、折角高性能を示している酸化ルテニウム系
の抵抗体の一部もしくはその大部分が金属Ruにまで還
元される現象をまねき、所定の抵抗特性を得る事が困難
になる事がしばしばであった。
【0008】この様な不都合を解消するため、酸化ルテ
ニウム系の抵抗体は900℃を超えた大気中で焼成処理
し、しかる後に、600℃程度の不活性雰囲気中でCu
導体を形成させる2段焼成法を採る事によって製品化す
る提案がなされた。
ニウム系の抵抗体は900℃を超えた大気中で焼成処理
し、しかる後に、600℃程度の不活性雰囲気中でCu
導体を形成させる2段焼成法を採る事によって製品化す
る提案がなされた。
【0009】一見、実用的な方法と見られたこの方法で
はあるが、この方法を採った場合、現実には、酸化ルテ
ニウム抵抗体とCu導体との間に接触不良を発生し易く
なると共に、Cu導体の優れた導電性を充分に活かす為
には600℃というCu導体の焼成処理温度では不充分
であり、Cu導体が持つ本来の高導電性を活かす為には
900℃程度の非酸化雰囲気中での焼成処理を可能にす
る抵抗体の出現が切に要求されてきた。
はあるが、この方法を採った場合、現実には、酸化ルテ
ニウム抵抗体とCu導体との間に接触不良を発生し易く
なると共に、Cu導体の優れた導電性を充分に活かす為
には600℃というCu導体の焼成処理温度では不充分
であり、Cu導体が持つ本来の高導電性を活かす為には
900℃程度の非酸化雰囲気中での焼成処理を可能にす
る抵抗体の出現が切に要求されてきた。
【0010】この様な事態にあって、LaB6 系、Ta
−TaN系、SnO2 系の原料粉を導体粒子とし、90
0℃程度でCu導体と共に焼成処理を可能にする抵抗体
が考案され、一部に於いて実用化もされている。
−TaN系、SnO2 系の原料粉を導体粒子とし、90
0℃程度でCu導体と共に焼成処理を可能にする抵抗体
が考案され、一部に於いて実用化もされている。
【0011】しかしながら、この場合にも、その構成組
成である硼化合物や窒化物である導体粒子が同じく構成
組成であるガラス成分との濡れ性が充分でないところか
ら、導体の主部を成す導電粒子がガラスの中で期待した
様には分散しにくい現象をまねく事が多くなり、焼成処
理して得た抵抗体の基本特性の一部でもあるノイズ特性
を劣化させる結果をまねいていた。
成である硼化合物や窒化物である導体粒子が同じく構成
組成であるガラス成分との濡れ性が充分でないところか
ら、導体の主部を成す導電粒子がガラスの中で期待した
様には分散しにくい現象をまねく事が多くなり、焼成処
理して得た抵抗体の基本特性の一部でもあるノイズ特性
を劣化させる結果をまねいていた。
【0012】さらに、この場合に原料として用いられて
いる硼化合物や窒化物は通常の湿式化学法では製作する
事が容易でなく、まして、導電粒子としての必要要件で
ある平均粒径が0.5μm以下である微細粒子の入手に
は相当苦労しなければならず、必然的に、ボールミル、
スタンプミル等の機械的粉砕処理に頼るしか無いもの
の、対象物が硼化合物や窒化物とあってはその硬度が極
めて高いものであるため、微細粉を入手する為の加工は
実質不可能に近く、結果的にジェットミル加工等による
しかなく、処理費用の高騰化が避けられなかった。
いる硼化合物や窒化物は通常の湿式化学法では製作する
事が容易でなく、まして、導電粒子としての必要要件で
ある平均粒径が0.5μm以下である微細粒子の入手に
は相当苦労しなければならず、必然的に、ボールミル、
スタンプミル等の機械的粉砕処理に頼るしか無いもの
の、対象物が硼化合物や窒化物とあってはその硬度が極
めて高いものであるため、微細粉を入手する為の加工は
実質不可能に近く、結果的にジェットミル加工等による
しかなく、処理費用の高騰化が避けられなかった。
【0013】一方、この場合に原料として用いられてい
る硼化合物は強い還元作用を営む為、ガラス組成の成分
としては硼化合物によっても還元される事の無い様な成
分、例えば、生成自由エネルギーが高い酸化物であるア
ルカリ金属酸化物、アルカリ土類酸化物、酸化硅素、酸
化硼素等に限って使用しなければならなくなり、ガラス
フリット用の組成を選択する場合の自由度を極めて低い
ものとしていた。
る硼化合物は強い還元作用を営む為、ガラス組成の成分
としては硼化合物によっても還元される事の無い様な成
分、例えば、生成自由エネルギーが高い酸化物であるア
ルカリ金属酸化物、アルカリ土類酸化物、酸化硅素、酸
化硼素等に限って使用しなければならなくなり、ガラス
フリット用の組成を選択する場合の自由度を極めて低い
ものとしていた。
【0014】ガラスフリットの示す軟化点、ガラス転移
点、熱膨脹係数、弾性率等の物性の全てが抵抗体の特性
に大なる影響を与えるものであり、特に、レーザによっ
て抵抗体をトリミング処理する場合には、以上の各特性
によって抵抗体をトリミング加工した場合の仕上り程度
が大きく影響されるものであるところから、ガラスフリ
ット用の組成を選択する場合の自由度を極めて低いもの
とするという事は、抵抗体をレーザによってトリミング
処理して得る場合の抵抗体の加工特性の向上を極めて困
難なものとしてしまう事になる。
点、熱膨脹係数、弾性率等の物性の全てが抵抗体の特性
に大なる影響を与えるものであり、特に、レーザによっ
て抵抗体をトリミング処理する場合には、以上の各特性
によって抵抗体をトリミング加工した場合の仕上り程度
が大きく影響されるものであるところから、ガラスフリ
ット用の組成を選択する場合の自由度を極めて低いもの
とするという事は、抵抗体をレーザによってトリミング
処理して得る場合の抵抗体の加工特性の向上を極めて困
難なものとしてしまう事になる。
【0015】以上を考慮すると、現行の酸化ルテニウム
系の様に大気中で焼成処理が可能であると共に高い導電
性を示し、さらには、Cu導体が酸化されない様な低酸
素分圧での焼成処理によってはRuが還元される事がな
いというルテニウムを含んだ抵抗体用組成物の開発を望
む声の高い市場の状態が浮き彫りにされて来る。
系の様に大気中で焼成処理が可能であると共に高い導電
性を示し、さらには、Cu導体が酸化されない様な低酸
素分圧での焼成処理によってはRuが還元される事がな
いというルテニウムを含んだ抵抗体用組成物の開発を望
む声の高い市場の状態が浮き彫りにされて来る。
【0016】特開60−262401には、一般式がA
BO3 で表されるペロブスカイト構造を示すルテニウム
酸化物であるSrRUO3 、BaRuO3 、CaRuO
3 等を基本組成とした酸化物を含んだ抵抗体が提示され
ている。
BO3 で表されるペロブスカイト構造を示すルテニウム
酸化物であるSrRUO3 、BaRuO3 、CaRuO
3 等を基本組成とした酸化物を含んだ抵抗体が提示され
ている。
【0017】この場合、その格子エネルギーが大きい為
に、低酸素分圧下では、ペロブスカイト構造を示すルテ
ニウム酸化物はルチル構造を示す酸化ルテニウムと比較
して遥かに安定であり、Cu導体と同時に900℃程度
の低酸素分圧下で焼成処理を行ってもRuへの還元現象
も実行され難いという利点を持ち合わせている。
に、低酸素分圧下では、ペロブスカイト構造を示すルテ
ニウム酸化物はルチル構造を示す酸化ルテニウムと比較
して遥かに安定であり、Cu導体と同時に900℃程度
の低酸素分圧下で焼成処理を行ってもRuへの還元現象
も実行され難いという利点を持ち合わせている。
【0018】さらに、この場合の組成物から形成された
抵抗体が示す比抵抗は10-3Ω/cmから10-4Ω/c
mまでの範囲に調整する事が可能であり、結果的に10
0Ω/□から1MΩ/□までと広範囲に亘って意識的に
抵抗値を設定する事が出来る。
抵抗体が示す比抵抗は10-3Ω/cmから10-4Ω/c
mまでの範囲に調整する事が可能であり、結果的に10
0Ω/□から1MΩ/□までと広範囲に亘って意識的に
抵抗値を設定する事が出来る。
【0019】また、上記の公報に記載された組成物は、
各種の添加物を同時に添加したり、添加物をペロブスカ
イト構造因子と置換して固溶させる事によって、抵抗体
の抵抗温度係数やノイズ特性を容易に調整可能としてい
る為、Cu導体を使用する抵抗体としては有望とされて
いる。
各種の添加物を同時に添加したり、添加物をペロブスカ
イト構造因子と置換して固溶させる事によって、抵抗体
の抵抗温度係数やノイズ特性を容易に調整可能としてい
る為、Cu導体を使用する抵抗体としては有望とされて
いる。
【0020】しかしながら、これらの諸点に於いて優れ
た性能を示す上記の公報提示発明も、低酸素分圧下では
安定性がやや欠けるきらいがあり、例えば、抵抗体焼成
時にペースト中の成分分散展伸剤が燃焼して発生する還
元性の炭化水素ガスや不完全燃焼により残留してしまっ
た炭素等によって、ペロブスカイト構造の一部にあるR
uの還元現象が発生する事もあって、結果的には、所望
する抵抗値の入手を容易でなくするので、成分分散展伸
剤の加熱時には酸素分圧の調整に必要以上の注力が要求
され、これによって生産コストを高めに移行するという
難点を持ち合わせていた。
た性能を示す上記の公報提示発明も、低酸素分圧下では
安定性がやや欠けるきらいがあり、例えば、抵抗体焼成
時にペースト中の成分分散展伸剤が燃焼して発生する還
元性の炭化水素ガスや不完全燃焼により残留してしまっ
た炭素等によって、ペロブスカイト構造の一部にあるR
uの還元現象が発生する事もあって、結果的には、所望
する抵抗値の入手を容易でなくするので、成分分散展伸
剤の加熱時には酸素分圧の調整に必要以上の注力が要求
され、これによって生産コストを高めに移行するという
難点を持ち合わせていた。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の課題
を解決して、低酸素分圧下に於いても安定した状態で抵
抗体を焼成出来る様な酸化ルテニウムを主要組成とした
厚膜抵抗体用ペーストの提供を目的とする。
を解決して、低酸素分圧下に於いても安定した状態で抵
抗体を焼成出来る様な酸化ルテニウムを主要組成とした
厚膜抵抗体用ペーストの提供を目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、以上の課
題を解決する為、鋭意検討を進めた結果、希土類金属を
利用する事によってCu導体の酸化現象は抑制され易く
なるという事を見出だし、本発明を開示するに至ったも
のであり、以下にその詳細を述べる。
題を解決する為、鋭意検討を進めた結果、希土類金属を
利用する事によってCu導体の酸化現象は抑制され易く
なるという事を見出だし、本発明を開示するに至ったも
のであり、以下にその詳細を述べる。
【0023】本発明は、Ce酸化物とRu酸化物とで構
成されるペロブスカイト型化合物の複酸化物である導電
粉が20〜70重量%であり、非還元性のガラスフリッ
トが30〜80重量%である事を特徴とする厚膜抵抗体
用組成物を開示すると共に、Ce酸化物とRu酸化物で
構成されるペロブスカイト型化合物の複酸化物である導
電粉が20〜70重量%であり、非還元性のガラスフリ
ットが30〜80重量%である厚膜抵抗体用組成物の1
00重量部と、樹脂と溶剤とで構成された成分分散展伸
剤の20〜40重量部より成る事を特徴とする電気抵抗
素子用ペーストを開示する。
成されるペロブスカイト型化合物の複酸化物である導電
粉が20〜70重量%であり、非還元性のガラスフリッ
トが30〜80重量%である事を特徴とする厚膜抵抗体
用組成物を開示すると共に、Ce酸化物とRu酸化物で
構成されるペロブスカイト型化合物の複酸化物である導
電粉が20〜70重量%であり、非還元性のガラスフリ
ットが30〜80重量%である厚膜抵抗体用組成物の1
00重量部と、樹脂と溶剤とで構成された成分分散展伸
剤の20〜40重量部より成る事を特徴とする電気抵抗
素子用ペーストを開示する。
【0024】また、本発明は、CeとRuとのモル比が
0.95〜1.05:1.05〜0.95であるような
上記の厚膜抵抗体用組成物と電気抵抗素子用ペーストを
開示する。
0.95〜1.05:1.05〜0.95であるような
上記の厚膜抵抗体用組成物と電気抵抗素子用ペーストを
開示する。
【0025】本発明は、更に、CeとRuとの夫々が金
属もしくはその酸化物、塩化物、水酸化物、硝酸塩、硫
酸塩の形態で共に原料として、CeとRuとがモル比で
0.95〜1.05:1.05〜0.95となる様に夫
々の原料を調合した後、耐火物容器中に移し、窒素雰囲
気中もしくは酸化雰囲気中で800〜1100℃に加熱
して得た塊状物を1μm以下にまで微粉砕して導電粉と
し、最終組成に於いて上記の導電粉が20〜70重量
%、SrO、SiO2 、B2 O3 、Al2 O3 、Zn
O、Ta2 O5 、Nb2 O5 、TiO2のうちより選ば
れた複数の物質を主成分とする非還元性のガラスフリッ
トが30〜80重量%となる様に夫々を秤量混合して厚
膜抵抗体用組成物とする事を特徴とする厚膜抵抗体用組
成物の製造方法を開示する。
属もしくはその酸化物、塩化物、水酸化物、硝酸塩、硫
酸塩の形態で共に原料として、CeとRuとがモル比で
0.95〜1.05:1.05〜0.95となる様に夫
々の原料を調合した後、耐火物容器中に移し、窒素雰囲
気中もしくは酸化雰囲気中で800〜1100℃に加熱
して得た塊状物を1μm以下にまで微粉砕して導電粉と
し、最終組成に於いて上記の導電粉が20〜70重量
%、SrO、SiO2 、B2 O3 、Al2 O3 、Zn
O、Ta2 O5 、Nb2 O5 、TiO2のうちより選ば
れた複数の物質を主成分とする非還元性のガラスフリッ
トが30〜80重量%となる様に夫々を秤量混合して厚
膜抵抗体用組成物とする事を特徴とする厚膜抵抗体用組
成物の製造方法を開示する。
【0026】加えて本発明は、CeとRuとの夫々が金
属もしくはその酸化物、塩化物、水酸化物、硝酸塩、硫
酸塩の形態で共に原料として含み、CeとRuとがモル
比で0.95〜1.05:1.05〜0.95となる様
に夫々の原料を調合した後、耐火物容器中に移し、窒素
雰囲気中もしくは酸化雰囲気中で800〜1100℃に
加熱して得た塊状物を微粉砕して、平均粒径が1μm以
下である様に調整した導電粉を作り、上記の導電粉の2
0〜70重量%、SrO、SiO2 、B2 O3 、Al2
O3 、ZnO、Ta2 O5 、Nb2 O5 、TiO2 のう
ちより選ばれた複数の物質を主成分とする非還元性のガ
ラスフリットの30〜80重量%となる様な組成物を作
製し、さらに、この組成物の100重量部と、樹脂と溶
剤とで構成された成分分散展伸剤の20〜40重量部と
を混合した後、この混合物をさらに長時間混錬して得る
事を特徴とする電気抵抗素子用ペーストの製造方法を開
示する。
属もしくはその酸化物、塩化物、水酸化物、硝酸塩、硫
酸塩の形態で共に原料として含み、CeとRuとがモル
比で0.95〜1.05:1.05〜0.95となる様
に夫々の原料を調合した後、耐火物容器中に移し、窒素
雰囲気中もしくは酸化雰囲気中で800〜1100℃に
加熱して得た塊状物を微粉砕して、平均粒径が1μm以
下である様に調整した導電粉を作り、上記の導電粉の2
0〜70重量%、SrO、SiO2 、B2 O3 、Al2
O3 、ZnO、Ta2 O5 、Nb2 O5 、TiO2 のう
ちより選ばれた複数の物質を主成分とする非還元性のガ
ラスフリットの30〜80重量%となる様な組成物を作
製し、さらに、この組成物の100重量部と、樹脂と溶
剤とで構成された成分分散展伸剤の20〜40重量部と
を混合した後、この混合物をさらに長時間混錬して得る
事を特徴とする電気抵抗素子用ペーストの製造方法を開
示する。
【0027】
【作用】本発明で、Ru酸化物で構成されるペロブスカ
イト型化合物の複酸化物を用いたのは、通常利用されて
いるルチル型の化合物に比較して、ペロブスカイト型の
化合物は格子エネルギーが大きい事から低酸素分圧にお
いて遥かに安定して居り、Cu導体の焼成処理と並行し
て900℃程度の低酸素分圧下で焼成処理してもRuを
還元して生成させる事がない為である。
イト型化合物の複酸化物を用いたのは、通常利用されて
いるルチル型の化合物に比較して、ペロブスカイト型の
化合物は格子エネルギーが大きい事から低酸素分圧にお
いて遥かに安定して居り、Cu導体の焼成処理と並行し
て900℃程度の低酸素分圧下で焼成処理してもRuを
還元して生成させる事がない為である。
【0028】本発明で、Ce酸化物とRu酸化物で構成
されるペロブスカイト型化合物の複酸化物である導電粉
が20〜70重量%であり、非還元性のガラスフリット
が30〜80重量%である厚膜抵抗体用組成物を開示し
たが、この場合、厚膜抵抗体用組成物に占める導電粉の
組成割合を20〜70重量%としたのは、導電粉の組成
割合が20重量%未満では生成する抵抗体被膜自体の膜
強度が充分でなく、逆に、導電粉の組成割合が70重量
%を超えると抵抗体被膜と基板との接着強度が不足する
ようになって来る為である。
されるペロブスカイト型化合物の複酸化物である導電粉
が20〜70重量%であり、非還元性のガラスフリット
が30〜80重量%である厚膜抵抗体用組成物を開示し
たが、この場合、厚膜抵抗体用組成物に占める導電粉の
組成割合を20〜70重量%としたのは、導電粉の組成
割合が20重量%未満では生成する抵抗体被膜自体の膜
強度が充分でなく、逆に、導電粉の組成割合が70重量
%を超えると抵抗体被膜と基板との接着強度が不足する
ようになって来る為である。
【0029】本発明で、Ce酸化物とRu酸化物で構成
されるペロブスカイト型化合物の複酸化物である導電粉
が20〜70重量%であり、非還元性のガラスフリット
が30〜80重量%である厚膜抵抗体用組成物の100
重量部と、樹脂と溶剤とで構成された成分分散展伸剤の
20〜40重量部とより電気抵抗素子用ペーストを構成
したのは、電気抵抗素子用ペーストに占める成分分散展
伸剤の重量比が20重量部未満では電気抵抗素子用ペー
ストとしての展伸性が劣る様になって、目的とするパタ
ーンを充分に描きにくくする為であり、逆に、成分分散
展伸剤の重量比が40重量部を超えると電気抵抗素子用
ペーストが流れ易くなり、これまた、目的とするパター
ンを充分に描きにくくする為である。
されるペロブスカイト型化合物の複酸化物である導電粉
が20〜70重量%であり、非還元性のガラスフリット
が30〜80重量%である厚膜抵抗体用組成物の100
重量部と、樹脂と溶剤とで構成された成分分散展伸剤の
20〜40重量部とより電気抵抗素子用ペーストを構成
したのは、電気抵抗素子用ペーストに占める成分分散展
伸剤の重量比が20重量部未満では電気抵抗素子用ペー
ストとしての展伸性が劣る様になって、目的とするパタ
ーンを充分に描きにくくする為であり、逆に、成分分散
展伸剤の重量比が40重量部を超えると電気抵抗素子用
ペーストが流れ易くなり、これまた、目的とするパター
ンを充分に描きにくくする為である。
【0030】本発明で、厚膜抵抗体用組成物のCeとR
uとがモル比で0.95〜1.05:1.05〜0.9
5となる様に夫々の原料を調合したのは、Ceのモル比
が0.95未満ではRuの還元現象が認められ易くなる
為であり、1.05を超えると厚膜抵抗体用組成物や電
気抵抗素子用ペーストを構成するRuの必要量が減少し
てくる為、夫々が持ち合わせる所定の性能を満足出来な
い状態になり易い為である。
uとがモル比で0.95〜1.05:1.05〜0.9
5となる様に夫々の原料を調合したのは、Ceのモル比
が0.95未満ではRuの還元現象が認められ易くなる
為であり、1.05を超えると厚膜抵抗体用組成物や電
気抵抗素子用ペーストを構成するRuの必要量が減少し
てくる為、夫々が持ち合わせる所定の性能を満足出来な
い状態になり易い為である。
【0031】本発明で、厚膜抵抗体用組成物の組成とし
て非還元性のガラスフリットを用いたのは、PbO、C
uO、NiO、WO3 等の還元され易い酸化物を含む
と、結果的にRuの還元現象を招く様になり、900℃
程度の低酸素分圧下でCuと並行して焼成処理して場合
に、充分に満足の行く結果が得にくくなる為である。
て非還元性のガラスフリットを用いたのは、PbO、C
uO、NiO、WO3 等の還元され易い酸化物を含む
と、結果的にRuの還元現象を招く様になり、900℃
程度の低酸素分圧下でCuと並行して焼成処理して場合
に、充分に満足の行く結果が得にくくなる為である。
【0032】本発明で、導電粉の平均粒径を1μm以下
と規定したのは、導電粉の平均粒径が1μmを超えると
製品となった抵抗体の各部分に於ける抵抗値に変動を生
じ易くなり、結果的に満足の行く性能を持った製品が供
給されにくくなる為である。
と規定したのは、導電粉の平均粒径が1μmを超えると
製品となった抵抗体の各部分に於ける抵抗値に変動を生
じ易くなり、結果的に満足の行く性能を持った製品が供
給されにくくなる為である。
【0033】
【実施例】(実施例1)CeとRuのモル比が1:1と
なる様に、CeO2(レアメタリック(株)製造、純度
99.9%)を85.5gと、RuO2 (住友金属鉱山
(株)製造、純度99.99%)66.2gを夫々計量
した後、エタノールを分散溶媒として、直径5mmのジ
ルコニアボールを用いたボーミルで前記の両者を混合し
てスラリーとし、このスラリーを平底テフロンバットに
移し、乾燥器により60℃で2時間乾燥して乾燥混合原
料粉とし、さらに、この乾燥混合原料粉を白金るつぼに
移し、窒素中で950℃で12時間に亘った焼成処理を
施して導電粉を得た。
なる様に、CeO2(レアメタリック(株)製造、純度
99.9%)を85.5gと、RuO2 (住友金属鉱山
(株)製造、純度99.99%)66.2gを夫々計量
した後、エタノールを分散溶媒として、直径5mmのジ
ルコニアボールを用いたボーミルで前記の両者を混合し
てスラリーとし、このスラリーを平底テフロンバットに
移し、乾燥器により60℃で2時間乾燥して乾燥混合原
料粉とし、さらに、この乾燥混合原料粉を白金るつぼに
移し、窒素中で950℃で12時間に亘った焼成処理を
施して導電粉を得た。
【0034】上記の導電粉を用いて、圧力60kgf/
cm2 により、直径10mm、厚さ2mmの圧粉体を作
成し、この圧粉体を窒素中で950℃に12時間保持し
て比抵抗と抵抗変化率の測定用試料を得た。
cm2 により、直径10mm、厚さ2mmの圧粉体を作
成し、この圧粉体を窒素中で950℃に12時間保持し
て比抵抗と抵抗変化率の測定用試料を得た。
【0035】上記の測定用試料を用い、直流4端子法に
より測定した導電粉の25℃に於ける抵抗値は0.15
1Ω/cmであり、−55℃に於ける抵抗値は0.09
8Ω/cmであって、抵抗値の温度係数は+4390p
pmであった。
より測定した導電粉の25℃に於ける抵抗値は0.15
1Ω/cmであり、−55℃に於ける抵抗値は0.09
8Ω/cmであって、抵抗値の温度係数は+4390p
pmであった。
【0036】なお、上記の圧粉体を酸素濃度が1×10
-6atmである高純度窒素中の1000℃で1時間熱処
理し、試料の結晶状態を粉末X線法を用いて解析したと
ころ、熱処理後に於いても試料中にRuの還元析出は認
められないと共に、Ru2 Oとしての解離現象も認めら
れなかった。
-6atmである高純度窒素中の1000℃で1時間熱処
理し、試料の結晶状態を粉末X線法を用いて解析したと
ころ、熱処理後に於いても試料中にRuの還元析出は認
められないと共に、Ru2 Oとしての解離現象も認めら
れなかった。
【0037】上記の様にして得た導電粉を内容積が20
0ccであるボールミルに移し、直径5mmのジルコニ
アボールと共にエタノールを分散溶媒として12時間の
粉砕処理を施して導電粉を得、この導電粉の粒径を走査
型電子顕微鏡で秤量したところ、その平均粒径は0.5
μmであった。
0ccであるボールミルに移し、直径5mmのジルコニ
アボールと共にエタノールを分散溶媒として12時間の
粉砕処理を施して導電粉を得、この導電粉の粒径を走査
型電子顕微鏡で秤量したところ、その平均粒径は0.5
μmであった。
【0038】平均粒径が0.5μmである上記の導電粉
を30gと、平均粒径が3μmであって、SrOが40
重量%であり、B2 O3 が30重量%であり、Al2 O
3 が5重量%であり、SiO2 が15重量%であり、Z
nOが5重量%であり、TiO2 が2.5重量%であ
り、Ta2 O5 が2.5重量%であるガラス組成Cとい
うガラスフリット70gと、ターピネオールを溶剤と
し、エチルセルロースを樹脂とした成分分散展伸剤の3
3gとを秤量し、板ガラスの上にて混合した後、この混
合物を三本ロールミルで12時間に亘って混錬して電気
抵抗素子用のペーストを得た。
を30gと、平均粒径が3μmであって、SrOが40
重量%であり、B2 O3 が30重量%であり、Al2 O
3 が5重量%であり、SiO2 が15重量%であり、Z
nOが5重量%であり、TiO2 が2.5重量%であ
り、Ta2 O5 が2.5重量%であるガラス組成Cとい
うガラスフリット70gと、ターピネオールを溶剤と
し、エチルセルロースを樹脂とした成分分散展伸剤の3
3gとを秤量し、板ガラスの上にて混合した後、この混
合物を三本ロールミルで12時間に亘って混錬して電気
抵抗素子用のペーストを得た。
【0039】このペーストを用い、予めCu電極を形成
しているアルミナ基板上に膜厚40μmの特定パターン
を形成し、30分間に亘ったレベリング処理を施した
後、120℃で10分間の乾燥処理を行い、さらに、こ
の乾燥処理品を窒素雰囲気下にあるベルトコンベア炉を
用いて、430℃で1時間のバインダー除去処理に移し
た後、最終的には900℃で10分間の焼成処理を行
い、その後の冷却操作を合わせて加熱サイクル全体で1
時間となる様にして得た抵抗体について物性試験を行っ
た場合の夫々の試験データは次の様な数値を示した。
しているアルミナ基板上に膜厚40μmの特定パターン
を形成し、30分間に亘ったレベリング処理を施した
後、120℃で10分間の乾燥処理を行い、さらに、こ
の乾燥処理品を窒素雰囲気下にあるベルトコンベア炉を
用いて、430℃で1時間のバインダー除去処理に移し
た後、最終的には900℃で10分間の焼成処理を行
い、その後の冷却操作を合わせて加熱サイクル全体で1
時間となる様にして得た抵抗体について物性試験を行っ
た場合の夫々の試験データは次の様な数値を示した。
【0040】即ち、抵抗値は192×106 Ω/□であ
り、−55℃、25℃、125℃、の温度に於いて測定
した夫々の抵抗値をR-55 、R25、R125 とした場合、
(R-55 −R25)/−80R25×106 ppm/℃で示
される冷時温度係数(CTCR)は−191ppm/℃
であり、(R125 −R25)/−100R25×106 pp
m/℃で示される熱時温度係数(HTCR)は−130
ppm/℃であった。
り、−55℃、25℃、125℃、の温度に於いて測定
した夫々の抵抗値をR-55 、R25、R125 とした場合、
(R-55 −R25)/−80R25×106 ppm/℃で示
される冷時温度係数(CTCR)は−191ppm/℃
であり、(R125 −R25)/−100R25×106 pp
m/℃で示される熱時温度係数(HTCR)は−130
ppm/℃であった。
【0041】また、静電耐圧試験として1Kvの印加電
圧の下、初期抵抗値をR0 Ω/□とし、時間間隔を10
00msとして5回印加した後の抵抗値をRx とした場
合、((Rx −R0 )/R0 )×100%で示される抵
抗値変化率(ΔR)は−5.5%を示した。
圧の下、初期抵抗値をR0 Ω/□とし、時間間隔を10
00msとして5回印加した後の抵抗値をRx とした場
合、((Rx −R0 )/R0 )×100%で示される抵
抗値変化率(ΔR)は−5.5%を示した。
【0042】(実施例2)導体粉の組成割合を45重量
%とし、ガラスフリットとして、SrOが45重量%で
あり、B2 O3 が20重量%であり、Al2 O3 が5重
量%であり、SiO2 が20重量%であり、ZnOが5
重量%であり、TiO2 が5重量%であるガラス組成A
というガラスフリットを用い、このガラスフリットの組
成割合を55重量%とした以外は実施例1と同様にして
処理した場合、その測定値としては次の様な数値が得ら
れた。
%とし、ガラスフリットとして、SrOが45重量%で
あり、B2 O3 が20重量%であり、Al2 O3 が5重
量%であり、SiO2 が20重量%であり、ZnOが5
重量%であり、TiO2 が5重量%であるガラス組成A
というガラスフリットを用い、このガラスフリットの組
成割合を55重量%とした以外は実施例1と同様にして
処理した場合、その測定値としては次の様な数値が得ら
れた。
【0043】即ち、抵抗値は21×106 Ω/□であ
り、−55℃、25℃、125℃、の温度に於いて測定
した夫々の抵抗値をR-55 、R25、R125 とした場合、
(R-5 5 −R25)/−80R25×106 ppm/℃で示
される冷時温度係数(CTCR)は−145ppm/℃
であり、(R125 −R25)/−100R25×106 pp
m/℃で示される熱時温度係数(HTCR)は−150
ppm/℃であった。
り、−55℃、25℃、125℃、の温度に於いて測定
した夫々の抵抗値をR-55 、R25、R125 とした場合、
(R-5 5 −R25)/−80R25×106 ppm/℃で示
される冷時温度係数(CTCR)は−145ppm/℃
であり、(R125 −R25)/−100R25×106 pp
m/℃で示される熱時温度係数(HTCR)は−150
ppm/℃であった。
【0044】また、静電耐圧試験として1Kvの印加電
圧の下、初期抵抗値をR0 Ω/□とし、時間間隔を10
00msとして5回印加した後の抵抗値をRx とした場
合、((Rx −R0 )/R0 )×100%で示される抵
抗値変化率(ΔR)は−3.7%を示した。
圧の下、初期抵抗値をR0 Ω/□とし、時間間隔を10
00msとして5回印加した後の抵抗値をRx とした場
合、((Rx −R0 )/R0 )×100%で示される抵
抗値変化率(ΔR)は−3.7%を示した。
【0045】(実施例3)CeとRuのモル比が0.9
7:1.03となる様に、CeO2 (レアメタリック
(株)製造、純度99.9%)を80.0gと、RuO
2 (住友金属鉱山(株)製造、純度99.99%)6
5.8gを夫々計量して得た導体粉の組成割合を60重
量%とし、ガラスフリットとして、SrOが45重量%
であり、B2 O3 が20重量%であり、Al2 O3 が5
重量%であり、SiO2が20重量%であり、ZnOが
5重量%であり、TiO2 が5重量%であるガラス組成
Aというガラスフリットを用い、このガラスフリットの
組成割合を40重量部とした以外は実施例1と同様にし
て処理した場合、その測定値としては次の様な数値が得
られた。
7:1.03となる様に、CeO2 (レアメタリック
(株)製造、純度99.9%)を80.0gと、RuO
2 (住友金属鉱山(株)製造、純度99.99%)6
5.8gを夫々計量して得た導体粉の組成割合を60重
量%とし、ガラスフリットとして、SrOが45重量%
であり、B2 O3 が20重量%であり、Al2 O3 が5
重量%であり、SiO2が20重量%であり、ZnOが
5重量%であり、TiO2 が5重量%であるガラス組成
Aというガラスフリットを用い、このガラスフリットの
組成割合を40重量部とした以外は実施例1と同様にし
て処理した場合、その測定値としては次の様な数値が得
られた。
【0046】即ち、抵抗値は7.6×106 Ω/□であ
り、−55℃、25℃、125℃、の温度に於いて測定
した夫々の抵抗値をR-55 、R25、R125 とした場合、
(R-55 −R25)/−80R25×106 ppm/℃で示
される冷時温度係数(CTCR)は+210ppm/℃
であり、(R125 −R25)/−100R25×106 pp
m/℃で示される熱時温度係数(HTCR)は+320
ppm/℃であった。
り、−55℃、25℃、125℃、の温度に於いて測定
した夫々の抵抗値をR-55 、R25、R125 とした場合、
(R-55 −R25)/−80R25×106 ppm/℃で示
される冷時温度係数(CTCR)は+210ppm/℃
であり、(R125 −R25)/−100R25×106 pp
m/℃で示される熱時温度係数(HTCR)は+320
ppm/℃であった。
【0047】また、静電耐圧試験として1Kvの印加電
圧の下、初期抵抗値をR0 Ω/□とし、時間間隔を10
00msとして5回印加した後の抵抗値をRx とした場
合、((Rx −R0 )/R0 )×100%で示される抵
抗値変化率(ΔR)は−3.8%を示した。
圧の下、初期抵抗値をR0 Ω/□とし、時間間隔を10
00msとして5回印加した後の抵抗値をRx とした場
合、((Rx −R0 )/R0 )×100%で示される抵
抗値変化率(ΔR)は−3.8%を示した。
【0048】(実施例4)CeとRuのモル比が1.0
2:0.98となる様に、CeO2 (レアメタリック
(株)製造、純度99.9%)を90.3gと、RuO
2 (住友金属鉱山(株)製造、純度99.99%)6
7.1gを夫々計量して得た導体粉の組成割合を68重
量%とし、ガラスフリットとして、SrOが45重量%
であり、B2 O3 が20重量%であり、Al2 O3 が5
重量%であり、SiO2が20重量%であり、ZnOが
5重量%であり、TiO2 が3重量%であり、Nb2 O
3 が2重量%であるガラス組成Bというガラスフリット
を用い、このガラスフリットの組成割合を32重量%と
した以外は実施例1と同様にして処理した場合、その測
定値としては次の様な数値が得られた。
2:0.98となる様に、CeO2 (レアメタリック
(株)製造、純度99.9%)を90.3gと、RuO
2 (住友金属鉱山(株)製造、純度99.99%)6
7.1gを夫々計量して得た導体粉の組成割合を68重
量%とし、ガラスフリットとして、SrOが45重量%
であり、B2 O3 が20重量%であり、Al2 O3 が5
重量%であり、SiO2が20重量%であり、ZnOが
5重量%であり、TiO2 が3重量%であり、Nb2 O
3 が2重量%であるガラス組成Bというガラスフリット
を用い、このガラスフリットの組成割合を32重量%と
した以外は実施例1と同様にして処理した場合、その測
定値としては次の様な数値が得られた。
【0049】即ち、抵抗値は2×106 Ω/□であり、
−55℃、25℃、125℃、の温度に於いて測定した
夫々の抵抗値をR-55 、R25、R125 とした場合、(R
-55 −R25)/−80R25×106 ppm/℃で示され
る冷時温度係数(CTCR)は+451ppm/℃であ
り、(R125 −R25)/−100R25×106 ppm/
℃で示される熱時温度係数(HTCR)は+622pp
m/℃であった。
−55℃、25℃、125℃、の温度に於いて測定した
夫々の抵抗値をR-55 、R25、R125 とした場合、(R
-55 −R25)/−80R25×106 ppm/℃で示され
る冷時温度係数(CTCR)は+451ppm/℃であ
り、(R125 −R25)/−100R25×106 ppm/
℃で示される熱時温度係数(HTCR)は+622pp
m/℃であった。
【0050】また、静電耐圧試験として1Kvの印加電
圧の下、初期抵抗値をR0 Ω/□とし、時間間隔を10
00msとして5回印加した後の抵抗値をRx とした場
合、((Rx −R0 )/R0 )×100%で示される抵
抗値変化率(ΔR)は−2.3%を示した。
圧の下、初期抵抗値をR0 Ω/□とし、時間間隔を10
00msとして5回印加した後の抵抗値をRx とした場
合、((Rx −R0 )/R0 )×100%で示される抵
抗値変化率(ΔR)は−2.3%を示した。
【0051】(実施例5)CeとRuのモル比が1.0
5:0.95となる様に、CeO2 (レアメタリック
(株)製造、純度99.9%)を93.9gと、RuO
2 (住友金属鉱山(株)製造、純度99.99%)6
6.0gを夫々計量して得た導体粉の組成割合を80重
量%とし、ガラスフリットとして、SrOが45重量%
であり、B2 O3 が20重量%であり、Al2 O3 が5
重量%であり、SiO2 が20重量%であり、ZnOが
5重量%であり、TiO2 が3重量%であり、Nb2 O
3 が2重量%であるガラス組成Bというガラスフリット
を用い、このガラスフリットの組成割合を20重量%と
した以外は実施例1と同様にして処理した場合、その測
定値としては次の様な数値が得られた。
5:0.95となる様に、CeO2 (レアメタリック
(株)製造、純度99.9%)を93.9gと、RuO
2 (住友金属鉱山(株)製造、純度99.99%)6
6.0gを夫々計量して得た導体粉の組成割合を80重
量%とし、ガラスフリットとして、SrOが45重量%
であり、B2 O3 が20重量%であり、Al2 O3 が5
重量%であり、SiO2 が20重量%であり、ZnOが
5重量%であり、TiO2 が3重量%であり、Nb2 O
3 が2重量%であるガラス組成Bというガラスフリット
を用い、このガラスフリットの組成割合を20重量%と
した以外は実施例1と同様にして処理した場合、その測
定値としては次の様な数値が得られた。
【0052】即ち、抵抗値は1.2×106 Ω/□であ
り、−55℃、25℃、125℃、の温度に於いて測定
した夫々の抵抗値をR-55 、R25、R125 とした場合、
(R-55 −R25)/−80R25×106 ppm/℃で示
される冷時温度係数(CTCR)は+470ppm/0
℃であり、(R125 −R25)/−100R25×106p
pm/℃で示される熱時温度係数(HTCR)は+68
3ppm/℃であった。
り、−55℃、25℃、125℃、の温度に於いて測定
した夫々の抵抗値をR-55 、R25、R125 とした場合、
(R-55 −R25)/−80R25×106 ppm/℃で示
される冷時温度係数(CTCR)は+470ppm/0
℃であり、(R125 −R25)/−100R25×106p
pm/℃で示される熱時温度係数(HTCR)は+68
3ppm/℃であった。
【0053】また、静電耐圧試験として1Kvの印加電
圧の下、初期抵抗値をR0 Ω/□とし、時間間隔を10
00msとして5回印加した後の抵抗値をRx とした場
合、((Rx −R0 )/R0 )×100%で示される抵
抗値変化率(ΔR)は−2.5%を示した。
圧の下、初期抵抗値をR0 Ω/□とし、時間間隔を10
00msとして5回印加した後の抵抗値をRx とした場
合、((Rx −R0 )/R0 )×100%で示される抵
抗値変化率(ΔR)は−2.5%を示した。
【0054】(比較例1)組成としてSrCO3 (レア
メタリック(株)製造 純度99.9%)の72.3g
とRuO2 (住友金属鉱山(株)製造 純度99.99
%)の67.8gとを用い、焼成処理を1200℃で1
0時間として得たSrRuO3 からなる導体粉の組成割
合を40重量%とし、ガラスフリットとして、SrOが
45重量%であり、B2 O3 が20重量%であり、Al
2 O3 が5重量%であり、SiO2 が20重量%であ
り、ZnOが5重量%であり、TiO2 が5重量%であ
るガラス組成Aというガラスフリットを用い、このガラ
スフリットの組成割合を60重量%とした以外は実施例
1と同様にして処理した場合、その測定値としては次の
様な数値が得られた。
メタリック(株)製造 純度99.9%)の72.3g
とRuO2 (住友金属鉱山(株)製造 純度99.99
%)の67.8gとを用い、焼成処理を1200℃で1
0時間として得たSrRuO3 からなる導体粉の組成割
合を40重量%とし、ガラスフリットとして、SrOが
45重量%であり、B2 O3 が20重量%であり、Al
2 O3 が5重量%であり、SiO2 が20重量%であ
り、ZnOが5重量%であり、TiO2 が5重量%であ
るガラス組成Aというガラスフリットを用い、このガラ
スフリットの組成割合を60重量%とした以外は実施例
1と同様にして処理した場合、その測定値としては次の
様な数値が得られた。
【0055】即ち、抵抗値は20×106 Ω/□であ
り、−55℃、25℃、125℃、の温度に於いて測定
した夫々の抵抗値をR-55 、R25、R125 とした場合、
(R-5 5 −R25)/−80R25×106 ppm/℃で示
される冷時温度係数(CTCR)は+2600ppm/
℃であり、(R125 −R25)/−100R25×106 p
pm/℃で示される熱時温度係数(HTCR)は+38
00ppm/℃であった。
り、−55℃、25℃、125℃、の温度に於いて測定
した夫々の抵抗値をR-55 、R25、R125 とした場合、
(R-5 5 −R25)/−80R25×106 ppm/℃で示
される冷時温度係数(CTCR)は+2600ppm/
℃であり、(R125 −R25)/−100R25×106 p
pm/℃で示される熱時温度係数(HTCR)は+38
00ppm/℃であった。
【0056】また、静電耐圧試験として1Kvの印加電
圧の下、初期抵抗値をR0 Ω/□とし、時間間隔を10
00msとして5回印加した後の抵抗値をRx とした場
合、((Rx −R0 )/R0 )×100%で示される抵
抗値変化率(ΔR)は−22%を示した。
圧の下、初期抵抗値をR0 Ω/□とし、時間間隔を10
00msとして5回印加した後の抵抗値をRx とした場
合、((Rx −R0 )/R0 )×100%で示される抵
抗値変化率(ΔR)は−22%を示した。
【0057】(比較例2)組成としてBaCO3 (レア
メタリック(株)製造 純度99.9%)の95.7g
とRuO2 (住友金属鉱山(株)製造 純度99.99
%)の66.5gとを用い、焼成処理を1200℃で1
0時間として得たBaRuO3 からなる導体粉の組成割
合を40重量%とし、ガラスフリットとして、SrOが
45重量%であり、B2 O3 が20重量%であり、Al
2 O3 が5重量%であり、SiO2 が20重量%であ
り、ZnOが5重量%であり、TiO2 が5重量%であ
るガラス組成Aというガラスフリットを用い、このガラ
スフリットの組成割合を60重量%とした以外は実施例
1と同様にして処理した場合、その測定値としては次の
様な数値が得られた。
メタリック(株)製造 純度99.9%)の95.7g
とRuO2 (住友金属鉱山(株)製造 純度99.99
%)の66.5gとを用い、焼成処理を1200℃で1
0時間として得たBaRuO3 からなる導体粉の組成割
合を40重量%とし、ガラスフリットとして、SrOが
45重量%であり、B2 O3 が20重量%であり、Al
2 O3 が5重量%であり、SiO2 が20重量%であ
り、ZnOが5重量%であり、TiO2 が5重量%であ
るガラス組成Aというガラスフリットを用い、このガラ
スフリットの組成割合を60重量%とした以外は実施例
1と同様にして処理した場合、その測定値としては次の
様な数値が得られた。
【0058】即ち、抵抗値は11×106 Ω/□であ
り、−55℃、25℃、125℃、の温度に於いて測定
した夫々の抵抗値をR-55 、R25、R125 とした場合、
(R-5 5 −R25)/−80R25×106 ppm/℃で示
される冷時温度係数(CTCR)は+1800ppm/
℃であり、(R125 −R25)/−100R25×106 p
pm/℃で示される熱時温度係数(HTCR)は+32
00ppm/℃であった。
り、−55℃、25℃、125℃、の温度に於いて測定
した夫々の抵抗値をR-55 、R25、R125 とした場合、
(R-5 5 −R25)/−80R25×106 ppm/℃で示
される冷時温度係数(CTCR)は+1800ppm/
℃であり、(R125 −R25)/−100R25×106 p
pm/℃で示される熱時温度係数(HTCR)は+32
00ppm/℃であった。
【0059】また、静電耐圧試験として1Kvの印加電
圧の下、初期抵抗値をR0 Ω/□とし、時間間隔を10
00msとして5回印加した後の抵抗値をRx とした場
合、((Rx −R0 )/R0 )×100%で示される抵
抗値変化率(ΔR)は−25%を示した。
圧の下、初期抵抗値をR0 Ω/□とし、時間間隔を10
00msとして5回印加した後の抵抗値をRx とした場
合、((Rx −R0 )/R0 )×100%で示される抵
抗値変化率(ΔR)は−25%を示した。
【0060】(比較例3)組成としてPbO(レアメタ
リック(株)製造 純度99.9%)の105.5gと
RuO2 (住友金属鉱山(株)製造 純度99.99
%)の62.9gとを用い、焼成処理を1200℃で1
0時間として得たPb2 Ru2 O7 からなる導体粉の組
成割合を40重量%とし、ガラスフリットとして、Sr
Oが45重量%であり、B2 O3 が20重量%であり、
Al2 O3が5重量%であり、SiO2 が20重量%で
あり、ZnOが5重量%であり、TiO2 が5重量%で
あるガラス組成Aというガラスフリットを用い、このガ
ラスフリットの組成割合を60重量%とした以外は実施
例1と同様にして処理した場合、Ruが還元してしま
い、抵抗体として測定する事が出来なかった。
リック(株)製造 純度99.9%)の105.5gと
RuO2 (住友金属鉱山(株)製造 純度99.99
%)の62.9gとを用い、焼成処理を1200℃で1
0時間として得たPb2 Ru2 O7 からなる導体粉の組
成割合を40重量%とし、ガラスフリットとして、Sr
Oが45重量%であり、B2 O3 が20重量%であり、
Al2 O3が5重量%であり、SiO2 が20重量%で
あり、ZnOが5重量%であり、TiO2 が5重量%で
あるガラス組成Aというガラスフリットを用い、このガ
ラスフリットの組成割合を60重量%とした以外は実施
例1と同様にして処理した場合、Ruが還元してしま
い、抵抗体として測定する事が出来なかった。
【0061】以上に示した如く、導体粉としてSrRu
O3 とBaRuO3 を用いた場合には何れもRuが析出
して来る為、抵抗の温度係数(TCR)は正方向に大な
る値を示すと共に、Pb2 Ru2 O7 を用いた場合には
抵抗値すら測定出来なかったのに対して、本発明の抵抗
の温度係数(TCR)は何れも1桁小さくなって居ると
共に、静電耐圧試験で示された抵抗変化率(ΔR)も同
様に1桁小さくなって居り、本発明の有効性が充分に確
認された試験結果となっている。
O3 とBaRuO3 を用いた場合には何れもRuが析出
して来る為、抵抗の温度係数(TCR)は正方向に大な
る値を示すと共に、Pb2 Ru2 O7 を用いた場合には
抵抗値すら測定出来なかったのに対して、本発明の抵抗
の温度係数(TCR)は何れも1桁小さくなって居ると
共に、静電耐圧試験で示された抵抗変化率(ΔR)も同
様に1桁小さくなって居り、本発明の有効性が充分に確
認された試験結果となっている。
【0062】上記の結果を纏めて表1として示す。
【0063】
【表1】
【0064】
【発明の効果】以上の如く、本発明によるときは、窒素
雰囲気下で安定であると共に、抵抗体の示す抵抗の温度
係数や耐電圧特性に優れ、しかも、銅を導体とする場合
にも、銅の特性を充分に生かして使用できる様な電気抵
抗素子用ペーストが開示されると共に、これを生産する
に都合の良い厚膜抵抗体用組成物、並びに、これらの製
造方法も合わせて開示されたので、これらの製品を利用
する業界にとって貢献するところ大なるものがある。
雰囲気下で安定であると共に、抵抗体の示す抵抗の温度
係数や耐電圧特性に優れ、しかも、銅を導体とする場合
にも、銅の特性を充分に生かして使用できる様な電気抵
抗素子用ペーストが開示されると共に、これを生産する
に都合の良い厚膜抵抗体用組成物、並びに、これらの製
造方法も合わせて開示されたので、これらの製品を利用
する業界にとって貢献するところ大なるものがある。
Claims (6)
- 【請求項1】 Ce酸化物とRu酸化物とで構成される
ペロブスカイト型化合物の複酸化物である導電粉が20
〜70重量%であり、非還元性のガラスフリットが30
〜80重量%である事を特徴とする厚膜抵抗体用組成
物。 - 【請求項2】 Ce酸化物とRu酸化物で構成されるペ
ロブスカイト型化合物の複酸化物である導電粉が20〜
70重量%であり、非還元性のガラスフリットが30〜
80重量%である厚膜抵抗体用組成物の100重量部
と、樹脂と溶剤とで構成された成分分散展伸剤の20〜
40重量部とより成る事を特徴とする電気抵抗素子用ペ
ースト。 - 【請求項3】 CeとRuとのモル比が0.95〜1.
05:1.05〜0.95である事を特徴とする請求項
1記載の厚膜抵抗体用組成物。 - 【請求項4】 CeとRuとのモル比が0.95〜1.
05:1.05〜0.95である事を特徴とする請求項
2記載の電気抵抗素子用ペースト。 - 【請求項5】 CeとRuとの夫々が金属もしくはその
酸化物、塩化物、水酸化物、硝酸塩、硫酸塩の形態で共
に原料として、CeとRuとがモル比で0.95〜1.
05:1.05〜0.95となる様に夫々の原料を調合
した後、耐火物容器中に移し、窒素雰囲気中もしくは酸
化雰囲気中で800〜1100℃に加熱して得た塊状物
を1μm以下にまで微粉砕して導電粉とし、最終組成に
於いて上記の導電粉が20〜70重量%、SrO、Si
O2 、B2 O3 、Al2 O3 、ZnO、Ta2 O5 、N
b2 O5 、TiO2 のうちより選ばれた複数の物質を主
成分とする非還元性のガラスフリットが30〜80重量
%となる様に夫々を秤量混合して厚膜抵抗体用組成物と
する事を特徴とする厚膜抵抗体用組成物の製造方法。 - 【請求項6】 CeとRuとの夫々が金属もしくはその
酸化物、塩化物、水酸化物、硝酸塩、硫酸塩の形態で共
に原料として含み、CeとRuとがモル比で0.95〜
1.05:1.05〜0.95となる様に夫々の原料を
調合した後、耐火物容器中に移し、窒素雰囲気中もしく
は酸化雰囲気中で800〜1100℃に加熱して得た塊
状物を微粉砕して、平均粒径が1μm以下である様に調
整した導電粉を作り、上記の導電粉の20〜70重量
%、SrO、SiO2 、B2 O3 、Al2 O3 、Zn
O、Ta2 O5 、Nb2 O5 、TiO2のうちより選ば
れた複数の物質を主成分とする非還元性のガラスフリッ
トの30〜80重量%となる様な組成物を作製し、さら
に、この組成物の100重量部と、樹脂と溶剤とで構成
された成分分散展伸剤の20〜40重量部とを混合した
後、この混合物をさらに長時間混錬して得る事を特徴と
する電気抵抗素子用ペーストの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3277288A JPH0590005A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 厚膜抵抗体用組成物とこれを用いた電気抵抗素子用ペースト並びにこれらの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3277288A JPH0590005A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 厚膜抵抗体用組成物とこれを用いた電気抵抗素子用ペースト並びにこれらの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0590005A true JPH0590005A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17581451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3277288A Pending JPH0590005A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 厚膜抵抗体用組成物とこれを用いた電気抵抗素子用ペースト並びにこれらの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0590005A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004053894A1 (ja) * | 2002-12-09 | 2004-06-24 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | 酸化物導電性ペースト |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP3277288A patent/JPH0590005A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004053894A1 (ja) * | 2002-12-09 | 2004-06-24 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | 酸化物導電性ペースト |
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