JPH0590077U - 微小径管の接続構造 - Google Patents

微小径管の接続構造

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JPH0590077U
JPH0590077U JP3759192U JP3759192U JPH0590077U JP H0590077 U JPH0590077 U JP H0590077U JP 3759192 U JP3759192 U JP 3759192U JP 3759192 U JP3759192 U JP 3759192U JP H0590077 U JPH0590077 U JP H0590077U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体溜まりやパーティクルが生じたりせず、
しかも、接続並びに分離を簡単に行うことができ、ま
た、ボディ、グランド継手および管に応力歪などを生じ
させることがない、有用な微小径管の接続構造を提供す
ること。 【構成】 2つの微小径管1、2のそれぞれの端部に接
続されたボディ3とグランド4とをガスケット10を介し
て突き合わせると共に、ボディ4にナット9を螺着して
なる微小径管の接続構造において、前記ボディ3とグラ
ンド4との接続端面における内径およびガスケット10の
内径を互いに等しくした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば内径が1mmなどと云うように、極めて微小な内径を有する 管を接続する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、2つの管の接続する手段の一つに、図9に示されるものがある。すなわ ち、この図に示すものでは、それぞれ内部に貫通孔21, 22が形成されたボディ23 、グランド24を例えば金属管25, 26の端部に溶接などによって接続すると共に、 ボディ23、グランド24の接続端面間に金属製のCリング27を介装し、固定用ナッ ト28をボディ23の外周に形成した雄ねじ部29に螺合させている。なお、この図に おいて、30は締めつけトルク吸収用のベアリングである。
【0003】 また、図10に示す手段も公知である。すなわち、この図に示すものでは、一端 側に金属管41を接続したボディ42の外周に雄ねじ部43を形成すると共に、他端側 にチューブ44を差し込み、雄ねじ部43に螺着される袋ナット45によってフェラル 46の先端をチューブ44に食い込ませるようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記図9に示されるものにおいては、ボディ23とグランド24の 接続端面側に、貫通孔21, 22の周囲に面取り加工が施してあり、この面取り部分 31, 32における流路の径が貫通孔21, 22の断面積に比べてかなり大きくなり、こ の部分31, 32に液体や気体などの流体が溜まり易くなると云う問題点がある。ま た、この図6に示す接続構造は、比較的内径が大きい管どうしの接続に適してお り、例えば内径が 1.0mmといった微小な管に適用した場合、前記面取り部分31 , 32に溜まる流体量は、貫通孔21, 22を本来流れる流体量に比べてかなり大きな ものとなり、その影響を無視しえないものであった。
【0005】 また、前記図10に示されるものは、前記内径が 1.0mmといった微小な管に適 用できるが、この場合、図11に拡大して示すように、フェラル46の先端がチュー ブ44に食い込むため、チューブ44内に突起部分47が生じ、パーティクルが発生し 易くなると共に、前記食い込みが強いので、分離が殆ど不可能であると共に、応 力歪が生じると云った不都合がある。
【0006】 本考案は、上述の事柄に留意してなされたもので、その目的とするところは、 流体溜まりやパーティクルが生じたりせず、しかも、接続並びに分離を簡単に行 うことができ、また、ボディ、グランド継手および管に応力歪などを生じさせる ことがない、有用な微小径管の接続構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案においては、2つの微小径管のそれぞれの端 部に接続されたボディとグランドとをガスケットを介して突き合わせると共に、 ボディにナットを螺着してなる微小径管の接続構造において、前記ボディとグラ ンドとの接続端面における内径およびガスケットの内径を互いに等しくしている 。
【0008】
【作用】
上記微小径管の接続構造によれば、ボディとグランドとの接続部分において流 体流路が広がったり、逆に、流体流路内に突出した部分が生ずることがないので 、流体の溜まりやパーティクルが発生することがない。そして、接続構造が簡単 であるから接続並びに分離を簡単に行うことができ、また、ボディ、グランドお よび管に応力歪などを生じさせることがない。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。 図1および図2は、本考案の第1実施例に係る微小径管の接続構造を示し、ま ず、図1において、1,2は例えばステンレスなどよりなり、共に内径が例えば 1.0mm、外径が 1.6mmの微小径管(以下、単に管と云う)である。3,4は 管1,2の端部に溶接などによってそれぞれ接続されたボディ、グランドである 。そして、ボディ3およびグランド4には、互いに同径(この場合、1.0 mm) の貫通孔5,6が形成されている。また、ボディ3の外周には雄ねじ部3aおよび 六角部3bが形成されている。さらに、図示する例においては、図2の部分拡大図 にも示すように、ボディ3の接続面側(管1が接続されている側とは反対側)に 凹部7が形成されていると共に、グランド4の接続面側に前記凹部7によって案 内される突部8が形成されている。
【0010】 さらに、図1において、9はボディ3の外周に形成された雄ねじ部3aに螺着さ れる固定用のナットで、グランド4の小径部4aを外套させてあり、所謂袋ナット よりなる。10はボディ3とグランド4との接続部分に介装されるガスケットで、 ニッケルに金メッキを施したものや、ステンレス鋼に金または銀メッキを施した ものからなる。そして、このガスケット10には、図2に示すように、ボディ3、 グランド4にそれぞれ開設された貫通孔5,6と同径の孔11が開設されている。 すなわち、ガスケット10の内径と、ボディ3およびグランドとの接続端面におけ る内径を互いに等しくしてある。なお、12は位置決め用のリテーナで、例えばス テンレス鋼よりなり、円板状に形成されている。また、13は締めつけトルク吸収 用のベアリングである。
【0011】 次に、上記実施例の動作について説明する。まず、管1,2を接続するには、 管1,2をそれぞれボディ3、グランド4の一端側に固着する。ボディ3の接続 面側にガスケット10をリテーナ12によって位置決めした状態で保持した後、ベア リング13およびナット9を外嵌および外套させているグランド4をガスケット10 に当接させる。そして、その状態でナット9を所定の方向に手で回転させて締め 込みを行う。その後、例えばスパナを用いてボディ3の六角部3bを固定し、ナッ ト9をスパナを用いて締めつける。これによって、ボディ3とグランド4とがガ スケット10を介して気密性よく接続され、従って、管1,2が接続されたことに なる。
【0012】 そして、前述のようにして接続されている管1,2を例えば点検や補修などの ために分離するには、ボディ3の六角部3bをスパナによって固定し、ナット9を スパナによって弛める。次いで、グランド4をボディ3側に押圧しながらナット 9を手で弛めることにより、ボディ3とグランド4とが分離される。そして、所 定の点検等を終わった後、再度接続する場合、リテーナ12はそのまま使用しても よいが、ガスケット10は新品と取り替えるのが好ましい。
【0013】 この実施例の場合、ボディ3とグランド4との接続部分において流体流路が広 がったり、逆に、流体流路内に突出した部分が生ずることがないので、流体の溜 まりやパーティクルが発生することがない。そして、接続構造が簡単であるから 接続並びに分離を簡単に行うことができ、また、ボディ3、グランド4および管 1,2に応力歪などを生じさせることがない。さらに、ガスケット10によってリ テーナ12の位置決めが正確に行われる。
【0014】 図3および図4は、本考案の第2実施例に係る微小径管の接続構造を示し、こ の実施例では、リテーナとしてフック形状のもの14を用いることにより、リテー ナ14をグランド4の接続端面にワンタッチで取付け可能にし、組付けをより簡単 に行なえるようにしている。この実施例においては、管1,2の分離時、ナット 9を弛めた後、ガスケット10がグランド4の接続端面に取りついた状態にあるの で、ボディ3とグランド4との分離は容易に行なえる。なお、所定の点検等を終 わった後、再度接続する場合は、第1実施例の場合と同様にすればよい。
【0015】 図5は、本考案の第3実施例に係る微小径管の接続構造を示し、この実施例で は、ガスケット10の位置決め用のリテーナを設けてない。その代わり、ボディ3 に設けられる凹部7およびこれに案内される突部8をガスケット10の外径よりや や大きくなる程度に小さくして、ガスケット10の位置決めが行われ易いようにし ている。この実施例における組付けおよび分解は、第1実施例と同様である。
【0016】 そして、前記第2および第3実施例の微小径管の接続構造においても、第1実 施例のものと同様の作用効果を奏することは云うまでもない。
【0017】 なお、上記実施例は何れも、管1,2において、それらの内径および外径が等 しい場合であったが、本考案は、これに限られるものでなく、管1,2が異径の 場合にも適用できる。すなわち、図6は、内径d1 ,d2 が互いに等しいが、管 1の外径D1 よりも管2の外径D2 が大きい管1,2を接続する場合におけるボ ディ3、グランド4における管1,2の接続状態を示すもので、この第4実施例 においては、上記第1〜第3実施例と同様に、貫通孔5,6を内径d1 ,d2 と 等しくするだけでよい。また、図7は、管1,2の外径D1 ,D2 が互いに等し いが、管1の内径d1 よりも管2の内径d2 が大きい場合を示している。この第 5実施例においては、細い方の管(この例では管1)の内径d1 に合うように、 太い管2が接続されるグラント4に形成される貫通孔6に緩やかなテーパ部6aを 設けて、貫通孔5,6の接続端面における内径を等しくしている。そして、図8 は、外径および内径共に管1よりも管2が大きい場合を示したもので、この第6 実施例は、前記第4および第5実施例を複合したものとなる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ボディとグランドとの接続部分におい て流体流路が広がったり、逆に、流体流路内に突出した部分が生ずることがない ので、流体の溜まりやパーティクルが発生することがない。そして、接続構造が 簡単であるから接続並びに分離を簡単に行うことができ、また、ボディ、グラン ドおよび管に応力歪などを生じさせることがない。さらに、ボディ、グランド、 ナットなど接続部材のコンパクト化が可能になり、より小型の継手を得ることが できると共に、各種サイズの流路径に対し対応が可能であり、その応用範囲が広 いといった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係る微小径管の接続構造
を示す図である。
【図2】図1の要部を拡大して示した図である。
【図3】本考案の第2実施例に係る微小径管の接続構造
を示す図である。
【図4】図3の要部を拡大して示した図である。
【図5】本考案の第3実施例に係る微小径管の接続構造
を示す図である。
【図6】本考案の第4実施例に係る微小径管の接続構造
の要部を示す図である。
【図7】本考案の第5実施例に係る微小径管の接続構造
の要部を示す図である。
【図8】本考案の第6実施例に係る微小径管の接続構造
の要部を示す図である。
【図9】従来技術を示す図である。
【図10】他の従来技術を示す図である。
【図11】図10の要部を拡大して示す図である。
【符号の説明】
1,2…微小径管、3…ボディ、4…グランド、7…凹
部、8…突部、9…ナット、10…ガスケット。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの微小径管のそれぞれの端部に接続
    されたボディとグランドとをガスケットを介して突き合
    わせると共に、ボディに固定用ナットを螺着してなる微
    小径管の接続構造において、前記ボディとグランドとの
    接続端面における内径およびガスケットの内径を互いに
    等しくしたことを特徴とする微小径管の接続構造。
  2. 【請求項2】 ボディとグランドとグランドの何れか一
    方の接続面側に凹部を形成すると共に、何れか他方の接
    続面側に前記凹部によって案内される突部を形成してな
    る請求項1に記載の微小径管の接続構造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4847278A (ja) * 1971-10-18 1973-07-05
JPH02501587A (ja) * 1987-10-09 1990-05-31 エフェレル エス.アー. 2つの筒状素子を端面にて密接結合せしめる交換自在環状金属結合継手及びこれに用いる万能シール
JPH02203096A (ja) * 1989-02-02 1990-08-13 Sanko Kogyo Kk 管継手

Patent Citations (3)

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