JPH0590346A - フイルムキヤリヤ - Google Patents
フイルムキヤリヤInfo
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- JPH0590346A JPH0590346A JP28072691A JP28072691A JPH0590346A JP H0590346 A JPH0590346 A JP H0590346A JP 28072691 A JP28072691 A JP 28072691A JP 28072691 A JP28072691 A JP 28072691A JP H0590346 A JPH0590346 A JP H0590346A
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- Japan
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- leads
- resin
- gap
- lead
- support ring
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- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルム基材及び多数のリードが樹脂モール
ドされる際に、モールド金型により挟み込まれる各リー
ド間の間隙における樹脂漏れを、型締め圧力の微妙かつ
厳密な調整等を行うことなく防止できるようにする。 【構成】 多数のリード3の一端に接続される半導体チ
ップを含めてフィルム基材2(サポートリング7)及び
各リード3が境界Pまで樹脂モールドされる。境界Pを
含みかつモールド金型により挟み込まれるフィルム基材
2(サポートリング7)及び各リード3の領域PQにお
いて、各リード3間の間隙38に狭窄部分15を設け
る。この狭窄部分15によって各リード3間の間隙38
における樹脂漏れ39が防止される。
ドされる際に、モールド金型により挟み込まれる各リー
ド間の間隙における樹脂漏れを、型締め圧力の微妙かつ
厳密な調整等を行うことなく防止できるようにする。 【構成】 多数のリード3の一端に接続される半導体チ
ップを含めてフィルム基材2(サポートリング7)及び
各リード3が境界Pまで樹脂モールドされる。境界Pを
含みかつモールド金型により挟み込まれるフィルム基材
2(サポートリング7)及び各リード3の領域PQにお
いて、各リード3間の間隙38に狭窄部分15を設け
る。この狭窄部分15によって各リード3間の間隙38
における樹脂漏れ39が防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばTAB用として
最適なフィルムキャリヤに係り、絶縁性フィルム基材と
このフィルム基材上に形成された多数の導電性リードと
からなるフィルムキャリヤに関する。
最適なフィルムキャリヤに係り、絶縁性フィルム基材と
このフィルム基材上に形成された多数の導電性リードと
からなるフィルムキャリヤに関する。
【0002】
【従来の技術】IC化実装技術のなかで、特に多リード
化・小形高密度化の顕著なものとして、TAB(Tape A
utomated Bonding)がある。
化・小形高密度化の顕著なものとして、TAB(Tape A
utomated Bonding)がある。
【0003】このTABは、例えば、図4に示すよう
に、フィルムキャリヤ1にICチップ10を実装するも
のである。フィルムキャリヤ1は、長尺テープ状のフィ
ルム基材2と、このフィルム基材2上に形成された多数
(例えば200本程度)のリード3とによって構成され
ている。フィルム基材2にはデバイス孔4とアウターリ
ード孔5とスプロケット孔6とが形成され、デバイス孔
4とアウターリード孔5との間にはサポートリング7が
残存されている。各リード3は、デバイス孔4内に突出
されたインナーリード部8と、アウターリード孔5に架
橋されたアウターリード部9とに分別されている。
に、フィルムキャリヤ1にICチップ10を実装するも
のである。フィルムキャリヤ1は、長尺テープ状のフィ
ルム基材2と、このフィルム基材2上に形成された多数
(例えば200本程度)のリード3とによって構成され
ている。フィルム基材2にはデバイス孔4とアウターリ
ード孔5とスプロケット孔6とが形成され、デバイス孔
4とアウターリード孔5との間にはサポートリング7が
残存されている。各リード3は、デバイス孔4内に突出
されたインナーリード部8と、アウターリード孔5に架
橋されたアウターリード部9とに分別されている。
【0004】なお、フィルム基材2にはポリイミド樹脂
等の可撓性かつ絶縁性を有するフィルム材が用いられ、
そのフィルム基材2に上記各孔4、5、6等をパンチン
グした後、導電性金属材料例えばCu箔をラミネートし
て所定パターンとなるようにフォトエッチングすること
によって、各リード3が一括して形成される。
等の可撓性かつ絶縁性を有するフィルム材が用いられ、
そのフィルム基材2に上記各孔4、5、6等をパンチン
グした後、導電性金属材料例えばCu箔をラミネートし
て所定パターンとなるようにフォトエッチングすること
によって、各リード3が一括して形成される。
【0005】そして、ICチップ10の上面に形成され
た多数の電極が各インナーリード部8に一括ボンディン
グされることによって、そのICチップ10が各インナ
ーリード部8に電気的に接続されかつ機械的に保持され
る。
た多数の電極が各インナーリード部8に一括ボンディン
グされることによって、そのICチップ10が各インナ
ーリード部8に電気的に接続されかつ機械的に保持され
る。
【0006】次に、図5に示すように、モールド金型2
0を用いるトランスファ・モールド法によって、ICチ
ップ10を含めて各リード3及びサポートリング7が所
定位置である境界Pまで樹脂モールドされる。
0を用いるトランスファ・モールド法によって、ICチ
ップ10を含めて各リード3及びサポートリング7が所
定位置である境界Pまで樹脂モールドされる。
【0007】モールド金型20は上型21と下型22と
によって構成されている。上型21の下面及び下型22
の上面はそれぞれ平坦な挟持面23、24となってお
り、この挟持面23、24の内方にはほぼ正方形状の凹
部からなるキャビティ25、26が形成されている。な
お挟持面24の内周部分には、サポートリング7に対応
する段差挟持面27が形成されている。
によって構成されている。上型21の下面及び下型22
の上面はそれぞれ平坦な挟持面23、24となってお
り、この挟持面23、24の内方にはほぼ正方形状の凹
部からなるキャビティ25、26が形成されている。な
お挟持面24の内周部分には、サポートリング7に対応
する段差挟持面27が形成されている。
【0008】そして、境界Pとサポートリング7の外縁
(アウターリード孔5側)である境界Qとの間の領域P
Qにおいて、各リード3及びサポートリング7が挟持面
23及び段差挟持面27によって挟み込まれ、境界Qの
外側の領域において、各アウターリード部9が挟持面2
3及び挟持面24によって挟み込まれる。そして、エポ
キシ、シリコーン等の溶融樹脂がキャビティ25、26
内に注入されて、樹脂モールド37が成形される。
(アウターリード孔5側)である境界Qとの間の領域P
Qにおいて、各リード3及びサポートリング7が挟持面
23及び段差挟持面27によって挟み込まれ、境界Qの
外側の領域において、各アウターリード部9が挟持面2
3及び挟持面24によって挟み込まれる。そして、エポ
キシ、シリコーン等の溶融樹脂がキャビティ25、26
内に注入されて、樹脂モールド37が成形される。
【0009】これによって、ICチップ10が樹脂モー
ルド37により樹脂封止され、かつ各リード3(各アウ
ターリード部9)が樹脂モールド37から突出された半
導体パッケージ40が完成する。そして、各アウターリ
ード部9が先端部でフィルム基材2から切断され、各ア
ウターリード部9がガルウイング化用金型によりガルウ
イング状に成形されて、或いはそのままの状態で、それ
ら各アウターリード部9がプリント基板等の配線パター
ンにボンディングされる。
ルド37により樹脂封止され、かつ各リード3(各アウ
ターリード部9)が樹脂モールド37から突出された半
導体パッケージ40が完成する。そして、各アウターリ
ード部9が先端部でフィルム基材2から切断され、各ア
ウターリード部9がガルウイング化用金型によりガルウ
イング状に成形されて、或いはそのままの状態で、それ
ら各アウターリード部9がプリント基板等の配線パター
ンにボンディングされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなTAB用のフィルムキャリヤ1においては、各
リード3の狭ピッチ化が図られているので、モールド金
型20によって樹脂モールド37を成形する際、図6に
示すように、挟持面23及び段差挟持面27によって挟
み込まれたサポートリング7上の各リード3間には微細
な間隙38が生じる。そしてキャビティ25、26内に
注入される溶融樹脂の注入圧力は非常に高いので、上記
微細な間隙38に溶融樹脂が漏れ出て、図4及び図6に
示すように、樹脂漏れ39が発生するという問題があっ
た。さらに、図5に示すように、各アウターリード部9
も挟持面23及び挟持面24によって挟み込まれている
ので、図4に示すように、各リード3間の樹脂漏れ39
が各アウターリード部9間の先端まで滲(し)み出てく
るという問題があった。
たようなTAB用のフィルムキャリヤ1においては、各
リード3の狭ピッチ化が図られているので、モールド金
型20によって樹脂モールド37を成形する際、図6に
示すように、挟持面23及び段差挟持面27によって挟
み込まれたサポートリング7上の各リード3間には微細
な間隙38が生じる。そしてキャビティ25、26内に
注入される溶融樹脂の注入圧力は非常に高いので、上記
微細な間隙38に溶融樹脂が漏れ出て、図4及び図6に
示すように、樹脂漏れ39が発生するという問題があっ
た。さらに、図5に示すように、各アウターリード部9
も挟持面23及び挟持面24によって挟み込まれている
ので、図4に示すように、各リード3間の樹脂漏れ39
が各アウターリード部9間の先端まで滲(し)み出てく
るという問題があった。
【0011】そして、このような各リード3間の樹脂漏
れ39及び各アウターリード部9間の樹脂の滲み出し
は、後のアウターリードボンディング時の高熱によって
容易に炭化し、各リード3間及び各アウターリード部9
間に導通を生じさせて不良品の発生原因となる。また特
に各アウターリード部9間に樹脂の滲み出しが黒く見え
るものは非常に体裁が悪く、製品価値の著しい低下にも
なる。さらに樹脂の滲み出しは固化して樹脂バリになる
ので、各アウターリード部9をガルウイング状に成形す
る際に、その成形用金型が樹脂バリを噛むことによって
摩耗し易い。
れ39及び各アウターリード部9間の樹脂の滲み出し
は、後のアウターリードボンディング時の高熱によって
容易に炭化し、各リード3間及び各アウターリード部9
間に導通を生じさせて不良品の発生原因となる。また特
に各アウターリード部9間に樹脂の滲み出しが黒く見え
るものは非常に体裁が悪く、製品価値の著しい低下にも
なる。さらに樹脂の滲み出しは固化して樹脂バリになる
ので、各アウターリード部9をガルウイング状に成形す
る際に、その成形用金型が樹脂バリを噛むことによって
摩耗し易い。
【0012】なお、樹脂の漏出は、トランスファ・モー
ルドやインジェクション・モールドにおいて溶融樹脂の
粘度が低くまた注入圧力が高い場合に発生し易いが、各
リード3間の樹脂漏れ39が各アウターリード部9間の
先端まで滲み出るのは、微細な間隙における毛細管現象
が影響するとも考えられるので、溶融樹脂の粘度や注入
圧力の調整だけでは滲み出しを防止することが困難であ
る。
ルドやインジェクション・モールドにおいて溶融樹脂の
粘度が低くまた注入圧力が高い場合に発生し易いが、各
リード3間の樹脂漏れ39が各アウターリード部9間の
先端まで滲み出るのは、微細な間隙における毛細管現象
が影響するとも考えられるので、溶融樹脂の粘度や注入
圧力の調整だけでは滲み出しを防止することが困難であ
る。
【0013】なお、前記従来例のように、挟持面23及
び段差挟持面27によってサポートリング7上の各リー
ド3を挟み込む構成は、樹脂漏れ39を防止するため
に、サポートリング7による緩衝作用とパッキン作用と
を考慮したものである。即ち、モールド金型20を型締
めする際、各リード3に加わる圧力をサポートリング7
により緩衝させると共に、各リード3をサポートリング
7にくい込ませて、各リード3間の間隙38がサポート
リング7によって埋められるようにしている。
び段差挟持面27によってサポートリング7上の各リー
ド3を挟み込む構成は、樹脂漏れ39を防止するため
に、サポートリング7による緩衝作用とパッキン作用と
を考慮したものである。即ち、モールド金型20を型締
めする際、各リード3に加わる圧力をサポートリング7
により緩衝させると共に、各リード3をサポートリング
7にくい込ませて、各リード3間の間隙38がサポート
リング7によって埋められるようにしている。
【0014】しかしながら、上記構成では、型締め圧力
が大き過ぎると、各リード3が塑性変形を起こして各リ
ード3の強度が著しく低下する。逆に、各リード3の強
度を維持させるために、型締め圧力をあまり加えないよ
うにすると、各リード3間の間隙38が充分に小さくな
らず、樹脂漏れ39を殆ど防止することができない。従
って、型締め圧力の調整は、極めて微妙かつ厳密なもの
が要求されるという問題があった。
が大き過ぎると、各リード3が塑性変形を起こして各リ
ード3の強度が著しく低下する。逆に、各リード3の強
度を維持させるために、型締め圧力をあまり加えないよ
うにすると、各リード3間の間隙38が充分に小さくな
らず、樹脂漏れ39を殆ど防止することができない。従
って、型締め圧力の調整は、極めて微妙かつ厳密なもの
が要求されるという問題があった。
【0015】そこで本発明は、上述したような問題点を
解消するためになされたものであり、フィルム基材及び
多数のリードが樹脂モールドされる際に、モールド金型
により挟み込まれる各リード間の間隙における樹脂漏れ
を、型締め圧力の微妙かつ厳密な調整等を行うことなく
防止できるようにしたフィルムキャリヤを提供すること
を目的とする。
解消するためになされたものであり、フィルム基材及び
多数のリードが樹脂モールドされる際に、モールド金型
により挟み込まれる各リード間の間隙における樹脂漏れ
を、型締め圧力の微妙かつ厳密な調整等を行うことなく
防止できるようにしたフィルムキャリヤを提供すること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、絶縁性フィルム基材とこのフィルム基材
上に形成された多数の導電性リードとからなり、前記各
リードの一端に接続される半導体チップを含めて前記フ
ィルム基材及び前記各リードが所定位置まで樹脂モール
ドされるフィルムキャリヤにおいて、前記所定位置を含
みかつモールド金型により挟み込まれる前記フィルム基
材及び前記各リードの領域における前記各リード間の間
隙に狭窄部分を設けたものである。
に、本発明は、絶縁性フィルム基材とこのフィルム基材
上に形成された多数の導電性リードとからなり、前記各
リードの一端に接続される半導体チップを含めて前記フ
ィルム基材及び前記各リードが所定位置まで樹脂モール
ドされるフィルムキャリヤにおいて、前記所定位置を含
みかつモールド金型により挟み込まれる前記フィルム基
材及び前記各リードの領域における前記各リード間の間
隙に狭窄部分を設けたものである。
【0017】
【作用】上記のように構成されたフィルムキャリヤによ
れば、各リード間の間隙における狭窄部分は、その間隙
を漏出しようとする樹脂に対して大きな抵抗となり、こ
れらの狭窄部分において樹脂漏れは漏出力を消失して固
化する。これにより、各リード間の間隙における樹脂漏
れは、樹脂モールドされる所定位置の外側に極く僅かに
現れるだけで防止される。
れば、各リード間の間隙における狭窄部分は、その間隙
を漏出しようとする樹脂に対して大きな抵抗となり、こ
れらの狭窄部分において樹脂漏れは漏出力を消失して固
化する。これにより、各リード間の間隙における樹脂漏
れは、樹脂モールドされる所定位置の外側に極く僅かに
現れるだけで防止される。
【0018】
【実施例】以下、本発明をTAB用のテープキャリヤに
適用した実施例を図1〜図3を参照して説明する。なお
前記従来例と実質的に同一の部分には同一の符号を付し
てその説明を省略する。
適用した実施例を図1〜図3を参照して説明する。なお
前記従来例と実質的に同一の部分には同一の符号を付し
てその説明を省略する。
【0019】図2に示すように、ICチップ10を含め
て各リード3及びサポートリング7が樹脂モールドされ
る境界Pを含み、かつ挟持面23及び段差挟持面27に
よって挟み込まれる各リード3及びサポートリング7の
領域PQにおいて、図1に示すように、各リード3間の
間隙38に狭窄部分15が設けられている。
て各リード3及びサポートリング7が樹脂モールドされ
る境界Pを含み、かつ挟持面23及び段差挟持面27に
よって挟み込まれる各リード3及びサポートリング7の
領域PQにおいて、図1に示すように、各リード3間の
間隙38に狭窄部分15が設けられている。
【0020】即ち、互いに隣接する各リード3に、それ
ら両リード3間の間隙38に入り込む長方形状の突出部
16が形成されている。この例では、各リード3の一側
方に1つの突出部16が形成されることにより、狭窄部
分15が構成されている。
ら両リード3間の間隙38に入り込む長方形状の突出部
16が形成されている。この例では、各リード3の一側
方に1つの突出部16が形成されることにより、狭窄部
分15が構成されている。
【0021】なお、突出部16は、各リード3が一括し
て形成される際に、同時に一体に形成される。そして各
リード3の突出部16が同一形状に形成されることによ
り、狭窄部分15は各リード3間の間隙38の全てに設
けられる。
て形成される際に、同時に一体に形成される。そして各
リード3の突出部16が同一形状に形成されることによ
り、狭窄部分15は各リード3間の間隙38の全てに設
けられる。
【0022】また、本実施例においては、各リード3の
幅aは約100μm、各間隙38の幅bは約180μm
である。そして突出部16の幅cは110μm程度、長
さdは300μm程度に設定されている。またサポート
リング7の外縁(アウターリード孔5側)と突出部16
との間の距離eは200μm程度となっている。なお各
リード3の厚さは約35μm、サポートリング7(即ち
フィルム基材2)の厚さは75μmである。
幅aは約100μm、各間隙38の幅bは約180μm
である。そして突出部16の幅cは110μm程度、長
さdは300μm程度に設定されている。またサポート
リング7の外縁(アウターリード孔5側)と突出部16
との間の距離eは200μm程度となっている。なお各
リード3の厚さは約35μm、サポートリング7(即ち
フィルム基材2)の厚さは75μmである。
【0023】本実施例のテープキャリヤ1は上記のよう
に構成され、図2に示すように、境界Pと境界Qとの間
の領域PQにおいて各リード3及びサポートリング7が
挟持面23及び段差挟持面27によって挟み込まれると
共に、境界Qの外側の領域において各アウターリード部
9が挟持面23及び挟持面24によって挟み込まれ、溶
融樹脂がキャビティ25、26内に注入されて、樹脂モ
ールド37が成形される。これによって、ICチップ1
0が樹脂モールド37により樹脂封止され、かつ各リー
ド3(各アウターリード部9)が樹脂モールド37から
突出された半導体パッケージ40が完成する。
に構成され、図2に示すように、境界Pと境界Qとの間
の領域PQにおいて各リード3及びサポートリング7が
挟持面23及び段差挟持面27によって挟み込まれると
共に、境界Qの外側の領域において各アウターリード部
9が挟持面23及び挟持面24によって挟み込まれ、溶
融樹脂がキャビティ25、26内に注入されて、樹脂モ
ールド37が成形される。これによって、ICチップ1
0が樹脂モールド37により樹脂封止され、かつ各リー
ド3(各アウターリード部9)が樹脂モールド37から
突出された半導体パッケージ40が完成する。
【0024】ところでこの成形の際、キャビティ25、
26内に注入された高圧(例えば70kg/cm2 〜80kg
/cm2 )の溶融樹脂が、図1に示すように、各リード3
間の微細な間隙38に樹脂漏れ39として漏れ出ようと
する。しかし、これらの間隙38は突出部16によって
狭窄部分15となっているので、樹脂漏れ39に対して
大きな抵抗となり、これらの狭窄部分15において樹脂
漏れ39は漏出力を消失して固化する。従って、各リー
ド3間の間隙38における樹脂漏れ39は、境界Pの外
側に極く僅かに現れるだけで防止される。
26内に注入された高圧(例えば70kg/cm2 〜80kg
/cm2 )の溶融樹脂が、図1に示すように、各リード3
間の微細な間隙38に樹脂漏れ39として漏れ出ようと
する。しかし、これらの間隙38は突出部16によって
狭窄部分15となっているので、樹脂漏れ39に対して
大きな抵抗となり、これらの狭窄部分15において樹脂
漏れ39は漏出力を消失して固化する。従って、各リー
ド3間の間隙38における樹脂漏れ39は、境界Pの外
側に極く僅かに現れるだけで防止される。
【0025】なお、粘度や注入圧力により漏出し易い樹
脂の場合は、図3に示す別の実施例のように、各リード
3間の間隙38の狭窄部分15を境界Pよりもさらに外
側に設けるとよい。即ち、境界Pを含むように各リード
3の一側方に1つの突出部16が形成され、境界Pより
も外側で各リード3の他側方に1つの突出部17が形成
されている。これによって、各リード3間の間隙38に
クランク状の狭窄部分15が設けられている。この例に
おいては、狭窄部分15が充分に長いので、漏出し易い
樹脂であっても、その狭窄部分15において樹脂漏れ3
9は次第に漏出力を消失する。
脂の場合は、図3に示す別の実施例のように、各リード
3間の間隙38の狭窄部分15を境界Pよりもさらに外
側に設けるとよい。即ち、境界Pを含むように各リード
3の一側方に1つの突出部16が形成され、境界Pより
も外側で各リード3の他側方に1つの突出部17が形成
されている。これによって、各リード3間の間隙38に
クランク状の狭窄部分15が設けられている。この例に
おいては、狭窄部分15が充分に長いので、漏出し易い
樹脂であっても、その狭窄部分15において樹脂漏れ3
9は次第に漏出力を消失する。
【0026】以上、本発明の実施例に付き説明したが、
本発明は実施例に限定されることなく、本発明の技術的
思想に基づいて各種の有効な変更が可能である。例え
ば、各リード間の間隙の狭窄部分及びこの狭窄部分を構
成するリードの突出部は、実施例以外にも各種の有効な
形状を適用することができる。
本発明は実施例に限定されることなく、本発明の技術的
思想に基づいて各種の有効な変更が可能である。例え
ば、各リード間の間隙の狭窄部分及びこの狭窄部分を構
成するリードの突出部は、実施例以外にも各種の有効な
形状を適用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明のフィルムキャ
リヤによれば、フィルム基材及び多数のリードが樹脂モ
ールドされる際に、モールド金型により挟み込まれる各
リード間の間隙における樹脂漏れを、従来のような型締
め圧力の微妙かつ厳密な調整等を行うことなく防止する
ことができる。従って、漏れ出た樹脂の炭化による各リ
ード間の導通や樹脂漏れによる体裁の悪化をなくすこと
ができ、製品の品質を著しく向上させることができる。
また各リードを外部接続に適した所定の形状に成形する
際に、従来あった樹脂バリによる成形用金型の摩耗を防
止することができる。なお、互いに隣接する各リードの
少なくとも一方のリードにそれら両リード間の間隙に入
り込む突出部を一体に形成して狭窄部分を構成するよう
にした場合には、各リードを形成する際に突出部も同時
に形成することができ、特別な工程を必要としない。
リヤによれば、フィルム基材及び多数のリードが樹脂モ
ールドされる際に、モールド金型により挟み込まれる各
リード間の間隙における樹脂漏れを、従来のような型締
め圧力の微妙かつ厳密な調整等を行うことなく防止する
ことができる。従って、漏れ出た樹脂の炭化による各リ
ード間の導通や樹脂漏れによる体裁の悪化をなくすこと
ができ、製品の品質を著しく向上させることができる。
また各リードを外部接続に適した所定の形状に成形する
際に、従来あった樹脂バリによる成形用金型の摩耗を防
止することができる。なお、互いに隣接する各リードの
少なくとも一方のリードにそれら両リード間の間隙に入
り込む突出部を一体に形成して狭窄部分を構成するよう
にした場合には、各リードを形成する際に突出部も同時
に形成することができ、特別な工程を必要としない。
【図1】本発明をTAB用のフィルムキャリヤに適用し
た実施例における要部の拡大平面図である。
た実施例における要部の拡大平面図である。
【図2】上記実施例におけるモールド成形時の要部の断
面図である。
面図である。
【図3】別の実施例における要部の拡大平面図である。
【図4】従来のTAB用のフィルムキャリヤにおけるモ
ールド成形された状態の一部切欠き平面図である。
ールド成形された状態の一部切欠き平面図である。
【図5】上記従来例におけるモールド成形時の要部の断
面図である。
面図である。
【図6】図5のVI−VI線での拡大断面図である。
1 フィルムキャリヤ 2 フィルム基材 3 リード 7 サポートリング 8 インナーリード部 9 アウターリード部 10 ICチップ 15 狭窄部分 16、17 突出部 20 モールド金型 37 樹脂モールド 38 間隙 39 樹脂漏れ 40 半導体パッケージ
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁性フィルム基材とこのフィルム基材
上に形成された多数の導電性リードとからなり、前記各
リードの一端に接続される半導体チップを含めて前記フ
ィルム基材及び前記各リードが所定位置まで樹脂モール
ドされるフィルムキャリヤにおいて、 前記所定位置を含みかつモールド金型により挟み込まれ
る前記フィルム基材及び前記各リードの領域における前
記各リード間の間隙に狭窄部分を設けたことを特徴とす
るフィルムキャリヤ。 - 【請求項2】 互いに隣接する各リードの少なくとも一
方のリードに、それら両リード間の間隙に入り込む突出
部を一体に形成することによって、前記狭窄部分を構成
したことを特徴とする請求項1記載のフィルムキャリ
ヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28072691A JPH0590346A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | フイルムキヤリヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28072691A JPH0590346A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | フイルムキヤリヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0590346A true JPH0590346A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17629090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28072691A Withdrawn JPH0590346A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | フイルムキヤリヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0590346A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8758293B2 (en) | 2005-07-08 | 2014-06-24 | C. R. Bard, Inc. | Drug delivery system |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP28072691A patent/JPH0590346A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8758293B2 (en) | 2005-07-08 | 2014-06-24 | C. R. Bard, Inc. | Drug delivery system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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