JPH0590353U - 円板に基準板を設けた品質判定機 - Google Patents
円板に基準板を設けた品質判定機Info
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- JPH0590353U JPH0590353U JP037687U JP3768792U JPH0590353U JP H0590353 U JPH0590353 U JP H0590353U JP 037687 U JP037687 U JP 037687U JP 3768792 U JP3768792 U JP 3768792U JP H0590353 U JPH0590353 U JP H0590353U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 光学的な基準を設定する際に使用される基準
板の着脱操作やこの基準板による基準の設定操作を不要
とし得て品質判定の操作を簡略にし得て、また、判定環
境の変化による基準の変化を補正し得て安定した判定機
能を発揮し得る円板に基準板を設けた品質判定機を実現
する。 【構成】 品質判定機2において、光学的な透過特性及
び反射特性の少なくとも一方の特性が一定の基準板を、
円板8の複数の試料用穴18の一つに取付けて設けた。
また、この考案は、品質判定機2において、光学的な透
過特性及び反射特性の少なくとも一方の特性が一定の基
準板を円板8の複数の試料用穴18の一つに取付けて設
け、この基準板への光の照射により得られる測定データ
に対して基準となる基準データを記憶する記憶部78を
設け、前記基準データと測定データとの差異から補正係
数を算出する。
板の着脱操作やこの基準板による基準の設定操作を不要
とし得て品質判定の操作を簡略にし得て、また、判定環
境の変化による基準の変化を補正し得て安定した判定機
能を発揮し得る円板に基準板を設けた品質判定機を実現
する。 【構成】 品質判定機2において、光学的な透過特性及
び反射特性の少なくとも一方の特性が一定の基準板を、
円板8の複数の試料用穴18の一つに取付けて設けた。
また、この考案は、品質判定機2において、光学的な透
過特性及び反射特性の少なくとも一方の特性が一定の基
準板を円板8の複数の試料用穴18の一つに取付けて設
け、この基準板への光の照射により得られる測定データ
に対して基準となる基準データを記憶する記憶部78を
設け、前記基準データと測定データとの差異から補正係
数を算出する。
Description
【0001】
この考案は円板に基準板を設けた品質判定機に係り、特に光学的な基準を設定 する際に使用される基準板の着脱操作やこの基準板による基準の設定操作を不要 とし得て品質判定の操作を簡略にし得て、また、判定環境の変化による基準の変 化を補正し得て安定した判定機能を発揮し得る円板に基準板を設けた品質判定機 に関する。
【0002】
米粒の品質を判定する品質判定装置は、回転可能な円板の外周縁の円周方向等 間隔に設けた複数の試料用穴に米粒を一粒毎に保持して移送し、この移送される 米粒の一粒毎に光を照射して透過光及び反射光の少なくとも一方を検出して検出 データとし、この検出データにより前記米粒の一粒毎の品質を判定する。また、 品質判定装置は、光学的な透過特性及び反射特性の少なくとも一方の特性が一定 の基準板を設け、判定に先だってこの基準板に光を照射して得られる測定データ により光学的な基準を設定している。
【0003】 このような品質判定機としては、図6に示すものがある。図6において、20 2は品質判定機である。品質判定機202は、米粒Sを一粒毎に検出部位に移送 する移送部204を設けている。移送部204は、モータ206により回転され る円板208を設け、この円板208の外周縁の円周方向等間隔に米粒Sを検出 部位に移送する複数の試料用穴210を設けている。
【0004】 品質判定機202は、円板208の試料用穴210に保持されて移送される米 粒Sの一粒毎に光を照射する照射部212を設けるとともに、照射部212によ り照射される光の米粒Sの一粒毎の透過光及び反射光を受光して電気信号に変換 する受光部214を設けている。
【0005】 前記照射部212は、光源としてハロゲンランプユニット216を設けている 。ハロゲンランプユニット216は、ハロゲンランプや赤外カットフィルタ・集 光レンズ(図示せず)等を内蔵している。また、照射部212は、ハロゲンラン プユニット216に光ファイバ218の一端を接続するとともに、光ファイバ2 18の他端に米粒Sにハロゲンランプユニット216の発光する光を照射する投 光体220を設けている。
【0006】 前記受光部214は、米粒Sの透過光を受光する透過光受光素子222と反射 光を受光する反射光受光素子224とを設け、米粒Sの夫々波長の異なる反射光 である赤色反射光と緑色反射光とを夫々受光する赤色反射光受光素子226と緑 色反射光受光素子228とを内蔵した受光ユニット230を設けている。
【0007】 また、受光部214は、米粒Sに指向する受光体232に一端を接続する光フ ァイバ234を設けるとともに、光ファイバ234の他端を前記受光ユニット2 30に接続して設け、この受光ユニット230内に赤色反射光受光素子226と 緑色反射光受光素子228とに反射光を分割して導くハーフミラー236を設け 、分割された反射光を夫々赤色及び緑色の単波長の2波長成分にするための中心 波長が異なる赤色用及び緑色用の干渉フィルタ(図示せず)を設けている。
【0008】 前記照射部212の投光体220と受光部214の透過光受光素子222・反 射光受光素子224及び受光体232とは、検出部位における米粒Sに指向させ て、第1ヘッド部238に一体的に設けられている。
【0009】 また、この品質判定機202は、照射部212及び受光部214と別異の照射 部240及び受光部242を設けている。照射部240は、米粒Sに照射する光 の光源として発光素子244を設けている。受光部242は、米粒Sの前部透過 光及び後部透過光を夫々受光する前部透過光受光素子246及び後部透過光受光 素子248を設けている。これら別異の照射部240の発光素子244と受光部 242の前部透過光受光素子246及び後部透過光受光素子248とは、検出部 位における米粒Sに指向させて別異の第2ヘッド部250に一体的に設けられて いる。
【0010】 前記モータ206と受光ユニット230と第1ヘッド部238と別異の第2ヘ ッド部250とは、マイクロコンピュータからなる処理部252に接続されてい る。各受光素子222〜228・246・248は、透過光および/または反射 光を受光して電気信号に変換し、処理部252に出力する。処理部252は、こ れら電気信号により米粒Sの一粒毎の品質を判定すべく処理する。
【0011】 これにより、品質判定機202は、米粒Sの一粒毎に光を照射して前記米粒S の一粒毎の光の状態を検出して検出データとし、この検出データから前記米粒S の一粒毎の品質を判定する。
【0012】 また、この品質判定機202は、図7〜図10に示す如く、光学的な反射特性 及び透過特性の少なくとも一方の特性が一定の基準板254を設けている。品質 判定機202は、判定に先だって、この基準板254に光を照射して得られる測 定データにより、光学的な基準を設定している。
【0013】 図7・図8に示す基準板254は、測定時用と玄米用と籾用との夫々測定部2 56〜260を設け、判定に先だって円板208の下側に装着して玄米用と籾用 との各測定部256・258を検出部位に位置させ、この状態で測定して得た値 と基準値との差から光量を調整して設定した後に、測定時用の測定部260を検 出部位に位置させて判定を行うものである。また、図9・図10に示す基準板2 54は、マグネット262により必要に応じて、例えば、米粒Sの前部透過光及 び後部透過光を夫々受光する前部透過光受光素子246及び後部透過光受光素子 248を設けた第2ヘッド部250に装着し、測定して得た値と基準値との差か ら光量を調整して設定した後に、判定を行うものである。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】 ところが、従来の品質判定機202は、光学的な基準を設定する際に、基準板 254の着脱操作を必要とするとともに基準板254による設定操作を必要とす ることにより、品質判定の操作が煩雑となる不都合があり、また、操作を忘れる おそれがある。
【0015】 また、品質判定機202は、大量の米粒を判定処理する際に、処理中に光源や 周囲温度等の判定環境が変化する場合があり、検出データが変化することにより 、米粒の検出データによる品質の判定機能を安定して発揮し得なくなる不都合が ある。
【0016】
そこで、この考案は、上述の不都合を除去するために、回転可能な円板の外周 縁の円周方向等間隔に設けた複数の試料用穴に保持されて移送される米粒の一粒 毎に光を照射して透過光及び反射光の少なくとも一方を検出して検出データとし 、この検出データにより前記米粒の一粒毎の品質を判定するとともに、光学的な 透過特性及び反射特性の少なくとも一方の特性が一定の基準板に光を照射して得 られる測定データにより光学的な基準を設定する品質判定機において、前記光学 的な透過特性及び反射特性の少なくとも一方の特性が一定の基準板を前記円板の 複数の試料用穴の一つに取付けて設けたことを特徴とする。
【0017】 また、この考案は、上述の不都合を除去するために、回転可能な円板の外周縁 の円周方向等間隔に設けた複数の試料用穴に保持されて移送される米粒の一粒毎 に光を照射して透過光及び反射光の少なくとも一方を検出して検出データとし、 この検出データにより前記米粒の一粒毎の品質を判定するとともに、光学的な透 過特性及び反射特性の少なくとも一方の特性が一定の基準板に光を照射して得ら れる測定データにより光学的な基準を設定する品質判定機において、前記光学的 な透過特性及び反射特性の少なくとも一方の特性が一定の基準板を前記円板の複 数の試料用穴の一つに取付けて設け、この基準板への光の照射により得られる測 定データに対して基準となる基準データを記憶する記憶部を設け、前記基準デー タと測定データとの差異から補正係数を算出し、この補正係数により前記米粒の 一粒毎に光を照射して得られる検出データを補正して補正データを算出し、この 補正データにより前記米粒の一粒毎の品質を判定すべく処理する処理部を設けた ことを特徴とする。
【0018】
この考案の構成によれば、品質判定機は、光学的な透過特性及び反射特性の少 なくとも一方の特性が一定の基準板を、円板の複数の試料用穴の一つに取付けて 設けていることにより、光学的な基準を設定する際に、基準板を着脱する操作を 必要とせず、したがって、操作を忘れるおそれがない。
【0019】 また、品質判定機は、円板の複数の試料用穴の一つに取付けて設けた基準板へ の光の照射により得られる測定データに対して基準となる基準データを記憶する 記憶部を設け、処理部によって、基準データと測定データとの差異から算出され る補正係数により米粒の検出データを補正して補正データを算出し、この補正デ ータにより米粒の一粒毎の品質を判定すべく処理することにより、米粒の判定処 理中に光源や周囲温度等の判定環境が変化して設定した基準が変化しても、基準 を新たに設定する作業を必要とせず、補正することができる。
【0020】
以下図面に基づいて、この考案の実施例を説明する。 図1〜図5は、この考案の実施例を示すものである。図1・図2において、2 は品質判定機、4は移送部、6はモータ、8は試料である米粒Sを一粒毎に所定 位置に保持して移送する円板、10および12はそれぞれ検出の機能を果す第1 ヘッドおよび第2ヘッド、14は第1・第2ヘッド10・12からの信号を次段 に入力させるための入力部たる入力回路、16は演算および処理の機能を果すマ イクロコンピュータなどのCPUからなる処理部たる処理回路である。
【0021】 前記円板8は、図2に示す如く、外周縁の円周方向の等間隔に米粒Sを一粒毎 に保持する試料用穴18を開設している。また、この試料用穴18内側の円周方 向の等間隔に、試料用穴18の位置に対応させてタイミング穴20を開設してい る。この円板8は、モータ6により回転して各試料用穴18に保持した一粒毎の 米粒Sを矢印a方向に移送する。
【0022】 円板8により移送される米粒Sの一粒毎の各光量を検出データとして検出する 第1ヘッド10および第2ヘッド12は、以下の如く構成している。第1ヘッド 10は、ランプ等の発光具24と赤外線カットフィルタ26と集光レンズ28と から構成される照射部により、米粒Sに光を照射する。照射された光の透過光量 および反射光量は、フォトダイオード等よりなる受光部である透過光受光阻止3 0及び反射光受光素子32により電気量に変換して検出され、次段の入力回路1 4に出力される。
【0023】 また、拡散反射光の一部は、受光部を構成する集光レンズ34で集光された後 に、ハーフミラー36で二分割される。一方の光は、660nmバンドパスフィル タ38と赤外線カットフィルタ40とにより赤色光を透過され、赤色光受光素子 42によりその光量を電気量に変換して検出され、次段に出力される。他方の光 は、550nmバンドパスフィルタ44と赤外線カットフィルタ46とにより緑色 光を透過され、緑色光受光素子48によりその光量を電気量に変換して検出され 、次段に出力される。これら発光具24〜緑色光受光素子48は、第1ヘッド1 0を構成している。
【0024】 前記第2ヘッド12は、LEDなどの発光素子50と照射用光ファイバ52と から構成される照射部により、米粒Sに光を照射する。矢印a方向に移送される 米粒Sに照射された光の米粒長軸方向の前部透過光および後部透過光は、受光部 を構成するそれぞれ前部透過光用光ファイバ54および後部透過光用光ファイバ 56により前部透過光受光素子58および後部透過光受光素子60に導かれる。 照射された光の米粒長軸方向の前部透過光量および後部透過光量は、それぞれ前 部透過光受光素子58および後部透過光受光素子60により電気量に変換して検 出され、次段に出力される。
【0025】 また、第2ヘッド12には、円板8のタイミング穴20を検出するために、こ のタイミング穴20に向って光を照射する発光素子62を設け、固定穴64とタ イミング穴20とが一致したときの透過した光を検出する受光素子66を設けて いる。この受光素子66の検出した光は、電気量に変換して波形成形した後に、 タイミング穴20を検出したタイミングパルスの信号として次段に出力される。 これら発光素子50〜受光素子66は、第2ヘッド12を構成している。
【0026】 前記第1ヘッド10および第2ヘッド12からの信号、即ち、透過光受光素子 30、反射光受光素子32、赤色光受光素子42、緑色光受光素子46、前部透 過光受光素子58、後部透過光受光素子60の各素子から入力する各光量の信号 は、入力部たる入力回路14のマルチプレクサ68に入力される。入力した信号 は、A/Dコンバータ70によりA/D変換され、処理部たる処理回路16に検 出データとして入力される。一方、第2ヘッドの受光素子66から入力するタイ ミング穴20を検知した信号は、割込みコントローラ72を介してコントローラ 74に入力される。コントローラ74は、タイミング穴20を検出したタイミン グパルスの信号によりマルチプレクサ68およびA/Dコンバータ70を制御す るために、処理回路16に接続される。
【0027】 前記処理回路16は、入力回路14から入力する前記各光量の信号を検出デー タとしてメモリに記憶し、この検出データから各光量の比を演算し、以下のよう に判定処理する。
【0028】 即ち、拡散透過光量および拡散反射光量の検出データから透過反射比を算出す るとともに、拡散反射光中の赤色光量および緑色光量の検出データから分光比を 算出する。また、米粒Sの一粒毎の米粒長軸方向の前部透過光量および後部透過 光量の検出データから前後透過比を算出する。ついで、前記米粒Sの一粒毎の品 質を判定するように、得られた各光量の比により判定処理する。
【0029】 また、処理回路16は、前記米粒Sの一粒毎の品質を判定するように、透過反 射比と分光比と前後透過比とにより判定処理し、さらには、米粒Sの品位を規格 に照して等級を判定するように、品質を判定した前記米粒Sの米粒S全体への混 入率を判定処理する。
【0030】 この品質判定機2は、光学的な透過特性及び反射特性の少くとも一方の特性が 一定の基準板76を設け、この基準板76に光を照射して得られる測定データに より光学的な基準を設定している。前記基準板76は、図2に示す如く、円板8 の試料用穴18の一つに取付けられている。また、基準板76は、例えば、白色 のセラミックス等のように、照射される光の全部を透過させずに反射する光不透 過体や、乳白色のガラス・プラスチックのように照射される光の一部を透過させ るとともに残部を反射する光半透過体から形成する。
【0031】 なお、この実施例においては、透過光及び反射光の全ての検出データを補正す るために、光半透過体からなる基準板76を試料用穴18に取付けている。した がって、反射光の検出データのみを補正する場合は、光不透過体からなる基準板 76でも良い。
【0032】 また、この品質判定機2は、前記基準板76を円板8の試料用穴18の一つに 取付けて設け、この基準板76への光の照射により得られる測定データに対して 基準となる基準データを記憶する記憶部たる記憶回路78を設けている。記憶回 路78は、検出データや測定データ、基準データ、補正係数、補正データを書込 み、読出しするために、ROM80及びRAM82を設けている。
【0033】 前記処理回路16は、記憶回路78の基準データと基準板76の測定データと の差異から補正係数を算出し、この補正係数により米粒Sの検出データを補正し て補正データを算出し、この補正データにより米粒Sの一粒毎の品質を判定すべ く処理する。
【0034】 次に作用を説明する。
【0035】 品質判定機2は、回転する円板8のタイミング穴20を第2ヘッド12の発光 素子62〜受光素子66により検出する。
【0036】 次いで、タイミング穴20を検知したタイミングパルスの信号に対応する米粒 Sの一粒毎の透過光量、反射光量、反射光中の赤色光量及び緑色光量を第1ヘッ ド10の発光具24〜受光素子32により検出し、入力回路14により処理回路 16に入力してメモリに記憶する。また、各米粒Sの一粒毎の米粒長軸方向の前 部透過光量および後部透過光量を第2ヘッド12の発光素子50〜受光素子60 により検出し、前記タイミング穴20を検知したタイミングパルスの信号ととも に入力回路14により処理回路16に入力してメモリに記憶する。米粒Sの一粒 についてのデータを全て検出すると、処理回路16のメモリ中の前記透過光量お よび反射光量から透過反射比を算出するとともに、赤色光量および緑色光量から 分光比を算出し、また、前部透過光量および後部透過光量から前後透過比を算出 する。算出により得られた透過反射比と分光比と前後透過比とを判定処理し、米 粒Sの一粒毎の品質を判定する。
【0037】 各光量の検出は、試料の米粒Sの所定粒数を検出するまで続ける。
【0038】 所定粒数を検出すると、検出は終了する。検出を終了すると、品質を判定した 各米粒Sの米粒S全体への混入率を判定処理し、規格に照して米粒Sの品位を判 定する。
【0039】 このような品質判定機2において、光学的な透過特性及び反射特性の少なくと も一方の特性が一定の基準板76を、円板8の複数の試料用穴18の一つに取付 けて設けている。これにより、この品質判定機2は、光学的な基準を設定する際 に、従来のように基準板76を着脱する操作を必要とせず、したがって、操作を 忘れるおそれがない。
【0040】 このため、光学的な基準を設定する際に使用される基準板76の着脱操作や、 この基準板76による基準の設定操作を不要とすることができ、品質判定の操作 を簡略にすることができる。
【0041】 また、この品質判定機2は、安定した判定機能を発揮させるために、以下のよ うに処理している。
【0042】 品質判定機2は、図3に示す如く、スタート(ステップ100)すると、円板 8を回転(ステップ101)する。回転する円板8のタイミング穴20によりタ イミングパルスが有る否かを判断(ステップ102)する。
【0043】 タイミングパルスが無い場合は、リターンする。タイミングパルスが有る場合 は、米粒Sの検出データをA/D変換(ステップ103)する。
【0044】 また、米粒Sが検出部位に位置していないときに、オフセットデータを検出し て格納(104)する。
【0045】 ここで、オフセットデータについて説明する。受光素子は、光が当たらない状 態、つまり光が試料用穴18を通らない状態でも電流が流れるために、そのとき 検出される値を予め算出しておき、実測値との調整を図る必要がある。その予め 算出される値が、オフセットデータである。このオフセットデータは、温度変化 により変移する。また、受光素子の特性も変化する。このため、オフセットデー タのみでなく、傾きの変化が起る。そこで、このような変化分を含む実測値を正 確な値に補正する必要がある。この補正に用いる値が補正係数である。米粒Sの 検出データは、この補正係数により補正されて補正データとなり、品質の判定に 使用される。
【0046】 次いで、米粒S又は基準板76が検出部に位置している間の最大値をホールド するまでの間、待ち時間を設け(ステップ105)、待ち時間を経過した後に実 測値をA/D変換(ステップ106)する。次いで、基準板76が検出部位に位 置していて、基準板76があるか否かを判断(ステップ107)する。基準板7 6があるか否かの判断は、記憶回路78に予め記憶して格納してある基準板76 の反射光量の設定値とそのときの実測値である反射光量との比較により行われる 。基準板76の反射光は、基準板76が白色のセラミックやガラス等の乳白色で あれば、米粒Sの反射光量よりも大きいので、基準板76であると判断できる。 なお、基準板76の設定値は、この状態でのデータが未補正なので、マージンを 持たせた値に設定してある。
【0047】 前記判断(ステップ107)がYESの場合は、補正係数を算出(ステップ1 08)し、この補正係数を記憶回路78に格納(ステップ109)し、ステップ 102にリターンする。補正係数は、図5に示す如く、補正係数=基準データ/ {(測定データ)−(オフセットデータ)}の式より算出される。基準データに は、予め正常な状態の装置の基準板76のデータを設定しておく。このパス(ス テップ108、ステップ109)を1回通過すると、補正係数を算出する。した がって、このパスによって、検出部位を基準板が通過する度に、新たな補正係数 が算出され、修正されることになる。
【0048】 前記判断(ステップ107)がNOの場合は、米粒Sがあるか否かを判断(ス テップ110)する。この判断は、予め設定して格納してある米粒Sの反射光量 の設定値とそのときの実測値である反射光量との比較により行われる。米粒Sの 反射光量は、試料用穴18に米粒Sがない場合の反射光量よりも大きいので、米 粒Sがあると判断できる。なお、米粒Sの設定値は、この状態でのデータが未補 正なので、マージンを持たせた値に設定してある。
【0049】 前記判断(ステップ110)がNOの場合は、ステップ102にリターンする 。前記判断(ステップ110)がYESの場合は、既に基準板76が検出部位を 通過して補正係数を算出しているか否かを判断(ステップ111)する。この判 断には、フラグを使用する。
【0050】 前記判断(ステップ111)がNOの場合は、ステップ102にリターンする 。前記判断(ステップ111)がYESの場合は、補正係数によって全てのデー タを補正して補正データを算出(ステップ112)する。この補正データは、図 5に示す如く、{(検出データ)−(オフセットデータ)}×補正係数の式より 算出される。
【0051】 この補正データにより米粒Sの品質や品位の判定の処理(ステップ113)を 行い、すべての判定が終了したか否かを判断(ステップ114)する。
【0052】 前記判断(ステップ114)がNOの場合は、ステップ102にリターンする 。これ以後は、米粒Sの光を検出する毎に補正係数により補正データを算出する が、円板8が回転して基準板76が検出部位を通過する毎に補正係数を新たに算 出して修正するので、常に正しい補正データを得ることができる。
【0053】 前記判断(ステップ114)がYESの場合は、エンド(ステップ115)に なる。
【0054】 以上の処理により、正常な状態での検出と等価となり、全てのデータから変動 を排除して安定したデータを得ることができる。
【0055】 このように、品質判定機2は、円板8の複数の試料用穴18の一つに取付けて 設けて基準板76への光の照射により得られる測定データに対して基準となる基 準データを記憶する記憶部78を設け、処理部16によって、基準データと測定 データとの差異から算出される補正係数により米粒Sの検出データを補正して補 正データを算出し、この補正データにより米粒の一粒毎の品質や品位を判定すべ く処理することにより、米粒Sの判定処理中に光源や周囲温度等の判定環境が変 化して検出データが変化しても、基準を新たに設定する作業を必要とせず、補正 することができる。
【0056】 このため、判定環境の変化による検出データの変化を補正し得て、安定した判 定機能を発揮することができる。
【0057】
このように、この考案によれば、光学的な基準を設定する際に、基準板を着脱 する操作を必要とせず、したがって、操作を忘れるおそれがない。このため、光 学的な基準を設定する際に使用される基準板の着脱操作やこの基準板による基準 の設定操作を不要と得て、品質判定の操作を簡略にし得る。
【0058】 また、品質判定機は、米粒の判定処理中に光源や周囲温度等の判定環境が変化 して検出データが変化しても、基準を新たに設定する作業を必要とせず、補正す ることができる。このため、判定環境の変化による検出データの変化を補正し得 て、安定した判定機能を発揮し得る。
【図1】この考案の実施例を示す品質判定機の概略構成
図である。
図である。
【図2】回転板の平面図である。
【図3】品質判定機による処理のフローチャートであ
る。
る。
【図4】(A)はタイミングパルスを示す波形図であ
る。(B)は拡散反射光量を示す波形図である。(C)
はA/D変換のタイミングを示す波形図である。
る。(B)は拡散反射光量を示す波形図である。(C)
はA/D変換のタイミングを示す波形図である。
【図5】補正係数及び補正データの算出の説明図であ
る。
る。
【図6】従来例を示す品質判定機の概略構成図である。
【図7】従来例を示す回転板の平面図である。
【図8】従来例を示す基準板の平面図である。
【図9】別の従来例を示す回転板の平面図である。
【図10】別の従来例を示す基準板の平面図である。
2 品質判定機 4 移送部 8 円板 14 入力回路 16 処理回路 76 基準板 78 記憶回路
Claims (4)
- 【請求項1】 回転可能な円板の外周縁の円周方向等間
隔に設けた複数の試料用穴に保持されて移送される米粒
の一粒毎に光を照射して透過光及び反射光の少なくとも
一方を検出して検出データとし、この検出データにより
前記米粒の一粒毎の品質を判定するとともに、光学的な
透過特性及び反射特性の少なくとも一方の特性が一定の
基準板に光を照射して得られる測定データにより光学的
な基準を設定する品質判定機において、前記光学的な透
過特性及び反射特性の少なくとも一方の特性が一定の基
準板を前記円板の複数の試料用穴の一つに取付けて設け
たことを特徴とする円板に基準板を設けた品質判定機。 - 【請求項2】 回転可能な円板の外周縁の円周方向等間
隔に設けた複数の試料用穴に保持されて移送される米粒
の一粒毎に光を照射して透過光及び反射光の少なくとも
一方を検出して検出データとし、この検出データにより
前記米粒の一粒毎の品質を判定するとともに、光学的な
透過特性及び反射特性の少なくとも一方の特性が一定の
基準板に光を照射して得られる測定データにより光学的
な基準を設定する品質判定機において、前記光学的な透
過特性及び反射特性の少なくとも一方の特性が一定の基
準板を前記円板の複数の試料用穴の一つに取付けて設
け、この基準板への光の照射により得られる測定データ
に対して基準となる基準データを記憶する記憶部を設
け、前記基準データと測定データとの差異から補正係数
を算出し、この補正係数により前記米粒の一粒毎に光を
照射して得られる検出データを補正して補正データを算
出し、この補正データにより前記米粒の一粒毎の品質を
判定すべく処理する処理部を設けたことを特徴とする円
板に基準板を設けた品質判定機。 - 【請求項3】 前記基準板は、照射される光の全部を透
過させずに反射する光不透過体からなる基準板である請
求項1または請求項2に記載の円板に基準板を設けた品
質判定機。 - 【請求項4】 前記基準板は、照射される光の一部を透
過させるとともに残部を反射する光半透過体からなる基
準板である請求項1または請求項2に記載の円板に基準
板を設けた品質判定機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP037687U JPH0590353U (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 円板に基準板を設けた品質判定機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP037687U JPH0590353U (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 円板に基準板を設けた品質判定機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0590353U true JPH0590353U (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=12504492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP037687U Pending JPH0590353U (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 円板に基準板を設けた品質判定機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0590353U (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2016098882A1 (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-23 | 株式会社サタケ | 穀粒品位判別装置 |
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-
1992
- 1992-05-08 JP JP037687U patent/JPH0590353U/ja active Pending
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