JPH0590788U - 電子管用陰極構造体 - Google Patents

電子管用陰極構造体

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JPH0590788U
JPH0590788U JP5057991U JP5057991U JPH0590788U JP H0590788 U JPH0590788 U JP H0590788U JP 5057991 U JP5057991 U JP 5057991U JP 5057991 U JP5057991 U JP 5057991U JP H0590788 U JPH0590788 U JP H0590788U
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JP
Japan
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cathode
heater
heat
sleeve
holder
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Application number
JP5057991U
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English (en)
Inventor
慶相 李
Original Assignee
株式会社金星社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本考案の電子管用陰極構造体は、ヒーター熱
が陰極スリーブを通って陰極ホールダー側に伝導され陰
極周辺の温度を増加し陰極基体への熱伝導を低下させて
陰極の電子放射特性の劣化を招来する現象を防止するた
め、その陰極スリーブ下方側のヒーター開始部下方側に
多数個の通孔を穿孔形成することにより、陰極ホールダ
ーへの熱伝導面積を小さくしてその陰極ホールダーへの
ヒーター熱の伝導を抑制し、相対的に、陰極基体への熱
伝導を増加させてヒーターの熱効率を向上し、電子管の
電子放射特性を向上させたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子管用陰極構造体に係るもので、詳しくは、陰極スリーブの周面 に多数個の通孔を穿孔形成し、陰極ホールダーへの熱伝導を抑制し相対的に陰極 基体への熱伝導を向上させるようにした電子管用陰極構造体に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子管に使用する陰極構造体においては、図2(A)に示したように、 陰極ホールダー3に陰極スリーブ2が溶接され、該陰極スリーブ2に陰極基体1 が溶接されて、それら内方側に発熱部4a及び開始部4bを有するヒーター4が 収納されてなる型態と、図2(B)に示したように、陰極スリーブ21が陰極ホ ールダー22と一体に形成されその陰極スリーブ21に陰極基体1が溶接されて 、それら内方側に発熱部4a及び開始部4bを有するヒーター4が収納されてな る型態とが公知になっていた。
【0003】 そして、このように構成された従来陰極構造体においては、ヒーターに電源を 供給すると、該ヒーター4の開口部4bから熱が発生し数秒内に発熱部4aで最 大の熱が発生して陰極に伝導されるが、その熱は陰極基体1に直接伝導されるも のと、陰極スリーブ2を経て陰極基体1に伝導されるものと、陰極スリーブを経 て陰極ホールダー3に伝導されるものとに区分される。その中、陰極基体1に伝 導された熱は、その陰極基体1の上方側面に塗布した電子放射物質(図示されて いない)から電子を放出すべく必要とされるが、陰極ホールダー3に伝導された 熱は陰極周辺の温度のみを不要に上昇させ、相対的に陰極基体1への熱伝導は低 下させていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
然るに、このように陰極周辺には不要に温度が上昇し、相対的に陰極基体1へ の熱伝導量が低下すると、その熱的変化に因り電子管の電子放射特性が劣化する という不都合な点があった。即ち、従来陰極基体1上方側面の陰極動作温度(1 T部位)が約800℃の場合、陰極ホールダー3下方側部(3T部位)の不要陰 極温度は約490℃となり、ヒーター熱に因る陰極温度比(陰極動作温度/不要 陰極温度)が1.63まで低下してヒーター4の熱が効率的に陰極基体1に伝導さ れず、陰極動作温度を適宜に維持するためのヒーター消費電力が多くなって不要 陰極温度が上昇し電子放射特性が劣化されるという不都合な点があった。
【0005】 それで、このような問題点を解決するため本考案者達は研究を重ねた結果、次 のような電子管用陰極構造体を提供しようとするものである。 本考案の目的は、陰極スリーブ下方側周面に陰極ホールダーへの熱伝導を抑制 させる多数個の通孔を穿孔形成しヒーターの熱が陰極基体に効率的に伝導される ようにした電子管用陰極構造体を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような電子管用陰極構造体においては、陰極スリーブと陰極ホールダーと を分離して形成させた場合は、陰極ホールダーに近接した陰極スリーブ周面に多 数個の通孔を穿孔形成するが、陰極スリーブと陰極ホールダーとを一体に形成し た場合は陰極スリーブの下方側周面に多数個の通孔を穿孔形成することにより、 ヒーターの発生熱の陰極ホールダー側への伝導を抑制し、陰極ホールダー周辺部 位の不要な加熱を防止して陰極基体への熱伝導効率を向上させる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例に対し図面を用いて詳細に説明する。本考案に係る図面 中、従来と同様な部品には同一符号を使用した。図(A)は本考案に係る陰極ス リーブと陰極ホールダーとが分離した陰極構造体を示した図面である。図示され たように、上方側に陰極基体1が溶接され内方側に発熱部4a及び開始部4bを 有したヒーター4が収納された陰極スリーブ2が形成され、該陰極スリーブ2の 下方側端が陰極ホールダー3に溶接され、該陰極ホールダー3の上方側の陰極ス リーブ2の下方側周面所定部位に所定大きさの通孔2aが横方向に多数個穿孔形 成されている。
【0008】 又、図1(B)示したように、陰極スリーブ21と陰極ホールダー22とが一 体に形成された陰極構造体においては、陰極スリーブ21の下方側端が拡張して 陰極ホールダー22が形成されるため、その陰極ホールダー22部の直上方側周 面所定部位に所定大きさの通孔21aが横方向に多数個穿孔形成されている。 このように構成された本考案に係る電子管用陰極構造体の作用を説明すると次 のようである。発熱部4a、開始部4b及び脚部4cを有したヒーター4が陰極 スリーブ2及び陰極ホールダー3内方側に収納された状態において、そのヒータ ーに電源を印加すると、ヒーター4の発熱部4aで最大の熱が発生し、陰極スリ ーブ21を通って陰極基体1及び陰極ホールダー3に伝導される。このとき、陰 極スリーブ2の下方側周面には多数個の通孔2aが形成されているため、陰極ホ ールダー3側への熱伝導は、それら通孔2aにより熱伝導面積が縮小されて抑制 され、相対的に陰極基体1側への熱伝導が増加してそのヒーター熱が陰極基体1 に効率的に伝導される。且つ、このような陰極基体1への熱伝導効率を向上させ るため前記通孔2aはヒーター4の開始部4b下方側に位置させることが好まし い。即ち、陰極スリーブ2周面の通孔2aが、ヒーター4の発熱部4a側に位置 されると、その通孔2aを通ってヒーター熱が陰極外方側に放出しヒーターの熱 伝導率が低下される。
【0009】 又、ヒーター4の熱が陰極ホールダー3に伝導するのを最大限抑制し、そのヒ ーター4の熱が通孔2aを通って陰極外方側に放出されるのを最小化させるため 、その通孔2aの大きさはなるべく小さくし、相対的にその通孔2aの数を増加 させることが好ましい。更に、通孔2aの大きさを小さくして正確に形成させる ため、レーザー加工をするのが好適である。ピン又はドリルにより機械加工を施 しても良く、窒酸等により化学的エッチングを施して形成することもできる。こ のとき、その通孔2aは、陰極基体1、陰極スリーブ及び陰極ホールダー3を組 立てた後形成することもできるし、それらの組立て以前に形成して組立てを行う こともできる。
【0010】 又、本実施例において、陰極基体1、陰極スリーブ2及び陰極ホールダー3を 溶接組立てた後、陰極スリーブ2下方側周面に直径8.5mmの4個の通孔2aをピ ンにより形成し、ヒーター4を陰極内方側に収納した後、そのヒーター4に電源 を印加し、陰極基体1上方側面の陰極動作温度1T及び陰極ホールダー3下方側 の不要陰極温度3Tを夫々測定した。その結果、陰極動作温度1Tは約830℃ 、不要陰極温度3Tは約460℃であり、ヒーター熱による陰極温度比は1.80 であって、従来よりもヒーター熱が効率的に陰極基体1に伝導されるということ が確認された。且つ、この場合、陰極動作温度1Tを約800℃まで下げると、 ヒーターの消費電力が低減され、陰極ホールダー3部位の不要陰極温度3Tも低 下して、陰極及び周辺の熱的変化を減少し電子管の電子放射特性を安定に維持す ることができる。
【0011】 そして、図1(B)に示した実施例においても前記の実施例と同様な効果を得 ることができる。
【0012】
【考案の効果】
以上、説明したように、本考案に係る電子管用陰極構造体においては、陰極ス リーブに通孔を穿孔形成してヒーター熱の陰極ホールダーへの伝導を抑制するこ とにより、陰極基体への熱伝導を増加しヒーター熱の伝導率を向上して電子管の 電子放射特性を向上し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電子管用陰極構造体を示す図であ
って、(A)はその一実施例の縦断面図であり、(B)
はその他の実施例の縦断面図である。
【図2】従来の電子管用陰極構造体を示す図であって、
(A)はその一例の縦断面図であり、(B)はその例の
縦断面図である。
【符号の説明】
1 陰極基体 2、21 陰極スリーブ 2a、21a 通孔 3、22 陰極ホールダー 4 ヒーター 4b 開始部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極基体(1)と陰極スリーブ(2)
    (21)と陰極ヒーター(4)と陰極ホールダー(3)
    (22)とを具備した電子管用陰極構造体であって、 前記陰極スリーブ(2)(21)の周面部位に所定の大
    きさの通孔(2a)(21a)が多数個穿孔形成されて
    なる電子管用陰極構造体。
  2. 【請求項2】 前記陰極スリーブ(2)(21)の周面
    に穿孔形成する通孔(2a、21a)は、前記陰極ヒー
    ター(4)の開始部(4b)下方側に形成されてなる請
    求項(1)記載の電子管用陰極構造体。
JP5057991U 1990-06-30 1991-07-01 電子管用陰極構造体 Pending JPH0590788U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR9400/1990 1990-06-30
KR900009400 1990-06-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0590788U true JPH0590788U (ja) 1993-12-10

Family

ID=19300471

Family Applications (1)

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JP5057991U Pending JPH0590788U (ja) 1990-06-30 1991-07-01 電子管用陰極構造体

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960213