JPH0591390A - ビデオカメラの自動焦点整合装置 - Google Patents
ビデオカメラの自動焦点整合装置Info
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- JPH0591390A JPH0591390A JP3249375A JP24937591A JPH0591390A JP H0591390 A JPH0591390 A JP H0591390A JP 3249375 A JP3249375 A JP 3249375A JP 24937591 A JP24937591 A JP 24937591A JP H0591390 A JPH0591390 A JP H0591390A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 撮影距離の変化に対する焦点整合動作の応答
性を、撮影状況に応じて変えることにより、望遠撮影に
おいても焦点位置の安定した撮影を行うことができるよ
うにする。 【構成】 合焦評価値発生回路12からの現フィールド
の合焦評価値を、メモリ13に記憶された前フィールド
の合焦評価値と比較する比較回路21,22を二つ設
け、これら第一,第二比較回路21,22に、焦点整合
を再起動する際の基準となる評価値基準低下率と基準不
感時間とを、回路ごとに値を変えて設定する。そしてモ
ード設定スイッチ24とモード切替スイッチ23とで比
較回路21,22を切り替えて、評価値基準低下率と基
準不感時間との値を変える。これにより、撮影距離が絶
えず変化している場合の焦点整合の再起動の頻度が変わ
る。つまり、焦点整合動作の応答性を変えることができ
る。
性を、撮影状況に応じて変えることにより、望遠撮影に
おいても焦点位置の安定した撮影を行うことができるよ
うにする。 【構成】 合焦評価値発生回路12からの現フィールド
の合焦評価値を、メモリ13に記憶された前フィールド
の合焦評価値と比較する比較回路21,22を二つ設
け、これら第一,第二比較回路21,22に、焦点整合
を再起動する際の基準となる評価値基準低下率と基準不
感時間とを、回路ごとに値を変えて設定する。そしてモ
ード設定スイッチ24とモード切替スイッチ23とで比
較回路21,22を切り替えて、評価値基準低下率と基
準不感時間との値を変える。これにより、撮影距離が絶
えず変化している場合の焦点整合の再起動の頻度が変わ
る。つまり、焦点整合動作の応答性を変えることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラに組み込
まれ、被写体に対する焦点整合、つまりピント合わせを
自動的に行う自動焦点整合装置に関する。
まれ、被写体に対する焦点整合、つまりピント合わせを
自動的に行う自動焦点整合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラ、特に家庭用のビデオカメ
ラでは、撮影操作を簡単にするために、自動焦点整合装
置を組み込んでピント合わせを自動化している。
ラでは、撮影操作を簡単にするために、自動焦点整合装
置を組み込んでピント合わせを自動化している。
【0003】自動的に焦点整合を行う方法としては、映
像信号中の輝度信号から高周波成分を取り出して合焦評
価値とし、その合焦評価値が最大となるように焦点整合
を行う、山登り方式と呼ばれる方法が広く用いられてい
る。この山登り方式は、輝度信号の高周波成分が、一般
に合焦時に最大となるという特性を利用したもので、撮
影中の映像に対してパララックスのない状態で精度よく
焦点整合を行うことができるとともに、焦点整合専用の
センサを必要とせず、自動焦点整合装置の構成が簡単で
あるという利点がある。
像信号中の輝度信号から高周波成分を取り出して合焦評
価値とし、その合焦評価値が最大となるように焦点整合
を行う、山登り方式と呼ばれる方法が広く用いられてい
る。この山登り方式は、輝度信号の高周波成分が、一般
に合焦時に最大となるという特性を利用したもので、撮
影中の映像に対してパララックスのない状態で精度よく
焦点整合を行うことができるとともに、焦点整合専用の
センサを必要とせず、自動焦点整合装置の構成が簡単で
あるという利点がある。
【0004】図3は、ビデオカメラに組み込まれた、こ
の山登り方式の自動焦点整合装置の従来例を示すブロッ
ク構成図である。
の山登り方式の自動焦点整合装置の従来例を示すブロッ
ク構成図である。
【0005】図のように、ビデオカメラに装備されたズ
ームレンズ1およびフォーカスレンズ2に入射した被写
体からの光は、撮像素子3上に結像されて電気信号に変
換される。その電気信号がプロセス回路4で処理されて
映像信号となり、またその映像信号中の輝度信号がプロ
セス回路4から自動焦点整合装置11(以下単に整合装
置11と呼ぶ)へ送られる。
ームレンズ1およびフォーカスレンズ2に入射した被写
体からの光は、撮像素子3上に結像されて電気信号に変
換される。その電気信号がプロセス回路4で処理されて
映像信号となり、またその映像信号中の輝度信号がプロ
セス回路4から自動焦点整合装置11(以下単に整合装
置11と呼ぶ)へ送られる。
【0006】この整合装置11は、合焦評価値発生回路
12,メモリ13,比較回路14,制御回路15,駆動
回路16およびフォーカスモータ17を備え、その合焦
評価値発生回路12に上記プロセス回路4からの輝度信
号が入力される。
12,メモリ13,比較回路14,制御回路15,駆動
回路16およびフォーカスモータ17を備え、その合焦
評価値発生回路12に上記プロセス回路4からの輝度信
号が入力される。
【0007】上記合焦評価値発生回路12は、入力され
た輝度信号から高周波成分を取り出して合焦評価値を発
生させるもので、先ずゲート回路12aにより、入力輝
度信号から、画面中央に設定されたフォーカスエリアに
対応する部分の輝度信号だけを通過させる。続いてその
通過輝度信号から、バンドパスフィルタ(BPF)12
bで高周波成分を取り出すとともに、その高周波成分を
検波回路12cで検波する。次いでその検波回路12c
の検波出力をA/D変換回路12dでディジタル値に変
換し、更にそのディジタル値を映像信号の1フィールド
毎に積分回路12eで積分して、各フィールドの合焦評
価値とする。
た輝度信号から高周波成分を取り出して合焦評価値を発
生させるもので、先ずゲート回路12aにより、入力輝
度信号から、画面中央に設定されたフォーカスエリアに
対応する部分の輝度信号だけを通過させる。続いてその
通過輝度信号から、バンドパスフィルタ(BPF)12
bで高周波成分を取り出すとともに、その高周波成分を
検波回路12cで検波する。次いでその検波回路12c
の検波出力をA/D変換回路12dでディジタル値に変
換し、更にそのディジタル値を映像信号の1フィールド
毎に積分回路12eで積分して、各フィールドの合焦評
価値とする。
【0008】上記メモリ13は、上記合焦評価値発生回
路12が次々と発生させる各フィールドの合焦評価値を
更新しながら記憶するとともに、合焦時の最大合焦評価
値を記憶する。
路12が次々と発生させる各フィールドの合焦評価値を
更新しながら記憶するとともに、合焦時の最大合焦評価
値を記憶する。
【0009】上記比較回路14は、上記合焦評価値発生
回路12からの現フィールドの合焦評価値を、上記メモ
リ13に記憶された前フィールドの合焦評価値と比較す
る。またこの比較回路14には、後述のように焦点整合
を再起動する際の基準となる、評価値基準低下率と基準
不感時間とが予め設定されている。
回路12からの現フィールドの合焦評価値を、上記メモ
リ13に記憶された前フィールドの合焦評価値と比較す
る。またこの比較回路14には、後述のように焦点整合
を再起動する際の基準となる、評価値基準低下率と基準
不感時間とが予め設定されている。
【0010】上記制御回路15は、上記比較回路14の
比較結果に基づいて上記駆動回路16を制御し、その駆
動回路16は、その制御回路15の制御に従ってフォー
カスモータ17を駆動し、フォーカスレンズ2を光軸方
向に移動させてその焦点位置を変える。またこの駆動回
路16は、ズームスイッチ18からの指令によってズー
ムモータ19を駆動し、ズームレンズ1を光軸方向に移
動させてその焦点距離を変える。
比較結果に基づいて上記駆動回路16を制御し、その駆
動回路16は、その制御回路15の制御に従ってフォー
カスモータ17を駆動し、フォーカスレンズ2を光軸方
向に移動させてその焦点位置を変える。またこの駆動回
路16は、ズームスイッチ18からの指令によってズー
ムモータ19を駆動し、ズームレンズ1を光軸方向に移
動させてその焦点距離を変える。
【0011】図4は、上述のような山登り方式の整合装
置11を組み込んだビデオカメラで、ある被写体を撮影
する際の、フォーカスレンズ2の焦点位置に対する合焦
評価値の変化を示す図である。この図を用いて上記整合
装置11の焦点整合動作を説明する。
置11を組み込んだビデオカメラで、ある被写体を撮影
する際の、フォーカスレンズ2の焦点位置に対する合焦
評価値の変化を示す図である。この図を用いて上記整合
装置11の焦点整合動作を説明する。
【0012】いま、撮影開始時の焦点位置が、被写体に
対する合焦点位置LMより近点側の位置Laであったと
すると、合焦評価値発生回路12がその焦点位置Laに
おける合焦評価値Faを発生させて、メモリ13に記憶
させる。続いて制御回路15が、フォーカスレンズ2を
移動させてその焦点位置を近点側もしくは無限遠側に変
化させると、合焦評価値発生回路12が現フィールドの
合焦評価値を発生させ、比較回路14がその現フィール
ドの合焦評価値を、メモリ13に記憶された前フィール
ドの合焦評価値Faと比較する。その比較の結果、現フ
ィールドの合焦評価値が前フィールドの合焦評価値Fa
より大きければ、制御回路15はフォーカスレンズ2を
同一方向に移動させてその焦点位置を同一方向に変え、
小さければフォーカスレンズ2を逆方向に移動させてそ
の焦点位置を逆方向に変える。
対する合焦点位置LMより近点側の位置Laであったと
すると、合焦評価値発生回路12がその焦点位置Laに
おける合焦評価値Faを発生させて、メモリ13に記憶
させる。続いて制御回路15が、フォーカスレンズ2を
移動させてその焦点位置を近点側もしくは無限遠側に変
化させると、合焦評価値発生回路12が現フィールドの
合焦評価値を発生させ、比較回路14がその現フィール
ドの合焦評価値を、メモリ13に記憶された前フィール
ドの合焦評価値Faと比較する。その比較の結果、現フ
ィールドの合焦評価値が前フィールドの合焦評価値Fa
より大きければ、制御回路15はフォーカスレンズ2を
同一方向に移動させてその焦点位置を同一方向に変え、
小さければフォーカスレンズ2を逆方向に移動させてそ
の焦点位置を逆方向に変える。
【0013】この動作をフィールド毎に繰り返すことに
より、制御回路15はフォーカスレンズ2の焦点位置
を、合焦点位置LMを行き過ぎた位置Lbから合焦点位
置LMに戻す。またメモリ13は、この合焦点位置LM
における最大合焦評価値FMを記憶する。
より、制御回路15はフォーカスレンズ2の焦点位置
を、合焦点位置LMを行き過ぎた位置Lbから合焦点位
置LMに戻す。またメモリ13は、この合焦点位置LM
における最大合焦評価値FMを記憶する。
【0014】ところで、上述のような焦点整合動作を続
けると、被写体までの距離が絶えず変化している場合に
は、焦点位置が常に変化するために、映像が落ち着きの
ないものとなってしまう。また、被写体の手前を人や物
が素早く横切った場合にも、焦点位置が不必要に変化し
てしまう。
けると、被写体までの距離が絶えず変化している場合に
は、焦点位置が常に変化するために、映像が落ち着きの
ないものとなってしまう。また、被写体の手前を人や物
が素早く横切った場合にも、焦点位置が不必要に変化し
てしまう。
【0015】そこで制御回路15により、フォーカスレ
ンズ2の焦点位置を合焦点位置LMに固定し、その後の
合焦評価値の低下率が、比較回路14に予め設定された
評価値基準低下率を超え、かつその評価値基準低下率を
超えた状態の持続時間である不感時間が、比較回路14
に予め設定された基準不感時間を超えた際に焦点整合を
再起動させるようにしている。つまり、焦点位置を合焦
点位置LMに固定するたびに、その合焦点位置LMにお
ける最大合焦評価値FMに評価値基準低下率k(0<k
<1)を乗じて合焦評価値のしきい値FSを設定し、合
焦評価値がそのしきい値FSを基準不感時間より長く続
けて下回った場合に、焦点整合をやり直すようにする。
ンズ2の焦点位置を合焦点位置LMに固定し、その後の
合焦評価値の低下率が、比較回路14に予め設定された
評価値基準低下率を超え、かつその評価値基準低下率を
超えた状態の持続時間である不感時間が、比較回路14
に予め設定された基準不感時間を超えた際に焦点整合を
再起動させるようにしている。つまり、焦点位置を合焦
点位置LMに固定するたびに、その合焦点位置LMにお
ける最大合焦評価値FMに評価値基準低下率k(0<k
<1)を乗じて合焦評価値のしきい値FSを設定し、合
焦評価値がそのしきい値FSを基準不感時間より長く続
けて下回った場合に、焦点整合をやり直すようにする。
【0016】このような焦点整合における評価値基準低
下率と基準不感時間との値は、撮影距離の変化に対する
焦点整合動作の応答性を決めるものであり、撮影距離の
変化する被写体を撮影する際に、その被写体の映像が大
きくボケない範囲で、必要最小限の頻度で焦点整合の再
起動が行われるように適宜に設定される。
下率と基準不感時間との値は、撮影距離の変化に対する
焦点整合動作の応答性を決めるものであり、撮影距離の
変化する被写体を撮影する際に、その被写体の映像が大
きくボケない範囲で、必要最小限の頻度で焦点整合の再
起動が行われるように適宜に設定される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしズームレンズ1
の焦点距離を伸ばして望遠撮影する場合には、被写界深
度が浅くなるために、合焦評価値が変動しやすくなる。
従って、従来の整合装置11のように、評価値基準低下
率と基準不感時間との値が一定であると、動きの激しい
被写体を望遠撮影した際に、頻繁に焦点整合が行われて
焦点位置が不安定になるという問題が生じる。
の焦点距離を伸ばして望遠撮影する場合には、被写界深
度が浅くなるために、合焦評価値が変動しやすくなる。
従って、従来の整合装置11のように、評価値基準低下
率と基準不感時間との値が一定であると、動きの激しい
被写体を望遠撮影した際に、頻繁に焦点整合が行われて
焦点位置が不安定になるという問題が生じる。
【0018】評価値基準低下率と基準不感時間との値
を、被写界深度の浅い望遠撮影に合わせて設定すると、
他の焦点距離での撮影においても焦点整合を制限するこ
とになり、応答性の高い焦点整合を行うことができなく
なる。
を、被写界深度の浅い望遠撮影に合わせて設定すると、
他の焦点距離での撮影においても焦点整合を制限するこ
とになり、応答性の高い焦点整合を行うことができなく
なる。
【0019】本発明は、この望遠撮影において焦点位置
が不安定になるという問題を解決するためになされたも
ので、撮影距離の変化に対する焦点整合動作の応答性
を、撮影状況に応じて変えることのできるビデオカメラ
の自動焦点整合装置を提供することを目的とする。
が不安定になるという問題を解決するためになされたも
ので、撮影距離の変化に対する焦点整合動作の応答性
を、撮影状況に応じて変えることのできるビデオカメラ
の自動焦点整合装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る自動焦点整合装置では、焦点整合を再
起動する際の基準となる評価値基準低下率と基準不感時
間との値を変える手段を設けた。
に、本発明に係る自動焦点整合装置では、焦点整合を再
起動する際の基準となる評価値基準低下率と基準不感時
間との値を変える手段を設けた。
【0021】
【作用】評価値基準低下率と基準不感時間との値を変え
ることにより、被写体までの距離が絶えず変化している
場合の焦点整合の再起動の頻度が変わる。つまり、撮影
距離の変化に対する焦点整合動作の応答性を変えること
ができる。
ることにより、被写体までの距離が絶えず変化している
場合の焦点整合の再起動の頻度が変わる。つまり、撮影
距離の変化に対する焦点整合動作の応答性を変えること
ができる。
【0022】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。
明する。
【0023】図1は、ビデオカメラに組み込まれた、本
発明に係る自動焦点整合装置のブロック構成図である。
尚、図1において、図3に示した従来例と相違ない構成
要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
発明に係る自動焦点整合装置のブロック構成図である。
尚、図1において、図3に示した従来例と相違ない構成
要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0024】本発明に係る自動焦点整合装置10(以下
単に整合装置10と呼ぶ)の特徴は、焦点整合を再起動
する際の基準となる評価値基準低下率と基準不感時間と
の値を変える手段が設けられた点にあり、この実施例で
はその可変手段として、第一,第二の二つの比較回路2
1,22と、モード切替スイッチ23と、モード設定ス
イッチ24とが設けられている。
単に整合装置10と呼ぶ)の特徴は、焦点整合を再起動
する際の基準となる評価値基準低下率と基準不感時間と
の値を変える手段が設けられた点にあり、この実施例で
はその可変手段として、第一,第二の二つの比較回路2
1,22と、モード切替スイッチ23と、モード設定ス
イッチ24とが設けられている。
【0025】上記第一,第二比較回路21,22は、合
焦評価値発生回路12からの現フィールドの合焦評価値
を、メモリ13に記憶された前フィールドの合焦評価値
と比較するもので、各比較回路21,22には、焦点整
合を再起動する際の基準となる評価値基準低下率と基準
不感時間とが予め設定されている。しかもこれらの評価
値基準低下率と基準不感時間との値は、各比較回路2
1,22で異なり、第一比較回路21の評価値基準低下
率k1は、第二比較回路22の評価値基準低下率k2よ
り大きく(1>k1>k2>0)、また第一比較回路2
1の基準不感時間T1は、第二比較回路22の基準不感
時間T2より短く(T1<T2)設定されている。つま
り、第一,第二比較回路21,22のどちらを使用する
かによって、評価値基準低下率と基準不感時間とを変
え、それにより焦点整合動作の応答性を、第一比較回路
21を使用するモード1と、第二比較回路22を使用す
るモード2との二つのモードに変えることができる。
焦評価値発生回路12からの現フィールドの合焦評価値
を、メモリ13に記憶された前フィールドの合焦評価値
と比較するもので、各比較回路21,22には、焦点整
合を再起動する際の基準となる評価値基準低下率と基準
不感時間とが予め設定されている。しかもこれらの評価
値基準低下率と基準不感時間との値は、各比較回路2
1,22で異なり、第一比較回路21の評価値基準低下
率k1は、第二比較回路22の評価値基準低下率k2よ
り大きく(1>k1>k2>0)、また第一比較回路2
1の基準不感時間T1は、第二比較回路22の基準不感
時間T2より短く(T1<T2)設定されている。つま
り、第一,第二比較回路21,22のどちらを使用する
かによって、評価値基準低下率と基準不感時間とを変
え、それにより焦点整合動作の応答性を、第一比較回路
21を使用するモード1と、第二比較回路22を使用す
るモード2との二つのモードに変えることができる。
【0026】上記モード切替スイッチ23は、合焦評価
値発生回路12からの現フィールドの合焦評価値を、上
記第一,第二比較回路21,22に選択的に出力させる
ことにより、モード1とモード2とを切り替えるもの
で、その切り替えは制御回路15によって制御される。
値発生回路12からの現フィールドの合焦評価値を、上
記第一,第二比較回路21,22に選択的に出力させる
ことにより、モード1とモード2とを切り替えるもの
で、その切り替えは制御回路15によって制御される。
【0027】上記モード設定スイッチ24は、制御回路
15に対して上記モード切替スイッチ23によるモード
1,2の切り替えを指令することにより、モード1,2
を設定するものである。
15に対して上記モード切替スイッチ23によるモード
1,2の切り替えを指令することにより、モード1,2
を設定するものである。
【0028】更に、本実施例では、上記二つのモード
1,2を、ズームレンズ1の焦点距離に応じて自動的に
変えることができるように、ズームレンズ1の位置から
その焦点距離を検出する焦点距離センサ25が設けられ
ている。この焦点距離センサ25の検出データは、制御
回路15に送られる。その他の構成は従来例と同様であ
る。
1,2を、ズームレンズ1の焦点距離に応じて自動的に
変えることができるように、ズームレンズ1の位置から
その焦点距離を検出する焦点距離センサ25が設けられ
ている。この焦点距離センサ25の検出データは、制御
回路15に送られる。その他の構成は従来例と同様であ
る。
【0029】尚、この整合装置10の各回路およびメモ
リ13やモード切替スイッチ23は、実際にはマイクロ
コンピュータとして一体的に構成される。
リ13やモード切替スイッチ23は、実際にはマイクロ
コンピュータとして一体的に構成される。
【0030】次に、上記整合装置10の二つのモード
1,2における焦点整合動作を、図2を用いて説明す
る。尚、この整合装置10の山登り方式による基本的な
焦点整合動作については、従来例の説明を参照すること
とする。
1,2における焦点整合動作を、図2を用いて説明す
る。尚、この整合装置10の山登り方式による基本的な
焦点整合動作については、従来例の説明を参照すること
とする。
【0031】図2は、合焦評価値の時間変化の一例を示
す図で、ある被写体に対して焦点整合を行って合焦させ
た後、その被写体が動いて撮影距離が変化したことによ
り、合焦評価値発生回路12からの合焦評価値が、合焦
時の最大合焦評価値FMから低下した様子を示してい
る。
す図で、ある被写体に対して焦点整合を行って合焦させ
た後、その被写体が動いて撮影距離が変化したことによ
り、合焦評価値発生回路12からの合焦評価値が、合焦
時の最大合焦評価値FMから低下した様子を示してい
る。
【0032】図のように、最大合焦評価値FMに評価値
基準低下率k1,k2を乗じて算出される各モード1,
2における合焦評価値のしきい値FS1,FS2は、上
述したそれぞれの評価値基準低下率k1,k2の大きさ
の関係から、モード1のしきい値FS1の方が高くな
る。
基準低下率k1,k2を乗じて算出される各モード1,
2における合焦評価値のしきい値FS1,FS2は、上
述したそれぞれの評価値基準低下率k1,k2の大きさ
の関係から、モード1のしきい値FS1の方が高くな
る。
【0033】いま、合焦後の合焦評価値発生回路12か
らの合焦評価値が、時刻t1でモード1のしきい値FS
1を下回り、その後時刻t2でモード2のしきい値FS
2を下回り、更にその後の時刻t3でもモード2のしき
い値FS2を下回った状態にあるとする。この場合、時
刻t3までの不感時間は、モード1ではΔt13、モー
ド2ではΔt23となり、モード1での不感時間Δt1
3の方が、モード2での不感時間Δt23より長くな
る。
らの合焦評価値が、時刻t1でモード1のしきい値FS
1を下回り、その後時刻t2でモード2のしきい値FS
2を下回り、更にその後の時刻t3でもモード2のしき
い値FS2を下回った状態にあるとする。この場合、時
刻t3までの不感時間は、モード1ではΔt13、モー
ド2ではΔt23となり、モード1での不感時間Δt1
3の方が、モード2での不感時間Δt23より長くな
る。
【0034】そしてモード1では、不感時間Δt13が
基準不感時間T1を超えた際に焦点整合を再起動し、モ
ード2では、不感時間Δt23が基準不感時間T2を超
えた際に焦点整合を再起動することになる。この時、上
述のようにモード1での不感時間Δt13の方が、モー
ド2での不感時間Δt23より長く、しかもモード1の
基準不感時間T1は、モード2の基準不感時間T2より
短く設定されているため、撮影距離が絶えず変化してい
る場合の焦点整合の再起動の頻度は、モード1の方がモ
ード2よりも多くなる。つまり、撮影距離の変化に対す
る焦点整合動作の応答性を、モード1で高く、モード2
で低くすることができる。
基準不感時間T1を超えた際に焦点整合を再起動し、モ
ード2では、不感時間Δt23が基準不感時間T2を超
えた際に焦点整合を再起動することになる。この時、上
述のようにモード1での不感時間Δt13の方が、モー
ド2での不感時間Δt23より長く、しかもモード1の
基準不感時間T1は、モード2の基準不感時間T2より
短く設定されているため、撮影距離が絶えず変化してい
る場合の焦点整合の再起動の頻度は、モード1の方がモ
ード2よりも多くなる。つまり、撮影距離の変化に対す
る焦点整合動作の応答性を、モード1で高く、モード2
で低くすることができる。
【0035】例えば、時刻t3で、モード1での不感時
間Δt13が基準不感時間T1を超え、モード2での不
感時間Δt23は基準不感時間T2を超えない場合に
は、モード1では焦点整合の再起動が行われ、モード2
では再起動は行われずに焦点位置は固定されたままとな
る。
間Δt13が基準不感時間T1を超え、モード2での不
感時間Δt23は基準不感時間T2を超えない場合に
は、モード1では焦点整合の再起動が行われ、モード2
では再起動は行われずに焦点位置は固定されたままとな
る。
【0036】このように、上記構成の整合装置10によ
れば、各モード1,2における評価値基準低下率k1,
k2と基準不感時間T1,T2との値を適宜に設定し、
それらのモード1,2をモード設定スイッチ24で選択
することにより、撮影距離の変化に対する焦点整合動作
の応答性を、撮影状況に応じてより適当なものとするこ
とができる。従って、被写界深度の浅い望遠撮影を行う
際には、モード2を設定して焦点整合動作の応答性を低
くすることにより、焦点位置の安定した撮影を行うこと
ができる。
れば、各モード1,2における評価値基準低下率k1,
k2と基準不感時間T1,T2との値を適宜に設定し、
それらのモード1,2をモード設定スイッチ24で選択
することにより、撮影距離の変化に対する焦点整合動作
の応答性を、撮影状況に応じてより適当なものとするこ
とができる。従って、被写界深度の浅い望遠撮影を行う
際には、モード2を設定して焦点整合動作の応答性を低
くすることにより、焦点位置の安定した撮影を行うこと
ができる。
【0037】更に、モード設定スイッチ24でモード2
が選択され、しかも焦点距離センサ25によりズームレ
ンズ1が望遠側であると検出された時に、制御回路15
がモード2を設定するようにすれば、モード設定スイッ
チ24で敢えてモード1を設定しない限り、望遠撮影時
には自動的にモード2を設定させることができる。
が選択され、しかも焦点距離センサ25によりズームレ
ンズ1が望遠側であると検出された時に、制御回路15
がモード2を設定するようにすれば、モード設定スイッ
チ24で敢えてモード1を設定しない限り、望遠撮影時
には自動的にモード2を設定させることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るビデ
オカメラの自動焦点整合装置によれば、撮影距離の変化
に対する焦点整合動作の応答性を撮影状況に応じて変え
ることができ、それにより、望遠撮影においても、焦点
位置の安定した撮影を行うことができ、より見易い映像
を作ることができる。
オカメラの自動焦点整合装置によれば、撮影距離の変化
に対する焦点整合動作の応答性を撮影状況に応じて変え
ることができ、それにより、望遠撮影においても、焦点
位置の安定した撮影を行うことができ、より見易い映像
を作ることができる。
【図1】本発明に係る自動焦点整合装置のブロック構成
図である。
図である。
【図2】合焦評価値の時間変化の一例を示す図である。
【図3】従来の自動焦点整合装置のブロック構成図であ
る。
る。
【図4】山登り方式の自動焦点整合動作を説明するため
の、焦点位置に対する合焦評価値の変化を示す図であ
る。
の、焦点位置に対する合焦評価値の変化を示す図であ
る。
10 自動焦点整合装置 12 合焦評価値発生回路 13 メモリ 15 制御回路 16 駆動回路 17 フォーカスモータ 21 第一比較回路 22 第二比較回路 23 モード切替スイッチ 24 モード設定スイッチ 25 焦点距離センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 ビデオカメラの映像信号中の輝度信号か
ら高周波成分を取り出して合焦評価値とし、その合焦評
価値が最大となるように焦点整合を行って焦点位置を固
定するとともに、上記合焦評価値の低下率が、予め設定
された評価値基準低下率を超え、かつその評価値基準低
下率を超えた状態の不感時間が、予め設定された基準不
感時間を超えた際には、焦点整合を再起動するビデオカ
メラの自動焦点整合装置において、 上記評価値基準低下率と基準不感時間との値を変える手
段を設けたことを特徴とするビデオカメラの自動焦点整
合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3249375A JPH0591390A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | ビデオカメラの自動焦点整合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3249375A JPH0591390A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | ビデオカメラの自動焦点整合装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0591390A true JPH0591390A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17192088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3249375A Pending JPH0591390A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | ビデオカメラの自動焦点整合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0591390A (ja) |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP3249375A patent/JPH0591390A/ja active Pending
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