JPH0591398U - 製麹用容器の底板構造 - Google Patents

製麹用容器の底板構造

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近 奥村
修 秋鹿
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製麹用容器の剛性を高め底部の隙間を均一化
する。 【構成】 箱状枠体2aに多数の板材からなる底板20
1〜206を固着し、枠体2aの端板下面に切欠40a
を設けたものにおいて、幅広の底板202,205の端
部を切欠40a内に収容固定し、底板202,20
隣接する他の底板201,203,204,206を幅
狭の板とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は製麹用容器の底板構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来清酒を始め味噌,醤油等の醸造用の麹のうち、特に上質の日本酒の醸造用 として突き破精と称される上質の麹を得るための装置及び方法として、特開平3 −297381号公報に示されるような技術が提案されている。 この装置は多数の箱状木製容器に培養基(蒸米)を収容して、環境制御される 製麹室内で、上記容器を二列以上の列をなして積み重ね状態のまま昇降及び列間 移動(循環)させることにより、全体の製麹条件を均一にする装置である。 本出願人は上記装置に使用する容器の昇降装置の構成部分として、積み重ね容 器の周壁側から爪を挿脱せしめて係止支持する装置と、該爪を係脱するための切 欠部を周壁下端に設けた容器を別途提案している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記容器の改良に係るもので、特に容器の底板として複数の木製板を 打ち付けた場合の箱の剛性を高め、打ち付けた底板間の含水率変化による隙間の 変化を少なくしようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本考案の容器は、前後左右の枠状の周壁に複数の木 製板を固着して底板201〜206を設け、上記相対向するいずれかの周壁下端 の対向位置に把手用の切欠部40aを形成するとともに、該切欠部40aの底面 に固着する底板202を切欠部40aの幅より広い単一の板材とし、該切欠部4 0aの板材に隣接する底板201,203を幅狭の板材としたことを特徴として いる。
【0005】
【作用】
底板201〜206は容器2の底部を構成し、このうち幅広の底板202,2 05は端部が把手用切欠部40a内に挿入されて固定しているので、枠体全体の 剛性を高め、該底板202,205に隣接する幅狭の底板201,203,20 4,206は上記底板202,205に比して幅狭なので、含水率の変化等によ る幅の伸縮変化が少ないので、他の隣接板間の隙間が特別大きくなることを防い でいる。
【0006】
【実施例】
図面は箱型容器(麹蓋)を積み重ね状態で循環させる製麹装置の概要を示し、 図1は環境制御された製麹室1内に収容された製麹装置5の正面図である。本実 施例では製麹装置5は培養基(蒸米)を収容する容器である箱形の木製箱(麹蓋 )2に対して種麹を混入した蒸米の盛付けを行う盛付け装置3と、盛付け後の麹 蓋2を多数搬入して積重ね、該積重ね状態において各麹蓋2を温度,湿度,CO 濃度等の製麹条件を均等に与えるために昇降及び移送循環(ローテーション) させる循環機構4と、該循環機構4上において必要に応じて盛形状を変更させ、 各麹蓋1内における発酵条件の均一化を行うための撹拌装置6とで構成される。 以下これらの各装置や機構及びそれぞれの作用等につき詳述する。
【0007】 A.製麹室 製麹室1は側壁1aに戸7を備えた出入口8と、製麹装置5を内部に移動可能 に収容できるスペースを有し且つ外部環境と遮断された環境室を形成するように 、側壁1a〜1c及び天井1dを非含水性及び断熱性材料より構成し、室外に設 置された空調機10で外部の空気を浄化し、フード11を介して温度及び湿度と 風量、その他必要に応じ酸素濃度、炭酸ガス濃度等を調節出来る機能を備えてい る。 さらに、製麹室1には外部のコントローラー12と接続して上記のような内部 環境を測定制御する温度計,湿度計,炭酸ガス(CO)をサンプリングして計 測する濃度計等(いずれも図示しない)が取付けられている。
【0008】 B.盛付け装置 盛付け装置3にはフレーム16上に蒸米を投入するホッパー18が取付けられ 、該ホッパー18の下方には、麹蓋2を載置して待機させるベルトコンベアから なる搬入ライン19が左右方向に設置されている。該搬入ライン19は後述する 下部移送ライン27aに接続されている。又盛付装置3は循環装置4に対して着 脱可能に取り付けられている。 上記麹蓋2にはホッパー18の排出口21より所定量の種麹を混入した蒸米が 排出落下して盛付けされるが、このときダンパー22が開閉して蒸米の供給(盛 付け)量が常に一定になるように設定されている。 盛付け装置3では蒸米は初期形状は山形に盛付けられ、盛付後の麹蓋2では搬 入ライン19によって図1中で左方の循環機構4内に送り込まれる。
【0009】 C.循環機構 (a)下部移送ライン 循環機構4のフレーム26の下方には、上記搬入ライン19のコンベアと接続 された下部移送ライン27aが左右方向に挿通されており、前後2本のエンドレ スベルト28は、盛付け装置3の右端のプーリ29と循環機構4の左端のモータ ー31付の駆動プーリ32に巻掛けられ、ベルト28の上辺下にはベルト28及 び麹蓋2を支える多数のガイドプーリ33が適宜ピッチで軸支されている。
【0010】 (b)昇降ライン 上記フレーム26内には多数段(図示する例では11段で各列に麹蓋2のロー テーション作動を行わしめるための空きスペースを少なくとも1個設けている) に麹蓋2がフレーム内に上下方向に設けられたガイド34aに沿って左右2列に 近接して平行に積重ねられる上昇ライン36aと下降ライン36bが形成されて いる。 昇降ライン36a、36bの下方のベルト28、28間には最下段の麹蓋2を 下方より受け止め、あるいは持ち上げて昇降せしめる受板付のエアシリンダから なるアクチュエータ38a,38bが上向きに設置されている。
【0011】 上昇ライン36aは下部移送ライン27aによって送られてきた麹蓋2を、ア クチュエータ38aにより一段づつ一定時間間隔毎に上方へ間欠上昇させる機構 であり、下降ライン36bは後述する上部移送ライン27bにより麹蓋2が最上 段に移送されると、これをアクチュエータ38bの操作により上記上昇ラインに おける上昇間隔に対応して一段ずつ下降せしめる機構である。これらの作動には 上記アクチュエータ38a,38bの他に各ラインの前後の上下位置に設けられ たストッパー機構39,39,35(後述する)が連系作動する。
【0012】 (c)麹蓋の構成 麹蓋2は、図2(A)〜(C)に示すように例えば500×700×120( mm)の箱型の木製トレーからなり、周壁を構成する枠体2aと、その内部中央 を前後に仕切る仕切板2bと、底部を構成する底板201〜206を備えている 。 麹蓋2の枠体2aの正面及び背面の上下端には、左右に一定の間隔を介して台 形状又は逆台形状の切欠40a,40bが形成され、下部の切欠40aは通常の 持ち運び時の手掛け部(把手)になり、麹蓋2の重ね合わせ時は両切欠40a, 40bが重ね合わされて、略六角形の通風窓内部の蒸米24を目視確認する透視 窓等として利用することもできるほか、下部の切欠40aは次に述べるストッパ ー機構39,35におけるフック79の係脱用差込口としても利用される。
【0013】 底板201〜206は図2(B),(C)に示すように複数枚の杉材の柾板を 並べて枠体2a側と仕切板2b側に釘打ち又は木ねじで固定されており、側板2 07に対してはその底部端面に固定されている。また前後端板208に対しては 、前述した切欠40aの上部内周面に沿って突出した底板202,205の端部 の突出部2cにおいて釘打ち固定されている。 上記底板201〜206のうち、前後の突出部2cが切欠部40a内の底面に 収容固定されている底板202,205は、図示するように隣接する他の底板2 01,203,204,206より幅広に構成されており、さらに底板202, 205の板幅は切欠部40aの底面より広く且つその両側端は、次に述べている 下部の桟211の端部に係るように構成され、枠体2aの剛性が図られるように なっている。上記底板201〜206のうち、幅広のもの202,205は含水 率(乾燥度)の大小による幅の変動も大きいが、小幅の他の底板201,203 ,204,206は幅狭であることによってその変動量も少ない。
【0014】 そして前後端板208の内周下端付近には切欠40aの両側に桟211が水平 方向に固着されていて、底板201〜206の前後端を固定的に支持するように なっている。この構造により、底板2cを強固に釘打ち(又はビス止め)固定し た場合であっても、金属釘が麹蓋内面に露出して蒸米と接触し品質に悪影響を及 ぼすことはない。尚底板201〜206の固定は必ずしも釘打ち固定する必要は なく、金属釘にも限られない。
【0015】 上記容器2内の前半部には、底板内面に沿って品温検出用の棒状の品温センサ 216が左側板107を貫通して設けられており、該品温センサ216は、側板 107の外面にプラグ217でコード218と中継接続されており、コード21 8は側板107に突設したフランジ状のフック219にループ状に巻掛けられて 、下段の容器との間の空間を通って上昇ライン36aと下降ライン36bの間に 配線される。そして容器2の上昇及び下降時には、コード218の他端は、昇降 に応じて案内されながら下方の所定位置に巻き込まれ又は繰り出される。 この時コード218が容器2の右側板107によって変形又は摩耗しないよう に、各容器2の右側板107の下端の上面には、コード案内用のローラ221が 回転自在に軸支されている。品温センサ216はサンプル測定用として昇降ライ ン36a,36b中に各1個あれば足りるので、上記ローラ221も実際には品 温センサ216付の容器2の直下にあるものにだけ付設すれば良い。
【0016】 (d)ストッパー機構 下部ストッパー機構39は、図3〜4に示すようにフレーム26側の昇降ライ ン36a,36bの下端の前後位置に取付プレート78を介して水平方向に固定 して設けられ、該取付プレート78上には左右端に前記麹蓋2の切欠40a内に 挿脱される2本のフック79を突設したフックプレート81が前後スライド自在 に取り付けられ、該フック79,79間の取付プレート78には上記フックプレ ート81を前後に駆動するエアシリンダからなる駆動部82が取り付けられてい る。該駆動部82の作動で各フック79,79は必要に応じて定位値の麹蓋2の 切欠40a内に適宜挿脱されて、その上部にある麹蓋2の支持及び解除を行う。 83はフック79,79を取付プレート78上にスライド可能に取り付けている 取付ガイドである。
【0017】 図5,6は、上部ストッパー機構35を示し、後述する上部移送ライン27b に沿って、フレーム26上方の前後位置にスライドガイド86が設けられ、各ス ライドガイド86上にはスライダー87が左右スライド自在に取り付けられると ともに、該スライダー87上には、麹蓋2の横幅に対応する長さの取付プレート 78が固着されている。該取付プレート78上には上述した下部取付プレート3 9の場合と同様にフック79,79付のフックプレート81,フックプレート8 1をスライドさせる駆動部82,取付ガイド83がそれぞれ取り付けられており 、麹蓋2に対する係脱作用を行う機構となっている。また上部ストッパー機構3 5は次に述べる上部移送ライン27aの一部を構成している。
【0018】 (e)上部移送ライン 昇降ライン36a,36b上では、フレーム26に各ラインの最上段位置の麹 蓋2を左から右に向かって水平移送する上部移送ライン27bが設けられ、該移 送ライン27bはフレーム26の左右側面前後端に軸支されたスプロケット57 と、該スプロケット57に左右方向に巻掛けられた2本のチエン58,上記スプ ロケット57及びチエン58を駆動するモーター56とからなる移送駆動部を備 えている。上記チエン58,58の両端は前述した上部ストッパー機構35のス ライダー87の両端に連結され、その駆動とともにストッパー機構35を左右水 平動させる。そして上昇ライン36a上の最上段位置に麹蓋2が上昇し且つ下降 ライン36bの最上段位置が空きスペースとなった状態で、上昇ライン36a上 より下降ライン36b上に麹蓋2がストッパー機構35に支えられながら水平に スライド移送される。
【0019】 D.撹拌装置 撹拌装置6は、盛付け装置3によって盛付けられた蒸米の盛り形状を変更する もので、この変更は製麹2の進行に応じて、麹蓋2内の麹全体を均一条件下で発 酵させるために毎回のローテーション毎に又は数回のローテーションの間隔を置 いて行うものである。 上記撹拌装置6は、上昇ライン36a上に突設したブラケット63、該ブラケ ット63に基端部又は屈曲点を軸支した前後の平行リンクからなる揺動アーム6 4,該揺動アーム64の先端に前後2台取り付けられたモーター66付の放射爪 状撹拌部67、上記揺動アーム64の右端を上下に揺動させるようにフレーム2 6側に取り付けられたエアシリンダー68(昇降駆動部)とで構成されている。
【0020】 撹拌部67は、麹蓋2が上昇ライン36a上から下降ライン36b上に移送開 始する際に上方より下降して交互に逆回転連動を続け、麹蓋2の移送により周壁 が撹拌部67に接衝する前にシリンダー68によって上方に揺動させられ、次の 撹拌作動の待機姿勢に格納される。この作動により麹蓋2内の麹が全幅にわたっ て撹拌されるが、所望の盛り形状を得るため必要に応じて、上部移送ライン27 bの速度を変化させたり、撹拌部67の揺動を繰り返すこともある。 上記撹拌と盛り形状の変更は、最初の盛付け及び積み替え(ローテーション) 後、仲仕事,仕舞仕事,出麹等の作業時にそれぞれローテーションを介して行わ れ、各作業は発酵段階も異なるので、放熱,蒸散等を異にすべくそれぞれ異なる 撹拌,盛り形状変更となり、他の環境制御もそれぞれの段階に対応したものとな る。
【0021】 E.盛付け及び麹蓋のセット 次に循環機構4内への麹蓋2の最初のセット方法について述べると、先ず上昇 ライン36aの最下段と下降ライン36bの最上段と最下段とをそれぞれ空きス ペースとするように、各ラインに麹蓋を積み重ねてセットするとともにホッパー 18下に麹蓋をセットする。このとき上昇ライン36aの右側のガイド34bは ドア状に開閉できる機構となっており、ガイド34bを開いた状態で麹蓋2の出 し入れが可能である。また上昇ライン36aに差し込んで積み重ねた麹蓋2は次 に述べるローテーション作動を逆作動させて下降ライン36bに順次積み換える ことも可能である。
【0022】 次にダンパー22を駆動部23で開いて麹蓋2内に所定量の蒸米を放出して初 期形状に盛付け、搬入ライン19及び下部移送ライン27bにより、上昇ライン 36aの最下段の空きスペースに移送し、続いて上昇ライン36aのアクチュエ ータ38aにより麹蓋2を一段押し上げてセットさせるとともに、下降ライン3 6bのアクチュエータ38bで下降ライン側の麹蓋を一段下げて二段目以上を支 持させ、上部移送ライン27bで上昇ライン36aの最上段の麹蓋2を下降ライ ン36b最上段の空きスペースに移送する。 ベルト28上に下降した麹蓋2はホッパー18の下方に移送し、以下同様の作 業を麹蓋2の数だけ繰り返して自動的な盛付け作業を完了し、次の麹蓋2のロー テーションを伴う製麹作業に移行する。
【0023】 F.ローテーション 図1の状態からローテーション作動を行うには、図8に示すように昇降ライン 36a,36bの最上段,最下段の麹蓋2をそれぞれ上下移送ライン27a,2 7bにより同時に水平移動させて相互に他のライン上に移す。上昇ライン36a においては先ずアクチュエータ38aを緩速上昇させて上昇ライン36aに積み 重ねたすべての麹蓋2の荷重を支え、下部フック79を麹蓋2の下部から抜き取 って支持を解除する。
【0024】 次にアクチュエータ38aを上限位置まで上昇させた後、上部フック79を最 上段の麹蓋2の底部に差し込むとともに、アクチュエータ38aを僅かに下降さ せ、上部二段目以下の麹蓋2をアクチュエータ38aに支持させる。続いて下部 フック79を差し込んでアクチュエータ38aを僅かに下降させ、下部フック7 9に最上段のものを除くすべての麹蓋2を支持をさせるとともに、最下段の空き スペースに次の麹蓋2が送り込まれるのを待機している。 このとき上昇ライン36aの最上段の麹蓋2と隣接する下部の麹蓋2との間に は、両者が接触しないように僅かな移送間隙が形成され、且つアクチュエータ3 8aも次の麹蓋2の進入を妨げない下限位置まで下降しており、下降ライン36 bより進入してくる次の麹蓋2と二段目の麹蓋2との間にも僅かな移送間隙が形 成されている。
【0025】 他方下降ライン36bにおいては、アクチュエータ39bの受板37が最下段 の空きスペースを通過してその上方で支持されている下より二段目の麹蓋2の底 面に当接し且つこれらの荷重を支えるようにアクチュエータ38bを上限位置ま で高速で上昇させ、上下のフック79を共に抜き取って支持を解除させる。続い てアクチュエータ38bを下降させた後、下部フック79を差し込み、次にアク チュエータ38bを下限位置まで下降させ、最下段の麹蓋2は下部移送ライン2 7aによる上昇ライン36a側への移送に待機している。 そして下降ライン36bにおいても、上下フック79によって麹蓋が支持され ている状態では、最上段及び最下段の麹蓋2と重ねられる他の麹蓋2との間には 両者が接触しないように僅かな移送間隙が形成されている。
【0026】 G.出麹作業 上述したような循環機構4への機構2のセットから、仕舞仕事及びその後の製 麹作業が終了すると、必要に応じて出麹準備作業として最終的な蒸米の撹拌,放 冷(冷却)を行い、麹が完成した後に麹蓋2を製麹室1外に取り出すが、この時 循環機構4の左側面側から麹蓋2が順次取り出され、製麹室1内から搬出される 。また循環機構4からの取り出しは、前述したローテーション作動を行わせて下 降ライン36bの麹蓋2を上昇ライン36a側に順次移動させながらすべての取 り出しを完了する。 なお上記実施例は機械的製麹方法についてのみ述べたが、本考案の容器は在来 の手作業による例えば製麹法による製麹作業にも使用できることは言うまでもな い。
【0027】
【考案の効果】
以上のように構成される本考案の底板構造によれば、箱型容器の底板の幅広の 部材は相対する周壁間の切欠部底面に収容されて固着されるので箱枠全体が強固 に構成されて把手部での持ち上げその他の取り扱い時の剛性が高まるとともに、 幅広の板の両側は幅狭の板材が配置されているので、すべてを幅広の板材で構成 するものに比して、板材の含水率の変化による板材間の隙間の変化も少なく、内 部の麹粒が落下するような大きい隙間も生じ難いという利点がある。また大小の 幅の材料の組み合わせによる底板によって隙間も総体的に均一化され易く、麹の 品質も均一化され易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】製麹室断面内の製麹装置の全体正面図である。
【図2】(A)〜(C)は製麹用蒸米容器の側面図,正
面図及び平面図である。
【図3】下部ストッパー機構平面図である。
【図4】下部ストッパー機構側面図である。
【図5】上部ストッパー機構平面図である。
【図6】上部ストッパー機構側面図である。
【符号の説明】
1 製麹室 2 容器(麹蓋) 2a 枠体 2c 突出部 201〜206 底板 207 側板 208 端板 211 桟

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後左右の枠状の周壁に複数の木製板
    を固着して底板(201〜206)を設け、上記相対向
    するいずれかの周壁下端の対向位置に把手用の切欠部
    (40a)を形成するとともに、該切欠部(40a)の
    底面に固着する底板(202)を切欠部(40a)の幅
    より広い単一の板材とし、該切欠部(40a)の板材に
    隣接する底板(201),(203)を幅狭の板材とし
    た製麹用容器の底板構造。
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