JPH059168A - メタンスルホンアミド化合物 - Google Patents

メタンスルホンアミド化合物

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JPH059168A
JPH059168A JP3228142A JP22814291A JPH059168A JP H059168 A JPH059168 A JP H059168A JP 3228142 A JP3228142 A JP 3228142A JP 22814291 A JP22814291 A JP 22814291A JP H059168 A JPH059168 A JP H059168A
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JP
Japan
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cis
methanesulfonamide
hydroxycyclohexyloxy
nitrophenyl
compound
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Application number
JP3228142A
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Inventor
Yoshinari Yoshikawa
賢成 吉川
Hideji Saito
秀次 齋藤
Yoichi Shimazaki
洋一 島崎
Yutaka Ouchi
裕 大内
Katsuo Hatayama
勝男 畑山
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 効力がより強く長期投与に耐え得る安全性の
高い消炎剤、解熱剤および鎮痛剤を提供すること。 【構成】 N−[2−(3−ヒドロキシシクロヘキシル
オキシ)−4−ニトロフェニル]メタンスルホンアミド
およびその製薬学的に許容される塩。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メタンスルホンアミド
化合物、さらに詳細には消炎作用を有する新規なメタン
スルホンアミド化合物およびその製薬学的に許容される
塩に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平2−268号公報には、N−[2
−(2−ヒドロキシシクロヘキシルオキシ)−4−ニト
ロフェニル]メタンスルホンアミドおよびN−[2−
(4−ヒドロキシシクロヘキシルオキシ)−4−ニトロ
フェニル]メタンスルホンアミド]が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、効力がより
強く長期投与に耐え得る安全性の高い薬剤を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記を目
的に鋭意検討した結果、特開平2−268号公報明細書
中の構造式には包含されるが具体的な記載がないメタン
スルホンアニリド化合物が極めて強力な消炎作用を有す
ることを見い出し、本発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明は、N−[2−(3−ヒ
ドロキシシクロヘキシルオキシ)−4−ニトロフェニ
ル]メタンスルホンアミドおよびその製薬学的に許容さ
れる塩である。
【0006】本発明化合物には3−ヒドロキシシクロヘ
キシルオキシ基に由来する立体異性体(シス体およびト
ランス体)およびそれぞれの光学異性体(d体およびl
体)が存在するが、本発明はそれらのいずれも包含す
る。
【0007】また、製薬学的に許容される塩とは、リチ
ウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩など
の無機塩のほか、トリエチルアミン、エタノールアミン
などの有機アミンとの塩などである。
【0008】本発明化合物は、たとえば公知の化合物か
ら下記に示す方法によって製造することができる。
【0009】(1)2−ハロニトロベンゼンと1,3−
シクロヘキサンジオールを塩基存在下反応させ、3−
(2−ニトロフェノキシ)シクロヘキサノールを得る。
本反応における2−ハロニトロベンゼンとは、2−フル
オロニトロベンゼン、2−クロロニトロベンゼン、2−
ブロモニトロベンゼンなどであり、塩基とは、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化
物、水素化ナトリウム、水素化カリウムなどのアルカリ
金属水素化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのア
ルカリ金属炭酸塩、ナトリウムエトキシド、ターシャリ
ーブトキシカリウムなどのアルカリ金属アルコキシド、
トリエチルアミン、1,8−ジアザビシクロ[5,4,
0]ウンデセンなどである。本反応は無溶媒または水、
ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチルエーテル、ヘ
キサン、トルエン、キシレン、ピリジン、N,N−ジメ
チルホルムアミドなどの溶媒中で行うことができる。ま
た、本反応は、ヨウ化カリウム、ベンジルトリエチルア
ンモニウムクロリド、テトラブチルアンモニウムブロミ
ド、18−クラウン−6(1,4,7,10,13,1
6−ヘキサオキサシクロオクタデカン)、銅粉などを加
えることにより反応を加速することもできる。
【0010】次いで、3−(2−ニトロフェノキシ)シ
クロヘキサノールを還元してアミノ体もしくはその塩と
する。還元は、ニトロ基を還元してアミノ基とする通常
の還元方法でよく、たとえば、パラジウム−炭素、ラネ
−ニッケルまたは白金を用いる接触還元、鉄や錫を用い
る還元、硫化ナトリウム−塩化アンモニウムを用いる還
元、水素化ホウ素ナトリウムを用いる還元、水素化リチ
ウムアルミニウムを用いる還元方法などである。本還元
に用いる溶媒は、還元方法により任意に選択すればよい
が、一般的には、メタノール、エタノールおよびプロパ
ノールなどのアルコール、水、酢酸、酢酸エチル、ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、アセトニトリルなどであ
る。
【0011】引き続き、上記で得たアミノ体をメタンス
ルホニルクロリドと反応させることによりN−[2−
(3−ヒドロキシシクロヘキシルオキシ)フェニル]メ
タンスルホンアミドを得る。反応は、塩基存在下で行う
のが好ましく、ここで用いられる塩基とは、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムなどの無機塩基またはトリエチ
ルアミン、モルホリン、ピペリジン、ピリジンなどの有
機塩基である。また、この反応は通常、ジクロロメタ
ン、クロロホルム、ジオキサン、テトラヒドロフラン、
エチルエーテル、トルエン、アセトン、アセトニトリ
ル、酢酸エチル、水、ピリジン、N,N−ジメチルホル
ムアミドなどの溶媒中で行われる。
【0012】次いで、N−[2−(3−ヒドロキシシク
ロヘキシルオキシ)フェニル]メタンスルホンアミドを
有機溶媒中、硝酸もしくは硝酸塩と反応させることによ
り、本発明化合物を得ることができる。本反応における
硝酸塩とは、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸鉄な
どであり、有機溶媒とは、酢酸、無水酢酸、トリフルオ
ロ酢酸、硫酸、ジクロロメタン、クロロホルム、ベンゼ
ン、ジオキサンなどである。
【0013】(2)本発明化合物のシス体は、シス−
1,3−シクロヘキサンジオールを上記(1)と同様に
反応させることにより得ることができる。
【0014】(3)本発明化合物のトランス体は、トラ
ンス−1,3−シクロヘキサンジオールを上記(1)と
同様に反応させることにより得ることができる。
【0015】(4)また、本発明化合物のシス体および
トランス体は、下記の方法によっても得ることができ
る。すなわち、上記(1)で得た3−(2−ニトロフェ
ノキシ)シクロヘキサノールをベンゾイル化することに
より3−(2−ニトロフェノキシ)シクロヘキシルベン
ゾエートとし、シリカゲルカラムクロマトグラフィー等
によりシス体およびトランス体を分離する。
【0016】次いで、それぞれを加水分解し、引き続き
上記(1)と同様に反応させることにより本発明化合物
のシス体およびトランス体を得ることができる。
【0017】(5)光学異性体である(−)−N−[2
−(シス−3−ヒドロキシシクロヘキシルオキシ)−4
−ニトロフェニル]メタンスルホンアミドおよび(+)
−N−[2−(シス−3−ヒドロキシシクロヘキシルオ
キシ)−4−ニトロフェニル]メタンスルホンアミド
は、上記(1)、(2)および(4)の方法で得られる
シス−ラセミ体より得ることができる。すなわち、シス
−ラセミ体である(±)−N−[2−(シス−3−ヒド
ロキシシクロヘキシルオキシ)−4−ニトロフェニル]
メタンスルホンアミドを、有機溶媒中リパーゼ存在下、
酢酸エステルと反応させることにより(+)−N−[2
−(シス−3−アセトキシシクロヘキシルオキシ)−4
−ニトロフェニル]メタンスルホンアミドおよび本発明
である(−)−N−[2−(シス−3−ヒドロキシシク
ロヘキシルオキシ)−4−ニトロフェニル]メタンスル
ホンアミドを得ることとができる。
【0018】本反応におけるリパーゼとは、リパーゼP
(天野製薬社製)、リパーゼMY(名糖製菓社製)な
ど、エステル化または加水分解の触媒に用いられる脂肪
分解酵素のことである。酢酸エステルとは、ビニルアセ
テート、1−プロペニルアセテート、2−プロペニルア
セテート、1−シクロヘキセニルアセテートなどであ
り、有機溶媒とは、n−ヘキサン、シクロヘキサン、n
−ヘプタン、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの溶媒
を用いることができる。また、本反応は0〜40℃で行
うのが好ましい。また、酢酸エステルの代わりにオレイ
ン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ラウリル酸などの
脂肪酸を用いることもできる。
【0019】一方、(+)−N−[2−(シス−3−ア
セトキシシクロヘキシルオキシ)−4−ニトロフェニ
ル]メタンスルホンアミドを加水分解することにより本
発明化合物である(+)−N−[2−(シス−3−ヒド
ロキシシクロヘキシルオキシ)−4−ニトロフェニル]
メクンスルホンアミドを得ることができる。本反応は、
エステル類を加水分解する通常の方法でよく、たとえば
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、
水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムな
どの塩基を用いる方法、塩酸、硫酸、過塩素酸などの酸
を用いる方法が挙げられる。
【0020】(6)本発明化合物の製薬学的に許容され
る塩は、上記で得られた本発明化合物を水または有機溶
媒中、塩基で処理することにより得ることができる。本
反応における塩基とは、水酸化リチウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物、ナ
トリウムエトキシド、ターシャリーブトキシカリウムな
どのアルカリ金属アルコキシド、トリエチルアミン、エ
タノールアミンなどの有機アミン、金属ナトリウムが挙
げられる。
【0021】
【発明の効果】本発明化合物は、極めて強力な消炎作用
を示すことから消炎剤、解熱剤、鎮痛剤として有用であ
る。
【0022】この目的のためには、この化合物を経口ま
たは非経口的に慣用の投与剤型で投与することができ
る。これらは、たとえば錠剤、粉剤、顆粒剤、散剤、カ
プセル剤、液剤、乳剤、懸濁剤、注射剤などであり、い
ずれも通常の製剤技術で製造することができる。ヒトに
対して消炎剤、解熱剤、鎮痛剤として用いる場合、その
投与量は、年齢、体重、症状、投与経路、投与回数など
によって異なるが、通常1日当り10〜1000mgで
ある。
【0023】以下、試験例を挙げる。 試験例1[カラゲニンを用いる浮腫抑制試験] カラゲニンを用いるウィンターらの方法[Journa
l of Pharmacology and Exp
erimental Therapeutics,第1
41巻,第369頁(1963年)]に準拠して行っ
た。
【0024】ウィスター系雄性ラット(1群6匹)に、
本発明化合物を水酸化ナトリウム水溶液でナトリウム塩
にした液を体重100gあたり0.25mlの投与容量
でカラゲニン投与の0.5時間前に静脈内投与し、その
浮腫抑制率を求めて抗炎症作用を調べた。その結果を表
1に示した。
【0025】
【表1】
【0026】(注)a:N−[2−(3−ヒドロキシシ
クロヘキシルオキシ)−4−ニトロフェニル]メタンス
ルホンアミド b:N−[2−(シス−3−ヒドロキシシクロヘキシル
オキシ)−4−ニトロフェニル]メタンスルホンアミド
【0027】
【実施例】次に、実施例を挙げ、本発明化合物の製造方
法を詳細に説明する。
【0028】実施例1 (1)1,3−シクロヘキサンジオール(シス、トラン
ス混合物)25.0gおよびo−フルオロニトロベンゼ
ン14.1gを含むN,N−ジメチルホルムアミド10
0ml溶液に、室温下水酸化カリウム粉末16.8gを
加え、1時間撹拌した。反応液を氷水中に注ぎ、ジクロ
ロメタンで抽出し、ジクロロメタン層を水、飽和食塩水
で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒
を留去して得られた黄色油状物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(展開溶媒;ジクロロメタン〜ジクロロ
メタン:酢酸エチル=5:1)に付し、3−(2−ニト
ロフェノキシ)シクロヘキサノール13.2gを得た。
【0029】H−NMR(CDCl)δ(pp
m);1.40〜2.26(8H,m),2.38(1
H,s),3.78〜3.96(0.8H,m),4.
06〜4.23(0.2H,m),4.53〜4.70
(0.8H,m),4.80〜4.92(0.2H,
m),6.90〜7.20(2H,m),7.42〜
7.64(1H,m),7.75〜7.95(1H,
m)
【0030】(2)3−(2−ニトロフェノキシ)シク
ロヘキサノール11.9gを含むピリジン50ml溶液
に、氷冷下塩化ベンゾイル7.7gを15分間かけて滴
下し、室温で1時間撹拌した。反応液を希塩酸で酸性に
し、ジクロロメタンで抽出した。ジクロロメタン層を
水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。溶媒を留去して得られた黄色油状物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;n−ヘキサ
ン:ジクロロメタン=10:1〜1:1)に付し、シス
−3−(2−ニトロフェノキシ)シクロヘキシルベンゾ
エート8.8gおよびトランス−3−(2−ニトロフェ
ノキシ)シクロヘキシルベンゾエート1.1gを得た。
【0031】H−NMR(CDCl)δ(pp
m); シス体;1.20〜2.30(7H,m),2.50〜
2.68(1H,m),4.35〜4.55(1H,
m),4.95〜5.14(1H,m),6.95〜
7.20(2H,m),7.35〜7.65(4H,
m),7.77(1H,dd,J=8,2Hz),7.
96〜8.10(2H,m)
【0032】トランス体;1.35〜2.30(8H,
m),4.75〜4.95(1H,m),5.40〜
5.55(1H,m),6.90〜7.20(2H,
m),7.35〜7.70(4H,m),7.81(1
H,dd,J=8,2Hz),7.98〜8.13(2
H,m)
【0033】(3) シス−3−(2−ニトロフェノキ
シ)シクロヘキシルベンゾエート8.8gを含むエタノ
ール100ml溶液に、水酸化ナトリウム粉末3.5g
を含む水35ml溶液を加え、室温で1.5時間撹拌し
た。反応液に水100mlを加え濃縮した後、ジクロロ
メタンで抽出した。ジクロロメタン層を水、飽和食塩水
で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒
を留去して黄色油状物のシス−3−(2−ニトロフェノ
キシ)シクロヘキサノール6.1gを得た。
【0034】H−NMR(CDCl)δ(pp
m);1.33〜2.23(8H,m),2.35(1
H,bs),3.82〜3.93(1H,m),4.5
7〜4.68(1H,m),6.98〜7.13(2
H,m),7.47〜7.57(1H,m),7.88
(1H,dd,J=8,2Hz)
【0035】(4) シス−3−(2−ニトロフェノキ
シ)シクロヘキサノール5.9gおよび5%パラジウム
−炭素0.4gを含むエタノール50ml溶液を、水素
雰囲気下、室温常圧で撹拌し接触還元した。パラジウム
−炭素を▲ろ▼過して除き、▲ろ▼液を留去して得られ
た粗結晶をエタノール−n−ヘキサンで再結晶すること
により無色のシス−3−(2−アミノフェノキシ)シク
ロヘキサノール4.5gを得た。 m.p.99〜101℃
【0036】(5)シス−3−(2−アミノフェノキ
シ)シクロヘキサノール2.7gを含むピリジン50m
l溶液に氷冷下撹拌しながらメタンスルホニルクロリド
2.0gを加え、室温で3時間撹拌した。反応液を氷水
中に注ぎ、希塩酸で酸性にし、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去して得られた粗結
晶をエタノール−n−ヘキサンで再結晶することにより
(±)−N−[2−(シス−3−ヒドロキシシクロヘキ
シルオキシ)フェニル]メタンスルホンアミド3.1g
を得た。 m.p.117〜119℃
【0037】(6)N−[2−(シス−3−ヒドロキシ
シクロヘキシルオキシ)フェニル] メタンスルホンアミド2.0gを含む酢酸30ml溶液
に85〜90℃に加熱しながら60%硝酸1.1gを1
5分間かけて滴下し、さらに30分間撹拌した。反応液
を氷水中に注ぎ、5%炭酸ナトリウム水溶液で中和し、
ジクロロメタンで抽出した。ジクロロメタン層を水、飽
和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を留去して得られた黄色油状物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ジクロロメタン〜
ジクロロメタン:酢酸エチル=4:1)に付して精製
後、エタノール−n−ヘキサンで再結晶し、N−[2−
(シス−3−ヒドロキシシクロヘキシルオキシ)−4−
ニトロフェニル]メタンスルホンアミド1.8gを得
た。 m.p.134〜135℃
【0038】実施例2 実施例1(1)で得た3−(2−ニトロフェノキシ)シ
クロヘキサノールを実施例1(4)〜(6)と同様に反
応させてN−[2−(3−ヒドロキシシクロヘキシルオ
キシ)−4−ニトロフェニル]メタンスルホンアミドを
得た。 m.p.119〜120℃(エタノール−n−ヘキサン
より再結晶)
【0039】実施例3 実施例1(2)で得たトランス−3−(2−ニトロフェ
ノキシ)シクロヘキシルベンゾエートを実施例1(3)
〜(6)と同様に反応させてN−[2−(トランス−3
−ヒドロキシシクロヘキシルオキシ)−4−ニトロフェ
ニル]メタンスルホンアミドを得た。 m.p.151〜153℃(エタノール−n−ヘキサン
より再結晶)
【0040】実施例4 実施例1(6)で得た(±)−N−[2−(シス−3−
ヒドロキシシクロヘキシルオキシ)−4−ニトロフェニ
ル]メタンスルホンアミド2.2gのトルエン240m
l溶液にリパーゼP15gを懸濁させ、室温下2−プロ
ペニルアセテート3mlを加え、12時間撹拌した。反
応液を▲ろ▼過し、▲ろ▼液を減圧下溶媒留去して得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒;酢酸エチル:n−ヘキサン=1:3〜酢酸エチ
ル)に付し、酢酸エチル−n−ヘキサン流分より(+)
−N−[2−(シス−3−アセトキシシクロヘキシルオ
キシ)−4−ニトロフェニル]メタンスルホンアミド
1.0gを得た。さらに酢酸エチル流分より得たものを
エタノールで再結晶し、淡黄色針状晶の(−)−N−
[2−(シス−3−ヒドロキシシクロヘキシルオキシ)
−4−ニトロフェニル]メタンスルホンアミド1.0g
を得た。
【0041】m.p.144〜145℃ [α]−18.72(c=0.908,クロロホル
ム)
【0042】上記の(+)−N−[2−(シス−3−ア
セトキシシクロヘキシルオキシ)−4−ニトロフェニ
ル]メタンスルホンアミド1gをメタノール4mlに溶
解し、炭酸カリウム1.1gを加え、室温下4時間撹拌
した。反応後水と酢酸エチルを加え、酢酸エチル層を飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
溶媒を留去後、得られた残渣をエタノールより再結晶し
て淡黄色針状晶の(+)−N−[2−(シス−3−ヒド
ロキシシクロヘキシルオキシ)−4−ニトロフェニル]
メタンスルホンアミド0.78gを得た。
【0043】m.p.146.5〜147.5℃ [α]+18.76(c=0.81,クロロホルム)
【0044】X線構造解析により、上記化合物の光学純
度は純粋であり、絶対配置は(−)体が(1R,3
S)、(+)体が(1S,3R)と決定された。これは
2通りのエナンチオマーに対して精密化を行い、その結
果得られたR値(信頼度因子)を比較するR値法を用い
て決定した。 (+)体の絶対配置 R=3.33% R=3.55%
【0045】実施例5 金属ナトリウム7mgをメタノール1mlに溶解した溶
液に実施例1で得たN−[2−(シス−3−ヒドロキシ
シクロヘキシルオキシ)−4−ニトロフェニル]メタン
スルホンアミド0.10gを加え、室温で5分間撹拌し
た。溶媒を留去して得られた残渣をエーテルで洗浄する
ことにより黄橙色結晶のN−[2−(シス−3−ヒドロ
キシシクロヘキシルオキシ)−4−ニトロフェニル]メ
タンスルホンアミドナトリウム塩0.10gを得た。 m.p.140〜143℃
フロントページの続き (72)発明者 大内 裕 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 畑山 勝男 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 N−[2−(3−ヒドロキシシクロヘキ
    シルオキシ)−4−ニトロフェニル]メタンスルホンア
    ミドおよびその製薬学的に許容される塩。
JP3228142A 1990-06-06 1991-05-30 メタンスルホンアミド化合物 Pending JPH059168A (ja)

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JP2-147800 1990-06-06
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