JPH0591952U - 移動農機における前輪増速装置 - Google Patents

移動農機における前輪増速装置

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JPH0591952U
JPH0591952U JP4059492U JP4059492U JPH0591952U JP H0591952 U JPH0591952 U JP H0591952U JP 4059492 U JP4059492 U JP 4059492U JP 4059492 U JP4059492 U JP 4059492U JP H0591952 U JPH0591952 U JP H0591952U
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front wheel
wheel speed
rack shaft
switch
speed
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JP4059492U
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明弘 栗原
康憲 小室
正人 並河
高弘 山本
和夫 松本
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前輪増速装置の駆動、解除を、変速レバー自
体の傾動変化を利用することなく確実に行うことがで
き、高速側切替時における不要な前輪増速駆動を的確に
解除せしめて、安全かつ信頼性の高いトラクタの操向操
作を得ることができる移動農機における前輪増速装置を
提供する。 【構成】 ロータリーバルブ26の回動軸26aにピニ
オン31を軸支し、かつピニオン31に噛合するラック
シャフト8に段付き部32aを一体形成すると共に、上
記段付き部32aの有無を検出する検出スイッチ34を
ラックシャフト8の近傍位置に設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、油圧ブレーキの作動に応動して前輪を後輪の倍速度で増速駆動する ように構成した前輪増速装置を備えたトラクタにおいて、変速レバーの高速側切 替操作により自動的に前輪の増速状態を解除することができる移動農機における 前輪増速装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にトラクタの走行駆動系には、主変速機構、副変速機構、前後進切替機構 等を有する変速装置が油圧クラッチと共に設けられ、この油圧クラッチを断続操 作することによって変速切替を行うようになっている。そして、近年では変速レ バーと油圧クラッチとを、別途設けた変速装置用の油圧制御装置を介して接続し て、変速レバーの切替操作に連携して油圧クラッチを断続制御するように構成し 、クラッチペダルの踏込み操作を不要にした、いわゆるノークラッチ変速機構を 採用したトラクタが提案されている。(実公昭62−25930号公報) また、その一方で、トラクタの走行駆動系を2輪駆動と4輪駆動とに切替可能と し、4輪駆動走行時において前輪の転舵角が所定値以上となった際に、該前輪を 後輪の倍速度で駆動するように構成して、スピーディでスムースな機体の旋回を 可能にしたトラクタの前輪増速装置が知られている。(実開平2−2235号)
【0003】 そして、上記ノークラッチ機構を搭載したトラクタに前輪増速装置を付加した 場合には、急峻な回向に起因する機体の転倒、横滑り等を防止するため、変速レ バーの高速側切替時においては、前輪増速装置による前輪の増速駆動を解除する ようになっているが、従来は、ガイド溝に沿って高速側に傾動する変速レバー自 体の動きを利用して断続スイッチをオンオフし、前輪増速装置の駆動、解除を切 替るようになっていたため、ガイド溝の溝幅や変速レバーのリンク部のガタつき 等により、断続スイッチの作動位置調整が極めて困難なものとなって、精度およ び信頼性を確保した前輪増速装置の駆動、解除を行うことができない、という安 全上の欠点を有するものであった。
【0004】
【本考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の如き実状に鑑み、従来の欠点を解消すべく創案されたもので あって、その目的とするところは、前輪増速装置の駆動、解除を、変速レバー自 体の傾動変化を利用することなく確実に行うことができ、高速側切替時における 不要な前輪増速駆動を的確に解除せしめて、安全性の高いトラクタの操向操作を 得ることができる移動農機における前輪増速装置を提供しようとするものである 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
課題を解決するため、本考案が採用した第1の技術的手段は、ノークラッチ変 速機構を形成するロータリーバルブの回動軸にピニオンを軸支し、かつピニオン に噛合するラックシャフトに段付き部を一体形成すると共に、上記段付き部を検 出する検出スイッチをラックシャフトの近傍位置に設け、変速レバーの切替操作 に連繋するラックシャフトの進退作動時に、前記段付き部の有無検出により前輪 増速装置の駆動、停止を切替るべく構成したことを特徴とし、また、第2の技術 的手段として、ノークラッチ変速機構を形成するロータリーバルブの回動軸にピ ニオンを軸支し、かつピニオンに噛合するラックシャフトを変速レバーに連動連 結すると共に、上記ラックシャフト端面の出没域に臨ませて検出スイッチを設け 、ラックシャフトの進退作動時に、該ラックシャフト端面の有無検出により前輪 増速装置の駆動、停止を切替るべく構成したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
したがって、本考案によれば、変速レバーの低速側切替時において、前輪の転 舵角が所定値以上になると、前輪増速装置の駆動により前輪が増速されると共に 、高速側切替に伴うラックシャフトの出没作動を検出スイッチにより確実に検出 することができ、前輪増速駆動を的確に解除し得て、急峻な回向に起因する機体 の転倒、横滑り等を未然に防止することができる。
【0007】
【実施例】
以下本考案を図示の一実施例に基いて詳細に説明する。 図1において、1はトラクタ2の略中央に位置する図示しない運転席の側方に 設けられた変速レバーであり、該変速レバー1は、回動支軸3に副変速レバー4 と同軸状に枢支されていると共に、上記変速レバー1の回動基端部には回動アー ム5が取着され、該回動アーム5およびリンク機構6を介してノークラッチ変速 機構7のラックシャフト8を進退作動するように構成されている。また、上記変 速レバー1の近傍位置には、2輪駆動、4輪駆動および前輪増速駆動の切替レバ ー1aが配設されており、路面の状態に応じてトラクタ2の走行駆動形式を切替 るようになっている。
【0008】 ここで前記ノークラッチ変速機構7を搭載したトラクタの走行駆動系を図2に より概略的に説明すると、上記ノークラッチ変速機構7は、第2変速部9、第1 変速部10、油圧クラッチ11、前後進切替機構12、第1副変速部13、第2 副変速部14およびリヤディファレンシャル装置15を介して後輪16にエンジ ン17からの回転駆動力を伝達すると共に、第2副変速部14からセンタディフ ァレンシャル装置18、フロントディファレンシャル装置(図示せず)を介して 前輪(図示せず)にエンジン17の回転駆動力を伝達するように構成されており 、2輪駆動および4輪駆動を必要に応じて切替可能なパートタイム4輪駆動方式 の走行駆動系となっている。また、上記第2変速部9および第1変速部10には 、第1および第2PTO変速部19、20が併設されており、伝動軸21を介し てPTO軸22を駆動する第3PTO変速部23に回転駆動力を供給するように なっている。
【0009】 前記第1変速部10および第2変速部9は、それぞれ第1油圧アクチュエータ 24、第2油圧アクチュエータ25によりニュートラル状態から4速までの低速 切替と5速ないし8速までの高速切替の変速操作に各々対応するものであり、上 記各アクチュエータ24、25は、後述するロータリーバルブ26の回転切替位 置に応じて作動制御されるようになっている。 なお、27は、第1副変速部13に設けられた第3油圧アクチュエータであり、 該第3油圧アクチュエータ27による制御作動で、前後進切替機構12の出力回 転を高速段H、低速段Lの2段に切替るようになっている。
【0010】 上記前後進切替機構12は、油圧クラッチ11の出力回転をそのまま又は反転 して第1副変速部13に伝達するものであり、図示しないシャトル変速レバーに 連動するシフトレール28を介して切替操作されるようになっている。更に第2 副変速部14は、第1副変速部13の出力回転を高速段Hと低速段Lとに切替る もので、前記副変速レバー4に連動するシフトレール29を介して変速操作され るようになっている。
【0011】 一方、前記ノークラッチ機構7を内装するケース7aの一側部には、図3に示 す如く、ラックシャフト8を摺動自在に嵌装する収納部30が、周壁30aによ り一体に形成されており、該収納部30の略中央には、ロータリーバルブ26の 回動軸26aが枢支されていると共に、噛合歯31a、31a…を形成したピニ オン31が、上記回動軸26aの先端部に軸支され、ラックシャフト8の長手方 向一側に形成されたラック歯8a、8a…噛合している。また、上記ラックシャ フト8の長手方向他側には、段付き部32aを有する長溝32が刻設され、かつ 該長溝32内に臨ませて、ラックシャフト8の出没ストロークを規制するストッ パーボルト33a、33bが周壁30aの上部を貫通して取着されている。
【0012】 上記ストッパボルト33a、33b間には、検出スイッチ34がその検出子34 aを長溝32に臨ませて突設されており、段付き部32aへの摺接作動で検出ス イッチ34を閉成(導通)状態に切り替え、段付き部32aに至る長溝32の間 では開成(断)状態となるように構成されている。
【0013】 また、図5において、前記センタディファレンシャル装置18は、変速用油圧 ブレーキ35と共に前輪増速装置を構成するものであって、センタディファレン シャル装置18の一方のサイドギヤ36aに4WDシャフト37を結合して前輪 側に回転駆動力を伝達すると共に、デフシャフト38に結合された他方のサイド ギヤ36bは、上記変速用油圧ブレーキ35を介してケース39に回転自在に支 持されている。また、デフシャフト38とデフケース40との間にはデフロック ボール41が係脱自在に介装され、該デフロックボール41の係脱を切替るスリ ーブ42が、上記デフケース40に摺動自在に外装されており、このスリーブ4 2は、シフトレール43に装着したシフトフォーク44、シフトアーム45を介 して前記切替レバー1aに連動連結されている。
【0014】 上記シフトレール43は、変速用油圧ブレーキ35の油路35aの切替弁を兼 用するもので、切替レバー1aが2輪駆動または4輪駆動の切替位置に選択され たシフト位置では油路35aを遮断し、切替レバー1aが前輪増速駆動の切替位 置に選択されたシフト位置では油路35aに供給される圧油によってスリーブ4 2と共に矢印B方向に移動して油路35aを開放するように構成されている。
【0015】 図6は各機構への油路を示す油圧回路図であり、この油圧回路は、オイルポン プ46に接続された分流弁機構47を介して変速用油圧ブレーキ35、ステアリ ング油圧制御装置48、ロータリーバルブ26および変速用の油圧クラッチ11 へ圧油を供給するように構成されている。ここで、上記変速用油圧ブレーキ35 は、前輪の転舵角を検知する角度スイッチ49の断続で作動切替弁50を開放、 遮断することによって圧油制御され、また、油圧クラッチ11は、主切替弁51 の開放、遮断により制御されるものである。 また、ロータリーバルブ26は、変速レバー1の変速切替操作に対応してニュー トラルおよびF1ないしF8(低速側変速および高速側変速)の各切替位置に連 続切替されるロータリー切替方式の構成をなすものであって、各切替位置に応じ て第1油圧アクチュエータ24、第2油圧アクチュエータ25および第3油圧ア クチュエータ27を作動させて、ニュートラル状態から4速までの低速切替と5 速ないし8速までの高速切替の変速操作とを行うようになっている。
【0016】 次に、図4に示す制御回路図について説明する。 52は切替レバー1aを前輪増速駆動に切り替えた際に閉成される増速切替スイ ッチ、53は前記センタディファレンシャル装置18のシフトレール43に連動 連結されたソレノイドであり、該ソレノイド53は増速切替スイッチ52の閉成 作動に連携して出没作動するものである。また、54は副変速レバー4の回動基 端部に取着された切替スイッチであって、該切替スイッチ54は副変速レバー4 の低速側切替で閉成され、高速側に切替られた際に開成されものであり、副変速 レバー4の低速側切替時に、機体の転舵角が所定値以上となって角度スイッチ4 9が閉成し、かつ検出スイッチ34のオンオフで前輪の増速駆動を断続するよう に構成されている。 なお、55はバッテリ、56はソレノイド53と角度スイッチ49との間に並列 接続された表示ランプ、57はヒューズである。
【0017】 叙上の如き構成において、切替レバー1aの操作で前輪増速駆動に切替ると、 増速切替スイッチ52が閉成されると共に、センタディファレンシャル装置18 のスリーブ42が図4の右側に寄った位置から矢印C方向に2段階左側に操作さ れ、デフロックボール41を介してデフシャフト38とデフケース40とが係合 し、4WDシャフト37を介してエンジン17の回転駆動力が前輪に伝達され、 トラクタ2は4輪駆動状態に切り替わる。 この前輪増速駆動への切替状態で副変速レバー4を高速側に切替操作すると、シ フトレール29が移動操作されて第2副変速部14が高速側に切り替わり、主切 替弁51を介して油圧クラッチ11が所定の回転速度で接続されると共に、上記 副変速レバー4の回動基端部に取着した切替スイッチ54が開成されて、開成状 態に切り替わる。
【0018】 この状態で変速レバー1を、矢印C方向にニュートラル位置から低速側へ1段だ け切替傾動操作すると、回動アーム5の回動に連携してリンク機構6が、図7( a)および図7(b)に示す如く、ノークラッチ変速機構7のラックシャフト8 を押込み作動し、ラックシャフト8のラック歯8aに噛合した噛合歯31a、3 1a…の回転で回動軸26aが回動する。そして、回動軸26aの回動によるロ ータリーバルブ26のF1位置への切り替えに応じて第1油圧アクチュエータ2 5が収縮し、第1変速部10は低速側の1速に変速操作されると共に、検出スイ ッチ34の検出子34aが長溝32の段付き部32aに乗り上げた状態となって いるため、該検出スイッチ34は閉成状態となっている。
【0019】 上記の低速走行状態で、機体の旋回を行うべくステアリングを操作し、転舵角が 所定値以上になると、図4に示す角度スイッチ49が閉成し、該角度スイッチ4 9、検出スイッチ31および増速切替スイッチ52を介して、ソレノイド53が 突出作動し、これに伴い、前記センタディファレンシャル装置18のシフトレー ル43がスリーブ42と共に矢印C方向の最も左に寄った位置に移動して、デフ ロックボール41によるデフシャフト38とデフケース40との係合が解除され る。 そして、油路35aの圧油により変速用油圧ブレーキ35が作動してデフシャフ ト38をロックするので、センタディファレンシャル装置18のサイドギヤ36 aは4WDシャフト37と共に4輪駆動時の倍速度で回転し、前輪の回転駆動が 増速され、トラクタ2は後輪16の倍速度で回転する前輪によりスピーディかつ スムースな旋回を行うことができる。
【0020】 また、上記低速走行状態から、変速レバー1を矢印D方向に4段階傾動操作して 高速側に切り替えると、図7(c)および(d)に示す如く、前記ノークラッチ 変速機構7のラックシャフト8が更に押込み作動され、回動軸26aの回動に連 携してロータリーバルブ26がF5の位置に切り替わり、第2油圧アクチュエー タ24が収縮して、第2変速部9が高速側の5速に変速操作されると共に、検出 子34aが摺動して段付き部32aから離脱し、閉成状態となっていた検出スイ ッチ34が開成状態に切り替わる。 この状態では、機体の旋回を行うべくステアリングを操作して、角度スイッチ4 9が閉成され、かつ増速切替スイッチ52が閉成状態に切り替わったままであっ ても、切替スイッチ54および検出スイッチ34が開成しているため、ソレノイ ド53は非通電状態となって作動せず、前輪の増速動作が行われない。
【0021】 また、この前輪増速駆動の走行状態で副変速レバー4を低速側に切替操作すると 、該副変速レバー4の回動基端部に取着した切替スイッチ54が閉成状態に切り 替わり、検出スイッチ34の閉成、開成に関わらず、変速レバー1による変速切 替全域(F1ないしF8)で前輪の増速駆動が可能となる。 ここで、変速レバー1および副変速レバー4による前輪の増速制御をまとめると 、表1のようになる。
【表1】 したがって、機体の低速走行時には、確実に前輪増速駆動を行わしめ、かつ高速 走行時には不要な前輪増速駆動を的確に解除することができ、安全性の高いトラ クタの操向操作を得ることができる。
【0022】 次に、図8は、検出スイッチをラックシャフト8の端面の有無を検出するよう に構成した実施例を示すものであって、ここでは、ケース7aから外方に突出す るラックシャフト8の端面8bに突子58を埋設し、かつ該端面8bを蛇腹状の 保護体59で包覆すると共に、上記保護体59の一側端部に設けた検出スイッチ 34を上記突子58で押圧作動させることにより、端面8bの有無を検出するよ うに構成したものである。 上記検出スイッチ34は、図9に示す如く、導通板60を介して接点61a、6 1b間を接続し、付勢弾機62により導通板60を接点側に押圧させて、常時閉 成スイッチとして構成されており、変速レバー1の高速側切替操作に連携して上 記突子58が導通板60を押圧することにより、検出スイッチ34を開成し、前 輪増速駆動を解除するようになっており、上記構成により、既存のノークラッチ 変速機構7を構成する各機構部材を変更することなく、検出スイッチ34、保護 体59等の追加のみで前輪増速の駆動、解除を行うことができる。また、図10 に示す如く、ラックシャフト8の端面8bに、切欠状の傾斜面63を形成し、こ の傾斜面63に沿う検出子34aの押圧作動で検出スイッチ34をを開成するよ うに構成しても同様の効果を得ることができる。
【0023】 なお、本実施例では、ストッパボルト33a、33b間に設けた検出スイッチ 34の検出子34aを、ラックシャフト8の長溝32に形成した段付き部32a への乗り上げで、検出スイッチ34を閉成するように構成したものを示したが、 これに限定されることなく、図11に示すように、検出スイッチ34を近接スイ ッチで構成し、該検出スイッチ34をストッパボルト33に内挿して、検出子3 4aに対面する段付き部32aの遠近で検出スイッチ34を開閉するようにして もよく、また、図12および図13に示すように、ラックシャフト8の一側部に 、長溝32とは別に検出スイッチ34の検出子34aを案内する溝32bを刻設 し、ラックシャフトの出没作動で検出子34aが溝32bから乗り上げて、該検 出子34aがラックシャフト8の側面で押圧されると、検出スイッチ34が閉成 するように構成してもよい。
【0024】
【考案の効果】
これを要するに本考案は、ノークラッチ変速機構を形成するロータリーバルブ の回動軸にピニオンを軸支し、かつピニオンに噛合するラックシャフトに段付き 部を一体形成すると共に、上記段付き部を検出する検出スイッチをラックシャフ トの近傍位置に設け、変速レバーの切替操作に連繋するラックシャフトの進退作 動時に、前記段付き部の有無検出により前輪増速装置の駆動、停止を切替るべく 構成し、また、ノークラッチ変速機構を形成するロータリーバルブの回動軸にピ ニオンを軸支し、かつピニオンに噛合するラックシャフトを変速レバーに連動連 結すると共に、上記ラックシャフト端面の出没域に臨ませて検出スイッチを設け 、ラックシャフトの進退作動時に、該ラックシャフト端面の有無検出により前輪 増速装置の駆動、停止を切替るべく構成したから、ラックシャフトの出没状態を 検出する、という簡単な構成でありながら、ガイド溝の溝幅や変速レバーのリン ク部のガタつき等を考慮することなく、前輪増速装置の駆動、解除を容易に行い 得て、構造の簡素化を促進することができると共に、高速側切替時における不要 な前輪増速の駆動解除を的確にならしめ、安全かつ信頼性の高い前輪増速駆動の 切替操作を行うことができる、という極めて有用な実用的効果を奏するものであ る。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】前輪増速機構を備えたトラクタの要部概略側面
図である。
【図2】トラクタの走行駆動系の系統図である。
【図3】ノークラッチ変速機構の一部断面拡大側面図で
ある。
【図4】制御系の接続図である。
【図5】センタディファレンシャル装置の要部断面図で
ある。
【図6】油圧制御の接続図である。
【図7】(a)(b)(c)(d)はラックシャフト、
ピニオンギヤおよび検出スイッチの動作関係を示す作用
説明図である。
【図8】ノークラッチ変速機構の他例を示す一部断面拡
大側面図である。
【図9】同上要部の断面図である。
【図10】ノークラッチ変速機構の他例を示す一部断面
拡大側面図である。
【図11】ノークラッチ変速機構の他例を示す一部断面
拡大側面図である。
【図12】ノークラッチ変速機構の他例を示す一部断面
拡大側面図である。
【図13】同上要部の断面図である。
【0026】
【符号の説明】
1 変速レバー 7 ノークラッチ変速機構 8 ラックシャフト 8b 端面 26 ロータリーバルブ 26a 回動軸 31a 噛合歯 31 ピニオン 32a 段付き部 34 検出スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 並河 正人 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 (72)考案者 山本 高弘 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 (72)考案者 松本 和夫 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノークラッチ変速機構を形成するロータ
    リーバルブの回動軸にピニオンを軸支し、かつピニオン
    に噛合するラックシャフトに段付き部を一体形成すると
    共に、上記段付き部を検出する検出スイッチをラックシ
    ャフトの近傍位置に設け、変速レバーの切替操作に連繋
    するラックシャフトの進退作動時に、前記段付き部の有
    無検出により前輪増速装置の駆動、停止を切替るべく構
    成したことを特徴とする移動農機における前輪増速装
    置。
  2. 【請求項2】 ノークラッチ変速機構を形成するロータ
    リーバルブの回動軸にピニオンを軸支し、かつピニオン
    に噛合するラックシャフトを変速レバーに連動連結する
    と共に、上記ラックシャフト端面の出没域に臨ませて検
    出スイッチを設け、ラックシャフトの進退作動時に、該
    ラックシャフト端面の有無検出により前輪増速装置の駆
    動、停止を切替るべく構成したことを特徴とする移動農
    機における前輪増速装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02290725A (ja) * 1989-04-28 1990-11-30 Kubota Corp トラクタの旋回制御装置

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