JPH0592033U - マスタシリンダ用インレットユニオン - Google Patents

マスタシリンダ用インレットユニオン

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JPH0592033U
JPH0592033U JP5879092U JP5879092U JPH0592033U JP H0592033 U JPH0592033 U JP H0592033U JP 5879092 U JP5879092 U JP 5879092U JP 5879092 U JP5879092 U JP 5879092U JP H0592033 U JPH0592033 U JP H0592033U
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master cylinder
mounting
flange
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久仁男 柳
周作 千葉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスタシリンダへの組付性が良くかつ確実に
組付けられ、組付工程での作業能率向上が図れるととも
に、ホース接続方向を自由に選択することが可能なマス
タシリンダ用インレットユニオンを提供することにあ
る。 【構成】 管路部材7,8の外周面に設けたフランジ部
7b,8bのリザーバ側に位置する上面に、フランジ部
7b,8bの外径よりも小さい外径の円形台7c,8c
を一体的に形成するとともに、円形台7c,8cの外周
面に4個の径方向へ突出する凸部7e,8eを設ける一
方、取付カバー11の上面に管路部材用7,8の取付孔
12,13を設けるとともに、取付孔の内周面にフラン
ジ部7b,8bの円形台7c,8cの凸部7e,8eに
対応して8個の凹部15,16を設け、管路部材7,8
側の凸部7e,8eと係合する取付カバー11側の凹部
15,16を選択可能に配置し、かつ取付カバー11の
内周面に、フランジ部7b,8bの外周部分が嵌着する
凹陥部を形成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用ブレーキ装置に使用される、例えばタンデムマスタシリンダ などのようなマスタシリンダ用インレットユニオンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種のタンデムマスタシリンダには、作動流体を貯蔵するリザー バを直接取付けて、当該リザーバから作動流体を圧力室に供給するものや、ある いは車体側に取付けられたリザーバをホースを介して接続し、当該ホースを介し てリザーバから作動流体を圧力室に供給するものなどがある。しかして、後者の タンデムマスタシリンダにおいては、リザーバからホースを介して各圧力室へ作 動流体を供給するためにインレットユニオンが取付けられ、該インレットユニオ ンは互いに独立した2個の管路部材を有している。
【0003】 すなわち、このようなインレットユニオンは、嵌入部およびフランジ部を有す る互いに独立した2個の管路部材と、取付カバー(又は固定部材)とから構成さ れており、各管路部材は、その嵌入部をマスタシリンダの作動流体供給口に環状 シール部材を介して嵌入するとともに、取付カバーを固定ネジで締め付けること によりフランジ部をマスタシリンダ側に押圧した状態で取付けられて結合されて いる(例えば、実開昭56ー39351号および実開昭58ー63161号公報 )。なお、上記作動流体供給口はマスタシリンダの圧力室に連通している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のインレットユニオンにあっては、マスタシリン ダ側に管路部材の嵌入部をそれぞれ対応する作動流体供給口に嵌入してから取付 カバーと一緒に取付けるようになっているので、各管路部材のホース接続方向が それぞれ異なる場合に、各ホース接続部を取付カバーの上面に設けられた取付孔 に挿通させることは難しく、組付作業が面倒であった。
【0005】 特に、あらかじめホース接続方向が決められている管路部材と取付カバーとを 車両の種類ごとにサブアセンブリとして準備するのは容易でないばかりか、車両 の種類に応じて上記ホース接続方向を自由に変更して組付けるということはでき ず、即応性に欠けて組付性の向上が図れないという不具合を有していた。なお、 インレットユニオンと取付カバーとを樹脂材にて一体成形することも考えられる が、車両の種類によってインレットユニオンの向きが異なるため、これらを成形 できない場合があった。
【0006】 本考案はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、マスタ シリンダへの組付性が良くかつ確実に組付けられ、組付工程での作業能率向上が 図れるとともに、ホース接続方向を自由に選択することが可能なマスタシリンダ 用インレットユニオンを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の有する課題を解決するために、本考案においては、複数組のピ ストンと圧力室とが軸方向に沿って直列に並んで配設されるマスタシリンダに、 前記各圧力室へリザーバから作動流体を供給する互いに独立した複数の管路部材 を共通の取付カバーによって取付けて成るマスタシリンダ用インレットユニオン において、前記管路部材の外周面にフランジ部をそれぞれ設け、これらフランジ 部の前記リザーバ側に位置する上面に、前記フランジ部の外径よりも小さい外径 の円形台を一体的に形成するとともに、該円形台の外周面に少なくとも1個の径 方向へ突出する凸部を設ける一方、前記取付カバーの上面に前記管路部材用の取 付孔を設けるとともに、該取付孔の内周面に前記フランジ部の円形台の凸部に対 応して複数の凹部を設け、前記管路部材側の凸部と係合する前記取付カバー側の 凹部を選択可能に配置し、かつ前記取付カバーの内周面に、前記フランジ部の外 周部分が嵌着する嵌着部を形成している。
【0008】
【作用】 本考案に係るマスタシリンダ用インレットユニオンでは、互いに独立した複数 の管路部材の外周面にフランジ部を設け、これらフランジ部のリザーバ側の上面 に、当該フランジ部の外径よりも小さい外径の円形台を一体的に形成するととも に、該円形台の外周面に少なくとも1個の径方向へ突出する凸部を設け、また前 記取付カバーの上面に前記管路部材用の取付孔を設けるとともに、該取付孔の内 周面に前記フランジ部の円形台の凸部に対応して複数の凹部を設け、前記管路部 材側の凸部と係合する前記取付カバー側の凹部を選択可能に配置し、かつ前記取 付カバーの内周面に、前記フランジ部の外周部分が嵌着する嵌着部を形成してい るため、前記円形台の凸部を取付孔の凹部に係合させるとともに、前記フランジ 部の外周部分を前記取付カバーの内周面に嵌着させることが可能となり、各管路 部材と取付カバーとをサブアセンブリとしてあらかじめ組付けておくことができ る。しかも、管路部材と取付カバーとの嵌着および取外し、またこれら両者の凹 凸部の係脱は簡単に行えるとともに、取付カバー側の凹部を選択して管路部材側 の凸部を係合させ得るため、突発的な車種の変更に対しても、サブアセンブリの 段階で管路部材のホース接続方向を自由に変えられ、迅速かつ容易に対処するこ とができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
【0010】 図1〜図7は本考案に係るマスタシリンダ用インレットユニオンの一実施例を 示し、図1はその断面図、図2は図1の平面図、図3は管路部材および取付カバ ーを示す斜視図である。また、図4は取付カバーを示す図であり、図4(A)は その平面図、図4(B)は図4(A)のB−B線断面図、図4(C)はその底面 図、図5は図4(B)のC部の部分拡大図、図6は管路部材と取付カバーとの嵌 着状態を示す部分断面図、図7は結合ピンの正面図である。
【0011】 図において、1は内部に複数のピストン2,2と圧力室3,3とがシリンダの 軸方向に沿って直列に並んで配設されるタンデムマスタシリンダであり、この種 のマスタシリンダ1は複数組のピストン2および圧力室3が交互に配置されてい る(1個のピストン2と1個の圧力室3とで1組を構成し、本実施例では2組の 場合を示す)。また、タンデムマスタシリンダ1は、ほぼ筒状に形成されたシリ ンダ本体4を有しており、このシリンダ本体4の上部側には図示しないリザーバ から各圧力室3,3に作動液を供給するための作動液供給口5,6がシリンダの 軸方向に間隔を置いて設けられている。しかして、これら作動液供給口5,6に は、互いに独立した管路部材7,8が後述する共通の取付カバー11によってそ れぞれ取付けられている。
【0012】 上記管路部材7,8は、合成樹脂材(例えば、ナイロンなど)等の材料を用い て一体成形されたものであり、その内部が貫通されている。そして、これら管路 部材7,8は、一端側に設けられる嵌入部7a,8aと、中間位置の外周面に設 けられる取付用のフランジ部7b,8bと、該フランジ部7b,8bのリザーバ 側に位置する上面に一体的に形成される円形台7c,8cと、他端側に設けられ る断面略L字状のホース接続部7d,8dとによって構成されている。
【0013】 嵌入部7a,8aは、これを対応するシリンダ本体4の作動液供給口5,6に 環状シール部材9,10を介してそれぞれ嵌入させることによりタンデムマスタ シリンダ1に連結され、またホース接続部7d,8dは、車体側に取付けられた 図示しないリザーバに接続ホース(図示せず)を介して連結されるようになって いる。
【0014】 そして、取付用のフランジ部7b,8bは後述する取付カバーの内周面の径と 対応した外径を有しており、その上面の円形台7c,8cは当該フランジ部7b ,8bの外径よりも小さな外径で形成されている。また、円形台7c,8cの外 周面には、複数個(本実施例では4個であるが、少なくとも1個あればよい)の 径方向へ突出する凸部7e,8eが周方向に沿って一定の間隔を置いて設けられ 、当該凸部7e,8eのそれぞれは互いに対向して配置されている。これら凸部 7e,8eは、管路部材7,8の回転方向を位置決めするために設けられるもの で、平歯車の歯形状に形成されている。
【0015】 一方、上記取付カバー11は、シリンダ本体4の作動液供給口5,6に嵌入配 置される管路部材7,8をタンデムマスタシリンダ1に同時に取付けて結合する もので、合成樹脂材(例えば、ポリプロピレンなど)等の材料を用いて一体成形 されている。そして取付カバー11は、シリンダの軸方向に沿って延びる平面略 長円形状に形成されており、これによってシリンダ本体4の作動液供給口5,6 間にわたって配置し得るようになっている。
【0016】 また、取付カバー11の上面両側(図4〜図6中では左右両側)には、各管路 部材7,8のホース接続部7d,8d側のそれぞれを挿通させる取付孔12,1 3が穿設されており、これら取付孔12,13の内周面には、フランジ部7b, 8bの円形台7c,8cに設けられた凸部7e,8eに対応して複数個(本実施 例では8個)の凹部15,16がそれぞれ設けられている。すなわち、これら凹 部15,16は、周方向に沿って一定の間隔を置いて配設されており、円形台7 c,8cの凸部7e,8eの数よりも常に多く設けられているとともに、当該凸 部7e,8eと対応する平歯車の歯形状に形成されている。
【0017】 しかして、上記各管路部材7,8のホース接続部7d又は8dの向きθは、管 路部材7,8側の凸部7e,8eと係合する取付カバー11側の凹部15,16 を選択して係合位置を変更することにより、異なる種類の車両に対して適宜変え られるようになっている。なお、図2に示すホース接続部7dの向きθは、当該 ホース接続部7dの中心軸線とシリンダの軸線とがなす水平角を示している。
【0018】 さらに、上記取付カバー11には取付孔12,13の設置位置に対応して凹陥 部14a,14bが形成されている。これら凹陥部14a,14bの内周面には 、図5に示す如く、その一部を互いに向き合う方向へ突出させた突起部21が形 成され、該突起部21と取付カバー11の上面との間は管路部材7,8のフラン ジ部7b,8bの嵌着部となっている。このため、突起部21は、フランジ部7 b,8bの厚さと対応する位置に設けられ、圧入・嵌着した後のフランジ部7b ,8bの抜止め用に形成されている。しかして突起部21は、取付カバー11の 入口側へ向かって徐々に拡径するテーパ面21aを有しており、このテーパ面2 1aによってフランジ部7b,8bの外径部分を突起部21の弾撥力に抗して手 動で圧入して嵌着できるように構成されている。
【0019】 すなわち、上記管路部材7,8と上記取付カバー11とは、あらかじめサブア センブリとして組付けておくことが可能になっており、その嵌着状態の要部を図 6の部分断面図に示している。
【0020】 一方、上記取付カバー11の中央部には、図4に示す如く、結合部17,18 が当該取付カバー11をタンデムマスタシリンダ1に固定するために形成されて おり、これら結合部17,18の両側には結合ピン20を挿通させる挿通孔17 a,18aがそれぞれ穿設されている。また、結合ピン20が挿通孔17a,1 8aを挿通する空間通路上であって、当該挿通孔17a,18aの中間位置には 、係着舌片19が図4で上面から下方に向かって突設されている。なお、2つの 挿通孔17a,18aのうち、一方の挿通孔17aの内径は他方の挿通孔18a のそれよりも小さく形成されており、該挿通孔17aの周縁部が挿通させる結合 ピン20の段部20aと係合するストッパになっている。
【0021】 上記結合ピン20は、図7に示す如く、その先端近傍に段部20aを設けるた め、挿通孔17aに挿入する先端部20bの外径がピン外径よりも小さく形成さ れているとともに、取付カバー11の係着舌片19と対応する位置には、この係 着舌片19の先端が係着するように溝部20cが設けられている。
【0022】 他方、上記タンデムマスタシリンダのシリンダ本体4には、図1および図2に 示す如く、取付カバー11を固定するために取付部4aが設けられており、この 取付部4aは当該取付カバー11の結合部17,18の間に配設されている。そ して取付部4aには、固定時に結合部17,18の挿通孔17a,18aと同一 軸線上になるように配置される貫通孔4bが設けられている。
【0023】 このように構成されたインレットユニオンを組付けるには、まず、図3に示す 状態にある各管路部材7,8のホース接続部7d,8dを下方から取付カバー1 1の取付孔12,13にそれぞれ挿通させる。そして、円形台7c,8cの凸部 7e,8eを適当に選択した取付孔12,13の凹部15,16に係合させると ともに、フランジ部7b,8bを取付カバー11の凹陥部14a,14bに押し 込み、突起部21を乗り上げて当該フランジ部7b,8bを取付カバー11の上 面と突起部21との間に嵌着させて固定し、ホース接続部7d,8dの向きθが 所定の位置にあるサブアセンブリとしておく。
【0024】 しかる後、取付カバー11の取付孔12,13の周縁部にて管路部材7,8の フランジ部7b,8bを押圧しながら、嵌入部7a,8aをそれぞれ対応するシ リンダ本体4の作動液供給口5,6に嵌入する。次いで、取付カバー11におけ る結合部17,18の挿通孔17a,18aと、シリンダ本体4における取付部 4aの貫通孔4bとを同一軸線上に配置し、これら孔内に結合ピン20を嵌挿す ることにより取付カバー11とシリンダ本体4とを固定すれば、各管路部材7, 8は取付カバー11を介して取付けられる(図1および図2参照)。
【0025】 なお、上記結合ピン20の嵌挿に際しては、その先端部20bを図2に示す取 付カバー11の側面A側の挿通孔18aから挿入し、段部20aが結合部17の 挿通孔17aの周縁部ストッパに当接するまで行う。それと同時に、取付カバー 11の係着舌片19の先端を結合ピン20の溝部20cにその弾撥力により係着 させると、当該係着舌片19の溝部20cへの係着作用にて結合ピン20は抜け 止めされ、脱落することはなくなる。
【0026】 また、上記取付カバー11をタンデムマスタシリンダ1から取外すには、図2 に示す取付カバー11の側面B側から図示しない細棒を結合ピン20の先端面に 当てて押圧する。これに伴い、係着舌片19の先端は弾性変形し、結合ピン20 の溝部20cから離脱して両者の係着が解放されるため、結合ピン20を取り出 すことが可能となり、取付カバー11はタンデムマスタシリンダ1から外せる。
【0027】 本実施例のインレットユニオンでは、管路部材7,8のフランジ部7b,8b に設けた円形台7c,8cの凸部7e,8eを取付カバー11の取付孔12,1 3の凹部15,16に係合させるとともに、フランジ部7b,8bの外周部分を 突起部21によって取付カバー11の凹陥部14a,14bに嵌着させているた め、管路部材7,8と取付カバー11とをサブアセンブリとしてあらかじめ確実 に組付けておける上、その組付作業もワンタッチで行うことができる。また、ホ ース接続方向は、管路部材7,8側の凸部7e,8eを取付カバー11側の選択 した凹部15,16に係合させることにより、サブアセンブリの段階で自由に変 えられるため、本実施例のインレットユニオンを用いれば、突発的な車種の変更 があっても迅速かつ容易に対応させることが可能となる。
【0028】 また、図8〜図12は本考案に係るマスタシリンダ用インレットユニオンの他 の実施例を示し、図8はその断面図、図9は図8の平面図、図10は管路部材お よび取付カバーを示す斜視図、図11は管路部材と取付カバーとの嵌着状態を示 す部分断面図、図12は図11の平面図である。
【0029】 図における管路部材7,8のフランジ部7b,8bの上面には、上記実施例と 同様の円形台7c,8cが一体的に形成されており、これら円形台7c,8cの 外周面には、複数個(本実施例では2個である)の径方向へ突出する凸部7e, 8eが周方向に沿って一定の間隔を置いて設けられ、当該凸部7e,8eのそれ ぞれは互いに対向して配置されている。また、円形台7c,8cには、ホース接 続部7d,8dを間に置いて径方向へ沿って延びる係合部材22,23が設けら れ、これら係合部材22,23は対応する2個の凸部7e,8eの中間位置に配 置されている。
【0030】 また、係合部材22,23の先端面下部には、凸部7e,8eと同様の形状に 形成された歯部22a,23aが設けられており、該歯部22a,23aは、円 形台7c,8cの外周面から凸部7e,8eと同一長さだけ突出し、凸部7e, 8eと同様に管路部材7,8の回転方向位置決めを行うようになっている。そし て歯部22a,23aの上部には、当該歯部22a,23aおよび凸部7e,8 eよりもさらに径方向へ突出する突片部22b,23bが設けられている。
【0031】 上記突片部22b,23bは、管路部材7,8が取付カバー11から脱落する のを防止するために設けられるものである。このため、突片部22b,23bは 、図11および図12に示す如く、管路部材7、8を取付カバー11に嵌着させ た状態で当該取付カバー11の上面側に配置され、その下面が取付カバー11の 上面と係合するように構成されている。一方、取付カバー11の取付孔12,1 3の内周面には、円形台7c,8cに設けられた凸部7e,8eおよび歯部22 a,23aに対応して複数個(本実施例では6個)の凹部15,16がそれぞれ 設けられている。なお、図9におけるα,βはホース接続部7d,8dの向きを 表しており、これらホース接続部7d,8dの向きα,βは当該ホース接続部7 d,8dの中心軸線とシリンダの軸線とがなす水平角を示している。その他の構 成および組付方法は上記実施例とほぼ同様である。
【0032】 本実施例のインレットユニオンでは、管路部材7,8のフランジ部7b,8b に設けた円形台7c,8cの凸部7e,8eおよび係合部材22,23の歯部2 2a,23aを取付カバー11の取付孔12,13の凹部15,16に係合させ るとともに、上記係合部材22,23の突片部22b,23bの下面を取付カバ ー11の上面に係合させているため、上記実施例とほぼ同一の効果が得られる上 、管路部材7,8が取付カバー11から抜け出るのを確実に防ぐことができる。 また、上記円形台7c,8cには係合部材22,23が設けられているため、管 路部材7,8の回転方向の強度を上記した実施例に比べて増大させることができ るとともに、取付カバー11とシリンダ本体4との間にグロメットが入り込むの を防ぐことができる。
【0033】 以上、本考案の実施例につき述べたが、本考案は既述の実施例に限定されるも のではなく、本考案の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である 。
【0034】 例えば、既述の実施例における管路部材7,8側の凸部7e,8eや係合部材 22,23の数、および取付カバー11側の凹部15,16の数は本実施例のも のに限られず、適用機種に対応させて適宜選択することができる。
【0035】
【考案の効果】
上述の如く、本考案に係るマスタシリンダ用インレットユニオンは、複数組の ピストンと圧力室とが軸方向に沿って直列に並んで配設されるマスタシリンダに 、前記各圧力室へリザーバから作動流体を供給する互いに独立した複数の管路部 材を共通の取付カバーによって取付けて成り、前記管路部材の外周面にフランジ 部をそれぞれ設け、これらフランジ部の前記リザーバ側に位置する上面に、前記 フランジ部の外径よりも小さい外径の円形台を一体的に形成するとともに、該円 形台の外周面に少なくとも1個の径方向へ突出する凸部を設ける一方、前記取付 カバーの上面に前記管路部材用の取付孔を設けるとともに、該取付孔の内周面に 前記フランジ部の円形台の凸部に対応して複数の凹部を設け、前記管路部材側の 凸部と係合する前記取付カバー側の凹部を選択可能に配置し、かつ前記取付カバ ーの内周面に、前記フランジ部の外周部分が嵌着する嵌着部を形成したので、あ らかじめ適用車種ごとにホース接続方向が決められた管路部材と取付カバーとを 簡単にサブアセンブリとして準備することが可能となり、これによってマスタシ リンダへの組付作業を熟練者でなくとも迅速かつ確実に行うことができ、組付性 の向上が図れる。
【0036】 また、本考案のインレットユニオンでは、持ち運びするときや組付時に管路部 材と取付カバーがバラバラになることはなく、しかも管路部材と取付カバーとの 嵌着および取外し、またこれら両者の凹凸部の係脱を適用車種に応じて容易に行 えるので、その取扱いが便利になるとともに、突発的な車種の変更があってもサ ブアセンブリの段階で管路部材のホース接続方向を自由に変更してマスタシリン ダに円滑に組付けることができ、組付工程での作業能率向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るマスタシリンダ用イン
レットユニオンを示す断面図である。
【図2】上記インレットユニオンを示す平面図である。
【図3】上記インレットユニオンを構成する管路部材お
よび取付カバーを示す斜視図である。
【図4】上記取付カバーを示す図であって、図4(A)
はその平面図、図4(B)は図4(A)のB−B線断面
図、図4(C)はその底面図である。
【図5】図4(B)におけるC部の部分拡大図である。
【図6】上記管路部材と取付カバーとの嵌着状態を示す
部分断面図である。
【図7】上記取付カバーをマスタシリンダに取付ける結
合ピンを示す正面図である。
【図8】本考案の他の実施例に係るマスタシリンダ用イ
ンレットユニオンを示す断面図である。
【図9】上記インレットユニオンを示す平面図である。
【図10】上記インレットユニオンを構成する管路部材
および取付カバーを示す斜視図である。
【図11】上記管路部材と取付カバーとの嵌着状態を示
す部分断面図である。
【図12】上記管路部材と取付カバーとの嵌着状態を示
す部分平面図である。
【符号の説明】
1 タンデムマスタシリンダ 2 ピストン 3 圧力室 4 シリンダ本体 5,6 作動液供給口 7,8 管路部材 7a,8a 嵌入部 7b,8b フランジ部 7c,8c 円形台 7e,8e 凸部 11 取付カバー 12,13 取付孔 14a,14b 凹陥部 15,16 凹部 21 突起部 22,23 係合部材 22a,23a 歯部 22b,23b 突片部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数組のピストンと圧力室とが軸方向に
    沿って直列に並んで配設されるマスタシリンダに、前記
    各圧力室へリザーバから作動流体を供給する互いに独立
    した複数の管路部材を共通の取付カバーによって取付け
    て成るマスタシリンダ用インレットユニオンにおいて、
    前記管路部材の外周面にフランジ部をそれぞれ設け、こ
    れらフランジ部の前記リザーバ側に位置する上面に、前
    記フランジ部の外径よりも小さい外径の円形台を一体的
    に形成するとともに、該円形台の外周面に少なくとも1
    個の径方向へ突出する凸部を設ける一方、前記取付カバ
    ーの上面に前記管路部材用の取付孔を設けるとともに、
    該取付孔の内周面に前記フランジ部の円形台の凸部に対
    応して複数の凹部を設け、前記管路部材側の凸部と係合
    する前記取付カバー側の凹部を選択可能に配置し、かつ
    前記取付カバーの内周面に、前記フランジ部の外周部分
    が嵌着する嵌着部を形成したことを特徴とするマスタシ
    リンダ用インレットユニオン。
  2. 【請求項2】 上記管路部材の円形台に上記凸部よりも
    さらに径方向へ突出する突片部を設け、前記管路部材を
    上記取付カバーに嵌着させた状態で、前記突片部を前記
    取付カバーの上面側に配置することによって前記突片部
    の下面と前記取付カバーの上面とが互いに係合するよう
    に構成したことを特徴とする請求項1のマスタシリンダ
    用インレットユニオン。
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