JPH0592057A - ゴルフ用テイおよびその製造方法 - Google Patents

ゴルフ用テイおよびその製造方法

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JPH0592057A
JPH0592057A JP3280342A JP28034291A JPH0592057A JP H0592057 A JPH0592057 A JP H0592057A JP 3280342 A JP3280342 A JP 3280342A JP 28034291 A JP28034291 A JP 28034291A JP H0592057 A JPH0592057 A JP H0592057A
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JP
Japan
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gluten
tee
molding
golf tee
weight
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JP3280342A
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English (en)
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Yoshiaki Ueda
芳明 上田
Susumu Tachino
進 田地野
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U S KK
Original Assignee
U S KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グルテンを主成分とする可食性の生分解性樹
脂を用いることにより、可食性で無公害のゴルフ用テイ
を得る。 【構成】 グルテンに、無毒性の多価アルコ−ル類の親
水性可塑剤と必要に応じて可食性の増量剤等を加えて得
た生分解性樹脂組成物をテイ成形用金型を用いて成形硬
化することにより、野外に廃棄された時に自然分解した
り鳥や小動物のえさになる無公害のゴルフ用テイが得ら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフに使用するテイ
の改良に関するもので、さらに詳しくは、野外に廃棄さ
れたテイが自然に分解して無公害化されると共に、虫、
鳥、小動物の飼料となる生分解性、可食性のゴルフ用テ
イおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴルフ用のテイは木製であった
が、森林資源を使用する上に、比較的コストが高くつた
め、近来はプラスチックのものが主流を占めている。し
かし、ゴルフ場に廃棄されたテイが環境を害するばかり
でなく、芝刈り機を痛めるので、最近、無公害化を狙っ
て土を成形したものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】無公害化を狙ってプラ
スチックのテイに替わって登場した土製のテイは、ゴル
フ場に廃棄されると自然に分解して土壌に帰るので、芝
刈り機を痛めたり、環境を破壊するゴミとしての問題は
ほとんどないが、重量が重く携帯上不便であるばかりで
なく、剛性に欠けるので携帯中に折れるという欠点があ
る。さらに剛性、弾性に欠けるので毎回使用ごとに折
れ、多数のテイを必要とすることになり、利用者にとっ
てはコストが高くつくという欠点もある。
【0004】本発明は、適度の剛性、弾性を有し、繰り
返し使用できるばかりでなく、これが廃棄された場合で
も、土壌中の微生物によって自然分解されるばかりでな
く、さらに積極的に、鳥類や小動物の飼料として活用で
きるゴルフ用テイを提供することを目的としている。本
発明は、さらに、プラスチック加工技術を使用して量産
できる安価でしかも無公害なゴルフ用テイを提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、グル
テンと、無毒性の多価アルコ−ル類よりなる親水性可塑
剤とを主成分とする生分解性樹脂組成物の硬化成形体を
用いることにより、上記目的を達成するゴルフ用のテイ
を提供するものである。そもそも、グルテンは小麦粉中
に含まれる蛋白質であって、可食性でしかもこれを水で
膨潤すると適度の粘着性、弾性を有するようになり、加
熱すると凝固して固化する。また、通常、グルテンは粉
末として市販されている。しかし可塑性はないので塑性
成形はできない。そこで、グルテンに、無毒性の多価ア
ルコ−ル類よりなる親水性可塑剤を加え、攪拌機で混練
すると、グルテンは可塑化され、塑性成形が可能にな
る。
【0006】従って、グルテンに無毒性の多価アルコ−
ル類よりなる親水性可塑剤を加えてなる生分解性樹脂組
成物を、ゴルフ用テイの製造金型を用いて射出成形また
は圧縮成形すれば、十分実用に耐え得るテイを製造する
ことができる。無毒性の多価アルコ−ル類よりなる親水
性可塑剤としては、グリセリン、ポリエチレングリコ−
ル、ソルビト−ル等を挙げることができる。しかも、グ
リセリン、ポリエチレングリコ−ル、ソルビト−ル等の
多価アルコ−ルは可塑剤として使用できると共に無毒
性、可食性であるので、グルテンとこの親水性可塑剤を
主成分とする生分解性樹脂組成物の成形品も無毒性、可
食性となる。しかしながら、この製品はやや重く、しか
も剛性に欠ける欠点があるので、適当な増量剤を加える
ことが好ましい。しかし、本発明は、使用後のテイが自
然分解して消滅すると共に、野外に放置されたテイを、
鳥や栗鼠等の小動物が食べて掃除してもらうことも期待
しているので、鳥や栗鼠等の小動物のえさになる材料か
ら増量剤を選定する必要がある。それと同時に重量を軽
減し、剛性を高める他の目的を達成できるものであれば
最も望ましいことである。
【0007】この、観点から種々材料を検討した結果、
植物繊維の乾燥粉末が最もこの目的に適していることを
見出した。植物繊維の乾燥粉末は多くの気孔を含んでい
るので比重が軽く、軽量剤として使用できるばかりでな
く、繊維質であるので、成形品の剛性を高めることがで
きる。具体的には、籾柄、藁、澱粉粕、大豆の搾り粕等
の乾燥粉末が挙げられる。籾柄、藁は気孔が多く、繊維
質も多いので、特に軽量剤、剛性付与剤としての役割に
適している。澱粉粕、大豆の搾り粕は、特に、澱粉、蛋
白質等を多量に含んでいるので、可食性増進効果を高め
る上で有用である。従って、目的に応じてこれらの材料
を、単独または、混合して使用することが好ましい。
【0008】すなわち、請求項4の発明のゴルフ用テイ
の製造方法は、可食性の増量剤として植物繊維の乾燥粉
末を用いることを特徴とするものである。さらに、請求
項2の発明は、このようなゴルフ用テイを製造するため
に、グルテンに無毒性の多価アルコ−ル類よりなる親水
性可塑剤と、必要に応じ可食性の増量剤等を加えて攪拌
混練して得た生分解性樹脂組成物を、ゴルフ用テイの成
形用金型を用いて成形することを特徴とするものであ
る。また、生分解性や可食性を阻害しない範囲で、その
他の増量剤、可塑剤、離形剤、骨材、顔料、染料、調味
料、誘引剤、香料等を添加することができる。特に、調
味料、誘引剤、香料には鳥や、小動物の好むものを使用
すれば清掃効果を一層向上することができる。
【0009】さらに、必要な物性を得るためには、上記
生分解性樹脂組成物の原料の配合割合を限定することが
好ましい。すなわち、請求項3の発明では、上記生分解
性樹脂組成物における配合割合を、グルテン粉末100
重量に対して無毒性の多価アルコ−ル類よりなる親水性
可塑剤15〜40重量部、増量剤0〜40重量部とする
ことを特徴としている。親水性可塑剤が40重量部を越
えると、柔らかすぎてテイとしての製品にはならない。
また、15重量部より少ないと、可塑化が不十分で塑性
加工ができなくなる。上述のように増量剤は加えなくと
も、その成形品はテイとして使用できるが、軽量化や剛
性、可食性をさらに高めるためには、増量剤を40重量
部まで加えたほうがよい。しかし、40重量部より多く
加えると成形品の強度が弱くなるので好ましくない。す
なわち、増量剤が40重量部を越えると、グルテン以外
に他のバインダーを追加しなければ成形できなくなる。
【0010】これらの材料の混練にはミキサ−を用いて
2〜10分混練する。この際、特に加熱する必要はな
い。成形は、テイ成形用金型を用いて圧縮成形または射
出成形により行なう。圧縮成形の場合は、金型を約11
0〜160℃に予め加熱しておき、金型に材料を充填
後、30Kg/平方cm〜180Kg/平方cmで圧縮
成形する。射出成形の場合は、成形機の温度を150〜
180℃に加熱して、材料の流動性を高めて、ノズルよ
り金型へ注入する。また、上記の温度及び圧力の範囲で
は、成形時間は2分〜10分の範囲で行うのが好まし
い。2分より短いと硬化が完全でなく、製品にムラがで
きる。また、10分より長くしても製品の品質にはあま
り影響がないのでそれ以上は不経済になる。
【0011】さらに、このようにして製造されたテイは
比較的耐水性に欠けるので、後処理として、耐水処理を
施すのが好ましい。耐水処理としては、スチロ−ル樹
脂、ウレタンービニール樹脂またはエチレン酢酸ビニー
ル樹脂等の溶液にテイを浸漬するか、これらの樹脂の溶
液をテイに噴霧または塗布することによりコ−テングす
る方法が最も簡単である。
【0012】
【作用】本発明の、グルテンに無毒性の多価アルコ−ル
類よりなる親水性可塑剤を加えてなる生分解性樹脂組成
物は、圧縮成形または射出成形により成形することがで
きる。この成形品はゴルフ用テイとして必要な強度を有
すると共に、生分解性を有するので野外に廃棄された時
にバクテリア等により自然分解して土に戻るのでゴルフ
場を汚すことがなくなる。また、無毒性、可食性である
ので、虫、鳥または栗鼠等の小動物の飼料になり環境汚
染をなくすことができる。さらに、この組成物に植物繊
維の乾燥粉末よりなる増量剤を加えることにより、テイ
の軽量化や剛性、可食性を一層高めて、テイとしての実
用性を向上させることができる。
【0013】
【実施例】
実施例1. グルテン粉末(市販品) 100重量部 グリセリン 20重量部 以上の原料をヘンシエル式ミキサ−に入れて、常温で2
〜10分混練する。このようにして得られたグルテン樹
脂組成物をテイの金型に入れ、次の条件で圧縮成形す
る。 成形温度 150℃ 成形圧力 120kg/平方cm 成形時間 5分 成形物は、木製テイとほぼ同様の硬さと、弾性がある
が、ナイスショットすると折れることがある。しかし、
そのまま、放置しておけば、野鳥や虫または小動物の飼
料となる。また、若干水溶性があるので、自然に崩壊
し、また、バクテリヤ等によって、分解され、土壌に還
元される。比重は1.30でやや重たい感じがする。こ
れらを夏期、野外に放置したところ約3週間で完全に分
解して消滅した。
【0014】実施例2. グルテン粉末(市販品) 100重量部 ポリエチレングリコール 30重量部 籾柄の乾燥粉末 20重量部 以上の原料をミキサ−で30分間混練したものを射出成
形機によって、テイの成形金型を使用して、次の条件で
射出成形する。 成形温度 160℃ 成形圧力 60kg/平方cm 成形時間 3分 成形物は、革靴のゴムの踵よりも多少硬い程度で、通常
のプラスッチクのテイに比べると少し、柔らかめである
が、弾性に富み使いごこちは良い。そのまま、夏期、野
外に放置しておけば、水に溶けるので3〜4週間で完全
に分解して芝生の肥やしとなる。比重は1.28。ま
た、弾性があるので芝刈り機を痛めることもない。この
テイは虫、鳥類または栗鼠等の小動物の飼料にもなる。
【0015】実施例3. グルテン粉末(市販品) 100重量部 グリセリン 35重量部 籾柄乾燥粉末 10重量部 澱粉粕乾燥粉末 5重量部 香料 微量 以上の材料をニーダーで混合して、餅状になったもの
を、射出成形する。 成形温度 170℃ 成形圧力 40kg/平方cm 成形時間 4分 成形されたテイにエチレン酢酸ビニ−ル樹脂溶液を塗布
乾燥して耐水性コ−テングを作る。比重 1.25。こ
のテイは鳥類または栗鼠等の小動物が好んで食べる。
【0016】
【発明の効果】本発明のゴルフ用テイは、グルテンを主
成分とする生分解性樹脂組成物の硬化成形物よりなるの
で、虫、鳥または、栗鼠等の小動物の飼料となり、廃棄
されたテイを始末してくれるので、芝刈り機を痛めた
り、環境を汚すことがなくなる。さらに、このテイは生
分解性を備えているので、バクテリヤ等により分解され
て土壌に還元される。また、グルテンの蛋白質は水で分
解されてアミノ酸となり、芝生の肥料ともなる。このグ
ルテンを主成分とする生分解性樹脂組成物に増量剤とし
て加える籾柄、藁、澱粉粕、大豆の絞り粕等は、製品の
比重を軽くすると供に、中に含まれる繊維がフィラ−と
して働き、テイの剛性を高める。また、これらの増量剤
はいずれも可食性であるので、飼料としての価値を高め
ることができる。、本発明のゴルフ用テイは、グルテン
を主成分とする生分解性樹脂組成物を使用するので、製
造方法が簡単である上に、低圧力で成形ができ、大量生
産が可能となり、コストを低減することができる。ま
た、この樹脂組成物は従来の土製のテイに比べて金型を
痛めないという利点もある。さらにまた、天然蛋白質を
主成分とするので、材料費が安く大量に入手しやすいの
で、工業製品としては極めて有利である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グルテンと、無毒性の多価アルコ−ル類
    よりなる親水性可塑剤とを主成分とする生分解性樹脂組
    成物の硬化成形体よりなることを特徴とするゴルフ用テ
    イ。
  2. 【請求項2】 グルテンに、無毒性の多価アルコ−ル類
    よりなる親水性可塑剤と、必要に応じて可食性の増量剤
    等とを加えて攪拌混合して得た生分解性樹脂組成物を、
    テイ成形用金型を用いて成形硬化することを特徴とする
    ゴルフ用テイの製造方法。
  3. 【請求項3】 上記生分解性樹脂組成物における配合割
    合を、グルテン粉末100重量に対して無毒性の多価ア
    ルコ−ル類よりなる親水性可塑剤15〜40重量部、増
    量剤 0〜40重量部とすることを特徴とする請求項2
    記載のゴルフ用テイの製造方法。
  4. 【請求項4】 可食性の増量剤として、植物繊維の乾燥
    粉末を使用することを特徴とする請求項2および3記載
    のゴルフ用テイの製造方法。
JP3280342A 1991-10-02 1991-10-02 ゴルフ用テイおよびその製造方法 Pending JPH0592057A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019054503A1 (ja) * 2017-09-15 2019-03-21 Spiber株式会社 モールド成形用組成物、成形体及び成形体の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019054503A1 (ja) * 2017-09-15 2019-03-21 Spiber株式会社 モールド成形用組成物、成形体及び成形体の製造方法
JPWO2019054503A1 (ja) * 2017-09-15 2021-01-28 Spiber株式会社 モールド成形用組成物、成形体及び成形体の製造方法

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