JPH059214U - 移植機の移植爪における苗放出装置 - Google Patents
移植機の移植爪における苗放出装置Info
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- JPH059214U JPH059214U JP6717791U JP6717791U JPH059214U JP H059214 U JPH059214 U JP H059214U JP 6717791 U JP6717791 U JP 6717791U JP 6717791 U JP6717791 U JP 6717791U JP H059214 U JPH059214 U JP H059214U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マルチを破損することなく、しかも苗を確実
に移植爪から地中に放出できる装置を提供することを目
的とする。 【構成】 移植機の移植爪において、前記移植爪7,8
間に苗放出杆20の先端の苗放出子20aを上下動可能
に臨ませ、上記苗放出杆20を上記移植杆22に取付け
た支持部材に貫挿垂下すると共に、該苗放出杆20に作
動子21を枢着し、該作動子21を機体に固定された作
動杆53と接離可能に配設して、作動杆53で作動する
作動子21に連動して苗放出子20aを移植爪7,8の
上下動と同期し、該移植爪7,8間で上下動させて苗5
を押出す構成とする。
に移植爪から地中に放出できる装置を提供することを目
的とする。 【構成】 移植機の移植爪において、前記移植爪7,8
間に苗放出杆20の先端の苗放出子20aを上下動可能
に臨ませ、上記苗放出杆20を上記移植杆22に取付け
た支持部材に貫挿垂下すると共に、該苗放出杆20に作
動子21を枢着し、該作動子21を機体に固定された作
動杆53と接離可能に配設して、作動杆53で作動する
作動子21に連動して苗放出子20aを移植爪7,8の
上下動と同期し、該移植爪7,8間で上下動させて苗5
を押出す構成とする。
Description
【0001】
本考案は、上下動しながら爪を開閉して苗を植付ける移植爪から確実に苗を放 出させる装置に関する。
【0002】
従来、下死点で移植爪を全開し、そのまま全開状態で移植爪を上昇し、苗を受 取り下死点に達するまで間全閉とする構成のものが知られている。
【0003】
しかし、上記の従来のものは、マルチを施した畝に苗を移植する場合には、移 植爪が地面から脱出する時に、開いた移植爪でマルチを破損してしまうという問 題点があった。
【0004】 このような問題点を回避するために、苗植付け後、移植爪を全閉の状態で上昇 する構成にすると、移植爪が苗植付け後に地中で閉じるため、移植爪の爪間に泥 が付着して、苗の挾持不良を誘発するおそれがあり、また下死点において全開し て苗を放した直後に移植爪が全閉するため、一度植付けた苗を再び挾持し地上に 持ち帰ってしまうという欠点があった。
【0005】 そこで本考案は、上記欠点を解消して、マルチを破損することなく、しかも苗 を確実に移植爪から地中に放出できる装置を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するために本考案は、移植杆の上下作動で開閉する先端の移植 爪を、苗を挾持した全閉状態で下降し、下死点で全開して苗を放し、植付け後上 昇する移植機の移植爪において、前記移植爪間に苗放出杆の先端の苗放出子を上 下動可能に臨ませ、上記苗放出杆を上記移植杆に取付けた支持部材に貫挿垂下す ると共に、該苗放出杆に作動子を枢着し、該作動子を機体に固定された作動杆と 接離可能に配設して、作動杆で作動する作動子に連動して苗放出子を移植爪の上 下動と同期し、該移植爪間で上下動させて苗を押出すように構成する。
【0007】
上記のように構成する本考案の苗放出装置において、苗放出子を接続した作動 子は移植爪と共に昇降する。作動子の一端は作動子の下降と共に作動杆と接触し て押上げられる。この押上に伴い他端側に連結した苗放出子が下降し、苗を地中 に押出し放出する。
【0008】
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0009】 図1は、本考案を実施した移植機の全体図で、左右の前輪1,1及び駆動輪2 ,2により畝3を跨ぎ、駆動輪2,2の回転により前進する。作業者が、苗供給 部4に甘藷のつるのような苗5を一本ずつセットすると、植込杆6の固定移植爪 7と、これに対向する可動移植爪8によってこの苗5を苗供給部4から受取り、 畝3に順次植付ける。
【0010】 植込杆6は基部6aを移植機の車体に軸支し、基端側に突片35を突設して、 これに可動カム10を支点10aで枢着し、また植込杆6の中央部に連結したリ ンク26とエンジン24の出力軸に固着したクランクアーム25の先端を連結す ると共に、植込杆6の先端には移植杆22を下向きに固定し、該移植杆22の下 端には固定移植爪7を固定する。
【0011】 移植爪7と対向する可動移植爪8の爪開閉機構は、図2に示すとおり、ロッド 28,29、ベルクランク30及びアーム27よりなり、植込杆6に沿って配設 される連接リンク9と、該連設リンク9のロッド29の基部と支点10bで枢着 した可動カム10と、アーム27の先端と連結された移植爪8とで構成されてい る。そして、この可動カム10により連接リンク9を動かし、移植爪7,8を下 降行程で全閉し、下死点で全開した後、上昇行程で半開にする構成とする。
【0012】 さらにこの爪開閉機構を詳述すると、植込杆6の先端に垂設した移植杆22の 下端には固定移植爪7の基部を固着すると共に、可動移植爪8を開閉可能に軸着 し、その軸の他端に固着したアーム27を介してロッド28の先端を枢着する。 該ロッド28と、前記ロッド29は、それぞれ移植杆22および植込杆6に並行 して配設すると共に、植込杆6の先端部に突設した突片33に枢着したベルクラ ンク30の両端にそれぞれ両ロッド28,29を連結する。またロッド29には 植込杆6に突設した突片33と間隔をおいて突設した突片39に取付けたロッド ガイド31とベルクランク30との間にバネ32を巻回張設して、ロッド29を 植込杆6の先端方向に付勢する。
【0013】 さらにロッド29に連結した可動カム10はその一側面に3個のピン17,1 8,19を軸着し、車体にはピン17と接離する固定カム36,ピン19と接離 する固定カム15,16を夫々対設固定し、固定カム36は固定カム15の上方 に臨ませ、固定カム16は固定カム15の前方に突出する。
【0014】 ピン19は、図3に示すように可動カム10の先端に取付けたカラー40に挿 通した軸37の外端に取付け、その軸37はコイルバネ38をピン19との間に 張設すると共に、軸37の内端にボルト39を螺着して軸37がコイルバネ38 の弾発力により可動カム10より抜け出るのを阻止する。
【0015】 固定カム16の上端の可動カム10と対向する側面には、図3に示すように上 方に向かって内側面から外側に向け切り欠いて傾斜面16aを設ける。
【0016】 一方、図4に示すように、エンジン24の出力軸には、さらにスプロケット4 1、チェーン42、スプロケット43を介して、傘歯車44を回転駆動し、該傘 歯車44を車体の進行方向に軸着した軸46に固着した傘歯車45と噛合し、軸 46の他端にスプロケット47を固着する。スプロケット47の側方にはスプロ ケット48、また下方にはスプロケット49を設け、これらスプロケット47, 48,49に給苗台搬送用チェーン50を卷回すると共に、給苗部4の後部のス プロケット47,48及び49と同様にスプロケットを配し、これらにもチェー ン50と同様にチェーンを巻回する。そして、これら2本のチェーン間に多数個 の給苗台51の前端と後端を夫々螺着し、各給苗台51の上面には苗5をセット するためのバネ式の苗ホルダ52を夫々設ける。これによって傘歯車45が回転 すると、給苗台51はスプロケット47,48,49の周囲を回動する。
【0017】 苗放出杆20は下端を屈曲して放出子20aを取付けた杆体である。放出子2 0aは図13に示したとおり、先端が可動移植爪8の開く距離と同じ巾広がった ものである。
【0018】 該苗放出杆20は植込杆6の先端に回動自在に取付けたコ字形支持部材23の 上下枠23a,23bに穿設された孔を上下に貫通して移植杆22と平行に垂下 し、下端の放出子20aを前記移植爪7,8間に上下動自在に挿入すると共に、 苗放出杆20の上部には摺動管55が取付けられ、該摺動杆55から突出したピ ン56を作動子21の基端に設けた長孔に挿通する。コ字形支持部材23の横枠 23eに長孔57を穿設する。該長孔57に、摺動杆55に固着した固定軸58 を挿通し、固定軸58の先端をねじ止めし、摺動杆55の横方向の回動を防止す る。コ字形支持部材23の下枠23bより斜め上方に突設した軸支枠23cと植 込杆6をバネ59で連結し、回動自在に取付けたコ字形支持部材23は回動して も当初の位置に復帰するように付勢する。このように構成すると、機体の移動に 伴い移植爪7,8は移動するが、コ字形支持部材23が回動することにより、コ 字形支持部材23に取付けられた移植爪7,8は苗5を植付けた後移植爪7,8 が畝3から離れるまで一定位置に止まることになり、植付け作業が円滑になる。
【0019】 該作動子21の中央部を支持部材23の下枠23bより斜め上方に突設した軸 支枠23cにピン23dで枢着し、該作動子21の先端に取付けたピン21aを 車体に基端を取付けた作動杆53の先端に当接可能に配設する。該作動杆53は 先端にL字形の当接金具60を螺着する。さらに摺動管55と下枠23bとの間 の苗放出杆20にはコイルバネ54を巻回し、該コイルバネ54の張力によって 常時上方に付勢する(図11)。
【0020】 このように構成するので苗5を畝3に移植するには、エンジン24の出力軸を 回転し、クランクアーム25とリンク26を経て動力を植込杆6に伝達すること によって、植込杆6はその基部6aを支点に上下方向に往復動する。
【0021】 植込杆6の上昇に従って可動カム10のピン17が固定カム36のカム面に摺 接し(図6)、可動カム10全体が支点10aを支点として時計方向に回動しコ イルバネ32の張力に抗して連接リンク9を牽引するので、その先端に連結され た可動移植爪8が全開する。ここにおいて給苗部4により苗5が下部の給苗位置 に移動し、固定移植爪7にあてがわれる。
【0022】 植込杆6が上死点から下降するに従い、可動カム10はコイルバネ32の張力 により固定カム36の摺接面に沿い反時計方向に回動するため(図7)、連接リ ンク9が先端方向に移動して可動移植爪8は閉じ、固定移植爪7との間に苗5を 把持する。
【0023】 植込杆6がさらに下降するに従い、地表面において固定移植爪7の閉じた先端 は、地中に入る。この段階で可動カム10のピン19は、植込杆6が下降するに 従って固定カム16の上端の可動カム10側の内側面に設けた傾斜面16aに当 接し、可動カム10の側に押込まれたのち、固定カム16の内側面をなぞりなが ら移動する。
【0024】 植込杆2の下死点においてピン18が固定カム15のカム面15aに摺接し( 図8)、このため可動カム10全体が時計方向に回動するので、連接リンク9を 介して可動移植爪8が全開し苗5を手放す。その際、植込杆6の下部に伴って、 該植込杆6の先端に取付けられている作動子21は、車体より突出する作動杆5 3に当接して、該作動杆53によりピン23dを中心として反時計方向に回動し 、他端のピン56を介して苗放出杆20をコイルバネ54の張力に抗して下方に 移動させる。これによって苗放出杆20の下端の放出子20aは移植爪7,8間 を下動して、可動移植爪8の全開による苗5の放出と同期して苗5を上方より下 方に押出すように確実に放出させることができる。その一方、ピン19は固定カ ム16の側面を脱し、コイルバネ38の張力により当初の長さに復元した後固定 カム16の上面のカム面16aに摺接するに至る(図9)。
【0025】 植込杆6が上昇し始めると、ピン19は固定カム16のカム面16a上を転動 しつつ上昇するため(図10)、可動カム10は前方に突出する固定カム16の このカム面16aに従い反時計方向にやや回動したのち、ピン19が前方に突出 する固定カム16のカム面16aを上方に脱するまでは、そのまま回動せずに上 昇する。このため可動移植爪8は半開のまま上昇することになる。植込杆6のこ の上動に伴って、作動杆53と当接している作動子21の接触は解除されるので 、コイルバネ54の張力によって作動子21はピン23dを中心として時計方向 に回動すると共に、苗放出杆20は上昇し、下端の苗放出子20aは移植爪7, 8杆を上動して、その間に付着している土等を剥脱させ、当初の位置に復帰する 。 植込杆6がさらに上昇し、マルチを施した畝面を脱したのち、ピン19はや がて固定カム16のカム面16aの上端から上方へ脱するため、可動カム10は コイルバネ32の張力により反時計方向に回動し、連接リンク9を介して可動移 植爪8は閉じる(図5)。この状態のとき、ピン17,18及び19はいずれも カム36,15,16に接触せず離間し、コイルバネ32の張力が可動移植爪8 に集中する。
【0026】 植込杆6はその後再び上死点に到達する。以下これらの動作を反復する。
【0027】
本考案は、上記のように苗放出子を移植爪間に臨ませ、該移植爪の開閉に同期 して上下動しうるように構成したので、移植爪が苗を挾んで畝に植付けると同時 に苗放出子が該苗を押出し、確実に畝に苗を放出し、苗を植え付けることができ る。さらに、移植爪の上動の際も、苗放出子に移植爪間に付着する土等をかき落 として次回の苗の挾持を確実とすることができる効果を奏する。
【図1】本考案実施例になる装置を載置した移植機の全
体側面図である。
体側面図である。
【図2】本考案実施例になる移植装置の側面図である。
【図3】移植装置の要部の拡大斜視図である。
【図4】本考案実施例になる挿苗装置および給苗装置の
斜視図である。
斜視図である。
【図5】可動カムの作用説明図である。
【図6】可動カムの作用説明図である。
【図7】可動カムの作用説明図である。
【図8】可動カムの作用説明図である。
【図9】可動カムの作用説明図である。
【図10】可動カムの作用説明図である。
【図11】本考案の要部の拡大側面図である。
【図12】移植爪先端の拡大側面図である。
【図13】移植爪先端の拡大背面図である。
5 苗 7,8 移植爪 20a 苗放出子 21 作動子 22 移植杆 23 支持部材 53 作動杆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 貝沼 秀夫 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2生物系 特定産業技術研究推進機構内
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 移植杆の上下作動で開閉する先端の移植
爪を、苗を挾持した全閉状態で下降し、下死点で全開し
て苗を放し、植付け後上昇する移植機の移植爪におい
て、前記移植爪間に苗放出杆の先端の苗放出子を上下動
可能に臨ませ、上記苗放出杆を上記移植杆に取付けた支
持部材に貫挿垂下すると共に、該苗放出杆に作動子を枢
着し、該作動子を機体に固定された作動杆と接離可能に
配設して、作動杆で作動する作動子に連動して苗放出子
を移植爪の上下動と同期し、該移植爪間で上下動させて
苗を押出す苗放出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991067177U JPH0748009Y2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 移植機における苗押込装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991067177U JPH0748009Y2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 移植機における苗押込装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059214U true JPH059214U (ja) | 1993-02-09 |
| JPH0748009Y2 JPH0748009Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=13337349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991067177U Expired - Lifetime JPH0748009Y2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 移植機における苗押込装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748009Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109906719A (zh) * | 2019-04-10 | 2019-06-21 | 江西农业大学 | 一种水稻钵苗移栽机取秧机构 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59143518A (ja) * | 1983-02-03 | 1984-08-17 | 井関農機株式会社 | 田植方法と田植装置 |
| JPS63230008A (ja) * | 1987-03-19 | 1988-09-26 | 井関農機株式会社 | 野菜移植機 |
| JPH01160417A (ja) * | 1987-12-17 | 1989-06-23 | Iseki & Co Ltd | 歩行型農作業機 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP1991067177U patent/JPH0748009Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59143518A (ja) * | 1983-02-03 | 1984-08-17 | 井関農機株式会社 | 田植方法と田植装置 |
| JPS63230008A (ja) * | 1987-03-19 | 1988-09-26 | 井関農機株式会社 | 野菜移植機 |
| JPH01160417A (ja) * | 1987-12-17 | 1989-06-23 | Iseki & Co Ltd | 歩行型農作業機 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109906719A (zh) * | 2019-04-10 | 2019-06-21 | 江西农业大学 | 一种水稻钵苗移栽机取秧机构 |
| CN109906719B (zh) * | 2019-04-10 | 2024-03-22 | 江西农业大学 | 一种水稻钵苗移栽机取秧机构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0748009Y2 (ja) | 1995-11-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960430 |