JPH0592886U - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JPH0592886U
JPH0592886U JP3407992U JP3407992U JPH0592886U JP H0592886 U JPH0592886 U JP H0592886U JP 3407992 U JP3407992 U JP 3407992U JP 3407992 U JP3407992 U JP 3407992U JP H0592886 U JPH0592886 U JP H0592886U
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time
vibration
inference
temperature rise
abnormal
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JP3407992U
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匡 前田
孝二 中村
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Omron Corp
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Omron Corp
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱によって外扉部分を溶かして開くといった
破壊行為の検知を確実にできるようにして、防犯に対す
る信頼性が高い自動取引装置を提供する。 【構成】外扉101部分に取り付けられ該外扉101部
分の温度上昇を検出する温度上昇検出部6と、前記検出
部6の出力に基づいて異常であるか否かを判定する推論
部7とを備えることを特徴とする自動取引装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動販売機やキャッシュディスペンサー等の自動取引装置における 防犯機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来における自動販売機等の防犯機構としては、振度検出部を設けることによ り自動販売機が破壊されたり、倒されたりした場合の衝撃による振動を検出し、 これにより警報を発するようにしているものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、最近においては衝撃を伴わないバーナやレーザ等を用いて熱で 外扉部分を溶かして開くといった破壊行為が発生しており、このような破壊行為 に対する防犯機構は備えられていない。
【0004】 本考案は、上述の点に鑑みて為されたものであって、熱によって外扉部分を溶 かして開くといった破壊行為の検知を確実にできるようにして、防犯に対する信 頼性が高い自動取引装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では、上述の目的を達成するために、自動取引装置に、外扉部分に取り 付けられ該外扉部分の温度上昇を検出する温度上昇検出部と、前記検出部の出力 に基づいて異常であるか否かを判定する推論部とを備える構成としている。
【0006】
【作用】
本考案によれば、バーナやレーザ等を用いて熱で外扉部分を溶かして開こうと する場合、温度上昇検出部により外扉の温度上昇が検出され、その検出出力によ り推論部で異常であると判断され、これにより警報等が発せられる。
【0007】
【実施例】
以下、図面によって本考案の実施例について、詳細に説明する。
【0008】 図1は、例えば、テレフォンカードの自動販売機に本考案が適用された防犯機 構の実施例の要部のブロック図である。
【0009】 この実施例の防犯機構は、温度上昇を検出して温度上昇データを出力する温度 上昇検出部6と、振動を検出して振動データを出力する振動検出部5と、自動販 売機に硬貨が投入されて発売中であるのか、あるいは、硬貨が投入されていない 非発売中であるのかといった動作状態を検出する動作状態検出部30と、各検出 部5,6,30の出力に基づいて、ファジィ推論を行うことにより、異常である か否かを判定する推論部としての推論装置7と、この推論装置7の判定に基づい て、異常であるときに警報を発する警報装置8とから基本的に構成されている。
【0010】 図2は自動販売機における上記温度上昇検出部6と振動検出部5と制御部11 0の該略配置構成を示し、自動販売機は本体100の前面開口部分に外扉101 と内扉102とが二重に設けられて構成され、外扉101の施錠部104部分に 振動検出部5が設けられ、外扉101の本体100への上下の取り付け軸支部近 傍と上下の施錠時におけるフック部近傍との4箇所に振動検出部5が設けられ、 さらに、内扉102の内面側に制御部110が設けられている。
【0011】 温度上昇検出部6は、上記のように設けられることにより自動販売機付近の温 度変化、特に外扉101の取り付け軸支部近傍と上下の施錠時におけるフック部 近傍の温度上昇を検知し、温度上昇データとして単位時間当たりの温度上昇、す なわち、温度上昇率のデータを推論装置7に出力するものである。上記のように 、温度上昇検出部6が外扉101の取り付け軸支部近傍と上下の施錠時における フック部近傍とに設けられるのは、バーナやレーザ等を用いて熱で外扉101を 溶かして開く場合には、取り付け軸支部やフック部を溶断することが考えられ、 その際により効果的にその部分の温度上昇を検知できるようにすることを理由と する。
【0012】 振動検出部5は、自動販売機に加えられた振動、とくに施錠部104に加えら れる振動を検出し、後述のように、振動の状態から振動の励起要因を判別し、正 常な振動か、異常な振動かといった判定をして対応する振動データを出力する。 上記のように、振動検出部5を施錠部104に設けるのは、自動販売機をハンマ 等で破壊して外扉101を開くにはハンマで施錠部104を破壊する場合が多く 、その際に効率良く振動が検出できるようにすることを理由とする。
【0013】 動作状態検出部30は、自動販売機に硬貨が投入されて発売中であるのか、あ るいは、硬貨が投入されていない非発売中であるのかに対応した出力を与えるも のであり、上記制御部110において兼用される。
【0014】 推論装置7も制御部110により兼用され、温度上昇検出部6からの温度上昇 率のデータ、振動検出部5からの振動データおよび動作状態検出部30からの出 力に基づいて、自動販売機に加えられた振動や温度上昇が、通過する車の振動な どの正常な要因によるものであるか、ドリル、ハンマー、バーナなどの異常な要 因によるものであるかを、後述のようにしてファジィ推論して判定する。
【0015】 警報装置8は、推論装置7の判定結果が異常であるときに、警告音を発したり 、警告ライトを点灯して警報を発するものである。
【0016】 次に、振動検出部5の構成を、さらに詳細に説明する。
【0017】 この振動検出部5は、図3に示されるように、振動によりパルス列を発生する 感震スイッチ1と、感震スイッチ1からのパルス波から複数種類の特徴量を後述 のようにして抽出する特徴量抽出部2と、抽出された特徴量を入力として、ファ ジイ推論を実行することにより振動の励起要因を判別する推論部3と、これらの 各出力に基づいて、基本的に4種類の判定結果に対応する出力値を振動データと して推論装置7に出力する判定出力部4とより構成されている。
【0018】 振動検出装置5の判定出力部4からの判定結果、すなわち、振動データは、「 なし」、「正常」、「異常1」および「異常2」の4種類に対応するものであり 、「なし」は振動がないことを示し、「正常」は不注意で物がぶつかったり、車 の通過による振動であることを示し、「異常1」は地震による振動であることを 示し、「異常2」はドリルやハンマーあるいは揺さぶりなどによる振動であるこ とを示す。
【0019】 この判定出力部4では、図4のフローチャートに示されるように、感震スイッ チ1の出力に基づいて、振動があるか否かを判定し(ステップ600)、振動が ないときには、判定結果を「なし」とし(ステップ605)、振動があるときに は、後述のようにして特徴量抽出部2で抽出された総パルス数が3以上であるか 否かを判断し(ステップ601)、3未満であるときには、判定結果を「正常」 とし(ステップ604)、3以上であるときには、推論部3によるファジィ推論 により(ステップ602)、その結果に基づいて、「異常1」、「異常2」に対 応する出力値を判定結果とする(ステップ603)。
【0020】 以下、振動検出部5の構成をさらに詳細に説明する。
【0021】 図5は感震スイッチ1の詳細を示す断面図であるが、同図に示す如き、いわゆ る、自動水平感震器は従来より周知であり、また本考案の要旨とも直接関係ない ので、以下には図面中の各部材名称を指摘するにとどめておく。
【0022】 すなわち、11はケース、12はガイド、13はプランジャ、14はベース( インサート)、15は金具、16はキャップ、17は治具、18はリング、20 はケース、21は端子、22は可動片、23は接点、24は剛球である。
【0023】 次に、図6は上記特徴量抽出部2の機能ブロック図であり、感震スイッチ1か らの図7に示す如きパルス波Pに基づき特徴量を抽出する。
【0024】 このため、特徴量抽出部2は、同図に示す如く、計数機能2a、計時機能2b 、プログラム機能2cおよび演算機能2dをそれぞれ含み、抽出された特徴量D は推論部3にそれぞれ送出されるよう構成されている。
【0025】 ところで、本実施例では、図7に示す如きパルス波Pが得られた場合、特徴量 抽出部2では上記各機能を利用することにより、所定の計時時間内における次の 5種類の特徴量をそれぞれ抽出している。
【0026】 (1)パルス数 (2)パルスON時間最大値 (3)パルスOFF時間最大値 (4)ON時間比最大値 (5)OFF時間比最大値 今これを図7に基づいて説明すると、時刻t1にパルス波Pが検出され、最初 のパルスP1の立ち上がりがあると、以後3秒間の計時時間内における各パルス の立ち上がり状況を調べる。
【0027】 ここで、(1)のパルス数は、この例ではP1、P2、P3、P4の4つのパルス が検出されているので4である。
【0028】 次に、(2)のパルスON時間最大値は、4つのパルスP1、P2、P3、P4の ON時間T1、T2、T3、T4中から最大のものが選ばれ、この例ではT2が最大 なので、ON時間最大値はT2となる。
【0029】 同様にして、(3)のパルスOFF時間最大値は、各パルス間の時間T5、T6 、T7中から最大のものが選ばれ、この例ではT7が最大なので、OFF時間最大 値はT7となる。
【0030】 なお、OFF時間最大値は各パルス間の時間のみ計時するので、最後のパルス T4が立ち下がってから3秒間の計時時間が終了するまでの時間T8はOFF時間 としては採用しない。
【0031】 次に、(4)のON時間比最大値は、次式(1) ON時間比=今回ON時間/前回ON時間 (1) で算出されたON時間比中から最大のものが選ばれる。
【0032】 したがって、この例では、T2/T1、T3/T2、T4/T3中から最大のものが 選ばれることになる。
【0033】 また、(5)のOFF時間比最大値は、次式(2) OFF時間比=今回OFF時間/前回OFF時間 (2) で算出されたOFF時間比中から最大のものが選ばれる。
【0034】 したがって、この例では、T6/T5、T7/T6中から最大のものが選ばれるこ とになる。
【0035】 なお、検出されるパルス数が1のときは(4)のON時間比最大値および(5 )のOFF時間比最大値は0とする。
【0036】 以上が感震スイッチ1および特徴量抽出部2の構成であるが、以下まず図8〜 図12のフローチャートを参照しながら、特徴量抽出部2における上記各特徴量 の算出処理手順を説明する。
【0037】 図8は、(1)のパルス数の算出処理手順を示すフローチャートである。
【0038】 この処理においては、プログラムがスタートされると、入力信号がONである か否か調べられ(ステップ100)、ONならタイマを起動し(ステップ102 )、カウンタ値を1,フラグを1とする(ステップ104)。
【0039】 次に、タイマが動作中か否かが調べられ(ステップ106)、タイマ動作中で 、入力信号ON,フラグが0なら(ステップ106,108,110でいずれもY ES)、カウンタをインクリメントする(ステップ112)。
【0040】 そして、ステップ106の判定がNOとなり、一定の計時時間が終了すると、 そのときのカウンタ値をパルス数とする(ステップ116)。
【0041】 次に、図9は(2),(3)のON時間最大値およびOFF時間最大値の算出 処理手順を示すフローチャートである。
【0042】 なお、同図においては、説明の便宜上1つのステップでON時間最大値とOF F時間最大値を求めるようにしているが、実際には別々に求められるものである 。したがって、以下の説明においては、重複説明を省くためON時間最大値を求 める場合の処理手順だけについて説明するが、OFF時間最大値もまったく同様 の処理手順で得られる。
【0043】 この図9に示す処理は、図8におけるステップ100,102の処理に続いて なされ、まずステップ200では、第1番目に検出されるパルスのON時間が仮 のON時間最大値on−maxとされる。
【0044】 続いて、ステップ202ではタイマ動作中か否かが調べられ、タイマ動作中な ら次に検出されるパルスのON時間が求められる(ステップ204)。
【0045】 次に、ステップ206では、ステップ204で検出したON時間とそれまでに 検出された仮のON時間最大値on−maxとが比較され、新しく検出されたO N時間の方が大きい場合、on−maxの値は更新される(ステップ208)。
【0046】 こうして、タイマ動作中における仮のON時間最大値on−maxの値が逐次 更新され、所定の計時時間中における最大のon−maxがON時間最大値とし て求められることになる(ステップ210)。
【0047】 次に、図10は図9におけるステップ204の詳細を示すフローチャートであ る。
【0048】 この処理では、まず入力信号ON時におけるパルス立ち上がり時のタイマの値 をtimeとして記憶し(ステップ300)、入力信号がOFFになると(ステ ップ302でYES)、ステップ304よりON時間を求め、またそのときのタ イマの値をtimeとして記憶する。
【0049】 次に、入力信号がONになると(ステップ306でYES)、ステップ308 よりOFF時間を求める。
【0050】 なお、ステップ310の処理において、タイマ停止が検出されるとステップ3 12の処理がなされ、タイマ動作中はステップ300〜308の処理を繰り返す ことにより、ON時間、OFF時間を逐次検出している。
【0051】 次に、図11は(4)、(5)のON時間比最大値およびOFF時間比最大値 の算出処理手順を示すフローチャートである。
【0052】 なお、図11においても、説明の便宜上1つのステップによりON時間比最大 値およびOFF時間比最大値を求めているが、実際には別々に求められる。
【0053】 したがって、以下の説明においては、ON時間比最大値を求める場合の処理手 順だけ説明するが、OFF時間比最大値もまったく同様の処理手順で得られるこ とになる。
【0054】 この図11における処理も、図9に示した処理同様、図8に示したステップ1 00、102の処理に続いてなされる。
【0055】 そして、ステップ400では、第1回目に算出されたON時間比が仮のON時 間比最大値on比ーmaxとされ、タイマ動作中は(ステップ402でYES) 、逐次ON時間比が算出され(ステップ404)、それまでに算出された仮のO N時間比最大値on比ーmaxを越えると(ステップ406でYES)、仮のO N時間比最大値on比ーmaxは更新される(ステップ408)。
【0056】 こうして、タイマ動作中は逐次仮のON時間比最大値が更新され、一定の計時 時間中における最大のon比ーmaxがON時間比最大値として求められること になる(ステップ410)。
【0057】 次に、図12は図11におけるステップ404の詳細を示すフローチャートで ある。
【0058】 この処理では、まずカウンタの値が2以上か否か調べられ(ステップ500) 、カウンタの値が2以上なら、前回検出時のON時間をon time“a”、 OFF時間をoff time“a”とする(ステップ502)。
【0059】 そして、今回のON時間、OFF時間を求めてon time、off ti meとし(ステップ506、508)、ステップ510の式を演算することによ り、ON時間比、OFF時間比を求める。
【0060】 以上が、特徴量抽出部2において5種類の特徴量を抽出する場合の処理手順で ある。
【0061】 ところで、本願考案者らが鋭意研究した結果、上記の如くして特徴量抽出部2 で抽出された5種類の特徴量と振動の励起要因である地震あるいは地震以外の衝 撃との間には以下のような関係がある。
【0062】 すなわち、図13にはパルス数と励起要因との関係が示されているが、同図(a )は振動が地震による場合、同図(b)は地震でない衝撃による場合であり、地震の 場合総パルス数が多い一方、衝撃の場合総パルス数は少ないことがわかる。特に 、不注意で物がぶつかったり、車の通過による振動などのような正常な振動の場 合には、パルス数が少ない。したがって、上述のように、判定出力部4では、総 パルス数が3未満のときには、「正常」と判定している。
【0063】 次に、図14にはパルスのON時間またはOFF時間と励起要因との関係が示 されているが、(a)は振動が地震による場合、(b)は地震でない衝撃による場合で あり、同図(a)に示す如く、地震波の場合ON時間またはOFF時間の最大値が 大きくなる一方、(b)に示す如く、衝撃の場合、ON時間またはOFF時間の最大 値は小さくなることがわかる。
【0064】 また、図15にはON時間比(実線)またはOFF時間比(点線)と励起要因との 関係が示されているが、同図(a)は振動が地震による場合、同図(b)は地震でない 衝撃の場合を示しており、同図(a)に示す如く、地震の場合ON時間比およびO FF時間比の最大値が大きくなることがわかる。
【0065】 そこで、パルス数、ON時間最大値、OFF時間最大値、ON時間比最大値、 OFF時間比最大値に関するメンバーシップ関数を図15(a)〜(e)に示す如く 設け、以下の如きファジィルールを作り、上記特徴量抽出部で抽出された5種類 の特徴量データに基づき振動の励起要因が地震、すなわち、「異常1」であるか 、地震でない衝撃、すなわち、「異常2」であるかを判別しようとするのが本実 施例である。
【0066】 ルール1 if ON時間比最大値=大きい then 判定=異常1(地震) ルール2 if OFF時間比最大値=大きい then 判定=異常1(地震) ルール3 if パルス数 =大きい and ON時間最大値=大きい then 判定=異常1(地震) ルール4 if ON時間最大値=小さい and OFF時間最大値=小さい then 判定=異常2(地震以外の衝撃) ルール5 if OFF時間最大値=大きい then 判定=異常1(地震) ルール6 if パルス数 =小さい then 判定=異常2(地震以外の衝撃) この場合、ルール1では、図16(d)のMF1のメンバーシップ関数が使用され 、特徴量抽出部2から出力されたON時間比最大値を適用して適合度が算出され る。
【0067】 また、ルール2では、図16(e)のMF2のメンバーシップ関数が使用され、同 様に適合度が算出される。
【0068】 ルール3では、図16(a)のMF3のメンバーシップ関数および(b)のMF4のメ ンバーシップ関数が使用され、それらの適合度のAND(論理積)による適合度が 算出される。
【0069】 ルール4では、図16(b),(c)のMF5、MF6のメンバーシップ関数が使用さ れ、同じく両メンバーシップ関数のAND(論理積)による適合度が算出される。
【0070】 また、ルール5では、図16(c)のMF7のメンバーシップ関数が使用され、適 合度が算出される。
【0071】 ルール6では、図16(d)のMF8のメンバーシップ関数が使用され、適合度が 算出される。
【0072】 こうして、各ルールにおける適合度が算出されると、例えば図17に示す如き 推論結果が得られることになる。
【0073】 同図において、判定値Jがー1に近い数値ほど異常2(地震以外の衝撃)であ る可能性が高いという判定、1に近い数値ほど異常1(地震)である可能性が高 いという判定を意味する。
【0074】 そして、この例では、ルール1、2、3、5を利用した異常1であるとの判定 の適合度がS1(0.54)、ルール4、6を使用した異常2であるとの判定の適 合度がS2(1)の場合、判定値JはJ0(−0.3)となる。
【0075】 ところで、判定値Jはー1に近いほど異常2であることを示し、1に近いほど 異常1であることを示す。
【0076】 したがって、例えば判定値Jが正の数なら異常1、判定値Jが負の数なら異常 2と判定してもよいし、所定のしきい値を設け、例えば判定値Jがー1〜−0. 2の範囲なら異常2、判定値Jが0.2〜1の範囲なら異常1と判別すれば、よ り精度の高い判別処理ができることになる。
【0077】 この実施例では、判定出力部4は、この推論部3の出力を受けて上述の図4の フローチャートに従って図18に示される出力値を推論装置7に与える。すなわ ち、「なし」のときには、0の出力値を、「正常」のときには、0.2の出力値 を与え、また、「異常1」、「異常2」のときには、推論部3からの図17の判 定値ー1〜1を0.5〜1に対応させて出力値として与える。なお、このとき、 出力値0.5側が異常2に、出力値1側が異常1に対応している。
【0078】 次に、以上の構成を有する振動検出部5、温度上昇検出部6および動作状態検 出部30の出力に基づいて、自動販売機に加えられた振動や温度上昇が、正常な 要因によるものであるか、ドリル、ハンマー、バーナなどの異常な要因によるも のかを、ファジィ推論して判定する推論装置7について詳細に説明する。
【0079】 この実施例では、推論装置7による判定は、図19および図20に示されるメ ンバーシップ関数および下記の表1,2のファジィルールによって行う。
【0080】 すなわち、図19(A)は振動データのメンバーシップ関数を示し、「なし」 、「正常」、「異常1」、「異常2」の4個のラベルを有しており、図19(B )は温度上昇データのメンバーシップ関数を示し、急激な温度上昇が「なし」、 「あり」の2個のラベルを有しており、図19(C)は動作状態のメンバーシッ プ関数を示し、「非発売時」、「発売時」の2個のラベルを有している。
【0081】 図20は後件部である判定出力のメンバーシップ関数を示しており、「異常」 、「やや異常」、「正常」の3個のラベルを有している。
【0082】 また、ファジィルールは、次の表1および表2の通りであり、表1は、自動販 売機の動作状態が発売中の時のルールを示し、表2は、自動販売機の動作状態が 非発売中の時のルールを示している。
【0083】
【表1】
【0084】
【表2】
【0085】 図21は、この実施例の判定処理のフローチャートである。
【0086】 先ず、スタートして、各検出部5,6,30の出力を取り込み(ステップ70 0〜702)、振動があるか否かを判断し(ステップ703)、振動があるとき には、ファジィ推論し(ステップ704)、推論の結果、異常であるか否かを判 断して(ステップ706)異常であるときには、警報装置8を動作させて報知し (ステップ707)、異常でないときには、スタートに戻る、また、ステップ7 03において、振動がないと判断したときには、温度上昇があるか否かを判断し (ステップ705)、温度上昇があるときには、ファジィ推論し(ステップ70 4)、温度上昇がないときには、スタートに戻る。
【0087】 次に、推論装置7によるファジィ推論動作を説明する。
【0088】 先ず、温度上昇率のデータ、振動データおよび動作状態のデータが与えられる と、各ファジィルールの対応するメンバーシップ関数において適合度が求められ る。そして、各ファジィルール毎に、各前件部の適合度の最も小さい値が前件部 適合度として選択される(MIN演算)。このように各ファジィルールにおいて 得られる前件部適合度によって各ファジィルールの後件部に関する各メンバーシ ップ関数が裁断され、さらに、裁断されたすべてのファジィルールに関する各メ ンバーシップ関数が重ね合わされ(MAX演算)、重ね合わせ図形の重心位置に 対応する位置の出力値が求められ、この出力値によって、正常であるか否かが判 定される。
【0089】 警報装置8では、推論装置7で異常と判定されたときに、警告音を発したり、 警告ライトを点灯して警報を発する。
【0090】 なお、やや異常と判定されたときには、警報を発する直前のスタンバイ状態と される。
【0091】 このようにして、温度上昇、振動および自動販売機の動作状態に基づいて正常 か異常かを判定するので、例えば、不注意で人や物などがぶつかったり、地震の 場合には、正常と判定されて警報が発せられることがなく、一方、衝撃がなくバ ーナなどを用いた熱による破損行為に対しては、確実に異常と判定して警報を発 することが可能となり、防犯機構の信頼性が向上することになる。
【0092】 図22は、本考案の他の実施例のブロック図であり、上述の実施例に対応する 部分には、同一の参照符を付す。
【0093】 この実施例の防犯機構は、温度上昇検出部6と、振動検出部5と、時刻を検出 する時刻検出部としての計時部31と、各検出部6,5,31の出力に基づいて 、ファジィ推論を行うことにより、異常であるか否かを判定する推論装置71と 、この推論装置71の判定に基づいて、異常であるときに警報を発する警報装置 8とから基本的に構成されている。
【0094】 温度上昇検出部6、振動検出部5および警報装置8は、上述の実施例と同様で ある。
【0095】 計時部31は、時刻データを推論装置に出力するものであり、この実施例では 、昼間よりも夜間に盗難が発生しやすいという点を考慮してものである。
【0096】 推論装置71は、温度上昇検出部6からの温度上昇率のデータ、振動検出部5 からの振動データおよび計時部31からの時刻データに基づいて、自動販売機に 加えられた振動や温度上昇が、正常な要因によるものであるか、異常な要因によ るものであるかを、後述のようにしてファジィ推論して判定する。
【0097】 この実施例では、推論装置71による判定は、図23および図24に示される メンバーシップ関数および下記の表3,4のファジィルールによって行う。
【0098】 すなわち、図23(A)は振動データのメンバーシップ関数を示し、「なし」 、「正常」、「異常1」、「異常2」の4個のラベルを有しており、図23(B )は温度上昇データのメンバーシップ関数を示し、急激な温度上昇が「なし」、 「あり」の2個のラベルを有しており、図23(C)は時刻データのメンバーシ ップ関数を示し、「昼」、「夜」の2個のラベルを有している。
【0099】 図24は後件部である判定出力のメンバーシップ関数を示しており、「異常」 、「やや異常」、「正常」の3個のラベルを有している。
【0100】 また、ファジィルールは、次の表3および表4の通りであり、表3は、時刻デ ータが昼の時のルールを示し、表2は、時刻データが夜の時のルールを示してい る。
【0101】
【表3】
【0102】
【表4】
【0103】 図25は、この実施例の判定処理のフローチャートである。
【0104】 先ず、スタートして、各検出部5,6,31の各出力を取り込み(ステップ8 00〜802)、振動があるか否かを判断し(ステップ803)、振動があると きには、ファジィ推論し(ステップ804)、推論の結果、異常であるか否かを 判断して異常であるときには、警報装置8を動作させて報知し(ステップ807 )、異常でないときには、スタートに戻る、また、ステップ803において、振 動がないと判断したときには、温度上昇があるか否かを判断し(ステップ805 )、温度上昇があるときには、ファジィ推論し(ステップ804)、温度上昇が ないときには、スタートに戻る。
【0105】 推論装置71によるファジィ推論動作は、上述の実施例と同様に行われ、正常 であるか否かが判定される。
【0106】 図26は、本考案のさらに他の実施例のブロック図であり、上述の実施例に対 応する部分には、同一の参照符を付す。
【0107】 この実施例の防犯機構は、温度上昇検出部6と、振動検出部5と、周囲の明る さを検出する明るさ検出部32と、各検出部5,6,32の出力に基づいて、フ ァジィ推論を行うことにより、異常であるか否かを判定する推論装置72と、こ の推論装置72の判定に基づいて、異常であるときに警報を発する警報装置8と から基本的に構成されている。
【0108】 温度上昇検出部6、振動検出部5および警報装置8は、上述の実施例と同様で ある。
【0109】 明るさ検出部32は、例えば、フォトダイオードで構成されており、自動販売 機の周囲の明るさに応じた明るさデータを推論装置72に出力するものであり、 この実施例では、室内に配置されている自動販売機の周囲が暗い時に盗難が発生 しやすいことを考慮したものである。
【0110】 推論装置72は、温度上昇検出部6からの温度上昇率のデータ、振動検出部5 からの振動データおよび明るさ検出部32からの明るさデータに基づいて、自動 販売機に加えられた振動や温度上昇が、正常な要因によるものであるか、異常な 要因によるものであるかを、後述のようにしてファジィ推論して判定する。
【0111】 この実施例では、推論装置72による判定は、図27および図28に示される メンバーシップ関数および下記の表5,6のファジィルールによって行う。
【0112】 すなわち、図27(A)は振動データのメンバーシップ関数を示し、「なし」 、「正常」、「異常1」、「異常2」の4個のラベルを有しており、図27(B )は温度上昇データのメンバーシップ関数を示し、急激な温度上昇が「なし」、 「あり」の2個のラベルを有しており、図27(C)は明るさデータのメンバー シップ関数を示し、「明るい」、「暗い」の2個のラベルを有している。
【0113】 図28は後件部である判定出力のメンバーシップ関数を示しており、「異常」 、「やや異常」、「正常」の3個のラベルを有している。
【0114】 また、ファジィルールは、次の表5および表6の通りであり、表5は、明るさ データが「明るい」の時のルールを示し、表6は、明るさデータが「暗い」の時 のルールを示している。
【0115】
【表5】
【0116】
【表6】
【0117】 図29は、この実施例の判定処理のフローチャートである。
【0118】 先ず、スタートして、各検出部5,6,32の出力を取り込み(ステップ90 0〜902)、振動があるか否かを判断し(ステップ903)、振動があるとき には、ファジィ推論し(ステップ904)、推論の結果、異常であるか否かを判 断して(ステップ906)異常であるときには、警報装置8を動作させて報知し (ステップ907)、異常でないときには、スタートに戻る、また、ステップ9 03において、振動がないと判断したときには、温度上昇があるか否かを判断し (ステップ905)、温度上昇があるときには、ファジィ推論し(ステップ90 4)、温度上昇がないときには、スタートに戻る。
【0119】 推論装置72によるファジィ推論動作は、上述の実施例と同様に行われ、正常 であるか否かが判定される。
【0120】 図30は、本考案の他の実施例のブロック図であり、上述の実施例に対応する 部分には、同一の参照符を付す。
【0121】 この実施例の防犯機構は、温度上昇検出部6と、振動検出部5と、自動販売機 の設置状態を検出する設置状態検出部としての傾き検出部33と、各検出部5, 6,33の出力に基づいて、ファジィ推論を行うことにより、異常であるか否か を判定する推論装置73と、この推論装置73の判定に基づいて、異常であるとき に警報を発する警報装置8とから基本的に構成されている。
【0122】 温度上昇検出部6、振動検出部5および警報装置8は、上述の実施例と同様で ある。
【0123】 傾き検出部33は、例えば、傾斜センサで構成されており、自動販売機の傾き の大きさに応じた傾きデータを推論装置73に出力するものであり、この実施例 は、例えば、自動販売機本体を車に積んで持ち去るのを有効に防止するものであ る。なお、設置状態検出部としては、傾きの検出に限るものではなく、例えば、 自動販売機の足にスイッチを設け、自動販売機が設置面から持ち上げられたとき に、出力を与えるようにしてもよい。
【0124】 推論装置73は、温度上昇検出部6からの温度上昇率のデータ、振動検出部5 からの振動データおよび傾き検出部33からの傾きデータに基づいて、自動販売 機に加えられた振動や温度上昇が、正常な要因によるものであるか、異常な要因 によるものであるかを、後述のようにしてファジィ推論して判定する。
【0125】 この実施例では、推論装置73による判定は、図31および図32に示される メンバーシップ関数および下記の表7,8のファジィルールによって行う。
【0126】 すなわち、図31(A)は振動データのメンバーシップ関数を示し、「なし」 、「正常」、「異常1」、「異常2」の4個のラベルを有しており、図31(B )は温度上昇データのメンバーシップ関数を示し、急激な温度上昇が「なし」、 「あり」の2個のラベルを有しており、図31(C)は傾きデータのメンバーシ ップ関数を示し、「小さい」、「大きい」の2個のラベルを有している。
【0127】 図32は後件部である判定出力のメンバーシップ関数を示しており、「異常」 、「やや異常」、「正常」の3個のラベルを有している。
【0128】 また、ファジィルールは、次の表7および表8の通りであり、表7は、傾きデ ータが「大きい」の時のルールを示し、表8は、傾きデータが「小さい」の時の ルールを示している。
【0129】
【表7】
【0130】
【表8】
【0131】 図33は、この実施例の判定処理のフローチャートである。
【0132】 先ず、スタートして、各検出部5,6,33の出力を取り込み(ステップ10 00〜1002)、ファジィ推論し(ステップ1003)、推論の結果、異常で あるか否かを判断して(ステップ1004)異常であるときには、警報装置8を 動作させて報知し(ステップ1005)、異常でないときには、スタートに戻る 。
【0133】 推論装置73によるファジィ推論動作は、上述の実施例と同様に行われ、正常 であるか否かが判定される。
【0134】 図34は、本考案のさらに他の実施例のブロック図であり、上述の実施例に対 応する部分には、同一の参照符を付す。
【0135】 この実施例の防犯機構は、温度上昇検出部6と、振動検出部5と、自動販売機 の外扉を開くために正規の鍵が挿入されたか否かを検出する鍵検出部34と、各 検出部5,6,34の出力に基づいて、ファジィ推論を行うことにより、異常で あるか否かを判定する推論装置74と、この推論装置74の判定に基づいて、異常 であるときに警報を発する警報装置8とから基本的に構成されている。
【0136】 温度上昇検出部6、振動検出部5および警報装置8は、上述の実施例と同様で ある。
【0137】 鍵検出部34は、正規の鍵が挿入されたときにのみ接点がオンし、正規の鍵以 外の物が挿入されたり、何も挿入されていないときには、接点がオフするように 構成されている。
【0138】 推論装置74は、温度上昇検出部6からの温度上昇率のデータ、振動検出部5 からの振動データおよび鍵検出部34の出力に基づいて、自動販売機に加えられ た振動や温度上昇が、正常な要因によるものであるか、異常な要因によるもので あるかを、後述のようにしてファジィ推論して判定する。
【0139】 この実施例では、推論装置による判定は、図35および図36に示されるメン バーシップ関数および下記の表9,10のファジィルールによって行う。
【0140】 すなわち、図35(A)は振動データのメンバーシップ関数を示し、「なし」 、「正常」、「異常1」、「異常2」の4個のラベルを有しており、図35(B )は温度上昇データのメンバーシップ関数を示し、急激な温度上昇が「なし」、 「あり」の2個のラベルを有しており、図35(C)は鍵検出部34の出力のメ ンバーシップ関数を示し、「正規」、「偽」の2個のラベルを有している。
【0141】 図36は後件部である判定出力のメンバーシップ関数を示しており、「異常」 、「やや異常」、「正常」の3個のラベルを有している。
【0142】 また、ファジィルールは、次の表9および表10の通りであり、表9は、鍵検 出部34の出力が「正規」、すなわち、正規の鍵が挿入された時のルールを示し 、表10は、鍵検出部の出力が「偽」、すなわち、正規の鍵以外の者が挿入され 、あるいは、何も挿入されていない時のルールを示している。
【0143】
【表9】
【0144】
【表10】
【0145】 図37は、この実施例の判定処理のフローチャートである。
【0146】 先ず、スタートして、各検出部5,6,34の出力を取り込み(ステップ11 00〜1102)、ファジィ推論し(ステップ1103)、推論の結果、異常で あるか否かを判断して(ステップ1104)異常であるときには、警報装置8を 動作させて報知し(ステップ1105)、異常でないときには、スタートに戻る 。
【0147】 推論装置74によるファジィ推論動作は、上述の実施例と同様に行われ、正常 であるか否かが判定される。
【0148】 図38は、本考案の他の実施例のブロック図であり、上述の実施例に対応する 部分には、同一の参照符を付す。
【0149】 この実施例の防犯機構は、温度上昇検出部6と、振動検出部5と、音検出部3 5と、各検出部5,6,35の出力に基づいて、ファジィ推論を行うことにより 、異常であるか否かを判定する推論装置75と、この推論装置75の判定に基づい て、異常であるときに警報を発する警報装置8とから基本的に構成されている。 温度上昇検出部6、振動検出部5および警報装置8は、上述の実施例と同様で ある。
【0150】 音検出部35は、自動販売機内部に設置されたマイクロフォンで構成されてお り、検出された音量に応じた出力を与えるものであり、この実施例は、ハンマー やドリルによって生じる音を検知して盗難を防止するものである。
【0151】 推論装置75は、温度上昇検出部6からの温度上昇率のデータ、振動検出部5 からの振動データおよび音検出部35の出力に基づいて、自動販売機に加えられ た振動や温度上昇が、正常な要因によるものであるか、異常な要因によるもので あるかを、後述のようにしてファジィ推論して判定する。
【0152】 この実施例では、推論装置75による判定は、図39および図40に示される メンバーシップ関数および下記の表11,12のファジィルールによって行う。
【0153】 すなわち、図39(A)は振動データのメンバーシップ関数を示し、「なし」 、「正常」、「異常1」、「異常2」の4個のラベルを有しており、図39(B )は温度上昇データのメンバーシップ関数を示し、急激な温度上昇が「なし」、 「あり」の2個のラベルを有しており、図39(C)は音検出部35の出力のメ ンバーシップ関数を示し、「大きい」、「小さい」の2個のラベルを有している 。
【0154】 図40は後件部である判定出力のメンバーシップ関数を示しており、「異常」 、「やや異常」、「正常」の3個のラベルを有している。
【0155】 また、ファジィルールは、次の表11および表12の通りであり、表11は、 音検出部35の出力が「大きい」時のルールを示し、表12は、音検出部35の 出力が「小さい」時のルールを示している。
【0156】
【表11】
【0157】
【表12】
【0158】 図41は、この実施例の判定処理のフローチャートである。
【0159】 先ず、スタートして、各検出部5,6,35の出力を取り込み(ステップ12 00〜1202)、ファジィ推論し(ステップ1203)、推論の結果、異常で あるか否かを判断して(ステップ1204)異常であるときには、警報装置8を 動作させて報知し(ステップ1205)、異常でないときには、スタートに戻る 。
【0160】 推論装置75によるファジィ推論動作は、上述の実施例と同様に行われ、正常 であるか否かが判定される。
【0161】
【考案の効果】 以上のように本考案によれば、バーナやレーザ等を用いて熱で外扉部分を溶か して開こうとする場合、温度上昇検出部により外扉の温度上昇が検出され、その 検出出力により推論部で異常であると判断されて警報等が発せられるので、これ により、熱によって外扉部分を溶かして開くといった破壊行為の検知を確実にで きるようになり、自動取引装置の防犯性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用された実施例における防犯機構の
全体構成を示すブロック図である。
【図2】本考案が適用された実施例における自動販売機
の該略外観斜視図。
【図3】図1の振動検出部のブロック図である。
【図4】振動検出部の判定処理のフローチャートであ
る。
【図5】図3における感震スイッチの詳細断面図であ
る。
【図6】図3における特徴量抽出部の機能ブロック図で
ある。
【図7】特徴量抽出部で生成されるパルス波の特徴量の
説明図である。
【図8】パルス数の算出処理手順を示すフローチャート
である。
【図9】ON時間最大値およびOFF時間最大値の算出
処理手順を示すフローチャートである。
【図10】図9におけるON時間とOFF時間の算出処
理手順の詳細を示すフローチャートである。
【図11】ON時間比最大値およびOFF時間比最大値
の算出処理手順を示すフローチャートである。
【図12】図11におけるON時間比とOFF時間比の
算出処理手順の詳細を示すフローチャートである。
【図13】パルス数と振動の励起要因との関連を示す説
明図である。
【図14】ON時間およびOFF時間と振動の励起要因
との関連を示す説明図である。
【図15】ON時間比最大値およびOFF時間比最大値
と振動の励起要因との関連を示す説明図である。
【図16】振動検出装置で使用されるメンバーシップ関
数の説明図である。
【図17】振動検出部の推論結果の説明図である。
【図18】振動検出部の出力値を示す図である。
【図19】図1の推論装置で使用される前件部のメンバ
ーシップ関数を示す図である。
【図20】図1の推論装置で使用される後件部のメンバ
ーシップ関数を示す図である。
【図21】図1の判定処理のフローチャートである。
【図22】本考案の他の実施例のブロック図である。
【図23】図22の推論装置で使用される前件部のメン
バーシップ関数を示す図である。
【図24】図22の推論装置で使用される後件部のメン
バーシップ関数を示す図である。
【図25】図22の判定処理のフローチャートである。
【図26】本考案の他の実施例のブロック図である。
【図27】図26の推論装置で使用される前件部のメン
バーシップ関数を示す図である。
【図28】図26の推論装置で使用される後件部のメン
バーシップ関数を示す図である。
【図29】図26の判定処理のフローチャートである。
【図30】本考案の他の実施例のブロック図である。
【図31】図30の推論装置で使用される前件部のメン
バーシップ関数を示す図である。
【図32】図30の推論装置で使用される後件部のメン
バーシップ関数を示す図である。
【図33】図30の判定処理のフローチャートである。
【図34】本考案の他の実施例のブロック図である。
【図35】図34の推論装置で使用される前件部のメン
バーシップ関数を示す図である。
【図36】図34の推論装置で使用される後件部のメン
バーシップ関数を示す図である。
【図37】図34の判定処理のフローチャートである。
【図38】本考案の他の実施例のブロック図である。
【図39】図38の推論装置で使用される前件部のメン
バーシップ関数を示す図である。
【図40】図38の推論装置で使用される後件部のメン
バーシップ関数を示す図である。
【図41】図38の判定処理のフローチャートである。
【符号の説明】
5 振動検出部 6 温度上昇検
出部 7,71,72,73,74,75 推論装置
(推論部) 8 警報装置 30 動作状態検
出部 31 計時部 32 明るさ検出
部 33 傾き検出部 34 鍵検出部 35 音検出部 101 外扉

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外扉部分に取り付けられ該外扉部分の温
    度上昇を検出する温度上昇検出部と、 前記検出部の出力に基づいて異常であるか否かを判定す
    る推論部と、 を備えることを特徴とする自動取引装置。
JP3407992U 1992-05-22 1992-05-22 自動取引装置 Pending JPH0592886U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3407992U JPH0592886U (ja) 1992-05-22 1992-05-22 自動取引装置

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JP3407992U JPH0592886U (ja) 1992-05-22 1992-05-22 自動取引装置

Publications (1)

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JPH0592886U true JPH0592886U (ja) 1993-12-17

Family

ID=12404261

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