JPH0592949U - 電子顕微鏡の試料装置 - Google Patents
電子顕微鏡の試料装置Info
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- JPH0592949U JPH0592949U JP3840292U JP3840292U JPH0592949U JP H0592949 U JPH0592949 U JP H0592949U JP 3840292 U JP3840292 U JP 3840292U JP 3840292 U JP3840292 U JP 3840292U JP H0592949 U JPH0592949 U JP H0592949U
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- Japan
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- electron microscope
- optical axis
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子線に対して試料面が45°を成し、且つ
試料面の角部がユーセントリック位置に簡単に位置づけ
られる電子顕微鏡の試料装置を提供する。 【構成】 傾斜ホルダーのベース部材16に支持部材8
が固定されており、支持部材8にはガイド穴4が穿たれ
ている。ガイド穴4の上面及び下面は光軸に対して夫々
略45°及び−45°を成している。試料8をその角部
9が突出するようにガイド穴4に挿入し、コイルバネ1
2により押圧部材10を介して試料8をガイド穴4に向
けて押圧するだけで、試料8の角部9は最適位置に位置
づけられる。
試料面の角部がユーセントリック位置に簡単に位置づけ
られる電子顕微鏡の試料装置を提供する。 【構成】 傾斜ホルダーのベース部材16に支持部材8
が固定されており、支持部材8にはガイド穴4が穿たれ
ている。ガイド穴4の上面及び下面は光軸に対して夫々
略45°及び−45°を成している。試料8をその角部
9が突出するようにガイド穴4に挿入し、コイルバネ1
2により押圧部材10を介して試料8をガイド穴4に向
けて押圧するだけで、試料8の角部9は最適位置に位置
づけられる。
Description
【0001】
本考案は半導体試料等を観察するのに適した電子顕微鏡の試料装置に関する。
【0002】
半導体製造分野では、薄膜製造技術が進歩し、ガリウム砒素(GaAs)基板 上に単原子層オーダーで原子層を積層して部品を製作することが可能になった。 図1はこのような部品を劈開して得られた板状の試料を示している。図1におい て、30は基板を示しており、31は原子層の積層を示しており、この劈開して 得られた試料は例えば1.5mm ×1.5mm ×0.2mm 程度の極めて小さいものである。 図2に示すように、このような試料の (110)面のエッジ部33に電子線を照射し 、この照射によって得られた等厚干渉縞の強度分布の変化により組成を定量的に 測定することが行われている。このような試料を試料装置に装着するため、従来 においては、図3に示すように試料固定用治具17に試料18を接着剤等で固定 するようにしている。
【0003】
従来においては、試料を接着させる場合に、以下の要求を満たすように接着位 置の調整が必要であった。 観察部位となる試料のエッジ部先端が電子顕微鏡のフォーカス可能位置に来る こと。 試料の端面が電子線に対して必要な観察角度(通常45°)の近傍にあること 。 観察部位となる試料のエッジ部先端が試料傾斜のユーセントリック位置にある こと。
【0004】 従って上記諸条件を満たすように試料を治具に接着することは、繁雑であり長 時間を要した。
【0005】 本考案は上述した従来の欠点を解決し、前述した諸条件を満たすように試料を 簡単に位置づけることのできる電子顕微鏡の試料装置を提供することを目的とし ている。
【0006】
板状試料を支持するための支持部材を試料傾斜ステージに備え、該支持部材に は前記板状部材をその角部を先にして挿入するためのガイド穴が設けられ、該ガ イド穴に挿入される板状試料を前記ガイド穴の内面に向けて押圧するための機構 を備え、前記ガイド穴の上面及び下面は光軸に対して夫々略45°及び−45° を成しており、前記ガイド穴から突出した前記試料の角部が電子顕微鏡像のユー セントリックな観察に必要な光軸上の所定位置に位置するようにガイド穴の位置 及び大きさが選択されている電子顕微鏡の試料装置を特徴としている。
【0007】
前記ガイド穴の上面及び下面は光軸に対して夫々略45°及び−45°を成し ており、また、試料の角部が電子顕微鏡像のユーセントリックな観察に必要な光 軸上の所定位置に位置するようにガイド穴の位置及び大きさが選択されているた め、ガイド穴に試料を挿入して押圧機構で試料をガイド穴に押圧するだけで、極 めて簡単に試料を必要な位置に位置づけることができる。
【0008】
以下、図面に基づき本考案の実施例を詳述する。
【0009】 図4は本考案の一実施例の全体図を示しており、図5は図4における要部を拡 大して示すための斜視図である。
【0010】 図4において、1は光軸と直交する方向から挿入される試料ホルダ本体であり 、試料ホルダ本体1には紙面と垂直な軸(図示せず)の回りに回転可能な傾斜ス テージ15が取り付けられている。傾斜ステージ15には電子線を通過させるた めの孔2が設けられている。傾斜ステージ15のベース部材4には試料保持部材 3が固定されている。図5から明らかなように、試料保持部材3にはガイド穴4 が穿たれている。ガイド穴4の上面5は光軸6に対して45°を成していると共 に、ガイド穴4の下面7は光軸6に対して−45°を成している。8は板状の試 料を示しており、この試料は劈開によって角部が直角になるように半導体部品等 から切り欠かれたものである。試料8はその角部9を先にして前記ガイド穴4に 挿入されている。ガイド穴4に挿入された試料を前記ガイド穴の内面に向けて押 圧するため、押圧部材10が備えられている。押圧部材10は押圧部材支持体1 1にコイルバネ12により取り付けられている。押圧部材10には試料を受ける ための凹部を有している。前記ベース部材4には押圧部材支持体11の移動をガ イドするためのガイド溝13が設けられている。ガイド溝13の側面には弾性力 によって押圧部材支持体11の側面に押圧されるボール14が取り付けられてお り、一方、押圧部材支持体11の側面には前記ボール14に合わせた凹部が形成 されている。試料8をガイド穴4に挿入するとその角部が穴4から突出するが、 この突出した角部9がユーセントリックな電子顕微鏡像観察に必要な光軸上の所 定位置に位置するように前記ガイド穴4の位置及び大きさが選ばれている。
【0011】 このような構成において、まず、押圧部材支持体11を光軸6から離れるよう に引いた状態で、試料8をガイド穴4に挿入する。この挿入は試料8の角部9が ガイド穴4から突出するように行う。試料8をガイド穴4に挿入した後、押圧部 材支持体11を光軸6に近付く向きに移動させる。このようにすると、試料8の 角部が押圧部材10の凹部に嵌合し、コイルバネによる押圧力が押圧部材10を 介して試料8に加わり、試料8はガイド穴4の内面に押圧されて行く。更に押圧 部材支持体11を光軸6に近付く向きに移動させると、ボール14が押圧部材支 持体11の凹部に挿入され、押圧部材支持体11が固定される。
【0012】 この状態では、試料8の角部は、試料傾斜に対してユーセントリックな位置に 位置づけられているため、電子線に対して試料面が正確に45°を成すように傾 斜ステージ15の傾斜角を微調整し、試料に電子線を照射すれば、試料8によっ て回折された電子線による干渉縞が蛍光板に投影される。そこで、この干渉縞を 解析することにより、試料の分析が行われる。
【0013】 上述した実施例は本考案の一実施例に過ぎず、変形して実施できる。
【0014】 例えば上述した実施例においては、押圧部材10にコイルバネにより力を与え るようにしたが、板バネを用いるようにしても良い。
【0015】 また、押圧部材の移動ストロークを長くとれるようにコイルバネを選択すれば 、押圧部材支持体11を移動可能に作成する必要はない。
【0016】
上述した説明から明らかなように、本考案に基づく電子顕微鏡の試料装置によ れば、板状試料をガイド穴に挿入して押圧部材により押圧するだけの簡単な作業 により、試料の角部をユーセントリックな観察位置に簡単に位置づけることがで き、試料面に45°の角度で電子線を照射してその回折電子線に基づき試料を分 析する作業を極めて簡単に行うことが可能になる。
【図1】分析対象となる試料を例示するための図であ
る。
る。
【図2】分析に必要な電子線と試料との位置関係を示す
ための図である。
ための図である。
【図3】従来の電子顕微鏡の試料装置を例示するための
図である。
図である。
【図4】本考案の一実施例の全体図を示すための図であ
る。
る。
【図5】本考案の一実施例の要部を拡大して示すための
図である。
図である。
1 試料ホルダ本体 2 電子線通過孔 3 試料保持部材 4 ガイド穴 5 ガイド穴上面 6 光軸 7 ガイド穴下面 8 試料 9 角部 10 押圧部材 11 押圧部材支持体 12 コイルバネ 13 ガイド溝 14 ボール 15 傾斜ステージ 16 ベース部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小林 秀雄 東京都昭島市武蔵野3丁目1番2号 日本 電子株式会社内 (72)考案者 河西 亨 東京都昭島市武蔵野3丁目1番2号 日本 電子株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 板状試料を支持するための支持部材を試
料傾斜ステージに備え、該支持部材には前記板状部材を
その角部を先にして挿入するためのガイド穴が設けら
れ、該ガイド穴に挿入される板状試料を前記ガイド穴の
内面に向けて押圧するための機構を備え、前記ガイド穴
の上面及び下面は光軸に対して夫々略45°及び−45
°を成しており、前記ガイド穴から突出した前記試料の
角部が電子顕微鏡像のユーセントリックな観察に必要な
光軸上の所定位置に位置するようにガイド穴の位置及び
大きさが選択されている電子顕微鏡の試料装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992038402U JP2577448Y2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 電子顕微鏡の試料装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992038402U JP2577448Y2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 電子顕微鏡の試料装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592949U true JPH0592949U (ja) | 1993-12-17 |
| JP2577448Y2 JP2577448Y2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=12524305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992038402U Expired - Lifetime JP2577448Y2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 電子顕微鏡の試料装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2577448Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010056078A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-03-11 | Hitachi High-Technologies Corp | 荷電粒子線装置用の試料ホルダ |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP1992038402U patent/JP2577448Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010056078A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-03-11 | Hitachi High-Technologies Corp | 荷電粒子線装置用の試料ホルダ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2577448Y2 (ja) | 1998-07-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980407 |