JPH0592967A - 10員環ラクトン構造を有する新規な天然物質 - Google Patents
10員環ラクトン構造を有する新規な天然物質Info
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- JPH0592967A JPH0592967A JP4013832A JP1383292A JPH0592967A JP H0592967 A JPH0592967 A JP H0592967A JP 4013832 A JP4013832 A JP 4013832A JP 1383292 A JP1383292 A JP 1383292A JP H0592967 A JPH0592967 A JP H0592967A
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- C12P17/00—Preparation of heterocyclic carbon compounds with only O, N, S, Se or Te as ring hetero atoms
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 特定の発酵条件下でペニシリウム種の微生
物、殊にDSM 4209およびDSM 4210から産
生される下記式 〔式中、R1はヒドロキシル、オキソであるか、または
R2と一緒になって二重結合を示すかまたはR2と共に
酸素に環状に結合するが、後者の場合にはR3はメトキ
シである、R2は水素であるか、またはR5と共に酸素
に環状に結合するか、またはR3と一緒になって二重結
合を示すが、後者の場合にはR1はオキソである、R3
は水素、ヒドロキシルまたはメトキシであるか、または
R4と一緒になって二重結合を示し、R4は水素または
ヒドロキシルであり、R5は水素またはオキソである〕
で表される、10員環ラクトン構造を有する新規な天然
産生物質。 【効果】 この物質は抗菌剤および脂質調節剤として有
用であり、特にコレステロールの生合成に影響を及ぼ
す。
物、殊にDSM 4209およびDSM 4210から産
生される下記式 〔式中、R1はヒドロキシル、オキソであるか、または
R2と一緒になって二重結合を示すかまたはR2と共に
酸素に環状に結合するが、後者の場合にはR3はメトキ
シである、R2は水素であるか、またはR5と共に酸素
に環状に結合するか、またはR3と一緒になって二重結
合を示すが、後者の場合にはR1はオキソである、R3
は水素、ヒドロキシルまたはメトキシであるか、または
R4と一緒になって二重結合を示し、R4は水素または
ヒドロキシルであり、R5は水素またはオキソである〕
で表される、10員環ラクトン構造を有する新規な天然
産生物質。 【効果】 この物質は抗菌剤および脂質調節剤として有
用であり、特にコレステロールの生合成に影響を及ぼ
す。
Description
【0001】ペニシリウム(Penicillium)由来の抗生
物質例えばペニシリンは長い間知られており、大規模に
治療薬として使用されている。
物質例えばペニシリンは長い間知られており、大規模に
治療薬として使用されている。
【0002】本発明によれば、ペニシリウム菌株はさら
に全く異なった構造を有する物質、すなわち10員環ラ
クトン(デカレストリクチン類,decarestrictins)を
合成することができるということが見出された。該化合
物は薬理活性を有し、そしてそれ故に治療活性特に抗菌
および脂質調節の性質を有する。
に全く異なった構造を有する物質、すなわち10員環ラ
クトン(デカレストリクチン類,decarestrictins)を
合成することができるということが見出された。該化合
物は薬理活性を有し、そしてそれ故に治療活性特に抗菌
および脂質調節の性質を有する。
【0003】英国特許出願EP 333 024号には、
好ましくはペニシリウムDSM 4209およびDSM
4210によって産生される10員環ラクトンが記載さ
れている。これらの菌株を徹底的に研究している間に、
意外なことに、発酵条件によって顕著な抗菌および脂質
調節の性質を有しかつ特にコレステロールの生合成に影
響を及ぼす類似構造のさらに別の誘導体が産生されるこ
とが見出された。
好ましくはペニシリウムDSM 4209およびDSM
4210によって産生される10員環ラクトンが記載さ
れている。これらの菌株を徹底的に研究している間に、
意外なことに、発酵条件によって顕著な抗菌および脂質
調節の性質を有しかつ特にコレステロールの生合成に影
響を及ぼす類似構造のさらに別の誘導体が産生されるこ
とが見出された。
【0004】
【発明の目的】従って本発明は 1. 式I
【化2】 〔上記式中、R1はヒドロキシル、オキソであるか、ま
たはR2と一緒になって二重結合を示すかまたはR2と共
に酸素に環状に結合するが、後者の場合にはR3はメト
キシであるものとし、R2は水素であるか、またはR5と
共に酸素に環状に結合するか、またはR3と一緒になっ
て二重結合を示すが、後者の場合にはR1はオキソであ
るものとし、R3は水素、ヒドロキシルまたはメトキシ
であるか、またはR4と一緒になって二重結合を示し、
R4は水素またはヒドロキシルであり、そしてR5は水素
またはオキソである〕の化合物の製造において、式Iの
化合物が培養物中に蓄積されるまでペニシリウム種(Pe
nicillium sp.)の微生物、特にDSM 4209または
DSM 4210を栄養培地中において培養することか
らなる製造方法、および 2. 製剤、特に抗菌剤およびまた脂質代謝調節用製剤
としての式Iの化合物の使用に関する。
たはR2と一緒になって二重結合を示すかまたはR2と共
に酸素に環状に結合するが、後者の場合にはR3はメト
キシであるものとし、R2は水素であるか、またはR5と
共に酸素に環状に結合するか、またはR3と一緒になっ
て二重結合を示すが、後者の場合にはR1はオキソであ
るものとし、R3は水素、ヒドロキシルまたはメトキシ
であるか、またはR4と一緒になって二重結合を示し、
R4は水素またはヒドロキシルであり、そしてR5は水素
またはオキソである〕の化合物の製造において、式Iの
化合物が培養物中に蓄積されるまでペニシリウム種(Pe
nicillium sp.)の微生物、特にDSM 4209または
DSM 4210を栄養培地中において培養することか
らなる製造方法、および 2. 製剤、特に抗菌剤およびまた脂質代謝調節用製剤
としての式Iの化合物の使用に関する。
【0005】以下に、本発明を特にその好ましい態様に
ついて詳記する。さらに、本発明は特許請求の範囲に定
義されているとおりである。
ついて詳記する。さらに、本発明は特許請求の範囲に定
義されているとおりである。
【0006】式Iの化合物は好適にはペニシリウム種D
SM 4209およびDSM 4210から単離される。
これらの菌株は米国のユタ州にあるブリスキャニオン
(Bryce Canyon)の土壌試料から単離され、そして19
87年8月13日付ブタペスト条約規則でドイツ国微生
物収集所(the German Collection of Microorganism
s)において前記番号で寄託された。該菌類の分生子お
よび胞子の特性は下記のとおりであった。 分生子: 単軸分岐 胞子の表面:とげがある 胞子の色: 灰色〜緑色
SM 4209およびDSM 4210から単離される。
これらの菌株は米国のユタ州にあるブリスキャニオン
(Bryce Canyon)の土壌試料から単離され、そして19
87年8月13日付ブタペスト条約規則でドイツ国微生
物収集所(the German Collection of Microorganism
s)において前記番号で寄託された。該菌類の分生子お
よび胞子の特性は下記のとおりであった。 分生子: 単軸分岐 胞子の表面:とげがある 胞子の色: 灰色〜緑色
【0007】炭素源、窒素源および慣用の無機塩を含有
する栄養ブロス(nutrient broth)において、ペニシリ
ウム種好ましくはDSM 4209または4210はヨ
ーロッパ特許のEP 333 024号に記載の化合物の
外に、式Iを有する種々の誘導体を合成する。当然のこ
とだが、菌株4209または4210の代わりにそれら
の突然変異体または変異型は、それらが式Iの誘導体を
合成する限り使用されうる。このような突然変異体は原
則的には知られた手法により、物理学的手法例えばUV
またはX線での照射を用いるかまたは化学的突然変異体
例えばエチルメタンスルホネート(EMS)、2−ヒド
ロキシ−4−メトキシベンゾフェノン(MOB)または
N−メチル−N′−ニトロ−N−ニトロソグアニジン
(MNNG)を用いて製造されうる。
する栄養ブロス(nutrient broth)において、ペニシリ
ウム種好ましくはDSM 4209または4210はヨ
ーロッパ特許のEP 333 024号に記載の化合物の
外に、式Iを有する種々の誘導体を合成する。当然のこ
とだが、菌株4209または4210の代わりにそれら
の突然変異体または変異型は、それらが式Iの誘導体を
合成する限り使用されうる。このような突然変異体は原
則的には知られた手法により、物理学的手法例えばUV
またはX線での照射を用いるかまたは化学的突然変異体
例えばエチルメタンスルホネート(EMS)、2−ヒド
ロキシ−4−メトキシベンゾフェノン(MOB)または
N−メチル−N′−ニトロ−N−ニトロソグアニジン
(MNNG)を用いて製造されうる。
【0008】好気性発酵に適した好ましい炭素源は同化
性炭水化物および糖アルコール例えばグルコース、ラク
トースまたはD−マンニトール並びに炭水化物含有自然
産物例えば麦芽エキスである。使用しうる窒素含有栄養
はアミノ酸、ペプチドおよびタンパク質並びにそれらの
分解産物例えばペプトンおよびトリプトン、さらに肉エ
キス、例えばトウモロコシ、コムギ、豆類、ダイズまた
はワタ植物の粉砕された種子、アルコール製造からの蒸
留残渣、ミートミールまたは酵母エキス、さらにまたア
ンモニウム塩および硝酸塩である。該栄養ブロスはまた
その他の無機塩例えばアルカリ金属、アルカリ土類金
属、鉄、亜鉛またはマンガンの塩化物、炭酸塩、硫酸塩
またはりん酸塩も含有することができる。
性炭水化物および糖アルコール例えばグルコース、ラク
トースまたはD−マンニトール並びに炭水化物含有自然
産物例えば麦芽エキスである。使用しうる窒素含有栄養
はアミノ酸、ペプチドおよびタンパク質並びにそれらの
分解産物例えばペプトンおよびトリプトン、さらに肉エ
キス、例えばトウモロコシ、コムギ、豆類、ダイズまた
はワタ植物の粉砕された種子、アルコール製造からの蒸
留残渣、ミートミールまたは酵母エキス、さらにまたア
ンモニウム塩および硝酸塩である。該栄養ブロスはまた
その他の無機塩例えばアルカリ金属、アルカリ土類金
属、鉄、亜鉛またはマンガンの塩化物、炭酸塩、硫酸塩
またはりん酸塩も含有することができる。
【0009】式Iの化合物の生成は、それぞれに全栄養
ブロスの重量を基準にして約0.2〜5%好ましくは1
〜4%の麦芽エキス、0.02〜0.5%好ましくは0.
1〜0.4%の酵母エキス、0.1〜5%好ましくは0.
5〜2%のグルコースおよび0.005〜0.2%好まし
くは0.01〜0.1%のアンモニウム塩を含有する栄養
ブロス中で特によく進行する。培養は好気的に実施さ
れ、例えば振盪フラスコまたは発酵槽中で空気または酸
素を導入するかまたは導入しないで、振盪または撹拌し
ながら液内培養中で実施される。培養は約18〜35℃
好ましくは約25〜30℃特に27〜28℃で実施され
うる。pH範囲は1〜8、有利には1〜4であるべきであ
る。微生物は一般的にこれらの条件下で60〜170時
間好ましくは100〜150時間培養される。
ブロスの重量を基準にして約0.2〜5%好ましくは1
〜4%の麦芽エキス、0.02〜0.5%好ましくは0.
1〜0.4%の酵母エキス、0.1〜5%好ましくは0.
5〜2%のグルコースおよび0.005〜0.2%好まし
くは0.01〜0.1%のアンモニウム塩を含有する栄養
ブロス中で特によく進行する。培養は好気的に実施さ
れ、例えば振盪フラスコまたは発酵槽中で空気または酸
素を導入するかまたは導入しないで、振盪または撹拌し
ながら液内培養中で実施される。培養は約18〜35℃
好ましくは約25〜30℃特に27〜28℃で実施され
うる。pH範囲は1〜8、有利には1〜4であるべきであ
る。微生物は一般的にこれらの条件下で60〜170時
間好ましくは100〜150時間培養される。
【0010】微生物は数段階で培養するのが有利であ
る。すなわち1種以上の前培養物を最初に液体栄養培地
中で生産し、次に実際の生産培地の主培養物に接種する
のにそれを例えば1:10の容量比で使用する。前培養
物は、例えば栄養ブロスに胞子を形成しつつある菌糸
(mycelium)を接種しついでそれを約48〜72時間生
長させることによって得られる。胞子を形成しつつある
菌糸は、菌糸を固形または液体栄養基質例えば酵母−麦
芽−寒天上で約7日間培養することによって得ることが
できる。
る。すなわち1種以上の前培養物を最初に液体栄養培地
中で生産し、次に実際の生産培地の主培養物に接種する
のにそれを例えば1:10の容量比で使用する。前培養
物は、例えば栄養ブロスに胞子を形成しつつある菌糸
(mycelium)を接種しついでそれを約48〜72時間生
長させることによって得られる。胞子を形成しつつある
菌糸は、菌糸を固形または液体栄養基質例えば酵母−麦
芽−寒天上で約7日間培養することによって得ることが
できる。
【0011】発酵の進行は、培養物のpHによりまたは薄
層クロマトグラフィーによる菌糸体容量によりまたは生
物活性検定によりモニターすることができる。式Iの化
合物は菌糸体およびまた培養濾液中に存在する。
層クロマトグラフィーによる菌糸体容量によりまたは生
物活性検定によりモニターすることができる。式Iの化
合物は菌糸体およびまた培養濾液中に存在する。
【0012】培地からの前記化合物の単離は生産物の化
学的、物理的および生物学的性質を考慮して、知られた
手法で実施される。培地中または個々の単離段階中にお
ける抗生物質の濃度を試験するには、例えばシリカゲル
上で移動相としてクロロホルム/メタノールを用いる薄
層クロマトグラフィーを使用することができ、そして得
られた抗菌物質の量を標準溶液と比較するのが好都合で
ある。
学的、物理的および生物学的性質を考慮して、知られた
手法で実施される。培地中または個々の単離段階中にお
ける抗生物質の濃度を試験するには、例えばシリカゲル
上で移動相としてクロロホルム/メタノールを用いる薄
層クロマトグラフィーを使用することができ、そして得
られた抗菌物質の量を標準溶液と比較するのが好都合で
ある。
【0013】該化合物を単離するには、培養ブロスおよ
び菌糸を最初に有機溶媒例えばクロロホルム、酢酸エチ
ル等で抽出して非極性不純物を除去する。ブロスおよび
菌糸を引続きより強力な極性溶媒例えば低級アルカノー
ルまたは、クロロホルムおよび/または酢酸エチルと低
級アルカノールとの混合物で抽出する。
び菌糸を最初に有機溶媒例えばクロロホルム、酢酸エチ
ル等で抽出して非極性不純物を除去する。ブロスおよび
菌糸を引続きより強力な極性溶媒例えば低級アルカノー
ルまたは、クロロホルムおよび/または酢酸エチルと低
級アルカノールとの混合物で抽出する。
【0014】精製単離は、適当な媒体例えばシリカゲ
ル、アルミナまたはイオン交換体上で、場合により水、
および/またはイオン交換体用に適した塩勾配(salt g
radient)例えば塩化ナトリウムもしくはトリス(ヒド
ロキシメチル)アミノメタン−HCl(トリスバッファ
ー)を用いて有機極性の溶媒または溶媒混合物例えば酢
酸エチル、酢酸エチルと低級アルカノールとの混合物で
引続き溶離しついで活性フラクションを集めることによ
って行うのが好ましい。
ル、アルミナまたはイオン交換体上で、場合により水、
および/またはイオン交換体用に適した塩勾配(salt g
radient)例えば塩化ナトリウムもしくはトリス(ヒド
ロキシメチル)アミノメタン−HCl(トリスバッファ
ー)を用いて有機極性の溶媒または溶媒混合物例えば酢
酸エチル、酢酸エチルと低級アルカノールとの混合物で
引続き溶離しついで活性フラクションを集めることによ
って行うのが好ましい。
【0015】これらの化合物は固相中並びにpH2〜8好
ましくは3〜7の溶液中で安定であり、従って慣用の製
剤中に混入させることができる。
ましくは3〜7の溶液中で安定であり、従って慣用の製
剤中に混入させることができる。
【0016】
【実施例】以下の実施例で、本発明を詳記する。百分率
は特記しない限り重量基準である。
は特記しない限り重量基準である。
【0017】実施例1 a) 生産者菌株の胞子懸濁液の調製 500ml三角フラスコ中に入れた100mlの栄養ブロス
(酵母エキス2g;麦芽エキス20g;グルコース10
g;(NH4)2PO4 0.5g;水道水1リットル,滅菌
前のpH7.3)に菌株DSM 4209またはDSM 4
210を接種し、次にロータリーシェーカーで25℃お
よび120rpmにおいて72時間培養する。引続き上記
組成の栄養物質を含有する500ml三角フラスコ中にお
いて、あらかじめリットル当たり20gの寒天を固化の
ために加えておきそして培養液20mlを均一に拡散させ
ついで傾瀉する。培養物を25℃で10〜14日間培養
する。該時間経過後に得られた胞子を、市販の非イオン
清浄剤(Triton X 100, Serva社製)1滴を含有する脱
イオン水500mlで1つのフラスコから浮遊除去しつい
で直ちに使用するかまたは−22℃で貯蔵する。
(酵母エキス2g;麦芽エキス20g;グルコース10
g;(NH4)2PO4 0.5g;水道水1リットル,滅菌
前のpH7.3)に菌株DSM 4209またはDSM 4
210を接種し、次にロータリーシェーカーで25℃お
よび120rpmにおいて72時間培養する。引続き上記
組成の栄養物質を含有する500ml三角フラスコ中にお
いて、あらかじめリットル当たり20gの寒天を固化の
ために加えておきそして培養液20mlを均一に拡散させ
ついで傾瀉する。培養物を25℃で10〜14日間培養
する。該時間経過後に得られた胞子を、市販の非イオン
清浄剤(Triton X 100, Serva社製)1滴を含有する脱
イオン水500mlで1つのフラスコから浮遊除去しつい
で直ちに使用するかまたは−22℃で貯蔵する。
【0018】b) 三角フラスコ中における生産者菌株
の培養または前培養の調製 前記a)に記載の栄養ブロス100mlを含有する500m
l三角フラスコに斜面培養または胞子懸濁液0.2mlを接
種し、次にシェーカーで120rpmおよび25℃におい
て培養する。約120時間後に式Iの化合物の最高生産
高が達成される。10リットルないし100ml発酵槽に
接種するには、同一の該栄養ブロスの48時間令液内培
養(5%)で十分である。
の培養または前培養の調製 前記a)に記載の栄養ブロス100mlを含有する500m
l三角フラスコに斜面培養または胞子懸濁液0.2mlを接
種し、次にシェーカーで120rpmおよび25℃におい
て培養する。約120時間後に式Iの化合物の最高生産
高が達成される。10リットルないし100ml発酵槽に
接種するには、同一の該栄養ブロスの48時間令液内培
養(5%)で十分である。
【0019】実施例2 式Iの化合物の製造 10リットル発酵槽は下記条件で操作する。 栄養ブロス: 麦芽エキス 20.0g/リット
ル 酵母エキス 2.0g/リットル グルコース 10.0g/リットル (NH4)2PO4 0.5g/リットル 培養時間: 150時間 培養温度: 25℃ 撹拌機速度: 250rpm 通気: 毎分4リットルの空気
ル 酵母エキス 2.0g/リットル グルコース 10.0g/リットル (NH4)2PO4 0.5g/リットル 培養時間: 150時間 培養温度: 25℃ 撹拌機速度: 250rpm 通気: 毎分4リットルの空気
【0020】エタノール性ポリオール溶液数滴を繰り返
し添加すると泡の発生を抑制することができる。約15
0時間後に最高生産高が達成される。収量は10〜10
0mg/リットルである。
し添加すると泡の発生を抑制することができる。約15
0時間後に最高生産高が達成される。収量は10〜10
0mg/リットルである。
【0021】実施例3 式Iの化合物の単離 DSM 4209またはDSM 4210の発酵後に、濾
過助剤として2%セライト(Celite)を添加して培養ブ
ロスを濾過する。これに続く操作は以下に示すとおりで
ある。
過助剤として2%セライト(Celite)を添加して培養ブ
ロスを濾過する。これに続く操作は以下に示すとおりで
ある。
【0022】式Iで示される本発明化合物の単離は、生
物量(biomass)を培養濾液から分離した後に実施す
る。分離は例えば濾過または遠心分離によって実施す
る。培養濾液は例えばポリスチレン製の吸着剤樹脂に注
ぐ。
物量(biomass)を培養濾液から分離した後に実施す
る。分離は例えば濾過または遠心分離によって実施す
る。培養濾液は例えばポリスチレン製の吸着剤樹脂に注
ぐ。
【0023】溶離は極性溶媒、好ましくは水と混合され
ることもある低級アルコール例えばメタノールを用いて
実施される。
ることもある低級アルコール例えばメタノールを用いて
実施される。
【0024】式Iの化合物は、低級アルコール例えばメ
タノール、酢酸エチル、n−アルカン例えばヘキサンも
しくはヘプタンまたは塩素化炭化水素例えばメチレンク
ロライドの混合物を含有する移動相系を用いるシリカゲ
ルでのクロマトグラフィーにより単離されうる。純粋溶
媒も使用可能である。最終精製は低級アルコール例えば
メタノール、酢酸エチル、n−アルカン例えばヘキサン
もしくはヘプタン、および/または塩素化炭化水素例え
ばメチレンクロライドの混合物を含有する移動相中で、
あるいはまた純粋溶媒中で、例えばシリカゲル、逆相シ
リカゲルでのHPLCによりまたは例えばSephadex LH-
20でのゲル透過クロマトグラフィーにより実施されう
る。
タノール、酢酸エチル、n−アルカン例えばヘキサンも
しくはヘプタンまたは塩素化炭化水素例えばメチレンク
ロライドの混合物を含有する移動相系を用いるシリカゲ
ルでのクロマトグラフィーにより単離されうる。純粋溶
媒も使用可能である。最終精製は低級アルコール例えば
メタノール、酢酸エチル、n−アルカン例えばヘキサン
もしくはヘプタン、および/または塩素化炭化水素例え
ばメチレンクロライドの混合物を含有する移動相中で、
あるいはまた純粋溶媒中で、例えばシリカゲル、逆相シ
リカゲルでのHPLCによりまたは例えばSephadex LH-
20でのゲル透過クロマトグラフィーにより実施されう
る。
【0025】式Iの化合物は粘稠性液体または無色固形
物のいずれかであり、加熱後にアニスアルデヒド−硫酸
で呈色反応を示す。その着色は加熱の時間および強度に
左右される。一般的には該呈色反応において青がかった
色〜緑色が得られる。
物のいずれかであり、加熱後にアニスアルデヒド−硫酸
で呈色反応を示す。その着色は加熱の時間および強度に
左右される。一般的には該呈色反応において青がかった
色〜緑色が得られる。
【0026】1.化合物SM 225(デカレストリク
チンG)の特性
チンG)の特性
【化3】 薄層クロマトグラフィー:シリカゲル60,F254 a) n−ブタノール/CH3COOH/H2O=4/1
/5:Rf 0.6 b) クロロホルム/メタノール=9/1:Rf 0.7
4 c) 酢酸エチル/n−ヘキサン=3/1:Rf 0.5
61 H−NMRスペクトル(360MHz,CDCl3/T
MS):6.54(1H, m, J=16Hz, J=7Hz)、 5.88(1H, br,
d, J=16Hz)、 5.06(1H, m)、 4.32(1H, OH)、 3.67(1H,
m)、 3.33(1H, m)、 1.91-2.01(1H, m)、 1.71-1.84(2H, 2
m)、1.46-1.57(1H, m)、 1.22(3H, d, J=6.7Hz)13 C−NMRスペクトル(90.5MHz,CDCl3/
TMS):195.5、 168.0、 150.5、 125、 68.0、 60.7、 5
3.5、 51.7、 33.0、 27.7 IRスペクトル(フィルム):3440、 2980、 2930、 287
5、 1710、 1440、 1385、 1355、 1270、 1040、 1005、 980、9
15、 760cm-1 旋光度:〔α〕D 20=+14.49°(c=0.207,
メタノール中) EI−MS(70eV): m/e=198(C10H14O4に対応、または198.2
21) 旋光度:〔α〕D 20=+14.49°(c=0.163,
メタノール中)
/5:Rf 0.6 b) クロロホルム/メタノール=9/1:Rf 0.7
4 c) 酢酸エチル/n−ヘキサン=3/1:Rf 0.5
61 H−NMRスペクトル(360MHz,CDCl3/T
MS):6.54(1H, m, J=16Hz, J=7Hz)、 5.88(1H, br,
d, J=16Hz)、 5.06(1H, m)、 4.32(1H, OH)、 3.67(1H,
m)、 3.33(1H, m)、 1.91-2.01(1H, m)、 1.71-1.84(2H, 2
m)、1.46-1.57(1H, m)、 1.22(3H, d, J=6.7Hz)13 C−NMRスペクトル(90.5MHz,CDCl3/
TMS):195.5、 168.0、 150.5、 125、 68.0、 60.7、 5
3.5、 51.7、 33.0、 27.7 IRスペクトル(フィルム):3440、 2980、 2930、 287
5、 1710、 1440、 1385、 1355、 1270、 1040、 1005、 980、9
15、 760cm-1 旋光度:〔α〕D 20=+14.49°(c=0.207,
メタノール中) EI−MS(70eV): m/e=198(C10H14O4に対応、または198.2
21) 旋光度:〔α〕D 20=+14.49°(c=0.163,
メタノール中)
【0027】2.化合物SM 281(デカレストリク
チンM)の特性
チンM)の特性
【化4】 薄層クロマトグラフィー:シリカゲル60,F254 a) n−ブタノール/CH3COOH/H2O=4/1
/5:Rf 0.61 b) クロロホルム/メタノール=9/1:Rf 0.7
7 c) 酢酸エチル/n−ヘキサン=3/1:Rf 0.5
51 H−NMRスペクトル(360MHz,CDCl3/T
MS):5.180(m, 1H, J=6.14, 11.02, 3.13)、 3.68(m,
1H, J=9.41, 1.91)、 3.41(d,1H, J=-15.0Hz)、 3.37(d,
1H, J=-15.0Hz)、 2.71(m, 1H, J=-14.8Hz)、 2.31(m,1
H, J=-14.8Hz)、 2.04(m, 1H)、 2.01(1OH)、 1.90(m, 1H,
J=11.02, 9.41, -14.16Hz)、 1.87(m, 1H, J=-14.16,
3.13, 1.91Hz)、 1.70(m, 1H)、 1.63(m, 1H)、 1.56(m, 1
H)、 1.30(d, 3H, J=6.14)13 C−NMRスペクトル(90.5MHz,CDCl3/
TMS):203.04、 166.66、 71.67、 69.23、 51.71、 44.
15、 39.35、 36.84、 21.32、20.76
/5:Rf 0.61 b) クロロホルム/メタノール=9/1:Rf 0.7
7 c) 酢酸エチル/n−ヘキサン=3/1:Rf 0.5
51 H−NMRスペクトル(360MHz,CDCl3/T
MS):5.180(m, 1H, J=6.14, 11.02, 3.13)、 3.68(m,
1H, J=9.41, 1.91)、 3.41(d,1H, J=-15.0Hz)、 3.37(d,
1H, J=-15.0Hz)、 2.71(m, 1H, J=-14.8Hz)、 2.31(m,1
H, J=-14.8Hz)、 2.04(m, 1H)、 2.01(1OH)、 1.90(m, 1H,
J=11.02, 9.41, -14.16Hz)、 1.87(m, 1H, J=-14.16,
3.13, 1.91Hz)、 1.70(m, 1H)、 1.63(m, 1H)、 1.56(m, 1
H)、 1.30(d, 3H, J=6.14)13 C−NMRスペクトル(90.5MHz,CDCl3/
TMS):203.04、 166.66、 71.67、 69.23、 51.71、 44.
15、 39.35、 36.84、 21.32、20.76
【0028】3.化合物SM 233(デカレストリク
チンL)の特性
チンL)の特性
【化5】 薄層クロマトグラフィー:シリカゲル60,F254 a) n−ブタノール/CH3COOH/H2O=4/1
/5:Rf 0.63 b) クロロホルム/メタノール=9/1:Rf 0.7
6 c) 酢酸エチル/n−ヘキサン=3/1:Rf 0.6
91 H−NMRスペクトル(200MHz,CDCl3/T
MS):5.60-5.75(2H, 2m)、 5.13(1H, ddq, J=5Hz, J=
2Hz, J=6.8Hz)、 4.77(1H, ddd,J=5Hz, J=8Hz, J=9Hz)、
3.48(1H, m)、 3.47(1H, m)、 2.97(1H, dd, J=12.5Hz,J=
5Hz)、 2.91(1H, ddd, J=4Hz, J=5Hz, J=14.2Hz)、 2.83
(1H, dd, J=9Hz, J=12.5Hz)、 2.03(1H, ddd, J=4Hz, J=
6.5Hz, J=14.2Hz)、 1.94(1H, OH)、 1.23(3H, d,J=6.8H
z)13 C−NMRスペクトル(50.3MHz,CDCl3/
TMS):198.56、 165.69、 136.43、 124.61、 69.72、 6
3.63、 53.49、 51.38、 30.49、 17.74
/5:Rf 0.63 b) クロロホルム/メタノール=9/1:Rf 0.7
6 c) 酢酸エチル/n−ヘキサン=3/1:Rf 0.6
91 H−NMRスペクトル(200MHz,CDCl3/T
MS):5.60-5.75(2H, 2m)、 5.13(1H, ddq, J=5Hz, J=
2Hz, J=6.8Hz)、 4.77(1H, ddd,J=5Hz, J=8Hz, J=9Hz)、
3.48(1H, m)、 3.47(1H, m)、 2.97(1H, dd, J=12.5Hz,J=
5Hz)、 2.91(1H, ddd, J=4Hz, J=5Hz, J=14.2Hz)、 2.83
(1H, dd, J=9Hz, J=12.5Hz)、 2.03(1H, ddd, J=4Hz, J=
6.5Hz, J=14.2Hz)、 1.94(1H, OH)、 1.23(3H, d,J=6.8H
z)13 C−NMRスペクトル(50.3MHz,CDCl3/
TMS):198.56、 165.69、 136.43、 124.61、 69.72、 6
3.63、 53.49、 51.38、 30.49、 17.74
【0029】4.化合物SM 140E(デカレストリ
クチンE)の特性
クチンE)の特性
【化6】 薄層クロマトグラフィー:シリカゲル60,F254 a) n−ブタノール/CH3COOH/H2O=4/1
/5:Rf 0.55 b) クロロホルム/メタノール=9/1:Rf 0.7
7 c) 酢酸エチル/n−ヘキサン=3/1:Rf 0.6
01 H−NMRスペクトル(360MHz,CDCl3/T
MS):5.11(m, 1H, J=1.19Hz, J=11.45Hz, J=6.33H
z)、 3.50(3H, s)、 3.47(m, 1H)、3.44(m, 1H)、 3.29(1H,
ddd, J=9.09Hz, J=3.13Hz, J=4.47Hz)、 3.05(1H, m,J=
4.06Hz, J=10.35Hz, J=4.26Hz)、 2.98(m, 1H)、 2.90(1
H, dd, J=4.47Hz, J=14.13Hz)、 2.63(1H, dd)、 2.35(m,
1H)、 1.54(m, 1H)、 1.33(3H, q, J=6.33Hz)13 C−NMRスペクトル(90.3MHz,CDCl3/
TMS):200.31、 165.41、 77.34、 68.98、 59.58、 57.
43、 53.19、 52.11、 46.22、36.70、 20.64 EI−GC/MS(70eV)、GC/Cl−NH3(分
離カラム HP 5.25m×0.2mm,50−320℃) m/e=288(M+)
/5:Rf 0.55 b) クロロホルム/メタノール=9/1:Rf 0.7
7 c) 酢酸エチル/n−ヘキサン=3/1:Rf 0.6
01 H−NMRスペクトル(360MHz,CDCl3/T
MS):5.11(m, 1H, J=1.19Hz, J=11.45Hz, J=6.33H
z)、 3.50(3H, s)、 3.47(m, 1H)、3.44(m, 1H)、 3.29(1H,
ddd, J=9.09Hz, J=3.13Hz, J=4.47Hz)、 3.05(1H, m,J=
4.06Hz, J=10.35Hz, J=4.26Hz)、 2.98(m, 1H)、 2.90(1
H, dd, J=4.47Hz, J=14.13Hz)、 2.63(1H, dd)、 2.35(m,
1H)、 1.54(m, 1H)、 1.33(3H, q, J=6.33Hz)13 C−NMRスペクトル(90.3MHz,CDCl3/
TMS):200.31、 165.41、 77.34、 68.98、 59.58、 57.
43、 53.19、 52.11、 46.22、36.70、 20.64 EI−GC/MS(70eV)、GC/Cl−NH3(分
離カラム HP 5.25m×0.2mm,50−320℃) m/e=288(M+)
【0030】5.化合物SM 230(デカレストリク
チンI)の特性
チンI)の特性
【化7】 薄層クロマトグラフィー:シリカゲル60,F254 a) n−ブタノール/CH3COOH/H2O=4/1
/5:Rf 0.37 b) クロロホルム/メタノール=9/1:Rf 0.7
7 c) 酢酸エチル/n−ヘキサン=3/1:Rf 0.6
01 H−NMRスペクトル(200MHz,CDCl3/T
MS):5.94(m, 2H)、 5.11(m, 2H)、 4.98(m, 1H)、 3.9
7(dt, 1H, J=10.8および2Hz)、2.70(m, 2H)、 2.42(1H, O
H)、 2.02(m, 1H)、 1.69(m, 1H)、 1.29(d, 3H, J=13Hz) 13 C−NMRスペクトル(90.5MHz,CD3OD/
TMS):173.00、 133.03、 128.06、 93.49、 82.69、 7
4.42、 72.21、 43.20、 40.37、 21.89 IRスペクトル(KBr):3405、 2980、 2860、 1710、
1440、 1380、 1297、 1252、 1163、 1070、 980、 705cm -1 UVスペクトル(MeOH):MS:m/e C10H14
O4 198.22 実測値:M+−CO 旋光度:〔α〕D 20=−132.2° 元素分析値 実測値:C 60.2% H 7.1% 報告値:C 60.6% H 7.1%
/5:Rf 0.37 b) クロロホルム/メタノール=9/1:Rf 0.7
7 c) 酢酸エチル/n−ヘキサン=3/1:Rf 0.6
01 H−NMRスペクトル(200MHz,CDCl3/T
MS):5.94(m, 2H)、 5.11(m, 2H)、 4.98(m, 1H)、 3.9
7(dt, 1H, J=10.8および2Hz)、2.70(m, 2H)、 2.42(1H, O
H)、 2.02(m, 1H)、 1.69(m, 1H)、 1.29(d, 3H, J=13Hz) 13 C−NMRスペクトル(90.5MHz,CD3OD/
TMS):173.00、 133.03、 128.06、 93.49、 82.69、 7
4.42、 72.21、 43.20、 40.37、 21.89 IRスペクトル(KBr):3405、 2980、 2860、 1710、
1440、 1380、 1297、 1252、 1163、 1070、 980、 705cm -1 UVスペクトル(MeOH):MS:m/e C10H14
O4 198.22 実測値:M+−CO 旋光度:〔α〕D 20=−132.2° 元素分析値 実測値:C 60.2% H 7.1% 報告値:C 60.6% H 7.1%
【0031】抗菌活性は慣用のインビトロ阻害帯試験
(in vitro inhibition zone test)によって証明する
ことができる。式Iの化合物は特にスタフィロコッカス
アウレウス(Staphylococcus aureus)について良好な
活性を示す。最大阻害濃度は>10〜<100μg/ml
である。
(in vitro inhibition zone test)によって証明する
ことができる。式Iの化合物は特にスタフィロコッカス
アウレウス(Staphylococcus aureus)について良好な
活性を示す。最大阻害濃度は>10〜<100μg/ml
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:80) 7804−4B (72)発明者 マリオン・マイアー ドイツ連邦共和国デー−3400ゲツテインゲ ン.ペトリキルヒシユトラーセ20 (72)発明者 アクセル・ゲールト ドイツ連邦共和国デー−3400ゲツテインゲ ン.アルントシユトラーセ3 (72)発明者 エアノルト・グランツアー ドイツ連邦共和国デー−6233ケルクハイム /タウヌス.フアルケンシユタイナーシユ トラーセ24 (72)発明者 ペーター・ハマン ドイツ連邦共和国デー−6223バーベンハウ ゼン.ビユルガーマイスター−リユール− シユトラーセ20 (72)発明者 ラインハルト・キルシユ ドイツ連邦共和国デー−6230フランクフル ト・アム・マイン80.ヨハネスアレー18 (72)発明者 ラルフ・テイーリツケ ドイツ連邦共和国デー−6057デイーツエン バハ.アウエシユトラーセ35
Claims (9)
- 【請求項1】 式I 【化1】 〔上記式中、R1はヒドロキシル、オキソであるか、ま
たはR2と一緒になって二重結合を示すかまたはR2と共
に酸素に環状に結合するが、後者の場合にはR3はメト
キシであるものとし、 R2は水素であるか、またはR5と共に酸素に環状に結合
するか、またはR3と一緒になって二重結合を示すが、
後者の場合にはR1はオキソであるものとし、 R3は水素、ヒドロキシルまたはメトキシであるか、ま
たはR4と一緒になって二重結合を示し、 R4は水素またはヒドロキシルであり、そしてR5は水素
またはオキソである〕で表される化合物。 - 【請求項2】 請求項1記載の式Iの化合物の製造にお
いて、式Iの化合物が培養物中に蓄積されるまでペニシ
リウム種(Penicillium sp.)の微生物を栄養培地中に
おいて培養することからなる製造方法。 - 【請求項3】 菌株DSM 4209および/またはD
SM 4210を培養する請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 栄養培地が、それぞれにおいて全栄養ブ
ロスの重量を基準にして0.2〜5%の麦芽エキス、0.
02〜0.5%の酵母エキス、0.1〜5%のグルコース
および0.005〜0.2%のアンモニウム塩を含有する
請求項2または3記載の方法。 - 【請求項5】 栄養培地が1〜4%の麦芽エキス、0.
1〜0.4%の酵母エキス、0.5〜2%のグルコースお
よび0.01〜0.1%のアンモニウム塩を含有する請求
項4記載の方法。 - 【請求項6】 培養を18〜35℃で実施する請求項2
〜5のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項7】 培養をpH1〜8で実施する請求項2〜6
のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項8】 治療方法で使用するための請求項1記載
の式Iの化合物。 - 【請求項9】 抗菌剤および脂質調節剤を製造するため
の請求項1記載の化合物の使用。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4102668 | 1991-01-30 | ||
| DE4115674 | 1991-05-14 | ||
| DE41026683 | 1991-05-14 | ||
| DE41156749 | 1991-05-14 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592967A true JPH0592967A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=25900610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4013832A Pending JPH0592967A (ja) | 1991-01-30 | 1992-01-29 | 10員環ラクトン構造を有する新規な天然物質 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0497300A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0592967A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19826499A1 (de) * | 1998-06-13 | 1999-12-16 | Beiersdorf Ag | Gegen Bakterien, Mycota, Viren, Parasiten und Protozoen wirksame Substanzen |
| DE10122523A1 (de) * | 2001-05-09 | 2002-11-14 | Zentaris Ag | Neue Decalactone aus assoziierten Pilzen mariner Schwämme und deren synthetische Derivate als Arzneimittel |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE58908507D1 (de) * | 1988-03-15 | 1994-11-24 | Hoechst Ag | Neue 10-Ring-Lactone, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung. |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP4013832A patent/JPH0592967A/ja active Pending
- 1992-01-29 EP EP92101443A patent/EP0497300A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0497300A1 (de) | 1992-08-05 |
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