JPH0592988A - ステロイド中間体化合物 - Google Patents
ステロイド中間体化合物Info
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- JPH0592988A JPH0592988A JP4019395A JP1939592A JPH0592988A JP H0592988 A JPH0592988 A JP H0592988A JP 4019395 A JP4019395 A JP 4019395A JP 1939592 A JP1939592 A JP 1939592A JP H0592988 A JPH0592988 A JP H0592988A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07J—STEROIDS
- C07J51/00—Normal steroids with unmodified cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton not provided for in groups C07J1/00 - C07J43/00
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07J—STEROIDS
- C07J1/00—Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen, not substituted in position 17 beta by a carbon atom, e.g. estrane, androstane
- C07J1/0003—Androstane derivatives
- C07J1/0011—Androstane derivatives substituted in position 17 by a keto group
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07J—STEROIDS
- C07J17/00—Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen, having an oxygen-containing hetero ring not condensed with the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 3−ケト−16β−メチル−又は16−メチ
ル−16−メトキシオキサリル−ステロイドのエノ−ル
エ−テルである新規中間体化合物類を提供する。 【構成】 下記式に示す 〔式中R16とR′16はそれぞれβ−メチルと水素で
あるか、又はそれぞれメチルとメトキシオキサリルであ
り、 はR16とR′16がβ−メチルと水素のときは二重結
合であり、R16とR′16がメチルとメトキシオキサ
リルでるときは単結合である〕の化合物。
ル−16−メトキシオキサリル−ステロイドのエノ−ル
エ−テルである新規中間体化合物類を提供する。 【構成】 下記式に示す 〔式中R16とR′16はそれぞれβ−メチルと水素で
あるか、又はそれぞれメチルとメトキシオキサリルであ
り、 はR16とR′16がβ−メチルと水素のときは二重結
合であり、R16とR′16がメチルとメトキシオキサ
リルでるときは単結合である〕の化合物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は3−ケト−16β−メチ
ル−又は16−メチル−16−メトキシオキサリル−ス
テロイドのエノ−ルエ−テルである新規中間体化合物類
に関する。
ル−又は16−メチル−16−メトキシオキサリル−ス
テロイドのエノ−ルエ−テルである新規中間体化合物類
に関する。
【0002】
【従来の技術】17−ケトステロイド類(I)から対応す
る16β−メチル−17−ケトステロイド(IV)への変換
は当業者に周知である。例えば合衆国特許第3,039,528
号と第3,704,253号、Gazz. Chim Ital. 91巻672頁(1961
年)を参照のこと。方法のほとんどは幾分の16α−メ
チル異性体を生ずる。J. Org. Chem. 43巻4679頁(1978
年)でジ−.ニ−フ(G. Neef)は、3β−アセトキシ−
16−メチルアンドロスト−5−エン−17−オンで1
6β−メチル/16α−メチルの熱力学的平衡混合物は
78.5/21.5であると決定した。
る16β−メチル−17−ケトステロイド(IV)への変換
は当業者に周知である。例えば合衆国特許第3,039,528
号と第3,704,253号、Gazz. Chim Ital. 91巻672頁(1961
年)を参照のこと。方法のほとんどは幾分の16α−メ
チル異性体を生ずる。J. Org. Chem. 43巻4679頁(1978
年)でジ−.ニ−フ(G. Neef)は、3β−アセトキシ−
16−メチルアンドロスト−5−エン−17−オンで1
6β−メチル/16α−メチルの熱力学的平衡混合物は
78.5/21.5であると決定した。
【0003】ピ−.ドラギエ−ル(P. deRuggiere)ら
は、Gazz. Chim. Ital. 91巻672頁(1961年)の678頁で、
17−ケトステロイド(I)を対応する16β−メチル−
17−ケトステロイド(IV)へ変換する3段階方法を明ら
かにしている。この方法はグリオキサル化、メチル化及
び脱グリオキサル化を伴う。ドラギエ−ルは16β−メ
チル/16α−メチルの生成物比を明らかにしていない
が、得たのは低収率(45.8%)であった。16β−
メチルコ−チコイド類の生産用出発材料としての16β
−メチル−17−ケトステロイド類(IV)の重要性のた
め、当業者はβ−立体配置で16−メチル基を立体選択
的に17−ケトステロイドへ付加し高収量を得ようとい
う試みを続けた。
は、Gazz. Chim. Ital. 91巻672頁(1961年)の678頁で、
17−ケトステロイド(I)を対応する16β−メチル−
17−ケトステロイド(IV)へ変換する3段階方法を明ら
かにしている。この方法はグリオキサル化、メチル化及
び脱グリオキサル化を伴う。ドラギエ−ルは16β−メ
チル/16α−メチルの生成物比を明らかにしていない
が、得たのは低収率(45.8%)であった。16β−
メチルコ−チコイド類の生産用出発材料としての16β
−メチル−17−ケトステロイド類(IV)の重要性のた
め、当業者はβ−立体配置で16−メチル基を立体選択
的に17−ケトステロイドへ付加し高収量を得ようとい
う試みを続けた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の親出願は、Δ
4−3−ケト及び3β−ヒドロキシ−Δ5−ステロイド出
発材料をC3位置で保護することによって、16β−メ
チル生成物の収率を大幅に高め、それによって本発明は
90/10より大きく、約95/5までの16β−メチ
ル−16α−メチル比を造り出す改良法に関している。
4−3−ケト及び3β−ヒドロキシ−Δ5−ステロイド出
発材料をC3位置で保護することによって、16β−メ
チル生成物の収率を大幅に高め、それによって本発明は
90/10より大きく、約95/5までの16β−メチ
ル−16α−メチル比を造り出す改良法に関している。
【0005】そこに明らかにされているのは、式(IVA
a、IVAb、IVCa)の化合物類からなる群から選ばれ
る16β−メチル−17−ケトステロイド類の製法であ
って、以下の段階からなる。
a、IVAb、IVCa)の化合物類からなる群から選ばれ
る16β−メチル−17−ケトステロイド類の製法であ
って、以下の段階からなる。
【0006】(1) 式(IAa、IAb、ICa)の化合物
類からなる群から選ばれる17−ケトステロイドをアル
カリ金属アルコキシドの存在下にC16活性化剤と接触さ
せて、式(IIAa、IIAb、IICa)の16置換ステロ
イドの陰イオンを造る。
類からなる群から選ばれる17−ケトステロイドをアル
カリ金属アルコキシドの存在下にC16活性化剤と接触さ
せて、式(IIAa、IIAb、IICa)の16置換ステロ
イドの陰イオンを造る。
【0007】(2) 段階(1)からの16−置換ステロイド
(II)の陰イオンをメチル化剤と接触させて、式(III
Aa、IIIAb、IIICa)の16−メチル−16−置換
ステロイドをつくる。
(II)の陰イオンをメチル化剤と接触させて、式(III
Aa、IIIAb、IIICa)の16−メチル−16−置換
ステロイドをつくる。
【0008】(3) 段階(2)からの16−メチル−16−
置換ステロイドをアルコ−ル含有溶媒中で強塩基と接触
させる。 またそこで明らかにされているのは、式IVBの16β−
メチル−17−ケトステロイドの製法であって、以下の
段階からなる。
置換ステロイドをアルコ−ル含有溶媒中で強塩基と接触
させる。 またそこで明らかにされているのは、式IVBの16β−
メチル−17−ケトステロイドの製法であって、以下の
段階からなる。
【0009】(1) 式IBの17−ケトステロイドをアル
カリ金属アルコキシドの存在下にC 16活性化剤と接触し
て、式IIBの16−置換ステロイドの陰イオンをつく
る。 (2) 16−置換ステロイドIIBの陰イオンをメチル化
剤と接触させて、式IIIBの16−メチル−16−置換
ステロイドをつくる。
カリ金属アルコキシドの存在下にC 16活性化剤と接触し
て、式IIBの16−置換ステロイドの陰イオンをつく
る。 (2) 16−置換ステロイドIIBの陰イオンをメチル化
剤と接触させて、式IIIBの16−メチル−16−置換
ステロイドをつくる。
【0010】(3) 16−メチル−16−置換ステロイ
ドをアルコ−ル含有溶媒中で強塩基と接触させる。 17−ケトステロイド(IA−IC)出発物質は当業者に
良く知られているか、又は当業者に良く知られた方法に
よって知られた化合物から容易に製造できる。
ドをアルコ−ル含有溶媒中で強塩基と接触させる。 17−ケトステロイド(IA−IC)出発物質は当業者に
良く知られているか、又は当業者に良く知られた方法に
よって知られた化合物から容易に製造できる。
【0011】Gazz. Chim. Ital.でドラギエ−ルらは3
β−ヒドロキシ−17−ケトステロイドを反応させ、1
6β−メチル−17−ケト−ステロイドをつくったが、
わずか45.8%の収率であった。本発明の親出願は出
発材料のC3官能基を保護することによって、16β−
メチル−17−ケトステロイド(IV)の収率を著しく加良
している。良好な16β/16α−メチル異性体比で高
収率をあげるには、Δ 4−3−ケト(A)と3β−ヒド
ロキシ(C)17−ケトステロイド(I)出発材料はC3官
能基を保護されていなければならない。Δ1,4−3−ケ
ト−17−ケトステロイド(IB)出発材料はC3ケトンが
保護されていることを必要としない。Δ4−3−ケト−
17−ケトステロイド(IA)はエノ−ルエ−テル(A
a)又はケタ−ル(Ab)として保護される。3β−ヒ
ドロキシ−Δ5ステロイド類(IC)はエ−テル(Ca)と
して保護される。好ましいエノ−ルエ−テル(Aa)は
メチル又はエチルエ−テルである。好ましいケタ−ル
(Ab)はエチレンケタ−ルである。3β−ヒドロキシ
Δ5ステロイド類(C)に好ましい保護基はメチル、又は
THPエ−テルである。エノ−ルエ−テルは当業者に周
知の方法によってつくられる。J. Org. Chem. 26巻3925
頁(1961年); 「ステロイド反応」カ−ル.ジエラッシ
編、ホ−ルデン.デイ、サンフランシスコ、1963年、42
〜45頁;及び合衆国特許3,516,991号(調製例1)を参
照のこと。ケタ−ル類(b)も周知の方法によってつく
られる。前掲「ステロイド反応」11〜14頁を参照のこ
と。
β−ヒドロキシ−17−ケトステロイドを反応させ、1
6β−メチル−17−ケト−ステロイドをつくったが、
わずか45.8%の収率であった。本発明の親出願は出
発材料のC3官能基を保護することによって、16β−
メチル−17−ケトステロイド(IV)の収率を著しく加良
している。良好な16β/16α−メチル異性体比で高
収率をあげるには、Δ 4−3−ケト(A)と3β−ヒド
ロキシ(C)17−ケトステロイド(I)出発材料はC3官
能基を保護されていなければならない。Δ1,4−3−ケ
ト−17−ケトステロイド(IB)出発材料はC3ケトンが
保護されていることを必要としない。Δ4−3−ケト−
17−ケトステロイド(IA)はエノ−ルエ−テル(A
a)又はケタ−ル(Ab)として保護される。3β−ヒ
ドロキシ−Δ5ステロイド類(IC)はエ−テル(Ca)と
して保護される。好ましいエノ−ルエ−テル(Aa)は
メチル又はエチルエ−テルである。好ましいケタ−ル
(Ab)はエチレンケタ−ルである。3β−ヒドロキシ
Δ5ステロイド類(C)に好ましい保護基はメチル、又は
THPエ−テルである。エノ−ルエ−テルは当業者に周
知の方法によってつくられる。J. Org. Chem. 26巻3925
頁(1961年); 「ステロイド反応」カ−ル.ジエラッシ
編、ホ−ルデン.デイ、サンフランシスコ、1963年、42
〜45頁;及び合衆国特許3,516,991号(調製例1)を参
照のこと。ケタ−ル類(b)も周知の方法によってつく
られる。前掲「ステロイド反応」11〜14頁を参照のこ
と。
【0012】17−ケトステロイド(I)をC16でメチル
化するために、17−ケトステロイド(I)の適当な型の
物は、16−置換ステロイド(II)を形成することによっ
てまず活性化される。17−ケトステロイド(I)をジア
ルキルオキサレ−ト、アルキルフオルメ−ト又はジアル
キルカ−ボネ−ト(ここでアルキル部分は1〜3個の炭
素原子)からなる群から選ばれるC16活性化剤と、アル
カリ金属アルコキシドの存在下に不活性有機溶媒中で、
約−20℃ないし不活性有機溶媒の還流温度で反応させ
る。C16活性化剤がジアルキルオキサレ−トであるのが
好ましく、ジメチル又はジエチルオキサレ−トであるの
がより好ましい。アルカリ金属アルコキシドはリチウ
ム、ナトリウム及びカリウムを包含し、ナトリウムが好
ましい。アルコキシドのアルキル部分は1〜4個の炭素
原子のアルキルを包含する。好ましいアルカリ金属アル
コキシドはナトリウムメトキシドとナトリウムエトキシ
ドである。不活性有機溶媒は塩化メチレン、THF、ジ
エチルエ−テル及びジメトキシエタンを包含する。好ま
しい温度範囲は約0℃〜約25℃である。16−置換ス
テロイド(II)は単離精製できる。次段階のメチル化を
行なうには、16−置換ステロイド(II)を精製する必
要はなく、その16−置換ステロイド(II)の単離精製
なしに次段階を行なうのが好ましい。16−置換ステロ
イド(II)は実際には、C3保護された型(II)の陰イ
オンのアルカリ金属塩として存在する。16−置換ステ
ロイド(II)を単離したい場合は、陰イオンを荷電され
ていない16−置換ステロイド(II)へ変換するように
酸性化する。次段階のメチル化を行なう前に、16−置
換ステロイド(II)を再びアルカリ条件へ戻さなければ
ならない。
化するために、17−ケトステロイド(I)の適当な型の
物は、16−置換ステロイド(II)を形成することによっ
てまず活性化される。17−ケトステロイド(I)をジア
ルキルオキサレ−ト、アルキルフオルメ−ト又はジアル
キルカ−ボネ−ト(ここでアルキル部分は1〜3個の炭
素原子)からなる群から選ばれるC16活性化剤と、アル
カリ金属アルコキシドの存在下に不活性有機溶媒中で、
約−20℃ないし不活性有機溶媒の還流温度で反応させ
る。C16活性化剤がジアルキルオキサレ−トであるのが
好ましく、ジメチル又はジエチルオキサレ−トであるの
がより好ましい。アルカリ金属アルコキシドはリチウ
ム、ナトリウム及びカリウムを包含し、ナトリウムが好
ましい。アルコキシドのアルキル部分は1〜4個の炭素
原子のアルキルを包含する。好ましいアルカリ金属アル
コキシドはナトリウムメトキシドとナトリウムエトキシ
ドである。不活性有機溶媒は塩化メチレン、THF、ジ
エチルエ−テル及びジメトキシエタンを包含する。好ま
しい温度範囲は約0℃〜約25℃である。16−置換ス
テロイド(II)は単離精製できる。次段階のメチル化を
行なうには、16−置換ステロイド(II)を精製する必
要はなく、その16−置換ステロイド(II)の単離精製
なしに次段階を行なうのが好ましい。16−置換ステロ
イド(II)は実際には、C3保護された型(II)の陰イ
オンのアルカリ金属塩として存在する。16−置換ステ
ロイド(II)を単離したい場合は、陰イオンを荷電され
ていない16−置換ステロイド(II)へ変換するように
酸性化する。次段階のメチル化を行なう前に、16−置
換ステロイド(II)を再びアルカリ条件へ戻さなければ
ならない。
【0013】次に16−置換ステロイドをメチル化する
と、16−メチル−置換ステロイド(III)を生ずる。
メチル化は、C3保護されたステロイド(II)のアルカ
リ金属塩をメチルハライドと、不活性溶媒中で−20℃
ないしその不活性有機溶媒の還流温度で反応させて行な
うか、あるいは反応容器を密封して約150℃までの温
度で反応させる。メチルハライドは沃化メチルと臭化メ
チルを包含し、沃化メチルが好ましい。不活性有機溶媒
はアセトン、THF、ジエチルエ−テル、メチルエチレ
ンケトン及びジメトキシエタンを包含する。アセトンが
好ましい有機溶媒である。塩化メチレンはメチル化反応
を遅らせる。酢酸のような酸で過剰なナトリウムメチラ
−トを中和し、炭酸カリウムを加えると、メチル化中の
副生物の形成が減少する。過剰量のメチル化剤を使用す
るのが好ましい。沃化メチルの場合、好ましい反応条件
は密閉反応容器でアセトン中50〜75℃で1.1〜
5.0当量である。55℃、20〜24時間にメチル化
を促進するには、5.0当量の十分な沃化メチルを使用
する。メチル化を48時間で行なうように反応条件を選
ぶ場合は、反応はΔ4−3−ケト(A)ステロイドの3
−エノ−ルエステルの相当な加水分解を示す。沃化メチ
ルをメチル化剤として使用するときは、反応が完了した
ら臭化メチルを反応混合物へ加えることができる。過剰
の沃化メチルと有機溶媒を減圧下に除去すると、16−
メチル−16−置換ステロイド(III)を生じ、これを
所望により精製できる。しかし、その16−メチル−1
6−置換ステロイド(III)を精製する必要はなく、望
ましいものでもないが、むしろ未精製の16−メチル−
16−置換ステロイド(III)で直接に最後の第三段階
を行なうのが好ましい。
と、16−メチル−置換ステロイド(III)を生ずる。
メチル化は、C3保護されたステロイド(II)のアルカ
リ金属塩をメチルハライドと、不活性溶媒中で−20℃
ないしその不活性有機溶媒の還流温度で反応させて行な
うか、あるいは反応容器を密封して約150℃までの温
度で反応させる。メチルハライドは沃化メチルと臭化メ
チルを包含し、沃化メチルが好ましい。不活性有機溶媒
はアセトン、THF、ジエチルエ−テル、メチルエチレ
ンケトン及びジメトキシエタンを包含する。アセトンが
好ましい有機溶媒である。塩化メチレンはメチル化反応
を遅らせる。酢酸のような酸で過剰なナトリウムメチラ
−トを中和し、炭酸カリウムを加えると、メチル化中の
副生物の形成が減少する。過剰量のメチル化剤を使用す
るのが好ましい。沃化メチルの場合、好ましい反応条件
は密閉反応容器でアセトン中50〜75℃で1.1〜
5.0当量である。55℃、20〜24時間にメチル化
を促進するには、5.0当量の十分な沃化メチルを使用
する。メチル化を48時間で行なうように反応条件を選
ぶ場合は、反応はΔ4−3−ケト(A)ステロイドの3
−エノ−ルエステルの相当な加水分解を示す。沃化メチ
ルをメチル化剤として使用するときは、反応が完了した
ら臭化メチルを反応混合物へ加えることができる。過剰
の沃化メチルと有機溶媒を減圧下に除去すると、16−
メチル−16−置換ステロイド(III)を生じ、これを
所望により精製できる。しかし、その16−メチル−1
6−置換ステロイド(III)を精製する必要はなく、望
ましいものでもないが、むしろ未精製の16−メチル−
16−置換ステロイド(III)で直接に最後の第三段階
を行なうのが好ましい。
【0014】16−メチル−16−置換ステロイド(II
I)は、アルコ−ル溶媒(ROH、Rは1〜5個の炭素
原子のアルキル)中で強塩基との反応によって望んでい
る16β−メチル−17−ケトステロイド(IV)へ変換さ
れる。強塩基は例えばアルカリ金属 (リチウム、ナト
リウム、カリウム)アルコキシド類(ここでアルコキシ
ドのアルキル部分は1〜4個の炭素原子のアルキルを包
含する)、アルカリ金属(リチウム、ナトリウム、カリ
ウム)水酸化物及びアルカリ金属(リチウム、ナトリウ
ム、カリウム)炭酸塩を包含する。1当量までの塩基を
使うのが好ましく、1.0当量が好適である。好ましい
系はメタノ−ル中のナトリウムメトキシドである。水分
は系に存在できる。その代りに、上記の塩基の一つとア
ルコ−ル共溶媒を包含するTHF、ジエチルエ−テル、
塩化メチレン又はジメトキシエタン又はそれらの混合物
などの不活性溶媒を使用できる。
I)は、アルコ−ル溶媒(ROH、Rは1〜5個の炭素
原子のアルキル)中で強塩基との反応によって望んでい
る16β−メチル−17−ケトステロイド(IV)へ変換さ
れる。強塩基は例えばアルカリ金属 (リチウム、ナト
リウム、カリウム)アルコキシド類(ここでアルコキシ
ドのアルキル部分は1〜4個の炭素原子のアルキルを包
含する)、アルカリ金属(リチウム、ナトリウム、カリ
ウム)水酸化物及びアルカリ金属(リチウム、ナトリウ
ム、カリウム)炭酸塩を包含する。1当量までの塩基を
使うのが好ましく、1.0当量が好適である。好ましい
系はメタノ−ル中のナトリウムメトキシドである。水分
は系に存在できる。その代りに、上記の塩基の一つとア
ルコ−ル共溶媒を包含するTHF、ジエチルエ−テル、
塩化メチレン又はジメトキシエタン又はそれらの混合物
などの不活性溶媒を使用できる。
【0015】この第三段階の脱グリオキサル化反応で、
16β−メチル及び16α−メチル異性体ができるのが
わかる。16β−メチル(所望)の16α−メチル(望
んでいない)−17−ケトステロイド(IV)に対する異性
体比が90%より大きいか同等のものを得るには、反応
温度が重大である。非常な低温では望ましくない副次的
反応が起き、高温では16β−メチル基のエピマ−化が
起る。約−20℃〜約25℃の温度が好ましく、約−5
℃〜約10℃がいっそう好ましい。各反応に対する最適
温度は当業者に周知のように、特定の16−メチル−置
換ステロイド(III)、特定の強塩基及び特定溶媒によ
って決り、従って−5℃〜10℃の一般的に好ましい範
囲からごくわずかに変り得る。
16β−メチル及び16α−メチル異性体ができるのが
わかる。16β−メチル(所望)の16α−メチル(望
んでいない)−17−ケトステロイド(IV)に対する異性
体比が90%より大きいか同等のものを得るには、反応
温度が重大である。非常な低温では望ましくない副次的
反応が起き、高温では16β−メチル基のエピマ−化が
起る。約−20℃〜約25℃の温度が好ましく、約−5
℃〜約10℃がいっそう好ましい。各反応に対する最適
温度は当業者に周知のように、特定の16−メチル−置
換ステロイド(III)、特定の強塩基及び特定溶媒によ
って決り、従って−5℃〜10℃の一般的に好ましい範
囲からごくわずかに変り得る。
【0016】Δ4−3−ケトステロイド(A)と3β−
ヒドロキシ−Δ5ステロイド(C)の場合、その16β
−メチル−17−ケト生成物はC3保護型にある。これ
らのC3保護されたステロイドは下に述べるようにC3保
護された型で使用でき、また当業者に周知の手段によっ
て遊離型または保護されてない型へ容易に変換できる。
ヒドロキシ−Δ5ステロイド(C)の場合、その16β
−メチル−17−ケト生成物はC3保護型にある。これ
らのC3保護されたステロイドは下に述べるようにC3保
護された型で使用でき、また当業者に周知の手段によっ
て遊離型または保護されてない型へ容易に変換できる。
【0017】16β−メチル−17−ケトステロイド類
(IVA−C)はベ−タメタゾン、メプレドニソン、ベクロ
ロメタゾン及びジフロラゾンジアセテ−トのような商業
的に価値のある16β−メチル抗炎症性コ−チコイド類
の製造に有用な中間体類である。合衆国特許第4,041,05
5号、第4,216,159号、第4,284,827号及び第4,342,702号
を参照のこと。3β−ヒドロキシ−16β−メチル−1
7−ケトステロイド(IVC)は対応するΔ4−3−ケト−
16β−メチル−17−ケトステロイド(IVA)に容易に
酸化でき、これを当業者に周知の手段によって、対応す
るΔ1,4−3−ケト−16β−メチル−17−ケトステ
ロイド(IVB)へ脱水素化できる。
(IVA−C)はベ−タメタゾン、メプレドニソン、ベクロ
ロメタゾン及びジフロラゾンジアセテ−トのような商業
的に価値のある16β−メチル抗炎症性コ−チコイド類
の製造に有用な中間体類である。合衆国特許第4,041,05
5号、第4,216,159号、第4,284,827号及び第4,342,702号
を参照のこと。3β−ヒドロキシ−16β−メチル−1
7−ケトステロイド(IVC)は対応するΔ4−3−ケト−
16β−メチル−17−ケトステロイド(IVA)に容易に
酸化でき、これを当業者に周知の手段によって、対応す
るΔ1,4−3−ケト−16β−メチル−17−ケトステ
ロイド(IVB)へ脱水素化できる。
【0018】
【課題を解決する手段】本発明は上記の方法で用いられ
るエノ−ルエ−テル(Aa)として保護された新規中間
体に関する。下の定義と説明は、明細書と特許請求の範
囲の双方を含めた全特許出願において用いられる用語に
対するものである。温度はすべて摂氏の度数である。T
LCは薄層クロマトグラフィのことである。THFはテ
トラヒドロフランのことである。THPはテトラヒドロ
ピランのととである。p−TSAはp−トルエンスルホ
ン酸1水塩のことである。NMRは核(プロトン)磁気
共鳴スペクトル分析のことであり、化学的シフトはTM
Sからダウンフィ−ルドにppm(δ)で報告されてい
る。TMSはテトラメチルシランのことである。溶媒対
を使用する時は、使用溶媒比は容量/容量(v/v)で
ある。「−〜−個の炭素原子のアルキル」という用語を
使う時は、異性体が存在する場合はそれらの異性体類を
意味し包含する。
るエノ−ルエ−テル(Aa)として保護された新規中間
体に関する。下の定義と説明は、明細書と特許請求の範
囲の双方を含めた全特許出願において用いられる用語に
対するものである。温度はすべて摂氏の度数である。T
LCは薄層クロマトグラフィのことである。THFはテ
トラヒドロフランのことである。THPはテトラヒドロ
ピランのととである。p−TSAはp−トルエンスルホ
ン酸1水塩のことである。NMRは核(プロトン)磁気
共鳴スペクトル分析のことであり、化学的シフトはTM
Sからダウンフィ−ルドにppm(δ)で報告されてい
る。TMSはテトラメチルシランのことである。溶媒対
を使用する時は、使用溶媒比は容量/容量(v/v)で
ある。「−〜−個の炭素原子のアルキル」という用語を
使う時は、異性体が存在する場合はそれらの異性体類を
意味し包含する。
【0019】Rは水素原子又は−CO−OR'又はO
R’である。R'は1〜5個の炭素原子のアルキルであ
る。R3は1〜5個の炭素原子のアルキルである。R6は
水素または弗素化原子である。R11は水素原子、なし
(Δ9(11))又はヒドロキシル基(α又はβ)である。-
--は一重又は二重結合である。
R’である。R'は1〜5個の炭素原子のアルキルであ
る。R3は1〜5個の炭素原子のアルキルである。R6は
水素または弗素化原子である。R11は水素原子、なし
(Δ9(11))又はヒドロキシル基(α又はβ)である。-
--は一重又は二重結合である。
【0020】これ以上の記述なしに、当業者は上の説明
をもちいて本発明を最大限に実施できるものと考えられ
る。以下の詳細な実施例は、本発明の種々の化合物類を
つくり本発明方法を実施するやり方を記述しており、単
に例示的なものとして考えるべきであって、いかなる形
においても上の開示を制限するものと考えられてはなら
ない。当業者は、反応体についても、反応条件と技法に
ついても、手順からの適当な変法をただちに気付くであ
ろう。
をもちいて本発明を最大限に実施できるものと考えられ
る。以下の詳細な実施例は、本発明の種々の化合物類を
つくり本発明方法を実施するやり方を記述しており、単
に例示的なものとして考えるべきであって、いかなる形
においても上の開示を制限するものと考えられてはなら
ない。当業者は、反応体についても、反応条件と技法に
ついても、手順からの適当な変法をただちに気付くであ
ろう。
【0021】参考例1 3−メトキシ−16−(メトキ
シオキサリル)アンドロスタ−3,5,9(11)−ト
リエン−17−オンナトリウム塩(IIAa) 3−メトキシアンドロスト−3,5,9(11)−トリ
エン−17−オン(IAa)(合衆国特許第3,516,991
号)29.84g、塩化メチレン200ml及びジエチル
オキサレ−ト16.1gを0℃に冷却する。固体ナトリ
ウムメトキシド6.5gを加える。冷却浴を除去し、混
合物を20〜25℃でかき混ぜる。1時間後、TLCは
幾分の出発材料の残存を示す。ナトリウムメトキシドの
追加1.08gを加える。更に1時間後、TLCは出発
材料の残留を示さない。重炭酸ナトリウム3.6gを加
え、溶液を10分かきまぜ、溶媒を減圧下に除去する
と、表題生成物が得られる。
シオキサリル)アンドロスタ−3,5,9(11)−ト
リエン−17−オンナトリウム塩(IIAa) 3−メトキシアンドロスト−3,5,9(11)−トリ
エン−17−オン(IAa)(合衆国特許第3,516,991
号)29.84g、塩化メチレン200ml及びジエチル
オキサレ−ト16.1gを0℃に冷却する。固体ナトリ
ウムメトキシド6.5gを加える。冷却浴を除去し、混
合物を20〜25℃でかき混ぜる。1時間後、TLCは
幾分の出発材料の残存を示す。ナトリウムメトキシドの
追加1.08gを加える。更に1時間後、TLCは出発
材料の残留を示さない。重炭酸ナトリウム3.6gを加
え、溶液を10分かきまぜ、溶媒を減圧下に除去する
と、表題生成物が得られる。
【0022】
実施例1 3−メトキシ−16−メチル−16−(メト
キシオキサリル)アンドロスト−3,5,9(11)−
トリエン−17−オン(IIIAa) 3−メトキシ−16−(メトキシオキサリル)アンドロ
スト−3,5,9(11)−トリエン−17−オンナト
リウム塩(IIAa、参考例1)にアセトン200mlを加
え、薄いスラリ−をつくる。沃化メチル70.95gを
加え、フラスコをゴム隔膜で栓をし、パラフィルムで密
封し、65℃に加熱する。18時間後、混合物を20〜
25℃に冷却する。TLCはグリオキサレ−ト出発材料
の残留を示さない。沃化メチルを再生するために、アセ
トン中の臭化メチル(1当量、1.0M、100ml)を
加え、混合物を15分かき混ぜた。有機溶媒と沃化メチ
ルを減圧下に除去すると、表題化合物を固体として生ず
る。
キシオキサリル)アンドロスト−3,5,9(11)−
トリエン−17−オン(IIIAa) 3−メトキシ−16−(メトキシオキサリル)アンドロ
スト−3,5,9(11)−トリエン−17−オンナト
リウム塩(IIAa、参考例1)にアセトン200mlを加
え、薄いスラリ−をつくる。沃化メチル70.95gを
加え、フラスコをゴム隔膜で栓をし、パラフィルムで密
封し、65℃に加熱する。18時間後、混合物を20〜
25℃に冷却する。TLCはグリオキサレ−ト出発材料
の残留を示さない。沃化メチルを再生するために、アセ
トン中の臭化メチル(1当量、1.0M、100ml)を
加え、混合物を15分かき混ぜた。有機溶媒と沃化メチ
ルを減圧下に除去すると、表題化合物を固体として生ず
る。
【0023】実施例2 3−メトキシ−16β−メチル
アンドロスト−3,5,9(11)−トリエン−17−
オン(IVAa) 固体としての粗製メチル化グリオキサレ−トにメタノ−
ル300mlを加え、頭上かきまぜを利用して、生ずるス
ラリ−を−10℃に冷却する。次にナトリウムメトキシ
ドのメタノ−ル溶液を加える(25%、23ml)。−1
0℃で15分後、TLCで測定されたとおりに反応は完
了する。酢酸6.9mlを含有する水300mlにスラリ−
を5℃で注ぎ、混合物を瀘過し、固体を水100mlで洗
い、50℃で減圧下に乾燥すると、表題化合物を生ず
る。融点124〜129℃。NMR(CDCl3) 0.83, 1.13,1.
18, 3.53, 5.13, 5.27及び5.48 δ。
アンドロスト−3,5,9(11)−トリエン−17−
オン(IVAa) 固体としての粗製メチル化グリオキサレ−トにメタノ−
ル300mlを加え、頭上かきまぜを利用して、生ずるス
ラリ−を−10℃に冷却する。次にナトリウムメトキシ
ドのメタノ−ル溶液を加える(25%、23ml)。−1
0℃で15分後、TLCで測定されたとおりに反応は完
了する。酢酸6.9mlを含有する水300mlにスラリ−
を5℃で注ぎ、混合物を瀘過し、固体を水100mlで洗
い、50℃で減圧下に乾燥すると、表題化合物を生ず
る。融点124〜129℃。NMR(CDCl3) 0.83, 1.13,1.
18, 3.53, 5.13, 5.27及び5.48 δ。
【0024】参考例2 3−メトキシ−16−(メトキ
シオキサリル)アンドロスタ−3,5−ジエン−17−
オン−ナトリウム塩(IIAa) 塩化メチレン133ml、ジエチルオキサレ−ト10.7
g、及び3−メトキシアンドロスト−3,5−ジエン−
17−オン(IAa、20g)を混合し、0℃に冷却す
る。固体ナトリウムメトキシド4.3gを加え、冷却浴
を除去し、反応を20〜25℃で一夜かきまぜる。ナト
リウムメトキシド0.71gを加え、混合物を2.75
時間かきまぜる。追加ナトリウムメトキシド0.71g
を加え、混合物を更に2時間かきまぜる。2時間かき混
ぜた後、ナトリウムメトキシド0.35gに続いてジエ
チルオキサレ−ト1.076gを加え、混合物を更に3
0分かきまぜ、これにつづいて炭酸ナトリウム1.7g
を加える。混合物を更に30分かきまぜ、このあと塩化
メチレンを減圧下に除去すると、表題化合物を生ずる。
シオキサリル)アンドロスタ−3,5−ジエン−17−
オン−ナトリウム塩(IIAa) 塩化メチレン133ml、ジエチルオキサレ−ト10.7
g、及び3−メトキシアンドロスト−3,5−ジエン−
17−オン(IAa、20g)を混合し、0℃に冷却す
る。固体ナトリウムメトキシド4.3gを加え、冷却浴
を除去し、反応を20〜25℃で一夜かきまぜる。ナト
リウムメトキシド0.71gを加え、混合物を2.75
時間かきまぜる。追加ナトリウムメトキシド0.71g
を加え、混合物を更に2時間かきまぜる。2時間かき混
ぜた後、ナトリウムメトキシド0.35gに続いてジエ
チルオキサレ−ト1.076gを加え、混合物を更に3
0分かきまぜ、これにつづいて炭酸ナトリウム1.7g
を加える。混合物を更に30分かきまぜ、このあと塩化
メチレンを減圧下に除去すると、表題化合物を生ずる。
【0025】実施例3 3−メトキシ−16−メチル−
16−(メトキシオキサリル)アンドロスト−3,5−
ジエン−17−オン(IIIAa) 3−メトキシ−16−(メトキシオキサリル)アンドロ
スト−3,5−ジエン−17−オンナトリウム塩(II、
参考例2)にアセトン133mlを加え、続いて沃化メチ
ル20.5mlを加え、フラスコをゴム隔膜で栓をし、パ
ラフィルムで密封し、55℃に17時間加熱する。TL
Cで測定されるとおりに反応は完了する。混合物を20
〜25℃に冷却し、アセトン中臭化メチル(1.0当
量)を加え、反応混合物を10分かきまぜてから減圧下
に濃縮すると、表題化合物を生ずる。
16−(メトキシオキサリル)アンドロスト−3,5−
ジエン−17−オン(IIIAa) 3−メトキシ−16−(メトキシオキサリル)アンドロ
スト−3,5−ジエン−17−オンナトリウム塩(II、
参考例2)にアセトン133mlを加え、続いて沃化メチ
ル20.5mlを加え、フラスコをゴム隔膜で栓をし、パ
ラフィルムで密封し、55℃に17時間加熱する。TL
Cで測定されるとおりに反応は完了する。混合物を20
〜25℃に冷却し、アセトン中臭化メチル(1.0当
量)を加え、反応混合物を10分かきまぜてから減圧下
に濃縮すると、表題化合物を生ずる。
【0026】参考例3 3−メトキシ−16β−メチル
アンドロスト−3,5−ジエン−17−オン(IVAa) 3−メトキシ−16−メチル−16−(メトキシオキサ
リル)アンドロスト−3,5−ジエン−17−オン(II
I、実施例3)へメタノ−ル133mlを加える。スラリ
−を水浴で0℃に冷却し、メタノ−ル性ナトリウムメト
キシド1当量(25%、ナトリウムメトキシド/メタノ
−ル、15.1ml)を加える。1時間後、TLCで測定
されるとおりに反応が終了する。酢酸4.9mlを含有す
る氷水135mlに混合物をそそぐ。固体材料を瀘過によ
って得て、減圧下に一夜50℃で乾燥すると、表題生成
物を生ずる。融点149〜167℃。NMR (CDCl3) 0.8
7,1.00, 1.22,3.56, 5.12, 及び5.23δ。
アンドロスト−3,5−ジエン−17−オン(IVAa) 3−メトキシ−16−メチル−16−(メトキシオキサ
リル)アンドロスト−3,5−ジエン−17−オン(II
I、実施例3)へメタノ−ル133mlを加える。スラリ
−を水浴で0℃に冷却し、メタノ−ル性ナトリウムメト
キシド1当量(25%、ナトリウムメトキシド/メタノ
−ル、15.1ml)を加える。1時間後、TLCで測定
されるとおりに反応が終了する。酢酸4.9mlを含有す
る氷水135mlに混合物をそそぐ。固体材料を瀘過によ
って得て、減圧下に一夜50℃で乾燥すると、表題生成
物を生ずる。融点149〜167℃。NMR (CDCl3) 0.8
7,1.00, 1.22,3.56, 5.12, 及び5.23δ。
【0027】参考例4 3−ヒドロキシアンドロスト−
5−エン−17−オンTHPエ−テル(ICa) 3−ヒドロキシアンドロスト−5−エン−17−オン
(デヒドロエピアンドロステロン、20g)を塩化メチ
レン140mlに溶解し、0℃に冷却する。ジヒドロピラ
ン(6.4g、1.1当量)を加え、ピリジニウムトシ
レ−ト0.17gを続いて加える。反応を約20〜25
℃に暖め、2時間かき混ぜ、続いてこれを冷却し、ピリ
ジニウムトシレ−ト6.4gとジヒドロピラン0.58
gを加える。混合物を20〜25℃で1時間かきまぜ、
次に再冷却し、このあとp−TSA結晶数個を加える。
次に反応を20〜25℃で48時間かきまぜてから、半
分まで飽和させた塩化ナトリウム水溶液で停止させる。
有機層を分離し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下に
濃縮すると、表題化合物を生ずる。NMR (CDCl3) 0.88,
1.03, 1.72及び5.33δ。
5−エン−17−オンTHPエ−テル(ICa) 3−ヒドロキシアンドロスト−5−エン−17−オン
(デヒドロエピアンドロステロン、20g)を塩化メチ
レン140mlに溶解し、0℃に冷却する。ジヒドロピラ
ン(6.4g、1.1当量)を加え、ピリジニウムトシ
レ−ト0.17gを続いて加える。反応を約20〜25
℃に暖め、2時間かき混ぜ、続いてこれを冷却し、ピリ
ジニウムトシレ−ト6.4gとジヒドロピラン0.58
gを加える。混合物を20〜25℃で1時間かきまぜ、
次に再冷却し、このあとp−TSA結晶数個を加える。
次に反応を20〜25℃で48時間かきまぜてから、半
分まで飽和させた塩化ナトリウム水溶液で停止させる。
有機層を分離し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下に
濃縮すると、表題化合物を生ずる。NMR (CDCl3) 0.88,
1.03, 1.72及び5.33δ。
【0028】参考例5 3−ヒドロキシ−16−(メト
キシオキサリル)アンドロスト−5−エン−17−オン
THPエ−テル(IICa) 塩化メチレン95ml、3−ヒドロキシアンドロスト−5
−エン−17−オンTHPエ−テル(ICa、参考例
4、17.58g)及びジエチルオキサレ−ト7.6g
を混合し、0℃に冷却する。固体ナトリウムメトキシド
3gを加え、20〜25℃で2.5時間かきまぜる。追
加のナトリウムメトキシド0.51gを加え、反応を一
夜かき混ぜる。追加のナトリウムメトキシド0.5gを
加える。過剰のナトリウムメトキシドを炭酸ナトリウム
1.2gで中和する。30分かきまぜてから、塩化メチ
レンを減圧下に除去すると、表題化合物を生ずる。
キシオキサリル)アンドロスト−5−エン−17−オン
THPエ−テル(IICa) 塩化メチレン95ml、3−ヒドロキシアンドロスト−5
−エン−17−オンTHPエ−テル(ICa、参考例
4、17.58g)及びジエチルオキサレ−ト7.6g
を混合し、0℃に冷却する。固体ナトリウムメトキシド
3gを加え、20〜25℃で2.5時間かきまぜる。追
加のナトリウムメトキシド0.51gを加え、反応を一
夜かき混ぜる。追加のナトリウムメトキシド0.5gを
加える。過剰のナトリウムメトキシドを炭酸ナトリウム
1.2gで中和する。30分かきまぜてから、塩化メチ
レンを減圧下に除去すると、表題化合物を生ずる。
【0029】参考例6 3−ヒドロキシ−16−メチル
−16−(メトキシオキサリル)アンドロスト−5−エ
ン−17−オンTHPエ−テル(IIICa) 3−ヒドロキシ−16−(メトキシオキサリル)アンド
ロスト−5−エン−17−オンTHPエ−テルナトリウ
ム塩(IICa、参考例5)にアセトン95mlを加え、続
いて沃化メチル5当量(14.7ml)を加える。フラス
コをゴム隔膜で栓をし、パラフィルムで密封し、55℃
に19時間加熱する。臭化メチルを反応混合物へ吹き込
む。次に反応混合物を減圧下に濃縮すると、表題化合物
を生ずる。
−16−(メトキシオキサリル)アンドロスト−5−エ
ン−17−オンTHPエ−テル(IIICa) 3−ヒドロキシ−16−(メトキシオキサリル)アンド
ロスト−5−エン−17−オンTHPエ−テルナトリウ
ム塩(IICa、参考例5)にアセトン95mlを加え、続
いて沃化メチル5当量(14.7ml)を加える。フラス
コをゴム隔膜で栓をし、パラフィルムで密封し、55℃
に19時間加熱する。臭化メチルを反応混合物へ吹き込
む。次に反応混合物を減圧下に濃縮すると、表題化合物
を生ずる。
【0030】参考例7 3β−ヒドロキシ−16β−メ
チルアンドロスト−5−エン−17−オンTHPエ−テ
ル(IVCa) 3β−ヒドロキシ−16−メチル−16−(メトキシオ
キサリル)アンドロスト−5−エン−17−オンTHP
エ−テル(IIIC、参考例6)を0℃のメタノ−ル(1
00ml)中でスラリ−状にする。ナトリウムメトキシド
1当量(25%ナトリウムメトキシド/メタノ−ル、1
0ml)を加える。30分後、酢酸2.0mlを含有する氷
水100mlにスラリ−を注ぎ、一夜50℃で減圧下に乾
燥すると、固体を生じ、これをシリカゲル上のカラムク
ロマトグラフィで精製し、塩化メチレン中2.5%アセ
トンで溶離する。適当なフラクションを蓄え、濃縮する
と、表題化合物が得られる。NMR (CDCl3) 0.82, 1.02,
1.19, 4.73, 5.38δ。
チルアンドロスト−5−エン−17−オンTHPエ−テ
ル(IVCa) 3β−ヒドロキシ−16−メチル−16−(メトキシオ
キサリル)アンドロスト−5−エン−17−オンTHP
エ−テル(IIIC、参考例6)を0℃のメタノ−ル(1
00ml)中でスラリ−状にする。ナトリウムメトキシド
1当量(25%ナトリウムメトキシド/メタノ−ル、1
0ml)を加える。30分後、酢酸2.0mlを含有する氷
水100mlにスラリ−を注ぎ、一夜50℃で減圧下に乾
燥すると、固体を生じ、これをシリカゲル上のカラムク
ロマトグラフィで精製し、塩化メチレン中2.5%アセ
トンで溶離する。適当なフラクションを蓄え、濃縮する
と、表題化合物が得られる。NMR (CDCl3) 0.82, 1.02,
1.19, 4.73, 5.38δ。
【0031】反応経路A
【化2】
【0032】反応経B
【化3】
【0033】反応経路C
【化4】
Claims (1)
- 【請求項1】 【化1】 〔式中R16とR'16はそれぞれβ−メチルと水素である
か、又はそれぞれメチルとメトキシオキサリルであり、
--- はR16とR'16がβ−メチルと水素のときは二重結
合であり、R16とR'16がメチルとメトキシオキサリル
でるときは単結合である〕の化合物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US465,141 | 1983-02-09 | ||
| US06/465,141 US4451404A (en) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | 16β-Methyl steroid process |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59019541A Division JPS59148799A (ja) | 1983-02-09 | 1984-02-07 | 16β−メチルステロイド方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592988A true JPH0592988A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=23846646
Family Applications (3)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59019541A Granted JPS59148799A (ja) | 1983-02-09 | 1984-02-07 | 16β−メチルステロイド方法 |
| JP4019395A Pending JPH0592988A (ja) | 1983-02-09 | 1992-01-09 | ステロイド中間体化合物 |
| JP4069959A Expired - Lifetime JPH0730109B2 (ja) | 1983-02-09 | 1992-02-21 | ステロイド中間体化合物 |
Family Applications Before (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59019541A Granted JPS59148799A (ja) | 1983-02-09 | 1984-02-07 | 16β−メチルステロイド方法 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4069959A Expired - Lifetime JPH0730109B2 (ja) | 1983-02-09 | 1992-02-21 | ステロイド中間体化合物 |
Country Status (4)
| Country | Link |
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