JPH059305B2 - - Google Patents
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- JPH059305B2 JPH059305B2 JP1222499A JP22249989A JPH059305B2 JP H059305 B2 JPH059305 B2 JP H059305B2 JP 1222499 A JP1222499 A JP 1222499A JP 22249989 A JP22249989 A JP 22249989A JP H059305 B2 JPH059305 B2 JP H059305B2
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- JP
- Japan
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- thermosetting adhesive
- seam portion
- airbag
- base
- base fabrics
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、車両の衝突時のインフレータからの
反応ガスにより膨張して乗員を保護するエアバツ
グに関するものである。
反応ガスにより膨張して乗員を保護するエアバツ
グに関するものである。
[従来の技術]
自動車の座席前方の車体固定部に設けられるエ
アバツク装置は、車両衝突時などの緊急時におい
て、ステアリングやダツシユボードに固定された
インフレータから放出される反応ガスの圧力によ
りエアバツクが瞬時に膨張して、車体に衝突する
ことにより負傷等から乗員を保護する重大な役割
を有している。
アバツク装置は、車両衝突時などの緊急時におい
て、ステアリングやダツシユボードに固定された
インフレータから放出される反応ガスの圧力によ
りエアバツクが瞬時に膨張して、車体に衝突する
ことにより負傷等から乗員を保護する重大な役割
を有している。
一般的に、このようなエアバグ装置におけるエ
アバツグは、樹脂をコートした二枚の円形の基布
をその周縁で接合して作成されており、その一方
の布に開口部が形成されている。そして、その開
口部の周縁にインフレータが取り付けられるよう
になつている。
アバツグは、樹脂をコートした二枚の円形の基布
をその周縁で接合して作成されており、その一方
の布に開口部が形成されている。そして、その開
口部の周縁にインフレータが取り付けられるよう
になつている。
ところで、このようなエアバツグは、その膨張
展開時の最大内圧が1.0Kg/cm2であり、また通常
の内圧が0.7Kg/cm2であるので、このような圧力
に耐え得るように接合部の強度及び取付部の強度
を十分に確保して作らなければならない。
展開時の最大内圧が1.0Kg/cm2であり、また通常
の内圧が0.7Kg/cm2であるので、このような圧力
に耐え得るように接合部の強度及び取付部の強度
を十分に確保して作らなければならない。
2枚の基布の接合を行う方法として、接着剤を
用いて基布を接合する方法があるが、接着剤によ
り基布を単純に接合したのでは、接着剤が経時劣
化してしまうので、基布の接合部の強度やエアバ
ツグの取付部の強度が低下してしまうことが考え
られる。このため、2枚の基布の接合を縫合によ
り行う方法が広く採られている。
用いて基布を接合する方法があるが、接着剤によ
り基布を単純に接合したのでは、接着剤が経時劣
化してしまうので、基布の接合部の強度やエアバ
ツグの取付部の強度が低下してしまうことが考え
られる。このため、2枚の基布の接合を縫合によ
り行う方法が広く採られている。
一方、エアバツグをインフレータに取り付ける
にあたつては、前述の開口部周縁部とインフレー
タの取付け金具とに所定数のボルト孔を設け、こ
れらのボルト孔にボルトを通してナツトで締め付
けることにより、エアバツグをインフレータに固
定している。
にあたつては、前述の開口部周縁部とインフレー
タの取付け金具とに所定数のボルト孔を設け、こ
れらのボルト孔にボルトを通してナツトで締め付
けることにより、エアバツグをインフレータに固
定している。
[発明が解決しようとする問題点]
ところで、このようなエアバツグにおいては、
基布の縫合部の強度が樹脂をコートした布からな
る基布の強度の1/2〜1/3程度しかなく、この基布
の縫合部がエアバツグのなかでも最も強度の低い
部分となつている。このため、この基布の縫合部
における縫製強度がエアバツグの強度を決める要
因となつている。したがつて、エアバグの最適な
ガス圧を設計しようとするときに、せつかく基布
の強度が十分でもこの縫製強度が低いと、そのよ
うな最適設計の要求に十分に応えることができな
い場合がある。
基布の縫合部の強度が樹脂をコートした布からな
る基布の強度の1/2〜1/3程度しかなく、この基布
の縫合部がエアバツグのなかでも最も強度の低い
部分となつている。このため、この基布の縫合部
における縫製強度がエアバツグの強度を決める要
因となつている。したがつて、エアバグの最適な
ガス圧を設計しようとするときに、せつかく基布
の強度が十分でもこの縫製強度が低いと、そのよ
うな最適設計の要求に十分に応えることができな
い場合がある。
また、エアバツグのインフレータ取付部におい
ても、ボルト孔が設けられているので強度が比較
的低くなつており、前述のような最適設計の要求
に十分に応えることができない場合があるばかり
でなく、エアバツグをインフレータに金具で取り
付ける場合、開口部周縁部の剛性が十分でなく、
その取付作業が容易にできないという問題もあつ
た。
ても、ボルト孔が設けられているので強度が比較
的低くなつており、前述のような最適設計の要求
に十分に応えることができない場合があるばかり
でなく、エアバツグをインフレータに金具で取り
付ける場合、開口部周縁部の剛性が十分でなく、
その取付作業が容易にできないという問題もあつ
た。
そこで、エアバツグの基布の縫合部に接着剤層
からなる補強コート層を設けることにより、縫合
部の強度を高めたエアバツグが実公昭51−31466
合公報により提案されている。
からなる補強コート層を設けることにより、縫合
部の強度を高めたエアバツグが実公昭51−31466
合公報により提案されている。
しかしながら、実公昭51−31466号公報に開示
されているエアバツグでは、補強コート層が、接
着剤自体、接着剤が塗布された基布或は接着テー
プで単に形成されているに過ぎなく、縫合部の強
度が必ずしも十分であるとは言えない。
されているエアバツグでは、補強コート層が、接
着剤自体、接着剤が塗布された基布或は接着テー
プで単に形成されているに過ぎなく、縫合部の強
度が必ずしも十分であるとは言えない。
エアバツグ膨張展開時の内圧がきわめて高いこ
とから、エアバツグが十分にかつ確実に機能する
ためには、縫合部の強度および車体固定側開口部
周縁部の強度をできるだけ高くなるようにするこ
とが望ましい。
とから、エアバツグが十分にかつ確実に機能する
ためには、縫合部の強度および車体固定側開口部
周縁部の強度をできるだけ高くなるようにするこ
とが望ましい。
本発明は、このような事情に鑑みてさなれたも
のであつて、その目的は、基布の縫合部の強度及
び基布の取付部の強度をより一層高くすることの
できるエアバツグを提供することである。
のであつて、その目的は、基布の縫合部の強度及
び基布の取付部の強度をより一層高くすることの
できるエアバツグを提供することである。
本発明の他の目的は、取付作業をより一層簡単
に行うことのできるエアバツグを提供することで
ある。
に行うことのできるエアバツグを提供することで
ある。
[問題点を解決するための手段]
上記問題点を解決するために、本願の第1発明
は、所定数の基布からなり、それら基布の周縁部
が縫合された縫合部を備えていると共に、車体固
定部側に固定される部分に開口部を備えていて、
その開口部を通して流入する圧力気体により膨張
展開するようになつているエアバツグにおいて、
前記基布間にそれらの基布を接合することにより
前記縫合部を補強する縫合部補強コート層が設け
られており、該縫合部補強コート層は、長手方向
が前記縫合部の延設方向に配設された熱硬化性接
着剤布テープからなり、該熱硬化性接着剤布テー
プは熱硬化性接着剤が塗布された織布により形成
されているとともに、前記熱硬化性接着剤布テー
プの前記長手方向に対して前記織布の糸目がバイ
アス方向に設定されていることを特徴としてい
る。
は、所定数の基布からなり、それら基布の周縁部
が縫合された縫合部を備えていると共に、車体固
定部側に固定される部分に開口部を備えていて、
その開口部を通して流入する圧力気体により膨張
展開するようになつているエアバツグにおいて、
前記基布間にそれらの基布を接合することにより
前記縫合部を補強する縫合部補強コート層が設け
られており、該縫合部補強コート層は、長手方向
が前記縫合部の延設方向に配設された熱硬化性接
着剤布テープからなり、該熱硬化性接着剤布テー
プは熱硬化性接着剤が塗布された織布により形成
されているとともに、前記熱硬化性接着剤布テー
プの前記長手方向に対して前記織布の糸目がバイ
アス方向に設定されていることを特徴としてい
る。
また本願の第2発明は、所定数の基布からな
り、それら基布の周縁部が縫合された縫合部を備
えていると共に、車体固定部側に固定される部分
に開口部を備えていて、その開口部を通して流入
する圧力気体により膨張展開するようになつてい
るエアバツグにおいて、前記基布間にそれらの基
布を接合することにより前記縫合部を補強する縫
合部補強コート層が設けられており、該縫合部補
強コート層は、長手方向が前記縫合部の延設方向
に配設された熱硬化性接着剤布テープからなり、
該熱硬化性接着剤布テープは熱硬化性接着剤が塗
布された織布により形成されているとともに、前
記熱硬化性接着剤布テープの前記長手方向に対し
て前記布の糸目がバイアス方向に設定され、更に
前記基布の開口周縁に基布補強コート層を設けら
れており、該基布補強コート層は前記基布の開口
部周縁に配設された熱硬化性接着剤層であり、該
熱硬化性接着剤層は織布の両面に熱硬化性接着剤
を有する両面テープからなることを特徴としてい
る。
り、それら基布の周縁部が縫合された縫合部を備
えていると共に、車体固定部側に固定される部分
に開口部を備えていて、その開口部を通して流入
する圧力気体により膨張展開するようになつてい
るエアバツグにおいて、前記基布間にそれらの基
布を接合することにより前記縫合部を補強する縫
合部補強コート層が設けられており、該縫合部補
強コート層は、長手方向が前記縫合部の延設方向
に配設された熱硬化性接着剤布テープからなり、
該熱硬化性接着剤布テープは熱硬化性接着剤が塗
布された織布により形成されているとともに、前
記熱硬化性接着剤布テープの前記長手方向に対し
て前記布の糸目がバイアス方向に設定され、更に
前記基布の開口周縁に基布補強コート層を設けら
れており、該基布補強コート層は前記基布の開口
部周縁に配設された熱硬化性接着剤層であり、該
熱硬化性接着剤層は織布の両面に熱硬化性接着剤
を有する両面テープからなることを特徴としてい
る。
[作用]
このように構成された本願の第1発明では、互
いに縫合された基布が、縫合部において縫合部補
強コート層により接合されると共にその縫合部が
補強されるようになる。したがつて、基布の縫合
部の強度が高くなる。特に本願の第1発明では、
縫合部補強コート層を構成する熱硬化性接着剤布
テープの長手方向が前記縫合部の延設方向に配設
されているとともに、熱硬化性接着剤布テープの
織布における糸目が、熱硬化性接着剤布テープの
長手方向に対してバイアス方向に設定されている
ので、エアバツグ内圧によつて熱硬化性接着剤布
テープに作用する力は織布の縦糸および横糸にそ
れぞれ分散してかかるようになる。これにより、
基布の縫合部の強度が大幅に高くなり、エアバツ
グに供給するガスの許容最大圧力を大きくするこ
とができるようになる。
いに縫合された基布が、縫合部において縫合部補
強コート層により接合されると共にその縫合部が
補強されるようになる。したがつて、基布の縫合
部の強度が高くなる。特に本願の第1発明では、
縫合部補強コート層を構成する熱硬化性接着剤布
テープの長手方向が前記縫合部の延設方向に配設
されているとともに、熱硬化性接着剤布テープの
織布における糸目が、熱硬化性接着剤布テープの
長手方向に対してバイアス方向に設定されている
ので、エアバツグ内圧によつて熱硬化性接着剤布
テープに作用する力は織布の縦糸および横糸にそ
れぞれ分散してかかるようになる。これにより、
基布の縫合部の強度が大幅に高くなり、エアバツ
グに供給するガスの許容最大圧力を大きくするこ
とができるようになる。
また、本願の第2発明では、前述の第1発明の
作用に加えて、基布の開口部周縁が基布補強コー
ト層により補強されるようになるので、基布の開
口部周縁の剛性が向上する。したがつて、基布を
車体固定部側に簡単に取り付けることができるよ
うになる。
作用に加えて、基布の開口部周縁が基布補強コー
ト層により補強されるようになるので、基布の開
口部周縁の剛性が向上する。したがつて、基布を
車体固定部側に簡単に取り付けることができるよ
うになる。
[実施例]
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
第1図は本願の第1発明に係るエアバツグの一
実施例を示す断面図、第2図はこの実施例におけ
る部分拡大断面図である。図中、1は袋状のエア
バツグ、2はインフレータ、3,4は一対の円形
の基布、5は基布の縫合部である。
実施例を示す断面図、第2図はこの実施例におけ
る部分拡大断面図である。図中、1は袋状のエア
バツグ、2はインフレータ、3,4は一対の円形
の基布、5は基布の縫合部である。
エアバツグ1は二枚の円形基布3,4をそれら
の周縁部で縫合することにより形成されており、
第2図に示すように、これらの基布3、4は内側
となる面にシリコンゴムライニング膜bが設けら
れた織布aから形成されている。第2図イに示す
ように、基布3,4の織布a側が重ねられるとと
もに、それらの周縁部が縫い糸6で縫合されて両
基布3,4は袋状に形成されている。そして縫合
部5およびシリコンゴムランニング膜bが内側と
なるように、袋状の基布3,4がひつくり返され
て、縫合部5を跨ぐ両基布3,4の縫合部5近傍
部分が、第2図イに示す断面位置で縫合部5中心
とした逆U字状に形成されている。
の周縁部で縫合することにより形成されており、
第2図に示すように、これらの基布3、4は内側
となる面にシリコンゴムライニング膜bが設けら
れた織布aから形成されている。第2図イに示す
ように、基布3,4の織布a側が重ねられるとと
もに、それらの周縁部が縫い糸6で縫合されて両
基布3,4は袋状に形成されている。そして縫合
部5およびシリコンゴムランニング膜bが内側と
なるように、袋状の基布3,4がひつくり返され
て、縫合部5を跨ぐ両基布3,4の縫合部5近傍
部分が、第2図イに示す断面位置で縫合部5中心
とした逆U字状に形成されている。
更に、袋状に縫合された両基布3,4の逆U字
状に形成された縫合部5近傍部分の外側面間に、
接着テープ8が縫合部5を跨ぐようにしかつその
長手方向を縫合部5の延設方向となるようにして
当てがわれる。その後、この接着テープ8は圧着
かつ加熱するとにより両基布3,4間に硬化接着
される。すなわち、両基布3,4の縫合部5近傍
部分間は、接着テープ8により接合される。
状に形成された縫合部5近傍部分の外側面間に、
接着テープ8が縫合部5を跨ぐようにしかつその
長手方向を縫合部5の延設方向となるようにして
当てがわれる。その後、この接着テープ8は圧着
かつ加熱するとにより両基布3,4間に硬化接着
される。すなわち、両基布3,4の縫合部5近傍
部分間は、接着テープ8により接合される。
同図ロに示すように、この接着テープ8はテー
プの長手方向に対して糸目がバイアス方向の織布
8aに未硬化の粘着性のあるシリコンゴム接着剤
8bを塗布することより、形成されている。この
シリコンゴム接着剤8bは未硬化状態で加熱する
ことにより硬化する熱硬化性接着剤である。すな
わち、接着テープ8が本願発明の熱硬化性接着剤
布テープを構成している。
プの長手方向に対して糸目がバイアス方向の織布
8aに未硬化の粘着性のあるシリコンゴム接着剤
8bを塗布することより、形成されている。この
シリコンゴム接着剤8bは未硬化状態で加熱する
ことにより硬化する熱硬化性接着剤である。すな
わち、接着テープ8が本願発明の熱硬化性接着剤
布テープを構成している。
したがつて、ガス圧によるエアバツグ膨張時
に、接着テープ8と縫い糸6により、高圧のガス
が受け止められるようになる。すなわち、基布
3,4の縫合部5は接着テープ8により補強され
ることになり、縫合部5における接合強度がきわ
めて高いものとなつている。この接着テープ8に
より縫合部補強コート層が形成されている。
に、接着テープ8と縫い糸6により、高圧のガス
が受け止められるようになる。すなわち、基布
3,4の縫合部5は接着テープ8により補強され
ることになり、縫合部5における接合強度がきわ
めて高いものとなつている。この接着テープ8に
より縫合部補強コート層が形成されている。
また、第1図に示すように基布4には開口部4
bが形成されており、この開口部4b周縁にイン
フレータ2が取り付けられている。このように形
成されたエアバツグ1は、通常は下り畳まれてイ
ンフレータ2とともに図示しない例えば自動車の
ステアリングホイールの中央部に設けられた格納
箱に格納されているようになつている。そして、
自動車の衝突時に図示しないセンサーによりこの
衝突が関知されてインフレータ2が作動し、圧力
ガスがエアバツグ1に供給されることにより、エ
アバツク1が膨張展開するようになつている。
bが形成されており、この開口部4b周縁にイン
フレータ2が取り付けられている。このように形
成されたエアバツグ1は、通常は下り畳まれてイ
ンフレータ2とともに図示しない例えば自動車の
ステアリングホイールの中央部に設けられた格納
箱に格納されているようになつている。そして、
自動車の衝突時に図示しないセンサーによりこの
衝突が関知されてインフレータ2が作動し、圧力
ガスがエアバツグ1に供給されることにより、エ
アバツク1が膨張展開するようになつている。
次に本実施例の作用を説明する。
エアバツグ1が例えば自動車に取り付けられて
いる場合には、自動車が不慮の事故で何かに衝突
すると、センサーからの衝突検知信号によりイン
フレータ2が作動してガスを発生する。発生した
ガスは折り畳まれたエアバツグ1内にその開口部
4bを通して供給され、エアバツグ1は瞬時に膨
張展開する。このとき、エアバツグ1縫合部5
は、その強度がきわめて高くなつているので、高
圧のガス圧を十分にかつ確実に受け止めることが
できる。したがつて、エアバツグ1内により一層
高い圧力ガス供給可能となり、許容可能なガス圧
を最適に設定することが可能となる。
いる場合には、自動車が不慮の事故で何かに衝突
すると、センサーからの衝突検知信号によりイン
フレータ2が作動してガスを発生する。発生した
ガスは折り畳まれたエアバツグ1内にその開口部
4bを通して供給され、エアバツグ1は瞬時に膨
張展開する。このとき、エアバツグ1縫合部5
は、その強度がきわめて高くなつているので、高
圧のガス圧を十分にかつ確実に受け止めることが
できる。したがつて、エアバツグ1内により一層
高い圧力ガス供給可能となり、許容可能なガス圧
を最適に設定することが可能となる。
第3図は本願の第1発明の他の実施例を示し、
同図イは第2図イと同様の部分拡大断面図であ
る。なお、同様に前述の実施例と同じ構成要素に
は同じ符号を付すことにより、その説明は省略す
る。
同図イは第2図イと同様の部分拡大断面図であ
る。なお、同様に前述の実施例と同じ構成要素に
は同じ符号を付すことにより、その説明は省略す
る。
第3図イに示すように、縫合部5における基布
3,4の間には両面テープ9が介設されている。
同図ロに示すように、この両面テープ9は、テー
プの長手方向に対して糸目がバイアス方向の織布
9aの両側面に未硬化状態で粘着性のあるシリコ
ンゴム接着剤9b,9bを塗布することにより形
成されている。そして、この両面テープ9が基布
3,4の間に挟持された後加熱圧着されることに
より、基布3,4が接合されている。その後、基
布3,4は縫い糸6により縫合される。この実施
例においても、前述の実施例と同じ作用効果が得
られる。
3,4の間には両面テープ9が介設されている。
同図ロに示すように、この両面テープ9は、テー
プの長手方向に対して糸目がバイアス方向の織布
9aの両側面に未硬化状態で粘着性のあるシリコ
ンゴム接着剤9b,9bを塗布することにより形
成されている。そして、この両面テープ9が基布
3,4の間に挟持された後加熱圧着されることに
より、基布3,4が接合されている。その後、基
布3,4は縫い糸6により縫合される。この実施
例においても、前述の実施例と同じ作用効果が得
られる。
第4図は本願の他の発明の一実施例を示す断面
図、第5図はこの実施例の部分拡大断面図であ
る。なお、同様に前述の実施例と同じ構成要素に
は同じ符号を付すことにより、その説明は省略す
る。
図、第5図はこの実施例の部分拡大断面図であ
る。なお、同様に前述の実施例と同じ構成要素に
は同じ符号を付すことにより、その説明は省略す
る。
第4図に示すように基布4の開口部4b周縁に
は、インフレータ2が取り付けられている。第5
図に示すように、その開口部4b周縁の両側面に
は両面コート布10,10が設けられており、こ
の両面コート布10により開口部4b周縁が補強
されている。すなわち、この両面コート布10に
より基布補強コート層が形成される。この両面コ
ート布10は、織布10aに末硬化状態で粘着性
のあるシリコンゴム接着剤10b,10cを塗布
することにより形成されており、一対の両面コー
ト布10,10が基布4の開口部4b周縁の両側
に配設された後、圧着かつ加熱されてシリコンゴ
ム接着剤10b,10cが硬化することにより接
着されている。したがつて、この両面コート布1
0,10′は織布の両面に熱硬化性接着剤を有す
る両面テープであり、この両面テープにより、基
布補強コート層である熱硬化性接着剤層が形成さ
れる。なお両面コート布10,10は外面側の接
着剤10bを加熱硬化させたのち内面側の接着剤
10cを塗布し、この接着剤10cを基布4に前
述と同様にして接着させるようにしてもよい。
は、インフレータ2が取り付けられている。第5
図に示すように、その開口部4b周縁の両側面に
は両面コート布10,10が設けられており、こ
の両面コート布10により開口部4b周縁が補強
されている。すなわち、この両面コート布10に
より基布補強コート層が形成される。この両面コ
ート布10は、織布10aに末硬化状態で粘着性
のあるシリコンゴム接着剤10b,10cを塗布
することにより形成されており、一対の両面コー
ト布10,10が基布4の開口部4b周縁の両側
に配設された後、圧着かつ加熱されてシリコンゴ
ム接着剤10b,10cが硬化することにより接
着されている。したがつて、この両面コート布1
0,10′は織布の両面に熱硬化性接着剤を有す
る両面テープであり、この両面テープにより、基
布補強コート層である熱硬化性接着剤層が形成さ
れる。なお両面コート布10,10は外面側の接
着剤10bを加熱硬化させたのち内面側の接着剤
10cを塗布し、この接着剤10cを基布4に前
述と同様にして接着させるようにしてもよい。
このようにして補強された基布4は、第4図に
示すように開口部4b周縁に形成された所定数の
ボルト孔4c及び金具12のボルト孔にボルト1
1を挿通しナツト13で締め付けることにより、
金具12に固定されている。
示すように開口部4b周縁に形成された所定数の
ボルト孔4c及び金具12のボルト孔にボルト1
1を挿通しナツト13で締め付けることにより、
金具12に固定されている。
なお、硬化接着剤層は熱硬化型の接着剤層に限
定されるものではなく、電子線硬化型及び紫外線
硬化型の接着剤層でもよいことは言うまでもな
い。
定されるものではなく、電子線硬化型及び紫外線
硬化型の接着剤層でもよいことは言うまでもな
い。
[発明の効果]
以上説明したように、本願の第1発明によれ
ば、縫合された両基布間に、それらの基布を接合
することにより縫合部を補強する、熱硬化性接着
剤布テープからなる縫合部補強コート層を設けて
いるので、縫合部の強度が高くなる。特に本願の
第1発明では、縫合部補強コート層の織布におけ
る糸目が、熱硬化性接着剤布テープの長手方向に
対してバイアス方向に設定されているので、基布
の縫合部の強度が大幅に高くなる。したがつて、
エアバツグに供給するガスの許容最大圧力を大き
くすることができるようになり、ガス圧の設定自
由度が大きくなり、より一層最適にガス圧を設定
することが可能となる。しかも、縫合部の強度が
高くなることにより、縫合部の接合信頼性が向上
するようになる。
ば、縫合された両基布間に、それらの基布を接合
することにより縫合部を補強する、熱硬化性接着
剤布テープからなる縫合部補強コート層を設けて
いるので、縫合部の強度が高くなる。特に本願の
第1発明では、縫合部補強コート層の織布におけ
る糸目が、熱硬化性接着剤布テープの長手方向に
対してバイアス方向に設定されているので、基布
の縫合部の強度が大幅に高くなる。したがつて、
エアバツグに供給するガスの許容最大圧力を大き
くすることができるようになり、ガス圧の設定自
由度が大きくなり、より一層最適にガス圧を設定
することが可能となる。しかも、縫合部の強度が
高くなることにより、縫合部の接合信頼性が向上
するようになる。
また、本願の第2発明によれば、前述の第1発
明の効果に加えて、基布の開口部周縁に、硬化接
着剤層からなる補強コート層を設けているので、
基布の開口部周縁の剛性が向上するようになる。
したがつて、エアバツグを車体固定側に取り付け
る際、基布の開口部周縁が不用意に撓むことがな
くなるので、基布の取付が簡単になり、取付作業
性が向上する。
明の効果に加えて、基布の開口部周縁に、硬化接
着剤層からなる補強コート層を設けているので、
基布の開口部周縁の剛性が向上するようになる。
したがつて、エアバツグを車体固定側に取り付け
る際、基布の開口部周縁が不用意に撓むことがな
くなるので、基布の取付が簡単になり、取付作業
性が向上する。
第1図は本願の第1発明に係るエアバツグの一
実施例の断面図、第2図はこの実施例を部分的に
拡大して示し、イはその部分拡大断面図、ロはこ
の実施例に用いられる接着テープを示す図、第3
図は本願の第1発明の他の実施例を示し、イはこ
の実施例の第2図イと同様の部分拡大断面図、ロ
はこの実施例に用いられる両面テープを部分的に
示す図、第4図は本願の第2発明の一実施例を示
し、エアバツグのインフレータ取付部の断面図、
第5図はこのエアバツグのインフレータ取付部の
部分拡大断面図である。 1……エアバツグ、2……インフレータ、3,
4……基布、5……縫合部、6……縫い糸、8…
…接着テープ、9……両面テープ、10……両面
コート布、8a,9a,10a……織布、8b,
9b,10b,10c……シリコンゴム接着剤、
a基布の織布、b……シリコンゴムライニング
膜。
実施例の断面図、第2図はこの実施例を部分的に
拡大して示し、イはその部分拡大断面図、ロはこ
の実施例に用いられる接着テープを示す図、第3
図は本願の第1発明の他の実施例を示し、イはこ
の実施例の第2図イと同様の部分拡大断面図、ロ
はこの実施例に用いられる両面テープを部分的に
示す図、第4図は本願の第2発明の一実施例を示
し、エアバツグのインフレータ取付部の断面図、
第5図はこのエアバツグのインフレータ取付部の
部分拡大断面図である。 1……エアバツグ、2……インフレータ、3,
4……基布、5……縫合部、6……縫い糸、8…
…接着テープ、9……両面テープ、10……両面
コート布、8a,9a,10a……織布、8b,
9b,10b,10c……シリコンゴム接着剤、
a基布の織布、b……シリコンゴムライニング
膜。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定数の基布からなり、それら基布の周縁部
が縫合された縫合部を備えていると共に、車体固
定部側に固定される部分に開口部を備えていて、
その開口部を通して流入する圧力気体により膨張
展開するようになつているエアバツクにおいて、 前記基布間にそれらの基布を接合することによ
り前記縫合部を補強する縫合部補強コート層が設
けられており、該縫合部補強コート層は、長手方
向が前記縫合部の延設方向に配設された熱硬化性
接着剤布テープからなり、該熱硬化性接着剤布テ
ープは熱硬化性接着剤が塗布された織布により形
成されているとともに、前記熱硬化性接着剤布テ
ープの前記長手方向に対して前記織布の糸目がバ
イアス方向に設定されていることを特徴とするエ
アバツグ。 2 前記熱硬化性接着剤布テープは、前記縫合部
における前記基布間に配設されていることを特徴
とする特許請求の範囲第1項に記載のエアバツ
グ。 3 前記熱硬化性接着剤布テープは、前記縫合部
を跨ぐ前記基布の縫合部近傍部分間に配設されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載のエアバツグ。 4 所定数の基布からなり、それら基布の周縁部
が縫合された縫合部を備えていると共に、車体固
定部側に固定される部分に開口部を備えていて、
その開口部を通して流入する圧力気体により膨張
展開するようになつているエアバツグにおいて、 前記基布間にそれらの基布を接合することによ
り前記縫合部を補強する縫合部補強コート層が設
けられており、該縫合部補強コート層は、長手方
向が前記縫合部の延設方向に配設された熱硬化性
接着剤布テープからなり、該熱硬化性接着剤布テ
ープは熱硬化性接着剤が塗布された織布により形
成されているとともに、前記熱硬化性接着剤布テ
ープの前記長手方向に対して前記織布の糸目がバ
イアス方向に設定され、更に前記基布の開口部周
縁に基布補強コート層が設けられており、該基布
補強コート層は前記基布の開口部周縁に配設され
た熱硬化性接着剤層であり、該熱硬化性接着剤層
は織布の両面に熱硬化性接着剤を有する両面テー
プからなることを特徴とするエアバツグ。 5 前記熱硬化性接着剤布テープは、前記縫合部
における前記基布間に配設されていることを特徴
とする特許請求の範囲第4項に記載のエアバツ
グ。 6 前記熱硬化性接着剤布テープは、前記縫合部
を跨ぐ前記基布の縫合部近傍部分間に配設されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第4項に記
載のエアバツグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22249989A JPH02237837A (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | エアバッグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22249989A JPH02237837A (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | エアバッグ |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31595689A Division JPH02270654A (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | エアバッグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02237837A JPH02237837A (ja) | 1990-09-20 |
| JPH059305B2 true JPH059305B2 (ja) | 1993-02-04 |
Family
ID=16783390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22249989A Granted JPH02237837A (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | エアバッグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02237837A (ja) |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE9013827U1 (de) * | 1990-10-04 | 1990-12-06 | TRW Repa GmbH, 7077 Alfdorf | Gassack für ein Rückhaltesystem in Fahrzeugen |
| JPH0872649A (ja) * | 1994-09-01 | 1996-03-19 | Takata Kk | エアバッグ |
| US5538280A (en) * | 1994-09-30 | 1996-07-23 | Highland Industries, Inc. | Anti-ravel airbag fabric reinforcement |
| US5615914A (en) * | 1995-01-17 | 1997-04-01 | Olin Corporation | Inflatable metal bladders for automobile passenger protection |
| WO1997006983A1 (en) * | 1995-08-16 | 1997-02-27 | Simula Inc. | Inflatable tubular restraint system |
| BR9709762A (pt) | 1996-05-22 | 1999-08-10 | Simula Inc | Amortecedor tubular inflável |
| US5839753A (en) * | 1997-03-31 | 1998-11-24 | Simula Inc. | Inflatable tubular torso restraint system |
| JPH1059104A (ja) * | 1996-08-12 | 1998-03-03 | Bridgestone Corp | エアバッグ |
| US6126194A (en) * | 1997-03-31 | 2000-10-03 | Simula, Inc. | Inflatable tubular torso restraint system |
| EP0962363B1 (en) * | 1998-06-01 | 2003-07-23 | Takata Corporation | Airbag |
| US6113141A (en) * | 1998-07-06 | 2000-09-05 | American Components, Inc. | Roll-over air bag |
| US6355123B1 (en) | 1998-07-06 | 2002-03-12 | Methode Electronics, Inc. | Roll-over air bag having a reinforced perimeter seal and associated method for producing a flat reinforced seal in a roll-over air bag |
| US6364356B1 (en) | 1999-09-24 | 2002-04-02 | Milliken & Company | Airbag cushion comprising sewn reinforcement seams |
| JP4942258B2 (ja) * | 2001-06-19 | 2012-05-30 | 日本プラスト株式会社 | 自動車の側突用エアバッグ |
| US7077429B2 (en) | 2003-12-10 | 2006-07-18 | Autoliv Asp, Inc. | Inflatable cushion with shielded seams |
| CN101743149B (zh) | 2007-07-11 | 2015-05-06 | 旭化成工程株式会社 | 帘式安全囊 |
| US8376401B2 (en) | 2010-01-27 | 2013-02-19 | Tk Holdings Inc. | Airbag |
| JP5220875B2 (ja) * | 2011-01-21 | 2013-06-26 | 日本プラスト株式会社 | カーテンエアバッグの製造方法 |
| KR102411654B1 (ko) * | 2016-09-30 | 2022-06-20 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 사이드 커튼 에어백 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5131466U (ja) * | 1974-08-30 | 1976-03-08 | ||
| JPS5756923U (ja) * | 1980-09-18 | 1982-04-03 |
-
1989
- 1989-08-29 JP JP22249989A patent/JPH02237837A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02237837A (ja) | 1990-09-20 |
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