JPH0593081A - 印刷性に優れたポリオレフインフイルム - Google Patents
印刷性に優れたポリオレフインフイルムInfo
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- JPH0593081A JPH0593081A JP25547691A JP25547691A JPH0593081A JP H0593081 A JPH0593081 A JP H0593081A JP 25547691 A JP25547691 A JP 25547691A JP 25547691 A JP25547691 A JP 25547691A JP H0593081 A JPH0593081 A JP H0593081A
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- film
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- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 汎用の酸化重合型(乾燥油型)のオフセット
インキを使用してオフセット印刷を施しても、表面に凹
凸が生じたり、フィルム全体にカールが生じるといった
ことが発生し難いポリオレフィンフィルムを提供する。 【構成】 ポリオレフィンフィルムの片面又は両面
に、炭素数8以上の長鎖アルキル基を含有する高級脂肪
酸、高級脂肪族アルコール、高級脂肪酸のエステル、高
級アルコールの酸エステルおよび鉱油より選ばれた化合
物を塗布した後、一軸或いは二軸延伸したことを特徴と
する印刷性に優れたポリオレフィンフィルム。
インキを使用してオフセット印刷を施しても、表面に凹
凸が生じたり、フィルム全体にカールが生じるといった
ことが発生し難いポリオレフィンフィルムを提供する。 【構成】 ポリオレフィンフィルムの片面又は両面
に、炭素数8以上の長鎖アルキル基を含有する高級脂肪
酸、高級脂肪族アルコール、高級脂肪酸のエステル、高
級アルコールの酸エステルおよび鉱油より選ばれた化合
物を塗布した後、一軸或いは二軸延伸したことを特徴と
する印刷性に優れたポリオレフィンフィルム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフセット印刷を施し
ても、オフセットインキ中のビヒクルにより、フィルム
が凹凸になったり、カールするのを防止した、印刷性に
優れた一軸或いは二軸延伸ポリオレフィンフィルムに関
する。
ても、オフセットインキ中のビヒクルにより、フィルム
が凹凸になったり、カールするのを防止した、印刷性に
優れた一軸或いは二軸延伸ポリオレフィンフィルムに関
する。
【0002】
【従来の技術】通常、オフセット印刷といわれているリ
ソグラフは、多色印刷が容易にできるので、紙、ポリエ
チレンテレフタレートフィルム、ポリアミド、塗工紙等
の印刷に使用されている。特に、汎用の乾燥型オフセッ
トインキは、次に示す表1及び表2の組成より構成され
ている。
ソグラフは、多色印刷が容易にできるので、紙、ポリエ
チレンテレフタレートフィルム、ポリアミド、塗工紙等
の印刷に使用されている。特に、汎用の乾燥型オフセッ
トインキは、次に示す表1及び表2の組成より構成され
ている。
【0003】
【表1】
【0004】
【表2】
【0005】上記ビヒクルは、印刷インキを構成する成
分のうち液体の部分で、顔料を分散させてインキに流動
性を与え、印刷機上で、インキ壺から各ローラー、版、
ブランケットを経て被印刷面へと円滑に転移させること
と、印刷後には固体に変化して、顔料を印刷面に固着さ
せるのが役目であり、アマニ油型、アルキッド型、速乾
性樹脂型、ヒートセット型に分類されている。特に、近
年においては、印刷速度を向上させるために、オフセッ
トインキの乾燥時間を早めることが要求されているの
で、該インキのビヒクルとして乾性油に樹脂と鉱油(高
沸点石油系溶剤)を配合した速乾性インキが使用されて
いる。しかしながら、これら速乾型のオフセットインキ
を用いて、ポリオレフィンフィルムやポリオレフィンに
無機微細粉末を含有させたフィルムの延伸物よりなる合
成紙(特公昭46−40794号、特開昭61−279
543号、同61−3748号各公報等参照)に印刷を
施すと、速乾型オフセット印刷に用いられているオフセ
ットインキのビヒクル(特に鉱油等の高沸点石油系溶
剤)によってポリオレフィンが膨潤され、印刷したフィ
ルムの表面に部分的に凹凸を生じさせたり、或いは、フ
ィルム全面に印刷を施すと、フィルム全体がカールが発
生するなどの、いわゆる溶剤アタックが生ずるので、実
際に使用するためには難点があった。従って、ポリオレ
フィンフィルム用のオフセット印刷インキとしては、速
乾性を犠牲にした鉱油の配合されていないポリオレフィ
ンフィルム用の特殊オフセットインキが実際に使用され
ている。
分のうち液体の部分で、顔料を分散させてインキに流動
性を与え、印刷機上で、インキ壺から各ローラー、版、
ブランケットを経て被印刷面へと円滑に転移させること
と、印刷後には固体に変化して、顔料を印刷面に固着さ
せるのが役目であり、アマニ油型、アルキッド型、速乾
性樹脂型、ヒートセット型に分類されている。特に、近
年においては、印刷速度を向上させるために、オフセッ
トインキの乾燥時間を早めることが要求されているの
で、該インキのビヒクルとして乾性油に樹脂と鉱油(高
沸点石油系溶剤)を配合した速乾性インキが使用されて
いる。しかしながら、これら速乾型のオフセットインキ
を用いて、ポリオレフィンフィルムやポリオレフィンに
無機微細粉末を含有させたフィルムの延伸物よりなる合
成紙(特公昭46−40794号、特開昭61−279
543号、同61−3748号各公報等参照)に印刷を
施すと、速乾型オフセット印刷に用いられているオフセ
ットインキのビヒクル(特に鉱油等の高沸点石油系溶
剤)によってポリオレフィンが膨潤され、印刷したフィ
ルムの表面に部分的に凹凸を生じさせたり、或いは、フ
ィルム全面に印刷を施すと、フィルム全体がカールが発
生するなどの、いわゆる溶剤アタックが生ずるので、実
際に使用するためには難点があった。従って、ポリオレ
フィンフィルム用のオフセット印刷インキとしては、速
乾性を犠牲にした鉱油の配合されていないポリオレフィ
ンフィルム用の特殊オフセットインキが実際に使用され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかるポリオ
レフィンフィルム用の特殊なオフセットインキは、乾燥
時間が長いことと、印刷所、インキ製造メーカーが限ら
れるため、汎用の酸化重合型(乾燥油型)のオフセット
インキを使用することができるポリオレフィンフィルム
の出現が望まれていた。すなわち、一般の印刷会社で
は、上質紙、コート紙などのパルプ系紙を印刷してお
り、一般に市販されている速乾性インキを用いてオフセ
ット印刷を施していることが普通であることから、ポリ
オレフィンフィルム或いは合成紙を印刷する時だけ、特
殊な非吸収性素材用オフセットインキに切り替えて印刷
をしなければならなかった。それ故、このインキの切り
替えに多大な時間と人手がかかることから、一般の印刷
会社では合成紙などのポリオレフィン系フィルムの印刷
を積極的に行なおうとせず、このことがポリオレフィン
フィルム或いは合成紙のオフセット印刷用への普及を妨
げる一つの原因になっていた。
レフィンフィルム用の特殊なオフセットインキは、乾燥
時間が長いことと、印刷所、インキ製造メーカーが限ら
れるため、汎用の酸化重合型(乾燥油型)のオフセット
インキを使用することができるポリオレフィンフィルム
の出現が望まれていた。すなわち、一般の印刷会社で
は、上質紙、コート紙などのパルプ系紙を印刷してお
り、一般に市販されている速乾性インキを用いてオフセ
ット印刷を施していることが普通であることから、ポリ
オレフィンフィルム或いは合成紙を印刷する時だけ、特
殊な非吸収性素材用オフセットインキに切り替えて印刷
をしなければならなかった。それ故、このインキの切り
替えに多大な時間と人手がかかることから、一般の印刷
会社では合成紙などのポリオレフィン系フィルムの印刷
を積極的に行なおうとせず、このことがポリオレフィン
フィルム或いは合成紙のオフセット印刷用への普及を妨
げる一つの原因になっていた。
【0007】
[発明の概要]本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、
ポリオレフィンフィルム或いはポリオレフィン系合成紙
のオフセット印刷を施そうとする面に、オフセットイン
キのビヒクルの一部である乾性油或いは鉱油或いはそれ
に近い組成である炭素数8以上の長鎖アルキル基を含有
する化合物を予め塗布して浸透させておけば、その後に
オフセット印刷を施してオフセットインキをその表面に
塗布しても、印刷されたポリオレフィンフィルム或いは
合成紙の表面に凹凸が生じたり、フィルム全体にカール
が生じるといったことが発生し難いものとなるとの知見
に基づき本発明を完成するに至ったものである。すなわ
ち、本発明の印刷性に優れたポリオレフィンフィルム
は、ポリオレフィンフィルムの片面又は両面に、炭素数
8以上の長鎖アルキル基を含有する高級脂肪酸、高級脂
肪族アルコール、高級脂肪酸のエステル、高級アルコー
ルの酸エステルおよび鉱油より選ばれた化合物を塗布し
た後、一軸或いは二軸延伸して得られるものである。更
に、本発明の効果をより一層高めるために、上記一軸或
いは二軸延伸した後に、更に電子線照射又は紫外線照射
を行なうことを特徴とするものである。
ポリオレフィンフィルム或いはポリオレフィン系合成紙
のオフセット印刷を施そうとする面に、オフセットイン
キのビヒクルの一部である乾性油或いは鉱油或いはそれ
に近い組成である炭素数8以上の長鎖アルキル基を含有
する化合物を予め塗布して浸透させておけば、その後に
オフセット印刷を施してオフセットインキをその表面に
塗布しても、印刷されたポリオレフィンフィルム或いは
合成紙の表面に凹凸が生じたり、フィルム全体にカール
が生じるといったことが発生し難いものとなるとの知見
に基づき本発明を完成するに至ったものである。すなわ
ち、本発明の印刷性に優れたポリオレフィンフィルム
は、ポリオレフィンフィルムの片面又は両面に、炭素数
8以上の長鎖アルキル基を含有する高級脂肪酸、高級脂
肪族アルコール、高級脂肪酸のエステル、高級アルコー
ルの酸エステルおよび鉱油より選ばれた化合物を塗布し
た後、一軸或いは二軸延伸して得られるものである。更
に、本発明の効果をより一層高めるために、上記一軸或
いは二軸延伸した後に、更に電子線照射又は紫外線照射
を行なうことを特徴とするものである。
【0008】[発明の具体的説明] [I] 印刷性に優れたポリオレフィンフィルム (1) 構 造 本発明の印刷性に優れたポリオレフィンフィルムは、肉
厚が20〜700μm、好ましくは60〜200μmの
フィルム(シートも含む)の片面又は両面に炭素数8以
上の長鎖アルキル基含有化合物を塗布して、その内部に
該長鎖アルキル基含有化合物の少なくとも一部を含浸さ
せた構造のものである。従って、該フィルムにはその表
面に塗布された長鎖アルキル基含有化合物と、該フィル
ムの内部にまで含浸されている長鎖アルキル基含有化合
物とが存在している。内部に含浸されず表面に残った長
鎖アルキル基含有化合物は、電子線照射又は紫外線照射
を行なうことによって硬化させることが望ましい。
厚が20〜700μm、好ましくは60〜200μmの
フィルム(シートも含む)の片面又は両面に炭素数8以
上の長鎖アルキル基含有化合物を塗布して、その内部に
該長鎖アルキル基含有化合物の少なくとも一部を含浸さ
せた構造のものである。従って、該フィルムにはその表
面に塗布された長鎖アルキル基含有化合物と、該フィル
ムの内部にまで含浸されている長鎖アルキル基含有化合
物とが存在している。内部に含浸されず表面に残った長
鎖アルキル基含有化合物は、電子線照射又は紫外線照射
を行なうことによって硬化させることが望ましい。
【0009】(2) 量 比 この表面に塗布される長鎖アルキル基含有化合物の量
は、延伸後のフィルムで、一般に0.1〜20g/
m2 、好ましくは1〜3g/m2 の量が表面に残存し、
また、その一部がフィルムの内部にまで含浸されて、そ
の量は一般にフィルム中の0.1〜20重量%、好まし
くは1〜3重量%である。特に本発明の効果を発揮する
ことのできる長鎖アルキル基含有化合物は、フィルムの
内部にまで含浸されているものであることから、フィル
ムの内部にまで含浸されている長鎖アルキル基含有化合
物の量が重要である。長鎖アルキル基含有化合物を延伸
前に塗布することにより、延伸時の熱によってフィルム
の内部にまで含浸される長鎖アルキル基含有化合物の量
が多くなる。それ故、一層効果が高く現われる。
は、延伸後のフィルムで、一般に0.1〜20g/
m2 、好ましくは1〜3g/m2 の量が表面に残存し、
また、その一部がフィルムの内部にまで含浸されて、そ
の量は一般にフィルム中の0.1〜20重量%、好まし
くは1〜3重量%である。特に本発明の効果を発揮する
ことのできる長鎖アルキル基含有化合物は、フィルムの
内部にまで含浸されているものであることから、フィル
ムの内部にまで含浸されている長鎖アルキル基含有化合
物の量が重要である。長鎖アルキル基含有化合物を延伸
前に塗布することにより、延伸時の熱によってフィルム
の内部にまで含浸される長鎖アルキル基含有化合物の量
が多くなる。それ故、一層効果が高く現われる。
【0010】[II] 印刷性に優れたポリオレフィンフィ
ルムの製造方法 (1) 原材料 (a) ポリオレフィンフィルム 本発明の印刷性に優れたポリオレフィンフィルムの原材
料として用いられるポリオレフィンフィルムとしては、
ポリオレフィン系樹脂を各種フィルム成形方法、例え
ば、Tダイ法、カレンダー法、キャスト法、インフレー
ション法などの各種成形加工法によりフィルム状に成形
して得られた肉厚が20〜700μmのフィルム(シー
トも含む)状のものである。具体的には、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレン共重合体樹
脂、ポリブテン樹脂などのポリオレフィン樹脂、エチレ
ン・酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン・アクリル酸エ
ステル共重合体樹脂などのオレフィン単量体に少量
(1.8〜15重量%)の他の共単量体を共重合させて
得られたオレフィン共重合体などを、上記各種フィルム
成形方法にて成形して得られたポリオレフィンフィル
ム、或いは、該フィルムに少量の無機微細粉末を混入さ
せた後、後記延伸工程により最終的に一軸或いは二軸延
伸されることによって得られる、フィルム内部にミクロ
ボイドを有した不透明或いは半透明の合成紙(特公昭4
6−40794号、特公昭60−36173号、特公昭
62−59668号、特公昭63−64310号、特開
平3−189141号公報参照)などを挙げることがで
きる。これらポリオレフィンフィルムの中でも、特にエ
チレン、プロピレン或いは両者を主成分として50重量
%以上含有する単量体を重合もしくは共重合させて得ら
れるポリオレフィン系樹脂中に無機微細粉末を8〜65
重量%、好ましくは16〜55重量%を含有させた無機
微細粉末含有ポリオレフィンフィルムを、後記一軸或い
は二軸延伸延伸させて得られた、いわゆる合成紙が印刷
インキの密着性の面で好適である。
ルムの製造方法 (1) 原材料 (a) ポリオレフィンフィルム 本発明の印刷性に優れたポリオレフィンフィルムの原材
料として用いられるポリオレフィンフィルムとしては、
ポリオレフィン系樹脂を各種フィルム成形方法、例え
ば、Tダイ法、カレンダー法、キャスト法、インフレー
ション法などの各種成形加工法によりフィルム状に成形
して得られた肉厚が20〜700μmのフィルム(シー
トも含む)状のものである。具体的には、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレン共重合体樹
脂、ポリブテン樹脂などのポリオレフィン樹脂、エチレ
ン・酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン・アクリル酸エ
ステル共重合体樹脂などのオレフィン単量体に少量
(1.8〜15重量%)の他の共単量体を共重合させて
得られたオレフィン共重合体などを、上記各種フィルム
成形方法にて成形して得られたポリオレフィンフィル
ム、或いは、該フィルムに少量の無機微細粉末を混入さ
せた後、後記延伸工程により最終的に一軸或いは二軸延
伸されることによって得られる、フィルム内部にミクロ
ボイドを有した不透明或いは半透明の合成紙(特公昭4
6−40794号、特公昭60−36173号、特公昭
62−59668号、特公昭63−64310号、特開
平3−189141号公報参照)などを挙げることがで
きる。これらポリオレフィンフィルムの中でも、特にエ
チレン、プロピレン或いは両者を主成分として50重量
%以上含有する単量体を重合もしくは共重合させて得ら
れるポリオレフィン系樹脂中に無機微細粉末を8〜65
重量%、好ましくは16〜55重量%を含有させた無機
微細粉末含有ポリオレフィンフィルムを、後記一軸或い
は二軸延伸延伸させて得られた、いわゆる合成紙が印刷
インキの密着性の面で好適である。
【0011】(b) 炭素数8以上の長鎖アルキル基含有化
合物 本発明の印刷性に優れたポリオレフィンフィルムの原材
料として用いられ、前記ポリオレフィンフィルムの表面
に塗布されて含浸される炭素数8以上の長鎖アルキル基
含有化合物としては、分子量が140〜1,300、好
ましくは140〜600の、高級脂肪酸、高級脂肪族ア
ルコール、高級脂肪酸のエステル、炭素数8以上の高級
脂肪族アルコールの酸エステル、又は、鉱油である。以
下にそれらの具体例を示す。
合物 本発明の印刷性に優れたポリオレフィンフィルムの原材
料として用いられ、前記ポリオレフィンフィルムの表面
に塗布されて含浸される炭素数8以上の長鎖アルキル基
含有化合物としては、分子量が140〜1,300、好
ましくは140〜600の、高級脂肪酸、高級脂肪族ア
ルコール、高級脂肪酸のエステル、炭素数8以上の高級
脂肪族アルコールの酸エステル、又は、鉱油である。以
下にそれらの具体例を示す。
【0012】高級脂肪酸エステル 上記高級脂肪酸としては、カプリル酸、カプリン酸、ラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、アラキジン酸、ベヘニン酸、リグノセリン酸、セロ
チン酸、モンタン酸、メリシン酸などの飽和脂肪酸、オ
レイン酸、リノール酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸
などの炭素数8以上の脂肪酸(分子量144〜約34
0)を挙げることができる。
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、アラキジン酸、ベヘニン酸、リグノセリン酸、セロ
チン酸、モンタン酸、メリシン酸などの飽和脂肪酸、オ
レイン酸、リノール酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸
などの炭素数8以上の脂肪酸(分子量144〜約34
0)を挙げることができる。
【0013】高級脂肪族アルコール 上記高級脂肪族アルコールとしては、カプリルアルコー
ル、カプリンアルコール、ラウリルアルコール、シリス
チルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルア
ルコール、アラキジルアルコール、ベヘニルアルコー
ル、リグノセリルアルコール、セロチルアルコール、モ
ンタンアルコール、メソシルアルコールなどの飽和アル
コール、オレイルアルコール、リノールアルコール、リ
ノレルアルコールなどの不飽和アルコールなどの炭素数
8以上の高級脂肪族アルコール(分子量128〜約31
8)を挙げることができる。
ル、カプリンアルコール、ラウリルアルコール、シリス
チルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルア
ルコール、アラキジルアルコール、ベヘニルアルコー
ル、リグノセリルアルコール、セロチルアルコール、モ
ンタンアルコール、メソシルアルコールなどの飽和アル
コール、オレイルアルコール、リノールアルコール、リ
ノレルアルコールなどの不飽和アルコールなどの炭素数
8以上の高級脂肪族アルコール(分子量128〜約31
8)を挙げることができる。
【0014】高級脂肪酸のエステル 上記高級脂肪酸のエステルとしては、カプリル酸、カプ
リン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸、アラキジン酸、ベヘニン酸、リグノセリン
酸、セロチン酸、モンタン酸、メリシン酸などの飽和脂
肪酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸などの不飽
和脂肪酸などの炭素数8以上の脂肪酸等の高級脂肪酸
と、メタノール、プロパノール、ブタノール、アミルア
ルコールなどの単官能性アルコールとのエステル、或い
は、エチレングリコール、グリセリンなどの多官能性ア
ルコールとのエステル、或いは、アマニ油、桐油、大豆
油、菜種油、ひまし油、パーム油などの植物油、魚油、
鯨油などの動物油などのエステル化合物(分子量170
〜約1,300)を挙げることができる。
リン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸、アラキジン酸、ベヘニン酸、リグノセリン
酸、セロチン酸、モンタン酸、メリシン酸などの飽和脂
肪酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸などの不飽
和脂肪酸などの炭素数8以上の脂肪酸等の高級脂肪酸
と、メタノール、プロパノール、ブタノール、アミルア
ルコールなどの単官能性アルコールとのエステル、或い
は、エチレングリコール、グリセリンなどの多官能性ア
ルコールとのエステル、或いは、アマニ油、桐油、大豆
油、菜種油、ひまし油、パーム油などの植物油、魚油、
鯨油などの動物油などのエステル化合物(分子量170
〜約1,300)を挙げることができる。
【0015】炭素数8以上の高級脂肪族アルコールの酸
エステル 上記、炭素数8以上の高級脂肪族アルコールの酸エステ
ルとしては、カプリルアルコール、カプリンアルコー
ル、ラウリルアルコール、シリスチルアルコール、パル
ミチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキジル
アルコール、ベヘニルアルコール、リグノセリルアルコ
ール、セロチルアルコール、モンタンアルコール、メソ
シルアルコールなどの飽和アルコール、オレイルアルコ
ール、リノールアルコール、リノレルアルコールなどの
不飽和アルコールなどの炭素数8以上の高級脂肪族アル
コール等のアルコールと、酢酸プロピオン酸、酪酸、ア
クリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマール酸など
の、好ましくは炭素数2〜8の、有機酸とのエステル
(分子量172〜約450)を挙げることができる。
エステル 上記、炭素数8以上の高級脂肪族アルコールの酸エステ
ルとしては、カプリルアルコール、カプリンアルコー
ル、ラウリルアルコール、シリスチルアルコール、パル
ミチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキジル
アルコール、ベヘニルアルコール、リグノセリルアルコ
ール、セロチルアルコール、モンタンアルコール、メソ
シルアルコールなどの飽和アルコール、オレイルアルコ
ール、リノールアルコール、リノレルアルコールなどの
不飽和アルコールなどの炭素数8以上の高級脂肪族アル
コール等のアルコールと、酢酸プロピオン酸、酪酸、ア
クリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマール酸など
の、好ましくは炭素数2〜8の、有機酸とのエステル
(分子量172〜約450)を挙げることができる。
【0016】鉱 油 上記鉱油としては、インキの一成分として使用されてい
るケロセン、ヘビーソルベントナフサ、或いはミシン
油、機械油、流動パラフィン、ポリエチレンワックスな
どの長鎖アルキル基を有する化合物(分子量約450〜
1300)を挙げることができる。
るケロセン、ヘビーソルベントナフサ、或いはミシン
油、機械油、流動パラフィン、ポリエチレンワックスな
どの長鎖アルキル基を有する化合物(分子量約450〜
1300)を挙げることができる。
【0017】(2) 塗 布 (a) 塗布方法 本発明の印刷性に優れたポリオレフィンフィルムは、上
記原材料であるポリオレフィンフィルムの表面に前記炭
素数8以上の長鎖アルキル基含有化合物を塗布した後、
後記延伸工程にて延伸時の熱によりポリオレフィンフィ
ルムの内部にまで該長鎖アルキル基含有化合物を含浸さ
せて製造することができる。前記延伸前のポリオレフィ
ンフィルムの表面に長鎖アルキル基含有化合物を塗布す
るには、液状物の場合は原液で、固体の場合は加熱加温
して液状状態にして原液のまま塗布するのが好ましい。
しかし、長鎖アルキル基含有化合物が固体の場合或いは
粘度が高く塗布し難い場合などではトルエン、キシレ
ン、ミネラルスピリッツなどの各種希釈剤を使用するこ
ともできる。このような希釈剤を用いた場合には乾燥機
にて乾燥した後、次ぎの延伸工程に移るのが好ましい。
記原材料であるポリオレフィンフィルムの表面に前記炭
素数8以上の長鎖アルキル基含有化合物を塗布した後、
後記延伸工程にて延伸時の熱によりポリオレフィンフィ
ルムの内部にまで該長鎖アルキル基含有化合物を含浸さ
せて製造することができる。前記延伸前のポリオレフィ
ンフィルムの表面に長鎖アルキル基含有化合物を塗布す
るには、液状物の場合は原液で、固体の場合は加熱加温
して液状状態にして原液のまま塗布するのが好ましい。
しかし、長鎖アルキル基含有化合物が固体の場合或いは
粘度が高く塗布し難い場合などではトルエン、キシレ
ン、ミネラルスピリッツなどの各種希釈剤を使用するこ
ともできる。このような希釈剤を用いた場合には乾燥機
にて乾燥した後、次ぎの延伸工程に移るのが好ましい。
【0018】(b) 塗布時期 上記炭素数8以上の長鎖アルキル基を有する化合物をポ
リオレフィンフィルムの表面に塗布する時期としては、
一軸延伸フィルムを得る場合には該一軸延伸前に塗布
し、二軸延伸フィルムを得る場合には縦延伸の前に或い
は縦延伸後の横延伸の前に塗布することが好ましい。延
伸後に長鎖アルキル基含有化合物を塗布する場合には、
塗布後の浸透に長時間を必要とするために、室温で液状
の長鎖アルキル基含有化合物を塗布して製造した直後の
フィルムは湿った感じがするので実用に耐えられない。
それ故、塗布されたフィルムは長時間放置して該塗布液
を内部に浸透させて、乾いた状態にしなければ実用に耐
えるフィルムが得られなかった。しかし、フィルムを上
記延伸工程に付す前に前記長鎖アルキル基含有化合物を
塗布し、延伸して製造したフィルムは製造直後でも湿っ
た感じがしないので実用に十分耐えられるフィルムであ
る。更に、延伸後に塗布する場合は液状の塗布液でも浸
透に長時間を必要とするので、室温で固体の長鎖アルキ
ル基含有化合物を希釈剤を使用せずに塗布する方法に適
していなかったが、延伸前に塗布する場合にはその後の
延伸時において殆どの長鎖アルキル基含有化合物を浸透
させることができるので、室温で固体の長鎖アルキル基
含有化合物でも塗布・含浸させることができる。
リオレフィンフィルムの表面に塗布する時期としては、
一軸延伸フィルムを得る場合には該一軸延伸前に塗布
し、二軸延伸フィルムを得る場合には縦延伸の前に或い
は縦延伸後の横延伸の前に塗布することが好ましい。延
伸後に長鎖アルキル基含有化合物を塗布する場合には、
塗布後の浸透に長時間を必要とするために、室温で液状
の長鎖アルキル基含有化合物を塗布して製造した直後の
フィルムは湿った感じがするので実用に耐えられない。
それ故、塗布されたフィルムは長時間放置して該塗布液
を内部に浸透させて、乾いた状態にしなければ実用に耐
えるフィルムが得られなかった。しかし、フィルムを上
記延伸工程に付す前に前記長鎖アルキル基含有化合物を
塗布し、延伸して製造したフィルムは製造直後でも湿っ
た感じがしないので実用に十分耐えられるフィルムであ
る。更に、延伸後に塗布する場合は液状の塗布液でも浸
透に長時間を必要とするので、室温で固体の長鎖アルキ
ル基含有化合物を希釈剤を使用せずに塗布する方法に適
していなかったが、延伸前に塗布する場合にはその後の
延伸時において殆どの長鎖アルキル基含有化合物を浸透
させることができるので、室温で固体の長鎖アルキル基
含有化合物でも塗布・含浸させることができる。
【0019】(c) 塗布手段 この様な炭素数8以上の長鎖アルキル基含有化合物を延
伸前にポリオレフィンフィルムの表面に塗布する手段と
しては、具体的には、グラビア塗工、メイヤーバー塗
工、ロール塗工、ブレード塗工、サイズプレス塗工など
の公知の塗工手段を採用することができる。また、塗布
する以外にも長鎖アルキル基含有化合物の液槽中にポリ
オレフィンフィルムを浸漬して含浸させも良い。特に二
軸延伸フィルムの製造において、延伸前に塗布すれば、
延伸後に塗布する場合に比較して、場所を取らない安価
な小型のコーター装置で塗布することができる。
伸前にポリオレフィンフィルムの表面に塗布する手段と
しては、具体的には、グラビア塗工、メイヤーバー塗
工、ロール塗工、ブレード塗工、サイズプレス塗工など
の公知の塗工手段を採用することができる。また、塗布
する以外にも長鎖アルキル基含有化合物の液槽中にポリ
オレフィンフィルムを浸漬して含浸させも良い。特に二
軸延伸フィルムの製造において、延伸前に塗布すれば、
延伸後に塗布する場合に比較して、場所を取らない安価
な小型のコーター装置で塗布することができる。
【0020】(d) 塗工量 塗工量としては、延伸倍率によるが、一般には延伸後の
炭素数8以上の長鎖アルキル基含有化合物の固型分量が
0.1〜20g/m2 、好ましくは1〜3g/m2 の範
囲内である。また、炭素数8以上の長鎖アルキル基含有
化合物を延伸工程の前に塗布することにより、その後の
工程の延伸時の熱によってポリオレフィンフィルム内部
への長鎖アルキル基含有化合物の浸透が促進されるの
で、延伸後に塗布する場合に比較して、塗工量を低減さ
せることができる。
炭素数8以上の長鎖アルキル基含有化合物の固型分量が
0.1〜20g/m2 、好ましくは1〜3g/m2 の範
囲内である。また、炭素数8以上の長鎖アルキル基含有
化合物を延伸工程の前に塗布することにより、その後の
工程の延伸時の熱によってポリオレフィンフィルム内部
への長鎖アルキル基含有化合物の浸透が促進されるの
で、延伸後に塗布する場合に比較して、塗工量を低減さ
せることができる。
【0021】(3) 延 伸(含浸) (a) 延 伸 上記長鎖アルキル基含有化合物を塗布されたポリオレフ
ィンフィルムは、更に該ポリオレフィン樹脂の融点より
低い温度で延伸することによって、一軸延伸或いは二軸
延伸ポリオレフィンフィルム或いは合成紙が得られる
が、本発明においては該延伸工程において上記ポリオレ
フィンフィルムの表面に塗布された炭素数8以上の長鎖
アルキル基含有化合物をポリオレフィンフィルム内に含
浸させることが重要である。
ィンフィルムは、更に該ポリオレフィン樹脂の融点より
低い温度で延伸することによって、一軸延伸或いは二軸
延伸ポリオレフィンフィルム或いは合成紙が得られる
が、本発明においては該延伸工程において上記ポリオレ
フィンフィルムの表面に塗布された炭素数8以上の長鎖
アルキル基含有化合物をポリオレフィンフィルム内に含
浸させることが重要である。
【0022】(b) 延伸条件 従って、延伸時のポリオレフィン樹脂の加熱温度は、該
ポリオレフィン樹脂の融点よりも一般に3〜30℃、好
ましくは5〜25℃程度低い温度で行なわれる。この時
の延伸は一方向或いは二方向に、従って、延伸軸数は一
軸又は二軸である。また、該延伸時の倍率はそれぞれ一
般に1.3〜15倍、好ましくは3.5〜10倍であ
る。この延伸工程により有機又は無機微細粉末を8〜6
5重量%を含有させたポリオレフィン樹脂フィルムは延
伸されることによって、表面に微細なボイド(空隙)が
形成されて、該フィルムの白色度や不透明度が増す。ま
た、必要に応じて他の樹脂フィルムが、延伸工程の前に
或いは後に積層される。
ポリオレフィン樹脂の融点よりも一般に3〜30℃、好
ましくは5〜25℃程度低い温度で行なわれる。この時
の延伸は一方向或いは二方向に、従って、延伸軸数は一
軸又は二軸である。また、該延伸時の倍率はそれぞれ一
般に1.3〜15倍、好ましくは3.5〜10倍であ
る。この延伸工程により有機又は無機微細粉末を8〜6
5重量%を含有させたポリオレフィン樹脂フィルムは延
伸されることによって、表面に微細なボイド(空隙)が
形成されて、該フィルムの白色度や不透明度が増す。ま
た、必要に応じて他の樹脂フィルムが、延伸工程の前に
或いは後に積層される。
【0023】(4) 電子線照射又は紫外線照射 延伸前に長鎖アルキル基を含有する化合物を塗布するこ
とによって、前述の如き製造直後でも乾いた感じのフィ
ルムを製造することができるが、長時間手に触れたり、
食品に触れたりした際に液状の長鎖アルキル基含有化合
物が転移するのを防ぐために、延伸後に電子線照射を行
なうか、或いは、予め長鎖アルキル基含有化合物に光開
始剤を添加して塗布した後に紫外線照射を行なうことが
好ましい。
とによって、前述の如き製造直後でも乾いた感じのフィ
ルムを製造することができるが、長時間手に触れたり、
食品に触れたりした際に液状の長鎖アルキル基含有化合
物が転移するのを防ぐために、延伸後に電子線照射を行
なうか、或いは、予め長鎖アルキル基含有化合物に光開
始剤を添加して塗布した後に紫外線照射を行なうことが
好ましい。
【0024】(5) その他の付加的処理 また、更に上記フィルムの上にピグメント塗工などを行
ないオフセット印刷の適性をより向上させることができ
る。ピグメント塗工 該ピグメント塗工は、一般的なコート紙の塗工法に準じ
てピグメント塗工を行なうことができる。ピグメント塗
工に用いられるピグメントとしては、通常のコート紙に
使用されるクレイ、タルク、炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム、水酸化アルミニウム、シリカ、珪酸アルミニ
ウム、珪酸カルシウム、プラスチックピグメント、シリ
カ含有複合ラテックスなどを挙げることができる。ま
た、この時に使用される接着剤としては、SBR(スチ
レン・ブタジエンラバー)、MBR(メタクリル・ブタ
ジエンラバー)などのラテックス、アクリル系エマルジ
ョン、澱粉、PVA(ポリビニルアルコール)、CMC
(カルボキシメチルセルロース)、メチルセルロースな
どを挙げることができる。
ないオフセット印刷の適性をより向上させることができ
る。ピグメント塗工 該ピグメント塗工は、一般的なコート紙の塗工法に準じ
てピグメント塗工を行なうことができる。ピグメント塗
工に用いられるピグメントとしては、通常のコート紙に
使用されるクレイ、タルク、炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム、水酸化アルミニウム、シリカ、珪酸アルミニ
ウム、珪酸カルシウム、プラスチックピグメント、シリ
カ含有複合ラテックスなどを挙げることができる。ま
た、この時に使用される接着剤としては、SBR(スチ
レン・ブタジエンラバー)、MBR(メタクリル・ブタ
ジエンラバー)などのラテックス、アクリル系エマルジ
ョン、澱粉、PVA(ポリビニルアルコール)、CMC
(カルボキシメチルセルロース)、メチルセルロースな
どを挙げることができる。
【0025】[III] オフセット印刷 このようにして得られた本発明のオフセット印刷性の優
れたポリオレフィンフィルムは、オフセット印刷機にて
オフセットインキをその表面に付着させてオフセット印
刷が施される。 (1) オフセットインキ このようなオフセットインキとしては、一般に前記表1
及び表2に示すように、顔料とビヒクルとからなる主剤
と、粘度調整剤、乾燥調整剤及びその他などからなる助
剤とから基本的に構成されている。前記顔料としては、
リソールレッド、ベンジジンイエローなどのアゾ顔料、
パーマネント・グリン、パーマネント・ローダミン、パ
ーマネント・ブルー、レーキレッドCなどのレーキ顔
料、ブリリアントカーミン6B、フタロシアニンブルー
などの有機顔料、アルミナ、硫酸バリウム、ベンガラ、
黄鉛、紺青、チタンホワイト、カーボンブラックなどの
無機顔料などを挙げることができる。
れたポリオレフィンフィルムは、オフセット印刷機にて
オフセットインキをその表面に付着させてオフセット印
刷が施される。 (1) オフセットインキ このようなオフセットインキとしては、一般に前記表1
及び表2に示すように、顔料とビヒクルとからなる主剤
と、粘度調整剤、乾燥調整剤及びその他などからなる助
剤とから基本的に構成されている。前記顔料としては、
リソールレッド、ベンジジンイエローなどのアゾ顔料、
パーマネント・グリン、パーマネント・ローダミン、パ
ーマネント・ブルー、レーキレッドCなどのレーキ顔
料、ブリリアントカーミン6B、フタロシアニンブルー
などの有機顔料、アルミナ、硫酸バリウム、ベンガラ、
黄鉛、紺青、チタンホワイト、カーボンブラックなどの
無機顔料などを挙げることができる。
【0026】また、ビヒクルとしては、合成樹脂、植物
油(乾性油)、溶剤などを挙げることができる。これら
ビヒクルの具体例としては、 アマニ油、スタンド油などのアマニ油型や、乾性油
変性アルキッド樹脂などのアルキッド型、 ロジン変性フェノール樹脂を、アマニ油、キリ油の
混合液、または低粘度のアマニ油ワニスなどに溶解し、
沸点範囲の狭い石油留分を加えて粘度を調整した樹脂ワ
ニスを主とした速乾性樹脂型、 樹脂を沸点範囲の狭い石油留分を加えて溶解したワ
ニスなどのヒートセット型、などを挙げることができ
る。 前記粘度調整剤としては、溶剤、希釈ワニス、コンパウ
ンドなどを挙げることができる。また、前記乾燥調整剤
としては、乾燥剤(ドライヤ)乾燥抑制剤などを挙げる
ことができる。その他成分としては、ワックス、被膜増
強剤、裏付防止剤などを挙げることができる。
油(乾性油)、溶剤などを挙げることができる。これら
ビヒクルの具体例としては、 アマニ油、スタンド油などのアマニ油型や、乾性油
変性アルキッド樹脂などのアルキッド型、 ロジン変性フェノール樹脂を、アマニ油、キリ油の
混合液、または低粘度のアマニ油ワニスなどに溶解し、
沸点範囲の狭い石油留分を加えて粘度を調整した樹脂ワ
ニスを主とした速乾性樹脂型、 樹脂を沸点範囲の狭い石油留分を加えて溶解したワ
ニスなどのヒートセット型、などを挙げることができ
る。 前記粘度調整剤としては、溶剤、希釈ワニス、コンパウ
ンドなどを挙げることができる。また、前記乾燥調整剤
としては、乾燥剤(ドライヤ)乾燥抑制剤などを挙げる
ことができる。その他成分としては、ワックス、被膜増
強剤、裏付防止剤などを挙げることができる。
【0027】(2) オフセット印刷方法 本発明のオフセット印刷性に優れたポリオレフィンフィ
ルムに前記オフセットインキを用いてオフセット印刷す
るためには、市販のオフセット印刷機を用いて通常のオ
フセット印刷と同様にして行なうことができる。このよ
うにして得られた本発明の印刷性に優れたポリオレフィ
ンフィルムは、オフセット印刷を施して、オフセットイ
ンキをその表面に付着させても、印刷されたポリオレフ
ィンフィルム或いは合成紙の表面に凹凸が生じたり、フ
ィルム全体にカールが生じるといったことが発生し難
い。
ルムに前記オフセットインキを用いてオフセット印刷す
るためには、市販のオフセット印刷機を用いて通常のオ
フセット印刷と同様にして行なうことができる。このよ
うにして得られた本発明の印刷性に優れたポリオレフィ
ンフィルムは、オフセット印刷を施して、オフセットイ
ンキをその表面に付着させても、印刷されたポリオレフ
ィンフィルム或いは合成紙の表面に凹凸が生じたり、フ
ィルム全体にカールが生じるといったことが発生し難
い。
【0028】
【実施例】以下に実施例および比較例を示して本発明を
更に詳細に説明する。なお、例中の部および%は、特に
例記しない限り重量基準である。また、実施例および比
較例における評価は以下に示す評価方法によって評価し
た。 [I] 評価方法 (1) カールの高さ 評価用フィルムにオフセット印刷機で市販の乾燥型オフ
セットインキであるニューベストワンプロセス墨M(東
華色素(株)製)を用いて転移量が1g/m2 となるよ
うに全面に印刷を施した。そして、その印刷物を12c
m×5cmの大きさに切断して平坦な机上にて1日放置
した後、その印刷物のカールの高さ(h)を図1に示す
ようにして測定した。 (2) 凹凸の発生 評価用フィルムにオフセット印刷機で市販の乾燥型オフ
セットインキであるニューベストワンプロセス墨M(東
華色素(株)製)を用いて転移量が1g/m2 と、ま
た、同一インキで一松模様(1cm×1cm)となるよ
うに、部分的に印刷を施した。そして、印刷された部分
と印刷されていない部分とで出来るフィルムの凹凸を官
能評価で判定した。凹凸の無いものを○、凹凸が激しい
ものを×、その中間を△とした。
更に詳細に説明する。なお、例中の部および%は、特に
例記しない限り重量基準である。また、実施例および比
較例における評価は以下に示す評価方法によって評価し
た。 [I] 評価方法 (1) カールの高さ 評価用フィルムにオフセット印刷機で市販の乾燥型オフ
セットインキであるニューベストワンプロセス墨M(東
華色素(株)製)を用いて転移量が1g/m2 となるよ
うに全面に印刷を施した。そして、その印刷物を12c
m×5cmの大きさに切断して平坦な机上にて1日放置
した後、その印刷物のカールの高さ(h)を図1に示す
ようにして測定した。 (2) 凹凸の発生 評価用フィルムにオフセット印刷機で市販の乾燥型オフ
セットインキであるニューベストワンプロセス墨M(東
華色素(株)製)を用いて転移量が1g/m2 と、ま
た、同一インキで一松模様(1cm×1cm)となるよ
うに、部分的に印刷を施した。そして、印刷された部分
と印刷されていない部分とで出来るフィルムの凹凸を官
能評価で判定した。凹凸の無いものを○、凹凸が激しい
ものを×、その中間を△とした。
【0029】[II] 実験例 実施例1フィルムの製造 メルトインデックス(MI)0.8のポリプロピレン
(融点164℃)85重量%に高密度ポリエチレン5重
量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム10重量
%を混合した組成物を270℃に設定した押出機にて混
練した後、シート状に押し出し、更に冷却装置により冷
却して無延伸シートを得た。塗布・延伸 次いで、この無延伸シートにアマニ油をメイヤーバーで
10g/m2 の塗工量となるように塗布した。そして、
このシートを150℃の温度にまで再度加熱した後、縦
方向に5倍延伸して一軸延伸フィルムを得た。印 刷 この一軸延伸フィルムに、オフセット印刷機で市販の乾
燥型オフセットインキであるニューベストワンプロセス
墨M(東華色素(株)製)を、転移量が1g/m2 とな
るように全面に印刷を施した。評 価 得られた印刷フィルムのカールの高さ及び凹凸の発生の
評価を前記評価方法に従って評価した。その結果を表3
に示す。
(融点164℃)85重量%に高密度ポリエチレン5重
量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム10重量
%を混合した組成物を270℃に設定した押出機にて混
練した後、シート状に押し出し、更に冷却装置により冷
却して無延伸シートを得た。塗布・延伸 次いで、この無延伸シートにアマニ油をメイヤーバーで
10g/m2 の塗工量となるように塗布した。そして、
このシートを150℃の温度にまで再度加熱した後、縦
方向に5倍延伸して一軸延伸フィルムを得た。印 刷 この一軸延伸フィルムに、オフセット印刷機で市販の乾
燥型オフセットインキであるニューベストワンプロセス
墨M(東華色素(株)製)を、転移量が1g/m2 とな
るように全面に印刷を施した。評 価 得られた印刷フィルムのカールの高さ及び凹凸の発生の
評価を前記評価方法に従って評価した。その結果を表3
に示す。
【0030】比較例1 アマニ油を塗布しなかった以外は実施例1と同様にして
一軸延伸フィルムを得て、オフセット印刷を行なって、
その印刷物のカールの高さ及び凹凸の発生を実施例1と
同様にして評価した。その結果を表3に示す。
一軸延伸フィルムを得て、オフセット印刷を行なって、
その印刷物のカールの高さ及び凹凸の発生を実施例1と
同様にして評価した。その結果を表3に示す。
【0031】実施例2フィルムの製造 メルトインデックス(MI)0.8のポリプロピレン
(融点164℃)85重量%に高密度ポリエチレン5重
量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム10重量
%を混合した組成物を270℃に設定した押出機にて混
練した後、シート状に押し出し、更に冷却装置により冷
却して無延伸シートを得た。塗布・延伸 そして、このシートを150℃の温度にまで再度加熱し
た後、縦方向に5倍延伸した。縦方向に延伸された該シ
ートに流動パラフィンを20g/m2 の塗布量となるよ
うに塗布した。そして、再び160℃の温度にまで加熱
してテンターを用いて横方向に7.5倍延伸し、165
℃の温度でアニーリング処理して、60℃の温度まで冷
却し、耳部をスリットして二軸延伸フィルムを得た。印 刷 この二軸延伸フィルムに、オフセット印刷機で市販の乾
燥型オフセットインキであるニューベストワンプロセス
墨M(東華色素(株)製)を、転移量が1g/m2 とな
るように全面に印刷を施した。評 価 得られた印刷フィルムのカールの高さ及び凹凸の発生の
評価を前記評価方法に従って評価した。その結果を表3
に示す。
(融点164℃)85重量%に高密度ポリエチレン5重
量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム10重量
%を混合した組成物を270℃に設定した押出機にて混
練した後、シート状に押し出し、更に冷却装置により冷
却して無延伸シートを得た。塗布・延伸 そして、このシートを150℃の温度にまで再度加熱し
た後、縦方向に5倍延伸した。縦方向に延伸された該シ
ートに流動パラフィンを20g/m2 の塗布量となるよ
うに塗布した。そして、再び160℃の温度にまで加熱
してテンターを用いて横方向に7.5倍延伸し、165
℃の温度でアニーリング処理して、60℃の温度まで冷
却し、耳部をスリットして二軸延伸フィルムを得た。印 刷 この二軸延伸フィルムに、オフセット印刷機で市販の乾
燥型オフセットインキであるニューベストワンプロセス
墨M(東華色素(株)製)を、転移量が1g/m2 とな
るように全面に印刷を施した。評 価 得られた印刷フィルムのカールの高さ及び凹凸の発生の
評価を前記評価方法に従って評価した。その結果を表3
に示す。
【0032】実施例3 実施例2にて用いた流動パラフィンに代えてオレイン酸
エチルを塗布した他は実施例2と同様に行なった。その
結果を表3に示す。
エチルを塗布した他は実施例2と同様に行なった。その
結果を表3に示す。
【0033】実施例4 実施例3にて製造したフィルムに3MRADになるよう
に電子線照射を行なった後、実施例3と同様に印刷を行
ない、得られた印刷フィルムの評価を実施した。その結
果を表3に示す。
に電子線照射を行なった後、実施例3と同様に印刷を行
ない、得られた印刷フィルムの評価を実施した。その結
果を表3に示す。
【0034】比較例2 実施例2にて用いた流動パラフィンを塗布せず実施例2
と同様に行なった。その結果を表3に示す。
と同様に行なった。その結果を表3に示す。
【0035】実施例5フィルムの製造 (1) メルトインデックス(MI)0.8のポリプロピ
レン(融点164℃)81重量%に高密度ポリエチレン
3重量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム16
重量%を混合した組成物(A) を270℃に設定した押出
機にて混練した後、シート状に押し出し、更に冷却装置
により冷却して無延伸シートを得た。そして、このシー
トを150℃の温度まで再度加熱した後、縦方向に5倍
延伸した。 (2) MIが0.4のポリプロピレン(融点164〜16
7℃)54重量%と、平均粒径1.5μmの炭酸カルシ
ウム46重量%を混合した組成物(B) を別の押出機にて
混練させた後、これをダイよりシート状に押し出し、こ
れを(1) の5倍延伸フィルムの両面に積層し、三層構造
の積層フィルムを得た。塗布・延伸 この三層構造の積層フィルム上に印刷インキの溶剤であ
るインキソルベント5sol(日本石油(株)製)を1
5g/m2 になるように塗布した。次いで、再び約17
5℃の温度にまで加熱して、テンターを用いて横方向に
7.5倍延伸し、165℃の温度でアニーリングして、
60℃の温度にまで冷却し,耳部をスリットして三層構
造(一軸延伸/二軸延伸/一軸延伸)の肉厚80μm
(B/A/B=20μm/40μm/20μm)のフィ
ルムを得た。印刷・評価 実施例1と同様の印刷及び評価を行なった。その結果を
表3に示す。
レン(融点164℃)81重量%に高密度ポリエチレン
3重量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム16
重量%を混合した組成物(A) を270℃に設定した押出
機にて混練した後、シート状に押し出し、更に冷却装置
により冷却して無延伸シートを得た。そして、このシー
トを150℃の温度まで再度加熱した後、縦方向に5倍
延伸した。 (2) MIが0.4のポリプロピレン(融点164〜16
7℃)54重量%と、平均粒径1.5μmの炭酸カルシ
ウム46重量%を混合した組成物(B) を別の押出機にて
混練させた後、これをダイよりシート状に押し出し、こ
れを(1) の5倍延伸フィルムの両面に積層し、三層構造
の積層フィルムを得た。塗布・延伸 この三層構造の積層フィルム上に印刷インキの溶剤であ
るインキソルベント5sol(日本石油(株)製)を1
5g/m2 になるように塗布した。次いで、再び約17
5℃の温度にまで加熱して、テンターを用いて横方向に
7.5倍延伸し、165℃の温度でアニーリングして、
60℃の温度にまで冷却し,耳部をスリットして三層構
造(一軸延伸/二軸延伸/一軸延伸)の肉厚80μm
(B/A/B=20μm/40μm/20μm)のフィ
ルムを得た。印刷・評価 実施例1と同様の印刷及び評価を行なった。その結果を
表3に示す。
【0036】実施例6 実施例5においてインキソルベント5sol(日本石油
(株)製)に代えてステアリルメタクリレートを塗布し
た以外は実施例5と同様に行なった。その結果を表3に
示す。
(株)製)に代えてステアリルメタクリレートを塗布し
た以外は実施例5と同様に行なった。その結果を表3に
示す。
【0037】実施例7 実施例6において製造したフィルムに電子線照射(照射
量:3MRAD)を行なった後、実施例6と同様に印刷
を行ない、得られた印刷フィルムの評価を実施した。そ
の結果を表3に示す。
量:3MRAD)を行なった後、実施例6と同様に印刷
を行ない、得られた印刷フィルムの評価を実施した。そ
の結果を表3に示す。
【0038】実施例8〜10 実施例5においてインキソルベント5sol(日本石油
(株)製)に代えてボイル油、オレイン酸またはオレイ
ルアルコールを塗布した以外は実施例5と同様に行なっ
た。その結果を表3に示す。
(株)製)に代えてボイル油、オレイン酸またはオレイ
ルアルコールを塗布した以外は実施例5と同様に行なっ
た。その結果を表3に示す。
【0039】比較例3 実施例5においてインキソルベント5sol(日本石油
(株)製)を塗布しない以外は実施例5と同様に行なっ
た。その結果を表3に示す。
(株)製)を塗布しない以外は実施例5と同様に行なっ
た。その結果を表3に示す。
【0040】比較例4 実施例5においてインキソルベント5sol(日本石油
(株)製)を塗布しなかった王子油化合成紙(株)製ポ
リプロピレン系合成紙“ユポFPG150“(商品名、
厚さ150μm)を用いた以外は実施例5と同様に行な
った。その結果を表3に示す。
(株)製)を塗布しなかった王子油化合成紙(株)製ポ
リプロピレン系合成紙“ユポFPG150“(商品名、
厚さ150μm)を用いた以外は実施例5と同様に行な
った。その結果を表3に示す。
【0041】
【表3】
【0042】
【発明の効果】このような本発明の印刷性に優れたポリ
オレフィンフィルムは、予めオフセットインキのビヒク
ルの一部である乾性油或いは鉱油或いはそれに近い組成
である炭素数8以上の長鎖アルキル基含有化合物が塗布
・含浸されているので、その後にオフセット印刷を施し
てオフセットインキをその表面に塗布しても、印刷され
たポリオレフィンフィルム或いは合成紙の表面に凹凸が
生じたり、フィルム全体にカールが生じるといったこと
が発生し難い。延伸後に長鎖アルキル基含有化合物を塗
布する場合に比較して、塗布後の含浸に長時間を必要と
しないので、製造直後でも湿った感じのフィルムとなら
ず、短時間で十分に実用に耐えるフィルムが得られる。
また、長鎖アルキル基含有化合物を延伸工程の前に塗布
しているので、その後の工程の延伸時の熱によってポリ
オレフィンフィルム内部への長鎖アルキル基含有化合物
の浸透が促進され、塗工量を低減させることができる
し、室温で固体の長鎖アルキル基含有化合物も使用する
ことができる。更に、二軸延伸フィルムでは延伸後に塗
布する方法に比較して、場所を取らない安価な小型コー
ター装置で塗布することができる。
オレフィンフィルムは、予めオフセットインキのビヒク
ルの一部である乾性油或いは鉱油或いはそれに近い組成
である炭素数8以上の長鎖アルキル基含有化合物が塗布
・含浸されているので、その後にオフセット印刷を施し
てオフセットインキをその表面に塗布しても、印刷され
たポリオレフィンフィルム或いは合成紙の表面に凹凸が
生じたり、フィルム全体にカールが生じるといったこと
が発生し難い。延伸後に長鎖アルキル基含有化合物を塗
布する場合に比較して、塗布後の含浸に長時間を必要と
しないので、製造直後でも湿った感じのフィルムとなら
ず、短時間で十分に実用に耐えるフィルムが得られる。
また、長鎖アルキル基含有化合物を延伸工程の前に塗布
しているので、その後の工程の延伸時の熱によってポリ
オレフィンフィルム内部への長鎖アルキル基含有化合物
の浸透が促進され、塗工量を低減させることができる
し、室温で固体の長鎖アルキル基含有化合物も使用する
ことができる。更に、二軸延伸フィルムでは延伸後に塗
布する方法に比較して、場所を取らない安価な小型コー
ター装置で塗布することができる。
【図1】図1は本発明実施例の印刷物のカール高さの測
定方法を表す斜視図である。
定方法を表す斜視図である。
1 印刷物 2 平板 h カール高さ(cm)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 23:00 B29L 9:00 4F
Claims (2)
- 【請求項1】ポリオレフィンフィルムの片面又は両面
に、炭素数8以上の長鎖アルキル基を含有する高級脂肪
酸、高級脂肪族アルコール、高級脂肪酸のエステル、高
級アルコールの酸エステルおよび鉱油より選ばれた化合
物を塗布した後、一軸或いは二軸延伸したことを特徴と
する印刷性に優れたポリオレフィンフィルム。 - 【請求項2】一軸或いは二軸延伸した後に、更に電子線
照射又は紫外線照射を行なう請求項1に記載の印刷性に
優れたポリオレフィンフィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25547691A JPH0593081A (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 印刷性に優れたポリオレフインフイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25547691A JPH0593081A (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 印刷性に優れたポリオレフインフイルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0593081A true JPH0593081A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=17279296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25547691A Pending JPH0593081A (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 印刷性に優れたポリオレフインフイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0593081A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20090081387A1 (en) * | 2005-09-13 | 2009-03-26 | Fujifilm Corporation | Method of Producing Cyclic Polyolefin Film, Cyclic Polyolefin Film Produced by the Production Method, Method of Preparing Liquid Dispersion of Fine Particles, Liquid Dispersion of Fine Particles and Method of Preparing Dope |
| WO2018135476A1 (ja) * | 2017-01-18 | 2018-07-26 | 東洋製罐株式会社 | 表面に油膜を有する構造体 |
-
1991
- 1991-10-02 JP JP25547691A patent/JPH0593081A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20090081387A1 (en) * | 2005-09-13 | 2009-03-26 | Fujifilm Corporation | Method of Producing Cyclic Polyolefin Film, Cyclic Polyolefin Film Produced by the Production Method, Method of Preparing Liquid Dispersion of Fine Particles, Liquid Dispersion of Fine Particles and Method of Preparing Dope |
| WO2018135476A1 (ja) * | 2017-01-18 | 2018-07-26 | 東洋製罐株式会社 | 表面に油膜を有する構造体 |
| JP6376313B1 (ja) * | 2017-01-18 | 2018-08-22 | 東洋製罐株式会社 | 表面に油膜を有する構造体 |
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