JPH0593124U - 超音波固体遅延線 - Google Patents

超音波固体遅延線

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JPH0593124U
JPH0593124U JP3260292U JP3260292U JPH0593124U JP H0593124 U JPH0593124 U JP H0593124U JP 3260292 U JP3260292 U JP 3260292U JP 3260292 U JP3260292 U JP 3260292U JP H0593124 U JPH0593124 U JP H0593124U
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JP
Japan
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ultrasonic
solid
ultrasonic solid
delay line
electric signal
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Application number
JP3260292U
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English (en)
Inventor
裕愛 平沢
武男 横山
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波固体遅延線の特性をよくし、かつ長寿
命化を図る。 【構成】 電気信号を超音波に変換する入力トランスジ
ューサ5と、超音波を伝播させる超音波固体遅延媒体4
と、超音波固体遅延媒体4を通って伝播された超音波を
電気信号に変換する出力トランスジューサ7とを備えた
超音波固体遅延線S1の超音波固体遅延媒体4の主境界
面2に導電性膜15aを、多重反射面3の伝播経路以外
に設けた導電性膜15b、15cと接続し、導電性膜1
5b、15cと固定板16のアース電極17とを導電性
接着剤18により接着させる。 【効果】 超音波固体遅延媒体4に生じる電磁波等をア
ース電極から逃すことができ、スプリアスを除去でき、
しかも固定板16に導電性接着剤で強固に固定すること
ができる。そのため、衝撃にも耐久性を有し、長寿命化
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は超音波固体遅延線に関し、特に高周波信号用の超音波固体遅延線に係 る。
【0002】
【従来の技術】
従来から、カラーテレビジョン等の輝度信号、色信号の分離手段として用いら れる超音波固体遅延線は、電気信号の伝播時間調整のため電気信号を伝播速度の 遅い超音波に変換し、超音波固体遅延媒体中を伝播させ、再び超音波を電気信号 に変換することにより所望の時間遅延した電気信号を得る時に使用されている。
【0003】 超音波固体遅延線1は、図5及び図6に示すように、SiO2、PbO、K2O 、Mg2O のガラス等で形成される遅延媒体4を備えている。遅延媒体4は長方 形の端部から対称な三角形を切除して形成される1対の斜辺を有する多角形から なる1対の主境界面2と、主境界面2に垂直な複数の多重反射面3とを有する。 遅延媒体4の主境界面2の斜辺に続いて主境界面2に垂直に設けられるトランス ジューサ接着面31の一方には、電気信号を超音波に変換して遅延媒体4に放射 する入力トランスジューサ5が接合され、その上に入力トランスジューサ5に電 気信号を入力するための入力電極51が取着される。入力トランスジューサ5が 接合されるトランスジューサ接着面31は、アース電極52を構成し、入力電極 51及びアース電極52はそれぞれリード線6を介して電気信号入力源に接続さ れるようになっている。同様に、遅延媒体4の主境界面2の斜辺に垂直な他方の トランスジューサ接着面32には、遅延媒体4の伝播経路Lを通って伝播した超 音波を電気信号に変換して所望の時間遅延された電気信号を取り出す出力トラン スジューサ7が接合され、その上に出力トランスジューサ7から電気信号を出力 するための出力電極71が取着される。出力トランスジューサ7が接合されるト ランスジューサ接着面32はアース電極72を構成し、出力電極71及びアース 電極72はそれぞれリード線6を介して電気信号出力部に接続されるようになっ ている。
【0004】 このような超音波固体遅延線1の入力電極51から電気信号が入力トランスジ ューサ5に入力されると、電気信号を超音波に変換して遅延媒体4内に放射され る。遅延媒体4内に放射された超音波は、多重反射面3で反射されながら伝播経 路Lを通り、出力トランスジューサ7に入射する。出力トランスジューサ7で超 音波は再び電気信号に変換され所定の時間遅延された電気信号が出力電極71か ら送出される。
【0005】 このような超音波固体遅延線1は、2箇を一体に設け、遅延時間の長時間化を 図っている。図7及び図8に示すように固定板8の表裏にそれぞれ超音波固体遅 延線1を配置し、固定板8に穿設した孔9に、リード線6に接続される端子10 を挿入して固定し、基板への実装面積を小さくした上、図9及び図10に示すよ うに、端子10が突出するための孔11を設けた外装体12内に装着され、ガラ スで形成されるため破壊を受けやすい遅延媒体4を保護して、基板等に実装され ている。
【0006】
【考案が解決すべき課題】
しかし、このような超音波固体遅延線において入力トランスジューサ5で電気 信号から変換された超音波のうち超音波固体遅延媒体の正規の伝播経路以外の部 分を通って伝播された超音波が、出力トランスジューサ7に入力されて電気信号 に変換されるとスプリアスとなって、超音波固体遅延線の特性を低下させてしま った。そのため、主境界面2や、多重反射面3の伝播経路以外の部分にスプリア スの吸収材である導電性膜13を設け、スプリアスを除去していた。
【0007】 しかしながら、入力トランスジューサ5で変換される電気信号の周波数が高く なると、電磁波が発生しやすくなり、その電磁波同志が交錯してスプリアスが増 大してしまう。特に、入力トランスジューサ5から出力トランスジューサ7に電 磁結合するスプリアスが増大してしまった。 また、超音波固体遅延線1を外装体12で保護して実装する際、超音波固体遅 延線1を固定するため固定板8に固定するのに、粘着テープ14等接着剤に依存 していた。しかしながら、粘着テープ14等の接着剤による固定は、振動等の衝 撃が加わると固定板から超音波固体遅延線1が剥離して位置がずれてしまい、更 に振動を受けると遅延媒体4が欠ける等破損を受けやすく、寿命も短くなってし まった。
【0008】 本考案は、上記の改善点を鑑みてなされたものであり、スプリアスを減少させ 特性をよくし、また、実装するについても確実に、強固に固定して長寿命化を図 ることができる超音波固体遅延線を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の超音波固体遅延線は互に平行な一対の多角 形の主境界面と、前記主境界面に垂直な複数の多重反射面とを有した超音波固体 遅延媒体を備え、前記超音波固体遅延媒体中に電気信号を超音波に変換して放射 する入力トランスジューサと、前記超音波固体遅延媒体の前記多重反射面で反射 しながら所定の経路を通って所望時間遅延されて伝播された超音波を電気信号に 変換する出力トランスジューサとがそれぞれアース電極を設けて取着された超音 波固体遅延線であって、前記主境界面に導電性膜を設け、前記導電性膜を前記ア ース電極に接続して設けたものである。
【0010】 更に、互に平行な一対の多角形の主境界面と、前記主境界面に垂直な複数の多 重反射面とを有した超音波固体遅延媒体を備え、前記超音波固体遅延媒体中に電 気信号を超音波に変換して放射する入力トランスジューサと、前記超音波固体遅 延媒体の前記多重反射面で反射しながら所定の経路を通って所望時間遅延されて 伝播された超音波を電気信号に変換する出力トランスジューサとがそれぞれアー ス電極を設けて取着された超音波固体遅延線であって、前記主境界面に導電性膜 を設け、前記導電性膜は前記多重反射面の超音波が反射される位置を避けた部分 に延設され、更に前記超音波固体遅延媒体が固定される固体板に設けたアース電 極に接続して設けられたものであってもよい。
【0011】
【作用】
入力トランスジューサにより電気信号から変換された超音波が伝播されるガラ ス等からなる超音波固体遅延媒体の主境界面及び多重反射面の超音波の伝播経路 以外の部分にスプリアスの吸収材である導電性膜を設ける。主境界面に設けられ る導電性膜を入力トランスジューサ及び超音波を電気信号に変換する出力トラン スジューサにそれぞれ設けられるアース電極に接続させる。
【0012】 また、超音波固体遅延線を固定する固定板にアース電極を設け、主境界面に設 けられる導電性膜を多重反射面に延設し、多重反射面に延設した導電性膜とアー ス電極を導電性接着剤で接続すると共に超音波固体遅延線を固定板に固定する。 このため、入力・出力トランスジューサ間の電磁結合によるスプリアス(OH )をアース電極に逃すことができ、超音波固体遅延線の特性をよくすることがで きる。
【0013】 また、固定板に導電性接着剤で固定することにより、超音波固体遅延線は強固 に固定され、振動等の負荷により固定が解除されることはない。固定板の表裏に 超音波固体遅延線を固定することにより、実装面積密度を上げることができる。
【0014】
【実施例】
本考案の超音波固体遅延線を適用した一実施例を図面を参照して説明する。 図1に示す超音波固体遅延線S本体は、SiO2、PbO、K2O、Mg2O の ガラス等で形成される超音波固体遅延媒体4を備えている。超音波固体遅延媒体 4は長方形の端部から対称な三角形を切除して形成される1対の斜辺を有する多 角形からなる1対の主境界面2と、主境界面2に垂直な複数の多重反射面3とを 有する。超音波固体遅延媒体4のの主境界面2の斜辺に続いて主境界面2に垂直 に設けられるトランスジューサ接着面31の一方には、電気信号を超音波に変換 して超音波固体遅延媒体4に放射する入力トランスジューサ5が接合される。入 力トランスジューサ5には、電気信号を入力するための入力電極51が取着され る。入力トランスジューサ5が接合されるトランスジューサ接着面31は、アー ス電極52を構成し、入力電極51及びアース電極52はそれぞれリード線6を 介して電気信号入力源に接続されるようになっている。同様に、超音波固体遅延 媒体4の主境界面2の斜辺に垂直な他方のトランスジューサ接着面32には、超 音波固体遅延媒体4の伝播経路Lを通って伝播した超音波を電気信号に変換して 所望の時間遅延された電気信号を取り出す出力トランスジューサ7が接合される 。出力トランスジューサ7には、出力電極71が取着される。出力トランスジュ ーサ7が接合されるトランスジューサ接着面32はアース電極72を構成し、出 力電極71及びアース電極72はそれぞれリード線6を介して電気信号出力部に 接続されるようになっている。
【0015】 このような超音波固体遅延線Sの超音波固体遅延媒体4の主境界面2には、入 力・出力トランスジューサ間の電磁結合によるスプリアス(OH)をアース電極 52、またはアース電極72に逃すための導電性膜15aが設けられる。導電性 膜15aは真空蒸着またはメッキ等により金属膜を形成して設ける。導電性膜1 5aは入力トランスジューサ5のアース電極52、または、出力トランスジュー サ7のアース電極72の何れかに接続するように延設される。そして、図2に示 すように、固定板16の表裏にそれぞれ超音波固体遅延線Sを配置し、固定板1 6に穿設した孔9に端子10を挿入すると共に、超音波固体遅延媒体4を接着剤 等(図示せず)を介して固定し、基板への実装面積を小さくした上、図9及び図 10に示すものと同様の外装体12内に、孔11から端子10を突出させて装着 され、基板等に実装されている。
【0016】 また、他の実施例として図3及び図4に示すように、超音波固体遅延線Sの超 音波固体遅延媒体4の多重反射面3の超音波の伝播経路以外の部分に導電性膜1 5b、15c等を設け、これらを主境界面2に設けられる導電性膜15aに接続 して超音波固体遅延線S1を形成する。そして、超音波固体遅延線S1の多重反 射面3に設けた導電性膜15b、15cを固定板16に設けたアース電極17に 、導電性接着剤18により接続する。尚、多重反射面3にはアース電極17に接 続されない導電性膜15dを設けてもよいし、また、主境界面から延設されずア ース電極17に導電性接着剤18により接着される導電性膜15eを設けてもよ い。そのため超音波固体遅延線S1は固定板16に強固に固定される。固定板1 6には表裏に超音波固体遅延線S1を設置し、基板への実装面積を小さくした上 、その後、同様に外装体12内に装着されて実装される。
【0017】 このような超音波固体遅延線S及びS1において電気信号を遅延して得る方法 を説明する。入力電極51から電気信号が入力トランスジューサ5に入力される と、電気信号を超音波に変換して超音波固体遅延媒体4内に放射される。超音波 固体遅延媒体4内に放射された超音波は、縦波として多重反射面3で反射されな がら一定の伝播経路Lを通り、出力トランスジューサ7に入射する。超音波固体 遅延媒体4内に放射された超音波のうち正規の伝播経路L以外の経路を通過する ものは主境界面2に設けられた導電性膜15a、または、多重反射面3に設けら れた導電性膜15b、15cより吸収される。その上、導電性膜15aは入力ト ランスジューサ5のアース電極52または出力トランスジューサ7のアース電極 72、あるいは導電性膜15b、15cを介して固定板16に設けられたアース 電極17に接続されているため、OHスプリアスの原因となる電磁波はアース電 極から逃され、出力トランスジューサ7に入力される超音波はスプリアスが除去 された正規の信号となる。特に、入力トランスジューサ5で変換される電気信号 の周波数が高くなると、出力トランスジューサ7に電磁結合してOHスプリアス が発生してしまう電磁波をアース電極から逃すことができ、電磁波同志が交錯し てOHスプリアスが増大することがない。出力トランスジューサ7で正規の伝播 経路を伝播した超音波が再び電気信号に変換され、所定の時間遅延された電気信 号が出力電極71から送出される。
【0018】 そのため、超音波固体遅延線の特性を向上させることができる。しかも、図3 及び図4に示すものは固定板16に導電性接着剤18により強固に接着されるた め、外装体12内で外れることもなく、衝撃に対して耐久性を有し、長寿命化を 図ることができる。
【0019】
【考案の効果】
以上の説明からも明らかなように、本考案の超音波固体遅延線によれば、スプ リアスを除去でき、超音波固体遅延線の特性を向上させることができる。しかも 、超音波固体遅延媒体は基板に強固に固定されるため位置ずれが生じず、そのた め破損を受けず長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の超音波固体遅延線を示す上
面図。
【図2】本考案の一実施例の超音波固体遅延線を示す側
面図。
【図3】本考案の他の実施例を示す上面図。
【図4】本考案の他の実施例を示す側面図。
【図5】従来例を示す上面図。
【図6】従来例を示す側面図。
【図7】従来例を示す上面図。
【図8】従来例を示す側面図。
【図9】従来例を示す側面図。
【図10】従来例を示す上面図。
【符号の説明】
2…………主境界面 3…………多重反射面 4…………超音波固体遅延媒体 5…………入力トランスジューサ 7…………出力トランスジューサ 15a、15b、15c…………導電性膜 16…………固定板 17、52、72…………アース電極 S、S1…………超音波固体遅延線 L…………伝播経路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互に平行な一対の多角形の主境界面と、前
    記主境界面に垂直な複数の多重反射面とを有した超音波
    固体遅延媒体を備え、前記超音波固体遅延媒体中に電気
    信号を超音波に変換して放射する入力トランスジューサ
    と、前記超音波固体遅延媒体の前記多重反射面で反射し
    ながら所定の経路を通って所望時間遅延されて伝播され
    た超音波を電気信号に変換する出力トランスジューサと
    がそれぞれアース電極を設けて取着された超音波固体遅
    延線であって、前記主境界面に導電性膜を設け、前記導
    電性膜を前記アース電極に接続して設けたことを特徴と
    する超音波固体遅延線。
  2. 【請求項2】互に平行な一対の多角形の主境界面と、前
    記主境界面に垂直な複数の多重反射面とを有した超音波
    固体遅延媒体を備え、前記超音波固体遅延媒体中に電気
    信号を超音波に変換して放射する入力トランスジューサ
    と、前記超音波固体遅延媒体の前記多重反射面で反射し
    ながら所定の経路を通って所望時間遅延されて伝播され
    た超音波を電気信号に変換する出力トランスジューサと
    がそれぞれアース電極を設けて取着された超音波固体遅
    延線であって、前記主境界面に導電性膜を設け、前記導
    電性膜は前記多重反射面の超音波が反射される位置を避
    けた部分に延設され、更に前記超音波固体遅延媒体が固
    定される固体板に設けたアース電極に接続して設けられ
    たことを特徴とする超音波固体遅延線。
JP3260292U 1992-05-18 1992-05-18 超音波固体遅延線 Withdrawn JPH0593124U (ja)

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Effective date: 19960801