JPH0593347A - 織機のカツトマーク検出装置 - Google Patents

織機のカツトマーク検出装置

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JPH0593347A
JPH0593347A JP25135691A JP25135691A JPH0593347A JP H0593347 A JPH0593347 A JP H0593347A JP 25135691 A JP25135691 A JP 25135691A JP 25135691 A JP25135691 A JP 25135691A JP H0593347 A JPH0593347 A JP H0593347A
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cloth
cut mark
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loom
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JP25135691A
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Shuichi Kojima
修一 小島
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 汚れや柄をカットマークとして誤って検出す
ることなく正確にカットマークを検出し得る織機のカッ
トマーク検出装置を提供することを目的とする。 【構成】 第1検出範囲において光センサの感度チェッ
クを行い、第1検出範囲において色の暗部が検出された
場合は、光センサの感度修正を行うようにする。そし
て、第2検出範囲において色の暗部が検出された場合、
この暗部検出が真のカットマークCM検出であるか汚れ
の検出であるかを判定し、真のカットマークCM検出で
あると判断したときに、布巻ロールの布をカットし、交
換する動作を開始するようにし、布巻ロールに所定量の
織布が巻き取られていないにも関わらず、布巻ロールの
布カット,交換作業等が開始されてしまうという不都合
を解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、織機の布巻ロールにお
けるカットマークを検出する装置に関し、特に、カット
マーク検出性能を向上する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】製織時において、布巻ロールに織布が所
定量巻き取られ、満巻状態になると、織布切断、布巻ロ
ール降ろし、空布巻ロール搭載、布端巻き付けといった
一連の布巻ロール交換作業が手作業又は自動的に行われ
るが、この布巻ロール交換作業が行われるには織布が布
巻ロールに所定量巻き取られ、布巻ロール交換時期に達
したか否かが検出されなければならない。
【0003】この布巻ロール交換時期を検出する技術と
して、整経工程において経糸にインクや塗料等で所定の
カットマーク(織布の切断位置を示すマーク)を付けて
おき、そのカットマークを製織工程において検出するこ
とにより、布巻ロールの布をカットして交換する時期を
検出するものがある。この技術を図11及び図12に基
づいて説明する。
【0004】図11に示すように、クリール50から引
き出した経糸群51を糊付装置52に通して糊液53を
付着させ、糊液53が付着した経糸群51を乾燥機54
に通過させた後、ワープビーム55に巻き取る整経装置
において、乾燥機54出口付近にインク噴射装置56を
設け、経糸群51が所定量送り出される毎に所定色(例
えば、織布の色が白色であれば黒色)のインクを噴射
し、経糸群51の一部に前述のカットマークを付与す
る。
【0005】一方、図12に示すように、前記ワープビ
ーム55から送り出される経糸群51と緯糸で製織した
織布57を布巻ロール58に巻き取る織機において、織
布57に近接した位置に前記カットマークを検出する光
センサ59を設ける。そして、製織時に、光センサ59
のカットマーク検出信号を制御装置60に取り込み、前
記カットマークを検出することにより、布巻ロールの布
切断,交換作業に必要な指令を出力する。その交換指令
が出力されると、例えば織機の製織動作停止や作業者に
布巻ロール交換作業を促す警告灯の点灯等の動作が行わ
れるか、或いは布巻ロールの布カット,交換作業が自動
的に開始される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のカットマーク検出装置にあっては、布に汚れ
があった場合や、柄物の布の場合には、汚れや柄をカッ
トマークとして誤って検出する虞がある。この結果、布
巻ロールに所定量の織布が巻き取られていないにも関わ
らず、布巻ロールの布切断,交換作業に必要な指令が出
力され、これによって、織機の製織動作停止や警告灯の
点灯等の動作が行わたり、布巻ロールの布カット,交換
作業が開始されてしまうという不都合がある。
【0007】そこで、本発明は以上のような従来の問題
点に鑑み、汚れや柄をカットマークとして誤って検出す
ることなく正確にカットマークを検出し得る織機のカッ
トマーク検出装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、第1の発明の
織機のカットマーク検出装置は、予め経糸に付与された
カットマークを検出する装置であって、布または経糸の
色の明暗パターンを検出する手段と、該検出手段により
検出された実際の明暗パターンを予め設定された基準の
明暗パターンとを比較する手段と、該比較結果に基づい
てカットマークの有無を判定する手段と、を含んで構成
した。
【0009】第2の発明の織機のカットマーク検出装置
は、布または経糸の柄が互いに同じ部位若しくは異なる
部位の色の明度を夫々検出する少なくとも2つの検出手
段と、該検出手段により検出された明度同士を比較する
手段と、該比較結果に基づいてカットマークの有無を判
定する手段と、を含んで構成した。
【0010】
【作用】第1の発明では、布または経糸の色の明暗パタ
ーンが検出され、検出された実際の明暗パターンが予め
設定された基準の明暗パターンと比較される。そして、
その比較結果に基づきカットマークの有無が判定され
る。従って、例えば、真のカットマークの明暗パターン
を基準のパターンとして設定しておけば、これ以外のパ
ターンが検出されても、カットマーク無しの判定が行わ
れ、例えば汚れ等をカットマークとして誤って検出する
虞がなくなり、カットマークの検出性能を向上すること
ができる。
【0011】第2の発明では、布または経糸の柄が互い
に同じ部位若しくは異なる部位の色の明度が夫々検出さ
れ、検出された明度同士が比較される。そして、この比
較結果に基づきカットマークの有無が判定される。従っ
て、例えば、夫々経糸の明暗が同じ部位であって、カッ
トマークを付与した部位を検出し得る位置と、カットマ
ークの付与されていない位置かつ略同じ緯糸列の部位を
検出し得る位置とに検出手段を配設し、両検出手段の明
暗出力が異なる場合に、カットマーク位置を検出する構
成とすれば、カットマーク位置の出力がなされる布の柄
をカットマークとして誤って検出する虞がなくなり、カ
ットマークの検出性能を向上することができる。
【0012】なお、ここで、上記柄は、複数本の経糸
(または経糸群)の各々で色を異ならせることにより、
または緯糸の色を異ならせて緯入れすることにより得ら
れる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、この織機Lでは、織機後部のワー
プビーム1から送り出された経糸群2がバックローラ3
を経て、ヘルド4及び筬5に案内されて織り前に達し、
図示しない緯糸が経糸群2に筬打ちされることによって
織布7が形成され、該織布7がブレストビーム8,サー
フェイスローラ9,プレスローラ10に案内された後、
ガイドバー11,12,13を経由して織機前部の布巻
取装置14に案内され、布巻ロールAに巻き取られる。
【0014】布巻取装置14は布巻ロールAに巻き取ら
れた織布7を支持しながら回転させるための一対のロー
ラ15,16と、ガイドバー13からの織布7をローラ
15,16の下方から布巻ロールAに向けて案内するベ
ントバー17とからなる。尚、織機後方側のローラ15
は織布7の巻き取りに際し、図示しないモータで積極的
に回転駆動されるが、織機前方側のローラ16は布巻ロ
ールAの回転に伴い従動的に回転される。
【0015】かかる織機Lには、上述の製織に必要な基
本的構成に加え、自動的に布巻ロールAを交換するため
に、布端巻付機構18、満巻ローラ払出機構19、空布
巻ロール供給機構20、布切断機構21及びそれらの各
機構18〜21を制御する制御装置22が備えられてい
る。布端巻付機構18は図2に示すように、2つの空気
ノズル23,24と空気案内板25と切換弁26とで構
成されている。空気ノズル23は後述する布切断機構2
1のカッタガイド41の後壁部に取り付けられ、布巻き
付け時に布端7aが布巻ロールAに沿うように噴射孔2
3aから矢印X1 方向に空気を噴出させる。
【0016】空気ノズル24はベントバー17の上部に
固設されたブラケット27に取り付けられ、布端7aが
ローラ15,16間に来たときに布巻ロールAに沿うよ
うに噴射孔24aから矢印X2 方向に、又、噴射孔24
bから矢印X3 方向に空気を噴出させる。空気案内板2
5は空気ノズル24に連接され、噴射孔24bから噴出
された空気を矢印X4 方向に案内する。又、切換弁26
は制御装置22からの指令により、空気ノズル23,2
4への圧縮空気の供給を制御する。
【0017】満巻ロール払出機構19は、一対のベース
プレート28と、各ベースプレート28に夫々取り付け
られた一対の払出板30と、各ベースプレート28を揺
動させるエアシリンダ31と、満巻ロールストッカ29
とで構成されている。ベースプレート28は織機Lの前
後方向に揺動可能に、サイドフレームFに回転可能に支
持されたローラ支持軸16aの両端部に固設されてい
る。各払出板30は満巻状態になった布巻ロールAをロ
ーラ15,16上からローラ16より織機前方に設けら
れた満巻ロールストッカ29に払い出すときに布巻ロー
ルAの両端部を押すように、ベースプレート28の内壁
面から内方に向けて突設されている。
【0018】エアシリンダ31はサイドフレームFとベ
ースプレート28の間に配設され、ピン32により回動
自在にチューブ31aが一方のサイドフレームFに支持
され、ロッド31bの先端部がベースプレート28に取
り付けたピン33に連結され、制御装置22からの指令
によりロッド31bを前進・後退させ、ベースプレート
28を織機Lの前後方向に揺動させる。満巻ロールスト
ッカ29 は、ベースブロック29aと、布巻ロールA
に満巻状態に巻き取られた織布7の外周面を支持するス
トッカプレート29b及びストッカバー29cからな
る。
【0019】空布巻ロール供給機構20は、一対の空ロ
ールストッカ34と、一対のロール係止レバー35と、
一対のダンパアーム36とで構成されている。空ロール
ストッカ34は後述する空布巻ロール係止時に空布巻ロ
ールBの両端部を規制するように略コ字状に形成され、
後述する空布巻ロール落下時に空布巻ロールBをローラ
15,16の上方に案内するように傾斜してサイドフレ
ームFに取り付けられている。ロール係止レバー35は
基部35aがピン33を介してエアシリンダ31のロッ
ド31bの先端部に連結され、制御装置22の指令によ
るロッド31bの前進・後退で、図1に示すように空布
巻ロール係止時に先端部35bが空ロールストッカ34
の下壁孔34aから突出し、図3に示すように空布巻ロ
ール落下時に先端部35bがその下壁孔34aから後退
するように、中間部35cが空ロールストッカ34の下
方近接位置に配設されたガイドプレート37のガイド孔
37aにより案内されている。ダンパアーム36は図3
及び図4に示すように、ベースプレート28の端部で支
持されながら空ロールストッカ34から落下する空布巻
ロールBを受け止めてローラ15,16上に案内するよ
うに、先端部36aが上方に折り曲げられ、基部36b
に錘38が取り付けられ、中間部36cがピン39によ
り揺動可能にサイドフレームFに支持されている。
【0020】布切断機構21は、満巻ロールストッカ2
9のベースブロック29aをローラ16側に張り出させ
た部分に設けたカッタガイド40と、このカッタガイド
40に沿って一方のサイドフレームFから他方のサイド
フレームFに向けて移動する(図1では紙面に垂直な方
向)エアカッタ41とからなる。エアカッタ41は圧縮
空気の供給により円形刃が回転するもので、制御装置2
2からの指令により、図4に示すように満巻状態になっ
た布巻ロールaが満巻ロールストッカ29との間で織布
7を切断する。
【0021】以上のような構成で自動的に布巻ロールA
を交換することができる織機において、布巻ロールAの
交換時期を検出するため、予め布に付与されたカットマ
ークを検出する装置が設けられている。かかるカットマ
ーク検出装置の実施例の構成について説明する。即ち、
図2において、織布7に近接した位置にある空気案内板
25の先端部に色の明暗パターンを検出する手段として
の光センサ43が配設されている。この光センサ43は
発光素子と受光素子とからなる。
【0022】そして、更には、サーフェイスローラ9の
回転数を検出するロータリエンコーダ等からなるクロス
カウンタ44と、布巻ロールAに巻き取られるべき織布
長(設定織布長)を設定するための巻取量設定器45と
が備えられ、これらの出力信号は制御装置22に与えら
れている。制御装置22は、クロスカウンタ44の出力
信号により、製織されてサーフェイスローラ9を通過す
る織布7の長さ(検出織布長)を検出する。又、巻取量
設定器45の出力信号により、その設定織布長に対し
て、所定量だけ小さいカットマーク検出範囲最小値と、
所定量だけ大きいカットマーク検出範囲最大値とを設定
する。例えば、図5に示すように、設定織布長が5反
(1反を110mとすると、550m)の場合は、カッ
トマークCMの検出範囲最小値は548m、最大値は5
52mと設定される。この場合、前回カットされるとこ
ろのカットマークCM部位と次回カットされるところの
カットマークCM部位との間が550mであり、織布7
におけるカットマーク検出範囲の最小値と最大値によっ
て規定される範囲をカットマークCMの第2検出範囲と
する。又、カットマーク検出範囲の最小値に対して、所
定量だけ小さい設定値を設定する。この場合、カットマ
ーク検出範囲最小値が548mの場合、前記設定値は5
47mと設定され、織布7におけるカットマーク検出範
囲の最小値と設定値によって規定される範囲をカットマ
ークの第1検出範囲とする。
【0023】かかる構成の織機Lにおいて、図6のフロ
ーチャートに示す動作により、布巻ロールAの交換作業
が行われる。即ち、ステップ1(図では、S1と略称す
る。以下同様)では、織機Lが始動される前に、巻取量
設定器45により、布巻ロールAに巻き取られるべき織
布長(設定織布長)を設定する。この動作により、制御
装置22は、上述のように、第2検出範囲の最小値と最
大値、第1検出範囲の設定値とを設定する。
【0024】次に、ステップ2で織機Lが始動される
と、制御装置22はクロスカウンタ44の入力信号によ
り、ステップ3において、製織された織布7の長さ(検
出織布長)を検出し、ステップ4でその検出織布長が第
1検出範囲の設定値以上であるか否かを判断する。検出
織布長が第1検出範囲の設定値以上となると、ステップ
5及びステップ6において、制御装置22は光センサ4
3の検出信号を入力して第1検出範囲の検出を開始し、
色の明部或いは暗部がのどちらかが検出されたかを判断
する。色の暗部が検出されると、ステップ7に進んで、
織機Lを停止し、ステップ8に進んで光センサ43の感
度修正を行う。ここまでの動作は、第1検出範囲におい
て光センサ43の感度チェックを行う動作である。即
ち、第1検出範囲において色の暗部が検出された場合
は、光センサ43の投受光面の汚れや感度設定の誤り等
があるから、織機Lを停止して、光センサの感度修正を
行うのである。ステップ6において色の明部が検出され
たならば、光センサ43の感度修正が不要であるから、
ステップ9に進み、製織された織布7の長さ(検出織布
長)を検出し、ステップ10で、検出織布長が第2検出
範囲の最小値以上であるか否かを判断する。検出織布長
が第2検出範囲の最小値以上となると、ステップ11及
びステップ12において、制御装置22は光センサ43
の検出信号を入力して第2検出範囲の検出を開始し、色
の明部或いは暗部がのどちらかが検出されたかを判断す
る。色の暗部が検出されると、ステップ13に進んで、
色の暗部の検出開始からの織布が進んだ長さ或いは織機
の稼動時間を計測してステップ14に進み、実際に織布
が進んだ長さ(或いは織機の稼動時間)Lを予め定めた
長さ(或いは時間)L1 と比較し、織布が進んだ長さ
(或いは織機の稼動時間)Lが予め定めた長さ(或いは
時間)L1 以上であれば(L≧L1 )、真のカットマー
クCMであると判断してステップ15に進み、未満では
真のカットマークCMではないと判断してステップ16
に進む。
【0025】即ち、カットマークは通常の汚れの幅とは
充分に異なる長さが付与されるため、色の暗部の検出が
始まってから織布が進んだ長さ(或いは織機の稼動時
間)を計測し、この計測値を予め定めた値と比較するこ
とで、カットマークであるか汚れであるかを判定でき
る。ステップ15では、布巻ロールAの布をカットし、
交換する動作を開始し、ステップ17において、クロス
カウンタ44をリセットする。
【0026】一方、ステップ12で色の明部が検出され
た場合はステップ16に進む。そして、ステップ16で
は、製織された織布7の長さ(検出織布長)を検出し、
ステップ18で、検出織布長が第2検出範囲の最大値以
上であるか否かを判断する。検出織布長が第2検出範囲
の最大値以上となると、ステップ19において、織機L
を停止し、かつ見逃し警告を発する。ステップ20で
は、光センサ43の感度修正を行うと共に、布巻ロール
上のカットマークCMを捜し、マニュアルモードドッフ
ィングを行った後、クロスカウンタ44をリセットして
織機Lの運転を再開する。
【0027】かかる構成によると、第1検出範囲におい
て光センサ43の感度チェックを行うようにし、第1検
出範囲において色の暗部が検出された場合は、光センサ
43の感度修正を行うようにしたから、光センサの投受
光面の汚れや感度設定の誤り等によって該光センサ43
が誤動作するのを防止できる。又、第2検出範囲におい
て色の暗部が検出された場合、この暗部検出が真のカッ
トマーク検出であるか汚れの検出であるかを判定し、真
のカットマーク検出であると判断したときに、布巻ロー
ルAの布をカットし、交換する動作を開始するようにし
たから、布巻ロールAに所定量の織布が巻き取られてい
ないにも関わらず、布巻ロールAの布切断,交換作業に
必要な指令が出力されることがなく、織機の製織動作停
止や警告灯の点灯等の動作が行われたり、布巻ロールA
の布カット,交換作業が開始されてしまうという不都合
を解消することができる。
【0028】ここで、かかる織機Lにおいて、少なくと
も経糸の明暗パターンが変化した柄物の布を扱う場合
は、制御装置22に以下の第2実施例及び第3実施例の
ようなカットマーク検出機能を設ける。即ち、第2実施
例は次のように構成される。第1検出範囲において、色
の暗部の検出が始まってから織布が進んだ長さ或いは織
機の稼動時間を計測し、織布が進んだ長さ或いは織機の
稼動時間を布柄の長さ或いは柄の移動分の織機の稼動時
間と比較し、織布が進んだ長さ或いは織機の稼動時間が
予め定めた長さ或いは時間以上であれば、これは柄を検
出しているのではなく、光センサ43の投受光面の汚れ
や感度設定の誤り等があるため、織機Lを停止し、光セ
ンサ43の感度修正を行う。
【0029】又、第2検出範囲において、柄の複数倍の
長さ範囲で、色の暗部と明部とが検出された場合、これ
は柄を検出しているのであるから、カットマーク検出を
出力せず、色の暗部の検出が柄の複数倍の長さ範囲以上
行われた場合、これは真のカットマークを検出している
のであるから、カットマーク検出を出力するようにす
る。
【0030】これを図7に基づいて説明すると、Aで第
1検出範囲においての光センサ43による検出を開始す
る。Bで光センサ43が暗部を検出し、暗部と明部のパ
ターン判断を開始する。このパターン判断はBからLの
長さ(柄の長さ以上)のDまで行う。Cにおいて、光セ
ンサ43が明部を検出すると、BからDまでの間で明部
が検出されたのであるから、柄と判断され、カットマー
ク検出とはされない。
【0031】又、BからDまでの間において、光センサ
43の暗部検出が継続した場合は、カットマーク検出が
出力され、織機Lが停止される。この場合、真のカット
マークでなければ、光センサ43の投受光面の汚れや感
度設定の誤り等があるため、光センサ43の感度修正を
行う。A´で第2検出範囲においての光センサ43によ
る検出を開始する。B´で光センサ43が暗部を検出
し、暗部と明部のパターン判断を開始する。D´を過ぎ
ても、光センサ43の暗部検出が継続した場合は、カッ
トマーク検出が出力され、布巻ロールAの布をカット
し、交換する動作を開始する。
【0032】なお、ここで、光センサ43は図2に示す
ように織布7に近接した位置の空気案内板25に設け
て、布の色の明暗パターンを検出したが、これる限ら
ず、バックローラ3に光センサを設けてもよく、このと
きには、バックローラ3に長手方向でカットマークが付
与されるべき位置にて複数本の経糸を検出するようにす
る。ここで、バックローラ3の光センサが検出する範囲
には鏡面が形成されていると、検出精度が向上できる。
【0033】第3実施例は、図8に示すように、光セン
サ43a,43bを少なくとも第1と第2の2つ配設す
る。これら第1及び第2の光センサ43a,43bを、
夫々経糸の明暗が同じ部位であって、カットマークCM
を付与した部位を検出し得る位置(図のa〜dの位置)
と、カットマークCMの付与されていない位置かつ略同
じ緯糸列の部位を検出し得る位置(図のa´〜d´の位
置)とに配設する。
【0034】そして、第1の光センサ43aと第2の光
センサ43bの明暗出力が同じ場合(I,II,IVの位置)
は、柄の変化を検出しているのであり、カットマーク検
出の出力はなされない。又、第1の光センサ43aと第
2の光センサ43bの明暗出力が異なる場合は(IIIの
位置)、カットマーク位置を検出しているのであり、カ
ットマーク位置の出力がなされる(図9参照)。この場
合、布の所定長さ範囲において、所定回数のカットマー
ク位置の出力がなされたことによってカットマークCM
を検出する。
【0035】以上の第2及び第3実施例の構成によれ
ば、少なくとも経糸の明暗パターンが変化した柄物を扱
う場合であっても、柄をカットマークとして誤って検出
する虞がなくなり、布巻ロールに所定量の織布が巻き取
られていないにも関わらず、布巻ロールの布カット,交
換作業等が開始されてしまうという不都合を解消でき
る。
【0036】次に、第4の実施例について説明する。カ
ットマークの染色部は経糸のみがシート状に並んでいる
所に対して通常片面側からのみ霧状のインク噴射等を行
うことによって付与される。このため、経糸の断面の略
噴射側に位置する半面にしかインクが付着せず、又、全
ての糸が一層に並んでいるとは限らず、緯糸方向の染色
むらが生じ、加えて製織された後は、経糸が撚りによっ
て部分的、相対的に回転して捩じれ、経糸方向にも表裏
の違いによる色むらを生じる。
【0037】一方、光センサの明暗検出は、通常数本か
ら拾数本程度の糸の太さによって決まる幅の反射率の差
として捉えるが、上述の染色むら等のばらつきは、カッ
トマーク範囲内であっても光センサの閾値を不安定に上
下することがあり、光センサの検出信号に基づくカット
マーク判定精度に影響を及ぼすという問題点がある。そ
こで、この実施例においては、図10の(A)〜(F)
を参照すると、小刻みな長さに換算された単位のパルス
と光センサ信号をAND条件としてカウンタに取り込
み、所定長さに換算した値までの範囲内に所定のパルス
数をカウントした場合についてのみ、カットマークであ
ると判定する手法を用いれば良い。これにより部分的な
汚れや柄による短サイクルの変化はキャンセルされ、所
定の区間内に真のカットマークが存在するか否かを確実
に検出することができる。
【0038】尚、以上のように、特定の実施例を参照し
て本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、当該技術分野における熟練者等により、本発
明に添付された特許請求の範囲から逸脱することなく、
種々の変更及び修正が可能であるとの点に留意すべきで
ある。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
布の色の明暗パターンを検出し、検出された実際の明暗
パターンを予め設定された基準の明暗パターンとを比較
して、その比較結果に基づきカットマークの有無を判定
するようにしたから、カットマークの検出性能を向上す
ることができ、布巻ロールに所定量の織布が巻き取られ
ていないにも関わらず、布巻ロールの布カット,交換作
業等が開始されてしまう等の不都合を解消することがで
きる。
【0040】又、布の柄が互いに同じ部位若しくは異な
る部位の色の明度を夫々検出し、検出された明度同士を
比較して、この比較結果に基づきカットマークの有無を
判定する構成とすれば、布の柄をカットマークとして誤
って検出する虞がなくなり、カットマークの検出性能を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の各実施例を適用した織機の構成を示
す説明図
【図2】 同上の織機の一部を拡大して示す説明図
【図3】 織機の動作状態を示す説明図
【図4】 織機の動作状態を示す説明図
【図5】 本発明の第1実施例を説明する布の概略展開
【図6】 同上実施例の作用を説明するフローチャート
【図7】 本発明の第2実施例を説明する布の概略展開
【図8】 本発明の第3実施例を説明する布の概略展開
【図9】 同上実施例のカットマーク検出の判定を説明
する図
【図10】 本発明の第4実施例を説明する図
【図11】 整経装置の構成を示す説明図
【図12】 従来技術の織機の構成を示す説明図
【符号の説明】
2 経糸群 22 制御装置 43 光センサ 43a 光センサ 43b 光センサ 44 クロスカウンタ 45 巻取量設定器 A 布巻ロール L 織機 CM カットマーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め経糸に付与されたカットマークを検出
    する装置であって、布または経糸の色の明暗パターンを
    検出する手段と、該検出手段により検出された実際の明
    暗パターンを予め設定された基準の明暗パターンとを比
    較する手段と、該比較結果に基づいてカットマークの有
    無を判定する手段と、を含んで構成されたことを特徴と
    する織機のカットマーク検出装置。
  2. 【請求項2】予め経糸に付与されたカットマークを検出
    する装置であって、布または経糸の柄が互いに同じ部位
    若しくは異なる部位の色の明度を夫々検出する少なくと
    も2つの検出手段と、該検出手段により検出された明度
    同士を比較する手段と、該比較結果に基づいてカットマ
    ークの有無を判定する手段と、を含んで構成されたこと
    を特徴とする織機のカットマーク検出装置。
JP25135691A 1991-09-30 1991-09-30 織機のカツトマーク検出装置 Pending JPH0593347A (ja)

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