JPH0593499A - トンネル用円筒の製造方法 - Google Patents
トンネル用円筒の製造方法Info
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- JPH0593499A JPH0593499A JP3253894A JP25389491A JPH0593499A JP H0593499 A JPH0593499 A JP H0593499A JP 3253894 A JP3253894 A JP 3253894A JP 25389491 A JP25389491 A JP 25389491A JP H0593499 A JPH0593499 A JP H0593499A
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Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧力に耐えられると共に、製造を容易とす
る。また円筒相互の連結を容易としたり、海上あるいは
水上の輸送を便利なものにもできる。 【構成】 厚板を溶断後ロールにかけて円筒の一部を形
成するように湾曲させると共に、ラス地状にした一部筒
30を形成し、この一部筒30を連結することによって
大径円筒32を形成すると共に、円筒にした時に大径円
筒32に内装されるような直径となる小径円筒31をも
形成し、大径円筒32の内部に小径円筒31を間隙をも
たせて位置させた後、大径円筒32と小径円筒31との
間及び大径円筒32と小径円筒31とのラス地中にセメ
ント50をはって全体を完成円筒60とする。また完成
円筒60の一方端部に連結のための連結小円筒33及び
連結大円筒34を設けることもできる。更に両端部に水
密性を有する蓋70を設けることもできる。
る。また円筒相互の連結を容易としたり、海上あるいは
水上の輸送を便利なものにもできる。 【構成】 厚板を溶断後ロールにかけて円筒の一部を形
成するように湾曲させると共に、ラス地状にした一部筒
30を形成し、この一部筒30を連結することによって
大径円筒32を形成すると共に、円筒にした時に大径円
筒32に内装されるような直径となる小径円筒31をも
形成し、大径円筒32の内部に小径円筒31を間隙をも
たせて位置させた後、大径円筒32と小径円筒31との
間及び大径円筒32と小径円筒31とのラス地中にセメ
ント50をはって全体を完成円筒60とする。また完成
円筒60の一方端部に連結のための連結小円筒33及び
連結大円筒34を設けることもできる。更に両端部に水
密性を有する蓋70を設けることもできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトンネル用円筒の製造方
法、更に詳しくは山岳地帯、海中あるいは都市部の地下
等に埋設され、鉄道用、車両用あるいは歩行者用として
使用されるトンネルに用いる円筒の製造方法に関するも
のである。
法、更に詳しくは山岳地帯、海中あるいは都市部の地下
等に埋設され、鉄道用、車両用あるいは歩行者用として
使用されるトンネルに用いる円筒の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来からトンネルの施工は、種々の方法
で行われてきた。ただ通常トンネルの施工は、トンネル
を掘りながら、掘ったトンネルの内部に防砂壁を形成す
ることを順次続けていくものであった。ただこのような
トンネルであると、特に海中あるいは水中に施工したり
する際に、水が侵入する危険性があった。
で行われてきた。ただ通常トンネルの施工は、トンネル
を掘りながら、掘ったトンネルの内部に防砂壁を形成す
ることを順次続けていくものであった。ただこのような
トンネルであると、特に海中あるいは水中に施工したり
する際に、水が侵入する危険性があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこでパイプをあらか
じめ用意し、このパイプを地中あるいは海中、水中等に
埋設し、このパイプ中をトンネルとして利用することも
考えられる。このようにトンネルとして利用するパイプ
は、 1.圧力に耐えられる。 2.製造が容易である。 3.連結の点から、長いものである。 4.海上あるいは水上の輸送が便利である。 というようなことが要求されるものの、従来はこのよう
なパイプが提供されていなかった。
じめ用意し、このパイプを地中あるいは海中、水中等に
埋設し、このパイプ中をトンネルとして利用することも
考えられる。このようにトンネルとして利用するパイプ
は、 1.圧力に耐えられる。 2.製造が容易である。 3.連結の点から、長いものである。 4.海上あるいは水上の輸送が便利である。 というようなことが要求されるものの、従来はこのよう
なパイプが提供されていなかった。
【0004】そこで本発明は、上記1乃至4に記載の各
要求を満足させるようなトンネル用円筒の製造方法を提
供することを目的とする。
要求を満足させるようなトンネル用円筒の製造方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的のうち1及
び2を達成するために、本発明のうち、請求項1記載の
発明は、厚板を溶断後ロールにかけて円筒の一部を形成
するように湾曲させると共に、ラス地状にした一部筒を
形成し、この一部筒を連結することによって大径円筒を
形成すると共に、円筒にした時に大径円筒に内装される
ような直径となる小径円筒をも形成し、大径円筒の内部
に小径円筒を間隙をもたせて位置させた後、大径円筒と
小径円筒との間及び大径円筒と小径円筒とのラス地中に
セメントをはって全体を完成円筒としたことを特徴とす
る。
び2を達成するために、本発明のうち、請求項1記載の
発明は、厚板を溶断後ロールにかけて円筒の一部を形成
するように湾曲させると共に、ラス地状にした一部筒を
形成し、この一部筒を連結することによって大径円筒を
形成すると共に、円筒にした時に大径円筒に内装される
ような直径となる小径円筒をも形成し、大径円筒の内部
に小径円筒を間隙をもたせて位置させた後、大径円筒と
小径円筒との間及び大径円筒と小径円筒とのラス地中に
セメントをはって全体を完成円筒としたことを特徴とす
る。
【0006】また請求項2記載の発明は、前述した目的
のうち1乃至3の目的を達成するためのものであって、
厚板を溶断後ロールにかけて円筒の一部を形成するよう
に湾曲させると共に、ラス地状にした一部筒を形成し、
この一部筒を連結することによって大径円筒を形成する
と共に、円筒にした時に大径円筒に内装されるような直
径となる小径円筒をも形成し、更に一部筒を用いて大径
円筒よりやや大径の連結円筒を形成し、大径円筒の内部
に小径円筒を間隙をもたせて位置させると共に、大径円
筒と小径円筒との端部に連結円筒を固定した後、大径円
筒と小径円筒との間及び大径円筒、小径円筒、連結円筒
のラス地中にセメントをはって全体を完成段付円筒とし
たことを特徴とする。
のうち1乃至3の目的を達成するためのものであって、
厚板を溶断後ロールにかけて円筒の一部を形成するよう
に湾曲させると共に、ラス地状にした一部筒を形成し、
この一部筒を連結することによって大径円筒を形成する
と共に、円筒にした時に大径円筒に内装されるような直
径となる小径円筒をも形成し、更に一部筒を用いて大径
円筒よりやや大径の連結円筒を形成し、大径円筒の内部
に小径円筒を間隙をもたせて位置させると共に、大径円
筒と小径円筒との端部に連結円筒を固定した後、大径円
筒と小径円筒との間及び大径円筒、小径円筒、連結円筒
のラス地中にセメントをはって全体を完成段付円筒とし
たことを特徴とする。
【0007】更に請求項3に記載の発明は、請求項1あ
るいは請求項2記載の発明の構成に加えて、円筒の両端
部に水密性を有する蓋を設けて、前述した目的の4を達
成しようとしたものである。
るいは請求項2記載の発明の構成に加えて、円筒の両端
部に水密性を有する蓋を設けて、前述した目的の4を達
成しようとしたものである。
【0008】
【実施例】以下本発明に関わるトンネル用円筒の製造方
法の実施例を、図1に示した図示例に従って説明する。
まず最初に、本発明に関わるトンネル用円筒に用いられ
る一部筒の製造方法について説明する。
法の実施例を、図1に示した図示例に従って説明する。
まず最初に、本発明に関わるトンネル用円筒に用いられ
る一部筒の製造方法について説明する。
【0009】この一部筒30は、厚板として厚さ10〜
30cm程度の鉄板10をロールマシン20にかけて湾
曲させながら、同時にラス地状の加工を行うことによっ
て製造する。ここで湾曲させる場合の曲率は、この一部
筒30を組み合わせて円筒にした際の円筒の半径に一致
した曲率、例えば5〜15m程度に形成するものであ
る。
30cm程度の鉄板10をロールマシン20にかけて湾
曲させながら、同時にラス地状の加工を行うことによっ
て製造する。ここで湾曲させる場合の曲率は、この一部
筒30を組み合わせて円筒にした際の円筒の半径に一致
した曲率、例えば5〜15m程度に形成するものであ
る。
【0010】またラス地加工は、鉄板10厚が2〜4倍
程度になるような起伏が形成されるように行われるもの
である。なお必要に応じて、ロールマシン20で加工を
行う以前に、鉄板10を過熱しておくこともできる。こ
のようにしてロールマシン20で湾曲及びラス地加工を
行った後、端縁を、曲率中心に向かうような面を有する
ように研磨あるいは切削等による表面処理加工を施すこ
とによって、一部筒30とする。
程度になるような起伏が形成されるように行われるもの
である。なお必要に応じて、ロールマシン20で加工を
行う以前に、鉄板10を過熱しておくこともできる。こ
のようにしてロールマシン20で湾曲及びラス地加工を
行った後、端縁を、曲率中心に向かうような面を有する
ように研磨あるいは切削等による表面処理加工を施すこ
とによって、一部筒30とする。
【0011】またこの一部筒30は、この一部筒30を
組み合わせて円筒にした際の円筒の半径を数種類必要と
することから、あらかじめ数種類の一部筒30を製造し
ておくことが必要である。このようにして一部筒30を
製造した後は、完成円筒60あるいは完成段付円筒80
を製造することとなる。
組み合わせて円筒にした際の円筒の半径を数種類必要と
することから、あらかじめ数種類の一部筒30を製造し
ておくことが必要である。このようにして一部筒30を
製造した後は、完成円筒60あるいは完成段付円筒80
を製造することとなる。
【0012】そこでまず、完成円筒60の製造について
説明する。この完成円筒60を製造するには、まず一部
筒30を組み合わせて円筒を形成する。この際各一部筒
30はラス地加工が施されているので、両一部筒30の
各々の端縁付近のラス地の間に図示しない連結具を引っ
掛けることよって一部筒30相互を連結するものであ
る。
説明する。この完成円筒60を製造するには、まず一部
筒30を組み合わせて円筒を形成する。この際各一部筒
30はラス地加工が施されているので、両一部筒30の
各々の端縁付近のラス地の間に図示しない連結具を引っ
掛けることよって一部筒30相互を連結するものであ
る。
【0013】また更に一部筒30を組み合わせた際に正
しい円筒にならない場合、例えば一部筒30を正数個連
結した時に曲率の関係で断面が円にならない場合には、
一部筒30の端縁を、曲率中心に向かうような面を有す
るように研磨あるいは切削等による表面処理を施し、円
筒とするものである。更に必要に応じてこの円筒を軸心
方向にも連結して、あらかじめ設定した長さとして使用
することができる。この際の軸心方向の連結も、連結す
べき円筒の筒端縁付近のラス地の間に図示しない連結具
を引っ掛けることよって円筒相互を連結するものであ
る。なお通常海中あるいは水中に施工するトンネルとし
て使用する場合には、長さが300m程度とするもので
ある。
しい円筒にならない場合、例えば一部筒30を正数個連
結した時に曲率の関係で断面が円にならない場合には、
一部筒30の端縁を、曲率中心に向かうような面を有す
るように研磨あるいは切削等による表面処理を施し、円
筒とするものである。更に必要に応じてこの円筒を軸心
方向にも連結して、あらかじめ設定した長さとして使用
することができる。この際の軸心方向の連結も、連結す
べき円筒の筒端縁付近のラス地の間に図示しない連結具
を引っ掛けることよって円筒相互を連結するものであ
る。なお通常海中あるいは水中に施工するトンネルとし
て使用する場合には、長さが300m程度とするもので
ある。
【0014】またこの円筒は、直径が大径の大径円筒3
2と、この大径円筒32の内径よりも小径の外径を有す
る小径円筒31とを製造することが必要である。次いで
大径円筒32の内部に小径円筒31を間隙をもたせて位
置させた後、大径円筒32と小径円筒31との間及び大
径円筒32と小径円筒31とのラス地中にセメント50
を入れて硬化させることによって、完成円筒60とする
ことができる。
2と、この大径円筒32の内径よりも小径の外径を有す
る小径円筒31とを製造することが必要である。次いで
大径円筒32の内部に小径円筒31を間隙をもたせて位
置させた後、大径円筒32と小径円筒31との間及び大
径円筒32と小径円筒31とのラス地中にセメント50
を入れて硬化させることによって、完成円筒60とする
ことができる。
【0015】またこの際、大径円筒32及び小径円筒3
1あるいはいずれか一方に引っ張り荷重をかけておき、
セメント50の硬化後にその引っ張り荷重を取り除き、
セメント50が硬化した際に圧縮荷重が加わった状態と
することによって、セメント50の強度を向上させるこ
とができる。またここで大径円筒32の内部に小径円筒
31を間隙をもたせて位置させるためには、小径円筒3
1外周と大径円筒32内周との間に、スぺーサ40を起
いてセメント50を流し込めば良い。
1あるいはいずれか一方に引っ張り荷重をかけておき、
セメント50の硬化後にその引っ張り荷重を取り除き、
セメント50が硬化した際に圧縮荷重が加わった状態と
することによって、セメント50の強度を向上させるこ
とができる。またここで大径円筒32の内部に小径円筒
31を間隙をもたせて位置させるためには、小径円筒3
1外周と大径円筒32内周との間に、スぺーサ40を起
いてセメント50を流し込めば良い。
【0016】またこの大径円筒32と小径円筒31との
間隙の巾は、完成円筒60に加わる圧力に耐えられるだ
けの厚さを確保する必要がある。即ちこの巾は、大径円
筒32及び小径円筒31のみならず両完成円筒60のラ
ス地中のセメント50とあいまって間隙中のセメント5
0が完成円筒60に加わる圧力を受けることとなること
から、完成円筒60に加わる圧力に応じて間隙の巾を決
定することとなる。
間隙の巾は、完成円筒60に加わる圧力に耐えられるだ
けの厚さを確保する必要がある。即ちこの巾は、大径円
筒32及び小径円筒31のみならず両完成円筒60のラ
ス地中のセメント50とあいまって間隙中のセメント5
0が完成円筒60に加わる圧力を受けることとなること
から、完成円筒60に加わる圧力に応じて間隙の巾を決
定することとなる。
【0017】なおこのセメント50は大径円筒32と小
径円筒31とのラス地中にも入るので、硬化後は、この
セメント50が大径円筒32と小径円筒31との連結に
も寄与するものである。このようにして製造された完成
円筒60は、地中あるいは海中、水中等に埋設し、この
パイプ中をトンネルとして利用されるものである。
径円筒31とのラス地中にも入るので、硬化後は、この
セメント50が大径円筒32と小径円筒31との連結に
も寄与するものである。このようにして製造された完成
円筒60は、地中あるいは海中、水中等に埋設し、この
パイプ中をトンネルとして利用されるものである。
【0018】またここで、前記完成円筒60の両端部に
水密性を有する蓋70を設けることもできる。なお図2
には、蓋70を設けた状態での完成円筒60の断面図が
示してある。このような蓋70を設けると、この完成円
筒60を海中、水中等に埋設し、このパイプ中をトンネ
ルとして利用する場合、完成円筒60の両端部の蓋70
を閉めた状態で海上あるいは水上に浮かせ、この浮いた
状態で埋設位置まで曳航する。
水密性を有する蓋70を設けることもできる。なお図2
には、蓋70を設けた状態での完成円筒60の断面図が
示してある。このような蓋70を設けると、この完成円
筒60を海中、水中等に埋設し、このパイプ中をトンネ
ルとして利用する場合、完成円筒60の両端部の蓋70
を閉めた状態で海上あるいは水上に浮かせ、この浮いた
状態で埋設位置まで曳航する。
【0019】その後、蓋70を徐々に開けて海水あるい
は水を完成円筒60の内部に導入しながら完成円筒60
を沈め、所定の位置に埋設するものである。なおこのよ
うな場合、海底あるいは湖底等が比較的固い地盤である
場合には、完成円筒60を海底あるいは湖底等まで沈め
た状態で使用することもできる。またこのような完成円
筒60については、多数の完成円筒60を連結する必要
があるものの、この連結に際しては、例えば完成円筒6
0相互の間に完成円筒60の大径円筒32外径よりも大
径の内径を有する連結円筒を位置させ、この連結円筒に
よって完成円筒60相互を連結することができる。
は水を完成円筒60の内部に導入しながら完成円筒60
を沈め、所定の位置に埋設するものである。なおこのよ
うな場合、海底あるいは湖底等が比較的固い地盤である
場合には、完成円筒60を海底あるいは湖底等まで沈め
た状態で使用することもできる。またこのような完成円
筒60については、多数の完成円筒60を連結する必要
があるものの、この連結に際しては、例えば完成円筒6
0相互の間に完成円筒60の大径円筒32外径よりも大
径の内径を有する連結円筒を位置させ、この連結円筒に
よって完成円筒60相互を連結することができる。
【0020】次に完成段付円筒80の製造方法について
説明する。この完成段付円筒80を製造するには、前述
したと同様の方法によって、まず大径円筒32と小径円
筒31とを製造する。次いで一部筒30を用いて、連結
円筒としての、大径円筒32よりやや大径の連結小円筒
33及びこの連結小円筒33よりも大径の連結大円筒3
4を形成する。ここで連結小円筒33及び連結大円筒3
4は、長さが5m以上となるものである。
説明する。この完成段付円筒80を製造するには、前述
したと同様の方法によって、まず大径円筒32と小径円
筒31とを製造する。次いで一部筒30を用いて、連結
円筒としての、大径円筒32よりやや大径の連結小円筒
33及びこの連結小円筒33よりも大径の連結大円筒3
4を形成する。ここで連結小円筒33及び連結大円筒3
4は、長さが5m以上となるものである。
【0021】更にその後、大径円筒32の内部に小径円
筒31を間隙をもたせて位置させ、連結大円筒34の内
部に連結小円筒33を間隙をもたせて位置させると共
に、連結大円筒34及び連結小円筒33を大径円筒32
と小径円筒31との端部に固定する。このような固定
は、例えば連結大円筒34及び連結小円筒33を設けた
端部側では、小径円筒31から大径円筒32、連結小円
筒33を経て連結大円筒34に至る連結具41を用い
て、この連結具41に、小径円筒31、大径円筒32、
連結小円筒33及び連結大円筒34を適宜間隔を有する
ように固定することによって行うことができる。また逆
に、連結大円筒34及び連結小円筒33を設けていない
端部では、小径円筒31外周と大径円筒32内周との間
に、スぺーサ40を位置させることによって、適宜間隔
とすることができる。
筒31を間隙をもたせて位置させ、連結大円筒34の内
部に連結小円筒33を間隙をもたせて位置させると共
に、連結大円筒34及び連結小円筒33を大径円筒32
と小径円筒31との端部に固定する。このような固定
は、例えば連結大円筒34及び連結小円筒33を設けた
端部側では、小径円筒31から大径円筒32、連結小円
筒33を経て連結大円筒34に至る連結具41を用い
て、この連結具41に、小径円筒31、大径円筒32、
連結小円筒33及び連結大円筒34を適宜間隔を有する
ように固定することによって行うことができる。また逆
に、連結大円筒34及び連結小円筒33を設けていない
端部では、小径円筒31外周と大径円筒32内周との間
に、スぺーサ40を位置させることによって、適宜間隔
とすることができる。
【0022】このようにして、小径円筒31、大径円筒
32、連結小円筒33及び連結大円筒34を適宜間隔を
有するようにした後、大径円筒32と小径円筒31との
間、連結小円筒33と連結大円筒34との間、大径円筒
32と小径円筒31とのラス地中及び連結小円筒33と
連結大円筒34とのラス地中にセメント50を入れて硬
化させることによって、完成段付円筒80とすることが
できる。
32、連結小円筒33及び連結大円筒34を適宜間隔を
有するようにした後、大径円筒32と小径円筒31との
間、連結小円筒33と連結大円筒34との間、大径円筒
32と小径円筒31とのラス地中及び連結小円筒33と
連結大円筒34とのラス地中にセメント50を入れて硬
化させることによって、完成段付円筒80とすることが
できる。
【0023】またこの際、大径円筒32及び小径円筒3
1あるいはいずれか一方に引っ張り荷重をかけておき、
セメント50の硬化後にその引っ張り荷重を取り除き、
セメント50が硬化した際に圧縮荷重が加わった状態と
することによって、セメント50の強度を向上させるこ
とができる。またこの大径円筒32と小径円筒31との
間隙の巾は、完成段付円筒80に加わる圧力に耐えられ
るだけの厚さを確保する必要がある。即ちこの巾は、大
径円筒32及び小径円筒31のみならず両完成段付円筒
80のラス地中のセメント50とあいまって間隙中のセ
メント50が完成段付円筒80に加わる圧力を受けるこ
ととなることから、完成段付円筒80に加わる圧力に応
じて間隙の巾を決定することとなる。
1あるいはいずれか一方に引っ張り荷重をかけておき、
セメント50の硬化後にその引っ張り荷重を取り除き、
セメント50が硬化した際に圧縮荷重が加わった状態と
することによって、セメント50の強度を向上させるこ
とができる。またこの大径円筒32と小径円筒31との
間隙の巾は、完成段付円筒80に加わる圧力に耐えられ
るだけの厚さを確保する必要がある。即ちこの巾は、大
径円筒32及び小径円筒31のみならず両完成段付円筒
80のラス地中のセメント50とあいまって間隙中のセ
メント50が完成段付円筒80に加わる圧力を受けるこ
ととなることから、完成段付円筒80に加わる圧力に応
じて間隙の巾を決定することとなる。
【0024】なおこのセメント50は小径円筒31、大
径円筒32、連結小円筒33及び連結大円筒34のラス
地中にも入るので、硬化後は、このセメント50が小径
円筒31、大径円筒32、連結小円筒33及び連結大円
筒34の連結にも寄与するものである。また実際に使用
する際には、連結小円筒33内部に厚さ30cm程度の
可撓性のある緩衝材90を貼って使用すると便利であ
る。
径円筒32、連結小円筒33及び連結大円筒34のラス
地中にも入るので、硬化後は、このセメント50が小径
円筒31、大径円筒32、連結小円筒33及び連結大円
筒34の連結にも寄与するものである。また実際に使用
する際には、連結小円筒33内部に厚さ30cm程度の
可撓性のある緩衝材90を貼って使用すると便利であ
る。
【0025】更にこのような完成段付円筒80は、一方
の完成段付円筒80の大径円筒32を、隣接する他方の
連結小円筒33の内部に位置させるようにして連結する
ものである。またこのような連結時に、連結小円筒33
内部に可撓性のある緩衝材90を貼って使用すると、連
結部分で若干円筒を曲げることができる。したがって、
完成段付円筒80の長さを適宜選択することによって、
比較的大きい所望の曲率でトンネルを湾曲させることが
可能である。
の完成段付円筒80の大径円筒32を、隣接する他方の
連結小円筒33の内部に位置させるようにして連結する
ものである。またこのような連結時に、連結小円筒33
内部に可撓性のある緩衝材90を貼って使用すると、連
結部分で若干円筒を曲げることができる。したがって、
完成段付円筒80の長さを適宜選択することによって、
比較的大きい所望の曲率でトンネルを湾曲させることが
可能である。
【0026】このようにして製造された完成段付円筒8
0は、地中あるいは海中、水中等に埋設し、このパイプ
中をトンネルとして利用されるものである。またここ
で、前記完成段付円筒80の両端部に水密性を有する蓋
70を設けることもできる。図3は、完成段付円筒80
の両端部に蓋70を設けた状態を示す断面図である。
0は、地中あるいは海中、水中等に埋設し、このパイプ
中をトンネルとして利用されるものである。またここ
で、前記完成段付円筒80の両端部に水密性を有する蓋
70を設けることもできる。図3は、完成段付円筒80
の両端部に蓋70を設けた状態を示す断面図である。
【0027】このような蓋70を設けると、この完成段
付円筒80を海中、水中等に埋設し、このパイプ中をト
ンネルとして利用する場合、完成段付円筒80の両端部
の蓋70を閉めた状態で海上あるいは水上に浮かせ、こ
の浮いた状態で埋設位置まで曳航する。その後、蓋70
を徐々に開けて海水あるいは水を完成段付円筒80の内
部に導入しながら完成段付円筒80を沈め、所定の位置
に埋設するものである。なおこのような場合、海底ある
いは湖底等が比較的固い地盤である場合には、完成段付
円筒80を海底あるいは湖底等まで沈めた状態で使用す
ることもできる。
付円筒80を海中、水中等に埋設し、このパイプ中をト
ンネルとして利用する場合、完成段付円筒80の両端部
の蓋70を閉めた状態で海上あるいは水上に浮かせ、こ
の浮いた状態で埋設位置まで曳航する。その後、蓋70
を徐々に開けて海水あるいは水を完成段付円筒80の内
部に導入しながら完成段付円筒80を沈め、所定の位置
に埋設するものである。なおこのような場合、海底ある
いは湖底等が比較的固い地盤である場合には、完成段付
円筒80を海底あるいは湖底等まで沈めた状態で使用す
ることもできる。
【0028】なお完成段付円筒80を形成するに際し
て、連結円筒として大径円筒32よりやや大径の連結小
円筒33及びこの連結小円筒33よりも大径の連結大円
筒34を使用するとして説明した。ただこの連結円筒は
完成円筒60に重なるのでトンネルとしての強度は担保
できるので、図示例で説明すると連結小円筒33のみと
しても、輸送時等の強度が担保できれば使用可能であ
る。
て、連結円筒として大径円筒32よりやや大径の連結小
円筒33及びこの連結小円筒33よりも大径の連結大円
筒34を使用するとして説明した。ただこの連結円筒は
完成円筒60に重なるのでトンネルとしての強度は担保
できるので、図示例で説明すると連結小円筒33のみと
しても、輸送時等の強度が担保できれば使用可能であ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、圧力に耐えられると共に、製造が容易なトンネル
用円筒が製造できるものである。また請求項2記載の発
明では、請求項1記載の発明の効果に加えて、円筒相互
の連結が容易となるものである。
明は、圧力に耐えられると共に、製造が容易なトンネル
用円筒が製造できるものである。また請求項2記載の発
明では、請求項1記載の発明の効果に加えて、円筒相互
の連結が容易となるものである。
【0030】更に請求項3記載の発明では、請求項1あ
るいは請求項2記載の発明の効果に加えて、海上あるい
は水上の輸送が便利となったものである。
るいは請求項2記載の発明の効果に加えて、海上あるい
は水上の輸送が便利となったものである。
【図1】本発明に関わる製造方法を示すための工程図で
ある。
ある。
【図2】蓋を設けた状態での完成円筒の断面図である。
【図3】完成段付円筒の両端部に蓋を設けた状態を示す
断面図である。
断面図である。
10 鉄板 20 ロール
マシン 30 一部筒 31 小径円
筒 32 大径円筒 33 連結小
円筒 34 連結大円筒 40 スペー
サ 41 連結具 50 セメン
ト 60 完成円筒 70 蓋 80 完成段付円筒 90 緩衝材
マシン 30 一部筒 31 小径円
筒 32 大径円筒 33 連結小
円筒 34 連結大円筒 40 スペー
サ 41 連結具 50 セメン
ト 60 完成円筒 70 蓋 80 完成段付円筒 90 緩衝材
Claims (3)
- 【請求項1】 厚板を溶断後ロールにかけて円筒の一部
を形成するように湾曲させると共に、ラス地状にした一
部筒を形成し、この一部筒を連結することによって大径
円筒を形成すると共に、円筒にした時に大径円筒に内装
されるような直径となる小径円筒をも形成し、大径円筒
の内部に小径円筒を間隙をもたせて位置させた後、大径
円筒と小径円筒との間及び大径円筒と小径円筒とのラス
地中にセメントをはって全体を完成円筒としたことを特
徴とするトンネル用円筒の製造方法。 - 【請求項2】 厚板を溶断後ロールにかけて円筒の一部
を形成するように湾曲させると共に、ラス地状にした一
部筒を形成し、この一部筒を連結することによって大径
円筒を形成すると共に、円筒にした時に大径円筒に内装
されるような直径となる小径円筒をも形成し、更に一部
筒を用いて大径円筒よりやや大径の連結円筒を形成し、
大径円筒の内部に小径円筒を間隙をもたせて位置させる
と共に、大径円筒と小径円筒との端部に連結円筒を固定
した後、大径円筒と小径円筒との間及び大径円筒、小径
円筒、連結円筒のラス地中にセメントをはって全体を完
成段付円筒としたことを特徴とするトンネル用円筒の製
造方法。 - 【請求項3】 円筒の両端部に水密性を有する蓋を設け
た請求項1または請求項2記載のトンネル用円筒の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3253894A JP2811029B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | トンネル用円筒の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3253894A JP2811029B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | トンネル用円筒の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0593499A true JPH0593499A (ja) | 1993-04-16 |
| JP2811029B2 JP2811029B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=17257580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3253894A Expired - Lifetime JP2811029B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | トンネル用円筒の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2811029B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102635127A (zh) * | 2012-04-01 | 2012-08-15 | 中国船舶重工集团公司第七○二研究所 | 一种夹层式环肋圆柱壳结构及其工艺方法 |
| CN103950812A (zh) * | 2014-04-15 | 2014-07-30 | 福建优胜达电梯有限公司 | 一种施工电梯减噪组件安装工艺及施工电梯结构 |
-
1991
- 1991-10-01 JP JP3253894A patent/JP2811029B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102635127A (zh) * | 2012-04-01 | 2012-08-15 | 中国船舶重工集团公司第七○二研究所 | 一种夹层式环肋圆柱壳结构及其工艺方法 |
| CN103950812A (zh) * | 2014-04-15 | 2014-07-30 | 福建优胜达电梯有限公司 | 一种施工电梯减噪组件安装工艺及施工电梯结构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2811029B2 (ja) | 1998-10-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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