JPH059363A - 摺動性オキシメチレン重合体組成物 - Google Patents

摺動性オキシメチレン重合体組成物

Info

Publication number
JPH059363A
JPH059363A JP33084291A JP33084291A JPH059363A JP H059363 A JPH059363 A JP H059363A JP 33084291 A JP33084291 A JP 33084291A JP 33084291 A JP33084291 A JP 33084291A JP H059363 A JPH059363 A JP H059363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
substituted
oxymethylene
polymer
alkyl group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33084291A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2592737B2 (ja
Inventor
Tatsuo Sone
辰夫 曽根
Tadashige Hata
忠重 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Publication of JPH059363A publication Critical patent/JPH059363A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2592737B2 publication Critical patent/JP2592737B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 (A)線状重合体の片末端が 【化1】 で封鎖されたオキシメチレン重合体 【化2】 で表わされるオレフィン単位から構成されるオレフィン
化合物からなる組成物。 【効果】 本発明は、使用直後の初期の低い摩擦係数を
長期にわたり維持し、また、摩耗量も極めて少なく、従
来のポリオキシメチレンにはない優れた摺動性を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は初期潤滑特性、長期潤滑
特性に優れる摺動性オキシメチレン重合体組成物に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ポリオキシメチレンは、その優れた機械
的強度、耐疲労性、電気特性などの故にエンジニアリン
グ樹脂として歯車、軸受、その他の機械部品や電気部品
などに広く使用されている。また、ポリオキシメチレン
は自己潤滑性にもかなり優れておりその特性が生かされ
た用途も多い。
【0003】しかしながら、ポリオキシメチレン用途の
高機能化、多様化に対して、ポリオキシメチレンの本来
有する自己潤滑性、及び、ポリオキシメチレンに各種潤
滑剤を添加しただけポリオキシメチレン組成物の摺動性
だけでは、必ずしも充分でなく、摺動性を更に改良する
必要がある。従来、ポリオキシメチレンの摺動性を改良
する方法として、例えば、(1)二硫化モリブデン等の
固体潤滑剤を添加する方法、(2)ポリエチレン、ポリ
四フッ化エチレン等の粉末や繊維を添加する方法、
(3)石油系潤滑油、合成潤滑油等の液体、もしくは固
体潤滑剤を添加する方法等がよく知られている。
【0004】中でも、ポリエチレン、流動パラフィン等
のオレフィン系潤滑剤を添加することは、ポリオキシメ
チレンの摺動性を向上させる点で非常に有用な方法であ
る。然しながら、これらのオレフィン系潤滑剤は、他の
潤滑剤と同様に本質的にポリオキシメチレンに対する相
溶性が低く、優れた摺動特性が長期に渡り維持されな
い、という欠点を有している。
【0005】即ち、本組成物から得られた成形品を摺動
部品として用いた場合、成形品表面にブリードアウトし
た潤滑剤が摺動界面に存在している間は優れた摺動性を
示すが、摺動界面から飛散してしまった場合には本成形
品の摺動性は大きく低下し、本発明で言う長期潤滑特性
に優れた摺動性を得ることはできない。これは潤滑剤の
ポリオキシメチレンに対する相溶性が低いことに起因し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、初期
潤滑特性、長期潤滑特性に優れた摺動性オキシメチレン
重合体組成物を提供することにある。更に詳しく言え
ば、本発明の目的は本発明の組成物から得られる成形品
を摺動部品に用いた場合、使用直後に低い摩擦係数を有
し(初期潤滑特性)、更に長期的にその低摩擦係数を維
持し、かつ摩耗量も極めて少ない(長期潤滑特性)高摺
動材料を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
の結果、ある特定のオキシメチレン重合体にある特定の
オレフィン化合物を添加して得られる組成物が、摺動
性、特に初期潤滑特性と長期潤滑特性に優れていること
を見出した。即ち、本発明は (1)(A)オキシメチレン単位の繰り返しよりなる線
状重合体の片末端が、一般式
【0008】
【化3】
【0009】(R1 、R1 ′は、水素、アルキル基、置
換アルキル基、アリール基、置換アリール基より選ば
れ、各々同一であっても異なっていてもよい。又、異な
る炭素原子に結合したR1 、R1 ′も各々同一であって
も異なっていてもよい。R2 は、アルキル基、置換アル
キル基、アリール基、置換アリール基より選ばれる。m
=2〜6、n=1〜1,000)で表わされるアルコー
ルへのアルキレンオキシド付加物残渣及びカルボン酸へ
のアルキレンオキシド付加物残渣より成る群れから選ば
れた化合物で封鎖された、末端基を除く数平均分子量が
10,000〜500,000であるオキシメチレン重
合体 (B)一般式
【0010】
【化4】
【0011】(R3 、R3 ′は、水素、アルキル基、置
換アルキル基、アリール基、置換アリール基、エーテル
基より選ばれ、各々同一であってもよく異なっていても
よい。k=10〜500)で表わされる少なくとも1種
のオレフィン単位から構成されるオレフィン化合物から
成ることを特徴とする摺動性オキシメチレン重合体組成
物 (2)ポリオキシメチレンと、前記第(1)項に記載の
オキシメチレン重合体組成物とから成る摺動性ポリオキ
シメチレン組成物である。
【0012】以下、本発明の説明において、全てアルキ
ル基又はアリール基とは、それぞれ置換アルキル基又は
置換アリール基も含むものとする。本発明のオキシメチ
レン重合体組成物について具体的に説明する。本発明で
言うオキシメチレン重合体とは、オキシメチレン単位の
繰り返しよりなる線状の重合体であり、重合体の片末端
が、
【0013】
【化5】
【0014】で表わされた重合体である。構造式を以っ
て例示すると次の如くである。
【0015】
【化6】
【0016】上の構造式で表わされるオキシメチレン重
合体は、末端にヒドロキシル基を有しており不安定であ
り、通常エステル化、エーテル化、ウレタン化等の公知
の方法を用いて安定な基に変換される。オキシメチレン
重合体の末端基を除いたオキシメチレン単位の繰り返し
より成る部分の数平均分子量は、通常の高分子量のポリ
オキシメチレンのそれと同じであるが、大体10,00
0〜500,000の範囲が採用される。数平均分子量
の下限は、オキシメチレン重合体の物性より、また上限
は、オキシメチレン重合体の成形加工性より制約され
る。
【0017】本発明におけるオキシメチレン重合体の片
末端をなすアルコール、カルボン酸へのアルキレンオキ
シド付加物残渣は、一般式
【0018】
【化7】
【0019】で表わされる。構造を有する化合物であ
り、これらの残渣は通常一般式R2 OH(R2 :アルキ
ル基、アリール基)又は
【0020】
【化8】
【0021】(R2 :アルキル基、アリール基)で表わ
されるアルコール又はカルボン酸に、一般式
【0022】
【化9】
【0023】(R1 、R1 ′:水素、アルキル基、アリ
ール基、より選ばれ、各々同一であっても異なっていて
も良い。又、異なる炭素原子に結合したR1 、R1 ′も
各々同一であっても異なっていてもよい。m=2〜6)
で表わされるアルキレンオキシドを付加させた化合物か
ら成る残渣である。アルコールとしては、例えばメチル
アルコール、エチルアルコール、sec−ブチルアルコ
ール、ヘキシルアルコール、シクロヘキシルアルコー
ル、オクチルアルコール、デシルアルコール、ラウリル
アルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコー
ル、エイコサノール、セリルアルコール、ミリシルアル
コール、オレイルアルコール、トリテルペンアルコー
ル、3−エチル−6−ウンデカノール、フェノール、p
−ブチルフェノール、p−オクチルフェノール、p−ノ
ニルフェノール、ベンジルアルコール、p−ブチルベン
ジルアルコール等がある。
【0024】これらのアルコールの中でもオキシメチレ
ン重合体の摺動性を向上させる観点より、炭素数が8以
上である長鎖脂肪族アルコール及びp−アルキル置換フ
ェノールが好ましく、更には、ラウリルアルコール、ス
テアリルアルコール、エイコサノール、p−オクチルフ
ェノール及びp−ノニルフェノールが特に好ましい。カ
ルボン酸としては、例えば酢酸、プロピオン酸、カプロ
ン酸、2−エチルヘキサン酸、ラウリル酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、リノール
酸、リシノール酸、フェニル酢酸、桂皮酸、安息香酸、
p−オクチル安息香酸、α−ナフタリン酸等がある。こ
れらのカルボン酸の中でも、オキシメチレン重合体の摺
動性を向上させる観点より、炭素数が8以上である長鎖
脂肪族カルボン酸が好ましく、更には、ラウリン酸、ス
テアリン酸、オレイン酸及びリシノール酸が特に好まし
い。
【0025】アルキレンオキシドとしては、例えば、エ
チレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシ
ド、エピクロルヒドリン、スチレンオキシド、オキセタ
ン、3,3−ビス(クロロメチル)オキセタン、テトラ
ヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、オキセ
バン等がある。これらのアルキレンオキシドの中でも、
ポリオキシメチレンとの親和性および入手の容易さの観
点より、特にエチレンオキシド及びプロピレンオキシド
が好ましい。
【0026】また、オレフィン化合物との親和性の観点
からプロピレンオキシドが特に好ましい。これらのアル
キレンオキシドは、単独で用いることも出来るし、2種
以上混合して用いる事も可能である。或いは例えば、ア
ルコールにまずプロピレンオキシドを付加させ、次いで
これにエチレンオキシドを付加させ、更にプロピレンオ
キシドを付加させる事も出来る。
【0027】又、プロピレンオキシド、エチレンオキシ
ド同時に付加させる事も出来る。アルコール、カルボン
酸1モル当りのアルキレンオキシドの付加モル数(n)
は、1〜1,000の範囲にある事が必要である。オキ
シメチレン重合体の潤滑性能を向上させるには、nは大
きい方が好ましく、一方アルコール、カルボン酸へのア
ルキレンオキシド付加物の製造及び精製の容易さの観点
より見れば、nは小さい方が好ましい。この両方の制約
より、nの最も好ましい範囲は、1〜250の間であ
る。
【0028】またアルコール、カルボン酸1モル当りの
アルキレンオキシドの付加モル数(n)は、生成した付
加物の片末端の水酸基を定量する事によって容易に測定
する事ができる。次にオキシメチレン重合体の製法につ
いて述べる。オキシメチレン重合体は、一般式
【0029】
【化10】
【0030】(R1 、R1 ′:水素、アルキル基、アリ
ール基、より選ばれ、各々同一であっても異なっていて
も良い。又、異なる炭素原子に結合したR1 、R1 ′も
各々同一であっても異なっていてもよい。R2 :アルキ
ル基、アリール基より選ばれる。m=2〜6、n=1〜
1,000)で表わされるアルコール、カルボン酸への
アルキレンオキシド付加物を連鎖移動剤として用いて、
ホルムアルデヒドを重合する事により得られる。
【0031】R1 、R1 ′で表わされるアルキル基とし
ては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基等があ
り、R1 、R1 ′で表わされるアリール基としては、例
えばフェニル基、トリル基、キシリル基等があり、アル
キル基、アリール基の一部を塩素、フッ素等のハロゲン
化合物で置換したものであってもかまわない。R2 で表
わされるアルキル基としては、例えばメチル基、エチル
基、sec−ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシ
ル基、ラウリル基、セチル基、ステアリル基等があり、
2 で表わされるアリール基としては、例えばフェニル
基、p−ブチルフェニル基、p−オクチルフェニル基、
p−ノニルフェニル基、ベンジル基、p−ブチルベンジ
ル基等があり、アルキル基、アリール基の一部を、塩
素、フッ素等のハロゲン化合物で置換したものであって
もかまわない。アルコール、カルボン酸へのアルキレン
オキシド付加物は重合に先立って、蒸留、吸着、乾燥等
の手法によって精製される事が望ましい。またこれらの
化合物は単独で用いる事もできるし、或いは、2種以上
混合して重合に供する事もできる。
【0032】ホルムアルデヒドの重合には、一般にアニ
オン重合触媒、配位アニオン重合触媒及びカチオン重合
触媒として知られた触媒を用いる事ができる。アニオン
重合触媒、配位アニオン重合触媒の代表的なグループと
しては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、ナト
リウム−ナフタリン、カリウム−アントラセン等のアル
カリ金属錯化合物、水素化ナトリウム等のアルカリ金属
水素化物、水素化カルシウム等アルカリ土類金属水素化
物、ナトリウムメトキシド、カリウムt−ブトキシド等
のアルカリ金属アルコキシド、カプロン酸ナトリウム、
ステアリン酸カリウム等のカルボン酸アルカリ金属塩、
カプロン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム等の
カルボン酸アルカリ土類金属塩。
【0033】n−ブチルアミン、ジエチルアミン、トリ
オクチルアミン、ピリジン等のアミン、アンモニウムス
テアレート、テトラブチルアンモニウムメトキシド、ジ
メチルジステアリルアンモニウムアセテート等の第4級
アンモニウム塩、テトラメチルホスホニウムプロピオネ
ート、トリメチルベンジルホスホニウムエトキシド等の
ホスホニウム塩、トリブチル錫クロライド、ジエチル錫
ジラウレート、ジブチル錫ジメトキシド等の四価有機錫
化合物、n−ブチルリチウム、エチルマグネシウムクロ
ライド等のアルキル金属等がある。
【0034】カチオン重合触媒としては、四塩化錫、四
臭化錫、四塩化チタン、三塩化アルミニウム、塩化亜
鉛、三塩化バナジウム、5弗化アンチモン、三弗化ホウ
素、三弗化ホウ素ジエチルエーテレート、三弗化ホウ素
アセチックアンハイドレート、三弗化ホウ素トリエチル
アミン錯化合物等の三弗化ホウ素配位化合物等のいわゆ
るフリーデル・クラフト型化合物、過塩素酸、アセチル
パークロレート、ヒドロキシ酢酸、トリクロル酢酸。
【0035】p−トルエンスルホン酸等の無機酸及び有
機酸、トリエチルオキソニウムテトラフロロボレート、
トリフェニルメチルヘキサフロロアンチモネート、アリ
ールジアゾニウムヘキサフロロホスフェート、アリール
ジアゾニウムテトラフロロボレート等の複合塩化合物、
ジエチル亜鉛、トリエチルアルミニウム、ジエチルアル
ミニウムクロライド等のアルキル金属等があげられる。
【0036】オキシメチレン重合体の重合は、通常有機
媒体中で重合が行われる。重合に用いることのできる有
機媒体としては、n−ヘキサン、n−ヘプタン、シクロ
ヘキサン等の脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素、塩化メチレン、クロロホル
ム、トリクロルエチレン等のハロゲン化脂肪族炭化水
素、クロルベンゼン等のハロゲン化芳香族炭化水素等が
ある。これら有機媒体は単独で用いても良く、或いは2
種以上重合して用いても差しつかえない。
【0037】重合において用いられるホルムアルデヒド
は実質的には無水である事が必要であり、公知の方法、
例えば冷却トラップ法、溶剤洗浄法等を用いて精製され
る事が必要である。オキシメチレン重合体の重合には、
吹込重合法、溶液重合法等の従来より知られている方法
を用いる事ができる。
【0038】連鎖移動剤として機能するアルコール、カ
ルボン酸へのアルキレンオキシド付加物は、有機媒体中
に均一に溶解もしくは分散されて用いられる。連鎖移動
剤の有機媒体中における濃度は、所望するポリアセター
ル重合体の分子量の要求に応じて、実験により容易に決
定することができる。重合の完了した重合体は、有機媒
体より分離された後、末端不安定部分を例えば無水酢酸
を用いて封鎖され、次いで安定剤等が添加され、オキシ
メチレン重合体として使用される。
【0039】次に潤滑剤として用いるオレフィン化合物
について詳細に説明する。本発明に用いることのできる
オレフィン化合物は、
【0040】
【化11】
【0041】(R3 、R3 ′は水素、アルキル基、アリ
ール基、エーテル基より選ばれ、各々同一であってもよ
く異なっていてもよい。k=10〜500)で表わされ
る少なくとも1種のオレフィン単位から構成されるオレ
フィン化合物である。アルキル基としては、例えばエチ
ル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル
基、デシル基、ラウリル基、セチル基、ステアリル基等
があり、アリール基としては、例えばフェニル基、p−
ブチルフェニル基、p−オクチルフェニル基、p−ノニ
ルフェニル基、ベンジル基、p−ブチルベンジル基、ト
リル基、キシリル基等がある。また、エーテル基として
は、例えばエチルエーテル基、プロピルエーテル基、ブ
チルエーテル基等がある。
【0042】好ましいオレフィン単位としては、本オキ
シメチレン重合体組成物の摺動性向上の観点より、下記
のものが挙げられる。
【0043】
【化12】
【0044】本発明に用いるオレフィン化合物は、1種
のオレフィン単位から構成される化合物、又は、2種以
上の異なるオレフィン単位から構成される化合物のいず
れであってもかまわない。即ち、例えば、ポリエチレン
単位とポリプロピレン単位とから構成される、ブロック
構造、又は、グラフト構造を有するオレフィン化合物
も、本発明のオレフィン化合物に含まれる。
【0045】本発明のオキシメチレン重合体組成物の摺
動性向上の観点から、オレフィン化合物の構造はグラフ
ト構造に比べて線状構造である方が好ましい。オレフィ
ン化合物を構成するモノマーとしては、例えばエチレ
ン、プロピレン、1−ブテン、2−ブテン、イソブチレ
ン、1−ペンテン、2−ペンテン、2−メチル−1−ブ
テン、3−メチル−1−ブテン、2−メチル−2−ブテ
ン、1−ヘキセン、2,3−ジメチル−2−ブテン、1
−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン等
で表わされるオレフィン系モノマー、又は、アレン、
1,2−ブタジエン、1,3−ブタジエン、1,3−ペ
ンタジエン、1,4−ペンタジエン、1,5−ヘキサジ
エン、シクロペンタジエン等で表わされるジオレフィン
系モノマーがある。
【0046】本発明に用いるオレフィン化合物は、これ
らのオレフィン系モノマー、ジオレフィン系モノマーの
2種以上を共重合して得られる化合物であってもかまわ
ない。オレフィン化合物がジオレフィン系モノマーを重
合して得られる化合物である場合は、本オキシメチレン
重合体組成物の熱安定性の向上の観点より、慣用の水素
添加法を用いて炭素−炭素不飽和結合を極力少なくした
オレフィン化合物を用いる方が好ましい。
【0047】オレフィン化合物を構成するオレフィン単
位の平均重合度kは10〜500の間にある必要があ
る。平均重合度kが10より小さい場合は、本オキシメ
チレン重合体組成物の長期潤滑特性が低下し、また、成
形性金型汚染性へも悪影響を与える。kが500より大
きい場合は、本オキシメチレン重合体組成物の初期潤滑
特性が大きく低下してしまう。
【0048】オレフィン単位の平均重合度kは、15〜
300の間にあることが好ましく、更には、20〜10
0の間にあることがより好ましい。更に、好ましいオレ
フィン化合物として、エーテル基で変性されたオレフィ
ン化合物を用いることができる。エーテル基とは
【0049】
【化13】
【0050】(R4 、R4 ′は、水素、アルキル基、ア
リール基、より選ばれ、各々同一であっても異なってい
てもよい。又、異なる炭素原子に結合したR4 、R4
も各々同一であっても異なっていてもよい。x=2〜
6、y=1〜1,000)で表わされるポリアルキレン
オキシド単位から構成される。本発明のオキシメチレン
重合体組成物の摺動性向上の観点から、エーテル基を構
成するポリアルキレンオキシド単位は、オキシメチレン
重合体の片末端を構成するポリアルキレンオキシド単位
【0051】
【化14】
【0052】と同一であることがより好ましい。オレフ
ィン化合物のオキシメチレン重合体に対する添加量は、
オキシメチレン重合体100部に対して、0.3〜30
部の範囲内にある方が好ましい。添加量が0.3部より
小さい場合は、本組成物の摺動性の向上効果が小さく3
0部より大きい場合は、本組成物の成形性、機械的物性
が著しく低下する。オレフィン化合物の添加量は、更に
は0.5〜20部が好ましく、更には2〜10部がより
好ましい。これらのオレフィン化合物は、2種類以上を
併用して用いてもかまわない。
【0053】本発明の組成物には、その用途や目的に応
じて必要な特性を付与するために、公知の添加剤、例え
ば熱安定剤、滑剤、核剤、離型剤、帯電防止剤、界面活
性剤、無機充填剤などを本発明の目的を損なわない範囲
で添加することができる。特に、核剤の添加は、本組成
物から得られる成形品の表面付近の非晶部分を薄くし、
優れた摺動性を本成形品に付与するためにも、非常に有
用である。
【0054】核剤としては、窒化ホウ素、タルク、葉ロ
ウ石等の無機系核剤、及び、3次元架橋構造を有するポ
リオキシメチレン等の有機系核剤等を使用することがで
きる。また、本発明のオキシメチレン重合体組成物に、
公知のポリオキシメチレンを添加して使用することもで
きる。
【0055】ここで言うポリオキシメチレンとは、オキ
シメチレン単位
【0056】
【化15】
【0057】の繰り返しよりなる単独重合体、及び、オ
キシメチレン単位の繰り返しよりなる単独重合体に、エ
チレンオキシド、プロピレンオキシド等のコモノマーを
挿入した共重合体、及び3次元架橋構造を有する共重合
体等を、重合体末端からの分解に対して公知の方法で安
定化したものを言う。ポリオキシメチレンを、本発明の
オキシメチレン重合体組成物に添加することは、得られ
る組成物の特に曲げ弾性率、伸度等の機械的物性を向上
する点においても非常に有用な方法である。
【0058】本発明のオキシメチレン重合体組成物は、
ポリオキシメチレン100部に対し10〜1,000部
が好ましく、更には、30〜300部がより好ましい。
【0059】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。
【0060】
【実施例1】 (1)オキシメチレン重合体の構造 十分に脱水乾燥されたパラホルムアルデヒドを150℃
で熱分解させ、冷却トラップを数回通す事により、純度
99.9%のホルムアルデヒドガスを得た。1時間当り
110部(以下部は重量部を示す。)のホルムアルデヒ
ドガスを、1.0×10-4mol/lのテトラブチルア
ンモニウムアセテート、5.0×10-3mol/1のC
1837O(CH2 CH2 O)70H(ステアリルアルコー
ルへのエチレンオキシド付加物、エチレンオキシドの平
均付加モル数70、以下S−70と略記)を含有するト
ルエン500部に導入した。
【0061】ホルムアルデヒドガスの供給と同時に1.
0×10-4mol/lのテトラブチルアンモニウムアセ
テート、5.0×10-3mol/1のS−70を含むト
ルエンを1時間当り500部の割合で3時間連続して供
給した。ホルムアルデヒドガスも1時間当り110部の
割合で3時間連続供給し、この間重合温度は60℃に維
持した。重合体を含むトルエンを供給量に見合って連続
的に抜き出し、重合体を濾過により分離した。重合体を
アセトンで十分洗浄後60℃にて真空乾燥し289部の
白色重合体を得た。こうして得たポリアセタール重合体
50部を無水酢酸500部、酢酸ソーダ0.1部ととも
に139℃にて3時間加熱し冷却後、同様に洗浄、乾燥
後、重合体49部を回収した。 (2)組成物の製造 上記オキシメチレン重合体100部に、2,2′−メチ
レン−ビス−(4−メチル−6−tert−ブチルフェ
ノール)(以下2246と略称)0.25部、ポリカプ
ロラクタム/ポリヘキサメチレンアジパミド/ポリヘキ
サメチレンセバカミドのターポリマー(以下PAと略
称)0.5部、及び、潤滑剤として下記のオレフィン化
合物
【0062】
【化16】
【0063】3部を添加し、ヘンシェルミキサーで混合
後、30mmφ2軸押出機を用いて造粒した。 (3)更に、摺動性評価用成形品を成形し、下記の方法
で摺動性を評価した。 摺動性評価:鈴木式摩擦摩耗試験機を用いて下記条件で
摩擦係数、及び摩耗量を測定した。
【0064】 面 圧:4kgf/cm2 (接触面積2cm2 ) 線速度:6cm/sec 相手材:ポリオキシメチレン(旭化成工業(株)製、テ
ナック〈登録商標〉−C4520) 1)初期潤滑特性 測定開始直後の摩擦係数(以下μと略称)であり、μの
値が小さいほど初期潤滑特性に優れる。
【0065】2)長期潤滑特性 連続走行24時間後のμ、及び摩耗量でありμ、及び摩
耗量の値が小さいほど長期潤滑特性に優れる。評価結果
を表1に示す。測定開始直後、及び24時間後のμは低
くまた、摩耗量も極めて少なく、本発明で言う初期潤滑
特性、長期潤滑特性に優れていた。
【0066】また、本組成物の成形性については何ら問
題なく、摺動性評価中、こすれ音、キシミ音等は全く発
生しなかった。
【0067】
【実施例2〜14】実施例1において、潤滑剤であるオ
レフィン化合物の種類及び量を変えたこと以外は実施例
1と同様に操作し、評価を実施した。オレフィン化合物
組成、及び、評価結果をまとめて表1〜4に示す。いず
れの実施例においても、優れた初期潤滑特性、長期潤滑
特性が得られた。
【0068】
【実施例15〜34】実施例1において、オキシメチレ
ン重合体の製造に用いたS−70を、
【0069】
【化17】
【0070】(ステアリルアルコールへのプロピレンオ
キシド付加物、プロピレンオキシドの平均付加モル数4
0、以下S−40と略称)に変えたこと以外は実施例1
と同様に操作し、オキシメチレン重合体を得た。更に、
表5〜8に示す様な種々のオレフィン化合物を用いて摺
動性を評価した。全ての実施例において、初期潤滑特
性、長期潤滑特性に優れた良好な結果が得られた。
【0071】
【比較例1】実施例1において、潤滑剤として用いたP
O−1を用いなかったこと以外は、実施例1と同様に操
作し評価を行なった。評価結果を表9に示す。本比較例
においては、本発明で言う優れた初期潤滑特性、長期潤
滑特性を併わせ持つ性能は得られていない。
【0072】
【比較例2】実施例1において用いたオキシメチレン重
合体の代わりに、ポリオキシメチレンホモポリマー(旭
化成工業(株)製、テナック〈登録商標〉5010)を
用いたこと以外は、実施例1と同様に操作し、評価を行
なった。評価結果を表9に示す。
【0073】本組成物は、初期潤滑特性には優れている
が、本発明で言う優れた長期潤滑特性は有していないこ
とがわかる。
【0074】
【比較例3、4】実施例1において用いたオレフィン化
合物(PO−1)を表3に示してあるオレフィン化合物
に変えたこと以外は実施例1と同様に操作した。評価結
果をまとめて表9に示す。オレフィン化合物を構成する
オレフィン単位の平均重合度kが10より小さいか、も
しくは、500より大きい場合は、本発明で言う初期潤
滑特性、長期潤滑特性に優れた組成物を得ることはでき
ない。
【0075】
【実施例35、36】実施例1で得られた組成物を、ポ
リオキシメチレンホモポリマー(旭化成工業(株)製、
テナック〈登録商標〉5010)に表5に示す配合で混
合し造粒、成形した後、摺動性及び曲げ特性について評
価した。摺動性評価結果については、表10にまとめて
示した。実施例1とほぼ同等の初期潤滑特性、長期潤滑
特性が得られた。
【0076】曲げ特性については、ASTM D−79
0に準じて測定した。結果を表11に示す。実施例3
5、36は実施例1(曲げ強度830kgf/cm2
曲げ弾性率22,000kgf/cm2 )に比較して、
高い曲げ強度、弾性率を有しており、機械的物性に優れ
ている。
【0077】
【表1】
【0078】
【表2】
【0079】
【表3】
【0080】
【表4】
【0081】
【表5】
【0082】
【表6】
【0083】
【表7】
【0084】
【表8】
【0085】
【表9】
【0086】
【表10】
【0087】
【表11】
【0088】
【発明の効果】本発明の組成物は、使用直後の低い摩擦
係数を長期にわたり維持し、また摩耗量も極めて少な
く、従来のポリオキシメチレンにはない優れた摺動性を
有するものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)オキシメチレン単位の繰り返しよ
    りなる線状重合体の片末端が、一般式 【化1】 (R1 、R1 ′は、水素、アルキル基、置換アルキル
    基、アリール基、置換アリール基より選ばれ、各々同一
    であっても異なっていてもよい。又、異なる炭素原子に
    結合したR1 、R1 ′も各々同一であっても異なってい
    てもよい。R2 は、アルキル基、置換アルキル基、アリ
    ール基、置換アリール基より選ばれる。m=2〜6、n
    =1〜1,000)で表わされるアルコールへのアルキ
    レンオキシド付加物残渣及びカルボン酸へのアルキレン
    オキシド付加物残渣より成る群れから選ばれた化合物で
    封鎖された、末端基を除く数平均分子量が10,000
    〜500,000であるオキシメチレン重合体 (B)一般式 【化2】 (R3 、R3 ′は、水素、アルキル基、置換アルキル
    基、アリール基、置換アリール基、エーテル基より選ば
    れ、各々同一であってもよく異なっていてもよい。k=
    10〜500)で表わされる少なくとも1種のオレフィ
    ン単位から構成されるオレフィン化合物から成ることを
    特徴とする摺動性オキシメチレン重合体組成物。
  2. 【請求項2】 ポリオキシメチレンと、請求項1に記載
    のオキシメチレン重合体組成物とから成る摺動性ポリオ
    キシメチレン組成物。
JP3330842A 1991-04-22 1991-12-13 摺動性オキシメチレン重合体組成物 Expired - Lifetime JP2592737B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9070691 1991-04-22
JP3-90706 1991-04-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH059363A true JPH059363A (ja) 1993-01-19
JP2592737B2 JP2592737B2 (ja) 1997-03-19

Family

ID=14005973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3330842A Expired - Lifetime JP2592737B2 (ja) 1991-04-22 1991-12-13 摺動性オキシメチレン重合体組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2592737B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000056814A1 (fr) * 1999-03-24 2000-09-28 Solvay (Societe Anonyme) Procede de preparation d'une composition biocompatible, composition comprenant une polyolefine et un copolymere a blocs et articles realises a partir de ce procede ou de cette composition
US6194515B1 (en) 1997-10-10 2001-02-27 E. I. Du Pont De Nemours And Company Polyacetal composition with improved toughness
SG87906A1 (en) * 1999-10-25 2002-04-16 Asahi Chemical Ind Modified oxymethylene polymers

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915332A (ja) * 1982-07-16 1984-01-26 Nec Corp 出力回路
JPS62253650A (ja) * 1986-04-28 1987-11-05 Sutaaraito Kogyo Kk 摺動部材組成物
JPH0379618A (ja) * 1989-08-23 1991-04-04 Asahi Chem Ind Co Ltd ポリアセタール樹脂組成物

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915332A (ja) * 1982-07-16 1984-01-26 Nec Corp 出力回路
JPS62253650A (ja) * 1986-04-28 1987-11-05 Sutaaraito Kogyo Kk 摺動部材組成物
JPH0379618A (ja) * 1989-08-23 1991-04-04 Asahi Chem Ind Co Ltd ポリアセタール樹脂組成物

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6194515B1 (en) 1997-10-10 2001-02-27 E. I. Du Pont De Nemours And Company Polyacetal composition with improved toughness
WO2000056814A1 (fr) * 1999-03-24 2000-09-28 Solvay (Societe Anonyme) Procede de preparation d'une composition biocompatible, composition comprenant une polyolefine et un copolymere a blocs et articles realises a partir de ce procede ou de cette composition
BE1012567A3 (fr) * 1999-03-24 2000-12-05 Solvay Procede de preparation d'une composition biocompatible, composition comprenant une polyolefine et un copolymere a blocs et articles realises a partir de ce procede ou de cette composition.
SG87906A1 (en) * 1999-10-25 2002-04-16 Asahi Chemical Ind Modified oxymethylene polymers
NL1016477C2 (nl) * 1999-10-25 2002-11-05 Asahi Chemical Ind Gemodificeerd oxymethyleenpolymeer.
US6506838B1 (en) 1999-10-25 2003-01-14 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Modified oxymethylene polymers

Also Published As

Publication number Publication date
JP2592737B2 (ja) 1997-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4377667A (en) Polyacetal and process of producing same
JP3110788B2 (ja) 潤滑特性に優れたポリアセタールブロック共重合体及びその製法
EP1508592A1 (en) Polyacetal resin composition
JP2592737B2 (ja) 摺動性オキシメチレン重合体組成物
JP4248741B2 (ja) 変性オキシメチレン重合体
CN1153813C (zh) 聚缩醛树脂组合物
JP2592736B2 (ja) 高摺動性オキシメチレン重合体組成物
Jarvis Polyacetals
EP0427874B1 (en) Polyacetal copolymer and composition thereof
JPH0224307B2 (ja)
JPH0662832B2 (ja) ポリアセタール樹脂組成物
KR920001655B1 (ko) 고윤활성 폴리 아세탈 조성물
JP3040841B2 (ja) 高潤滑性オキシメチレン重合体組成物
JP2620612B2 (ja) 摺動性オキシメチレン重合体組成物
US6506838B1 (en) Modified oxymethylene polymers
JP2002234924A (ja) ポリアセタール共重合体及びその組成物
JP2023043157A (ja) オキシメチレン樹脂組成物
JPS58174412A (ja) 新規アセタ−ル重合体及びその製法
WO1997040099A1 (en) Polyoxymethylene resin composition
JP3114463B2 (ja) ポリオキシメチレン組成物
JPH07286024A (ja) 変性ポリオキシメチレン共重合体、その製造法及びこれを含有する組成物
JP2772702B2 (ja) 新規なポリアセタールブロック共重合体及びその製法
JP3957893B2 (ja) 摺動部品
JPS5915332B2 (ja) ポリアセタ−ル重合体
JP3093139B2 (ja) 変性ポリオキシメチレン共重合体、その製造法及びそれを含有する組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19961001

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219

Year of fee payment: 13

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219

Year of fee payment: 13

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term