JPH059372A - 芳香族ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 - Google Patents
芳香族ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物Info
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- JPH059372A JPH059372A JP18588191A JP18588191A JPH059372A JP H059372 A JPH059372 A JP H059372A JP 18588191 A JP18588191 A JP 18588191A JP 18588191 A JP18588191 A JP 18588191A JP H059372 A JPH059372 A JP H059372A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 芳香族ポリカ−ボネ−ト樹脂に、新規なハロ
ゲン化ポリカ−ボネ−トを配合して、透明で屈折率の高
いレンズ用途に適したポリカ−ボネ−ト樹脂組成物を提
供する。 【構成】 下記式(1)の構造を有するハロゲン化二価
フェノ−ル[例、ビス(3−ブロモ−5−フェニル−4
−ヒドロキシフェニルスルホン]のカ−ボネ−トユニッ
トからなる新規なハロゲン化ポリカ−ボネ−トを20〜
80重量%配合したポリカ−ボネ−ト樹脂組成物。 (式中Zは単結合、アルキリデン基、シクロアルキリデ
ン基、フェニル基置換アルキリデン基、スルホン基、ス
ルフィド基又はオキシド基であり、Xはハロゲン原子で
ある。)
ゲン化ポリカ−ボネ−トを配合して、透明で屈折率の高
いレンズ用途に適したポリカ−ボネ−ト樹脂組成物を提
供する。 【構成】 下記式(1)の構造を有するハロゲン化二価
フェノ−ル[例、ビス(3−ブロモ−5−フェニル−4
−ヒドロキシフェニルスルホン]のカ−ボネ−トユニッ
トからなる新規なハロゲン化ポリカ−ボネ−トを20〜
80重量%配合したポリカ−ボネ−ト樹脂組成物。 (式中Zは単結合、アルキリデン基、シクロアルキリデ
ン基、フェニル基置換アルキリデン基、スルホン基、ス
ルフィド基又はオキシド基であり、Xはハロゲン原子で
ある。)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は透明性と高い屈折率を有
し、光学用途特にレンズ用途に適した樹脂組成物に関す
る。
し、光学用途特にレンズ用途に適した樹脂組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、代表的なポリカ−ボネ−トとして
は2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
[通称ビスフェノ−ルA]にホスゲンやジフェニルカ−
ボネ−トを反応させて得られるものが知られており、透
明性、耐熱性及び機械的特性に優れ、更に寸法精度が良
い等の優れた性質を有するために、エンジニアリングプ
ラスチックとして幅広く用いられている。
は2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
[通称ビスフェノ−ルA]にホスゲンやジフェニルカ−
ボネ−トを反応させて得られるものが知られており、透
明性、耐熱性及び機械的特性に優れ、更に寸法精度が良
い等の優れた性質を有するために、エンジニアリングプ
ラスチックとして幅広く用いられている。
【0003】ポリカ−ボネ−トは、光学材料としても、
透明性が優れているうえにガラスに比べて軽く、耐衝撃
性に優れ、大量生産が容易である等の点から近年その需
要が増大しており、光学材料特にレンズ用途では軽量薄
肉化の要求が強く、屈折率の大なるものが望まれてい
る。
透明性が優れているうえにガラスに比べて軽く、耐衝撃
性に優れ、大量生産が容易である等の点から近年その需
要が増大しており、光学材料特にレンズ用途では軽量薄
肉化の要求が強く、屈折率の大なるものが望まれてい
る。
【0004】ポリカ−ボネ−トの屈折率を改良する方法
としては、従来よりフェニル基、イオウ原子、ハロゲン
原子等を分子構造中に導入する方法が知られているが、
更に優れた性能を有する新しい素材の開発が望まれてい
る。
としては、従来よりフェニル基、イオウ原子、ハロゲン
原子等を分子構造中に導入する方法が知られているが、
更に優れた性能を有する新しい素材の開発が望まれてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、レン
ズ用途に適した透明性と高い屈折率を有するポリカ−ボ
ネ−ト樹脂組成物を提供することにある。
ズ用途に適した透明性と高い屈折率を有するポリカ−ボ
ネ−ト樹脂組成物を提供することにある。
【0006】本発明者は、上記目的を達成せんとして、
新規なハロゲン化ポリカ−ボネ−ト系重合体について鋭
意研究を重ねた結果、特定の構造を有する二価フェノ−
ルとカ−ボネ−ト前駆物質とを反応させて得られる透明
性の優れた新規なハロゲン化ポリカ−ボネ−トが、他の
芳香族ポリカ−ボネ−ト樹脂に配合することによって透
明性と高い屈折率を与えることができることを究明し
た。本発明はこの知見に基づき完成したものである。
新規なハロゲン化ポリカ−ボネ−ト系重合体について鋭
意研究を重ねた結果、特定の構造を有する二価フェノ−
ルとカ−ボネ−ト前駆物質とを反応させて得られる透明
性の優れた新規なハロゲン化ポリカ−ボネ−トが、他の
芳香族ポリカ−ボネ−ト樹脂に配合することによって透
明性と高い屈折率を与えることができることを究明し
た。本発明はこの知見に基づき完成したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記一般式
(1)
(1)
【0008】
【化2】 [式中Zは単結合、アルキリデン基、シクロアルキリデ
ン基、フェニル基置換アルキリデン基、スルホン基、ス
ルフィド基又はオキシド基であり、Xはハロゲン原子で
ある]で表される繰り返し単位を主とするハロゲン化ポ
リカ−ボネ−トに係るものである。
ン基、フェニル基置換アルキリデン基、スルホン基、ス
ルフィド基又はオキシド基であり、Xはハロゲン原子で
ある]で表される繰り返し単位を主とするハロゲン化ポ
リカ−ボネ−トに係るものである。
【0009】前記一般式(1)で表される繰り返し単位
を構成する二価フェノ−ル類としては具体的には3,
3′−ジブロモ−5,5′−ジフェニル−1,1′−ビ
フェニル−4,4′−ジオ−ル、ビス(3−ブロモ−5
−フェニル−4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1
−ビス(3−ブロモ−5−フェニル−4−ヒドロキシフ
ェニル)エタン、2,2−ビス(3−ブロモ−5−フェ
ニル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビ
ス(3−ブロモ−5−フェニル−4−ヒドロキシフェニ
ル)ブタン、1,1−ビス(3−ブロモ−5−フェニル
−4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、ビス(3
−ブロモ−5−フェニル−4−ヒドロキシフェニル)ス
ルホン、ビス(3−ブロモ−5−フェニル−4−ヒドロ
キシフェニル)スルフィド、ビス(3−ブロモ−5−フ
ェニル−4−ヒドロキシフェニル)オキシド等があげら
れる。なかでもビス(3−ブロモ−5−フェニル−4−
ヒドロキシフェニル)スルホンが特に好ましい。また上
記二価フェノ−ルを主成分とし、これに20モル%まで
は他の二価フェノ−ル類を併用しても良い。
を構成する二価フェノ−ル類としては具体的には3,
3′−ジブロモ−5,5′−ジフェニル−1,1′−ビ
フェニル−4,4′−ジオ−ル、ビス(3−ブロモ−5
−フェニル−4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1
−ビス(3−ブロモ−5−フェニル−4−ヒドロキシフ
ェニル)エタン、2,2−ビス(3−ブロモ−5−フェ
ニル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビ
ス(3−ブロモ−5−フェニル−4−ヒドロキシフェニ
ル)ブタン、1,1−ビス(3−ブロモ−5−フェニル
−4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、ビス(3
−ブロモ−5−フェニル−4−ヒドロキシフェニル)ス
ルホン、ビス(3−ブロモ−5−フェニル−4−ヒドロ
キシフェニル)スルフィド、ビス(3−ブロモ−5−フ
ェニル−4−ヒドロキシフェニル)オキシド等があげら
れる。なかでもビス(3−ブロモ−5−フェニル−4−
ヒドロキシフェニル)スルホンが特に好ましい。また上
記二価フェノ−ルを主成分とし、これに20モル%まで
は他の二価フェノ−ル類を併用しても良い。
【0010】本発明のハロゲン化ポリカ−ボネ−トの製
造方法としては、通常のビスフェノ−ルAのポリカ−ボ
ネ−トを製造する際に用いる方法、例えば二価フェノ−
ルとホスゲンとの反応、又は二価フェノ−ルとビスアリ
−ルカ−ボネ−トとのエステル交換反応を用いることが
できる。
造方法としては、通常のビスフェノ−ルAのポリカ−ボ
ネ−トを製造する際に用いる方法、例えば二価フェノ−
ルとホスゲンとの反応、又は二価フェノ−ルとビスアリ
−ルカ−ボネ−トとのエステル交換反応を用いることが
できる。
【0011】二価フェノ−ルとホスゲンとの反応を採用
するときは通常、酸結合剤、溶媒及び触媒の存在下に反
応を行う。酸結合剤としては、例えばピリジン、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物
等があげられる。溶媒としては例えば塩化メチレン、ク
ロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素があげられる。反
応促進のための触媒としては、例えば第三級アミン、第
四級アンモニウム塩等を用いることができる。また、必
要に応じて分子量調節剤を使用することができ、分子量
調節剤としては、例えばフェノ−ル、p-tert−ブチルフ
ェノ−ル等の末端停止剤を用いることが望ましい。反応
条件としては通常、温度は0〜40℃、時間は数分〜5
時間であり、また反応中のpHは10以上に保つのが好ま
しい。
するときは通常、酸結合剤、溶媒及び触媒の存在下に反
応を行う。酸結合剤としては、例えばピリジン、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物
等があげられる。溶媒としては例えば塩化メチレン、ク
ロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素があげられる。反
応促進のための触媒としては、例えば第三級アミン、第
四級アンモニウム塩等を用いることができる。また、必
要に応じて分子量調節剤を使用することができ、分子量
調節剤としては、例えばフェノ−ル、p-tert−ブチルフ
ェノ−ル等の末端停止剤を用いることが望ましい。反応
条件としては通常、温度は0〜40℃、時間は数分〜5
時間であり、また反応中のpHは10以上に保つのが好ま
しい。
【0012】エステル交換法では、不活性ガス存在下に
二価フェノ−ルとビスアリ−ルカ−ボネ−トを混合し、
減圧下に通常120〜350℃の高温で反応させる。減
圧度は段階的に変化させ最終的には1mmHg以下し、生成
したフェノ−ル類を系外に留去させる。反応時間は通常
1〜4時間程度である。また必要に応じて分子量調節剤
や酸化防止剤を加えても良い。
二価フェノ−ルとビスアリ−ルカ−ボネ−トを混合し、
減圧下に通常120〜350℃の高温で反応させる。減
圧度は段階的に変化させ最終的には1mmHg以下し、生成
したフェノ−ル類を系外に留去させる。反応時間は通常
1〜4時間程度である。また必要に応じて分子量調節剤
や酸化防止剤を加えても良い。
【0013】かくして得られるハロゲン化ポリカ−ボネ
−トは前記一般式(1)で表される繰り返し単位を有す
る新規なポリカ−ボネ−トであり、塩化メチレンを溶媒
とする0.7 g/100ml濃度の溶液の比粘度が0.2
0以下、好ましくは0.015〜0.15のものであ
る。比粘度が0.20を超えるものはポリカ−ボネ−ト
樹脂にブレンドした場合、流動性が悪くなり好ましくな
い。
−トは前記一般式(1)で表される繰り返し単位を有す
る新規なポリカ−ボネ−トであり、塩化メチレンを溶媒
とする0.7 g/100ml濃度の溶液の比粘度が0.2
0以下、好ましくは0.015〜0.15のものであ
る。比粘度が0.20を超えるものはポリカ−ボネ−ト
樹脂にブレンドした場合、流動性が悪くなり好ましくな
い。
【0014】上記ハロゲン化ポリカ−ボネ−トを配合す
る芳香族ポリカ−ボネ−ト樹脂としては、通常ビスフェ
ノ−ルAから得られる芳香族ポリカ−ボネ−ト樹脂が使
用されるが、特にこれに限定されるものではない。例え
ば1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,
1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエ
タン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロ
ヘキサン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブ
タン、2,2−ビス(3−フェニル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン、2,2−ビス(3,5−ジブロモ−
4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)スルフィド、ビス(3−メチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)スルフィド、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)スルフォン、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)オキシド等から得られる芳香族ホモ或いはコポリカ
−ボネ−トがあげられる。これらは単独又は混合して使
用してもさしつかえない。
る芳香族ポリカ−ボネ−ト樹脂としては、通常ビスフェ
ノ−ルAから得られる芳香族ポリカ−ボネ−ト樹脂が使
用されるが、特にこれに限定されるものではない。例え
ば1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,
1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエ
タン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロ
ヘキサン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブ
タン、2,2−ビス(3−フェニル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン、2,2−ビス(3,5−ジブロモ−
4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)スルフィド、ビス(3−メチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)スルフィド、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)スルフォン、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)オキシド等から得られる芳香族ホモ或いはコポリカ
−ボネ−トがあげられる。これらは単独又は混合して使
用してもさしつかえない。
【0015】本発明樹脂組成物において、ハロゲン化ポ
リカ−ボネ−トの配合量は、ポリカ−ボネ−ト樹脂組成
物全量の20〜80重量%,好ましくは25〜60重量
%の範囲で選択される。この配合量が80重量%を超え
ると、物性の劣化が大きくなり、20重量%未満では、
屈折率の改善が不十分になる。また本発明のポリカ−ボ
ネ−ト樹脂組成物は優れた難燃性能も併せ持っている。
リカ−ボネ−トの配合量は、ポリカ−ボネ−ト樹脂組成
物全量の20〜80重量%,好ましくは25〜60重量
%の範囲で選択される。この配合量が80重量%を超え
ると、物性の劣化が大きくなり、20重量%未満では、
屈折率の改善が不十分になる。また本発明のポリカ−ボ
ネ−ト樹脂組成物は優れた難燃性能も併せ持っている。
【0016】本発明の樹脂組成物を調製する方法には、
特に限定する必要はなく、任意の方法が採用され、例え
ばス−パ−ミキサ−、タンブラ−、ナウターミキサ−等
で混合し、次いでベント式押出機等で溶融ペレット化す
る方法が適用される。またこれらの組成物には必要に応
じて熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、着色剤、帯電防
止剤、滑剤、離型剤等の添加剤を加えることもできる。
特に限定する必要はなく、任意の方法が採用され、例え
ばス−パ−ミキサ−、タンブラ−、ナウターミキサ−等
で混合し、次いでベント式押出機等で溶融ペレット化す
る方法が適用される。またこれらの組成物には必要に応
じて熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、着色剤、帯電防
止剤、滑剤、離型剤等の添加剤を加えることもできる。
【0017】
【実施例】以下に実施例をあげて更に詳しく説明する。
なお実施例中の部は重量部であり、%は重量%である。
なお実施例中の部は重量部であり、%は重量%である。
【0018】
【合成例】[ビス(3−ブロモ−5−フェニル−4−ヒ
ドロキシフェニル)スルホンの合成] メタノ−ル791部にビス(3−フェニル−4−ヒドロ
キシフェニル)スルホン[三光化学(株)製]402部
を溶解し、アイスバスにて10〜15℃に冷却しながら
撹拌下に328部のBr2 を滴下する。滴下終了後60
〜70℃に昇温し、約30分間撹拌を続けてBrの黄色
が消えた後内容物を冷却し、濾過し、メタノ−ル洗浄
し、乾燥して白色のパウダ−532部(収率95%)を
得た。このものはBr含量28.3%であり、プロトン
NMR分析からビス(3−ブロモ−5−フェニル−4−
ヒドロキシフェニル)スルホンであることが確認され
た。
ドロキシフェニル)スルホンの合成] メタノ−ル791部にビス(3−フェニル−4−ヒドロ
キシフェニル)スルホン[三光化学(株)製]402部
を溶解し、アイスバスにて10〜15℃に冷却しながら
撹拌下に328部のBr2 を滴下する。滴下終了後60
〜70℃に昇温し、約30分間撹拌を続けてBrの黄色
が消えた後内容物を冷却し、濾過し、メタノ−ル洗浄
し、乾燥して白色のパウダ−532部(収率95%)を
得た。このものはBr含量28.3%であり、プロトン
NMR分析からビス(3−ブロモ−5−フェニル−4−
ヒドロキシフェニル)スルホンであることが確認され
た。
【0019】[ハロゲン化ポリカ−ボネ−トの合成]攪
拌機、温度計、還流冷却器を設けた反応機に48.5%
苛性ソ−ダ水溶液150部、水250部及びハイドロサ
ルファイト0.2部を添加し、上記合成例で得たビス
(3−ブロモ−5−フェニル−4−ヒドロキシフェニ
ル)スルホン112部を溶解した。次いで、塩化メチレ
ン252部とp-tert−ブチルフェノ−ル0.75部及び
トリエチルアミン0.096部を加え、攪拌下液温を1
5〜20℃に維持しながらホスゲン67部を約60分を
要して吹込み反応させた。その後反応系に48.5%苛
性ソ−ダ水溶液10部及びトリエチルアミン0.1部を
追加し、液温を28〜33℃に上昇させ、更に60分撹
拌して反応を終了した。反応終了後、塩化メチレン相を
分離し、塩酸酸性とした後水相の導電率がイオン交換水
と同等となるまで水洗した。その後塩化メチレン相を分
離し、塩化メチレンを留去して白色のパウダ−102部
(収率97.7%)を得た。
拌機、温度計、還流冷却器を設けた反応機に48.5%
苛性ソ−ダ水溶液150部、水250部及びハイドロサ
ルファイト0.2部を添加し、上記合成例で得たビス
(3−ブロモ−5−フェニル−4−ヒドロキシフェニ
ル)スルホン112部を溶解した。次いで、塩化メチレ
ン252部とp-tert−ブチルフェノ−ル0.75部及び
トリエチルアミン0.096部を加え、攪拌下液温を1
5〜20℃に維持しながらホスゲン67部を約60分を
要して吹込み反応させた。その後反応系に48.5%苛
性ソ−ダ水溶液10部及びトリエチルアミン0.1部を
追加し、液温を28〜33℃に上昇させ、更に60分撹
拌して反応を終了した。反応終了後、塩化メチレン相を
分離し、塩酸酸性とした後水相の導電率がイオン交換水
と同等となるまで水洗した。その後塩化メチレン相を分
離し、塩化メチレンを留去して白色のパウダ−102部
(収率97.7%)を得た。
【0020】このものの塩化メチレンを溶媒とする0.
7 g/100ml濃度の溶液の20℃における比粘度は
0.038であり、赤外線吸収スペクトルは1780cm
-1にカ−ボネ−トのカルボニル基による吸収が、120
0cm-1付近にエ−テル結合による吸収がみられ、カ−ボ
ネ−ト結合を有することが認められた。このものの蛍光
X線によるBr分析値は23.3%であった。
7 g/100ml濃度の溶液の20℃における比粘度は
0.038であり、赤外線吸収スペクトルは1780cm
-1にカ−ボネ−トのカルボニル基による吸収が、120
0cm-1付近にエ−テル結合による吸収がみられ、カ−ボ
ネ−ト結合を有することが認められた。このものの蛍光
X線によるBr分析値は23.3%であった。
【0021】
【実施例1〜5及び比較例1,2】合成例で得たハロゲ
ン化ポリカ−ボネ−トを表1に示した組成でタンブラ−
により芳香族ポリカ−ボネ−ト樹脂と混合し、ベント式
押出機により押出してペレット化した。次いで径40m
m、厚み2mmの円盤に射出成形した。屈折率の測定はア
ッベの屈折計を用いた。全光線透過率は厚み2mmの円盤
を用いて日本電色工業(株)製シグマ80ヘイズメ−タ
により測定した。難燃性の評価は厚み1.6mmのUL−
94試験片を成形し評価した。結果を表1に示した。
ン化ポリカ−ボネ−トを表1に示した組成でタンブラ−
により芳香族ポリカ−ボネ−ト樹脂と混合し、ベント式
押出機により押出してペレット化した。次いで径40m
m、厚み2mmの円盤に射出成形した。屈折率の測定はア
ッベの屈折計を用いた。全光線透過率は厚み2mmの円盤
を用いて日本電色工業(株)製シグマ80ヘイズメ−タ
により測定した。難燃性の評価は厚み1.6mmのUL−
94試験片を成形し評価した。結果を表1に示した。
【0022】なお、表中のPC1、PC2及びHPCは
次のポリマーを示す。PC1は帝人化成(株) 製のビス
フェノ−ル−Aとホスゲンから合成された粘度平均分子
量25000のポリカ−ボネ−トL−1250、PC2
は比粘度0.22の1,1−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)−1−フェニルエタンからのポリカ−ボネ−ト、
HPCは上記合成例で得たハロゲン化ポリカ−ボネ−ト
である。
次のポリマーを示す。PC1は帝人化成(株) 製のビス
フェノ−ル−Aとホスゲンから合成された粘度平均分子
量25000のポリカ−ボネ−トL−1250、PC2
は比粘度0.22の1,1−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)−1−フェニルエタンからのポリカ−ボネ−ト、
HPCは上記合成例で得たハロゲン化ポリカ−ボネ−ト
である。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】本発明の、新規なハロゲン化ポリカ−ボ
ネ−トを配合したポリカ−ボネ−ト樹脂組成物は、高い
屈折率と透明性を示し、光学レンズ用途に好適に利用で
き、その奏する効果は格別なものである。
ネ−トを配合したポリカ−ボネ−ト樹脂組成物は、高い
屈折率と透明性を示し、光学レンズ用途に好適に利用で
き、その奏する効果は格別なものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 (式中Zは単結合、アルキリデン基、シクロアルキリデ
ン基、フェニル基置換アルキリデン基、スルホン基、ス
ルフィド基又はオキシド基であり、Xはハロゲン原子で
ある。)で表される繰り返し単位を主とするハロゲン化
ポリカ−ボネ−トを、芳香族ポリカ−ボネ−ト樹脂に2
0〜80重量%配合してなる芳香族ポリカ−ボネ−ト樹
脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18588191A JPH059372A (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 芳香族ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18588191A JPH059372A (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 芳香族ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059372A true JPH059372A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16178514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18588191A Pending JPH059372A (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 芳香族ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH059372A (ja) |
-
1991
- 1991-07-01 JP JP18588191A patent/JPH059372A/ja active Pending
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