JPH0593974A - フイルム濃度計 - Google Patents
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Abstract
高精度で低コストのフィルム濃度計を提供することであ
る。 【構成】 入力するアナログ透過率信号を増幅して透過
率基線信号を与えるアナログ増幅器と、複数の領域の一
つの中にあるアナログ透過率信号の大きさを特徴付ける
ディジタル透過率領域信号を与える領域検知回路と、透
過率信号の大きさの関数として上記増幅器の利得を制御
する利得制御回路と、増幅された透過率基線信号をディ
ジタル透過率基線値に変換するために上記アナログ増幅
器に接続されたA/D変換器17と、透過率基線値およ
び透過率領域信号の対数関数としてディジタル濃度値信
号を発生するために、上記A/D変換器17および領域
検知回路に接続されたディジタル処理回路15とを含
む。
Description
像処理システムに関するものである。より詳しくは、本
発明は、フィルム上の映像の濃度(明るさもしくは暗さ
の度合い)の情報を表示するための濃度計に関するもの
である。
て広く使用されている。この種の映像化システムは、コ
ンピュータトモグラフィ(CT)、磁気共鳴(MR)も
しくは映像データを発生するほかのタイプのスキャナ
と、写真フィルム上に映像を露光するためにデータに対
応する信号を発生する映像化装置とを含む。フィルムは
映像のハードコピーを作るためにフィルム現像器内で連
続して現像される。
暗さとの間で変化する領域からなる。医療従事者が正確
な診断を下すためには、明るさと暗さの領域はスキャナ
により発生された映像データを正確に表していなければ
ならない。この目的を達成するため、フィルムの種々の
部分の濃度、もしくは明るさや暗さの程度を決定する濃
度計が典型的に使用される。計測されたフィルムの濃度
を表す情報は、連続的に映像化されて現像されるフィル
ムの濃度を最適化するために、映像化装置および/また
はフィルム処理装置により使用される。
度(D)は、透過率(T)の逆数の常用対数として定義
される(すなわち、D=log10(T-1))。透過率は
上記フィルムを透過するフィルムの一側に当たる入射光
の一部として定義される。周知の濃度計は、典型的に、
上記フィルムの選択された領域に光を入射させるための
光源付きの光照射用のサブシステムを含む。フォトダイ
オードのような光感知素子を含む光検知サブシステムが
上記フィルムの他側に配置され、上記フィルムを透過し
た光を検知する。光検知サブシステムに結合された回路
は透過率を決定し、上記した式に従ってフィルム濃度を
表す信号を発生する。大きな領域にわたる信号を検知し
て増幅しなければならないので、上記濃度計は、典型的
に、対数増幅器を含んでいる。たとえば、光検知素子に
到達する光の強さは、0.0の濃度に対応する光の強さ
から、3.3の濃度に対して2000のファクタも低下
する。あいにく、対数増幅器は相対的にコストが高く、
しかもモノリシックのものは入手できない。
homas et al)に係る米国特許4,424,
589号において議論され、かつ開示されている。本発
明の「産業上の利用分野」および「本発明の背景」の節
において、従来のシステムは、アナログ法による対数変
換またはA/D変換器と対数値を記憶しているメモリの
ルックアップテーブルとを使用するディジタル法のうち
のいずれかを使用していることが注意される。上記発明
において開示されているスキャナシステムは、関連する
3組のA/D変換器を含むとともに、アナログ信号領域
の値を対応するディジタルの濃度値に変換する。アナロ
グ信号領域の値は、3つの振幅バンドに分割される。上
記変換器の各組およびメモリ装置は、変換器の無駄な分
解度を低減するとともに高い濃度レベルにおけるメモリ
を削減するために、一つのバンド内の信号で動作する。
ger et al)に係る米国特許4,700,05
8号は、フィルム濃度の制御を与えるために帰還制御技
術を用いた映像システムを開示している。第1の帰還ル
ープは、フィルム書込み装置からの光の強さをモニタし
て、所望のレベルに上記書込み装置の光出力を維持する
ために可変利得増幅器に帰還信号を与える。第2の帰還
制御ループは、露光および現像されたフィルムの濃度を
モニタし、可変利得増幅器に帰還信号を与える。増幅器
の利得を変化させることにより、映像データ信号は、所
望のフィルム濃度からのいかなる偏差も修正するように
調整される。上記システムはまた、電圧レベルの関数と
して設定しているフィルム参照濃度のルックアップテー
ブルを記憶するためのディジタルメモリを含む。
第4,757,334号は、濃度修正システムを有する
フィルム映像および処理システムを開示している。そし
て、フィルムが現像された後、較正ストリップの濃度が
濃度計によりモニタされる。現像された較正ストリップ
のフィルム濃度は、なんらかの変化を決定するために予
め決められた標準値と比較される。それに応じて、修正
信号がフィルムの引き続いて露光されるシートの濃度を
調整するためにスキャナに印加される。
ための改良された濃度計が絶えず要望されていることは
明らかである。濃度計は、フィルム濃度を表す信号を速
く、しかも正確に発生しなければならない。商業的に成
り立つためには、濃度計はまた相対的に費用のかからな
い電子部品を用いて構成できなければならない。
領域にわたる透過率信号の関数としてディジタルの濃度
値を与える高精度でしかも安価なフィルム濃度計であ
る。上記濃度計は領域検知回路を含み、この領域検知回
路は、上記入力端子に接続されて複数の領域の一つにあ
る透過率信号の大きさを特徴付けるディジタル透過率領
域信号を与える。アナログ増幅器が上記入力端子に接続
されるとともに、増幅された透過率基線信号を与える。
上記増幅器の利得は、上記透過率信号の大きさの関数と
して、利得制御回路により制御される。上記増幅器によ
り発生された増幅された透過率基線信号は、A/D変換
器によりディジタル透過率基線値に変換される。上記変
換器および領域検知回路に結合されたディジタル処理回
路は、上記透過率基線値と透過率領域信号の対数関数と
して、ディジタル濃度値を発生する。
透過率信号の大きさの10領域のマイナス1のファク
タ、10領域のマイナス2のファクタおよび10領域の
マイナス3のファクタを表す領域参照値と上記透過率信
号を比較するための比較器を含む。上記利得制御回路
は、上記透過率信号の大きさが10領域のマイナス1の
ファクタ内にあるときには利得1を、上記透過率信号の
大きさが10領域のマイナス2のファクタ内にあるとき
には利得10を、そして上記透過率信号の大きさが10
領域のマイナス3のファクタ内にあるときには利得10
0を、上記アナログ増幅器に持たせるための回路を含
む。
回路は、基線メモリ、領域メモリおよび処理装置を含
む。透過率基線信号値と対応する濃度基線値との間の対
数関係を特徴付けているデータは、基線メモリにストア
される。透過率領域信号と領域利得値との間の関係を特
徴付けるデータは、領域メモリにストアされる。上記処
理装置は、関連する濃度の基線値と濃度の領域値を決定
するために、透過率の基線値と領域信号との関数として
上記基線メモリおよび領域メモリにアクセスし、アクセ
スされた濃度基線値と濃度領域値との和の関数としてデ
ィジタル濃度値を発生する。
フィルム濃度計10が図1に一般的に図示されている。
図示のように、濃度計10は放射もしくは光照射サブシ
ステム12、光検知サブシステム16およびマイクロプ
ロセッサ15を含む。光照射サブシステム12は、フィ
ルム14の予め決められた部分に、既知の大きさもしく
は強さの光を発生させて照射する。光検知サブシステム
16は、フィルム14を透過した入射光を検知して、と
もにフィルムの透過率(T)(透過する入射光の割合)
を特徴付ける、増幅された透過率基線信号および透過率
領域信号を発生する。フィルム濃度(D)は、透過率の
逆数の常用対数として定義され(すなわち、D=log
10(T-1))、フィルム14の映像の明るさもしくは暗
さの程度の指標である。マイクロプロセッサ15は、透
過率基線信号および透過率領域信号の関数として、フィ
ルム濃度を表すディジタル濃度値信号を発生する。
2は、発光ダイオード(LED)アッセンブリ20、フ
ォトダイオード22および発光安定化回路24を含んで
いる。LEDアッセンブリ20は、円筒28内に組み込
まれた赤色のLED26を含む。一つの実施例ではp.
i.nフォトダイオードである、フォトダイオード22
は、LEDアッセンブリ20により発射される光の強さ
をモニタするために円筒28の側壁を貫通する開口30
aに隣接して配置される。
定で安定した光強度出力を発生させるために、閉じた帰
還ループ内で、フォトダイオード22から受けられた信
号を利用している。それにより、安定化された光強度の
制御がLED26とフィルム14との間の光路内に光学
部品を配置する必要なしに達成される。光照射サブシス
テム12およびそのLED26は、発光安定化回路24
により受けられる信号に応答して、マイクロプロセッサ
15によりターンオンおよびオフされる。
ロセッサ15への電気接続、フォトダイオード22およ
びLED26が図2により詳しく図示されている。図示
のように、発光安定化回路24はポテンシオメータ3
0,演算増幅器32,インバータ34、トランジスタ3
6、抵抗38,42,44および46,およびキャパシ
タ48を含む。これらの回路要素は、アース端子50と
プラスの電源電位Vsとの間に電気的に相互に接続され
る。帰還用のキャパシタ48は、交流的な安定化を与え
る。インバータ34の入力にて受けられたマイクロプロ
セッサ15からの論理LO信号は、光照射サブシステム
12を動作禁止にする。インバータ34の入力における
論理HI信号は、駆動電流を流してLED26から光を
照射させる。LED26に供給される駆動電流の大き
さ、したがってLEDにより生じる光ビームの強さは、
増幅器32によりトランジスタ36のベースに印加され
るバイアス信号に応答して、トランジスタ36により制
御される。増幅器32は、フォトダイオード22のアノ
ードおよびLED26のカソードからの帰還信号を受け
るために接続された反転(−)入力端子を有し、それに
より、上記LED26により発生された光ビームの強度
を制御する。LED26の静止出力レベルはポテンシオ
メータ30により制御される。図1に戻ると、光検知サ
ブシステム16はp.i.n.フォトダイオード52お
よび検知回路54を含んでいることを示している。
透過した光を受けるように配置される。それにより、フ
ォトダイオード52は、受けた光の大きさを表す電流
(すなわち、透過率信号)を発生する。フォトダイオー
ド電流の大きさを表す透過率基線信号、および数個の領
域の一つにあるフォトダイオード電流の大きさを特徴付
ける透過率領域信号が、フォトダイオード電流の関数と
して、検知回路54により発生される。検知回路54に
より発生された透過率基線信号は、マイクロプロセッサ
15に印加される前に、アナログ/ディジタル(A/
D)変換器17によりディジタル化される。図1に図示
された実施例において、検知回路54は、マイクロプロ
セッサ15に直接印加されるディジタル透過率領域信号
を発生する。
2、A/D変換器17およびマイクロプロセッサ15へ
の相互接続は、図3により詳しく図示されている。図示
のように、検知回路54は、トランスインピーダンス
(電流から電圧への)増幅器56,増幅器58,領域検
知回路60および利得制御回路62aを含む。トランス
インピーダンス増幅器56は、フォトダイオード52か
らの電流信号を受けるために接続され、演算増幅器6
7,抵抗61,62,および63、およびキャパシタ6
4および65を含む。増幅器67の反転(−)入力端子
は、フォトダイオード52を通してアース端子50に接
続される一方、非反転(+)入力端子は、上記アース端
子に直接接続される。抵抗61とキャパシタ64とは、
増幅器67の出力端子と反転入力端子との間に並列接続
される。増幅器67の出力端子は、抵抗62と抵抗63
およびキャパシタ65の並列接続回路との直列接続を通
してアース端子50に接続される。トランスインピーダ
ンス増幅器56は、フォトダイオード52により発生さ
れる電流信号を、それに比例する大きさの電圧信号に変
換する。
回路60は、第1の領域比較器66および第2の領域比
較器68を含む。比較器66および68は、透過率信号
の大きさの10個の領域の数個の隣接するファクタを表
す参照電圧と電圧透過率信号と比較して、透過率信号が
存在する領域を示す領域信号RAおよびRBを与える。領
域比較器66は、電圧比較器(VC)70,抵抗71−
74およびインバータ76を含む。電圧比較器70の反
転(−)入力端子は演算増幅器67の出力端子に接続さ
れる。抵抗71および72は、供給電源電位Vsとアー
ス端子50との間に直列に接続される。抵抗73は、ヒ
ステリシスを与えるために、電圧比較器70の非反転
(+)入力端子と出力端子との間に接続される。電圧比
較器70の出力端子はまた、抵抗74を介して供給電源
電位Vsに接続されるとともに、インバータ76を介し
てマイクロプロセッサ15に接続される。抵抗71と7
2とは電圧分割器として機能するとともに、0.100
の透過率(すなわち、1.00の濃度に対応する10の
−1のファクタの透過率)を表す透過率信号の大きさに
対応する大きさを有する領域の基線信号を、電圧比較器
70の非反転入力端子に与えるように分割される。イン
バータ76の出力において発生される透過率信号RAは
したがって、0.100よりも小さい透過率の値を表す
透過率信号の大きさに対しては、論理LOレベルであ
り、また、0.100よりも大きいか等しい透過率の値
を表す透過率信号の大きさに対しては、論理HIレベル
である。
同様の構成を有するとともに、電圧比較器78,抵抗7
9−82およびインバータ84を含む。抵抗79および
80は電圧分割器として機能するとともに、0.010
の透過率(すなわち、2.00の濃度に対応する10の
−2のファクタの透過率)を表す透過率信号の大きさに
対応する大きさを有する領域の基線信号を、電圧比較器
78の非反転入力端子に与えるように分割される。領域
比較器68はしたがって、電圧比較器78の入力端子で
受けられる透過率信号の大きさが0.010よりも小さ
い透過率の値に対応するときは常に、インバータ84の
出力において論理LOの透過率信号RBを発生する。
0.010に等しいか大きい透過率に対応する大きさを
有する透過率信号に対しては、領域比較器68は論理H
Iの透過率領域信号RBを発生する。
び68の出力は、10個の領域の3つのファクタ内の透
過率の値(すなわち、1.000>T≧0.100;
0.100>T≧0.010;およびT<0.010)
を表す、ディジタル信号RAおよびRBである。これらの
ディジタル領域信号は2ビットの信号としてマイクロプ
ロセッサ15に印加される。透過領域信号RAとRBおよ
び対応する透過率値および濃度領域が次の表1に示され
ている。
より発生される透過率領域信号の関数として、利得制御
回路62aにより制御される。増幅器58は、演算増幅
器86、抵抗88およびキャパシタ90を含む。増幅器
86の非反転(+)入力端子は、トランスコンダクタン
ス増幅器56の出力端子に透過率信号を受けるために接
続される。抵抗88およびキャパシタ90は、増幅器8
6の出力端子と反転(−)入力端子との間に並列に接続
される。増幅器58、領域検知回路60および利得制御
回路62aは、トランスコンダクタンス増幅器56から
受けられた透過率信号の非線形増幅器として機能し、こ
れらの信号を、それらの大きさの関数として、演算増幅
器86の出力端子において増幅された透過率基線信号を
発生するために増幅する。
および抵抗96と98を含む。FET92のゲートは、
領域比較器66の電圧比較器70の出力端子に結合され
る。抵抗96は演算増幅器86の反転入力端子とFET
92のドレインとの間に接続される。FET92のソー
スは、アース端子50に接続される。同様に、FET9
4のゲートは、領域比較器68の電圧比較器78の出力
端子に接続される一方、抵抗98と上記FET94のソ
ース−ドレインチャンネルとは、増幅器86の反転入力
端子とアース端子50との間に直列に接続される。
較器66および68の出力の関数として、抵抗96およ
び98を、それぞれ、増幅器58に電気的に接続するス
イッチとして機能する。増幅器58の直流利得は、抵抗
88の抵抗値および増幅器86に電気的に接続されてい
る抵抗96と98のいずれかの抵抗値の関数として決定
される。透過率信号が領域比較器66および68の関連
する参照電圧よりも大きい値を有しているときはいつ
も、電圧比較器70および78の出力は、論理LOレベ
ルにある。電圧比較器70および78の出力が論理LO
レベルにあるときは、FET92および94はオフで、
抵抗96および98をそれぞれ増幅器58から電気的に
切りはなす。増幅器58はしたがって、領域検知回路6
0により検知された第1の領域内の透過率の値を表す大
きさを有する透過率信号に対する第1の直流利得を有す
る。
透過率の値を表す大きさを有する透過率信号に応答し
て、電圧比較器70の出力は論理HIレベルであり、一
方、電圧比較器78の出力は論理LOレベルである。F
ET92は、そのゲートに印加される論理HI信号に応
答してスイッチオンされ、抵抗96を演算増幅器86に
電気的に接続する。増幅器58はしたがって、抵抗88
と96の抵抗値により決定される第2の直流利得を有す
る。同様に、透過率信号の大きさが領域検知回路60が
検知するように設定されている第3の領域内の透過率の
値を表しているときには、電圧比較器70および78の
出力は、両方が論理HIレベルである。FET92と9
4の両方がしたがってスイッチオンされ、それらの関連
する抵抗96および98を電気的に演算増幅器86に接
続する。増幅器58はしたがって、抵抗88,96およ
び98の抵抗値の関数として決定される第3の直流利得
を有する。
領域検知回路60は、透過率信号が1.000から0.
100までの10領域の第1のファクタ、0.100か
ら0.010までの10領域の第2のファクタもしくは
0.010よりも小さい10領域の第3のファクタの内
のいずれの透過率の値に対応する大きさを有するかを決
定するために設けられる。この実施例において、抵抗8
8、98および96は、増幅器58に10領域の第1の
ファクタ内の透過率の値に対して1の利得を持たせ、1
0領域の第2のファクタ内の透過率の値に対して10の
利得を持たせ、また、第3の領域の透過率に対して10
0の利得を持たせる抵抗値を有する。これらの利得と対
応する領域信号、透過率の値および濃度の値は、表4に
示されている。
5は、検知回路54から増幅された透過率基線信号およ
び透過率領域信号を受けるために接続される。上記実施
例において検知回路54により発生された透過率領域信
号RAおよびRBは、ディジタルの形態であり、マイクロ
プロセッサ15に直接印加される。増幅された透過率基
線信号は、マイクロプロセッサ15に印加される前に、
A/D変換器17によりディジタル透過率基線値(TB
V)に変換される。一つの実施例では、A/D変換器1
7は、10ビットの変換器である。
また、最大透過率信号(すなわち、透過率が1.0で濃
度が0.0を表す。)に対して増幅器58により発生さ
れる増幅された透過率基線信号の大きさが、A/D変換
器17の最大出力カウントに要求されるレベルの80パ
ーセントとなるように設定される。この構成において、
A/D変換器17は、1.000の透過率に対応する透
過率信号の大きさに対して818(210の80パーセン
ト)の透過率基線値TBVを発生する。この構成は、A
/D変換器17が飽和するかまたはその最大入力電圧を
越える入力信号を受けるのを防止する。
リ(RAMもしくはROM、図示せず。)を含むととも
に、入力した10ビットの透過率基線値TBVと透過率
領域信号RAおよびRBの関数としてフィルム14上の映
像の濃度を表す16ビットのディジタル濃度値信号を発
生するためにプログラムされる。これらの入力信号から
ディジタル濃度計算を容易にするため、マイクロプロセ
ッサ15は、関連する10ビットの透過率基線値TBV
の共通の対数関数として16ビットの濃度基線値(DB
V)を特徴付ける情報でプログラムされた基線メモリ部
分を含む。一つの実施例では、マイクロプロセッサ15
は、透過率の基線値TBVのルックアップテーブルでプ
ログラムされるとともに、濃度基線値DBVに関連する
基線メモリを含む。基線メモリ部分の上記ルックアップ
テーブルは、関連する濃度基線値DBVを決定するため
に透過率基線値TBVの関数としてアクセスされる。透
過率基線値TBVと濃度基線値DBVとの間の関数関係
は、以下の数1と数2で与えられる。
計算結果のスケールを、10ビットA/D変換器17か
ら入力した基線値の予期されるフルスケール0−818
の領域の値に合わせるためである。係数100は、全て
の数において計算を容易にするために使用されるととも
に、以下に述べるように、ディジタルフィルム濃度値の
最終計算の間に消去される。関数「Int」は、濃度基
線値DBVを一番近い整数に丸める。数2により示され
るように、0の透過率基線値TBVに関する濃度基線値
DBVは291である。この特別なケースは、非常に高
い濃度の映像を有するフィルム14に対して、もしくは
発光サブシステム12により光が発生されないときにの
み発生する。
ideal、すなわち発光サブシステム12が絶対的に安定
しているときに濃度計10により発生される濃度は、次
の数3により濃度基線値DBVおよび領域利得値RGV
の関数として、マイクロプロセッサ15により計算され
る。
よびRBの関数として決定される値である。上記した検
知回路54の実施例に対して、表1は領域検知回路60
から入力する領域信号RAおよびRBの関数として、特定
の領域利得値RGVを示している。領域利得値RGV
は、関連する領域信号に対する増幅器の利得の常用対数
の100倍に等しい。乗数因子100は、領域利得値R
GVを、数1および数2にしたがって計算される濃度基
線値DBVにスケールを合わせる。この乗数因子は数3
にしたがって除算される。
およびRBの関数として領域利得値RGVを特徴付けて
いる情報によりプログラムされた領域メモリ部分(分離
しては示されていない。)を含む。好ましい実施例で
は、この情報はルックアップテーブルにプログラムされ
る。領域メモリ部分のルックアップテーブルは、関連す
る領域利得値RGVを決定するために、信号RAおよび
RBの関数としてアクセスされる。
生される放射のビームの強さは、時間によって幾分か変
化する。サブシステム12による発光強度の可能な変化
を考慮した実際的もしくは最終的な濃度値Dfinalは、
理想濃度値Didealの関数および数4による較正濃度値
Dcalとして、マイクロプロセッサ15により計算され
る。
サブシステム12と光検知サブシステム16との間に配
置されない間に、較正ルーチンにおいて発生されたD
idealの値に等しく設定される。この較正ルーチンは、
濃度計システム10が電源供給されるときや、あるいは
各々の新しいフィルム14の受け取りに先立って、周期
的に実行することができる。数4により理想濃度値D
idealとともに較正濃度値Dcalを用いることは、最終的
な濃度値Dfinalにより大きな精度を結果として生じる
ことになる。
システムでは、相対的にコストの高い対数増幅器が必要
でなく、最も高いフィルム濃度を表すそれらの信号に対
して最大の利得を与えることにより透過率信号の大きな
領域に適合させる。透過率信号を多くの領域に分割する
ことにより、相対的にコストの高くない10ビットのA
/D変換器を使用して0.01の濃度単位の精度で濃度
測定を行なうことができる。
たが、当業者は、本発明の思想および範囲から逸脱する
ことなく、形態および詳細における変更がなされるかも
知れないことを認めるであろう。
ヤグラムである。
図である。
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 アナログ透過率信号を受けるための入力
端子と、透過率信号を増幅するとともに増幅された透過
率基線信号を与えるために上記入力端子に接続されたア
ナログ増幅器と、複数の領域の一つの中にあるアナログ
透過率信号の大きさを特徴付けるディジタル透過率領域
信号を与えるために上記入力端子に接続された領域検知
回路と、透過率信号の大きさの関数として上記増幅器の
利得を制御するために上記増幅器および領域検知回路に
接続された利得制御回路と、増幅された透過率基線信号
をディジタル透過率基線値に変換するために上記増幅器
に接続されたA/D変換器と、上記透過率基線値および
透過率領域信号の対数関数としてディジタル濃度信号を
発生するために上記変換器および領域検知回路に接続さ
れたディジタル処理回路とを含むフィルム濃度計。 - 【請求項2】 上記領域検知回路が、上記透過率信号を
透過率信号の大きさの複数の領域を表す1もしくはそれ
以上の領域参照値と比較するとともに、比較値の関数と
して透過率領域信号を与えるための比較回路を含み、か
つ、上記利得制御回路が、上記比較回路に接続されると
ともに上記増幅器に透過率領域信号の関数として複数の
利得の一つを持たせるための回路を含む請求項1記載の
フィルム濃度計。 - 【請求項3】 上記比較回路が、透過率信号を大きさの
10領域の複数のファクタ内にて透過率信号を表す1も
しくはそれ以上の領域参照値と比較し、かつ比較の関数
として上記透過率領域信号を与えるための回路を含み、
上記利得制御回路が、10個の利得ファクタの複数のフ
ァクタの一つを上記増幅器に持たせるための回路を含む
請求項2記載のフィルム濃度計。 - 【請求項4】 上記比較器が、上記透過率信号を、透過
率信号の大きさの、10領域のマイナス1のファクタ、
10領域のマイナス2のファクタ、および10領域のマ
イナス10のファクタを表す領域参照値と比較し、比較
値の関数として10領域のファクタを表す透過率領域信
号を与えるための回路を含み、かつ上記利得制御回路
が、透過率信号の大きさが10領域のマイナス1のファ
クタ内にあるときに10の利得の第1のファクタを、透
過率信号の大きさが10領域のマイナス10内にあると
きに10の利得の第2のファクタを、透過率信号の大き
さが10領域のマイナス3内にあるときに10の利得の
第3のファクタを上記増幅器に持たせるようにするため
の回路を含む請求項3記載のフィルム濃度計。 - 【請求項5】 上記利得制御回路が、10の利得の第1
のファクタを1の利得のファクタとし、10の利得の第
2のファクタを10の利得のファクタとし、かつ、10
の利得の第3のファクタを100の利得のファクタとす
るための回路を含む請求項4記載のフィルム濃度計。 - 【請求項6】 上記比較器が、2ビットのディジタル透
過率領域信号を与えるための回路を含む請求項4記載の
フィルム濃度計。 - 【請求項7】 上記ディジタル処理回路が、透過率基線
値と濃度基線値との間の対数関係を特徴付けるデータを
記憶するための基線メモリと、透過率領域信号と濃度領
域利得値との間の関係を特徴付けるデータを記憶するた
めの領域メモリと、関連する濃度基線値および濃度領域
の値を決定するために透過率基線値および透過率領域信
号の関数として上記基線メモリおよび領域メモリにアク
セスし、かつ、濃度基線値と濃度領域の値との和の関数
としてディジタル濃度値を発生するためのプロセッサと
を含む請求項1記載のフィルム濃度計。 - 【請求項8】 上記基線メモリが、透過率基線値および
対応する濃度基線値のアレーを記憶するためのルックア
ップテーブルを含み、上記領域メモリが、透過率領域信
号および関連する領域利得値のアレーを記憶するための
ルックアップテーブルを含む請求項7記載のフィルム濃
度計。 - 【請求項9】 アナログ透過率信号を受けるための入力
端子と、上記透過率信号を透過率信号の大きさの複数の
領域を特徴付ける1もしくはそれ以上の領域参照値と比
較し、かつ、比較値の関数としてディジタル透過率領域
を与えるために上記入力端子に接続された比較器と、透
過率信号を増幅して増幅された透過率基線信号を与える
ために上記入力端子に接続されたアナログ増幅器と、上
記透過率信号の大きさの関数として上記増幅器の利得を
制御するために、上記増幅器および比較器に接続された
増幅器利得制御回路と、上記増幅された透過率基線信号
をディジタル透過率基線信号値に変換するために増幅器
に接続されたA/D変換器と、透過率基線値と濃度基線
値との間の対数関係を特徴付けるデータを記憶するため
の基線メモリと、透過率領域値と濃度領域の利得値との
間の関係を特徴付けるデータを記憶する領域メモリと、
透過率基線値および透過率領域値の関数として上記基線
メモリおよび領域メモリにアクセスして、上記濃度基線
値と濃度領域利得値との和の関数としてディジタル濃度
値を発生するために、上記比較器、増幅器、基線メモリ
および領域メモリに接続された処理装置とを含むフィル
ム濃度計。 - 【請求項10】 上記比較器が、上記透過率信号を大き
さの10領域の複数のファクタ内の大きさを有する透過
率信号を表す1もしくはそれ以上の領域参照値と比較し
て、比較値の関数として上記透過率領域の値を与えるた
めの回路を含み、上記利得制御回路が、上記増幅器に1
0個の利得ファクタの複数のファクタの一つを持たせる
ための回路を含む請求項9記載のフィルム濃度計。
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