JPH059447B2 - - Google Patents
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- JPH059447B2 JPH059447B2 JP57049466A JP4946682A JPH059447B2 JP H059447 B2 JPH059447 B2 JP H059447B2 JP 57049466 A JP57049466 A JP 57049466A JP 4946682 A JP4946682 A JP 4946682A JP H059447 B2 JPH059447 B2 JP H059447B2
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Description
本発明は多量の水を吸収する能力を有するスル
ホン酸基含有アクリルアミド系架橋樹脂及びその
製造法に関するものである。 従来生理用品、おむつ、使い捨て雑巾などに不
織布、紙、パルプ、スポンジ状物質など物理的構
造的に吸水する材料が使用されてきたがこれら吸
水材料はその吸水能力が低く上記用途でも必ずし
も満足されるものではなかつた。 近年、上記用途に加え医療産業、食品工業ある
いは農芸分野の用途にも化学的に吸水能を有する
材料の利用が進み、特に水不溶性でかつ親水性ま
たは吸水性を有する高分子材料が各種のメンプラ
ンや液体クロマト担体などの分離精製材料、微生
物や植物の培地、コンタクトレンズや縫合部被覆
など医療用材料あるいは吸水性や保水性を必要と
する種々の用途が開けてきた。 このような用途に対する吸水材料が多々提案さ
れている。例えばポリエチレンオキシド、ポリビ
ニルピロリドン、スルホン化ポリスチレン等を架
橋せしめたもの、ポリアクリルアミドをメチレン
ビスアクリルアミドの如きジビニル化合物で架橋
せしめたもの、セルロース誘導体やでん粉にアク
リル酸やアクリロニトリルをグラフトさせたもの
のけん化物等の天然あるいは合成高分子物質を用
いた吸水材料が提案されている。しかしこれらの
材料のうちでん粉−アクリルロニトリルグラフト
重合体のけん化物を除けばその吸水能力は小さく
吸水材料としては満足しうるものではなく、また
比較的高吸水能力を有するでん粉−アクリロニト
リルグラフト重合体のけん化物の場合において
も、その製造方法に種々の改良が加えられている
が、工程が煩雑であつたり長期間に亘つて含水状
態を保つとでん粉成分が腐敗したりゲル構造が破
壊されるなど実用性に問題を残している。またア
クリル酸やメタクリル酸のアルカリ金属塩やアク
リルアミドなどの水溶性単量体をメチレンビスア
クリルアマイドやポリエチレンオキシジアクリレ
ートなどの架橋剤を少量添加して第二セリウム
塩、過酸化ベンゾイル、アゾビスイソブチロニト
リル、過硫酸アンモニウムなどのラジカル重合触
媒、過硫酸カリウムとアニリン、過硫酸アンモニ
ウムとモノエタノールアミンなどのレドツクス系
重合触媒を用いて懸濁重合又は乳化重合、更には
溶液重合して数十倍から数百倍の高吸水樹脂を得
る方法も提案されている。しかしかかる方法にお
いては高吸水性樹脂中にラジカル開始剤、懸濁
剤、乳化剤、溶媒などがどうしても残留し、それ
がために着色したり、解重合したり、耐蝕性、耐
薬品性、耐侯性の点でも好ましくないばかりか、
用途によつては吸水能力が不充分である。 一方、本発明者等は各種ビニル性単量体をプラ
ズマ開始重合法により重合することにより従来の
ものに比較して分子量が格段に大きい直鎖状の水
溶性直合体を得ており、その単量体として2−ア
クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸を
用いて同様の重合体を得これを繊維学会誌(繊維
と工業)の第37巻7号に発表したが、更に高吸水
性を有する樹脂を得べく鋭意研究の結果本発明を
完成したものである。 本発明の目的は非水溶性で数百倍から千数百倍
という高吸水性をもちかつ実質的に不純物を含ま
ないスルホン酸基含有アクリルアミド架橋樹脂及
びその製造法を提供するにある。 本発明は、2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸、そのアンモニウム塩、そのア
ルカリ金属塩、そのアルカリ土類金属塩及びその
遷移金属塩から選ばれた少なくとも1種の単量体
とビニル性単量体0〜59重量%と架橋成分1重量
%以下とよりなるモノマーを水性媒体中でイオン
化ガスプラズマの存在下で重合を開始した後、該
プラズマの不存在下で後重合することを特徴とす
る非水容性で自重の500倍以上の高吸水性を有す
るスルホン酸基含有アクリルアミド系架橋樹脂の
製造法である。 本発明方法によつて製造されるスルホン酸基含
有アクリルアミド系架橋樹脂は優れた吸水性を有
し、樹脂の自重に対し少なくとも500倍、好まし
くは800倍以上、最も好ましくは1000倍以上の吸
水倍率を有する。 本発明に適用される2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸、又はそのアンモニウ
ム塩又はそのアルカリ金属塩、又はそのアルカリ
土類金属塩、又はその遷移金属塩(以下これらを
AMPSと略称する)のスルホン酸基含有アクリ
ルアミド系架橋樹脂中に含まれる量は40重量%以
上、好ましくは60重量%以上、更に好ましくは80
重量%以上、特に好ましくは99重量%以上であ
る。AMPS量が40重量%未満であると吸水能力
が不充分である。 本発明に於いて2−アクリルアミド−2−メチ
ルプロパンスルホン酸等の単量体にビニル性単量
体を併用して共重合させてもよい。 これらのビニル性単量体としてはラジカル重合
を行なうものであれば良く特に限定されない。一
般にはアクリロニトリル、アクリル酸エステル、
メタクリル酸エステル、スチレン、塩化ビニル、
塩化ビニリデン、酢酸ビニル、アクリルアミド、
メタクリルアミド、N−ビニルピロリドン、アク
リル酸、メタクリル酸、p−スチレンスルホン
酸、ビニルスルホン酸、2メタアクリロイルオキ
シスルホン酸、3−メタアクリロイルオキシ−2
−ヒドロキシプロピルスルホン酸、アリルスルホ
ン酸、メタクリルスルホン酸並びにこれらの酸の
アンモニウム塩及びアルカリ金属塩;ジメチルア
ミノエチルアクリレート、ジメチルアミノエチル
メタクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレ
ート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、2
−ビニルピリジン及び4ビニルピリジンの塩酸、
硝酸、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸、又は塩化エ
チルの4級化物などが挙げられる。 好ましいビニル性単量体は、水溶性であるが、
特に好ましくはアクリルアミド、メタクリルアミ
ド、N−ビニルピロリドン;アクリル酸、メタク
リル酸、P−スチレンスルホン酸、ビニルスルホ
ン酸、2−メタアクリロイルオキシエチルスルホ
ン酸、3−メタアクリロイルオキシ−2−ヒドロ
キシプロピルスルホン酸、アリルスルホン酸、メ
タクリルスルホン酸、並びにこれらの酸のアンモ
ニウム塩、及びアルカリ金属塩;ジメチルアミノ
エチルアクリレート、ジメチルアミノエチルメタ
クリレート、ジエチルアミノエチルアクリレート
及びジエチルアミノエチルメタクリレート、2ビ
ニルピリジン及び4ビニルピリジンの塩酸、硝
酸、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸又は塩化エチル
の4級化物である。ビニル性単量体がアクリロニ
トリル、メタクリル酸メチルなどの非水溶性であ
ると得られたスルホン酸基含有アクリルアミド系
架橋樹脂の吸水能力が低下する傾向にあり、また
水溶性単量体であつてもAMPSに比し吸水能力
の低下をきたすのでビニル性単量体は高々59重量
%、好ましくは39重量%以下、更に好ましくは19
重量%以下の範囲である。 本発明に適用される架橋成分は1重量%以下、
好ましくは0.1重量%以下、更に好ましくは0.05
重量%以下、特に好ましくは0.0001〜0.02重量
%、最も好ましくは0.01重量%以下であり、架橋
させる為の必須成分である。架橋成分が1重量%
を超えると吸水能力が低下する。一般に架橋成分
が多くなると吸水倍率は低下する傾向にあり、高
吸水倍率を得たい場合は架橋成分を減らしていく
ことが多いが一般の重合開始方法、例えばラジカ
ル重合開始剤や紫外線を用いた乳化重合、懸濁重
合、又は溶液重合などでは得られた樹脂の分子量
が低いため架橋成分を0.1重量%以下にすると可
溶化したり、水膨潤状態で形くずれを起こしたり
ベトツク現象がみられる。しかし本発明の樹脂は
超高分子量であるため架橋成分が0.1重量%以下、
例えば0.0001重量%であつても水膨潤状態でも形
態はくずれずベトツキはみられない。 架橋成分としてはジビニルベンゼン、NN′−
メチレンビスアクリルアミド、ジアリルアミン、
ジアクリメタクリルアミド、ジエチレングリコー
ルジメタクリレート、ポリエチレングリコールジ
メタクリレート等のジビニル化合物、2ヒドロキ
シエチルアクリレート、2ヒドロキシエチルメタ
クリレート、2ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、2ヒドロキシプロピルメタクリレート、グリ
シジルアクリレート、グリシジルメタクリレー
ト、メチロールアクリルアミド又はメチロールメ
タクリルアミドなどが挙げられるが、これらに限
定されることはない。架橋成分としてはNN′−
メチレンビスアクリルアミド、ジアクリルメタク
リルアミド、ポリエチレングリコールジメタクリ
レート、ジエチレングリコールジメタクリレー
ト、メチロールアクリルアミド等が好適である。 本発明に適用される重合方法はイオン化ガスプ
ラズマの存在下で重合を開始した後、該プラズマ
の不存在下で後重合させるという、所謂プラズマ
開始重合であり、しかも水性媒体中であることが
必須である。水性媒体としては水又は水とメタノ
ール、エタノール、ブタノールなどのアルコール
類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン
類などとの混合物が挙がられるが水単独媒体の方
が好ましい。水性媒体、特に水媒体を使用した場
合重合速度は著しく大となる。水性媒体中のモノ
マー濃度としては通常0.1〜90重量%、好ましく
は1〜65重量%、更に好ましくは10〜60重量%で
ある。 一般に水媒体の場合モノマー濃度として50モル
%の時が重合速度は極大となりそれ以下でもそれ
以上でも低下する傾向がみられる。また分子量も
重合速度と同一傾向がみられる。媒体として有機
溶媒を使用した場合は一般に重合速度が遅いばか
りか、本発明のように水溶性ポリマーの重合の場
合、有機溶媒を除去する必要があり経済的でな
い。 本発明に於けるプラズマ開始重合とは非平衡の
イオン化ガスプラズマを用いて重合を開始させか
つプラズマの不存在下に重合の大部分を完結させ
るものである。一般には高分子量で実質的に線状
のポリマーが生成されるが、本発明の場合は例え
ばジビニル性単量体等の架橋成分を使用するので
架橋構造のポリマーが生成される。イオン化ガス
プラズマの生成はかかるプラズマを生成するため
の公知方法のいずれによつても行なうことができ
る。例えばJ.R.ホラハン(Hollahan)とA.T.ベ
ル(Belll)版“プラズマ化学の応用技術”、ワイ
リー、ニユーヨーク1974およびM.シエン(Shen)
版“重合体のプラズマ化学”デツカー・ニユーヨ
ーク.1976に記載されている。即ち高周波発生器
に連結された平行板電極の間にモノマーを真空下
で入れ、真空室の外部又は内部のいずれかの平行
板を用いてプラズマを生成させることが出来る。
また外部誘導コイルによつて電場をつくらせ、イ
オン化ガスのプラズマを発生させてもよく、また
反対に荷電した電極に間隔をおいて直接真空室に
入れてプラズマを生成させてもよい。本発明にお
いては非蒸気相(液体及び/又は固体)の単量体
の重合をイオン化ガスプラズマの存在下で開始し
ついでプラズマの不存在下で後重合を行なう。こ
の二段階重合法により超高分子量の非水溶性で高
吸水能を有する樹脂を大量に、省エネルギーでつ
くることができる。 本発明方法を更に詳述に説明すれば液体窒素な
どによる冷媒で単量体水性媒体溶液を冷却して凍
結し脱気を10-1〜10-4トールで行なう。凍結した
単量体水性媒体溶液を徐々に暖ため液状の小滴が
現われる状態に達した時に非溶液部(即ち真空空
間部)に上記方法にてプラズマ照射を行なう。通
常は20〜200ワツト、好ましくは40〜100ワツトで
グロー放電をさせ水及び/又は単量体をプラズマ
化させる。照射時間は通常1〜3600秒、好ましく
は10〜60秒もあれば十分である。プラズマ照射を
行なつた後に上記単量体水性媒体溶液を一定の温
度下に数時間放置させ後重合を行なわせる。プラ
ズマ開始期間の重合率は後重合に比べて著しく小
さく、通常1〜2%を超えない。後重合温度及び
時間は使用する単量体種類によつて異なり特に限
定されないが通常温度は1.0〜60℃、時間は1〜
25時間で十分である。単量体種類によつては60℃
を超えると熱重合を起こし低分子のポリマーも生
成してくることがあるので注意を要する。 またプラズマ開始重合では、得られた高吸水性
樹脂中に単量体成分よりなるポリマー以外は何も
含まないことが他重合法と異なり大きな特長であ
る。即ち他重合法ではラジカル開始剤、懸濁剤、
乳化剤、溶媒などが残存しやすく完全に除去する
ことはむつかしいがプラズマ開始重合ではそれら
の添加剤を使用しないために必然的にポリマーの
みである。 かくして得られたスルホン酸基含有アクリルア
ミド系架橋樹脂は非水溶性で高吸水性を示す。即
ちこの樹脂は、例えば2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸99.999重量%とメチレ
ンビスアクリルアミド0.001重量%とからなる本
発明方法により得られたものは、自重の1400倍と
いう吸水能力を示しまたその膨潤ゲルはベトツキ
もなく、型くずれすることもなく更に100℃の沸
水でもその形態を保持する非水溶性であり、しか
も何の不純物をも含まないという従来法では得ら
れない画期的な樹脂である。 本発明の樹脂は非水溶性であり、高吸水性を有
し、しかも不純物を含まないことから衛生材料、
医療産業、食品工業、農芸分野などに有用に用い
られる。 以下本発明を実施例にて詳細に説明する。なお
実施例中の吸水倍率は次の方法にて測定した。試
料0.5gを1の水に浸漬し、24時間室温にて静
置後、ガラスフイルターで吸引過して余分の水
を除去し、ガラスフイルターと含水試料との合計
重量を測定した。 吸水量(g)=(合計重量) −(ガラスフイルター重量) 吸水倍率=吸水量/0.5 実施例 1 2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸0.4g、水10g及び架橋成分としてN,
N′−メチレンビスアクリルアミドを第1表の如
く変化させ100mlのアンプルに入れ10-3トールで
脱気後封管した。ついで液体窒素で凍結し、3回
脱気させた。 次に150ワツトの出力まで出るインターナシヨ
ナル・プラズマ・コーポレーシヨン・モデル3001
の高周波発生器に連結した一対の外部平行電極間
に挿入したこのアンプルを100ワツトの電力でグ
ロー放電プラズマを50秒間照射した。しかる後に
グロー放電を停止させ、封管後25℃の恒温槽に10
時間放置した。その後開封して多量の水中で膨潤
せしめ未反応モノマーを除去した後、多量のエタ
ノールで洗浄し真空乾燥させ、得られた樹脂の重
合体、吸水倍率を測定した。また2−アクリルア
ミド−2−メチルプロパンスルホン酸0.4g、水
10g及び架橋成分としてN,N↓メチレンビスア
クリルアミドを表1の如く変化させ過硫酸カリウ
ム0.004gを100mlのアンプルに入れ10-3トールで
真空脱気後封管し60℃で24時間重合させた樹脂の
吸水性を比較の為、示した。
ホン酸基含有アクリルアミド系架橋樹脂及びその
製造法に関するものである。 従来生理用品、おむつ、使い捨て雑巾などに不
織布、紙、パルプ、スポンジ状物質など物理的構
造的に吸水する材料が使用されてきたがこれら吸
水材料はその吸水能力が低く上記用途でも必ずし
も満足されるものではなかつた。 近年、上記用途に加え医療産業、食品工業ある
いは農芸分野の用途にも化学的に吸水能を有する
材料の利用が進み、特に水不溶性でかつ親水性ま
たは吸水性を有する高分子材料が各種のメンプラ
ンや液体クロマト担体などの分離精製材料、微生
物や植物の培地、コンタクトレンズや縫合部被覆
など医療用材料あるいは吸水性や保水性を必要と
する種々の用途が開けてきた。 このような用途に対する吸水材料が多々提案さ
れている。例えばポリエチレンオキシド、ポリビ
ニルピロリドン、スルホン化ポリスチレン等を架
橋せしめたもの、ポリアクリルアミドをメチレン
ビスアクリルアミドの如きジビニル化合物で架橋
せしめたもの、セルロース誘導体やでん粉にアク
リル酸やアクリロニトリルをグラフトさせたもの
のけん化物等の天然あるいは合成高分子物質を用
いた吸水材料が提案されている。しかしこれらの
材料のうちでん粉−アクリルロニトリルグラフト
重合体のけん化物を除けばその吸水能力は小さく
吸水材料としては満足しうるものではなく、また
比較的高吸水能力を有するでん粉−アクリロニト
リルグラフト重合体のけん化物の場合において
も、その製造方法に種々の改良が加えられている
が、工程が煩雑であつたり長期間に亘つて含水状
態を保つとでん粉成分が腐敗したりゲル構造が破
壊されるなど実用性に問題を残している。またア
クリル酸やメタクリル酸のアルカリ金属塩やアク
リルアミドなどの水溶性単量体をメチレンビスア
クリルアマイドやポリエチレンオキシジアクリレ
ートなどの架橋剤を少量添加して第二セリウム
塩、過酸化ベンゾイル、アゾビスイソブチロニト
リル、過硫酸アンモニウムなどのラジカル重合触
媒、過硫酸カリウムとアニリン、過硫酸アンモニ
ウムとモノエタノールアミンなどのレドツクス系
重合触媒を用いて懸濁重合又は乳化重合、更には
溶液重合して数十倍から数百倍の高吸水樹脂を得
る方法も提案されている。しかしかかる方法にお
いては高吸水性樹脂中にラジカル開始剤、懸濁
剤、乳化剤、溶媒などがどうしても残留し、それ
がために着色したり、解重合したり、耐蝕性、耐
薬品性、耐侯性の点でも好ましくないばかりか、
用途によつては吸水能力が不充分である。 一方、本発明者等は各種ビニル性単量体をプラ
ズマ開始重合法により重合することにより従来の
ものに比較して分子量が格段に大きい直鎖状の水
溶性直合体を得ており、その単量体として2−ア
クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸を
用いて同様の重合体を得これを繊維学会誌(繊維
と工業)の第37巻7号に発表したが、更に高吸水
性を有する樹脂を得べく鋭意研究の結果本発明を
完成したものである。 本発明の目的は非水溶性で数百倍から千数百倍
という高吸水性をもちかつ実質的に不純物を含ま
ないスルホン酸基含有アクリルアミド架橋樹脂及
びその製造法を提供するにある。 本発明は、2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸、そのアンモニウム塩、そのア
ルカリ金属塩、そのアルカリ土類金属塩及びその
遷移金属塩から選ばれた少なくとも1種の単量体
とビニル性単量体0〜59重量%と架橋成分1重量
%以下とよりなるモノマーを水性媒体中でイオン
化ガスプラズマの存在下で重合を開始した後、該
プラズマの不存在下で後重合することを特徴とす
る非水容性で自重の500倍以上の高吸水性を有す
るスルホン酸基含有アクリルアミド系架橋樹脂の
製造法である。 本発明方法によつて製造されるスルホン酸基含
有アクリルアミド系架橋樹脂は優れた吸水性を有
し、樹脂の自重に対し少なくとも500倍、好まし
くは800倍以上、最も好ましくは1000倍以上の吸
水倍率を有する。 本発明に適用される2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸、又はそのアンモニウ
ム塩又はそのアルカリ金属塩、又はそのアルカリ
土類金属塩、又はその遷移金属塩(以下これらを
AMPSと略称する)のスルホン酸基含有アクリ
ルアミド系架橋樹脂中に含まれる量は40重量%以
上、好ましくは60重量%以上、更に好ましくは80
重量%以上、特に好ましくは99重量%以上であ
る。AMPS量が40重量%未満であると吸水能力
が不充分である。 本発明に於いて2−アクリルアミド−2−メチ
ルプロパンスルホン酸等の単量体にビニル性単量
体を併用して共重合させてもよい。 これらのビニル性単量体としてはラジカル重合
を行なうものであれば良く特に限定されない。一
般にはアクリロニトリル、アクリル酸エステル、
メタクリル酸エステル、スチレン、塩化ビニル、
塩化ビニリデン、酢酸ビニル、アクリルアミド、
メタクリルアミド、N−ビニルピロリドン、アク
リル酸、メタクリル酸、p−スチレンスルホン
酸、ビニルスルホン酸、2メタアクリロイルオキ
シスルホン酸、3−メタアクリロイルオキシ−2
−ヒドロキシプロピルスルホン酸、アリルスルホ
ン酸、メタクリルスルホン酸並びにこれらの酸の
アンモニウム塩及びアルカリ金属塩;ジメチルア
ミノエチルアクリレート、ジメチルアミノエチル
メタクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレ
ート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、2
−ビニルピリジン及び4ビニルピリジンの塩酸、
硝酸、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸、又は塩化エ
チルの4級化物などが挙げられる。 好ましいビニル性単量体は、水溶性であるが、
特に好ましくはアクリルアミド、メタクリルアミ
ド、N−ビニルピロリドン;アクリル酸、メタク
リル酸、P−スチレンスルホン酸、ビニルスルホ
ン酸、2−メタアクリロイルオキシエチルスルホ
ン酸、3−メタアクリロイルオキシ−2−ヒドロ
キシプロピルスルホン酸、アリルスルホン酸、メ
タクリルスルホン酸、並びにこれらの酸のアンモ
ニウム塩、及びアルカリ金属塩;ジメチルアミノ
エチルアクリレート、ジメチルアミノエチルメタ
クリレート、ジエチルアミノエチルアクリレート
及びジエチルアミノエチルメタクリレート、2ビ
ニルピリジン及び4ビニルピリジンの塩酸、硝
酸、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸又は塩化エチル
の4級化物である。ビニル性単量体がアクリロニ
トリル、メタクリル酸メチルなどの非水溶性であ
ると得られたスルホン酸基含有アクリルアミド系
架橋樹脂の吸水能力が低下する傾向にあり、また
水溶性単量体であつてもAMPSに比し吸水能力
の低下をきたすのでビニル性単量体は高々59重量
%、好ましくは39重量%以下、更に好ましくは19
重量%以下の範囲である。 本発明に適用される架橋成分は1重量%以下、
好ましくは0.1重量%以下、更に好ましくは0.05
重量%以下、特に好ましくは0.0001〜0.02重量
%、最も好ましくは0.01重量%以下であり、架橋
させる為の必須成分である。架橋成分が1重量%
を超えると吸水能力が低下する。一般に架橋成分
が多くなると吸水倍率は低下する傾向にあり、高
吸水倍率を得たい場合は架橋成分を減らしていく
ことが多いが一般の重合開始方法、例えばラジカ
ル重合開始剤や紫外線を用いた乳化重合、懸濁重
合、又は溶液重合などでは得られた樹脂の分子量
が低いため架橋成分を0.1重量%以下にすると可
溶化したり、水膨潤状態で形くずれを起こしたり
ベトツク現象がみられる。しかし本発明の樹脂は
超高分子量であるため架橋成分が0.1重量%以下、
例えば0.0001重量%であつても水膨潤状態でも形
態はくずれずベトツキはみられない。 架橋成分としてはジビニルベンゼン、NN′−
メチレンビスアクリルアミド、ジアリルアミン、
ジアクリメタクリルアミド、ジエチレングリコー
ルジメタクリレート、ポリエチレングリコールジ
メタクリレート等のジビニル化合物、2ヒドロキ
シエチルアクリレート、2ヒドロキシエチルメタ
クリレート、2ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、2ヒドロキシプロピルメタクリレート、グリ
シジルアクリレート、グリシジルメタクリレー
ト、メチロールアクリルアミド又はメチロールメ
タクリルアミドなどが挙げられるが、これらに限
定されることはない。架橋成分としてはNN′−
メチレンビスアクリルアミド、ジアクリルメタク
リルアミド、ポリエチレングリコールジメタクリ
レート、ジエチレングリコールジメタクリレー
ト、メチロールアクリルアミド等が好適である。 本発明に適用される重合方法はイオン化ガスプ
ラズマの存在下で重合を開始した後、該プラズマ
の不存在下で後重合させるという、所謂プラズマ
開始重合であり、しかも水性媒体中であることが
必須である。水性媒体としては水又は水とメタノ
ール、エタノール、ブタノールなどのアルコール
類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン
類などとの混合物が挙がられるが水単独媒体の方
が好ましい。水性媒体、特に水媒体を使用した場
合重合速度は著しく大となる。水性媒体中のモノ
マー濃度としては通常0.1〜90重量%、好ましく
は1〜65重量%、更に好ましくは10〜60重量%で
ある。 一般に水媒体の場合モノマー濃度として50モル
%の時が重合速度は極大となりそれ以下でもそれ
以上でも低下する傾向がみられる。また分子量も
重合速度と同一傾向がみられる。媒体として有機
溶媒を使用した場合は一般に重合速度が遅いばか
りか、本発明のように水溶性ポリマーの重合の場
合、有機溶媒を除去する必要があり経済的でな
い。 本発明に於けるプラズマ開始重合とは非平衡の
イオン化ガスプラズマを用いて重合を開始させか
つプラズマの不存在下に重合の大部分を完結させ
るものである。一般には高分子量で実質的に線状
のポリマーが生成されるが、本発明の場合は例え
ばジビニル性単量体等の架橋成分を使用するので
架橋構造のポリマーが生成される。イオン化ガス
プラズマの生成はかかるプラズマを生成するため
の公知方法のいずれによつても行なうことができ
る。例えばJ.R.ホラハン(Hollahan)とA.T.ベ
ル(Belll)版“プラズマ化学の応用技術”、ワイ
リー、ニユーヨーク1974およびM.シエン(Shen)
版“重合体のプラズマ化学”デツカー・ニユーヨ
ーク.1976に記載されている。即ち高周波発生器
に連結された平行板電極の間にモノマーを真空下
で入れ、真空室の外部又は内部のいずれかの平行
板を用いてプラズマを生成させることが出来る。
また外部誘導コイルによつて電場をつくらせ、イ
オン化ガスのプラズマを発生させてもよく、また
反対に荷電した電極に間隔をおいて直接真空室に
入れてプラズマを生成させてもよい。本発明にお
いては非蒸気相(液体及び/又は固体)の単量体
の重合をイオン化ガスプラズマの存在下で開始し
ついでプラズマの不存在下で後重合を行なう。こ
の二段階重合法により超高分子量の非水溶性で高
吸水能を有する樹脂を大量に、省エネルギーでつ
くることができる。 本発明方法を更に詳述に説明すれば液体窒素な
どによる冷媒で単量体水性媒体溶液を冷却して凍
結し脱気を10-1〜10-4トールで行なう。凍結した
単量体水性媒体溶液を徐々に暖ため液状の小滴が
現われる状態に達した時に非溶液部(即ち真空空
間部)に上記方法にてプラズマ照射を行なう。通
常は20〜200ワツト、好ましくは40〜100ワツトで
グロー放電をさせ水及び/又は単量体をプラズマ
化させる。照射時間は通常1〜3600秒、好ましく
は10〜60秒もあれば十分である。プラズマ照射を
行なつた後に上記単量体水性媒体溶液を一定の温
度下に数時間放置させ後重合を行なわせる。プラ
ズマ開始期間の重合率は後重合に比べて著しく小
さく、通常1〜2%を超えない。後重合温度及び
時間は使用する単量体種類によつて異なり特に限
定されないが通常温度は1.0〜60℃、時間は1〜
25時間で十分である。単量体種類によつては60℃
を超えると熱重合を起こし低分子のポリマーも生
成してくることがあるので注意を要する。 またプラズマ開始重合では、得られた高吸水性
樹脂中に単量体成分よりなるポリマー以外は何も
含まないことが他重合法と異なり大きな特長であ
る。即ち他重合法ではラジカル開始剤、懸濁剤、
乳化剤、溶媒などが残存しやすく完全に除去する
ことはむつかしいがプラズマ開始重合ではそれら
の添加剤を使用しないために必然的にポリマーの
みである。 かくして得られたスルホン酸基含有アクリルア
ミド系架橋樹脂は非水溶性で高吸水性を示す。即
ちこの樹脂は、例えば2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸99.999重量%とメチレ
ンビスアクリルアミド0.001重量%とからなる本
発明方法により得られたものは、自重の1400倍と
いう吸水能力を示しまたその膨潤ゲルはベトツキ
もなく、型くずれすることもなく更に100℃の沸
水でもその形態を保持する非水溶性であり、しか
も何の不純物をも含まないという従来法では得ら
れない画期的な樹脂である。 本発明の樹脂は非水溶性であり、高吸水性を有
し、しかも不純物を含まないことから衛生材料、
医療産業、食品工業、農芸分野などに有用に用い
られる。 以下本発明を実施例にて詳細に説明する。なお
実施例中の吸水倍率は次の方法にて測定した。試
料0.5gを1の水に浸漬し、24時間室温にて静
置後、ガラスフイルターで吸引過して余分の水
を除去し、ガラスフイルターと含水試料との合計
重量を測定した。 吸水量(g)=(合計重量) −(ガラスフイルター重量) 吸水倍率=吸水量/0.5 実施例 1 2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸0.4g、水10g及び架橋成分としてN,
N′−メチレンビスアクリルアミドを第1表の如
く変化させ100mlのアンプルに入れ10-3トールで
脱気後封管した。ついで液体窒素で凍結し、3回
脱気させた。 次に150ワツトの出力まで出るインターナシヨ
ナル・プラズマ・コーポレーシヨン・モデル3001
の高周波発生器に連結した一対の外部平行電極間
に挿入したこのアンプルを100ワツトの電力でグ
ロー放電プラズマを50秒間照射した。しかる後に
グロー放電を停止させ、封管後25℃の恒温槽に10
時間放置した。その後開封して多量の水中で膨潤
せしめ未反応モノマーを除去した後、多量のエタ
ノールで洗浄し真空乾燥させ、得られた樹脂の重
合体、吸水倍率を測定した。また2−アクリルア
ミド−2−メチルプロパンスルホン酸0.4g、水
10g及び架橋成分としてN,N↓メチレンビスア
クリルアミドを表1の如く変化させ過硫酸カリウ
ム0.004gを100mlのアンプルに入れ10-3トールで
真空脱気後封管し60℃で24時間重合させた樹脂の
吸水性を比較の為、示した。
【表】
実施例 2
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸(A)とアクリル酸(B)の比率(A/B)を第2
表の如く変化させN,N′−メチレンビスアクリ
ルアミドを0.001重量%添加させ全モノマー量を
4gとし水10gとする以外は実施例1と同一の方
法でプラズム開始重合をさせた。得られた樹脂を
実施例1と同一方法で洗浄し重合率、吸水倍率を
測定した。
ホン酸(A)とアクリル酸(B)の比率(A/B)を第2
表の如く変化させN,N′−メチレンビスアクリ
ルアミドを0.001重量%添加させ全モノマー量を
4gとし水10gとする以外は実施例1と同一の方
法でプラズム開始重合をさせた。得られた樹脂を
実施例1と同一方法で洗浄し重合率、吸水倍率を
測定した。
【表】
【表】
実施例 3
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸ナトリウム0.4g、ジエチレンオキサイド
ジメタクリレート0.00004gを第3表の如く10g
の溶媒に溶解させ100mlのアンプルに入れ液体窒
素で凍結させ10-4トールで脱気した。つぎに実施
例1のモデル3001の高周波発生器に連結し一対の
外部平行電極間に、挿入したこのアンプルに80ワ
ツトの出力でグロー放電を発生させ、30秒間照射
した。しかる後にグロー放電を停止させ封管後25
℃の恒温槽に15時間放置した。その後開封して水
で十分洗浄を行ない、未反応モノマーを除去した
後多量のエタノールで洗浄し乾燥して試料とし、
重合率、吸水倍率を測定した。
ホン酸ナトリウム0.4g、ジエチレンオキサイド
ジメタクリレート0.00004gを第3表の如く10g
の溶媒に溶解させ100mlのアンプルに入れ液体窒
素で凍結させ10-4トールで脱気した。つぎに実施
例1のモデル3001の高周波発生器に連結し一対の
外部平行電極間に、挿入したこのアンプルに80ワ
ツトの出力でグロー放電を発生させ、30秒間照射
した。しかる後にグロー放電を停止させ封管後25
℃の恒温槽に15時間放置した。その後開封して水
で十分洗浄を行ない、未反応モノマーを除去した
後多量のエタノールで洗浄し乾燥して試料とし、
重合率、吸水倍率を測定した。
Claims (1)
- 1 2−アクリルアミド−2メチルプロパンスル
ホン酸、そのアンモニウム塩、そのアルカリ金属
塩から選ばれた少なくとも1種の単量体とアクリ
ル酸、メタクリル酸、pスチレンスルホン酸、ビ
ニルスルホン酸、2メタアクリロイルオキシエチ
ルスルホン酸、アリルスルホン酸、メタクリルス
ルホン酸並びにこれらの酸のアンモニウム塩及び
アルカリ金属塩から選ばれた少なくとも1種のビ
ニル系単量体、及び架橋成分とよりなるモノマー
を水性媒体中でイオン化ガスプラズマの存在下で
重合を開始した後、該プラズマの不存在下で後重
合することを特徴とする非水容性で自重の500倍
以上の高吸水性を有するスルホン酸基含有アクリ
ルアミド系架橋樹脂の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4946682A JPS58167603A (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | スルホン酸基含有アクリルアミド系架橋樹脂及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4946682A JPS58167603A (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | スルホン酸基含有アクリルアミド系架橋樹脂及びその製造法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4293815A Division JP2511840B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | スルホン酸基含有アクリルアミド系架橋樹脂 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58167603A JPS58167603A (ja) | 1983-10-03 |
| JPH059447B2 true JPH059447B2 (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=12831909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4946682A Granted JPS58167603A (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | スルホン酸基含有アクリルアミド系架橋樹脂及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58167603A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3124008A1 (de) * | 1981-06-19 | 1983-01-27 | Chemische Fabrik Stockhausen & Cie, 4150 Krefeld | Vernetzte, in wasser quellbare copolymerisate und ihre verwendung als absorptionsmittel fuer waessrige koerperfluessigkeiten wie urin |
-
1982
- 1982-03-26 JP JP4946682A patent/JPS58167603A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58167603A (ja) | 1983-10-03 |
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