JPH0594679A - トラツクアクセス装置 - Google Patents

トラツクアクセス装置

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JPH0594679A
JPH0594679A JP1832092A JP1832092A JPH0594679A JP H0594679 A JPH0594679 A JP H0594679A JP 1832092 A JP1832092 A JP 1832092A JP 1832092 A JP1832092 A JP 1832092A JP H0594679 A JPH0594679 A JP H0594679A
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JP
Japan
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actuator
track
fine
access device
seek
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Application number
JP1832092A
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English (en)
Inventor
Hiromi Yasujima
弘美 安島
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】高速で安定した精アクチュエータのシークがで
きる光ディスクのトラックアクセス装置を提供するこ
と。 【構成】 精、粗2つのアクチュエータを有し、目標速
度である参照入力と制御出力との誤差に基づく信号を両
アクチュエータに加え、さらに精アクチュエータの動き
を検出して、その信号を粗アクチュエータに加えること
で両アクチュエータを制御して、所望のトラックを検索
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学式情報記録再生装置
の光ディスクのトラックアクセス装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】従来この種の技術としては、例えば特開昭
61−177640号公報に開示されたトラックアクセ
ス装置がある。該トラックアクセス装置は光ヘッドを駆
動する粗アクチュエータ(送りモータ)と、該光ヘッド
内にあって集光レンズを駆動する精アクチュエータ(ト
ラッキングアクチュエータ)とを持つ光ディスク装置に
おけるトラックアクセス装置である。
【0003】該トラックアクセス装置においては、光ビ
ームを現在トラックから目標トラックへ移動する際、集
光レンズの光ヘッドに対するトラッキング方向のレンズ
位置を検出し、粗アクチュエータによってレンズ位置が
常にゼロとなるように、光ヘッドの位置制御を行ないな
がら、目標トラックまで精アクチュエータによって集光
レンズ、即ち光ビームのトラックに対する速度を予め設
定されている基準速度に追従するように制御して、目標
トラックまで光ビームを移動する装置である。また、特
開昭61−280080号公報にも同様な装置が開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のトラックア
クセス装置において、長い距離をシークする場合、粗ア
クチュエータが追従しきれる範囲で、精アクチュエータ
を高速でシークさせるが、シーク速度は粗アクチュエー
タの位置制御系の特性で決まってしまう。このとき粗ア
クチュエータは位置制御系で決まる追従速度で精アクチ
ュエータに追従するよう動作しているものの、最大速度
で駆動されているわけではない。即ち精アクチュエータ
が振れ過ぎないように、入力信号を抑えなければならな
いため、粗アクチュエータの最大加速度が出し切れてい
ないという問題があった。
【0005】即ち、精粗両アクチュエータの特性を活か
した上で(ディスク回転数付近のゲイン特性を低下させ
ないで)精アクチュエータの振れを抑えて、前記粗アク
チュエータの最大加速度が引き出せれば、さらにシーク
速度を速められると考えられる。また精アクチュエータ
の振動が抑えられれば、シーク終了時に安定して位置制
御に切り換えることができる。
【0006】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記問題点を解決し、高速で安定した精アクチュエ
ータのシークができる光ディスクのトラックアクセス装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、精、粗2つのアクチュエータを有し、目標速
度である参照入力と制御出力との誤差に基づく信号を両
アクチュエータに加え、さらに精アクチュエータの動き
を検出して、その信号を粗アクチュエータに加えること
で両アクチュエータを制御して、所望のトラックを検索
することを特徴とする。
【0008】また、検索時に精アクチュエータの振動が
少なくなるように、参照入力、又は検索時の位置情報を
用いることを特徴とする。
【0009】また、検索時に精アクチュエータの振動が
少なくなるように、参照入力の変化量を精アクチュエー
タに加えることを特徴とする。
【0010】また、検索時に精アクチュエータの振動が
少なくなるように、精アクチュエータに加えられる信号
のゲインを下げることを特徴とする。
【0011】
【作用】トラックアクセス装置を上記のごとく構成する
ことで、現在トラックから目標トラックまでシークする
場合、精アクチュエータ(トラッキングアクチュエー
タ)の振動を最小限に抑え、なお且つディスク偏心に対
しては十分に追従し、粗アクチュエータ(送りモータ)
には最大速度を発生させるような制御ができるので、高
速なシークが可能となる。しかも粗アクチュエータ(送
りモータ)に対して精アクチュエータ(トラッキングア
クチュエータ)は常に定位置関係になるよう位置制御さ
れているため、精アクチュエータが振動することなく安
定してシークが行なえる。
【0012】また、外乱に対しては精アクチュエータ感
度を下げることなく効果は活かされている。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の第1の実施例のトラックアク
セス装置の構成を示すブロック図である。マイクロプロ
セッサー10(以下、「MPU」と称する)は内部に入
力ポート、出力ポート、メモリ、カウンター等を持つシ
ングルチップマイクロプロセッサーである。内部は10
MHzで動作し、制御系としては問題のないスピードで動
作する。
【0014】20は光ディスクであり、スピンドルモー
タ30により一定回転速度で回転している。34は光ヘ
ッド31を駆動する粗アクチュエータ(送りモータ)で
あり、該光ヘッド31の中には精アクチュエータ(トラ
ッキングアクチュエータ)32が組み込まれていて、通
常光ビーム36の位置制御を行なっている。33は精ア
クチュエータ32の光ヘッド31に対する中点位置ずれ
を検出する中点センサである。光ヘッド31からはトラ
ッキングエラー信号SA及び反射光量の和信号SBが出
力される。11はD/Aコンバータであり、その出力は
精アクチュエータ32に接続されると共に、加算器13
で中点センサ33の出力と加算され、粗アクチュエータ
34を駆動できる。
【0015】16はトラッキングエラー信号SAのDC
成分を除去するトラックエラーフィルターであり、その
出力は波形整形しトラックパルスTPを得るためにコン
パレータ15に入力されている。19は反射光量の和信
号SBのDC成分を除去する和信号フィルターであり、
その出力は波形整形し和信号パルスSPを得るためにコ
ンパレータ18に接続されている。トラックパルスTP
はMPU10のカウンター兼入力ポートに接続されてい
る。
【0016】また、トラックパルスTPは10MHzのク
ロックを用いて周期カウンタ14でその周期が測定さ
れ、MPU10に取り込まれるようになっている。トラ
ックパルスTPと和信号パルスSPは方向検出器17に
接続され、光スポットのトラックに対する方向が2値論
理で出力される。この方向検出方法に関しては特公平1
−50972号公報に詳しく述べられている。この方向
信号はMPU10の入力ポートに接続されている。MP
U10ではソフトウェアで制御できるような構成になっ
ている。
【0017】図2はトラッキングエラー信号SA、和信
号SB、トラックパルスTP、和信号パルスSP、方向
検出信号DSの各波形を示す図である。図示するよう
に、データエリアは光ヘッド31が外周へ移動する場合
はトラックパルスTPの立ち上がりエッヂを、内周に移
動する場合は立ち下がりエッヂを検出すればよいことが
わかる。
【0018】上記のように構成されたトラックアクセス
装置の動作を図3のフローチャートに基づいて説明す
る。通常ディスク20は一定回転数で回転し、フォーカ
スサーボがかけられ、トラッキングサーボという位置制
御が行われている状態にある。図示しない上位装置から
シーク命令を受けると(ステップ101)、スイッチS
W2をオフにしてトラッキングサーボを停止する(ステ
ップ102)と共に、スイッチSW1をD/Aコンバー
タ11側にセットする。続いてシーク方向及び目標トラ
ック本数を設定する(ステップ103)。
【0019】このときからMPU10は、トラックパル
スTPの数から内部の位置カウンタで現在トラックを求
め、目標トラックと現在トラックの差に応じて光ヘッド
31を移動すべき目標速度データを求め、周期カウンタ
14の値からMPU10で求めた実際の速さとの差に応
じて偏差信号をD/Aコンバータ11から出力する。M
PU10内部の位置カウンタはシーク方向に応じてトラ
ックパルスの立ち上がりか立ち下がりをカウントするか
切り換えて、どちらのシーク方向でもデータエリアを横
切った時カウントするようにしている。
【0020】この時精アクチュエータ32は移動し始
め、中点センサ33の出力で粗アクチュエータ34が追
従してくるが、さらにD/Aコンバータ11の出力でそ
の追従遅れを補うように動作する(ステップ104)。
現在位置はMPU10に内蔵のカウンターを用いてトラ
ックパルスをカウントしてトラック数を求めることによ
り行なう。これを目標トラックまで繰り返すことにより
粗アクチュエータ34、すなわち光ビームを目標速度で
移動させることができる(ステップ105,106)。
【0021】このようにして目標トラックへの突入速度
を4mm/s以下になるよう設定する。しかし、このとき実
際の速さは安定してトラック突入(4mm/s以下)できる
かどうかわからないので、周期カウンタ14で実際の速
さを監視する(ステップ107,108)。そして速さ
が4mm/s以下になったら和信号パルスSPとトラックパ
ルスTPを読み込みデータ部で位置制御に切り換える
(スイッチSW1をサーボ回路12側、スイッチSW2
をオン、D/Aコンバータ11の出力をゼロ)。ここで
データ部とは、和信号パルスSPが”H”レベルでかつ
トラックパルスTPの立ち上がり、または立ち下がりと
なるように設定しておく(ステップ109)。このよう
なタイミングでトラッキングをオンすれば(ステップ1
10)、安定した状態でトラック突入ができ、位置制御
に切り換えられる。
【0022】次に、上記構成のトラックアクセス装置の
精アクチュエータ32の挙動とシーク時間について説明
する。図4は同一距離を同一目標パターンでシークさせ
た場合の精アクチュエータ32の振れ量を示す図で、図
4(a)は従来例、図4(b)は上記実施例の場合を示
す。移動所要時間は両者ともサーボがかかっているので
同じであるが、精アクチュエータ32の振れ量は目標速
度パターンの加速度が大きい程大きく振れるので、精ア
クチュエータ32の可動限界より振れない程度に目標速
度パターンの加速度を抑える必要がある。なぜなら、可
動範囲を越えると精アクチュエータ32は動かなくなる
ため、制御不能となりシークに失敗してしまうからであ
る。従って、トラックアクセス装置を図1に示すように
構成すれば、シーク時間を短縮するため目標速度パター
ンの加速度を大きくし、従来技術に比較し、約2倍の加
速度を加えてもシークすることが可能となり、シーク時
間の短縮が可能となる。
【0023】図5は本発明のトラックアクセス装置の制
御系のブロック線図であり、このとき開ループ伝達関数
は {(G1(s)H(s)+K(s)G2(s)+G1(s)}s となる。
【0024】図6は従来のトラックアクセス装置の制御
系のブロック線図であり、このとき開ループ伝達関数
は、 {G1(s)H(s)G2(s)+G1(s)}s となる。上記2つの式より、本発明においてはK(s)
G2(s)だけゲインが大きくなることが分かる。
【0025】図7は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図である。図7において図1と同一符号を付した部分
は同一又は相当部分を示す。MPU10は図1のMPU
と同様内部に入力ポート、出力ポート、メモリ、カウン
ター等を持つシングルチップマイクロプロセッサーであ
る。内部は10MHzで動作し制御系としては問題のない
スピードで動作する。
【0026】44は可動部光ヘッド41を駆動する粗ア
クチュエータ(送りモータ)であり、可動部光ヘッド4
1が搭載されている。固定部光ヘッド45の中には精ア
クチュエータ(トラッキングアクチュエータ)42が組
み込まれていて、通常光ビーム36の位置制御を行なっ
ている。43は精アクチュエータ42の固定部光ヘッド
45に対する中点位置ずれを検出する中点センサであ
る。可動部光ヘッド41からはトラッキングエラー信号
SA及び反射光量和信号SBが出力される。
【0027】D/Aコンバータ11の出力は精アクチュ
エータ42に接続され、加算器13で中点センサ43の
出力と加算され粗アクチュエータ44を駆動できる。ト
ラックエラーフィルタ16の出力はコンパレータ15に
接続され波形整形されてトラックパルスTPを得る。和
信号フィルター19の出力はコンパレータ18に接続さ
れ波形整形されて和信号パルスSPを得る。
【0028】トラックパルスTPはMPU10のカウン
ター兼入力ポートに接続されている。また、トラックパ
ルスSPは10MHzのクロックを用いて周期カウンタ1
4でその周期が測定され、MPU10に取り込まれるよ
うになっている。
【0029】トラックパルスTPと和信号パルスSPは
方向検出器17に接続され、光スポットのトラックに対
する方向が2値論理で出力される。この方向検出方法に
関しては特公平1−50972号公報に詳しく述べられ
ている。この方向信号はMPU10の入力ポートに接続
されている。MPU10ではソフトウェアで制御できる
ような構成になっている。
【0030】トラッキングエラー信号SA、和信号S
B、トラックパルスTP、和信号パルスSP及び、方向
検出信号DSの各波形は図2と同様である。図示するよ
うに、データエリアは可動ヘッド41が外周へ移動する
場合はトラックパルスTPの立ち上がりエッヂを、内周
に移動する場合は立ち下がりエッヂを検出すればよいこ
とがわかる。
【0031】上記のように構成されたトラックアクセス
装置の動作は図3のフローチャートと同様でありその説
明は省略する。
【0032】図8は本発明の制御系のブロック線図であ
る。このとき開ループ伝達関数は 〔{G1(s)H(s)+K(s)}G2(s)+G1(s)〕{1−exp(-s T)} となる。
【0033】図9は従来技術の制御系のブロック線図で
ある。このとき開ループ伝達関数は {G1(s)H(s)G2(s)+G1(s)}{1−exp(-sT)} となる。
【0034】上記二つの式より、本発明の制御系は従来
の制御系に比べてK(s)G2(s){1−exp(-s
T)}だけゲインが大きくなることがわかる。ここでは
比較のため制御対象は同じくしてある。この二つのゲイ
ン特性を比較したのが図10である。低域、高域とも本
発明のほうがゲインが大きいことがわかる。
【0035】精アクチュエータ42の挙動とシーク時間
の短縮について、図11を用いて説明する。図11は従
来技術、本発明による、同一距離を同一目標パターンで
シークさせた場合の精アクチュエータ42の振れ量(中
点センサーの出力)をシミュレートしたものである。
【0036】移動所要時間は両者ともサーボかかってい
るので略同じであるが、精アクチュエータ42の振れ量
は従来技術の方が約1.5倍大きい。ここで精アクチュ
エータ42の振れ量は目標速度パターンの加速度が大き
いほど大きく振れるので、精アクチュエータ42の可動
限界より振れない程度に目標速度パターンの加速度を抑
える必要がある。なぜなら、可動範囲を越えると精アク
チュエータは動かなくなるため、制御不能となりシーク
に失敗してしまうからである。
【0037】図12はシーク時の目標速度パターンの加
速度をパラメータとし、精アクチュエータ42の振れ量
を計算したものである。精アクチュエータ42の可動範
囲が100μm以下とすれば、従来法では1G、本発明
では2Gの加速度を加えてシークすることができる。
【0038】従ってシーク時間を短縮するため、目標速
度パターンの加速度を大きくしようとすれば、本発明の
通り構成し、従来技術に対して約2倍の加速度を加えて
もシークする事が可能となり、シーク時間の短縮が可能
となる。
【0039】図13は本発明の第3実施例のトラックア
クセス装置の構成を示すブロック図の一例である。MP
U10は図1及び図7と同様に入力ポート、出力ポー
ト、メモリ、カウンター等を持つシングルチップマイク
ロプロセッサーである。内部は10MHzで動作し制御系
としては問題のないスピードで動作する。図13におい
て、図1及び図7と同一符号を付した部分は同一又は相
当部分を示す。
【0040】光ディスク20はスピンドルモータ30に
より一定回転速度で回転されている。光ヘッド31は粗
アクチュエータ(送りモータ)34で駆動される。光ヘ
ッド31の中には精アクチュエータ(トラッキングアク
チュエータ)32が組み込まれていて、通常光ビームの
位置制御を行なっている。中点センサ33は精アクチュ
エータ32の光ヘッド31に対する中点位置ずれを検出
する。光ヘッド31からはトラッキングエラー信号SA
及び反射光量和信号SBが出力される。
【0041】D/Aコンバータ11の出力は、精アクチ
ュエータ32に接続され、及び加算器13で中点センサ
33の出力と加算され粗アクチュエータ34を駆動でき
る。D/Aコンバータ21の出力は精アクチュエータ3
2に接続されている。D/Aコンバータ11の出力と加
算されている。
【0042】トラッキングエラー信号SAのDC成分
は、トラッキングエラーフィルタ16で除去し、波形整
形しトラックパルスTPを得るためにコンパレータ15
に接続されている。反射光量和信号SBのDC成分は、
和信号フィルタ19で除去され、波形整形した和信号パ
ルスを得るためにコンパレータ18に接続されている。
【0043】トラックパルスTPはMPU10のカウン
ター兼入力ポートに接続され、トラックパルスTPは1
0MHzのクロックを用いて周期カウンタ14でその周期
が測定され、MPU10に取り込まれるようになってい
る。トラックパルス信号TPと和信号パルスSPは方向
検出器17に接続され光スポットのトラックに対する方
向が2値論理で出力される。この方向検出方法に関して
は特公平1−50972号公報に詳しく述べられてい
る。この方向信号はMPU10の入力ポートに接続され
ている。MPU10ではソフトウェアで制御できるよう
な構成になっている。
【0044】トラッキングエラー信号SA、和信号S
B、和信号パルスSP、方向検出信号DSの各波形は図
2に示すものと同様である。図示するように、データエ
リアは光ヘッド31が外周へ移動する場合はトラックパ
ルスTPの立上りエッヂを、内周に移動する場合は立ち
下がりエッヂを検出すればよいことがわかる。
【0045】上記のように構成されたトラックアクセス
装置の動作は図14のフローチャートに基づいて説明す
る。通常ディスク20は一定回転数で回転し、フォーカ
スサーボがかけられ、トラッキングサーボという位置制
御がされている状態にいる。
【0046】図示しない上位位置からシーク命令を受け
ると(ステップ101)、SW1をD/Aコンバータ1
1、21側にセットしトラッキングサーボを停止する
(ステップ102)。続いてシーク方向及び目標トラッ
ク本数を設定する(ステップ103)。
【0047】このときからMPU10はトラックパルス
TP数から内部の位置カウンタで現在トラックを求め、
目標トラックと現在トラックの差に応じて光ヘッド31
を移動すべき参照入力である目標速度データを求め、周
期カウンタ14の値からMPU10で求めた実際の速さ
との差に応じて偏差信号をD/Aコンバータ11から出
力する。MPU10内部の位置カウンタはシーク方向に
応じてトラックパルスの立ち上がりか立ち下がりをカウ
ントするか切り替えて、どちらのシーク方向でもデータ
エリアを横切った時カウントするようにしている。
【0048】このとき速度サーボが駆動し、精アクチュ
エータ32は動作し始め、中点センサ33の出力で粗ア
クチュエータ34が追従してくるが、さらにD/Aコン
バータ11の出力でもってその追従遅れを補うように動
作させる(ステップ104)。
【0049】通常シーク時間を短縮するため加速時は最
大加速を行なうが、このとき精アクチュエータ32は振
動してしまうため、D/Aコンバータ21を介して目標
速度の変化分を加え、精アクチュエータが振動しないよ
うフィードフォワード補償を行なう。このようにして
も、光ディスクの偏心分には精アクチュエータが追従す
る(ステップ105)。
【0050】現在位置はMPU10の内蔵のカウンター
を用いてトラックパルスをカウントして求める。これを
目標トラックまで繰り返すことにより粗アクチュエータ
34、即ち光ビームを目標速度で移動させることができ
る(ステップ106,107)。
【0051】このようにして目標トラックへの突入速度
4mm/s以下になるよう設定する。しかしこのとき実際の
速さは安定してトラック突入(4mm/s以下)できるかど
うかわからないので、周期カウンタ14で実際の速さを
監視する(ステップ108,109)。そして速さが4m
m/s以下になったら和信号パルスSPとトラックパルス
TPを読み込みデータ部で位置制御に切り換える(スイ
ッチSW1をサーボ回路36側に接続し、D/Aコンバ
ータ11の出力をゼロ)。ここでデータ部とは、和信号
パルスSPが”H”レベルでかつトラックパルスTPの
立ち上がり、又は立ち下がりとなるように設定しておく
(ステップ110)。
【0052】このようなタイミングでトラッキングをオ
ンすれば(ステップ111)、安定したトラック突入が
でき、位置制御に切り換えられる。ただし、データエリ
アは光ヘッドが外周へ移動する場合はトラックパルスの
立ち上がりエッヂ、内周に移動する場合は立ち下がりエ
ッヂを検出すれば良いように構成してある。
【0053】また粗アクチュエータ34を動かす時に精
アクチュエータ32が慣性力で動いてしまう場合、前記
フィードフォワード補償は慣性力も考慮しておかなけれ
ばならない。
【0054】図15は本実施例の制御系のブロック線図
である。フィードバックループの開ループ伝達関数は {(G1(s)H(s)+K(s))G2(s)+G1(s)}{1−exp(-sT)}
【0055】図16は従来技術の制御系のブロック線図
である。このとき開ループ伝達関数は {(G1(s)H(s)G2(s)+G1(s)}{1−exp(-sT)}
【0056】上記2つの式より、K(s)G2(s)
{1−exp(-sT}だけゲインが大きくなることがわかる。
ここでは比較の為制御対象は同じくしてある。この2つ
のゲイン特性の比較は図10と同様になる。低域、高域
とも今回発明のほうがゲインが大きいことがわかる。ま
たどちらも、ディスク回転数(40Hz)付近のゲインが
高く、ディスク偏心に対して抑圧する効果が大きい。
【0057】また参照入力(目標速度)に対する精(ト
ラッキング)アクチュエータ32の挙動に対するフィー
ドフォワード補償F(s)の効果は次のようになる。図
17は従来技術、本発明のフィードフォワード補償F
(s)を入れたものによる。同一距離を同一目標パター
ンでシークさせた場合の精(トラッキング)アクチュエ
ータ32の振れ量(中点センサーの出力)をシミュレー
トしたものである。ここではF(s)={s/(Kf)+
s)}とした。
【0058】なお、図15において、精アクチュエータ
伝達特性G1(s)、粗アクチュエータ伝達特性G2
(s)、位相補償回路伝達特性H(s)フィードフォワ
ード補償特性F(s)は、 G1(s)=K1ωn1/(s2+2ζ1sωn1+ωn1 2) G2(s)=(K2/s2)(ωn2 2)/(s2+2ζ2sωn2+ωn2 2) H(s)=(1+Tbs)/(1+Tas) K(s)=Kk/(1+Tks) F(s)=s/(Kf+s) となる。
【0059】移動所要時間は両者ともサーボかかってい
るのでほぼ同じであるが、精(トラッキング)アクチュエ
ータ32の振れ量は従来技術の方が約10倍大きい。こ
こで精(トラッキング)アクチュエータ32の振れ量は目
標速度パターンの加速度が大きいほど大きく振れるの
で、精(トラッキング)アクチュエータ32の可動限界よ
り振れない程度に目標速度パターンの加速度を抑える必
要がある。なぜなら、可動範囲を越えると精(トラッキ
ング)アクチュエータは動かなくなるため、制御不能と
なりシークに失敗してしまうからである。
【0060】図18はディスクの偏心±50μm、40Hzが
加わったときの精アクチュエータの振れ量を示す図であ
る。精アクチュエータはディスク偏心に追従し、トラッ
クパルスTPが偏心の影響を受けずにカウントできるこ
とがわかる。なお粗アクチュエータも偏心に追従する。
【0061】図19はシーク時の目標速度パターンの加
速度をパラメータとし、精(トラッキング)アクチュエ
ータ32の振れ量を計算したものである。精(トラッキ
ング)アクチュエータ32の可動範囲が100μm以下とす
れば、従来法では1.4G、本発明では14G(約10倍)
の加速度を加えてシークすることができる。(この図は
加速度1.4Gで行なった。)
【0062】従ってシーク時間を短縮するため、目標速
度パターンの加速度を大きくしようとすれば、今回の発
明のとおり構成し、従来技術に対して約10倍の加速度
を加えても精(トラッキング)アクチュエータが振動せ
ずシークすることが可能となり、シーク時間の短縮が可
能となる。
【0063】図20は本発明の第4実施例のトラックア
クセス装置のブロック線図である。このとき開ループ伝
達関数は {(G1(s)H(s)+Kvk(s))G2(s)+G1(s)} {1−exp(-sT)} K1は可変ゲインであり、シーク時の最大加速時にKv
を小さくすれば、精(トラッキング)アクチュエータ3
2の振れ量は少なく抑えられることがわかる。この時
は、目標トラックの100トラック手前まではゲインを
下げて、それ以降通常のゲインに設定しディスク偏心に
追従させるなどの工夫が必要である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下
記のような優れた効果が得られる。 (1)シーク時に精アクチュエータの振動を抑えなが
ら、粗アクチュエータの最大加速度を引き出せるため
(従来法に比べ、約10倍)、高速で安定した光ディス
クのトラックアクセスが可能となる効果がある。 (2)またシーク時に精アクチュエータ特性を活かし
て、ディスクの偏心には追従させ、外乱には抑圧効果を
保てるため、偏心、外乱に強い安定した光ディスクのト
ラックアクセスが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のトラックアクセス装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例のトラックアクセス装置におけるト
ラッキングエラー信号SA、和信号SB、トラックパル
スTP、和信号パルスSP、方向検出信号DSの各波形
を示す図である。
【図3】第1実施例のトラックアクセス装置のトラック
アクセス処理フローを示す図である。
【図4】図1のトラックアクセス装置で同一距離を同一
目標パターンでシークさせた場合のトラッキングアクチ
ュエータの振れ量を示す図で、同図(a)は従来例、同
図(b)は本発明の実施例の場合を示す図である。
【図5】図1のトラックアクセス装置の制御系のブロッ
ク線図である。
【図6】従来のトラックアクセス装置の制御系のブロッ
ク線図である。
【図7】本発明の第2実施例のトラックアクセス装置の
構成を示すブロック図である。
【図8】図7のトラックアクセス装置の制御系のブロッ
ク線図である。
【図9】従来のトラックアクセス装置の制御系のブロッ
ク線図である。
【図10】本発明の第2実施例のトラックアクセス装置
の制御系と従来の制御系のゲイン特性を示す図である。
【図11】本発明の第2実施例と従来技術による同一距
離を同一目標パターンでシークさせた場合の精アクチュ
エータの振れ量のシミュレート例を示す図である。
【図12】本発明の第2実施例と従来技術のシーク時の
目標速度パターンの加速度をパラメータとし精アクチュ
エータの振れの計算結果を示す図である。
【図13】本発明の第3実施例のトラックアクセス装置
の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第3実施例のトラックアクセス装置
のトラックアクセス処理フローを示す図である。
【図15】本発明の第3実施例のトラックアクセス装置
の制御系のブロック線図である。
【図16】従来のトラックアクセス装置の制御系のブロ
ック線図である。
【図17】本発明の第3実施例と従来例の精アクチュエ
ータの振れ量のシミュレートを示す図である。
【図18】シーク時の目標速度パターンの加速度をパラ
メータとし精アクチュエータの振れを計算した結果を示
す図である。
【図19】本発明の第3実施例と従来例の精アクチュエ
ータの振れ量のを示す図である。
【図20】本発明の第4実施例のトラックアクセス装置
の制御系のブロック線図である。
【符号の説明】
10 MPU 11 D/Aコンバータ 12 サーボ回路 13 加算器 14 周期カウンタ 15 コンパレータ 16 トラックエラーフィルタ 17 方向検出回路 18 コンパレータ 19 和信号フィルタ 20 光ディスク 21 D/Aコンバータ 30 スピンドルモータ 31 光ヘッド 32 精アクチュエータ 33 中点センサ 34 粗アクチュエータ 35 集光レンズ 36 光ビーム 41 可動ヘッド 42 精アクチュエータ 43 中点センサ 44 粗アクチュエータ SW1 スイッチ SW2 スイッチ SA トラッキングエラー信号 SB 和信号 TP トラックパルス SP 和信号パルス DS 方向検出信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精、粗2つのアクチュエータを有し、参
    照入力と制御出力との誤差に基づく信号を両アクチュエ
    ータに加え、さらに精アクチュエータの動きを検出し
    て、その信号を粗アクチュータに加えることで両アクチ
    ュエータを制御して、所望のトラックを検索するトラッ
    クアクセス装置。
  2. 【請求項2】 検索時に精アクチュエータをトラック偏
    心成分に追従させながら、参照入力による精アクチュエ
    ータの振動が少なくなるように、参照入力、又は検索時
    の位置情報を用いることを特徴とする請求項1記載のト
    ラックアクセス装置。
  3. 【請求項3】 検索時に精アクチュエータをトラック偏
    心成分に追従させながら、参照入力による精アクチュエ
    ータの振動が少なくなるように、参照入力の変化量を精
    アクチュエータに加えることを特徴とする請求項1記載
    のトラックアクセス装置。
  4. 【請求項4】 検索時に精アクチュエータをトラック偏
    心成分に追従させながら、参照入力による精アクチュエ
    ータの振動が少なくなるように、精アクチュエータに加
    えられる信号のゲインを下げることを特徴とする請求項
    1記載のトラックアクセス装置。
JP1832092A 1991-07-22 1992-01-06 トラツクアクセス装置 Pending JPH0594679A (ja)

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JP20546591 1991-07-22
JP3-205465 1991-08-06
JP22107291 1991-08-06
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100420545B1 (ko) * 2000-06-09 2004-03-02 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 비정밀 액튜에이터의 서보 제어
KR20040029716A (ko) * 2002-10-02 2004-04-08 삼성전자주식회사 디스크 구동기의 트랙킹 제어 방법 및 장치

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