JPH0595083U - 電気部品の密封構造 - Google Patents
電気部品の密封構造Info
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- JPH0595083U JPH0595083U JP4310992U JP4310992U JPH0595083U JP H0595083 U JPH0595083 U JP H0595083U JP 4310992 U JP4310992 U JP 4310992U JP 4310992 U JP4310992 U JP 4310992U JP H0595083 U JPH0595083 U JP H0595083U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器内に電気部品を外気から遮断し絶縁性を
保って収納する際に、従来のような部品の破壊等が生じ
ないようなポッティングを可能とする。 【構成】 外部接続手段2を有する電気部品1を、一方
に開口を有する収納凹部4内に収納し、この収納凹部を
ポッティングにより外気から遮断する。この場合、収納
凹部の底面に当接し電気部品を連接した支持部5を備え
るとともに収納凹部外周に密に嵌挿される蓋部6を有す
る電気部品固定部材7を、開口端との間に空間4aを残
して配設する。電気部品の外部接続手段を蓋部を貫通さ
せた状態で、蓋部の開口端側の空間にポッティング材8
を充填して硬化させ、密封する。
保って収納する際に、従来のような部品の破壊等が生じ
ないようなポッティングを可能とする。 【構成】 外部接続手段2を有する電気部品1を、一方
に開口を有する収納凹部4内に収納し、この収納凹部を
ポッティングにより外気から遮断する。この場合、収納
凹部の底面に当接し電気部品を連接した支持部5を備え
るとともに収納凹部外周に密に嵌挿される蓋部6を有す
る電気部品固定部材7を、開口端との間に空間4aを残
して配設する。電気部品の外部接続手段を蓋部を貫通さ
せた状態で、蓋部の開口端側の空間にポッティング材8
を充填して硬化させ、密封する。
Description
【0001】
本考案は、電気部品収納用容器の収納凹部内に電気部品を入れてポッティング 材により密封する際に用いて好適な電気部品の密封構造に関する。
【0002】
容器内に配設した電気部品の絶縁性を保つために、外気から遮断する方法とし て従来からポッティングが行われている。
【0003】 すなわち、各種の電気部品を、その収納容器内に収納して取付け固定し、さら にこの容器内に、ウレタンゴム等のポッティング材を充填して硬化させることに より電気部品を密封し、湿気や腐食を防ぎ、絶縁性を保てるような構造が、従来 から一般に採用されている。
【0004】 特に、このようなポッティングによる密封構造は、上述した電気部品から、外 部接続手段としてのリード線やフレキシブルプリント配線板等が引き出すことが 必要とされる場合に、その引出しが容易に行なえ、しかも前記電気部品を確実に 密封するうえで有効な対策である。
【0005】
しかしながら、上述したようなポッティング材による従来の密封構造では、容 器内にポッティング材を充満させ、その内部に電気部品を埋設することにより密 封していることから、次のような問題を生じている。
【0006】 すなわち、この種のポッティング材は、外部環境、特に温度変化によって膨張 、収縮を起こすものであり、この膨張、収縮に伴なう力が、容器内部に設けた電 気部品に作用を及ぼし、甚だしい場合にはこれを破壊してしまうといった不具合 を生じる虞れがあった。
【0007】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、容器内に収納して配設 する電気部品を外気から遮断し、絶縁性を保ち、しかも従来のような部品の破壊 等といった問題を生じることのない電気部品の密封構造を得ることを目的として いる。
【0008】
このような要請に応えるために本考案に係る電気部品の密封構造は、外部接続 手段を有する電気部品を、一方に開口を有する収納凹部内に収納し、この収納凹 部をポッティングにより外気から遮断するにあたって、収納凹部の底面に当接し 電気部品を連接した支持部を備えるとともに収納凹部外周に密に嵌挿される蓋部 を有する電気部品固定部材を、前記開口端側との間に空間を残して配設し、かつ 電気部品の外部接続手段を蓋部を貫通させた状態で、蓋部の開口端側の空間にポ ッティング材を充填して硬化させ、この収納凹部内を密封したものである。
【0009】
本考案によれば、電気部品を支持した状態で収納凹部内に嵌挿して収納配置さ れる電気部品固定部材の蓋部によって、収納凹部の開口端側を、わずかな空間を 残して閉塞した状態とするとともに、電気部品の外部接続手段は蓋部を貫通させ た状態とし、かつこの開口端側の空間をポッティング材で密封することにより、 電気部品を、収納凹部内に密封して収納配設でき、しかもこの電気部品は、ポッ ティング材内に埋設されないため、ポッティング材の温度変化に伴なう膨張、収 縮による無用な力が及んで破壊事故を生じるといった不具合を一掃し得るもので ある。
【0010】
図1ないし図4は本考案に係る電気部品の密封構造の一実施例を説明するため のものである。 なお、本考案に係る電気部品の密封構造は、後述する図11で示した電気装置 の一例としての現場設置タイプの差圧または圧力指示発信器に適用して好適なも のであり、この発信器にあっては、電気部品としては発信器ケースの一部に形成 されるアンプ室内にアンプユニットとして収納配置されるプリント基板等による アンプユニットおよびその収納部が該当する。
【0011】 まず、図1および図2において符号1は電気部品(本実施例では基板上に実装 されているICパッケージを例示している)、2はこの電気部品1から引き出さ れたフレキシブルプリント配線板等による外部接続手段で、これらの電気部品1 および外部接続手段2は、収納容器3の収納凹部4内に収納して配置されるよう になっている。 なお、収納容器3としては略カップ形状を呈するものである場合を示し、また 前記外部接続手段2は、電気部品1を収納凹部4内に組込んだ際に外部に引き出 された状態とされる。
【0012】 さて、本考案によれば、このような構成において、外部接続手段2を有する電 気部品1を、一方に開口を有する収納容器3の収納凹部4内に収納し、この収納 凹部4をポッティングにより外気から遮断するにあたって、図1ないし図4から 明らかなように、収納凹部4の底面に一部が当接しかつ電気部品1を連接して保 持する支持部として四本の脚部5を備えるとともに収納凹部4外周に密に嵌挿さ れる蓋部6を有する電気部品固定部材7を、前記開口端側との間に空間4aを残 して配設し、かつ電気部品1の外部接続手段2を蓋部6を貫通させた状態で、蓋 部6上で開口端側の空間4aに、比較的粘度の高いポッティング材8を充填して 硬化させ、この収納凹部4内を密封したところに特徴を有している。
【0013】 ここで、上述した電気部品1は、図3および図4から明らかなように、蓋部6 から垂下された四本の脚部5に形成した係止溝5aに、横方向から嵌め込んだり 、あるいは図4中想像線で示したように脚部5の弾性変形を利用して係止保持さ せることで、これら四本の脚部5によって抱え込んだ状態で、電気部品固定部材 7に組付け保持されるようになっている。 なお、このような電気部品固定部材7としては、弾性力のある材料で形成する ことが、上述した電気部品1を保持する際や、これを収納凹部4内に略圧入した 状態で密に嵌挿する際に好適である。 さらに、上述した四本の脚部5は、この電気部品固定部材7を収納凹部4に組 込んだ際に蓋部6の底部からの高さ位置を位置決めする位置決め手段として機能 する。
【0014】 また、前記蓋部6の一部には、図1に示すように、外部接続手段2を引き出す ための窓部6aが開口され、かつこの窓部6aは、図2や図3から明らかなよう に外部接続手段2を最小限の隙間を介して引出した状態とするための小蓋6bが 組み付けられるようになっている。 なお、このような小蓋6bとしては、電気部品1から引き出される外部接続手 段2が、ワイヤ電線等である場合、たとえば図5の(a),(b) に示すような形状と するとよい。つまり、電線引出し部形状に合わせた挿通孔を形成するような形状 とするとよい。
【0015】 上述した構成によれば、電気部品1を支持した状態で収納凹部4内に嵌挿して 収納配置される電気部品固定部材7の蓋部6によって、収納凹部4の開口端側を 、わずかな空間を残して閉塞した状態とするとともに、電気部品1の外部接続手 段2を、蓋部6の窓部6aから小蓋6bを介して貫通させた状態とすることが可 能で、かつこの蓋部6上の開口端側の空間4aを、ポッティング材8を注入、硬 化させて密封することにより、電気部品1を、収納凹部4内に密封して収納配設 することができる。
【0016】 そして、このような構成では、この電気部品1は、ポッティング材8内に埋設 されないため、ポッティング材8の温度変化に伴なう膨張、収縮による無用な力 が及んで破壊事故を生じるといった従来の不具合は皆無であり、さらにポッティ ング材8の収納凹部4a内への注入量を、従来に比べて大幅に減少させ得るため 、材料費が安くなり、また組立時の作業性も向上させ得るものである。
【0017】 ここで、上述した実施例では、電気部品固定部材7に電気部品1を保持させる にあたって、脚部5の弾性を利用する場合を示したが、この部材が弾性に乏しい 材料で形成されている場合には、図6の(a),(b) に示したように、脚部5の係止 溝5aへの側方からの嵌め込みと、蓋部6の裏面に付設したスポンジ等の弾性材 9による弾性保持力とで、電気部品1を組付け保持させるとよい。 なお、弾性材9は、電気部品1に対しての外部からの振動、衝撃等を吸収する 役割りを持つもので、また係止溝5aに接着剤等で電気部品1を固着させるよう にしてもよい。
【0018】 さらに、電気部品固定部材7としては、たとえば図7に示したように、略下向 きカップ状を呈する形状で形成し、その側壁部7aを、収納凹部4への圧入と位 置決めとを行なうように機能させ、電気部品1は蓋部6の裏面に突設したフック 6cで係止保持するようにしてもよい。
【0019】 また、電気部品固定部材7としては、たとえば図8ないし図10から明らかな ように、略円柱形状を呈し、その一部に側方および上方に開口する挿入空間7b を形成し、この空間7b内にスポンジ等の弾性材9で保持した電気部品1を挿入 するとともに、上方への空間を外部接続手段2を引き出した状態で蓋体6dで蓋 し、これらを収納凹部4内に嵌め込み、上部開口をポッティングするようにして もよいものである。
【0020】 ここで、上述したような電気部品の密封構造を採用して好適な差圧・圧力発信 器の一例を、図11を用いて簡単に説明する。 すなわち、この差圧発信器10は、たとえば高、低圧プロセス流体接続口11 a,11bやその流体圧に対しての受圧部として一対のバリアダイヤフラムを有 しかつこれらバリアダイヤフラムで感知された二つの流体圧間での差圧を検出す る感圧センサ等(共に図示せず)を内蔵してなる検出部ボディ11と、その円筒 状連結部12の延設端に回動角度を調整可能な状態で連結されかつ前記感圧セン サからの検出信号がフレキシブルプリント配線板13を介して伝達されることで その演算処理を行なうアンプ部となるプリント配線基板14等によるアンプユニ ット15を内設するアンプ室16を底部側に形成してなる略有底円筒状を呈する ハウジング本体17およびその開口端閉塞用の蓋体18からなる発信部ハウジン グ20と、この発信部ハウジング20におけるハウジング本体17の周壁部の相 対向する二個所に形成した接続用開口21a,21bのいずれか一方に回動可能 な状態で連結されかつその内部に配設されるメータ22を透明窓22aを介して 外部から視認可能に構成されているメータハウジング23とを備えている。
【0021】 さらに、検出部ボディ11の連結部12内には、前述した感圧センサからの検 出信号を外部に導出させる複数本の信号伝達用リードがハーメチックシール等に よりシールされた状態で連結部12先端から突設され、これと前記プリント回路 基板14との間にフレキシブルプリント配線板13が介在されている。
【0022】 また、図11中25は前記検出部ボディ11側の連結部12延設端に形成され た大径円筒部で、この大径円筒部25が前記ハウジング本体17の小径筒状部1 7a内に所定の耐圧防爆指針に適合する隙間と奥行きとをもって螺合して嵌合固 定されている。 そして、このような差圧・圧力発信器10において上述したハウジング本体1 7内に臨んで配置される大径円筒部25内部が、本考案を適用してなる電気部品 の収納容器となっている。すなわち、この大径円筒部25内には、上述したリー ドやフレキシブルプリント配線板13、さらにプリント回路基板14が配設され 、アンプユニット15が収納配置されている。なお、図中26は前記プリント回 路基板14から引き出されている接続用リードである。
【0023】 27は上述した大径円筒部25の収納凹部部分に、前述した図1ないし図4に 示した方法によって形成されているポッティング材で、その下側には蓋部28を 有する電気部品固定部材29が、脚部29aで位置決めされた状態で嵌合保持さ れている。そして、このような構造では、この大径円筒部25内の電気部品収納 部分は、確実な密封状態とされ、電気的接点等を水分等から保護し、耐食性を確 保したり、振動等からの不具合を防ぎ、耐久性を確保し得るものである。さらに 、従来のようにポッティング材中に部品が埋設されていないことから、その膨張 、収縮による力が、悪影響を及ぼすといった問題も生じることはない。
【0024】 ここで、上述した検出部ボディ11の検出部構成、発信部ハウジング20の発 信部構成、メータハウジング23の指示部構成やその作用効果等は、従来から周 知の通りであり、その詳細な説明は省略する。
【0025】 なお、本考案は上述した実施例構造には限定されず、各部の形状、構造等を適 宜変形、変更し得ることは言うまでもない。たとえば本考案に係る電気部品の密 封構造は、上述した図2のような差圧・圧力発信器10に限定されず、種々の分 野において電気部品を収納配設し、その絶縁性や耐食性を確保するために密封す ることが必要とされる電気部品収納容器であれば適用して効果を発揮し得るもの である。
【0026】
以上説明したように本考案に係る電気部品の密封構造によれば、外部接続手段 を有する電気部品を、一方に開口を有する収納凹部内に収納し、この収納凹部を ポッティングにより外気から遮断するにあたって、収納凹部の底面に当接し電気 部品を連接した支持部を備えるとともに収納凹部外周に密に嵌挿される蓋部を有 する電気部品固定部材を、前記開口端面との間に空間を残して配設し、かつ電気 部品の外部接続手段を蓋部を貫通させた状態で、蓋部の開口端側の空間にポッテ ィング材を充填して硬化させ、この空間を密封するようにしたので、簡単な構造 にもかかわらず、電気部品を支持した状態で収納凹部内に嵌挿して収納配置され る電気部品固定部材の蓋部によって、収納凹部の開口端側を、わずかな空間を残 して閉塞した状態とするとともに、電気部品の外部接続手段は蓋部を貫通させた 状態でこの開口端側の空間をポッティング材で密封することで、電気部品を収納 凹部内に密封して収納配設でき、しかもこの電気部品が、ポッティング材内に埋 設されないため、従来のように温度影響でポッティング材部分が膨張、収縮して も、無用な力を及ぼすことはなく、その破壊等といった事故は皆無で、さらにポ ッティング材の収納凹部内への注入量を、従来に比べて大幅に減少させ得るため 、材料費が安くなり、また組立時の作業性も向上するといった実用上種々優れた 効果がある。
【図1】本考案に係る電気部品の密封構造の一実施例を
示す要部構成の概略分解斜視図である。
示す要部構成の概略分解斜視図である。
【図2】図1で示した密封構造の要部断面図である。
【図3】図1に示した電気部品固定部材への電気部品の
保持状態を示す概略斜視図である。
保持状態を示す概略斜視図である。
【図4】図3での電気部品組付け状態を説明するための
概略側面図である。
概略側面図である。
【図5】外部接続手段の引出し部の変形例を(a),(b) に
よって説明するための概略図である。
よって説明するための概略図である。
【図6】電気部品固定部材への電気部品の保持状態の変
形例を(a),(b) によって示す概略説明図である。
形例を(a),(b) によって示す概略説明図である。
【図7】本発明の別の実施例を示す概略断面図である。
【図8】本発明のさらに別の実施例を示す要部構成の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図9】図8の組立状態を示す概略斜視図である。
【図10】図8に示した電気部品固定部材を用いた場合
の要部側断面図である。
の要部側断面図である。
【図11】本考案に係る電気部品の密封構造を採用して
好適な差圧・圧力発信器を示す概略断面図である。
好適な差圧・圧力発信器を示す概略断面図である。
1 電気部品 2 外部接続手段 3 収納容器 4 収納凹部 4a 開口端側空間 5 位置決め用脚部 5a 電気部品組付け用係止溝 6 蓋部 6a 窓部 6b 小蓋 6c フック 6d 蓋体 7 電気部品固定部材 7a 側壁部 7b 挿入空間 8 ポッティング材 9 弾性材
Claims (1)
- 【請求項1】 外部接続手段を有する電気部品を、一方
に開口を有する収納凹部内に収納し、この収納凹部をポ
ッティングにより外気から遮断する電気部品の密封構造
において、 前記収納凹部の底面に当接し電気部品を連接した支持部
を備えるとともに前記収納凹部外周に密に嵌挿される蓋
部を有する電気部品固定部材を、前記開口端面との間に
空間を残して配設し、かつ前記電気部品の外部接続手段
を前記蓋部を貫通させた状態で、前記蓋部上で開口端側
の空間にポッティング材を充填して硬化させることによ
りこの空間のポッティング材にて収納凹部内を密封した
ことを特徴とする電気部品の密封構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4310992U JPH0595083U (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 電気部品の密封構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4310992U JPH0595083U (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 電気部品の密封構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0595083U true JPH0595083U (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=12654672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4310992U Pending JPH0595083U (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 電気部品の密封構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0595083U (ja) |
-
1992
- 1992-06-01 JP JP4310992U patent/JPH0595083U/ja active Pending
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