JPH05950A - 利尿剤 - Google Patents
利尿剤Info
- Publication number
- JPH05950A JPH05950A JP17740591A JP17740591A JPH05950A JP H05950 A JPH05950 A JP H05950A JP 17740591 A JP17740591 A JP 17740591A JP 17740591 A JP17740591 A JP 17740591A JP H05950 A JPH05950 A JP H05950A
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- JP
- Japan
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- diuretic
- acid
- compound
- active ingredient
- benzazepine
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- Pending
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 3−〔1−カルボキシ−2−{2−(4−ピ
ペリジル)エチルチオ}エチル〕アミノ−2−オキソ−
2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンズアゼ
ピン−1−酢酸、その薬理上許容されうる塩もしくはエ
ステル化合物またはその光学異性体を有効成分とする利
尿剤。 【効能】 有効成分化合物は、すぐれた利尿作用を示
し、利尿剤として有用である。
ペリジル)エチルチオ}エチル〕アミノ−2−オキソ−
2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンズアゼ
ピン−1−酢酸、その薬理上許容されうる塩もしくはエ
ステル化合物またはその光学異性体を有効成分とする利
尿剤。 【効能】 有効成分化合物は、すぐれた利尿作用を示
し、利尿剤として有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医薬、とりわけある種の
ベンズアゼピン化合物を有効成分とする利尿剤に関す
る。
ベンズアゼピン化合物を有効成分とする利尿剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アンジオテンシン変換酵素阻害作用を有
する化合物として、特開平1−199962号公報に3
−〔1−カルボキシ−2−{2−(4−ピペリジル)エ
チルチオ}エチル〕アミノ−2−オキソ−2,3,4,
5−テトラヒドロ−1H−1−ベンズアゼピン−1−酢
酸、その光学異性体または薬理上許容されうる塩が開示
されている。一方、利尿効果をあわせ持つアンジオテン
シン変換酵素阻害作用剤は、特開昭55−49352号
公報、特開昭58−113183号公報、ジャーナル・
オブ・ザ・メディシナル・ケミストリー(J. Med.Chem.
)第33巻、1600頁および1606頁(1990
年)などに報告されている。
する化合物として、特開平1−199962号公報に3
−〔1−カルボキシ−2−{2−(4−ピペリジル)エ
チルチオ}エチル〕アミノ−2−オキソ−2,3,4,
5−テトラヒドロ−1H−1−ベンズアゼピン−1−酢
酸、その光学異性体または薬理上許容されうる塩が開示
されている。一方、利尿効果をあわせ持つアンジオテン
シン変換酵素阻害作用剤は、特開昭55−49352号
公報、特開昭58−113183号公報、ジャーナル・
オブ・ザ・メディシナル・ケミストリー(J. Med.Chem.
)第33巻、1600頁および1606頁(1990
年)などに報告されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高血圧症の治療は通
常、降圧薬と利尿剤とが併用して行なわれているが、こ
のような多剤併用は新たな副作用を引き起こすことにな
り、また、患者にとっても使用上少なからず負担になっ
ている。また、従来報告されている利尿効果をあわせ持
つアンジオテンシン変換酵素阻害作用剤は、その分子中
に既存のサイアザイド系利尿剤の化学構造を付加したも
のであり、それに由来する副作用を回避できえないとい
う問題点を有している。
常、降圧薬と利尿剤とが併用して行なわれているが、こ
のような多剤併用は新たな副作用を引き起こすことにな
り、また、患者にとっても使用上少なからず負担になっ
ている。また、従来報告されている利尿効果をあわせ持
つアンジオテンシン変換酵素阻害作用剤は、その分子中
に既存のサイアザイド系利尿剤の化学構造を付加したも
のであり、それに由来する副作用を回避できえないとい
う問題点を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる問
題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、特開平1−1
99962号公報に記載のある種のベンズアゼピン化合
物がすぐれた利尿作用を有し、医薬として有用であるこ
とを見出し、本発明を完成させるに至った。すなわち、
本発明は3−〔1−カルボキシ−2−{2−(4−ピペ
リジル)エチルチオ}エチル〕アミノ−2−オキソ−
2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンズアゼ
ピン−1−酢酸(以下、化合物Iともいう)、薬理上許
容されうる塩もしくはエステル化合物またはその光学異
性体を有効成分とすることを特徴とする利尿剤に関す
る。
題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、特開平1−1
99962号公報に記載のある種のベンズアゼピン化合
物がすぐれた利尿作用を有し、医薬として有用であるこ
とを見出し、本発明を完成させるに至った。すなわち、
本発明は3−〔1−カルボキシ−2−{2−(4−ピペ
リジル)エチルチオ}エチル〕アミノ−2−オキソ−
2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンズアゼ
ピン−1−酢酸(以下、化合物Iともいう)、薬理上許
容されうる塩もしくはエステル化合物またはその光学異
性体を有効成分とすることを特徴とする利尿剤に関す
る。
【0005】化合物Iはその分子内に不斉原子を有して
いるので、光学的に純粋な対掌体、ジアステレオ異性体
あるいはこれらの混合物のいずれの形態も包含する。ま
た、分子内に酸性基および塩基性基を有することから通
常の有機酸、有機塩基さらには無機酸、無機塩基と塩を
形成することができるので、薬理学的に許容される塩と
しては、すべての塩を含む。すなわち、酢酸、プロピオ
ン酸、コハク酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石
酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、フマール
酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸などの
有機酸、メチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルア
ミン、ジシクロヘキシルアミン、トリエタノールアミ
ン、エチレンジアミン、トリスヒドロキシメチルアミノ
メタン、リジン、オルニチン、アルギニン、グアニジ
ン、キニン、シンコニンなどの有機塩基、塩酸、臭化水
素酸、硫酸、燐酸、硝酸などの無機酸、さらにはアンモ
ニア、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウ
ム、亜鉛などの無機塩基との塩である。また、エステル
化合物としては、低級アルキル(メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、第3級ブチル、ペンチ
ル、ヘキシルなど)エステルまたはアラルキル(ベンジ
ル、2−フェニルエチル、フェニルプロピル、フェニル
ブチル、ジフェニルメチルなど、これらはハロゲン、ニ
トロ、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロ低級アルキ
ルなどにより置換されていてもよい)エステルなどがあ
げられる。さらに、水和物や溶媒和物も包含される。
いるので、光学的に純粋な対掌体、ジアステレオ異性体
あるいはこれらの混合物のいずれの形態も包含する。ま
た、分子内に酸性基および塩基性基を有することから通
常の有機酸、有機塩基さらには無機酸、無機塩基と塩を
形成することができるので、薬理学的に許容される塩と
しては、すべての塩を含む。すなわち、酢酸、プロピオ
ン酸、コハク酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石
酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、フマール
酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸などの
有機酸、メチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルア
ミン、ジシクロヘキシルアミン、トリエタノールアミ
ン、エチレンジアミン、トリスヒドロキシメチルアミノ
メタン、リジン、オルニチン、アルギニン、グアニジ
ン、キニン、シンコニンなどの有機塩基、塩酸、臭化水
素酸、硫酸、燐酸、硝酸などの無機酸、さらにはアンモ
ニア、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウ
ム、亜鉛などの無機塩基との塩である。また、エステル
化合物としては、低級アルキル(メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、第3級ブチル、ペンチ
ル、ヘキシルなど)エステルまたはアラルキル(ベンジ
ル、2−フェニルエチル、フェニルプロピル、フェニル
ブチル、ジフェニルメチルなど、これらはハロゲン、ニ
トロ、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロ低級アルキ
ルなどにより置換されていてもよい)エステルなどがあ
げられる。さらに、水和物や溶媒和物も包含される。
【0006】本発明の利尿剤は、有効成分に適宜薬理的
に許容されうる担体、賦形剤、希釈剤などを混合し、散
剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、注射剤などの形態で経
口的に、または非経口的に投与することができる。投与
量は対象疾患、症状により異なるが、経口投与の場合、
通常、成人1日あたり1〜100mg程度である。
に許容されうる担体、賦形剤、希釈剤などを混合し、散
剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、注射剤などの形態で経
口的に、または非経口的に投与することができる。投与
量は対象疾患、症状により異なるが、経口投与の場合、
通常、成人1日あたり1〜100mg程度である。
【0007】
【実施例】本発明の利尿剤に関する製剤処方例を以下に
例示する。 実施例1:錠剤 化合物I 10mg 乳糖 150mg 結晶セルロース 50mg カルボキシメチルセルロースカルシウム 7mg ステアリン酸マグネシウシム 3mg 計 220mg 本錠剤は、通常行なわれているフィルムコーティングを
行なっても差支えなく、さらに糖衣を行なうこともでき
る。 実施例2:顆粒剤 化合物I 10mg ポリビニルピロリドン 25mg 乳糖 405mg ヒドロキシスプロピルセルロース 50mg タルク 10mg 計 500mg 実施例3:散剤 化合物I 10mg 乳糖 600mg デンプン 360mg コロイダルシリカ 30mg 計 1000mg 実施例4:カプセル剤 化合物I 10mg 乳糖 122mg 結晶セルロース 56mg コロイダルシリカ 2mg 計 190mg 実施例5:注射剤 化合物Iを水溶液(pH6.5〜7.0)1ml中、1
〜30mgを含む。調製工程は無菌下に行なわれる。
例示する。 実施例1:錠剤 化合物I 10mg 乳糖 150mg 結晶セルロース 50mg カルボキシメチルセルロースカルシウム 7mg ステアリン酸マグネシウシム 3mg 計 220mg 本錠剤は、通常行なわれているフィルムコーティングを
行なっても差支えなく、さらに糖衣を行なうこともでき
る。 実施例2:顆粒剤 化合物I 10mg ポリビニルピロリドン 25mg 乳糖 405mg ヒドロキシスプロピルセルロース 50mg タルク 10mg 計 500mg 実施例3:散剤 化合物I 10mg 乳糖 600mg デンプン 360mg コロイダルシリカ 30mg 計 1000mg 実施例4:カプセル剤 化合物I 10mg 乳糖 122mg 結晶セルロース 56mg コロイダルシリカ 2mg 計 190mg 実施例5:注射剤 化合物Iを水溶液(pH6.5〜7.0)1ml中、1
〜30mgを含む。調製工程は無菌下に行なわれる。
【0008】
【発明の効果】実験例:利尿効果 自然発症高血圧ラットに化合物I3mg/kgを経口投
与した後、一匹ずつ代謝ケージに入れ、自由に水および
餌摂取できる状態で薬物投与後、24時間内に排泄され
る尿を採取した。対照群の尿量を100%として表わし
たところ、(S)−3−〔1(R)−カルボキシ−2−
{2−(4−ピペリジル)エチルチオ}エチル〕アミノ
−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−
1−ベンズアゼピン−1−酢酸の尿排泄率は185%
(危険率1%以下で有意)を示した。 毒性試験 上記の化合物1000mg/kgを雄性マウスに経口投
与したところ、死亡例は観察されなかった。本発明に用
いられる化合物は、すぐれた利尿作用および低毒性を示
すことから、利尿剤として有用である。
与した後、一匹ずつ代謝ケージに入れ、自由に水および
餌摂取できる状態で薬物投与後、24時間内に排泄され
る尿を採取した。対照群の尿量を100%として表わし
たところ、(S)−3−〔1(R)−カルボキシ−2−
{2−(4−ピペリジル)エチルチオ}エチル〕アミノ
−2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−
1−ベンズアゼピン−1−酢酸の尿排泄率は185%
(危険率1%以下で有意)を示した。 毒性試験 上記の化合物1000mg/kgを雄性マウスに経口投
与したところ、死亡例は観察されなかった。本発明に用
いられる化合物は、すぐれた利尿作用および低毒性を示
すことから、利尿剤として有用である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 3−〔1−カルボキシ−2−{2−(4
−ピぺリジル)エチルチオ}エチル〕アミノ−2−オキ
ソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンズ
アゼピン−1−酢酸、その薬理上許容されうる塩もしく
はエステル化合物またはその光学異性体を有効成分とす
ることを特徴とする利尿剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17740591A JPH05950A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 利尿剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17740591A JPH05950A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 利尿剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05950A true JPH05950A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=16030360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17740591A Pending JPH05950A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 利尿剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05950A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0184668B1 (de) | 1984-12-08 | 1988-09-07 | Messerschmitt-Bölkow-Blohm Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Lösbare Verbindung zwischen einer Lichtleitfaser und einem Lasergerät |
| US5842761A (en) * | 1993-09-30 | 1998-12-01 | Citizen Watch Co., Ltd. | Liquid crystal projector |
| US6280036B1 (en) | 1997-12-05 | 2001-08-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Projection apparatus |
-
1991
- 1991-06-20 JP JP17740591A patent/JPH05950A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0184668B1 (de) | 1984-12-08 | 1988-09-07 | Messerschmitt-Bölkow-Blohm Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Lösbare Verbindung zwischen einer Lichtleitfaser und einem Lasergerät |
| US5842761A (en) * | 1993-09-30 | 1998-12-01 | Citizen Watch Co., Ltd. | Liquid crystal projector |
| US6280036B1 (en) | 1997-12-05 | 2001-08-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Projection apparatus |
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