JPH0595220U - 吸引型播種機における吸引函 - Google Patents

吸引型播種機における吸引函

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JPH0595220U
JPH0595220U JP3643792U JP3643792U JPH0595220U JP H0595220 U JPH0595220 U JP H0595220U JP 3643792 U JP3643792 U JP 3643792U JP 3643792 U JP3643792 U JP 3643792U JP H0595220 U JPH0595220 U JP H0595220U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベコニヤなどの微小種子でも確実に播種可能
とする。 【構成】 函形本体20に設ける吸引播種板22に、そ
の吸引播種口22aよりも小径な貫通孔24aをもった
電鋳加工などで形成された口径調整膜24を付着させ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数の吸引播種口をもつ吸引播種板の前記吸引播種口に種子を吸引 により吸着し、トレイ上方の播種位置に移動させて播種するようにした吸引播種 機における吸引函に関するものであって、主にベコニヤなどの微小種子を播種す るために用いるものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、吸引播種機は、トレイを載置可能とした載置面をもつ基体と、吸引チ ャンバーをもつ函形本体と前記吸引チャンバーに開口する複数の吸引播種口をも つ吸引播種板とから成る吸引函とを備え、この吸引函を支持部材を介して前記基 体に対し上下動可能で、かつ転回可能に支持すると共に、吸引機を設けて、この 吸引機と前記吸引チャンバーとを吸引ホースを介して連通させて成り、播種作業 時には、前記吸引函を基体に対し上方に移動させて、該基体の載置面にトレイを 載置する一方、前記吸引函をその吸引播種口が上向きに指向する吸着位置に位置 するよう転回させ、斯かる状態で前記吸引播種板の吸引播種面に落とし込む種子 を前記吸引機による吸引作用で前記吸引播種口に吸着し、然かる後、前記吸引函 を吸引播種口が下向きに指向する播種位置になるように反転させて、該吸引函を 前記トレイ上方の播種位置にまで移動させ、前記吸引チャンバーを大気に開放し て、前記吸引播種口に吸着した種子をトレイの各ポットに播種するようにしてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記した従来の吸引播種機に使用されている吸引函は、通常アルミ ニウムやSPCC材(ステンレス)などから成る吸引播種板を用い、該吸引播種 板にパンチングやドリル加工などを施すことにより吸引播種口の複数個を形成す るようにしているため、前記吸引播種板には微小口径の吸引播種口を形成するこ とができなかったのである。従って、例えば、以上の吸引播種機を用いて、ベコ ニヤなどの種子を播種する場合、該種子は粒径が微小であることから、前記吸引 播種板には口径約0.1mm程度の吸引播種口を形成する必要があるが、斯かる 微小口径の吸引播種口を前述したパンチングやドリル加工などで形成することは 技術的に困難であり、このため前記従来の吸引播種機は、微小種子の播種作業に は利用することができなかったのである。
【0004】 本考案の目的は、ベコニヤなどの微小種子を確実に播種することができる吸引 播種機の吸引函を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は以上の目的を達成するために、吸引チャンバー21をもつ函形本体2 0と、前記吸引チャンバー21に開口する複数の吸引播種口22aをもつ吸引播 種板22とを備えた吸引函において、前記吸引播種板22に、前記吸引播種口2 2aより小径の貫通孔24aをもつ口径調整膜24を付着させたのである。
【0006】
【作用】
前記吸引播種板22には、該吸引播種板22に設ける吸引播種口22aよりも 小径の貫通孔24aをもった口径調整膜24が付着されているため、前記吸引チ ャンバー21内を吸引して種子を吸着するとき、前記口径調整膜24の貫通孔2 4aにより、該貫通孔24aを貫通しない程度の例えばベコニヤなどの微小種子 を確実に吸着することができ、従って、前記吸引播種機を利用して微小種子の播 種作業が可能となるのである。
【0007】
【実施例】
図面に示した吸引型播種機の一実施例を概略的に説明すると、トレイTを載置 可能とした載置面10をもつ基体1と、該吸引チャンバー21と該吸引チャンバ ー21に開口する複数の吸引播種口22aをもつ吸引播種板22を備えた吸引函 2と、この吸引函2を前記基板1に対し上下動可能で、かつ、前記吸引播種口2 2aが下向きに指向する播種位置と、上向きに指向する吸着位置とに転回可能に 支持する支持部材3と、吸引機5と、この吸引機5と前記吸引チャンバー21と を連通する空気通路Aとを備えて成る。
【0008】 前記基体1は、図4〜図6に示したように、ポット苗を育苗するためのポット 部Pを縦横に複数並べて形成したトレイTを載置可能とした載置面10を上面に 備えた箱体から成り、前記基体1の前後左右両側には、前記載置面10を所定対 地高さ、つまり作業に好適な高さに設定する脚体17を固定又は折畳み可能に設 けると共に、前記基体1の左右両側には、前記載置面10のほゞ同じ高さの横長 状トレイ置台18,19を固定又は折畳み可能に設けている。また、前記基体1 の上面で、前記載置面10の後方側には、前記トレイTを載置面10に対し、前 後左右の所定位置に位置決めして載置可能とするトレイ位置決め体12を設ける と共に、前記基体1の後壁1aには前記吸引函2の後端側に設ける後記するガイ ド体6を受入れて前記吸引函2を所定位置に案内して位置決めする位置決め部材 13を設け、更に前記基体1の上面で、前記載置面10の左右両側外方には、前 記吸引函2の左右両側壁20b,20bに設ける後記する握り体28,28を受 止める左右受体11,11を設けている。前記受体11,11は、主としてゴム など弾性を有する材料から成り、前記吸引函2を播種位置に転回して下動させた とき、前記吸引函2の左右側壁20b,20bに設ける握り体28,28を受止 められるようになっており、この受体11,11による前記握り体28,28の 受止めにより前記吸引函2の載置面10に対する高さ、つまりトレイTに対する 高さの位置決めが行えるようになっている。
【0009】 また、図面に示した前記位置決め部材13は、上向きに開口するガイド溝13 aをもった金属板から成り、前記ガイト溝13aの上方開口部は上向きに拡開し ているが、開口部下方はストレート状になっており、また、前記ガイド溝13a の底部は前記トレイ位置決め体12で位置決めされるトレイTの載置位置に対応 した前後位置に位置させている。従って、前記位置決め部材13のガイド溝13 aに係合して底部側に案内される前記ガイド体6が、その底部又は底部近くで静 止するとき、つまり前記握り体28,28が前記左右受体11,11に受止めら れるとき、前記載置面10に載置されるトレイTの載置位置に対し、前記吸引函 2の前後位置が規制されて、その位置決めが行えるようになっている。
【0010】 さらに、前記基体1には、その後壁1aの内側にブロワなどの吸引機5を内蔵 すると共に、該基体1の両側壁1b,1bには排気口14を設けており、前壁1 cには、前記吸引機5をオン・オフ操作するための操作スイッチ16を設けてい る。
【0011】 また、前記支持部材3は、図4に示したように、支持部本体30と、該本体3 0に上下揺動可能に支持される揺動部40とから成るものであって、前記支持部 本体30は、前記基体1の後壁1aから後方に延びた後上方に立上がる略L字形 の中空状のパイプ31を備え、このパイプ31の基部を前記基体1の後壁1aに 取付けると共に、該パイプ31の基部先端を前記後壁1aに形成される貫通孔を 介して前記基体1内に突入させ、後記する切換機構4を介して前記吸引機5に連 通するようにしている。また、前記パイプ31の上端側には固定部材32を結合 して、該固定部材32に枢支軸33を介して前記揺動部40を揺動可能に支持す るようにしている。
【0012】 一方、前記揺動部40は、前記枢支軸33を介して前記支持部本体30側に揺 動可能に支持される断面コ字形の第1揺動体41と、該第1揺動体41の上端部 に回動可能に連結される二股状の第2揺動体42とから成り、この第2揺動体4 2は、内部を中空とした平面コ字状の二股部42aと、該二股部42aの幅方向 中間部から後方に延びる円筒軸部42bとを連続した通路40aが形成されるよ うに一体に連結形成したもので、前記二股部42aの各遊端部には、前記通路4 0aに連通し、かつ、前記吸引函2の吸引チャンバー21に開口する中空部43 aをもつ筒状軸43,43を突設し、これら筒状軸43,43に前記吸引函2を 回転可能に支持する一方、前記円筒軸部42bを前記第1揺動体41の上方内部 に形成した中空通路41aをもつ接続部41bに回動可能に挿嵌して接続すると 共に、この接続部41bの下端側と前記パイプ31の上端側とを蛇腹ホース等の 可撓性ホース44により連通連結している。
【0013】 斯くして、前記パイプ31、可撓性ホース44、接続部41bの中空通路41 a、円筒軸部42bと二股部42aとの通路40a、筒状軸43,43の中空部 43aとにより、前記吸引機5側から吸引チャンバー21に至る空気通路Aが形 成されるのである。
【0014】 更に前記吸引函2は、図4で示したように、底側に開放した函形本体20と、 この函形本体20の開放側に着脱可能に取付ける吸引播種板22とから成り、前 記函形本体20と吸引播種板22との内部に吸引チャンバー21を形成すると共 に、前記吸引播種板22には、前記吸引チャンバー21に開口する複数の吸引播 種口22aを穿設している。また、この吸引播種板22は中央側が凹入されてい て、その後部側には、傾斜面部22bを介して前記函形本体20の幅方向略全長 に延びる種子タンク23が連設されている。この種子タンク23は、前壁23a と両側壁23b,23bと後壁23cと上壁23d及び底壁23eとから成り、 前記前壁23aの上部のみを前記吸引播種板22側に向かって開口し、図3に示 した播種位置で開口部23fが上位となるよう構成している。そして、前記吸引 函2は、その両側壁20b,20bにおいて前記揺動部40の筒状軸43,43 に転回可能に支持されると共に、該吸引函2における種子タンク23の取付側に 位置する後壁20cには、後方に突出し、把手を兼ねる前記ガイド体6を設けて いる。
【0015】 このガイド体6は、前記吸引函2の転回操作を行う場合その把手として利用で きるもので、前記吸引函2をその吸引播種口22aが下向きに指向する播種位置 に回転させて下動させるとき、前記位置決め部材13のガイド溝13aの内面に 係合して底部側に案内されるのであり、このガイド体6のガイド溝13aへの係 合により前記吸引函2の前後位置が、トレイTの載置位置に対し位置決めされる のである。
【0016】 尚、図面に示したガイド体6は一対の取付板7を長さ方向両側近くに取付けた 杆状部材から成り、前記ガイト溝13aに嵌入する両側部位には合成樹脂から成 る保護筒8を取付けている。また、前記位置決め部材13は基体1の後壁1aに 設け、前記ガイド体6を吸引函2の後壁20cに設けたが、前記位置決め部材1 3は基体1の前方側に設け前記ガイド体6を吸引函2の前壁に設けてもよいし、 左右両側の一方に設けてもよい。また、前記位置決め部材13を基体1の前方側 に設けたガイド体6を吸引函2の前壁に設ける場合、前記ガイド体6を前記吸引 函2を図4の仮想線で示す矢印の方向に転回させて、前記吸引播種板22が上向 きに指向する吸着位置に回転させたとき、前記ガイド体6が前記二股部42aと 干渉し吸引函2の播種位置以上の転回を阻止できるようにするのが好ましい。斯 くすることにより、前記ガイド体6の二股部42aへの干渉を利用して吸引函2 を吸着位置に維持することができるのであって、この吸着位置の維持により、前 記吸引函2の過剰転回がなくなり前記種子タンク23内の種子が前記前壁23a の開口部23fから傾斜面部22bを介して吸引播種板22の上面に流れ落ちる とき、脱落するのを防止できる。
【0017】 また、前記吸引機5は、図6に示したように、一側に吸引口5aを、他側に吹 出口5bをもったブロアを用いるのであって、この吸引機5と前記空気通路Aと の連通部に、前記空気通路Aを前記吸引口5aと吹出口5bとの一方に選択的に 連通し、前記空気通路Aを吸引通路と加圧通路とに切換える切換機構4を設ける のである。同図に示したものは、前記吸引口5aに蛇腹状の可撓性ホースから成 る吸引ホース61を接続し、また、前記吹出口5bには、蛇腹状の可撓性ホース から成る吹出ホース62を接続すると共に、これらホース61,62の先端側を 、前記基体1内に揺動可能に支持した切換板63にそれぞれ開口させて並列状に 接続し、この切換板63の動作で前記吸引ホース61と吹出ホース62との一方 を前記空気通路Aに選択的に連通するように成すと共に、前記切換板63を連動 機構9を介して外部操作可能としている。
【0018】 更に詳記すると、前記基体1の後壁1aに取付ける前記パイプ31の下端基部 先端を、前記後壁1aを貫通して前記基体1内に突入させると共に、前記基体1 の後壁1aの内面に、3つの貫通孔65,66,67を同心状に並設したブラケ ット68を取付けて、前記各貫通孔65,66,67のうち中間に位置する貫通 孔65に前記パイプ31の基部先端を結合し、他の貫通孔66,67を開放させ る。
【0019】 そして、前記ブラケット68に操作軸69の一端を回転可能に支持して、この 操作軸69に前記切換板63を固定し、前記操作軸69の回転で前記切換板63 を回転させ、該切換板63に設ける前記吸引ホース61が前記パイプ31の基部 先端と結合した貫通孔65(以下空気連通孔という)に符合し、前記吹出ホース 62が開放する一つの貫通孔66(以下開放孔という)に符合して前記空気通路 Aを吸引通路とする吸引体制と、前記吹出ホース62が前記空気連通孔65に符 合し、前記吸引ホース61がもう一つの開放孔67と符合して前記空気通路Aを 加圧通路とする加圧体制とに切換えられるようにするのである。尚、同図中、7 0は、前記各ホース61,62の先端側を前記ブラケット68の各貫通孔65, 66,67に弾接したシールするためのスプリングである。
【0020】 また、前記操作軸69の軸方向他端は、前記基体1の前壁1c又は前壁近くの 上壁に設ける支持ブラケットに支持すると共に、その途中には、前記吸引ホース 61及び吹出ホース62を受止めるホースガイド71を固定しており、前記操作 軸69の他端部には、前記連動機構9を構成する操作アーム72を結合させてい る。
【0021】 そして、前記切換板63を前記連動機構9を介して前記吸引ホース61が前記 空気連通孔65に符合し、前記吹出ホース62が前記一つの開放孔66に符合す るように回動操作することにより、前記空気通路Aが吸引通路となるのである。 従って、前記吸引機5を駆動することにより前記空気通路Aを介して前記吸引チ ャンバー21の空気が吸引されて負圧となり、前記吸引播種口22aに種子を吸 着させれるのであり、吹出口から吹出される排気は、前記吹出ホース62及び開 放孔66を介して前記基体1内に排出され、前記排気口14から外気に排出され る。また、この状態から前記切換板63を、前記吹出ホース62が前記空気連通 孔65に符合し、前記吸引ホース62がもう一つの開放孔67に符合するように 回動操作することにより、前記空気通路Aが加圧通路となるのである。従って、 前記空気通路Aを介して前記吹出ホース62から排気される加圧空気が前記吸引 チャンバー21に供給され、該吸引チャンバー21を加圧チャンバーにでき、前 記吸引播種口22aに吸着していた種子を加圧して落下させることができるので ある。このとき、前記吸引機5の吸引口5aには、前記吸引ホース61及び開放 孔67を介して前記排気口14から基体1内に取入れられる外気が吸引されるの である。
【0022】 また、前記函形本体20の左右両側壁20b,20bには、図5に示したよう に一対の前記した握り体28,28を、前記上壁20aに対し反対方向で、前記 吸引播種板22から播種位置で下方に突出するように取付けられており、また、 この握り体28,28は、その上下高さ、つまり前記吸引播種板22からの突出 高さが調節できるように取付けられている。そして、この握り体28,28は、 前記基体1の上面で、前記載置面10の左右両側に設けた前記左右受体11,1 1に係合して受止められるようになっており、この握り体28,28の前記左右 受体11,11による受止めにより、前記吸引函2の播種位置における載置面1 0に対する高さ位置の位置決めが行われるのである。
【0023】 図中、15,15は、前記吸引函2を上下揺動させるために吸引函2の上壁2 0aに設けた一対の握り体であり、また、前記函形本体20内には、前記上壁2 0aに固定され、吸引播種板22と当接してこれら上壁20a及び吸引播種板2 2を補強する断面コ字形の補強板29aと、該補強板29aの長さ方向中間部か ら該補強板29aと直交する方向に延び、上壁内面に固定されるL形補強板29 b,29bとを設けており、これら各補強板29a,29bにより吸引時におけ る吸引播種板22や函形本体20が変形するのを防止して、吸引播種板22の吸 引播種口22aへの種子の吸着が良好に行えるようにしている。
【0024】 また、45は前記第1揺動体41の下端部と前記パイプ31との間に介装した スプリングで、前記吸引函2の上下揺動を操作を軽くするためのバランス用スプ リングである。
【0025】 しかして以上のような吸引函2において、図1で明らかなように、前記函形本 体20に設ける前記吸引播種板22に、その吸引播種口22aよりも小径の貫通 孔24aをもった薄肉の口径調整膜24を、前記貫通孔24aが前記吸引播種口 22aと対向するように、両面テープなど介して一体状に付着させる。
【0026】 具体的には、前記吸引播種板22として、アルミニウムやSPCC材(ステン レス)などの板状素材を用い、この吸引播種板22にパンチングやドリル加工な どを施すことにより、口径約4〜5mm程度とした複数の吸引播種口22aを形 成しておく。また、前記口径調整膜24としては、例えば、半導体製造時などに 用いられる電鋳加工手段を利用し、厚みが0.1mm程度で口径が約0.1mm 程度の貫通孔24aをもつ電鋳加工フィルムを用いる。そして、以上のような微 小な貫通孔24aをもつ口径調整膜24を、その貫通孔24aが前記吸引播種口 22aと対向するように、前記吸引播種板22に付着一体化させることにより、 例えばベコニヤなどの微小種子でも、前記吸引チャンバー21の内部を吸引して 負圧とすることで前記貫通孔24aに確実に吸着させることができ、従って、前 記吸引播種機を利用して微小種子の播種作業が可能となるのである。
【0027】 さらに、前記口径調整膜24は前記吸引播種板22の全面に付着させることも 可能であるが、前記口径調整膜24は、同図で示したように、前記吸引播種板2 2における吸引播種口22aの周辺部を覆うような大きさに形成して、この吸引 播種口22aと前記貫通孔24aとが対向するように、前記口径調整膜24を前 記吸引播種板22に付着一体化させることが好ましく、斯くすることにより、前 記貫通孔24aと吸引播種口22aとの位置合わせを正確かつ確実に行うことが できる。また、前記口径調整膜24は、前記吸引播種板22の吸引チャンバー2 1と対向する内面側に付着させてもよいが、前記口径調整膜24は、前記吸引播 種板22の外面側つまり種子の吸着側に付着させることが好ましく、斯くするこ とにより、前記貫通孔24aへの種子の吸着と、この吸着種子の落下とを確実に 行うことができる。
【0028】 次に、以上のごとく構成した吸引播種機の作用について説明する。先ず、播種 作業を行う場合には、前記脚体17を起立し、前記トレイ置台18,19を展開 させて水平状に保持し、前記トレイ置台18,19の一方に複数の未播種トレイ Tを積上げて行うのであり、この状態で前記操作スイッチ16をオン動作して吸 引機5を駆動するのである。そして、吸着作業を行うのであるが、この場合、前 記吸引ホース61を前記空気連通孔65に符合させ、前記空気通路Aを吸引通路 となすのであって、前記吸引機5から前記空気通路Aを介して前記吸引函2の吸 引チャンバー21内を負圧状態とすることにより、前記吸引播種板22における 各吸引播種口22aに吸引作用を与える。
【0029】 次に、前記吸引函2を図4の仮想線に示すように揺動部40を介して基体1に 対し上方に揺動させ、斯かる状態のもとで前記トレイ置台18に積み上げて予め 準備した未播種トレイTの一つを取出して前記基体1の載置面10にトレイ位置 決め体11を介して所定位置に載置する。
【0030】 そして、前記吸引函2を上方揺動位置で図4の仮想線で示す矢印方向に回転さ せて、前記吸引播種板22が上面側に位置するように回転させる。すると、前記 種子タンク23の開口部23fが下方位置に移動することから、種子タンク23 内の種子は前記開口部23fから傾斜面部22bを介して吸引播種板22の上面 に流れ落ち、該吸引播種板22の各吸引播種口22aにおける吸引作用により各 吸引播種口22a近くに位置する種子が各吸引播種口22aにそれぞれ吸着され るのである。
【0031】 このとき、前記吸引播種板22には、その吸引播種口22aと対向する貫通孔 24aをもつ前記口径調整膜24が付着一体化されているため、例えばベコニヤ などの微小種子でも前記貫通孔24aに確実に吸着させることができ、従って、 前記吸引播種機を利用して微小種子の播種作業が可能となるのである。また、前 記吸引チャンバー21の内部は、前記吸引機5による吸引作用で負圧状態とされ ていることから、この負圧により前記吸引播種板22に付着された口径調整膜2 4の貫通孔24a周りが、図2で示したように、前記吸引チャンバー21の内方 側に湾曲状に弾性変形され、斯かる弾性変形状態でベコニヤなどの種子Bが前記 貫通孔24aに吸着捕捉されることとなり、従って、該貫通孔24aへの前記種 子Bの吸着が確実に行われる。
【0032】 また、以上のように吸着が終了した後には、前記吸引函2を図4の実線方向に 転回させて、前記吸引播種板22が下向きに指向する播種位置に位置するように 反転させるのである。斯かる吸引函2の反転により前記吸引播種板22には、吸 引播種口22aに吸引された種子のみが残り、これら吸引播種口22aで吸引さ れなかった種子は傾斜面部22bを介して前記開口部23fより種子タンク23 に再び収容されるのである。
【0033】 然かる後、前記吸引函2を下方に揺動させて、前記トレイTの真上位置に吸引 函2を移動させる。そして、前記吸引機5の駆動を継続したまゝで、前記連動機 構9を介して前記操作軸69を回転させ、前記切換板63及びホースガイド71 を回転させ、また、前記吹出ホース62を空気連通孔65に符合させて、前記空 気通路Aを加圧通路に切換えるのである。すると、前記吸引チャンバー21が加 圧され、この加圧により前記吸引播種板22の各吸引播種口22aに吸着した種 子がトレイTの各ポットPにそれぞれ播種されるのである。
【0034】 このとき、前記吸引チャンバー21の内部は、前記吸引機5で加圧状態とされ ていることから、この加圧により前記吸引播種板22に付着された口径調整膜2 4の貫通孔24a周りが、図3で示したように、前記吸引チャンバー21の外方 側に湾曲状に弾性変形されるのであり、従って、前記貫通孔24aに吸着された ベコニヤなどの種子BがトレイTの各ポットPにそれぞれ確実に落下播種される のである。
【0035】
【考案の効果】
以上のごとく本考案は、吸引チャンバー21をもつ函形本体20と、前記吸引 チャンバー21に開口する複数の吸引播種口22aをもつ吸引播種板22とを備 えた吸引函において、前記吸引播種板22に、前記吸引播種口22aより小径の 貫通孔24aをもつ口径調整膜24を付着させたから、この口径調整膜24の貫 通孔24aにより、該貫通孔24aを貫通しない程度の例えばベコニヤなどの微 小種子を確実に吸着することができ、従って、前記吸引播種機を利用して微小種 子の播種作業が可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案吸引函の要部一部を示す斜断面図であ
る。
【図2】吸引函の吸引播種板に設ける口径調整膜による
種子の吸着状態を示す断面図である。
【図3】同種子の落下播種状態を示す断面図である。
【図4】吸引播種機の全体構造を示す縦断側面図であ
る。
【図5】同吸引播種機の一部省略平面図である。
【図6】基体の一部省略底面図である。
【符号の説明】
2 吸引函 20 函形本体 21 吸引チャンバー 22 吸引播種板 22a 吸引播種口 24 口径調整膜 24a 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 森元 稔 兵庫県養父郡八鹿町朝倉二〇〇番地 八鹿 鉄工株式会社内 (72)考案者 松岡 昭雄 兵庫県養父郡八鹿町朝倉二〇〇番地 八鹿 鉄工株式会社内 (72)考案者 古屋 功 兵庫県養父郡八鹿町朝倉二〇〇番地 八鹿 鉄工株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引チャンバー21をもつ函形本体20
    と、前記吸引チャンバー21に開口する複数の吸引播種
    口22aをもつ吸引播種板22とを備えた吸引函であっ
    て、前記吸引播種板22に、前記吸引播種口22aより
    小径の貫通孔24aをもつ口径調整膜24を付着してい
    ることを特徴とする吸引型播種機における吸引函。
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