JPH0595286A - アナログ・デイジタル変換装置 - Google Patents

アナログ・デイジタル変換装置

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JPH0595286A
JPH0595286A JP28036291A JP28036291A JPH0595286A JP H0595286 A JPH0595286 A JP H0595286A JP 28036291 A JP28036291 A JP 28036291A JP 28036291 A JP28036291 A JP 28036291A JP H0595286 A JPH0595286 A JP H0595286A
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analog
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group
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JP28036291A
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English (en)
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Koichi Azuma
幸一 東
Masahiro Taguchi
正弘 田口
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 減算器を有する直並列型アナログ・ディジタ
ル変換装置において、下位基準電圧の整定時間を短縮す
ること。 【構成】 第1の動作モード(減算期間における動作)
と第2の動作モード(プリセット期間における動作)の
2つの動作モードを持ち、減算期間においては、入力ア
ナログ電圧と、複数の基準電圧の中から上位変換結果に
基づいて所定の基準電圧を減算器に入力し、減算器の入
力電圧が不定であるリセット期間においては、減算器が
下位基準電圧範囲の中間電圧を出力するように、前記2
入力を固定基準電圧と切り換える手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速にアナログ・ディジ
タル変換を行なうことのできる直並列型アナログ・ディ
ジタル変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、「広帯域S/H設計技術を用い
た8b・50Msps CMOSサブレンジングA/D
変換器」,ICD89−115,pp.25−31に開
示される、従来のアナログ・ディジタル変換器(以下A
DCとする)の構成である。ここでは、入力アナログ電
圧を上位2ビットと下位2ビットに分けた4ビット直並
列型ADCを示す。入力アナログ電圧が端子1に印加さ
れ標本化保持回路(以下SH回路とする)6により、信
号線27の電圧はアナログ・ディジタル変換が終わるま
で該入力アナログ電圧に保持される。該入力アナログ電
圧と上位基準電圧生成回路2より供給される3レベルの
上位基準電圧を上位比較器群3により比較することで、
ディジタル化した出力を符号化回路4を用いて2進符号
化し、上位2ビット・ディジタル・データをディジタル
出力端子群5より出力する。同時にスイッチ手段25を
短絡することで、信号線27に保持された電圧が、演算
増幅器11および等しい抵抗値を持つ4個の抵抗器1
0、24から構成される減算器の両端に入力され、該減
算器は端子26に印加される所定の電圧VGを出力す
る。該所定電圧VGは、端子171に与えられる下位基準
電圧の高位電圧に等しい。この回路は、リミット回路と
称され、前記SH回路6の入力アナログ電圧標本化また
は上位変換の期間中であるために減算器の入力が不定な
期間において減算器出力を所定の電圧VGに固定してお
き、減算器の入力が安定になる期間において減算器出力
が必ず電圧VGから動作を始め、かつ電圧変化を最大で
下位基準電圧範囲以内に抑える働きをする。
【0003】一方、上位変換によって得られた上位2ビ
ット・ディジタル・データを用いて4個のスイッチ手段
8の中のひとつを短絡し、スイッチ手段25を開放する
ことにより、等しい抵抗値を持つ2個の抵抗器10と演
算増幅器11によって構成される減算器の一方の端子に
所定の基準電圧が印加され、SH回路6によって保持さ
れた入力アナログ電圧との差分電圧を下位比較器群13
に出力する。端子171、172間に印加された電圧を4
個の抵抗器18から成る抵抗器群により分圧した3レベ
ルの下位基準電圧と前記差分電圧を下位比較器群13に
より比較することで、上位変換同様に符号化回路14を
用いて下位2ビット・ディジタル・データをディジタル
出力端子群15から出力し、上位変換と合わせて4ビッ
ト・ディジタル・データとして出力する。ここで前記減
算器の出力電圧VSUBは、SH回路6から出力される電
圧をVI、演算増幅器11の非反転入力端子に入力され
る電圧をVRとすると、VSUB=2・VR−VIで表され、
該演算増幅器の非反転入力端子に上位比較器群3で判定
されたVIの電圧範囲に応じて適当な電圧VRを与えれ
ば、入力アナログ電圧VIの変化にかかわらず、減算器
の出力電圧VSUBの出力電圧範囲を端子171、172間
に印加される下位基準電圧範囲と等しくできる。
【0004】図4は、横軸に時間、縦軸に電圧をとっ
て、減算器の出力電圧VSUBの変化を示したものであ
る。図中の期間221、223は減算器の入力が不定なリ
ミット期間、期間222、224は減算器の入力が安定な
減算期間であり、23は減算器の出力波形、VGおよび
VG−2ΔVは下位基準電圧の高位電圧および低位電圧
を示し、2ΔVは下位基準電圧範囲である。最初のリミ
ット期間221において、VSUBは、所定の電圧VGに整
定し、減算期間222で最小電圧VG−2ΔVに変位して
いるように、減算器の出力は、リミット期間において所
定の電圧VGに固定されるので、最大で下位基準電圧範
囲に相当する2ΔVの変位をする。しかしADCの高速
化にともなって、減算器の整定時間の短縮が望まれてい
た。
【0005】図8に他の従来のADC(例えば、東芝レ
ビュー1990 Vol.45 No.9 p730−7
33参照)の構成を示す。ここでは1例として、入力ア
ナログ電圧を上位2ビットと下位2ビットに分けた4ビ
ット直並列型ADCを示す。入力アナログ電圧が端子3
1に印加されSH回路36により、信号線51の電圧は
アナログ・ディジタル変換が終わるまで該入力アナログ
電圧に保持される。該入力アナログ電圧と、端子3
21,322間に印加された電圧を4個の抵抗器37から
成る抵抗器群によって分圧した3レベルの上位基準電圧
を、上位比較器群33により比較することで、ディジタ
ル化した出力を符号化回路34を用いて上位2ビット・
ディジタル・データに2進符号化し、ディジタル出力端
子群35より出力する。一方、この上位2ビット・ディ
ジタル・データを用いて、スイッチ手段の組(38H1,
38L1)、(38H2,38L2)、(38H3,38L3)、
(38H4,38L4)の中の1組をそれぞれ短絡し、バッ
ファ・アンプ501、502を経由して下位基準電圧範囲
の高位電圧、低位電圧として4個の抵抗器40から成る
抵抗器群の両端に印加する。前記抵抗器群によって分圧
された3レベルの下位基準電圧は、前記信号線51に保
持される入力アナログ電圧と、下位比較器群43によっ
て比較され、上位変換同様に符号化回路44を用いて下
位2ビット・ディジタル・データに2進符号化しディジ
タル出力端子群45から出力する。この構成の利点は、
上位比較に使用する上位基準電圧を、スイッチ、バッフ
ァ・アンプを経由して下位基準電圧に伝達するために、
上位基準電圧と理想基準電圧の間にデバイスのばらつき
に起因する誤差を生じた場合にも、アナログ・ディジタ
ル変換の線形性が保証されることである。しかし下位基
準電圧が入力アナログ電圧の変化によって上位基準電圧
範囲内を変動するために、CMOSで同回路を構成する
場合にバッファ・アンプの後段負荷駆動力が不足し、下
位基準電圧の整定時間が劣化するためにADCの高速化
に対応できなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の従来
技術の問題点を解決しようとするものである。すなわ
ち、本発明の目的は、減算器を用いる直並列型ADCに
おいて、減算器出力の整定時間を短縮することにある。
また、本発明の目的は、上位基準電圧生成回路から伝達
した下位基準電圧を用いて下位変換を行う直並列型AD
Cにおいて、下位基準電圧の整定時間を短縮することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(第1発明)本発明は、
第1の動作モード(減算期間における動作)と第2の動
作モード(プリセット期間における動作)の2つの動作
モードを持ち、減算期間において、入力アナログ電圧
と、複数の基準電圧の中から上位変換結果に基づいて所
定の基準電圧を減算手段に入力し、減算手段の入力電圧
が不定であるプリセット期間において、減算手段が下位
基準電圧範囲の中間電圧を出力するように、前記2入力
を固定基準電圧と切り換える手段を有するものである。
すなわち、本発明は、上位mビット生成用の比較結果を
出力する上位比較手段群(3)と、前記上位比較手段群
の出力に対応した複数レベルのアナログ電圧を発生する
ディジタル・アナログ変換手段(2,8)と、2つの入
力端子を有し、それらの入力端子間に印加される電圧の
差分電圧を得る減算手段(10,11)と、前記減算手
段(10,11)の出力と下位nビットに対応する複数
レベルの基準電圧を比較し下位nビット生成用の比較結
果を出力する下位比較手段群(13)と、前記減算手段
(10、11)の一方の入力端子に入力アナログ電圧を
印加し、他方の入力端子に前記下位比較手段群で参照す
べき電圧範囲に対応した基準電圧として前記ディジタル
・アナログ変換手段の出力を印加する第1の動作モード
と、前記減算手段の2つの入力端子に所定の固定基準電
圧を印加して、前記下位基準電圧の範囲の中間の電圧を
前記下位比較手段群に出力する第2の動作モードとを交
互に切り換える切り換え手段(71,72,73)とを具
えたことを特徴とする。
【0008】(第2発明)また、本発明は、直並列型ア
ナログ・ディジタル変換器において、上位変換で粗い電
圧範囲を判定した後に、上位変換の結果に対応した粗電
圧範囲の高位電圧と低位電圧を含む複数の電圧を減算手
段群の一方の端子にそれぞれ入力し、他方の端子に複数
の電圧の中から上位変換の結果に対応したレベル調整用
電圧をそれぞれ入力すると同時に、入力アナログ電圧に
対しても同等の構成による減算手段に該入力アナログ電
圧と前記レベル調整用電圧を入力し、前記粗電圧範囲と
該入力アナログ電圧を下位基準電圧範囲に電圧シフトす
る手段を有するものである。すなわち、本発明は、直並
列型アナログ・ディジタル変換器において、入力アナロ
グ電圧を含む粗い電圧範囲を判定し上位mビット生成用
の比較結果を出力する上位比較手段群(33)と、前記
上位比較手段群の結果に対応した前記粗い電圧範囲の高
位電圧、低位電圧を含む複数の電圧を出力する第1のデ
ィジタル・アナログ変換手段(37,38)と、前記上
位比較手段群の出力に対応したレベル調整用電圧を出力
する第2のディジタル・アナログ変換手段(41,4
2)と、前記第1のディジタル・アナログ変換手段と第
2のディジタル・アナログ変換手段の出力電圧を入力と
する第1の減算手段群(392,393)と、入力アナロ
グ電圧と第2のディジタル・アナログ変換手段の出力電
圧を入力とする第2の減算手段(391)と、前記第1
の減算手段群の出力電圧を分圧した(2n−1)レベル
の下位基準電圧と前記第2の減算手段の出力電圧を比較
し、下位nビット生成用の比較結果を出力する下位比較
手段群(43)とを具えたものである。
【0009】
【作用】(第1発明)減算手段(10,11)は、第1
の動作モード(減算期間)において、入力アナログ電圧
と、上位変換結果に基づくディジタル・アナログ変換手
段(2,8)出力電圧が入力されることより、両者の差
分電圧を下位比較手段群(13)に出力し、第2の動作
モード(プリセット期間)において、前記2入力に代わ
って減算手段(10,11)に入力される所定の固定基
準電圧により、下位基準電圧範囲の中間電圧を出力す
る。したがって、ある減算期間と次の減算期間の間にプ
リセット期間を含み、減算出力電圧の最大変化電圧を下
位基準電圧範囲の半分の電圧にできるので、減算手段
(10,11)の出力電圧の整定時間を短縮できる。
【0010】(第2発明)下位基準電圧の高位電圧と低
位電圧は、第2のディジタル・アナログ変換手段(4
1,42)と第1の減算手段(392,393)による電
圧シフトによって、ほぼ一定の電圧に保たれるので、
(2n−1)レベルの下位基準電圧は高速に整定され
る。また入力アナログ電圧を第2のディジタル・アナロ
グ変換手段(41,42)の出力により電圧シフトさせ
る第2の減算手段(391)の出力振幅は、上位変換で
判定された粗電圧範囲を電圧シフトした下位基準電圧範
囲内に抑まるので、整定時間を短縮できる。
【0011】
【実施例】(第1実施例)以下、実施例に基づいて、本
発明を具体的に説明する。図1は、本発明による上位m
ビット変換、下位nビット変換を行う(m+n)ビット
直並列型ADCの1実施例である。この回路において、
減算器は、演算増幅器11の反転入力端子と、電圧フォ
ロワ構成の演算増幅器を用いたバッファ・アンプ9の出
力を、等しい抵抗値を持つ2個の抵抗器10を用いて分
圧することで構成している。このような構成の減算器の
出力電圧VSUBは、バッファ・アンプ9から入力される
電圧をVI,非反転入力端子に入力される電圧をVRとす
ると、VSUB=2・VR−VIで表され、上位比較器群3
で判定されたVIの電圧範囲に応じて、該演算増幅器の
非反転入力端子に適当な電圧VRを入力すれば、減算器
の出力電圧VSUBの出力電圧範囲を下位基準電圧範囲と
等しくできる。バッファ・アンプ9は、後段の抵抗器が
スイッチ手段(71,72)のオン抵抗の影響を受けない
ようにスイッチと抵抗器の間に挟んでいるものである。
【0012】次に入力アナログ電圧を下位基準電圧範囲
内で比較するために、減算器によって入力アナログ電圧
の電圧シフトを行う減算期間について述べる。まず、該
入力アナログ電圧は、スイッチ手段71が短絡し、スイ
ッチ手段72、73が開放することで、バッファ・アンプ
9を介して減算器の一方の端子に印加され、上位変換結
果に対応する2mレベルのDAC出力電圧は、上位基準
電圧生成回路2に接続される2m個のスイッチ手段8の
中のひとつが短絡することで、減算器を構成する前記演
算増幅器11の非反転入力端子に入力される。該減算器
の出力は、下位比較器群13によって、端子171、1
72間に印加された電圧を2n個の抵抗器18から成る抵
抗器群で分圧した(2n−1)レベルの下位基準電圧と
比較され、出力されたディジタル出力を符号化回路14
を用いて下位nビット・ディジタル・データに2進符号
化しディジタル出力端子群15から出力する。
【0013】また、前記SH回路の標本化または上位変
換の期間中であるために減算器の入力が不定なプリセッ
ト期間において、端子16に印加される所定の固定基準
電圧は、スイッチ手段71およびスイッチ手段8を開放
し、スイッチ手段72、73を短絡することで、バッファ
・アンプ9から前記減算器の短絡された両入力端子に入
力される。この時、前記固定基準電圧を与える端子16
に、端子171、172間に印加される下位基準電圧範囲
の中間電圧VMと等しい電圧を印加すれば、減算器が出
力する電圧VSUBは前記中間電圧VMに等しくなる。同時
に、このプリセット期間に、上位基準電圧生成回路2か
ら出力される(2m−1)レベルの上位基準電圧と、端
子1から印加される入力アナログ電圧を上位比較器群3
によって比較し、出力されたディジタル出力を符号化回
路4を用いて上位mビット・ディジタル・データに2進
符号化しディジタル出力端子群5から出力する。
【0014】図3は、横軸に時間、縦軸に電圧をとっ
て、減算器の出力電圧VSUBの変化を示したものであ
る。この場合、図1の端子16には、下位基準電圧範囲
の中間電圧VMを印加する。図中の期間211、213は
減算器の入力が不定なプリセット期間、期間212、2
14は減算器の入力が安定な減算期間である。また20
は減算器の出力波形であり、VM+ΔV、VM、VM−Δ
Vは下位基準電圧の高位電圧、中間電圧および低位電圧
を示し、ΔVは下位基準電圧範囲の半分の電圧である。
最初のプリセット期間211において、VSUBは、電圧V
Mに整定し、減算期間212で最小電圧VM−ΔVに変位
する。次のプリセット期間213で再度VMにプリセット
され、減算期間214で最大電圧VM+ΔVに変位してい
るように、減算器の出力は、最大で下位基準電圧範囲の
半分の電圧ΔVの変位をするだけであるので、2ΔVの
変位をしていた従来の減算器の構成に比較して、整定時
間を短縮できる。
【0015】次に、本発明による実施例を上位2ビット
変換、下位2ビット変換を行う4ビット直並列型ADC
に限定した例を図2に示す。この回路において、減算器
は、演算増幅器11の反転入力端子と、電圧フォロワ構
成の演算増幅器を用いたバッファ・アンプ9の出力を、
等しい抵抗値を持つ2個の抵抗器10を用いて分圧する
ことで構成され、図1と同等の構成である。
【0016】初めに、減算期間の回路動作について説明
する。まず、入力アナログ電圧は、スイッチ手段71を
短絡し、スイッチ手段72、73をそれぞれ開放すること
で、バッファ・アンプ9を介して減算器の一方の端子に
印加され、上位変換結果に対応する4レベルのDAC出
力電圧は、上位基準電圧生成回路2に接続される4個の
スイッチ手段8の中のひとつが短絡することで、減算器
を構成する前記演算増幅器11の非反転入力端子に入力
される。該減算器の出力は、下位比較器群13によっ
て、端子171、172間に印加された電圧を4個の抵抗
器18から成る抵抗器群で分圧した3レベルの下位基準
電圧と比較され、出力されたディジタル出力を符号化回
路14を用いて下位2ビット・ディジタル・データに2
進符号化しディジタル出力端子群15から出力する。
【0017】次に、プリセット期間において、端子16
に印加される所定の固定基準電圧は、スイッチ手段71
およびスイッチ手段8を開放し、スイッチ手段72、73
をそれぞれ短絡することで、バッファ・アンプ9から前
記減算器の短絡された両入力端子に入力される。この
時、前記固定基準電圧を与える端子16に、端子1
71、172間に印加される下位基準電圧範囲の中間電圧
VMと等しい電圧を印加すれば、減算器が出力する電圧
VSUBは前記中間電圧VMに等しくなる。同時に、このプ
リセット期間に、上位基準電圧生成回路2から出力され
る3レベルの上位基準電圧と、端子1から印加される入
力アナログ電圧を上位比較器群3によって比較し、出力
されたディジタル出力を符号化回路4を用いて上位2ビ
ット・ディジタル・データに2進符号化しディジタル出
力端子群5から出力する。以上説明したように、このよ
うな回路構成によって、減算器の最大変化電圧を下位基
準電圧範囲の半分にすることができるので、減算器の出
力電圧を高速に整定できる。
【0018】(第2の実施例)図6は、本発明による上
位mビット変換、下位nビット変換を行う(m+n)ビ
ット直並列型ADCの第2の実施例の回路構成を示すも
のである。この回路において、上位変換は、端子3
21、322間に印加された入力アナログ電圧の最大振幅
電圧を2m個の抵抗器37から成る抵抗器群で分圧する
ことにより(2m−1)レベルの上位基準電圧を生成
し、上位比較器群33に供給された前記上位基準電圧と
端子31に印加される入力アナログ電圧を比較すること
でディジタル化した結果を符号化回路34によって上位
mビット・ディジタル・データに2進符号化し、ディジ
タル出力端子群35から出力する。スイッチ手段38の
組(38H1,38L1)(38H2,38L2)、…、(38
H2 m,38L2 m)の中の1組を上位変換結果に対応してそ
れぞれ短絡することで、上位変換により判定される粗い
電圧の高位電圧と低位電圧が減算器392、393の一方
の端子にそれぞれ入力され、同時にSH回路36によっ
て保持された該入力アナログ電圧が減算器391の一方
の端子に入力される。また減算器の他方の端子には、端
子群42に印加される2mレベルの電圧の中から上位変
換の結果に応じてスイッチ手段41によりレベル調整用
電圧が入力される。減算器391が出力した差分電圧
は、減算器392、393が出力した差分電圧を2n個の
抵抗器40から成る抵抗器群で分圧した(2n−1)レ
ベルの下位基準電圧と、下位比較器群43によって比較
され、出力されたディジタル出力を符号化回路44によ
って下位nビット・ディジタル・データに2進符号化
し、ディジタル出力端子群45から出力する。
【0019】ここで端子群42に印加するレベル調整用
電圧は、下位基準電圧範囲の高位電圧と低位電圧が入力
アナログ電圧の変化にかかわらず一定となるように上位
変換結果に応じて与える。具体的には、あるスイッチ手
段の組が上位変換結果に対応して短絡することにより該
減算器392、393に印加される電圧をそれぞれVHi、
VLi(i=1,2,…,2m)、下位基準電圧範囲の低
位電圧をVG、該減算器のゲインを1としたとき、スイ
ッチ手段41によって与えられるレベル調整用電圧VR
として(VLi−VG)を与えれば、該減算器392、39
3は下位基準電圧範囲の高位電圧および低位電圧に相当
する電圧(VHi−VLi+VG)、VGをそれぞれ出力す
る。またSH回路36に保持された入力アナログ電圧は
VHiとVLiの間の電圧範囲にあるので、減算器391の
出力電圧は前記下位基準電圧範囲(VHi−VLi+VG)
〜VGの範囲内で整定する。
【0020】次に以上に説明した第2の実施例を上位2
ビット変換、下位2ビット変換を行う4ビット直並列型
ADCに限定した例を図7に示す。この回路において、
上位変換は、端子321、322間に印加された入力アナ
ログ電圧の最大振幅電圧を4個の抵抗器37から成る抵
抗器群で分圧することによって3レベルの上位基準電圧
を生成し、上位比較器群33に供給された前記上位基準
電圧と端子31に印加される入力アナログ電圧を比較す
ることでディジタル化した結果を符号化回路34によっ
て上位2ビット・ディジタル・データに2進符号化し、
ディジタル出力端子群35から出力する。上位変換の結
果に対応して、スイッチ手段の組(38H1,38L1)、
(38H2,38L2)、(38H3,38L3)、(38H4,
38L4)の中の1組をそれぞれ短絡することで、上位変
換により判定される粗い電圧の高位電圧と低位電圧が、
減算器392、393の一方の端子にそれぞれ入力され、
同時にSH回路36によって保持された該入力アナログ
電圧が減算器391の一方の端子に入力される。また減
算器の他方の端子には、端子群42に印加される4レベ
ルの電圧の中から上位変換の結果に応じてスイッチ手段
41によりレベル調整用電圧が入力される。減算器39
1が出力した差分電圧は、減算器392、393が出力し
た差分電圧を4個の抵抗器40から成る抵抗器群で分圧
した3レベルの下位基準電圧と、比較器群43によって
比較され、出力されたディジタル出力を符号化回路44
によって下位2ビット・ディジタル・データに2進符号
化し、ディジタル出力端子群45から出力する。
【0021】以上説明したように、このような回路構成
によって、上位基準電圧と理想基準電圧の間にデバイス
のばらつきに起因する誤差を生じた場合に、アナログ・
ディジタル変換の線形性が保証されるという従来のAD
Cの構成の特長を保持し、かつ負荷の駆動力がバイポー
ラと比較して劣るCMOSによって設計した場合でも、
高速に下位基準電圧を整定でき、該下位基準電圧範囲に
対応する入力アナログ電圧の電圧シフトを行うことがで
きる。
【0022】
【発明の効果】本発明(第1発明)によれば、ある減算
期間と次の減算期間の間にプリセット期間を含み、減算
出力電圧の最大変化電圧を下位基準電圧範囲の半分の電
圧にできるので、整定時間の短い減算器を構成でき、高
速な直並列型ADCを実現することができる。本発明
(第2発明)によれば、下位基準電圧の高位電圧と低位
電圧は、減算器による電圧シフトによって、ほぼ一定の
電圧に保たれるので、下位基準電圧を生成する分圧用抵
抗器群を駆動する減算器の出力は高速に整定される。ま
た入力アナログ電圧の電圧シフトを行う減算器の出力振
幅は、上位変換で判定された粗電圧範囲を電圧シフトし
た下位基準電圧範囲内に抑まるので、整定時間を短縮で
きる。このように下位変換に必要な入力アナログ電圧と
下位基準電圧を短時間に供給でき、特にCMOSを用い
た高速ADCの設計に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明(第1発明)による(m+n)ビット
直並列型ADCの実施例(第1の実施例)の構成を示す
図である。
【図2】 第1の実施例においてm=2、n=2とした
4ビット直並列型ADCの例を示す図である。
【図3】 本発明による減算器の動作を説明するために
用いた図である。
【図4】 従来の減算器の動作を説明するために用いた
図である。
【図5】 従来の構成による4ビット直並列型ADCの
1例を示す図である。
【図6】 本発明(第2発明)による(m+n)ビット
直並列型ADCの実施例(第2の実施例)の構成を示す
図である。
【図7】 第2の実施例においてm=2、n=2とした
4ビット直並列型ADCの構成例を示す図である。
【図8】 従来の4ビット直並列型ADCの1例であ
る。
【符号の説明】
1…入力アナログ電圧印加端子、 2…基準電圧生成回
路、 3、13…比較器群、 4、14…符号化回路、
5、15…ディジタル出力端子群、 6…標本化保持
回路、 71〜73、8、25…スイッチ、 9…バッフ
ァ・アンプ、10、18、24…抵抗器、 11…演算
増幅器、 16、171、172、26…基準電圧印加端
子、 191…時間軸、 192…電圧軸、 20、23
…出力波形、 211、213…プリセット期間、 21
2、214、222、224…減算期間、 221、223…
リミット期間、 27…信号線、 VM…端子電圧、3
1…入力アナログ電圧印加端子、 321、322…基準
電圧印加端子、 33、43…比較器群、 34、44
…符号化回路、 35、45…ディジタル出力端子群、
36…標本化保持回路、 37、40…抵抗器、 3
8H1〜38H2 m、38L1〜38L2 m、41…スイッチ、
391〜393…減算器、 42…レベル調整用電圧印加
端子群、 501、502…バッファ・アンプ、 51…
信号線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位mビット生成用の比較結果を出力す
    る上位比較手段群と、 前記上位比較手段群の出力に対応した複数レベルのアナ
    ログ電圧を発生するディジタル・アナログ変換手段と、 2つの入力端子を有し、それらの入力端子間に印加され
    る電圧の差分電圧を得る減算手段と、 前記減算結果と下位nビットに対応する複数レベルの基
    準電圧を比較し下位nビット生成用の比較結果を出力す
    る下位比較手段群と、 前記減算手段の一方の入力端子に入力アナログ電圧を印
    加し、他方の入力端子に前記下位比較手段群で参照すべ
    き電圧範囲に対応した基準電圧として前記ディジタル・
    アナログ変換手段の出力を印加する第1の動作モード
    と、前記減算手段の2つの入力端子に所定の固定基準電
    圧を印加して、前記下位基準電圧の範囲の中間の電圧を
    前記下位比較手段群に出力する第2の動作モードとを交
    互に切り換える切り換え手段とを具えたことを特徴とす
    るアナログ・ディジタル変換装置。
  2. 【請求項2】入力アナログ電圧を含む粗い電圧範囲を判
    定し上位mビット生成用の比較結果を出力する上位比較
    手段群と、 前記上位比較手段群の出力に対応した前記粗い電圧範囲
    の高位電圧、低位電圧を含む複数の電圧を出力する第1
    のディジタル・アナログ変換手段と、 前記上位比較手段群の出力に対応したレベル調整用電圧
    を出力する第2のディジタル・アナログ変換手段と、 前記第1のディジタル・アナログ変換手段と第2のディ
    ジタル・アナログ変換手段の出力電圧を入力とする第1
    の減算手段群と、 入力アナログ電圧と第2のディジタル・アナログ変換手
    段の出力電圧を入力とする第2の減算手段と、 前記第1の減算手段群の出力電圧を分圧した(2n−
    1)レベルの下位基準電圧と前記第2の減算手段の出力
    電圧を比較し、下位nビット生成用の比較結果を出力す
    る下位比較手段群とを具えたことを特徴とするアナログ
    ・ディジタル変換装置。
JP28036291A 1991-10-02 1991-10-02 アナログ・デイジタル変換装置 Pending JPH0595286A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5539406A (en) * 1993-07-02 1996-07-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Series-parallel type A-D converter for realizing high speed operation and low power consumption

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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