JPH059530A - 粉状鉱石の循環流動層予備還元炉の操業方法 - Google Patents
粉状鉱石の循環流動層予備還元炉の操業方法Info
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- JPH059530A JPH059530A JP16674191A JP16674191A JPH059530A JP H059530 A JPH059530 A JP H059530A JP 16674191 A JP16674191 A JP 16674191A JP 16674191 A JP16674191 A JP 16674191A JP H059530 A JPH059530 A JP H059530A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】粉状鉱石の循環流動層予備還元方法において粒
子循環速度が適正な範囲で操業することにより操業の安
定化を達成する。 【構成】ライザ1とサイクロン10、11とダウンカマ
6とダウンカマ6からライザ1へ粒子を循環させる粒子
循環装置7とからなる循環流動層予備還元炉の操業にお
いて、初段サイクロン10の入側の粒子循環速度と最終
サイクロン11の出側における粒子飛出速度の差を求
め、この差Gsが5〜50kg/m2 (ライザ断面積)
・secになるように粒子循環装置7に吹き込む循環用
ガス8の流量を制御する。
子循環速度が適正な範囲で操業することにより操業の安
定化を達成する。 【構成】ライザ1とサイクロン10、11とダウンカマ
6とダウンカマ6からライザ1へ粒子を循環させる粒子
循環装置7とからなる循環流動層予備還元炉の操業にお
いて、初段サイクロン10の入側の粒子循環速度と最終
サイクロン11の出側における粒子飛出速度の差を求
め、この差Gsが5〜50kg/m2 (ライザ断面積)
・secになるように粒子循環装置7に吹き込む循環用
ガス8の流量を制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉状鉱石の循環流動層
予備還元炉の操業方法に関し、特に流動層予備還元炉の
操業の安定化及び生産性の向上を図ろうとするものであ
る。
予備還元炉の操業方法に関し、特に流動層予備還元炉の
操業の安定化及び生産性の向上を図ろうとするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】還元ガスを導入して粉状鉱石を循環流動
化させつつ予備還元する流動層予備還元炉(以下ライザ
と記す)と、このライザから排ガスと共に排出された予
備還元鉱石粉を捕集する一段以上のサイクロンと、この
一段以上のサイクロンで捕集した予備還元鉱石粉を貯め
て排出するダウンカマと、このダウンカマから予備還元
鉱粉をライザに循環させる粒子循環装置とからなる循環
流動層予備還元装置を用いて粉状鉱石を予備還元する方
法が知られている。このような循環流動層による粉状鉱
石の予備還元方法としては溶融還元炉で発生する高温の
排ガスをライザに導入する場合に、流動層のガス流速を
粒子の飛び出し速度(粒子終端速度)よりも大きい速度
で導入する一方、ライザから飛び出した予備還元鉱石粉
(以下、予備還元鉱と略す)はサイクロンで捕集し、捕
集した予備還元鉱はクローズドサーキットで粒子循環経
路を介して連続的にライザに戻し、循環流動させつつ予
備還元する方法が特開平1−306515号公報や特開
平2−4909号公報に開示されている。
化させつつ予備還元する流動層予備還元炉(以下ライザ
と記す)と、このライザから排ガスと共に排出された予
備還元鉱石粉を捕集する一段以上のサイクロンと、この
一段以上のサイクロンで捕集した予備還元鉱石粉を貯め
て排出するダウンカマと、このダウンカマから予備還元
鉱粉をライザに循環させる粒子循環装置とからなる循環
流動層予備還元装置を用いて粉状鉱石を予備還元する方
法が知られている。このような循環流動層による粉状鉱
石の予備還元方法としては溶融還元炉で発生する高温の
排ガスをライザに導入する場合に、流動層のガス流速を
粒子の飛び出し速度(粒子終端速度)よりも大きい速度
で導入する一方、ライザから飛び出した予備還元鉱石粉
(以下、予備還元鉱と略す)はサイクロンで捕集し、捕
集した予備還元鉱はクローズドサーキットで粒子循環経
路を介して連続的にライザに戻し、循環流動させつつ予
備還元する方法が特開平1−306515号公報や特開
平2−4909号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】循環流動層で粉状鉱石
を予備還元する際には循環流動層におけるサイクロンで
の予備還元還元鉱の捕集効率の向上が、操業安定や生産
性維持の点で重要となる。ところが、従来の循環流動層
技術ではライザガス流速、鉱石銘柄によっては、鉱石の
粉化が発生し、サイクロンでの捕集効率が低下した。そ
れらの原因は主としてライザのガス流速、予備還元鉱の
粒子径やライザ内の鉱石滞留量が大きく影響を及ぼすラ
イザの粒子循環速度を適正範囲で操作していないためで
ある。従来、ライザの粒子循環速度が過大の場合は鉱石
の摩耗や熱割れによる著しい粉化が起こりサイクロンの
粒子捕集低下に起因する予備還元率の低下や、サイクロ
ンの摩耗の問題があった。逆にライザの粒子循環速度が
過小の場合には予備還元率が低下したり、ライザ下部か
らの落鉱が多くなり操業が不安定になる問題があった。
そこで本発明は循環流動層を用いる予備還元鉱の粉化抑
制とサイクロン捕集効率向上ならびに生産性を安定化し
得る循環流動層予備還元方法を提供するのを目的とす
る。
を予備還元する際には循環流動層におけるサイクロンで
の予備還元還元鉱の捕集効率の向上が、操業安定や生産
性維持の点で重要となる。ところが、従来の循環流動層
技術ではライザガス流速、鉱石銘柄によっては、鉱石の
粉化が発生し、サイクロンでの捕集効率が低下した。そ
れらの原因は主としてライザのガス流速、予備還元鉱の
粒子径やライザ内の鉱石滞留量が大きく影響を及ぼすラ
イザの粒子循環速度を適正範囲で操作していないためで
ある。従来、ライザの粒子循環速度が過大の場合は鉱石
の摩耗や熱割れによる著しい粉化が起こりサイクロンの
粒子捕集低下に起因する予備還元率の低下や、サイクロ
ンの摩耗の問題があった。逆にライザの粒子循環速度が
過小の場合には予備還元率が低下したり、ライザ下部か
らの落鉱が多くなり操業が不安定になる問題があった。
そこで本発明は循環流動層を用いる予備還元鉱の粉化抑
制とサイクロン捕集効率向上ならびに生産性を安定化し
得る循環流動層予備還元方法を提供するのを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、還元ガスを導
入して粉状鉱石を循環流動化させつつ予備還元するライ
ザと、このライザから排ガスと共に排出された予備還元
鉱石粉を捕集する一段以上のサイクロンと、この一段以
上のサイクロンで捕集した予備還元鉱石粉を貯めて排出
するダウンカマと、このダウンカマから予備還元鉱粉を
ライザに循環させる粒子循環装置とからなる循環流動層
予備還元装置を用いて粉状鉱石を予備還元する方法に適
用される。
入して粉状鉱石を循環流動化させつつ予備還元するライ
ザと、このライザから排ガスと共に排出された予備還元
鉱石粉を捕集する一段以上のサイクロンと、この一段以
上のサイクロンで捕集した予備還元鉱石粉を貯めて排出
するダウンカマと、このダウンカマから予備還元鉱粉を
ライザに循環させる粒子循環装置とからなる循環流動層
予備還元装置を用いて粉状鉱石を予備還元する方法に適
用される。
【0005】本発明はこのような循環流動層予備還元炉
法において、予備還元鉱の粉化によるサイクロンの粒子
捕集効率の低下を解消する技術であって、初段サイクロ
ンの入側の粒子循環速度と最終段サイクロンの出側にお
ける粒子飛出速度との差を求め、この差が5〜50kg
/m2 (ライザ断面積)・secになるように粒子循環
装置の循環量を制御することを特徴とするものである。
この循環量の制御は粒子循環装置に吹込むガス量を制御
することによって達成される。
法において、予備還元鉱の粉化によるサイクロンの粒子
捕集効率の低下を解消する技術であって、初段サイクロ
ンの入側の粒子循環速度と最終段サイクロンの出側にお
ける粒子飛出速度との差を求め、この差が5〜50kg
/m2 (ライザ断面積)・secになるように粒子循環
装置の循環量を制御することを特徴とするものである。
この循環量の制御は粒子循環装置に吹込むガス量を制御
することによって達成される。
【0006】
【作用】本発明の作用を図2を用いて説明する。図2は
本発明の適用される循環流動層予備還元炉のフローシー
トである。図示しない溶融還元炉からの還元ガス2はラ
イザ1内の粉状鉱石を流動化還元しつつライザ1から排
出され、サイクロン10、11で同伴粉体を分離して排
出される。分離された粉体はダウンカマ6に貯留され、
一部は系外に排出され、一部は循環装置7を経てライザ
1に循環される。この循環量は循環用ガス8を調整する
ことによって制御される。図2においてライザ1内の粒
子循環速度Gsはサイクロン10、サイクロン11での
粒子補集効率が100%の条件では、ライザ出側の粉体
量、すなわち初段サイクロン入側粒子循環速度Gsaで
代表される。実際の操業ではサイクロン10、サイクロ
ン11での粒子補集効率が100%ではなく、ライザ1
からサイクロン10を経てダウンカマ6、循環装置7を
連続的に循環する粒子循環速度は初段サイクロンの入側
粒子循環速度Gsaから最終段サイクロン側粒子飛出速
度Gsbを差し引いた循環速度はGsが正味の循環流動
層予備還元炉系内での粒子循環速度となる。また粒子循
環速度Gsはライザ1の還元ガス2の量すなわちライザ
1のガス流速や、鉱石の粒子径の影響を受けるものの、
ライザ1への粒子循環量は粒子循環装置7からライザ1
への鉱石循環量そのものが律速する。そのため、ライザ
1への粒子循環量は粒子循環装置7の粒子循環用ガス8
の量で制御する。一方、鉱石粒子の粉化の要因は粒子間
の摩耗やライザ、サイクロンなど循環系内の耐火物と鉱
石粒子の接触による磨砕などである。それらの要因によ
る鉱石粉化は正味の粒子循環速度Gsをなるべく低く維
持すれば抑制され、サイクロンの補集効率も向上する。
しかし、粉子循環速度Gsが低いとライザ内での鉱石滞
留量を確保することが困難となり生産性の面では不利と
なる。逆に、粒子循環速度Gsが大きすぎる場合は鉱石
粉化が進行しサイクロンの補集効率が低下し操業が不安
定となる。
本発明の適用される循環流動層予備還元炉のフローシー
トである。図示しない溶融還元炉からの還元ガス2はラ
イザ1内の粉状鉱石を流動化還元しつつライザ1から排
出され、サイクロン10、11で同伴粉体を分離して排
出される。分離された粉体はダウンカマ6に貯留され、
一部は系外に排出され、一部は循環装置7を経てライザ
1に循環される。この循環量は循環用ガス8を調整する
ことによって制御される。図2においてライザ1内の粒
子循環速度Gsはサイクロン10、サイクロン11での
粒子補集効率が100%の条件では、ライザ出側の粉体
量、すなわち初段サイクロン入側粒子循環速度Gsaで
代表される。実際の操業ではサイクロン10、サイクロ
ン11での粒子補集効率が100%ではなく、ライザ1
からサイクロン10を経てダウンカマ6、循環装置7を
連続的に循環する粒子循環速度は初段サイクロンの入側
粒子循環速度Gsaから最終段サイクロン側粒子飛出速
度Gsbを差し引いた循環速度はGsが正味の循環流動
層予備還元炉系内での粒子循環速度となる。また粒子循
環速度Gsはライザ1の還元ガス2の量すなわちライザ
1のガス流速や、鉱石の粒子径の影響を受けるものの、
ライザ1への粒子循環量は粒子循環装置7からライザ1
への鉱石循環量そのものが律速する。そのため、ライザ
1への粒子循環量は粒子循環装置7の粒子循環用ガス8
の量で制御する。一方、鉱石粒子の粉化の要因は粒子間
の摩耗やライザ、サイクロンなど循環系内の耐火物と鉱
石粒子の接触による磨砕などである。それらの要因によ
る鉱石粉化は正味の粒子循環速度Gsをなるべく低く維
持すれば抑制され、サイクロンの補集効率も向上する。
しかし、粉子循環速度Gsが低いとライザ内での鉱石滞
留量を確保することが困難となり生産性の面では不利と
なる。逆に、粒子循環速度Gsが大きすぎる場合は鉱石
粉化が進行しサイクロンの補集効率が低下し操業が不安
定となる。
【0007】そのため、発明者らの研究によればライザ
内の粒子循環速度Gs=5〜50kg/m2 ・secが
適正範囲となる。ここにm2 はライザの断面積である。
粉状鉱石を使用する循環流動層は、ライザから飛び出し
た予備還元鉱を1段以上のサイクロンで捕集し、クロー
ズドサーキットで粒子循環装置を介して連続的にライザ
に戻す方式をとっているため、ライザ内の予備還元鉱の
滞留量を一定水準に確保し変動させないこと、したがっ
て、サイクロンの捕集効率を低下させないことが重要と
なる。そして、循環流動層においてはライザ内のガス流
速、予備還元鉱の粒子径やライザ内の滞留量がライザ内
の粒子循環速度Gsに大きな影響を及ぼす。さらに循環
流動層ではライザ内で鉱石の摩耗や熱割れ、還元粉化等
により予備還元鉱に粉化が起こり細粒化する現象があ
る。特に、ライザ内のガス流速が速く、滞留量も多い場
合はライザ内の粒子循環速度Gsも過大となりGsが5
0(kg/m2 ・sec)を越えると予備還元鉱の粉化
が一層助長され、サイクロンでの粒子捕集効率が低下す
ると同時に還元があまり進行していない還元鉱が多量に
系外に飛び出すため全体として予備還元率が向上しな
い。
内の粒子循環速度Gs=5〜50kg/m2 ・secが
適正範囲となる。ここにm2 はライザの断面積である。
粉状鉱石を使用する循環流動層は、ライザから飛び出し
た予備還元鉱を1段以上のサイクロンで捕集し、クロー
ズドサーキットで粒子循環装置を介して連続的にライザ
に戻す方式をとっているため、ライザ内の予備還元鉱の
滞留量を一定水準に確保し変動させないこと、したがっ
て、サイクロンの捕集効率を低下させないことが重要と
なる。そして、循環流動層においてはライザ内のガス流
速、予備還元鉱の粒子径やライザ内の滞留量がライザ内
の粒子循環速度Gsに大きな影響を及ぼす。さらに循環
流動層ではライザ内で鉱石の摩耗や熱割れ、還元粉化等
により予備還元鉱に粉化が起こり細粒化する現象があ
る。特に、ライザ内のガス流速が速く、滞留量も多い場
合はライザ内の粒子循環速度Gsも過大となりGsが5
0(kg/m2 ・sec)を越えると予備還元鉱の粉化
が一層助長され、サイクロンでの粒子捕集効率が低下す
ると同時に還元があまり進行していない還元鉱が多量に
系外に飛び出すため全体として予備還元率が向上しな
い。
【0008】さらに、ライザ内の粒子循環速度Gsが過
大であるとサイクロンの摩耗も大きくなり設備維持の点
で問題があった。逆にライザ内の粒子循環速度Gsが過
小で5(kg/m2 ・sec)未満の場合はライザのガ
ス流速が小さいか、もしくはライザ内の滞留量が少ない
ため予備還元率が向上しない。また、ガス流速が小さい
とライザ下部から下方のガス入口部への落鉱量も多くな
り、操業が不安定となる問題があった。そこで本発明は
少なくとも初段のサイクロン入側の粒子循環速度と最終
段サイクロンの出側における粒子飛出速度の差を求め、
この差が5〜50kg/m2 (ライザ断面積)・sec
の適正範囲になるように、粒子循環装置に吹き込む循環
用ガス流量を制御することにより、予備還元鉱石の粉化
を抑制し、サイクロンの粒子捕集効率及び予備還元率の
向上ならびに操業の安定化を図ることができる。
大であるとサイクロンの摩耗も大きくなり設備維持の点
で問題があった。逆にライザ内の粒子循環速度Gsが過
小で5(kg/m2 ・sec)未満の場合はライザのガ
ス流速が小さいか、もしくはライザ内の滞留量が少ない
ため予備還元率が向上しない。また、ガス流速が小さい
とライザ下部から下方のガス入口部への落鉱量も多くな
り、操業が不安定となる問題があった。そこで本発明は
少なくとも初段のサイクロン入側の粒子循環速度と最終
段サイクロンの出側における粒子飛出速度の差を求め、
この差が5〜50kg/m2 (ライザ断面積)・sec
の適正範囲になるように、粒子循環装置に吹き込む循環
用ガス流量を制御することにより、予備還元鉱石の粉化
を抑制し、サイクロンの粒子捕集効率及び予備還元率の
向上ならびに操業の安定化を図ることができる。
【0009】
【実施例】本発明に係る実施例を図1に示す。ライザ1
には図示しない溶融還元炉から排出される800〜11
00℃の還元ガス2が導入される。粉状鉱石はホッパ3
によりフィーダ4で切り出され、一部は供給管5aを介
してライザ1の下部に、一部は供給管5bを介してダウ
ンカマ6に装入される。ダウンカマ6内の粉状鉱石は粒
子循環装置7に循環用ガス8を吹き込むことによりダウ
ンカマ6からライザ1に連続的に供給される。ライザ1
内で予備還元された予備還元鉱9aはライザ1から飛び
出しその大半は初段サイクロン10で捕集してダウンカ
マ6に装入される。ダウンカマ6から循環用ガス8が吹
き込まれる粒子循環装置7を介して、ライザ1に再び導
入することでクローズドサーキットで連続的に循環し、
予備還元を行う。さらに初段サイクロン10で捕集でき
なかった微粉の予備還元鉱9bは2段目(最終段)のサ
イクロン11で捕集され輸送管12を経てダウンカマ7
に導入される。2段目(最終段)のサイクロン11で捕
集できなかった微粉の予備還元鉱9bは排ガスと共に系
外に飛び出す。次に、初段サイクロン10の入側と2段
目(最終段)サイクロン11の出側にそれぞれサンプリ
ング管13a、13bを設置し、予備還元鉱9a、9b
を採取し、それぞれのサンプリング装置14a、14b
で各測定点位置での予備還元鉱採取量を求めた後に演算
・制御装置15により各測定点位置における予備還元鉱
9a、9bの通過量を演算し、各サンプリング地点にお
ける粒子循環速度Gsa、Gsbを求め、これからライ
ザ内の粒子循環速度GsをGsa−Gsbから求め、こ
の求めたGsが5〜50kg/m2 ・secの範囲に入
るように粒子循環装置7内に吹き込む循環用ガス8を循
環ガス制御装置16でコントロールしながら循環流動層
予備還元を行う。また、循環流動層予備還元炉系内にあ
る予備還元鉱はダウンカマ6の下部から排出装置17で
切り出され、排出管18を介して溶融還元炉へ供給され
る。
には図示しない溶融還元炉から排出される800〜11
00℃の還元ガス2が導入される。粉状鉱石はホッパ3
によりフィーダ4で切り出され、一部は供給管5aを介
してライザ1の下部に、一部は供給管5bを介してダウ
ンカマ6に装入される。ダウンカマ6内の粉状鉱石は粒
子循環装置7に循環用ガス8を吹き込むことによりダウ
ンカマ6からライザ1に連続的に供給される。ライザ1
内で予備還元された予備還元鉱9aはライザ1から飛び
出しその大半は初段サイクロン10で捕集してダウンカ
マ6に装入される。ダウンカマ6から循環用ガス8が吹
き込まれる粒子循環装置7を介して、ライザ1に再び導
入することでクローズドサーキットで連続的に循環し、
予備還元を行う。さらに初段サイクロン10で捕集でき
なかった微粉の予備還元鉱9bは2段目(最終段)のサ
イクロン11で捕集され輸送管12を経てダウンカマ7
に導入される。2段目(最終段)のサイクロン11で捕
集できなかった微粉の予備還元鉱9bは排ガスと共に系
外に飛び出す。次に、初段サイクロン10の入側と2段
目(最終段)サイクロン11の出側にそれぞれサンプリ
ング管13a、13bを設置し、予備還元鉱9a、9b
を採取し、それぞれのサンプリング装置14a、14b
で各測定点位置での予備還元鉱採取量を求めた後に演算
・制御装置15により各測定点位置における予備還元鉱
9a、9bの通過量を演算し、各サンプリング地点にお
ける粒子循環速度Gsa、Gsbを求め、これからライ
ザ内の粒子循環速度GsをGsa−Gsbから求め、こ
の求めたGsが5〜50kg/m2 ・secの範囲に入
るように粒子循環装置7内に吹き込む循環用ガス8を循
環ガス制御装置16でコントロールしながら循環流動層
予備還元を行う。また、循環流動層予備還元炉系内にあ
る予備還元鉱はダウンカマ6の下部から排出装置17で
切り出され、排出管18を介して溶融還元炉へ供給され
る。
【0010】次に、炉径:0.7m、高さ:7.3mの
ライザを有する図1に示した予備還元装置を用いて粉状
鉱石の予備還元を行い、この予備還元鉱を炉径:1.2
m、炉容積:7.7m3 、上下段羽口:各3本を有する
溶融還元炉に供給して溶融還元した。この操業試験結果
を試験条件と合わせて表1に示す。表1に示すように、
ライザ内の粒子循環速度Gsを適正範囲に制御して操業
した適合例1、2では予備還元鉱の粉化が抑制され初段
及び2段目(最終段)サイクロンの粒子捕集効率が向上
して高い予備還元率を得ることができた。これに反し、
適正でないライザ内の粒子循環速度Gsで操業した比較
例1、2では予備還元鉱の粉化が大きくなり初段及び2
段目(最終段)のサイクロンの粒子捕集効率が低下し、
予備還元率が低くなった。また、サイクロン内の摩耗が
大きくなることやライザからの落鉱量が多くなる等の不
都合が生じた。
ライザを有する図1に示した予備還元装置を用いて粉状
鉱石の予備還元を行い、この予備還元鉱を炉径:1.2
m、炉容積:7.7m3 、上下段羽口:各3本を有する
溶融還元炉に供給して溶融還元した。この操業試験結果
を試験条件と合わせて表1に示す。表1に示すように、
ライザ内の粒子循環速度Gsを適正範囲に制御して操業
した適合例1、2では予備還元鉱の粉化が抑制され初段
及び2段目(最終段)サイクロンの粒子捕集効率が向上
して高い予備還元率を得ることができた。これに反し、
適正でないライザ内の粒子循環速度Gsで操業した比較
例1、2では予備還元鉱の粉化が大きくなり初段及び2
段目(最終段)のサイクロンの粒子捕集効率が低下し、
予備還元率が低くなった。また、サイクロン内の摩耗が
大きくなることやライザからの落鉱量が多くなる等の不
都合が生じた。
【0011】
【発明の効果】本発明はライザの粒子循環速度Gsを適
正範囲に制御することにより予備還元鉱の粉化を抑制し
サイクロンの捕集効率を向上することができるため、操
業の安定化が可能で、予備還元鉱の生産性の向上を達成
し得る効果がある。
正範囲に制御することにより予備還元鉱の粉化を抑制し
サイクロンの捕集効率を向上することができるため、操
業の安定化が可能で、予備還元鉱の生産性の向上を達成
し得る効果がある。
【図1】本発明の実施例に係る循環流動層予備還元装置
を示す模式図である。
を示す模式図である。
【図2】本発明の作用を説明するフローシートである。
1 ライザ 2 還元ガス 3 鉱石ホッパ 4 フィーダ 5a、5b 鉱石供給管 6 ダウンカマ 7 粒子循環装置 8 循環用ガス 9a、9b 予備還元鉱 10 初段サイクロン 11 最終段サイクロン 12 輸送管 13a、13b サンプリング装置 14a、14b サンプリング装置 15 演算・制御装置 16 循環ガス制御装置 17 排出装置 18 排出管
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 還元ガスを導入して粉状鉱石を循環流動
化させつつ予備還元するライザと、このライザから排ガ
スと共に排出された予備還元鉱石粉を捕集する一段以上
のサイクロンと、この一段以上のサイクロンで捕集した
予備還元鉱石粉を貯めて排出するダウンカマと、このダ
ウンカマから予備還元鉱粉をライザに循環させる粒子循
環装置とからなる循環流動層予備還元炉の操業におい
て、初段サイクロンの入側の粒子循環速度と最終段サイ
クロンの出側における粒子飛出速度との差を求め、この
差が5〜50kg/m2 (ライザ断面積)・secにな
るように前記粒子循環装置の循環量を制御することを特
徴とする粉状鉱石の循環流動層予備還元炉の操業方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16674191A JPH059530A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 粉状鉱石の循環流動層予備還元炉の操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16674191A JPH059530A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 粉状鉱石の循環流動層予備還元炉の操業方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059530A true JPH059530A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15836894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16674191A Pending JPH059530A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 粉状鉱石の循環流動層予備還元炉の操業方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH059530A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE42478E1 (en) | 1994-04-12 | 2011-06-21 | Sca Hygiene Products Aktiebolag | Method of manufacturing a pants-type diaper of a sanitary panty, and one such absorbent article |
| US8034039B2 (en) | 2004-12-07 | 2011-10-11 | Livedo Corporation | Disposable pants |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP16674191A patent/JPH059530A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE42478E1 (en) | 1994-04-12 | 2011-06-21 | Sca Hygiene Products Aktiebolag | Method of manufacturing a pants-type diaper of a sanitary panty, and one such absorbent article |
| US8034039B2 (en) | 2004-12-07 | 2011-10-11 | Livedo Corporation | Disposable pants |
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