JPH059591A - 連続焼鈍炉 - Google Patents
連続焼鈍炉Info
- Publication number
- JPH059591A JPH059591A JP16834991A JP16834991A JPH059591A JP H059591 A JPH059591 A JP H059591A JP 16834991 A JP16834991 A JP 16834991A JP 16834991 A JP16834991 A JP 16834991A JP H059591 A JPH059591 A JP H059591A
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- JP
- Japan
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- roll chamber
- furnace
- roll
- chamber
- direct
- Prior art date
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- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 直火加熱炉から無酸化均熱炉への燃焼廃ガス
の逆流を防止することができる連続焼鈍炉を提供する。 【構成】 直火加熱炉と、無酸化均熱炉とを有する連続
焼鈍炉において、直火加熱炉の上方に設けられ、鋼帯を
直火加熱炉へ送るロ−ルを備えた上部ロ−ル室と、直火
加熱炉の下方に設けられ、鋼帯を直火加熱炉から無酸化
均熱炉へ向かって送るロ−ルを備えた下部ロ−ル室と、
この下部ロ−ル室に設けられたシ−ル機構と、下部ロ−
ル室から上部ロ−ル室へ連通するバイパス通路と、を有
することを特徴とする。
の逆流を防止することができる連続焼鈍炉を提供する。 【構成】 直火加熱炉と、無酸化均熱炉とを有する連続
焼鈍炉において、直火加熱炉の上方に設けられ、鋼帯を
直火加熱炉へ送るロ−ルを備えた上部ロ−ル室と、直火
加熱炉の下方に設けられ、鋼帯を直火加熱炉から無酸化
均熱炉へ向かって送るロ−ルを備えた下部ロ−ル室と、
この下部ロ−ル室に設けられたシ−ル機構と、下部ロ−
ル室から上部ロ−ル室へ連通するバイパス通路と、を有
することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、溶融亜鉛めっきライ
ン等に用いられる連続焼鈍炉に関する。
ン等に用いられる連続焼鈍炉に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、溶融亜鉛めっきラインには連続焼
鈍炉が設けられ、鋼帯を所望温度に焼鈍し、その後にめ
っき浴に浸漬する。
鈍炉が設けられ、鋼帯を所望温度に焼鈍し、その後にめ
っき浴に浸漬する。
【0003】めっきライン用の連続焼鈍炉は、特公昭6
2−57692号公報、特公昭62−59168号公
報、特公平1−21204号公報、特公平1−2185
2号公報、特開平1−283352号公報、並びに特開
平2−8331号公報にそれぞれ記載されている。
2−57692号公報、特公昭62−59168号公
報、特公平1−21204号公報、特公平1−2185
2号公報、特開平1−283352号公報、並びに特開
平2−8331号公報にそれぞれ記載されている。
【0004】図2に示すように、このような連続焼鈍炉
には、直火加熱炉(以下、DFFという)3及びラジア
ントチュ−ブ炉(以下、RTFという)5が設けられて
いる。DFF3は、多数のバ−ナ−を有する竪型の加熱
炉であり、鋼帯に還元性火炎を直接吹き付けて加熱する
役割を有する。RTF5は、DFF3の下流側に設けら
れ、還元性雰囲気、例えば、水素ガスおよび窒素ガスの
混合ガスに置換した雰囲気下で、鋼帯を上下に複数回往
復させつつ、ドライな状態で鋼帯を均熱する役割を有す
る。
には、直火加熱炉(以下、DFFという)3及びラジア
ントチュ−ブ炉(以下、RTFという)5が設けられて
いる。DFF3は、多数のバ−ナ−を有する竪型の加熱
炉であり、鋼帯に還元性火炎を直接吹き付けて加熱する
役割を有する。RTF5は、DFF3の下流側に設けら
れ、還元性雰囲気、例えば、水素ガスおよび窒素ガスの
混合ガスに置換した雰囲気下で、鋼帯を上下に複数回往
復させつつ、ドライな状態で鋼帯を均熱する役割を有す
る。
【0005】この場合に、DFF3の燃焼廃ガスがRT
F5内に侵入すると、廃ガス中の湿分によりRTF5の
還元性雰囲気が壊されるので、下部ロ−ル室4を炉下部
に設けると共に、ガス流が常にRTF5の側からDFF
3の側に向かって(鋼帯搬送路の下流側から上流側へ向
かって)流れるように、多量の還元性ガスをRTF5内
に供給し、RTF5の内圧を下部ロ−ル室4のそれより
も高くしている。
F5内に侵入すると、廃ガス中の湿分によりRTF5の
還元性雰囲気が壊されるので、下部ロ−ル室4を炉下部
に設けると共に、ガス流が常にRTF5の側からDFF
3の側に向かって(鋼帯搬送路の下流側から上流側へ向
かって)流れるように、多量の還元性ガスをRTF5内
に供給し、RTF5の内圧を下部ロ−ル室4のそれより
も高くしている。
【0006】また、DFF3の廃ガスの一部が上部ロ−
ル室2内に侵入し、ロ−ル表面が酸化されて肌荒れを生
じ、これにより鋼帯表面を傷付ける所謂ロ−ルのピック
アップ防止のために、エジェクタ7を有するバイパス通
路6を炉上部に設けている。このバイパス通路6を介し
てRTF5の還元性ガスを上部ロ−ル室2へ供給し、さ
らに、窒素ガス供給源8からも窒素ガスを吹き込み、上
部ロ−ル室2のロ−ルの酸化を防止する。
ル室2内に侵入し、ロ−ル表面が酸化されて肌荒れを生
じ、これにより鋼帯表面を傷付ける所謂ロ−ルのピック
アップ防止のために、エジェクタ7を有するバイパス通
路6を炉上部に設けている。このバイパス通路6を介し
てRTF5の還元性ガスを上部ロ−ル室2へ供給し、さ
らに、窒素ガス供給源8からも窒素ガスを吹き込み、上
部ロ−ル室2のロ−ルの酸化を防止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上部バ
イパス通路6は廃ガスの逆流防止を目的とするものでは
ないため、下部ロ−ル室4を経由して廃ガスの逆流が生
じる。すなわち、下部ロ−ル室4の圧力制御の応答性を
上回る操業上の種々の条件および変動に起因して、ガス
流が一時的にDFF3からRTF5へ向かって逆流する
ことがある。
イパス通路6は廃ガスの逆流防止を目的とするものでは
ないため、下部ロ−ル室4を経由して廃ガスの逆流が生
じる。すなわち、下部ロ−ル室4の圧力制御の応答性を
上回る操業上の種々の条件および変動に起因して、ガス
流が一時的にDFF3からRTF5へ向かって逆流する
ことがある。
【0008】このような逆流は、DFF3のゾ−ン点火
時、またはDFF3の燃焼量が急激に増加したときに、
下部ロ−ル室4の圧力がRTF5のそれを一時的に上回
ることにより生じる。
時、またはDFF3の燃焼量が急激に増加したときに、
下部ロ−ル室4の圧力がRTF5のそれを一時的に上回
ることにより生じる。
【0009】DFF3の燃焼排ガスがRTF5へ向かっ
て逆流すると、RTF5のドライな還元性雰囲気が壊さ
れ、鋼帯表面が酸化されてしまい、その後のめっき処理
に悪影響が及び、製品の品質低下を生じる。RTF以降
の炉内容積は大きいので、通常、還元雰囲気の回復には
長時間を要する。この間の製品の品質低下は重大な損失
となる。
て逆流すると、RTF5のドライな還元性雰囲気が壊さ
れ、鋼帯表面が酸化されてしまい、その後のめっき処理
に悪影響が及び、製品の品質低下を生じる。RTF以降
の炉内容積は大きいので、通常、還元雰囲気の回復には
長時間を要する。この間の製品の品質低下は重大な損失
となる。
【0010】逆に、DFF3の一部ゾ−ンを消火または
燃焼量を急激に低下させる場合は、下部ロ−ル室4の内
圧が制御圧力より瞬時低下し、これがRTF5以降の雰
囲気炉へ直接的に炉圧変動を引き起こし、炉体各部シ−
ル部からの外気侵入の危険性を招く。
燃焼量を急激に低下させる場合は、下部ロ−ル室4の内
圧が制御圧力より瞬時低下し、これがRTF5以降の雰
囲気炉へ直接的に炉圧変動を引き起こし、炉体各部シ−
ル部からの外気侵入の危険性を招く。
【0011】同時に、RTF5の雰囲気ガスのDFF3
への流量が一時的に増大し、DFF火炎の還元力を低下
させる。DFF3での還元性低下は製品品質に直接影響
を及ぼす。
への流量が一時的に増大し、DFF火炎の還元力を低下
させる。DFF3での還元性低下は製品品質に直接影響
を及ぼす。
【0012】また、下部ロ−ル室4の内圧の急変は炉圧
制御の外乱となり、安定制御までの回復時間を増大させ
ることになる。炉圧制御性に与える影響はDFFゾ−ン
点火時と同様の問題がある。
制御の外乱となり、安定制御までの回復時間を増大させ
ることになる。炉圧制御性に与える影響はDFFゾ−ン
点火時と同様の問題がある。
【0013】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたものであり、DFF側の変動の影響がRTF側へ
実質的に及ばず、安定に操業することができ、製品の品
質向上を図ることができる連続焼鈍炉を提供することを
目的とする。
されたものであり、DFF側の変動の影響がRTF側へ
実質的に及ばず、安定に操業することができ、製品の品
質向上を図ることができる連続焼鈍炉を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】従来、RTFへの雰囲気
ガス量が多量であるために、一時的に逆流が発生して
も、多量の還元性ガスによりDFFの燃焼ガスが緩和さ
れ、DFF及びRTFの間のロ−ル室においては特別な
シ−ル対策が取られていなかった。
ガス量が多量であるために、一時的に逆流が発生して
も、多量の還元性ガスによりDFFの燃焼ガスが緩和さ
れ、DFF及びRTFの間のロ−ル室においては特別な
シ−ル対策が取られていなかった。
【0015】しかしながら、近時の需要家による品質上
の要求は高く、このような要望に応えるために、発明者
らは、操業上の変動に応じてDFFとRTFとの間の雰
囲気をロ−ル室にて遮断することにつき鋭意研究した。
の要求は高く、このような要望に応えるために、発明者
らは、操業上の変動に応じてDFFとRTFとの間の雰
囲気をロ−ル室にて遮断することにつき鋭意研究した。
【0016】この発明に係る連続焼鈍炉は、直火還元火
炎を用いて被処理体を加熱する直火加熱帯と、還元性雰
囲気下で被処理体を均熱する無酸化均熱帯とを有する連
続焼鈍炉において、前記直火加熱帯の上方に設けられ、
被処理体を前記直火加熱帯へ送るロ−ルを備えた上部ロ
−ル室と、前記直火加熱帯の下方に設けられ、被処理体
を前記直火加熱帯から前記無酸化均熱帯へ向かって送る
ロ−ルを備えた下部ロ−ル室と、この下部ロ−ル室に設
けられたシ−ル機構と、前記下部ロ−ル室から前記上部
ロ−ル室へ連通するバイパス通路と、を有することを特
徴とする。さらに、ガス供給手段をバイパス通路の途中
経路に設け、バイパス通路内に非酸化性のガスを供給す
ることが望ましい。
炎を用いて被処理体を加熱する直火加熱帯と、還元性雰
囲気下で被処理体を均熱する無酸化均熱帯とを有する連
続焼鈍炉において、前記直火加熱帯の上方に設けられ、
被処理体を前記直火加熱帯へ送るロ−ルを備えた上部ロ
−ル室と、前記直火加熱帯の下方に設けられ、被処理体
を前記直火加熱帯から前記無酸化均熱帯へ向かって送る
ロ−ルを備えた下部ロ−ル室と、この下部ロ−ル室に設
けられたシ−ル機構と、前記下部ロ−ル室から前記上部
ロ−ル室へ連通するバイパス通路と、を有することを特
徴とする。さらに、ガス供給手段をバイパス通路の途中
経路に設け、バイパス通路内に非酸化性のガスを供給す
ることが望ましい。
【0017】
【作用】この発明に係る連続焼鈍炉においては、シ−ル
機構を下部ロ−ル室内に設けているので、湿分を含む廃
ガスが下部ロ−ル室を経由して直火加熱帯から無酸化均
熱帯へ侵入しなくなる。
機構を下部ロ−ル室内に設けているので、湿分を含む廃
ガスが下部ロ−ル室を経由して直火加熱帯から無酸化均
熱帯へ侵入しなくなる。
【0018】また、バイパス通路を下部ロ−ル室および
上部ロ−ル室の間に設けているので、直火加熱帯の内圧
が上昇し、下部ロ−ル室に多量の廃ガスが流入した場合
に、無酸化均熱帯に流れ込むことなく、廃ガスはバイパ
ス通路を経由して上部ロ−ル室に逃がされる。このた
め、下部ロ−ル室にて直火加熱帯の側と無酸化均熱帯の
側との雰囲気が遮断され、無酸化均熱帯の還元性雰囲気
が壊されなくなる。
上部ロ−ル室の間に設けているので、直火加熱帯の内圧
が上昇し、下部ロ−ル室に多量の廃ガスが流入した場合
に、無酸化均熱帯に流れ込むことなく、廃ガスはバイパ
ス通路を経由して上部ロ−ル室に逃がされる。このた
め、下部ロ−ル室にて直火加熱帯の側と無酸化均熱帯の
側との雰囲気が遮断され、無酸化均熱帯の還元性雰囲気
が壊されなくなる。
【0019】
【実施例】以下、添付の図面を参照してこの発明の実施
例について説明する。
例について説明する。
【0020】図1に示すように、上部ロ−ル室10がD
FF12の上部に設けられ、上部ロ−ル室のロ−ル10
aにより鋼帯9の送給方向が水平から垂直に変換される
ようになっている。上部ロ−ル室10の上流側は、図示
しない予熱炉に連通している。廃ガス通路11が上部ロ
−ル室10およびDFF12の間に設けられ、DFF1
2の燃焼廃ガスが排気されるようになっている。
FF12の上部に設けられ、上部ロ−ル室のロ−ル10
aにより鋼帯9の送給方向が水平から垂直に変換される
ようになっている。上部ロ−ル室10の上流側は、図示
しない予熱炉に連通している。廃ガス通路11が上部ロ
−ル室10およびDFF12の間に設けられ、DFF1
2の燃焼廃ガスが排気されるようになっている。
【0021】下部ロ−ル室14は、DFF12の最下部
にてDFF12及びRTF21の間に水平に設けられ、
二つの小部屋15,18を有する。因みに、上部ロ−ル
10と下部ロ−ル室14との高低差は約20mである。
にてDFF12及びRTF21の間に水平に設けられ、
二つの小部屋15,18を有する。因みに、上部ロ−ル
10と下部ロ−ル室14との高低差は約20mである。
【0022】上流側の小部屋15は搬送ロ−ル15aを
内臓しており、DFF12から垂直搬送された鋼帯9が
搬送ロ−ル15aにより搬送方向を水平に変更されるよ
うになっている。また、下流側の小部屋18も搬送ロ−
ル18aを内臓しており、上流側から水平搬送された鋼
帯9が搬送ロ−ル18aにより搬送方向を垂直に変更さ
れ、さらに、RTF21に搬送されるようになってい
る。RTF21の内部には多数対の上下ロ−ル21aが
設けられている。鋼帯2は、RTF21内を上下往復し
つつ、水素ガスおよび窒素ガスの混合ガスからなる還元
性ガスにより均熱されるようになっている。
内臓しており、DFF12から垂直搬送された鋼帯9が
搬送ロ−ル15aにより搬送方向を水平に変更されるよ
うになっている。また、下流側の小部屋18も搬送ロ−
ル18aを内臓しており、上流側から水平搬送された鋼
帯9が搬送ロ−ル18aにより搬送方向を垂直に変更さ
れ、さらに、RTF21に搬送されるようになってい
る。RTF21の内部には多数対の上下ロ−ル21aが
設けられている。鋼帯2は、RTF21内を上下往復し
つつ、水素ガスおよび窒素ガスの混合ガスからなる還元
性ガスにより均熱されるようになっている。
【0023】シ−ル機構17が下部ロ−ル室14の内部
に設けられ、シ−ル機構17により下流側小部屋18が
上流側小部屋15から有効にシ−ルされている。シ−ル
機構17は、鋼帯9が通過するに必要十分なだけの矩形
ボックス(図示せず)を有している。このシ−ルボック
スおよびロ−ル室内壁の間隙に断熱部材(図示せず)が
詰め込まれ、上流側小部屋15から下流側小部屋18へ
通気しないようにされている。
に設けられ、シ−ル機構17により下流側小部屋18が
上流側小部屋15から有効にシ−ルされている。シ−ル
機構17は、鋼帯9が通過するに必要十分なだけの矩形
ボックス(図示せず)を有している。このシ−ルボック
スおよびロ−ル室内壁の間隙に断熱部材(図示せず)が
詰め込まれ、上流側小部屋15から下流側小部屋18へ
通気しないようにされている。
【0024】バイパス通路22,24が、下部ロ−ル室
14及び上部ロ−ル室10のそれぞれに連通している。
バイパス通路22は、下部ロ−ル室14の上流側小部屋
15のほうに連通している。この場合に、バイパス通路
22を下流側小部屋18に連通させてもよい。また、バ
イパス通路24は上部ロ−ル室10の適所に連通してい
る。
14及び上部ロ−ル室10のそれぞれに連通している。
バイパス通路22は、下部ロ−ル室14の上流側小部屋
15のほうに連通している。この場合に、バイパス通路
22を下流側小部屋18に連通させてもよい。また、バ
イパス通路24は上部ロ−ル室10の適所に連通してい
る。
【0025】バイパス通路22及び通路24の間にエジ
ェクタ23が設けられている。このエジェクタ23には
ダンパ25を介してガス供給源26の供給口が連通して
いる。ガス供給源26には窒素ガスが貯えられている。
ダンパ25は開閉および流量調節機能を有する。次に、
上記装置の動作について説明する。
ェクタ23が設けられている。このエジェクタ23には
ダンパ25を介してガス供給源26の供給口が連通して
いる。ガス供給源26には窒素ガスが貯えられている。
ダンパ25は開閉および流量調節機能を有する。次に、
上記装置の動作について説明する。
【0026】DFF12を点火した時は、DFF12の
内圧上昇によりRTF21の内圧を上回り、燃焼廃ガス
が下部ロ−ル室14に侵入する。しかしながら、廃ガス
はシ−ル装置17により遮られ、下流側のRTF21へ
流れ込まない。また、ロ−ル室14の上流側小部屋15
の内圧が上昇すると、エジェクタ23が作動し、小部屋
15の内部ガスを吸引する。これにより、上流側小部屋
15の内圧が降下し、下流側小部屋18との差圧が維持
され、逆流が防止される。
内圧上昇によりRTF21の内圧を上回り、燃焼廃ガス
が下部ロ−ル室14に侵入する。しかしながら、廃ガス
はシ−ル装置17により遮られ、下流側のRTF21へ
流れ込まない。また、ロ−ル室14の上流側小部屋15
の内圧が上昇すると、エジェクタ23が作動し、小部屋
15の内部ガスを吸引する。これにより、上流側小部屋
15の内圧が降下し、下流側小部屋18との差圧が維持
され、逆流が防止される。
【0027】また、このとき、ダンパ25を開け、窒素
ガスを供給源26からバイパス通路24に供給する。窒
素ガスの流入によりバイパス通路22,24を介する吸
引力が増し、小部屋15からの排気が円滑になる。な
お、ダンパ25にはリミットスイッチが設けられ、ダン
パ25は一定時間だけ開になる。
ガスを供給源26からバイパス通路24に供給する。窒
素ガスの流入によりバイパス通路22,24を介する吸
引力が増し、小部屋15からの排気が円滑になる。な
お、ダンパ25にはリミットスイッチが設けられ、ダン
パ25は一定時間だけ開になる。
【0028】さらに、DFF12を消火したときは、R
TF21の側から多量の還元性ガスがDFF12の側へ
流れ込もうとするが、この場合も消火条件をダンパ25
の閉条件に組み込み、ダンパ25が所定時間だけ開き、
バイパス通路22,24に窒素ガスが流入するように
し、RTF21からDFF12への還元性ガスの流入を
阻止させる。
TF21の側から多量の還元性ガスがDFF12の側へ
流れ込もうとするが、この場合も消火条件をダンパ25
の閉条件に組み込み、ダンパ25が所定時間だけ開き、
バイパス通路22,24に窒素ガスが流入するように
し、RTF21からDFF12への還元性ガスの流入を
阻止させる。
【0029】上記実施例によれば、逆流防止によりRT
F21の炉内雰囲気を維持するのみならず、RTF21
側からDFF12側への過剰なガス流入をも阻止するこ
とができるので、DFF12炉内の雰囲気が所望の雰囲
気に保たれ、非定常状態から定常状態へ円滑に運転する
ことができる。
F21の炉内雰囲気を維持するのみならず、RTF21
側からDFF12側への過剰なガス流入をも阻止するこ
とができるので、DFF12炉内の雰囲気が所望の雰囲
気に保たれ、非定常状態から定常状態へ円滑に運転する
ことができる。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、直火加熱帯と無酸化
均熱帯との雰囲気を下部ロ−ル室のシ−ル装置により遮
断するので、無酸化均熱帯のドライな還元性雰囲気が壊
されず、鋼帯表面が清浄に保たれる。さらに、下部ロ−
ル室に侵入した廃ガスをバイパス通路を介して上部ロ−
ル室に逃がすので、無酸化均熱帯の雰囲気の保護効果が
高まる。このため、鋼帯表面の酸化を有効に防止するこ
とができ、めっき付着性が害なわれず、良好な品質のめ
っき鋼板を得ることができる。また、上部ロ−ル室にバ
イパス通路を介してガスを流入させるので、上部ロ−ル
室のロ−ルがガス冷却され、ロ−ルのピックアップが有
効に防止される。
均熱帯との雰囲気を下部ロ−ル室のシ−ル装置により遮
断するので、無酸化均熱帯のドライな還元性雰囲気が壊
されず、鋼帯表面が清浄に保たれる。さらに、下部ロ−
ル室に侵入した廃ガスをバイパス通路を介して上部ロ−
ル室に逃がすので、無酸化均熱帯の雰囲気の保護効果が
高まる。このため、鋼帯表面の酸化を有効に防止するこ
とができ、めっき付着性が害なわれず、良好な品質のめ
っき鋼板を得ることができる。また、上部ロ−ル室にバ
イパス通路を介してガスを流入させるので、上部ロ−ル
室のロ−ルがガス冷却され、ロ−ルのピックアップが有
効に防止される。
【図1】この発明の実施例に係る連続焼鈍炉を示す模式
図。
図。
【図2】従来の連続焼鈍炉を示す模式図。
9;鋼帯、10;上部ロ−ル室、12;直火加熱帯(D
FF)、14;下部ロ−ル室、17;シ−ル機構、2
1;無酸化均熱帯(RTF)、22,24;バイパス通
路、23;エジェクタ、25;ダンパ、26;ガス供給
源。
FF)、14;下部ロ−ル室、17;シ−ル機構、2
1;無酸化均熱帯(RTF)、22,24;バイパス通
路、23;エジェクタ、25;ダンパ、26;ガス供給
源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 秋彦 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 田口 昇 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 堤 道明 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 岩崎 秀雄 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 直火還元火炎を用いて被処理体を加熱す
る直火加熱帯と、還元性雰囲気下で被処理体を均熱する
無酸化均熱帯とを有する連続焼鈍炉において、前記直火
加熱帯の上方に設けられ、被処理体を前記直火加熱帯へ
送るロ−ルを備えた上部ロ−ル室と、前記直火加熱帯の
下方に設けられ、被処理体を前記直火加熱帯から前記無
酸化均熱帯へ向かって送るロ−ルを備えた下部ロ−ル室
と、この下部ロ−ル室に設けられたシ−ル機構と、前記
下部ロ−ル室から前記上部ロ−ル室へ連通するバイパス
通路と、を有することを特徴とする連続焼鈍炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16834991A JPH07100826B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 連続焼鈍炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16834991A JPH07100826B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 連続焼鈍炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059591A true JPH059591A (ja) | 1993-01-19 |
| JPH07100826B2 JPH07100826B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=15866420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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1991
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| WO2011040303A1 (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-07 | 新日本製鐵株式会社 | 連続溶融めっき及び連続焼鈍の兼用設備 |
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