JPH0596336A - 鋼製ドラム缶及びその製造方法 - Google Patents

鋼製ドラム缶及びその製造方法

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JPH0596336A
JPH0596336A JP28184891A JP28184891A JPH0596336A JP H0596336 A JPH0596336 A JP H0596336A JP 28184891 A JP28184891 A JP 28184891A JP 28184891 A JP28184891 A JP 28184891A JP H0596336 A JPH0596336 A JP H0596336A
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cylindrical body
steel drum
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cold
welded
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JP28184891A
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Masatoshi Okamura
正俊 岡村
Koichi Tanaka
紘一 田中
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Kokan Drum Co Ltd
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Kokan Drum Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋼製ドラムの溶接部分の酸化スケール除去及
び平滑化を簡単に行うことにある。 【構成】 薄鋼板を円筒状に成形した後に側縁を重ね合
わせて溶接して円筒体1を形成し、該円筒体1を支持ダ
イ2上に配して該円筒体内部にて加圧ローラ13を回転
走行せしめて溶接部分1Aを冷間潰しし、次に、該冷間
潰しにより両端に生じた張出し部分1Cを切断し、上記
円筒体1に少なくとも地板を取付けて鋼製ドラム缶を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鋼製ドラム缶及びその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼製ドラム缶は、薄鋼板をロール加工し
て円筒状に成形し、その側縁を溶接して円筒体を作り、
両端部にフランジ加工を施し、次に円筒体に補強用の輪
帯を成形加工し、鋼板表面に付着した油、汚れ等を清浄
した後に、巻締め等により地板そして必要に応じ天板も
取付けるという工程を経て、製作される。
【0003】しかしながら、円筒体を作る際に溶接によ
り生じたビードは酸化スケールを有しているために塗装
時に塗膜の密着性を低下させたり、あるいはビードが凸
条となっていると共に円周方向に重ね合わせによる段差
を生じているため地板や天板の巻締めが不完全となるこ
とがある。
【0004】そこで、溶接後に、上記円筒体のビードを
研摩して上記酸化スケールを除去すると共に、周方向の
段差の平滑化を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような研摩によるビードの酸化スケール除去及び平滑化
にあっては、粉塵が発生すること、そして研摩工具の交
換頻度が高くなってしまうこと等の問題があり、その改
善が求められていた。
【0006】本発明はかかる問題を解決し、きわめて能
率的に酸化スケールの除去及び平滑化を可能とした鋼製
ドラム缶及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、鋼製ドラム缶に関し、薄鋼板を円筒状に成形し側
縁を重ね合わせて溶接して成る円筒体に少なくとも地板
を取付けた鋼製ドラム缶において、円筒体の溶接部分が
冷間潰しされていることにより達成される。
【0008】また、上記鋼製ドラム缶の製造方法に関し
ては薄鋼板を円筒状に成形した後に側縁を重ね合わせて
溶接して円筒体を形成し、該円筒体に少なくとも地板を
取付けることとした鋼製ドラム缶の製造方法において、
地板取付前に、円筒体を支持ダイ上に配して該円筒体内
部にて加圧ローラを回転走行せしめて溶接部分を冷間潰
しし、次に、該冷間潰しにより両端に生じた張出し部分
を切断することにより達成される。
【0009】
【作用】かかる本発明にあっては、上記円筒体は溶接部
分が支持ダイ上で加圧ローラにより冷間潰しされる。そ
の圧力により、溶接部の酸化スケールは剥離し、後の清
浄工程で容易に除去される。また、加圧されることによ
り上記溶接部は周方向での段差がなくなり平滑化され
る。さらには、ビードの細かい波状表面も、加圧ローラ
に圧せられて平坦なものとなる。しかる後、冷間潰しに
より発生した端部における張出し部分を切断する。
【0010】かくして、巻締めや塗装における問題が解
決される。
【0011】
【実施例】以下、添付図面にもとづいて本発明の実施例
を説明する。
【0012】図1は本発明の鋼製ドラムを製作するため
の装置の一例を示す部分破断斜視図である。
【0013】図において、1は薄鋼板を円筒状に形成し
て側縁を重ね合わせた後に溶接をして得られた円筒体で
ある。該円筒体1は、その溶接部分1Aが基台3に設け
られた支持ダイ2の上面に接するように横置されてい
る。該支持ダイ2は上面が上記円筒体1の表面に沿った
凹弯曲面を有しているが、その曲率半径は円筒体1の半
径よりもわずかに大きく設定されている。
【0014】上記支持ダイ2の右方には加圧装置4が配
設されている。該加圧装置4は、筐体5内にて縦方向に
所定間隔に設けられた二対のガイドローラ6,6と7,
7が筐体5により回転自在に支持されている。各対のロ
ーラ間、すなわちガイドローラ6と6そして7と7の間
には角筒状のスライダ8が筐体5の窓5Aを貫通して設
けられ、水平方向に移動可能に支持されている。
【0015】上記筐体5内には減速機付モータ9が設け
られ、該モータ9とスライダ8とはリンク10により連
結されている。上記モータ9は指令により回転し、リン
ク10を介して上記スライダ8を前進・後退させるよう
になっている。
【0016】上記スライダ8の前端部(図にて左端部)
は下部が開放されていて、加圧シリンダ11が取付けら
れている。該加圧シリンダ11の下方に延出するロッド
12に加圧ローラ13が回転自在に支持されている。そ
して、上記スライダ8の後端部には、油圧ユニット14
が設けられており、スライダ8の内部空間内の配管(図
示せず)により上記加圧シリンダ11に接続されてい
る。かくして、スライダ8が水平移動すると、上記加圧
ローラ13は、上記支持ダイ2に横置された円筒体1の
溶接部1A上を加圧しながら転動することとなる。
【0017】次に、かかる本実施例装置を用いて鋼製ド
ラムを作る要領について図2の工程A〜I順に説明す
る。
【0018】先ず、工程Aのごとくの薄鋼板を用意し、
これを円筒状に成形してその側縁部を重ね合わせ、該部
分を工程Bで溶接して円筒体1を得る。
【0019】この円筒体1を図1の支持ダイ2上に横置
し、加圧装置4を用いて、加圧ローラ13により溶接部
分1Aに冷間潰し工程Cを行う。該加圧ローラ13の転
動走行は上記溶接部分1A上を1往復することとしても
複数回往復することとしてもよい。この冷間潰しを行う
と、図3に示されるごとく、周方向に段差があった溶接
部分1Aは平滑化されると共に、円筒体1の中心線方向
においても溶接ビードの波状表面は平坦になる。また、
加圧転動を受けることにより溶接部分の表面の酸化スケ
ールは鋼板素地との密着性を失う。
【0020】上記工程Cでは冷間潰しにより円筒体1の
両端部に張出し部分1Cが生ずるので、次工程Dにてこ
れを切断する。
【0021】しかる後、工程Eにて円筒体1の両端部に
フランジ1Eを形成し、工程Fにて輪帯1Fを形成す
る。
【0022】次に、清浄工程Gにて上記の密着性を失っ
た酸化スケールを除去すると共に円筒体1の内外面を清
浄し、別工程ですでに用意された天板及び地板を上記フ
ランジ部1Eに巻締め等により取付ける。
【0023】かくして、塗装等の工程を経て工程Iのご
とくの製品ドラム缶を得る。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のごとく、円筒体の溶接部
分を冷間潰しすることとしたので、溶接部分の酸化スケ
ールが簡単に除去され、また段差も容易に平滑化され
る。かかる本発明の鋼製ドラム缶によれば、塗装焼付け
の際、塗膜の密着性が高くなって良好の塗装ができ、ま
た、外周面のスクリーン印刷にあっても段差による不鮮
明箇所が生じなくなり、さらには、巻締めにおいては溶
接部分での不均一巻締め形状がなくなるという効果を得
る。
【0025】また、 本発明の製造方法によれば、上記
の酸化スケールの除去が簡単に行えるだけでなく、従来
のごとく研摩による粉塵が飛散せず作業性が向上しまた
衛生的である。さらには、平滑化は円筒体の内外周を同
時に行うことができ、きわめて能率がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置を示す一部破断斜視図であ
る。
【図2】本実施例の工程を示す図である。
【図3】図2の工程Cにおける溶接部分の冷間潰しの様
子を示す図である。
【符号の説明】
1 円筒体 1A 溶接部分 2 支持ダイ 13 加圧ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄鋼板を円筒状に成形し側縁を重ね合わ
    せて溶接して成る円筒体に少なくとも地板を取付けた鋼
    製ドラム缶において、円筒体の溶接部分が冷間潰しされ
    ていることを特徴とする鋼製ドラム缶。
  2. 【請求項2】 薄鋼板を円筒状に成形した後に側縁を重
    ね合わせて溶接して円筒体を形成し、該円筒体に少なく
    とも地板を取付けることとした鋼製ドラム缶の製造方法
    において、地板取付前に、円筒体を支持ダイ上に配して
    該円筒体内部にて加圧ローラを回転走行せしめて溶接部
    分を冷間潰しし、次に、該冷間潰しにより両端に生じた
    張出し部分を切断することを特徴とする鋼製ドラム缶の
    製造方法。
JP3281848A 1991-10-03 1991-10-03 鋼製ドラム缶の製造方法 Expired - Lifetime JP2583840B2 (ja)

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JP2583840B2 JP2583840B2 (ja) 1997-02-19

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6530254B2 (en) 1999-05-21 2003-03-11 Mauser-Werke Gmbh & Co. Kg Rolling machine
EP2165797A1 (de) * 2008-09-17 2010-03-24 Volkmann Elektromaschinenbau GmbH Bearbeitungsvorrichtung für gelötete Werkstücke

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6415632U (ja) * 1987-07-20 1989-01-26
JPH04339584A (ja) * 1991-01-14 1992-11-26 Toyo Seikan Kaisha Ltd 金属筒体の製造方法

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EP2165797A1 (de) * 2008-09-17 2010-03-24 Volkmann Elektromaschinenbau GmbH Bearbeitungsvorrichtung für gelötete Werkstücke

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