JPH082473B2 - 金属板材のエッジロール加工方法およびその装置 - Google Patents
金属板材のエッジロール加工方法およびその装置Info
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- JPH082473B2 JPH082473B2 JP41798290A JP41798290A JPH082473B2 JP H082473 B2 JPH082473 B2 JP H082473B2 JP 41798290 A JP41798290 A JP 41798290A JP 41798290 A JP41798290 A JP 41798290A JP H082473 B2 JPH082473 B2 JP H082473B2
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- Metal Rolling (AREA)
- Milling Processes (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼板その他の金属板材
の切断端面に形成された角部を押しつぶすエッジロール
加工方法および装置に関する。
の切断端面に形成された角部を押しつぶすエッジロール
加工方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金属製品用加工材料として、通常広幅の
圧延材を所定の幅にスリットした金属板材が用いられて
いる。この金属板材のスリット面には鋭利な角部が形成
されており、また時にバリが生じている。そこで、加工
する製品によっては、仕上がり状態で鋭利な部分がある
と問題であるため、加工仕上後に角部を削り取るか、あ
るいは加工仕上前に角部をなくす処理が施されている。
圧延材を所定の幅にスリットした金属板材が用いられて
いる。この金属板材のスリット面には鋭利な角部が形成
されており、また時にバリが生じている。そこで、加工
する製品によっては、仕上がり状態で鋭利な部分がある
と問題であるため、加工仕上後に角部を削り取るか、あ
るいは加工仕上前に角部をなくす処理が施されている。
【0003】例えば、自動車用車輪のリムのロール成形
において、上記金属板材のスリット面はリムとタイヤビ
ード保持フランジの端面となる。そのため、この部分が
鋭利であると、車輪を扱う作業の際に手を切りやすく危
険である。また鋭利な部分には塗料が付着しにくく、そ
の結果使用中に錆が発生しやすいという問題がある。そ
こで、自動車用車輪のリムのロール成形の前に、金属板
材のスリット面の角部を丸くする加工が行われていた。
において、上記金属板材のスリット面はリムとタイヤビ
ード保持フランジの端面となる。そのため、この部分が
鋭利であると、車輪を扱う作業の際に手を切りやすく危
険である。また鋭利な部分には塗料が付着しにくく、そ
の結果使用中に錆が発生しやすいという問題がある。そ
こで、自動車用車輪のリムのロール成形の前に、金属板
材のスリット面の角部を丸くする加工が行われていた。
【0004】このエッジロール加工は、図4に示すよう
に、板材1を移送しながら、板材の両側部端面に円弧状
の外周面Raを有するロールRを押しつけて上下の角部
3,3を押しつぶすという方法であった。
に、板材1を移送しながら、板材の両側部端面に円弧状
の外周面Raを有するロールRを押しつけて上下の角部
3,3を押しつぶすという方法であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
エッジロール方法では、押しつぶされた部分が板材1の
表面1a及び裏面1b側に押しやられて盛り上がり、製
品の精度や外観に悪影響を及ぼすことがあった。
エッジロール方法では、押しつぶされた部分が板材1の
表面1a及び裏面1b側に押しやられて盛り上がり、製
品の精度や外観に悪影響を及ぼすことがあった。
【0006】また、板材1の板厚が変化すると、図4の
点線の如く、板材の角部3とロールRとの接触角度が接
触する位置によって異なるため、同一のロールで板厚の
異なる板材の角部を同じように押しつぶすことはでき
ず、板厚に応じたロールを数種類用意しなければならな
かった。ロールの交換を要することは、ロールの製作費
が高くつくだけでなく、多品種少量生産の傾向にある最
近では煩雑な作業を要するロール交換の回数が多く、生
産性が非常に悪いという問題もあった。
点線の如く、板材の角部3とロールRとの接触角度が接
触する位置によって異なるため、同一のロールで板厚の
異なる板材の角部を同じように押しつぶすことはでき
ず、板厚に応じたロールを数種類用意しなければならな
かった。ロールの交換を要することは、ロールの製作費
が高くつくだけでなく、多品種少量生産の傾向にある最
近では煩雑な作業を要するロール交換の回数が多く、生
産性が非常に悪いという問題もあった。
【0007】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なしたものであり、その目的とするところは、ロール交
換が不要で、生産性に優れたエッジロール加工方法およ
びその装置を提供するにある。
なしたものであり、その目的とするところは、ロール交
換が不要で、生産性に優れたエッジロール加工方法およ
びその装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のエッジロール加工方法は、金属板材を移送
しつつ両側部端面の上下角部に、角度の異なる平面的な
圧縮加工を段階的に施してなる。
に、本発明のエッジロール加工方法は、金属板材を移送
しつつ両側部端面の上下角部に、角度の異なる平面的な
圧縮加工を段階的に施してなる。
【0009】また本発明のエッジロール加工装置は、金
属板材の移送路を挟んで水平方向に対向する2個一組の
V型ロールを複数組それぞれに独立した加圧機構と共に
並列して配置し、上記ロールのV型部の角度を各組毎に
異ならせてなるものである。
属板材の移送路を挟んで水平方向に対向する2個一組の
V型ロールを複数組それぞれに独立した加圧機構と共に
並列して配置し、上記ロールのV型部の角度を各組毎に
異ならせてなるものである。
【0010】
【作用】金属板材にエッジロール加工を施すと、両側部
端面の上下角部は、段階的に角度を変えた平面的な圧縮
加工によって曲面に近似した形状になり、余肉は材料の
側面側へ意図的に押しやられる。また、金属板材の板厚
が変化しても、V型ロールにより、接触位置に関係な
く、金属板材とロールとの接触角度が一定となる。
端面の上下角部は、段階的に角度を変えた平面的な圧縮
加工によって曲面に近似した形状になり、余肉は材料の
側面側へ意図的に押しやられる。また、金属板材の板厚
が変化しても、V型ロールにより、接触位置に関係な
く、金属板材とロールとの接触角度が一定となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0012】図1の(イ)に示すように、所定の幅にス
リットされた板材1には、スリット面2の上下に角部3
が夫々形成されている。
リットされた板材1には、スリット面2の上下に角部3
が夫々形成されている。
【0013】本発明のエッジロール加工方法では、まず
第1の段階として、板材1を移送しながら上記角部3に
水平方向に対して上下それぞれ角度θ1=30°の圧縮
加工を行う(図1のロ)。続いて、第2の段階、第3の
段階としてそれぞれ角度θ2=45°、角度θ3=60
°の圧縮加工を行うことによって、板材1の鋭利な角部
3はほぼ曲面に近似した形状に形成される(図1のハ〜
ニ)。
第1の段階として、板材1を移送しながら上記角部3に
水平方向に対して上下それぞれ角度θ1=30°の圧縮
加工を行う(図1のロ)。続いて、第2の段階、第3の
段階としてそれぞれ角度θ2=45°、角度θ3=60
°の圧縮加工を行うことによって、板材1の鋭利な角部
3はほぼ曲面に近似した形状に形成される(図1のハ〜
ニ)。
【0014】次に本発明のエッジロール加工装置につい
て説明する。
て説明する。
【0015】図2,3に示すように、板材1の加工移送
路の途中に設置するエッジロール加工装置4は、ボール
ネジによって板材1の送り方向Aと直交する方向に進退
可能になした2台の移動台5,5を有している。上記移
動台5,5は、移送路を挟んで対向して設け、モータM
によってネジ軸6を回転させることで、ガイドシャフト
Gに沿って互いに接近、離間する方向に移動可能にして
成る。
路の途中に設置するエッジロール加工装置4は、ボール
ネジによって板材1の送り方向Aと直交する方向に進退
可能になした2台の移動台5,5を有している。上記移
動台5,5は、移送路を挟んで対向して設け、モータM
によってネジ軸6を回転させることで、ガイドシャフト
Gに沿って互いに接近、離間する方向に移動可能にして
成る。
【0016】上記移動台5,5の上部には、バー7とフ
レーム8を夫々配設するとともに、フレーム8,8に
は、先端に夫々支持枠9を取り付けた左,右3個ずつ計
6個の油圧シリンダ10を配置する。
レーム8を夫々配設するとともに、フレーム8,8に
は、先端に夫々支持枠9を取り付けた左,右3個ずつ計
6個の油圧シリンダ10を配置する。
【0017】上記各支持枠9には、ベアリング11と回
転軸12によって回転自在になした2個一組の第1ロー
ル13a,13b、第2ロール14a,14b、および
第3ロール15a,15bを夫々配設するとともに、上
記各組のロールは各油圧シリンダによって接近、離間可
能にして成る。
転軸12によって回転自在になした2個一組の第1ロー
ル13a,13b、第2ロール14a,14b、および
第3ロール15a,15bを夫々配設するとともに、上
記各組のロールは各油圧シリンダによって接近、離間可
能にして成る。
【0018】上記各ロール13a…は、外周面を水平方
向上下に均等な略V型として、対向する2個を一組と
し、V字の角度は第1ロール13a,13bが60°、
第2ロール14a,14bが90°、第3ロール15
a,15bが120°と各組で異なっている。また、第
1と第2、第2と第3の各ロールの各組の間には、ベア
リング16と回転軸17によってガイドローラ18が回
転自在に夫々配置される。なお、図中、19は材料支持
台である。
向上下に均等な略V型として、対向する2個を一組と
し、V字の角度は第1ロール13a,13bが60°、
第2ロール14a,14bが90°、第3ロール15
a,15bが120°と各組で異なっている。また、第
1と第2、第2と第3の各ロールの各組の間には、ベア
リング16と回転軸17によってガイドローラ18が回
転自在に夫々配置される。なお、図中、19は材料支持
台である。
【0019】上記のように構成されたエッジロール加工
装置4において、板材1はコイルから巻き出されて加工
移送路を矢印A方向に送られてくる。板材1は一旦エッ
ジ加工ロール装置4の終端まで送られて停止し、この状
態でモータMを回転させてガイドローラ18が板材1に
当接するまで移動台5,5を接近させることにより、移
動台5,5の位置が適正に調整される。
装置4において、板材1はコイルから巻き出されて加工
移送路を矢印A方向に送られてくる。板材1は一旦エッ
ジ加工ロール装置4の終端まで送られて停止し、この状
態でモータMを回転させてガイドローラ18が板材1に
当接するまで移動台5,5を接近させることにより、移
動台5,5の位置が適正に調整される。
【0020】その後、各油圧シリンダ10が作動して各
組のロール13a…が板材1を挟み込む。上記の準備を
終えた後、板材1の送りが再開され、加工が始まる。
組のロール13a…が板材1を挟み込む。上記の準備を
終えた後、板材1の送りが再開され、加工が始まる。
【0021】材料支持台19上を送られてくる板材1の
両側端は、多少の上下位置の変動があってもバー7,7
より下がることはなく、板材1の第1ロール13a,1
3b間を通過する際に両側部端面の上下角部がそれぞれ
水平方向30°の角度でロール加工される。
両側端は、多少の上下位置の変動があってもバー7,7
より下がることはなく、板材1の第1ロール13a,1
3b間を通過する際に両側部端面の上下角部がそれぞれ
水平方向30°の角度でロール加工される。
【0022】続いて、板材1は、ガイドローラ18で幅
方向へのズレを修正されながら移動し、第2のロール1
4a,14bの間、第3のロール15a,15bの間を
通過する際に順次45°および60°のロール加工を施
されて両側面の上下角部が均等に押しつぶされる。な
お、移動台の位置設定用に、板材の最初に送り込んだ部
分は切断して、次工程での切断時の0点設定となる。
方向へのズレを修正されながら移動し、第2のロール1
4a,14bの間、第3のロール15a,15bの間を
通過する際に順次45°および60°のロール加工を施
されて両側面の上下角部が均等に押しつぶされる。な
お、移動台の位置設定用に、板材の最初に送り込んだ部
分は切断して、次工程での切断時の0点設定となる。
【0023】ところで、本発明の方法および装置におい
て、加工の角度や順序は実施例に限定されるものではな
く適宜変更が可能であり、また加工は4段階以上行って
もよいが、通常は3段階で有害な角部がなくなって目的
が達成できる。
て、加工の角度や順序は実施例に限定されるものではな
く適宜変更が可能であり、また加工は4段階以上行って
もよいが、通常は3段階で有害な角部がなくなって目的
が達成できる。
【0024】
【発明の効果】本発明によるときは、上記構成であるた
め、次の効果を奏する。
め、次の効果を奏する。
【0025】板厚に関係なく一定の角度で板材の角部を
圧縮加工することができ、材料の板厚が変わっても工具
の交換をする必要がなく、生産性が大幅に向上する。
圧縮加工することができ、材料の板厚が変わっても工具
の交換をする必要がなく、生産性が大幅に向上する。
【0026】材料の任意の面側から緩い角度で加工を始
め、徐々に角度を大きくすることで余肉の移動をコント
ロールできるため、製品の品質も向上する。
め、徐々に角度を大きくすることで余肉の移動をコント
ロールできるため、製品の品質も向上する。
【図1】本発明のエッジロール加工方法の工程を示し、
(イ)は加工前の状態、(ロ)は第1段階、(ハ)は第
2段階、(ニ)は第3段階の各説明図である。
(イ)は加工前の状態、(ロ)は第1段階、(ハ)は第
2段階、(ニ)は第3段階の各説明図である。
【図2】エッジロール加工装置の平面図である。
【図3】エッジロール加工装置の一部破断側面図であ
る。
る。
【図4】従来のエッジ加工方法の説明図である。
1 板材 2 スリット面 3 角部 4 エッジロール加工装置 5 移動台 6 ネジ軸 7 バー 8 フレーム 9 支持枠 10 油圧シリンダー 11,16 ベアリング 12,17 回転軸 13a,13b 第1ロール 14a,14b 第2ロール 15a,15b 第3ロール 18 ガイドローラ 19 材料支持台 M モータ G ガイドシャフト
Claims (2)
- 【請求項1】金属板材を移送しつつその両側部端面の上
下角部に、角度の異なる平面的な圧縮加工を段階的に施
すことを特徴とする金属板材のエッジロール加工方法。 - 【請求項2】金属板材の移送路を挟んで水平方向に対向
する2個一組のV型ロールを複数組並列配置し、かつ上
記各組のロールに加圧機構を夫々設け、上記ロールのV
型の角度は各組毎に異ならせたことを特徴とする金属板
材のエッジロール加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41798290A JPH082473B2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 金属板材のエッジロール加工方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41798290A JPH082473B2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 金属板材のエッジロール加工方法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04210824A JPH04210824A (ja) | 1992-07-31 |
| JPH082473B2 true JPH082473B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=18525965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41798290A Expired - Lifetime JPH082473B2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 金属板材のエッジロール加工方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082473B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009160641A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-07-23 | Nisshin Steel Co Ltd | 金属帯のエッジ処理方法 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002248522A (ja) * | 2001-02-22 | 2002-09-03 | Nisshin Steel Co Ltd | 無段変速機用金属ベルトの製造方法 |
| JP2002307123A (ja) * | 2001-04-09 | 2002-10-22 | Nippon Metal Ind Co Ltd | ラウンドエッジフラットバー製造方法及びその装置 |
| JP4683580B1 (ja) * | 2010-04-30 | 2011-05-18 | 愛知工業 株式会社 | 細幅鋼材の端部の押圧塑性・寸法精度加工と、この細幅鋼材の長手方向、及び/又は、短手方向の癖取り加工機構と、その細幅鋼材の矯正装置 |
| DE102015108305A1 (de) * | 2015-05-27 | 2016-12-01 | Thyssenkrupp Ag | Vorrichtung zur spanlosen Kantenbearbeitung eines Blechs und Verfahren zur spanlosen Kantenbearbeitung eines Blechs |
| CN107812816B (zh) * | 2017-11-01 | 2019-02-22 | 哈尔滨工业大学 | 一种拼焊板坯板材侧边凸台成形装置及方法 |
| CN112792653A (zh) * | 2019-11-13 | 2021-05-14 | 浙江金固股份有限公司 | 毛坯精加工装置 |
-
1990
- 1990-12-18 JP JP41798290A patent/JPH082473B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009160641A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-07-23 | Nisshin Steel Co Ltd | 金属帯のエッジ処理方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04210824A (ja) | 1992-07-31 |
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