JPH0596516A - 微細片の成形方法及び成形装置 - Google Patents
微細片の成形方法及び成形装置Info
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- JPH0596516A JPH0596516A JP29229191A JP29229191A JPH0596516A JP H0596516 A JPH0596516 A JP H0596516A JP 29229191 A JP29229191 A JP 29229191A JP 29229191 A JP29229191 A JP 29229191A JP H0596516 A JPH0596516 A JP H0596516A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 必要且十分な所定量の微細片を製品キャビテ
ィへ供給し、効率よく微細片を成形する。 【構成】 製品キャビティ36とそれと連通する導入口
30及び流出通路38とを有する成形型28と、導入口
と連通し開閉弁22を有する供給通路26と、導入口に
開口し開閉弁46を有する排出通路44、48とを有す
る成形装置を用意する。キャビティと排出通路の開口部
との間にて導入口内の圧力を検出しながら超臨界流体の
溶媒と微細片とが混合されたスラリーを高圧にて供給通
路より導入口を経てキャビティ内へ導入しつつスラリー
中の溶媒を流出通路より流出させ、検出圧力が所定値に
なった段階で開閉弁22を閉弁し開閉弁46を開弁す
る。
ィへ供給し、効率よく微細片を成形する。 【構成】 製品キャビティ36とそれと連通する導入口
30及び流出通路38とを有する成形型28と、導入口
と連通し開閉弁22を有する供給通路26と、導入口に
開口し開閉弁46を有する排出通路44、48とを有す
る成形装置を用意する。キャビティと排出通路の開口部
との間にて導入口内の圧力を検出しながら超臨界流体の
溶媒と微細片とが混合されたスラリーを高圧にて供給通
路より導入口を経てキャビティ内へ導入しつつスラリー
中の溶媒を流出通路より流出させ、検出圧力が所定値に
なった段階で開閉弁22を閉弁し開閉弁46を開弁す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉末、ウイスカ、繊維
の如き微細片の成形方法及び成形装置に係り、更に詳細
には沸点が常温よりも低い物質よりなる高圧の溶媒を用
いて微細片を成形する方法及びその方法の実施に使用さ
れる成形装置に係る。
の如き微細片の成形方法及び成形装置に係り、更に詳細
には沸点が常温よりも低い物質よりなる高圧の溶媒を用
いて微細片を成形する方法及びその方法の実施に使用さ
れる成形装置に係る。
【0002】
【従来の技術】形成されるべき微細片成形体の大きさや
形状の如何に拘らず、過不足なく確実に所定量の微細片
を製品キャビティへ供給することができるよう改善され
た微細片の成形方法の一つとして、例えば本願出願人と
同一の出願人の出願にかかる特願平3−177625号
明細書及び図面に記載されている如く、製品キャビティ
と該キャビティと連通する導入口及び排出通路とを有す
る成形型と、混合槽と、前記混合槽と前記導入口とを連
通接続し途中に開閉弁を有する通路手段とを有する成形
装置を用意し、沸点が常温よりも低い物質よりなる溶媒
と成形されるべき微細片とが混合されたスラリーを前記
混合槽内に貯容し、前記キャビティと前記開閉弁との間
の前記導入口若しくは前記通路手段内の圧力を検出しな
がら前記スラリーを実質的に10kg/cm2 以上の圧
力にて前記導入口を経て前記キャビティ内へ導入しつつ
前記スラリー中の溶媒を前記排出通路より前記成形型外
へ排出させ、検出された圧力が所定値になった段階に於
て前記開閉弁を閉弁する微細片の成形方法が既に提案さ
れている。
形状の如何に拘らず、過不足なく確実に所定量の微細片
を製品キャビティへ供給することができるよう改善され
た微細片の成形方法の一つとして、例えば本願出願人と
同一の出願人の出願にかかる特願平3−177625号
明細書及び図面に記載されている如く、製品キャビティ
と該キャビティと連通する導入口及び排出通路とを有す
る成形型と、混合槽と、前記混合槽と前記導入口とを連
通接続し途中に開閉弁を有する通路手段とを有する成形
装置を用意し、沸点が常温よりも低い物質よりなる溶媒
と成形されるべき微細片とが混合されたスラリーを前記
混合槽内に貯容し、前記キャビティと前記開閉弁との間
の前記導入口若しくは前記通路手段内の圧力を検出しな
がら前記スラリーを実質的に10kg/cm2 以上の圧
力にて前記導入口を経て前記キャビティ内へ導入しつつ
前記スラリー中の溶媒を前記排出通路より前記成形型外
へ排出させ、検出された圧力が所定値になった段階に於
て前記開閉弁を閉弁する微細片の成形方法が既に提案さ
れている。
【0003】この方法によれば、導入口又は通路手段内
の圧力が検出される部位よりも上流側まで微細片が充填
されると、圧力が検出される部位よりも上流側に充填さ
れた微細片による圧力降下により圧力が検出される部位
の圧力は実質的に大気圧になるので、検出された圧力が
例えば実質的に大気圧又はそれに近い所定値になった段
階に於て開閉弁を閉弁することにより、過不足なく確実
に所定量の微細片を製品キャビティへ供給することがで
きる。
の圧力が検出される部位よりも上流側まで微細片が充填
されると、圧力が検出される部位よりも上流側に充填さ
れた微細片による圧力降下により圧力が検出される部位
の圧力は実質的に大気圧になるので、検出された圧力が
例えば実質的に大気圧又はそれに近い所定値になった段
階に於て開閉弁を閉弁することにより、過不足なく確実
に所定量の微細片を製品キャビティへ供給することがで
きる。
【0004】またかかる方法を容易に且確実に実施する
ための成形装置の一つとして、例えば上記特願平3−1
77625号明細書及び図面に記載されている如く、製
品キャビティと該キャビティと連通する導入口及び排出
通路とを有する成形型と、混合槽と、前記混合槽と前記
導入口とを連通接続し途中に開閉弁を有する通路手段
と、前記導入口内の圧力又は前記導入口と前記開閉弁と
の間の前記通路手段内の圧力を検出する圧力検出手段と
を有する成形装置が既に提案されている。
ための成形装置の一つとして、例えば上記特願平3−1
77625号明細書及び図面に記載されている如く、製
品キャビティと該キャビティと連通する導入口及び排出
通路とを有する成形型と、混合槽と、前記混合槽と前記
導入口とを連通接続し途中に開閉弁を有する通路手段
と、前記導入口内の圧力又は前記導入口と前記開閉弁と
の間の前記通路手段内の圧力を検出する圧力検出手段と
を有する成形装置が既に提案されている。
【0005】この成形装置によれば、導入口内の圧力又
は導入口と開閉弁との間の通路手段内の圧力を検出する
圧力検出手段が設けられているので、導入口又は通路手
段内の圧力が検出される部位よりも上流側まで微細片が
充填されたことを確実に検出することが可能であり、こ
れにより上述の方法を容易に且確実に実施することがで
きる。
は導入口と開閉弁との間の通路手段内の圧力を検出する
圧力検出手段が設けられているので、導入口又は通路手
段内の圧力が検出される部位よりも上流側まで微細片が
充填されたことを確実に検出することが可能であり、こ
れにより上述の方法を容易に且確実に実施することがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記提案にかか
る方法及び装置に於ては、検出された圧力が所定値にな
った段階に於て開閉弁が閉弁されても、開閉弁より下流
側の通路手段内に残存するスラリーが通路手段内の圧力
勾配によりキャビティへ向けて流れるので、圧力検出手
段により圧力が検出される部位よりも上流側の導入口若
しくは導管内にも微細片が充填され、これらの部分に微
細片が詰ってしまうことがある。従ってかかる場合には
成形完了後に成形体より余剰に成形された部分を除去す
る量が多くなるだけでなく、次の成形を行う前に導入口
若しくは通路手段内に余分に充填された微細片を除去し
なければならず、成形効率が悪いという問題がある。
る方法及び装置に於ては、検出された圧力が所定値にな
った段階に於て開閉弁が閉弁されても、開閉弁より下流
側の通路手段内に残存するスラリーが通路手段内の圧力
勾配によりキャビティへ向けて流れるので、圧力検出手
段により圧力が検出される部位よりも上流側の導入口若
しくは導管内にも微細片が充填され、これらの部分に微
細片が詰ってしまうことがある。従ってかかる場合には
成形完了後に成形体より余剰に成形された部分を除去す
る量が多くなるだけでなく、次の成形を行う前に導入口
若しくは通路手段内に余分に充填された微細片を除去し
なければならず、成形効率が悪いという問題がある。
【0007】本発明は、先の提案にかかる微細片の成形
方法及び成形装置に於ける上述の如き問題に鑑み、形成
されるべき微細片成形体の大きさや形状の如何に拘らず
微細片成形体に対応する必要且十分な所定量の微細片を
製品キャビティへ供給することができ、これにより通路
手段に微細片が詰る等の不具合を生じることなく効率よ
く微細片の成形を行うことができるよう改善された微細
片の成形方法及び成形装置を提供することを目的として
いる。
方法及び成形装置に於ける上述の如き問題に鑑み、形成
されるべき微細片成形体の大きさや形状の如何に拘らず
微細片成形体に対応する必要且十分な所定量の微細片を
製品キャビティへ供給することができ、これにより通路
手段に微細片が詰る等の不具合を生じることなく効率よ
く微細片の成形を行うことができるよう改善された微細
片の成形方法及び成形装置を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、製品キャビティと該キャビティと連通する
導入口及び流出通路とを有する成形型と、前記導入口と
連通し途中に供給制御用開閉弁を有する供給通路手段
と、前記導入口に開口しに排出制御用開閉弁を有する排
出通路手段とを有し、前記導入口は前記キャビティへ向
うにつれてその断面積が漸次増大するよう構成された成
形装置を用意し、前記排出制御用開閉弁を閉弁した状態
で前記キャビティと前記排出通路手段の開口部との間に
て前記導入口内の圧力を検出しながら沸点が常温よりも
低い物質よりなる溶媒と成形されるべき微細片とが混合
されたスラリーを実質的に10kg/cm2 以上の圧力
にて前記供給通路手段より前記導入口を経て前記キャビ
ティ内へ導入しつつ前記スラリー中の溶媒を前記流出通
路より前記成形型外へ流出させ、検出された圧力が所定
値になった段階に於て前記供給制御用開閉弁を閉弁する
と共に前記排出制御用開閉弁を開弁する微細片の成形方
法、及び製品キャビティと該キャビティと連通する導入
口及び流出通路とを有する成形型と、前記導入口と連通
し途中に供給制御用開閉弁を有する供給通路手段と、前
記導入口内の圧力を検出する圧力検出手段と、前記圧力
検出手段により圧力が検出される部位に対し前記キャビ
ティとは反対の側にて前記導入口に開口し排出制御用開
閉弁を有する排出通路手段とを有し、前記導入口は前記
キャビティへ向うにつれてその断面積が漸次増大するよ
う構成された成形装置によって達成される。
明によれば、製品キャビティと該キャビティと連通する
導入口及び流出通路とを有する成形型と、前記導入口と
連通し途中に供給制御用開閉弁を有する供給通路手段
と、前記導入口に開口しに排出制御用開閉弁を有する排
出通路手段とを有し、前記導入口は前記キャビティへ向
うにつれてその断面積が漸次増大するよう構成された成
形装置を用意し、前記排出制御用開閉弁を閉弁した状態
で前記キャビティと前記排出通路手段の開口部との間に
て前記導入口内の圧力を検出しながら沸点が常温よりも
低い物質よりなる溶媒と成形されるべき微細片とが混合
されたスラリーを実質的に10kg/cm2 以上の圧力
にて前記供給通路手段より前記導入口を経て前記キャビ
ティ内へ導入しつつ前記スラリー中の溶媒を前記流出通
路より前記成形型外へ流出させ、検出された圧力が所定
値になった段階に於て前記供給制御用開閉弁を閉弁する
と共に前記排出制御用開閉弁を開弁する微細片の成形方
法、及び製品キャビティと該キャビティと連通する導入
口及び流出通路とを有する成形型と、前記導入口と連通
し途中に供給制御用開閉弁を有する供給通路手段と、前
記導入口内の圧力を検出する圧力検出手段と、前記圧力
検出手段により圧力が検出される部位に対し前記キャビ
ティとは反対の側にて前記導入口に開口し排出制御用開
閉弁を有する排出通路手段とを有し、前記導入口は前記
キャビティへ向うにつれてその断面積が漸次増大するよ
う構成された成形装置によって達成される。
【0009】
【作用】本発明の成形方法によれば、導入口内の圧力が
検出される部位よりも上流側まで微細片が充填される
と、圧力が検出される部位よりも上流側に充填された微
細片による圧力降下により圧力が検出される部位の圧力
は実質的に大気圧になる。従って検出された圧力が例え
ば実質的に大気圧又はそれに近い所定値になった時点に
於て供給制御用開閉弁を閉弁し排出制御用開閉弁を開弁
することにより、過剰の微細片が導入口へ供給されるこ
とを確実に阻止すると共に、供給制御用開閉弁より下流
側の供給通路手段及び導入口内に残存するスラリーを排
出通路手段を経て供給通路手段及び導入口外へ排出させ
ることができ、これにより微細片成形体を形成するに必
要且十分な所定量の微細片を製品キャビティへ供給する
ことが可能になる。
検出される部位よりも上流側まで微細片が充填される
と、圧力が検出される部位よりも上流側に充填された微
細片による圧力降下により圧力が検出される部位の圧力
は実質的に大気圧になる。従って検出された圧力が例え
ば実質的に大気圧又はそれに近い所定値になった時点に
於て供給制御用開閉弁を閉弁し排出制御用開閉弁を開弁
することにより、過剰の微細片が導入口へ供給されるこ
とを確実に阻止すると共に、供給制御用開閉弁より下流
側の供給通路手段及び導入口内に残存するスラリーを排
出通路手段を経て供給通路手段及び導入口外へ排出させ
ることができ、これにより微細片成形体を形成するに必
要且十分な所定量の微細片を製品キャビティへ供給する
ことが可能になる。
【0010】また本発明の成形装置によれば、導入口内
の圧力を検出する圧力検出手段が設けられているので、
導入口内の圧力が検出される部位よりも上流側まで微細
片が充填されたことを確実に検出することが可能であ
り、また圧力検出手段により圧力が検出される部位に対
しキャビティとは反対の側にて導入口に開口し排出制御
用開閉弁を有する排出通路手段を有しているので、余剰
のスラリーを導入口内より効率的に排出させることが可
能であり、これにより上述の方法を容易に且確実に実施
することが可能である。
の圧力を検出する圧力検出手段が設けられているので、
導入口内の圧力が検出される部位よりも上流側まで微細
片が充填されたことを確実に検出することが可能であ
り、また圧力検出手段により圧力が検出される部位に対
しキャビティとは反対の側にて導入口に開口し排出制御
用開閉弁を有する排出通路手段を有しているので、余剰
のスラリーを導入口内より効率的に排出させることが可
能であり、これにより上述の方法を容易に且確実に実施
することが可能である。
【0011】また本発明の成形方法及び装置によれば、
導入口の断面積はキャビティへ向うにつれて漸次増大し
ているので、微細片が導入口内にて成形されることによ
り形成された一体的な凸部を有する微細片成形体を成形
型より容易に取出すことが可能であり、また供給通路手
段及び導入口内に微細片が残存しても成形型より微細片
成形体を取出した後に残存する微細片を必要に応じて容
易に除去することが可能である。
導入口の断面積はキャビティへ向うにつれて漸次増大し
ているので、微細片が導入口内にて成形されることによ
り形成された一体的な凸部を有する微細片成形体を成形
型より容易に取出すことが可能であり、また供給通路手
段及び導入口内に微細片が残存しても成形型より微細片
成形体を取出した後に残存する微細片を必要に応じて容
易に除去することが可能である。
【0012】尚本発明の方法に於て使用される溶媒が沸
点が常温よりも低い物質よりなる超臨界流体、沸点が常
温よりも低い物質よりなり実質的に10kg/cm2 以
上の圧力に加圧された液体状態の溶媒、臨界圧力以下に
て実質的に10kg/cm2 以上の圧力に加圧された気
体状態の溶媒の何れであるかを問わず、キャビティ内に
は導入口近傍に於ける実質的に10kg/cm2 以上の
圧力より流出通路近傍に於ける大気圧に近い圧力まで圧
力が漸次低下する急峻な圧力勾配が生じ、この圧力勾配
により微細片が製品キャビティの流出通路近傍の部位の
壁面に対し押付けられつつ最終的には導入口まで漸次成
形されてゆき、この現象は迅速に進行するので、微細片
の高密度且均質な成形体が能率よく且低廉に形成され
る。
点が常温よりも低い物質よりなる超臨界流体、沸点が常
温よりも低い物質よりなり実質的に10kg/cm2 以
上の圧力に加圧された液体状態の溶媒、臨界圧力以下に
て実質的に10kg/cm2 以上の圧力に加圧された気
体状態の溶媒の何れであるかを問わず、キャビティ内に
は導入口近傍に於ける実質的に10kg/cm2 以上の
圧力より流出通路近傍に於ける大気圧に近い圧力まで圧
力が漸次低下する急峻な圧力勾配が生じ、この圧力勾配
により微細片が製品キャビティの流出通路近傍の部位の
壁面に対し押付けられつつ最終的には導入口まで漸次成
形されてゆき、この現象は迅速に進行するので、微細片
の高密度且均質な成形体が能率よく且低廉に形成され
る。
【0013】またスラリーを構成する高圧の溶媒は、製
品キャビティ内及び流出通路を通過する過程に於て迅速
にその圧力を低下すると共に、その圧力勾配により製品
キャビティ内より流出通路を経て効率的に大気中へ流出
する。従って微細片の成形体が上述の如く製品キャビテ
ィ内にて形成される過程に於て溶媒が形成途上の成形体
より能率よく除去され、これにより微細片の成形と溶媒
の除去とが同時進行的に行われるので、このことによっ
ても微細片の成形体が能率よく且低廉に形成される。
品キャビティ内及び流出通路を通過する過程に於て迅速
にその圧力を低下すると共に、その圧力勾配により製品
キャビティ内より流出通路を経て効率的に大気中へ流出
する。従って微細片の成形体が上述の如く製品キャビテ
ィ内にて形成される過程に於て溶媒が形成途上の成形体
より能率よく除去され、これにより微細片の成形と溶媒
の除去とが同時進行的に行われるので、このことによっ
ても微細片の成形体が能率よく且低廉に形成される。
【0014】
【課題を解決するための手段の補足説明】本発明の方法
に於ける溶媒は、沸点が常温よりも低い物質よりなり実
質的に10kg/cm2 以上の圧力に加圧可能な任意の
物質であってよいが、価格、安全性、取扱いの容易性等
の点から例えばCO2 、空気、N2 等であることが好ま
しい。
に於ける溶媒は、沸点が常温よりも低い物質よりなり実
質的に10kg/cm2 以上の圧力に加圧可能な任意の
物質であってよいが、価格、安全性、取扱いの容易性等
の点から例えばCO2 、空気、N2 等であることが好ま
しい。
【0015】また成形型へ供給される際のスラリーの圧
力が10kg/cm2 以下である場合には、成形型の製
品キャビィティ内に微細片の成形に必要な急峻な圧力勾
配を形成することができず、そのため高密度の成形体を
能率よく形成することができない。従って本発明の方法
に於ては、成形型へ供給される際のスラリーの圧力は1
0kg/cm2 以上に設定される。
力が10kg/cm2 以下である場合には、成形型の製
品キャビィティ内に微細片の成形に必要な急峻な圧力勾
配を形成することができず、そのため高密度の成形体を
能率よく形成することができない。従って本発明の方法
に於ては、成形型へ供給される際のスラリーの圧力は1
0kg/cm2 以上に設定される。
【0016】以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実
施例について詳細に説明する。
施例について詳細に説明する。
【0017】
【実施例】実施例1 図1は本発明による成形装置の第一の実施例を示す概略
構成図である。
構成図である。
【0018】図1に於て、10は混合槽を示しており、
該混合槽の混合室12は導管14により図には示されて
いないが内部にCO2 を貯容するボンベに連通接続され
ている。また混合室12はヒータ16により所定の温度
に加熱されるようになっており、混合室12内には該混
合室に装入された成形されるべき微細片18を撹拌する
撹拌器20が設けられている。
該混合槽の混合室12は導管14により図には示されて
いないが内部にCO2 を貯容するボンベに連通接続され
ている。また混合室12はヒータ16により所定の温度
に加熱されるようになっており、混合室12内には該混
合室に装入された成形されるべき微細片18を撹拌する
撹拌器20が設けられている。
【0019】混合室12は途中に供給制御用開閉弁とし
ての常閉型の電磁開閉弁22及びポンプ24を有する導
管26により成形型28のスラリー導入口30と連通接
続されている。図示の実施例に於ては、成形型28は上
型32及び下型34よりなっており、互いに型合せされ
るとスラリー導入口30と該導入口と連通する製品キャ
ビティ36とを郭定するようになっている。製品キャビ
ティ36は上型32及び下型34の見切り面の間の微小
な空隙として形成された微小な気体流出通路38により
大気と連通している。
ての常閉型の電磁開閉弁22及びポンプ24を有する導
管26により成形型28のスラリー導入口30と連通接
続されている。図示の実施例に於ては、成形型28は上
型32及び下型34よりなっており、互いに型合せされ
るとスラリー導入口30と該導入口と連通する製品キャ
ビティ36とを郭定するようになっている。製品キャビ
ティ36は上型32及び下型34の見切り面の間の微小
な空隙として形成された微小な気体流出通路38により
大気と連通している。
【0020】図示の実施例に於ては、スラリー導入口3
0は製品キャビティ36へ向けて開いた円錐テーパ状を
なし、これにより製品キャビティへ向かうにつれてその
断面積が漸次増大している。成形型28には一端にてス
ラリー導入口30に開口する圧力検出用通路40が設け
られ、通路40の他端には圧力センサ42が設けられて
おり、これによりスラリー導入口内の圧力Pが検出され
るようになっている。また成形型28には通路40の開
口部に対し製品キャビティとは反対の側にてスラリー導
入口30に連通するスラリー排出通路44が設けられて
おり、該通路の他端には排出制御用開閉弁としての常開
型の電磁開閉弁46を有する排出導管48が接続されて
いる。
0は製品キャビティ36へ向けて開いた円錐テーパ状を
なし、これにより製品キャビティへ向かうにつれてその
断面積が漸次増大している。成形型28には一端にてス
ラリー導入口30に開口する圧力検出用通路40が設け
られ、通路40の他端には圧力センサ42が設けられて
おり、これによりスラリー導入口内の圧力Pが検出され
るようになっている。また成形型28には通路40の開
口部に対し製品キャビティとは反対の側にてスラリー導
入口30に連通するスラリー排出通路44が設けられて
おり、該通路の他端には排出制御用開閉弁としての常開
型の電磁開閉弁46を有する排出導管48が接続されて
いる。
【0021】図示の如く、電磁開閉弁22、46及びポ
ンプ24は電子制御装置50により制御されるようにな
っている。制御装置50は例えばCPU、RAM、RO
M、入出力ポート装置を有する一般的なマイクロコンピ
ュータであってよく、圧力センサ42よりスラリー導入
口内の圧力Pを示す信号が入力され、圧力Pに基き図2
に示された制御フローに従って電磁開閉弁及びポンプを
制御するようになっている。尚図2に示されたフローチ
ャートによる制御は図1には示されていない成形開始指
令スイッチが閉成されることにより開始される。
ンプ24は電子制御装置50により制御されるようにな
っている。制御装置50は例えばCPU、RAM、RO
M、入出力ポート装置を有する一般的なマイクロコンピ
ュータであってよく、圧力センサ42よりスラリー導入
口内の圧力Pを示す信号が入力され、圧力Pに基き図2
に示された制御フローに従って電磁開閉弁及びポンプを
制御するようになっている。尚図2に示されたフローチ
ャートによる制御は図1には示されていない成形開始指
令スイッチが閉成されることにより開始される。
【0022】まず最初のステップ10に於ては電磁開閉
弁46へ制御信号が出力されることにより該開閉弁が閉
弁され、ステップ20に於ては電磁開閉弁22へ制御信
号が出力されることにより該開閉弁が開弁され、しかる
後ステップ30に於てポンプ24が作動される。
弁46へ制御信号が出力されることにより該開閉弁が閉
弁され、ステップ20に於ては電磁開閉弁22へ制御信
号が出力されることにより該開閉弁が開弁され、しかる
後ステップ30に於てポンプ24が作動される。
【0023】次のステップ40に於て例えば1秒の如き
所定時間待機した後、ステップ50に於て圧力センサ4
2により検出されたスラリー導入口内の圧力Pを示す信
号の読込みが行われ、ステップ60に於ては圧力Pがし
きい値Pc(スラリー供給圧よりも低い正の定数)以下
であるか否かの判別が行われ、圧力PがPc以下ではな
い旨の判別が行われたときにはステップ50へ戻り、圧
力PがPc以下である旨の判別が行われたときにはステ
ップ70へ進む。
所定時間待機した後、ステップ50に於て圧力センサ4
2により検出されたスラリー導入口内の圧力Pを示す信
号の読込みが行われ、ステップ60に於ては圧力Pがし
きい値Pc(スラリー供給圧よりも低い正の定数)以下
であるか否かの判別が行われ、圧力PがPc以下ではな
い旨の判別が行われたときにはステップ50へ戻り、圧
力PがPc以下である旨の判別が行われたときにはステ
ップ70へ進む。
【0024】ステップ70に於ては電磁開閉弁22への
制御信号の供給が停止されることにより該開閉弁が閉弁
され、ステップ80に於て電磁開閉弁46への制御信号
の供給が停止されることにより該開閉弁が開弁され、し
かる後ステップ90に於てポンプ24の作動が停止さ
れ、これにより図2に示された制御フローによる制御が
終了する。
制御信号の供給が停止されることにより該開閉弁が閉弁
され、ステップ80に於て電磁開閉弁46への制御信号
の供給が停止されることにより該開閉弁が開弁され、し
かる後ステップ90に於てポンプ24の作動が停止さ
れ、これにより図2に示された制御フローによる制御が
終了する。
【0025】次に上述の如く構成された成形装置を用い
て行われた本発明の成形方法の第一の実施例について説
明する。
て行われた本発明の成形方法の第一の実施例について説
明する。
【0026】溶媒として超臨界状態のCO2 を使用し上
述の如く構成された成形装置を用いて本発明に従って主
として窒化ケイ素粉末よりなる粉末成形体を形成した。
述の如く構成された成形装置を用いて本発明に従って主
として窒化ケイ素粉末よりなる粉末成形体を形成した。
【0027】まず9.6kgの窒化ケイ素粉末(平均粒
径0.5μm )と200gの酸化イットリウム(平均粒
径0.1μm )と200gのアルミナ粉末(平均粒径
0.1μm )とよりなる原料粉末18を混合槽10の混
合室12内へ装入した。次いで電磁開閉弁22を閉弁し
た状態にて図には示されていないボンベより導管14を
経て同じく図には示されていないポンプにより加圧しな
がらCO2 15を混合室12内へ供給し、ヒータ16に
よってCO2 を加熱することによりCO2 を温度80
℃、圧力120kg/cm2 の超臨界状態にもたらし
た。
径0.5μm )と200gの酸化イットリウム(平均粒
径0.1μm )と200gのアルミナ粉末(平均粒径
0.1μm )とよりなる原料粉末18を混合槽10の混
合室12内へ装入した。次いで電磁開閉弁22を閉弁し
た状態にて図には示されていないボンベより導管14を
経て同じく図には示されていないポンプにより加圧しな
がらCO2 15を混合室12内へ供給し、ヒータ16に
よってCO2 を加熱することによりCO2 を温度80
℃、圧力120kg/cm2 の超臨界状態にもたらし
た。
【0028】次いで撹拌器20を3時間回転させること
により原料粉末と超臨界状態のCO2 とを撹拌混合し、
これにより超臨界状態のCO2 を溶媒とする原料粉末の
スラリーを形成した。次いで電磁開閉弁46を閉弁し、
電磁開閉弁22を開弁し、ポンプ24を作動させること
により、混合室20内のスラリーの一部を300kg/
cm2 に加圧して成形型28の製品キャビティ36内へ
注入した。圧力PがPc(=20kg/cm2 )になっ
た時点に於て開閉弁22を閉弁し、開閉弁46を開弁
し、ポンプ24を停止し、これによりスラリーの供給を
停止すると共に導管26及び導入口30内の余剰のスラ
リーを通路44及び導管48を経て排出させた。
により原料粉末と超臨界状態のCO2 とを撹拌混合し、
これにより超臨界状態のCO2 を溶媒とする原料粉末の
スラリーを形成した。次いで電磁開閉弁46を閉弁し、
電磁開閉弁22を開弁し、ポンプ24を作動させること
により、混合室20内のスラリーの一部を300kg/
cm2 に加圧して成形型28の製品キャビティ36内へ
注入した。圧力PがPc(=20kg/cm2 )になっ
た時点に於て開閉弁22を閉弁し、開閉弁46を開弁
し、ポンプ24を停止し、これによりスラリーの供給を
停止すると共に導管26及び導入口30内の余剰のスラ
リーを通路44及び導管48を経て排出させた。
【0029】尚この場合視覚的に観察することはできな
かったが、製品キャビティ内36へ導入されたスラリー
中の超臨界状態のCO2 は該キャビティが気体流出通路
38によって大気と連通されていることからキャビティ
内にてその圧力を漸次低下し、超臨界状態より実質的に
大気圧の気体となって大気中に放出されたものと推測さ
れる。また製品キャビティ36内に於ては、スラリー導
入口30の近傍より気体流出通路へ向けて圧力が漸次低
下する圧力勾配が生じ、この圧力勾配により原料粉末が
成形型の気体流出通路に近い部位の内壁面に対し押付け
られつつ漸次成形されていったものと推測される。
かったが、製品キャビティ内36へ導入されたスラリー
中の超臨界状態のCO2 は該キャビティが気体流出通路
38によって大気と連通されていることからキャビティ
内にてその圧力を漸次低下し、超臨界状態より実質的に
大気圧の気体となって大気中に放出されたものと推測さ
れる。また製品キャビティ36内に於ては、スラリー導
入口30の近傍より気体流出通路へ向けて圧力が漸次低
下する圧力勾配が生じ、この圧力勾配により原料粉末が
成形型の気体流出通路に近い部位の内壁面に対し押付け
られつつ漸次成形されていったものと推測される。
【0030】次いで成形型28を分解し、製品キャビテ
ィ36内にて成形された粉末成形体52を取り出してそ
の寸法、形状、密度を調査したところ、この成形体は製
品キャビティ36の寸法及び形状に対応する正確な寸法
及び形状を有し、全体に亘り均一な密度を有し、収縮や
割れの如き欠陥は全く生じていないことが確認された。
またこの場合粉末成形体を成形型の下型より容易に取り
出すことができ、原料粉末は導入口30内のスラリー排
出通路44の開口部より僅かに下流側までしか充填され
ておらず、導管26内にはそれが詰まる程多量の原料粉
末は残存していないことが確認された。
ィ36内にて成形された粉末成形体52を取り出してそ
の寸法、形状、密度を調査したところ、この成形体は製
品キャビティ36の寸法及び形状に対応する正確な寸法
及び形状を有し、全体に亘り均一な密度を有し、収縮や
割れの如き欠陥は全く生じていないことが確認された。
またこの場合粉末成形体を成形型の下型より容易に取り
出すことができ、原料粉末は導入口30内のスラリー排
出通路44の開口部より僅かに下流側までしか充填され
ておらず、導管26内にはそれが詰まる程多量の原料粉
末は残存していないことが確認された。
【0031】尚溶媒として100kg/cm2 に加圧さ
れた液体状態のCO2 を使用しスラリーの一部を200
kg/cm2 に加圧して成形型28の製品キャビティ3
6内へ注入した場合、及び溶媒として15kg/cm2
に加圧された気体状態のCO2 を使用しスラリーの一部
を60kg/cm2 に加圧して成形型の製品キャビティ
内へ注入した場合にも同様に良好に原料粉末を成形する
ことができた。
れた液体状態のCO2 を使用しスラリーの一部を200
kg/cm2 に加圧して成形型28の製品キャビティ3
6内へ注入した場合、及び溶媒として15kg/cm2
に加圧された気体状態のCO2 を使用しスラリーの一部
を60kg/cm2 に加圧して成形型の製品キャビティ
内へ注入した場合にも同様に良好に原料粉末を成形する
ことができた。
【0032】上述の実施例の場合と同様、前者の場合に
は製品キャビティ内へ導入されたスラリー中の液体状態
のCO2 はキャビティ内にてその圧力を漸次低下し、液
体状態より通常の気体状態となって大気中に放出された
ものと推測され、後者の場合には製品キャビティ内へ導
入されたスラリー中の高圧の気体状態のCO2 はキャビ
ティ内にてその圧力を漸次低下し、高圧の気体状態より
実質的に大気圧の気体となって大気中に放出されたもの
と推測される。
は製品キャビティ内へ導入されたスラリー中の液体状態
のCO2 はキャビティ内にてその圧力を漸次低下し、液
体状態より通常の気体状態となって大気中に放出された
ものと推測され、後者の場合には製品キャビティ内へ導
入されたスラリー中の高圧の気体状態のCO2 はキャビ
ティ内にてその圧力を漸次低下し、高圧の気体状態より
実質的に大気圧の気体となって大気中に放出されたもの
と推測される。
【0033】実施例2 図3は本発明による成形装置の第二の実施例を示す概略
構成図、図4はこの実施例の電子制御装置により達成さ
れる制御フローを示すフローチャートである。尚図3に
於ては図1に示された部分と実質的に同一の部分には図
1に於て付された符号と同一の符号が付されており、図
4に於ては図2に示されたステップと実質的に同一のス
テップには図2に於て付されたステップ番号と同一のス
テップ番号が付されている。
構成図、図4はこの実施例の電子制御装置により達成さ
れる制御フローを示すフローチャートである。尚図3に
於ては図1に示された部分と実質的に同一の部分には図
1に於て付された符号と同一の符号が付されており、図
4に於ては図2に示されたステップと実質的に同一のス
テップには図2に於て付されたステップ番号と同一のス
テップ番号が付されている。
【0034】この実施例に於ては、第一の実施例に於け
る開閉弁22がa〜cの三つのポートを有する3ポート
三位置切換式の制御弁54に置換えられている。aポー
トには一端にて混合槽10に接続された導管26aの他
端が接続されており、bポートには一端にて成形型28
に接続された導管26bの他端が接続されており、cポ
ートには一端にて図には示されていない高圧ガスボンベ
に接続された導管56の他端が接続されている。
る開閉弁22がa〜cの三つのポートを有する3ポート
三位置切換式の制御弁54に置換えられている。aポー
トには一端にて混合槽10に接続された導管26aの他
端が接続されており、bポートには一端にて成形型28
に接続された導管26bの他端が接続されており、cポ
ートには一端にて図には示されていない高圧ガスボンベ
に接続された導管56の他端が接続されている。
【0035】制御弁54は全てのポートの連通を遮断す
る第一の位置54aと、cポートを遮断しaポートとb
ポートとを連通接続する第二の位置54bと、aポート
を遮断しcポートとbポートとを連通接続する第三の位
置54cとに切換わるようになっており、制御装置50
より制御信号が供給されていないときには第一の位置5
4aを維持するようになっている。
る第一の位置54aと、cポートを遮断しaポートとb
ポートとを連通接続する第二の位置54bと、aポート
を遮断しcポートとbポートとを連通接続する第三の位
置54cとに切換わるようになっており、制御装置50
より制御信号が供給されていないときには第一の位置5
4aを維持するようになっている。
【0036】この実施例に於ける制御弁54、電磁開閉
弁46、ポンプ24は図4に示されたフローチャートに
従って電子制御装置50により制御される。
弁46、ポンプ24は図4に示されたフローチャートに
従って電子制御装置50により制御される。
【0037】ステップ10の次に行われるステップ20
に於ては、制御弁54がその第二の位置54bに切換え
られ、これにより導管26aと26bとが連通接続され
る。ステップ30〜60は第一の実施例の場合と同様に
実行され、これによりステップ50に於て微細片の成形
が完了した旨の判別が行われるとステップ70に於て制
御弁54がその第一の位置54aに切換えられ、これに
より全てのポートの連通が遮断される。
に於ては、制御弁54がその第二の位置54bに切換え
られ、これにより導管26aと26bとが連通接続され
る。ステップ30〜60は第一の実施例の場合と同様に
実行され、これによりステップ50に於て微細片の成形
が完了した旨の判別が行われるとステップ70に於て制
御弁54がその第一の位置54aに切換えられ、これに
より全てのポートの連通が遮断される。
【0038】次いでステップ80に於て電磁開閉弁46
が開弁されることにより導入口30及び導管26b内の
スラリーが通路44及び導管48を経て排出され、しか
る後ステップ82に於て制御弁54がその第三の位置5
4cに切換えられ、これにより導管26bへ高圧のガス
が導入される。次のステップ84に於て上述の如く導入
される高圧のガスによって導管26b及び導入口30内
に残存する微細片を通路44及び導管48を経て排出さ
せるに十分な時間かかる状態が維持され、次いでステッ
プ90に於てポンプ24の作動が停止され、しかる後ス
テップ92に於て制御弁54がその第一の位置54aに
切換えられ、図4に示されたフローチャートによる制御
が終了する。
が開弁されることにより導入口30及び導管26b内の
スラリーが通路44及び導管48を経て排出され、しか
る後ステップ82に於て制御弁54がその第三の位置5
4cに切換えられ、これにより導管26bへ高圧のガス
が導入される。次のステップ84に於て上述の如く導入
される高圧のガスによって導管26b及び導入口30内
に残存する微細片を通路44及び導管48を経て排出さ
せるに十分な時間かかる状態が維持され、次いでステッ
プ90に於てポンプ24の作動が停止され、しかる後ス
テップ92に於て制御弁54がその第一の位置54aに
切換えられ、図4に示されたフローチャートによる制御
が終了する。
【0039】従ってこの実施例によれば、成形完了後に
高圧ガスを流すことにより、導管26b及び導入口30
内に残存する微細片を除去することができるので、組成
の異なる原料粉末を用いて粉末成形体が連続的に製造さ
れる場合にも所望の組成の高品質の成形体を形成するこ
とができる。
高圧ガスを流すことにより、導管26b及び導入口30
内に残存する微細片を除去することができるので、組成
の異なる原料粉末を用いて粉末成形体が連続的に製造さ
れる場合にも所望の組成の高品質の成形体を形成するこ
とができる。
【0040】尚導管56及び制御弁54を経て導管26
bへ導入される高圧のガスは超臨界状態のCO2 に限ら
ず、例えば臨界点以下のCO2 や圧縮空気の如き任意の
高圧ガスであってよい。
bへ導入される高圧のガスは超臨界状態のCO2 に限ら
ず、例えば臨界点以下のCO2 や圧縮空気の如き任意の
高圧ガスであってよい。
【0041】上述の如く構成された成形装置を用いて本
発明の成形方法の第二の実施例として、ステップ84に
於て導管56及び制御弁54を経て圧力約60kg/cm2
の高圧のCO2 が約20秒間導入された点を除き、上述
の実施例1の場合と同一の要領及び条件にて原料粉末の
成形を行った。
発明の成形方法の第二の実施例として、ステップ84に
於て導管56及び制御弁54を経て圧力約60kg/cm2
の高圧のCO2 が約20秒間導入された点を除き、上述
の実施例1の場合と同一の要領及び条件にて原料粉末の
成形を行った。
【0042】その結果この実施例に於て形成された成形
体も製品キャビティ36の寸法及び形状に対応する正確
な寸法及び形状を有し、全体に亘り均一な密度を有し、
収縮や割れの如き欠陥は全く生じていないことが確認さ
れた。またこの実施例の場合にも粉末成形体を成形型の
下型より容易に取り出すことができ、原料粉末は導入口
30内のスラリー排出通路44の開口部より僅かに下流
側までしか充填されておらず、導管26内には原料粉末
は殆ど残存していないことが確認された。
体も製品キャビティ36の寸法及び形状に対応する正確
な寸法及び形状を有し、全体に亘り均一な密度を有し、
収縮や割れの如き欠陥は全く生じていないことが確認さ
れた。またこの実施例の場合にも粉末成形体を成形型の
下型より容易に取り出すことができ、原料粉末は導入口
30内のスラリー排出通路44の開口部より僅かに下流
側までしか充填されておらず、導管26内には原料粉末
は殆ど残存していないことが確認された。
【0043】実施例3 図5は本発明による成形装置の第三の実施例を示す概略
構成図、図6は図5に示された混合槽を示す拡大部分縦
断面図、図7はこの実施例の電子制御装置により達成さ
れる制御フローを示すフローチャートである。尚図5に
於ては図1に示された部分と実質的に同一の部分には図
1に於て付された符号と同一の符号が付されており、図
7に於ては図2に示されたステップと実質的に同一のス
テップには図2に於て付されたステップ番号と同一のス
テップ番号が付されている。
構成図、図6は図5に示された混合槽を示す拡大部分縦
断面図、図7はこの実施例の電子制御装置により達成さ
れる制御フローを示すフローチャートである。尚図5に
於ては図1に示された部分と実質的に同一の部分には図
1に於て付された符号と同一の符号が付されており、図
7に於ては図2に示されたステップと実質的に同一のス
テップには図2に於て付されたステップ番号と同一のス
テップ番号が付されている。
【0044】この実施例に於ては、電磁開閉弁22は導
管14の途中に設けられており、ポンプ24は開閉弁2
2と導管14の他端に接続され内部に高圧のCO2 を貯
容するボンベ58との間に設けられている。ポンプ24
と開閉弁22との間にはアキュムレータ60が設けられ
ており、アキュムレータ内の圧力Paは圧力センサ62
により検出されるようになっている。
管14の途中に設けられており、ポンプ24は開閉弁2
2と導管14の他端に接続され内部に高圧のCO2 を貯
容するボンベ58との間に設けられている。ポンプ24
と開閉弁22との間にはアキュムレータ60が設けられ
ており、アキュムレータ内の圧力Paは圧力センサ62
により検出されるようになっている。
【0045】混合槽10には微細片供給装置64が設け
られている。図6に詳細に示されている如く、混合槽1
0はボルト66により互いに固定され互いに共働して混
合室12を郭定する本体部材68と蓋部材70とよりな
っており、微細片供給装置64は蓋部材70に固定され
ている。微細片供給装置64はホッパ72を有し、その
内部通路74と混合室12との連通は弁装置76により
制御されるようになっている。
られている。図6に詳細に示されている如く、混合槽1
0はボルト66により互いに固定され互いに共働して混
合室12を郭定する本体部材68と蓋部材70とよりな
っており、微細片供給装置64は蓋部材70に固定され
ている。微細片供給装置64はホッパ72を有し、その
内部通路74と混合室12との連通は弁装置76により
制御されるようになっている。
【0046】弁装置76はロッド部にてホッパ72のベ
ース部により軸線78に沿って往復動可能に支持された
弁要素80と、弁要素80のロッド部の図にて上端に螺
合するナット82によりロッド部に固定されたスプリン
グシート84とホッパ72のベース部との間に弾装され
た圧縮コイルばね86により傘部が蓋部材70に設けら
れた弁座88に当接する閉弁位置に付勢されている。か
くして弁装置76は圧縮コイルばね86のばね力に抗し
て弁要素のロッド部を軸線78に沿って図にて下方へ押
し下げることにより、ボルト66を緩めて蓋部材を本体
部材より取り外すことなく、ホッパ72内の所定量の微
細片を混合室12内へ供給し得るようになっている。
ース部により軸線78に沿って往復動可能に支持された
弁要素80と、弁要素80のロッド部の図にて上端に螺
合するナット82によりロッド部に固定されたスプリン
グシート84とホッパ72のベース部との間に弾装され
た圧縮コイルばね86により傘部が蓋部材70に設けら
れた弁座88に当接する閉弁位置に付勢されている。か
くして弁装置76は圧縮コイルばね86のばね力に抗し
て弁要素のロッド部を軸線78に沿って図にて下方へ押
し下げることにより、ボルト66を緩めて蓋部材を本体
部材より取り外すことなく、ホッパ72内の所定量の微
細片を混合室12内へ供給し得るようになっている。
【0047】また図示の実施例に於ては、本体部材68
及び蓋部材70にはそれぞれ導管26及び14が接続さ
れる通路90及び92が設けられている。通路90は混
合室12の逆円錐形をなす下端部の先端に連通してお
り、通路92は通路90に対し横方向にオフセットされ
た位置に設けられており、これにより第一及び第二の実
施例の場合の如く混合室12内の微細片を撹拌器20に
より撹拌しなくても、導管14及び通路92を経て混合
室内へ供給される超臨界状態のCO2 の如き高圧の溶媒
の流動による撹拌作用により実質的に均一なスラリーが
形成されるようになっている。勿論混合室12内に第一
及び第二の実施例に於ける撹拌器20と同様の撹拌器が
設けられてもよい。
及び蓋部材70にはそれぞれ導管26及び14が接続さ
れる通路90及び92が設けられている。通路90は混
合室12の逆円錐形をなす下端部の先端に連通してお
り、通路92は通路90に対し横方向にオフセットされ
た位置に設けられており、これにより第一及び第二の実
施例の場合の如く混合室12内の微細片を撹拌器20に
より撹拌しなくても、導管14及び通路92を経て混合
室内へ供給される超臨界状態のCO2 の如き高圧の溶媒
の流動による撹拌作用により実質的に均一なスラリーが
形成されるようになっている。勿論混合室12内に第一
及び第二の実施例に於ける撹拌器20と同様の撹拌器が
設けられてもよい。
【0048】更に図示の実施例に於ては、成形型28の
製品キャビティ36内には、本願出願人と同一の出願人
にかかる特願平3−169236号明細書及び図面に記
載されたフィルタと同様、超臨界流体の如き流体の通過
を許し微細片の通過を阻止するフィルタ94が気体流出
通路38に近接して配置されている。
製品キャビティ36内には、本願出願人と同一の出願人
にかかる特願平3−169236号明細書及び図面に記
載されたフィルタと同様、超臨界流体の如き流体の通過
を許し微細片の通過を阻止するフィルタ94が気体流出
通路38に近接して配置されている。
【0049】この実施例に於ける電磁開閉弁22及び4
6、ポンプ24は図7に示されたフローチャートに従っ
て電子制御装置50により制御される。
6、ポンプ24は図7に示されたフローチャートに従っ
て電子制御装置50により制御される。
【0050】この実施例に於ては、ステップ10の次に
行われるステップ12に於てポンプ24が作動され、ス
テップ14に於て圧力センサ62により検出されたアキ
ュムレータ60内の圧力Paの読込みが行われ、ステッ
プ14に於て圧力Paが上限値側のしきい値Psu以上で
あるか否かの判別が行われ、圧力PaがPsu以上ではな
い旨の判別が行われたときにはステップ14へ戻り、圧
力PaがPsu以上である旨の判別が行われたときにはス
テップ18に於てポンプ24が停止された後ステップ2
0へ進む。
行われるステップ12に於てポンプ24が作動され、ス
テップ14に於て圧力センサ62により検出されたアキ
ュムレータ60内の圧力Paの読込みが行われ、ステッ
プ14に於て圧力Paが上限値側のしきい値Psu以上で
あるか否かの判別が行われ、圧力PaがPsu以上ではな
い旨の判別が行われたときにはステップ14へ戻り、圧
力PaがPsu以上である旨の判別が行われたときにはス
テップ18に於てポンプ24が停止された後ステップ2
0へ進む。
【0051】ステップ20〜80は第一の実施例の場合
と同様に実行され、ステップ100に於て次の成形を行
うか否かの判別が行われ、次の成形を行わない旨の判別
が行われたときには図7に示されたフローチャートによ
る制御が終了し、次の成形を行う旨の判別が行われたと
きにはステップ110へ進む。ステップ110に於ては
圧力センサ62により検出されたアキュムレータ60内
の圧力Paの読込みが行われ、ステップ120に於ては
圧力Paが下限値側のしきい値Psl以下であるか否かの
判別が行われ、圧力PaがPsl以下である旨の判別が行
われたときにはステップ10へ戻り、圧力PaがPsl以
下ではない旨の判別が行われたときにはステップ130
に於て開閉弁46が閉弁された後ステップ20へ戻る。
と同様に実行され、ステップ100に於て次の成形を行
うか否かの判別が行われ、次の成形を行わない旨の判別
が行われたときには図7に示されたフローチャートによ
る制御が終了し、次の成形を行う旨の判別が行われたと
きにはステップ110へ進む。ステップ110に於ては
圧力センサ62により検出されたアキュムレータ60内
の圧力Paの読込みが行われ、ステップ120に於ては
圧力Paが下限値側のしきい値Psl以下であるか否かの
判別が行われ、圧力PaがPsl以下である旨の判別が行
われたときにはステップ10へ戻り、圧力PaがPsl以
下ではない旨の判別が行われたときにはステップ130
に於て開閉弁46が閉弁された後ステップ20へ戻る。
【0052】かくして第一及び第二の実施例の成形装置
は多数の同種の微細片成形体を連続的に製造するのに適
しているのに対し、この第三の実施例の成形装置は微細
片供給装置64より混合槽10内へ所定量の微細片を供
給することができるので、特に多種類の微細片成形体を
バッチ式に製造するのに適している。
は多数の同種の微細片成形体を連続的に製造するのに適
しているのに対し、この第三の実施例の成形装置は微細
片供給装置64より混合槽10内へ所定量の微細片を供
給することができるので、特に多種類の微細片成形体を
バッチ式に製造するのに適している。
【0053】尚この実施例の成形装置に於ては、ステッ
プ60に於てイエスの判別が行われた場合まずステップ
80に於て電磁開閉弁46を開弁し、しかる後混合槽1
0、導管26、導入口30内の余剰の微細片が通路44
及び導管48を経て排出されるに十分な時間その状態が
維持され、しかる後開閉弁22が閉弁され、これにより
第二の実施例の場合と同様導管26及び導入口30内に
余剰の微細片が実質的に全く残存することがないよう成
形装置が使用されてもよい。
プ60に於てイエスの判別が行われた場合まずステップ
80に於て電磁開閉弁46を開弁し、しかる後混合槽1
0、導管26、導入口30内の余剰の微細片が通路44
及び導管48を経て排出されるに十分な時間その状態が
維持され、しかる後開閉弁22が閉弁され、これにより
第二の実施例の場合と同様導管26及び導入口30内に
余剰の微細片が実質的に全く残存することがないよう成
形装置が使用されてもよい。
【0054】またこの実施例に於けるポンプ24はアキ
ュームレータ60内の圧力Paに応答し圧力Paが例え
ばしきい値Psu以上になるとその吐出圧を実質的にPsu
に自動的に制御する可変吐出圧ポンプであってもよい。
ュームレータ60内の圧力Paに応答し圧力Paが例え
ばしきい値Psu以上になるとその吐出圧を実質的にPsu
に自動的に制御する可変吐出圧ポンプであってもよい。
【0055】まず455gの窒化ケイ素粉末(平均粒径
0.5μm )と30gの酸化イットリウム(平均粒径
0.1μm )と15gのアルミナ粉末(平均粒径0.1
μm )とよりなる原料粉末18を微細片供給装置64よ
り混合槽10の混合室12内へ装入した。次いで電磁開
閉弁46を閉弁しポンプ24を作動させ、これによりボ
ンベ58よりCO2 を加圧しながら温度60℃に維持さ
れたアキュムレータ60内へ供給し、CO2 を温度60
℃、圧力200kg/cm2 以上の超臨界状態にもたら
した。
0.5μm )と30gの酸化イットリウム(平均粒径
0.1μm )と15gのアルミナ粉末(平均粒径0.1
μm )とよりなる原料粉末18を微細片供給装置64よ
り混合槽10の混合室12内へ装入した。次いで電磁開
閉弁46を閉弁しポンプ24を作動させ、これによりボ
ンベ58よりCO2 を加圧しながら温度60℃に維持さ
れたアキュムレータ60内へ供給し、CO2 を温度60
℃、圧力200kg/cm2 以上の超臨界状態にもたら
した。
【0056】次いで電磁開閉弁22を開弁して超臨界状
態のCO2 を混合室12内へ導入し、該混合室内にて原
料粉末と超臨界状態のCO2 とよりなるスラリーを形成
し、そのスラリーを導管26及び導入口30を経て製品
キャビティ36内へ供給した。圧力PがPc(=20k
g/cm2 )になった時点に於てポンプ24を停止し、
開閉弁22を閉弁し、開閉弁46を開弁し、これにより
スラリーの供給を停止すると共に導管26及び導入口3
0内の余剰のスラリーを通路44及び導管48を経て排
出させた。
態のCO2 を混合室12内へ導入し、該混合室内にて原
料粉末と超臨界状態のCO2 とよりなるスラリーを形成
し、そのスラリーを導管26及び導入口30を経て製品
キャビティ36内へ供給した。圧力PがPc(=20k
g/cm2 )になった時点に於てポンプ24を停止し、
開閉弁22を閉弁し、開閉弁46を開弁し、これにより
スラリーの供給を停止すると共に導管26及び導入口3
0内の余剰のスラリーを通路44及び導管48を経て排
出させた。
【0057】かくして形成された成形体も製品キャビテ
ィ36の寸法及び形状に対応する正確な寸法及び形状を
有し、全体に亘り均一な密度を有し、収縮や割れの如き
欠陥は全く生じていないことが確認された。またこの実
施例の場合にも粉末成形体を成形型の下型より容易に取
り出すことができ、原料粉末は導入口30内のスラリー
排出通路44の開口部より僅かに下流側までしか充填さ
れておらず、導管26内には原料粉末は殆ど残存してい
ないことが確認された。
ィ36の寸法及び形状に対応する正確な寸法及び形状を
有し、全体に亘り均一な密度を有し、収縮や割れの如き
欠陥は全く生じていないことが確認された。またこの実
施例の場合にも粉末成形体を成形型の下型より容易に取
り出すことができ、原料粉末は導入口30内のスラリー
排出通路44の開口部より僅かに下流側までしか充填さ
れておらず、導管26内には原料粉末は殆ど残存してい
ないことが確認された。
【0058】以上に於ては本発明を特定の実施例につい
て詳細に説明したが、本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施
例が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
例えば成形されるべき微細片は上述の実施例の如く粉末
に限定されるものではなく、ウイスカや短繊維の如き他
の形態のものであってもよい。
て詳細に説明したが、本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施
例が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
例えば成形されるべき微細片は上述の実施例の如く粉末
に限定されるものではなく、ウイスカや短繊維の如き他
の形態のものであってもよい。
【0059】また形成されるべき複数個の成形体の大き
さや形状が同一であるか否かを問わず、開閉弁46が開
弁され導管26及び導入口30内の余剰のスラリーが排
出された段階で製品キャビティ内に微細片が充填された
成形型を導管26より取外し、次に充填されるべき成形
型を順次導管に接続することにより、複数個の成形体の
製造が更に一層能率よく実施されてもよい。
さや形状が同一であるか否かを問わず、開閉弁46が開
弁され導管26及び導入口30内の余剰のスラリーが排
出された段階で製品キャビティ内に微細片が充填された
成形型を導管26より取外し、次に充填されるべき成形
型を順次導管に接続することにより、複数個の成形体の
製造が更に一層能率よく実施されてもよい。
【0060】また図6に於ては通路90及び92は図6
の紙面に沿って上下方向に延在しているが、通路92は
図6の紙面に対し傾斜して延在し、これにより通路92
を経て混合室内へ供給される高圧の溶媒が混合室内にて
スワールを形成することにより微細片と溶媒との混合が
より一層効果的に行われるよう構成されてもよい。
の紙面に沿って上下方向に延在しているが、通路92は
図6の紙面に対し傾斜して延在し、これにより通路92
を経て混合室内へ供給される高圧の溶媒が混合室内にて
スワールを形成することにより微細片と溶媒との混合が
より一層効果的に行われるよう構成されてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上の説明より明らかである如く、本発
明の成形方法によれば、導入口内の圧力が検出される部
位よりも上流側まで微細片が充填されると、圧力が検出
される部位よりも上流側に充填された微細片による圧力
降下により圧力が検出される部位の圧力は実質的に大気
圧になる。従って検出された圧力が例えば実質的に大気
圧又はそれに近い所定値になった時点に於て供給制御用
開閉弁を閉弁し排出制御用開閉弁を開弁することによ
り、過剰の微細片が導入口へ供給されることを確実に阻
止すると共に、供給制御用開閉弁より下流側の供給通路
手段及び導入口内に残存するスラリーを排出通路手段を
経て供給通路手段及び導入口外へ排出させることがで
き、これにより微細片成形体を形成するに必要且十分な
所定量の微細片を製品キャビティへ供給することができ
る。
明の成形方法によれば、導入口内の圧力が検出される部
位よりも上流側まで微細片が充填されると、圧力が検出
される部位よりも上流側に充填された微細片による圧力
降下により圧力が検出される部位の圧力は実質的に大気
圧になる。従って検出された圧力が例えば実質的に大気
圧又はそれに近い所定値になった時点に於て供給制御用
開閉弁を閉弁し排出制御用開閉弁を開弁することによ
り、過剰の微細片が導入口へ供給されることを確実に阻
止すると共に、供給制御用開閉弁より下流側の供給通路
手段及び導入口内に残存するスラリーを排出通路手段を
経て供給通路手段及び導入口外へ排出させることがで
き、これにより微細片成形体を形成するに必要且十分な
所定量の微細片を製品キャビティへ供給することができ
る。
【0062】また本発明の成形装置によれば、導入口内
の圧力を検出する圧力検出手段が設けられているので、
導入口内の圧力が検出される部位よりも上流側まで微細
片が充填されたことを確実に検出することが可能であ
り、また圧力検出手段により圧力が検出される部位に対
しキャビティとは反対の側にて導入口に開口し排出制御
用開閉弁を有する排出通路手段を有しているので、余剰
のスラリーを導入口内より効率的に排出させることがで
き、これにより上述の方法を容易に且確実に実施するこ
とができる。
の圧力を検出する圧力検出手段が設けられているので、
導入口内の圧力が検出される部位よりも上流側まで微細
片が充填されたことを確実に検出することが可能であ
り、また圧力検出手段により圧力が検出される部位に対
しキャビティとは反対の側にて導入口に開口し排出制御
用開閉弁を有する排出通路手段を有しているので、余剰
のスラリーを導入口内より効率的に排出させることがで
き、これにより上述の方法を容易に且確実に実施するこ
とができる。
【0063】また本発明の成形方法及び装置によれば、
導入口の断面積はキャビティへ向うにつれて漸次増大し
ているので、微細片が導入口内にて成形されることによ
り形成された一体的な凸部を有する微細片成形体を成形
型より容易に取出すことができ、また供給通路手段及び
導入口内に微細片が残存しても成形型より微細片成形体
を取出した後に残存する微細片を必要に応じて容易に除
去することができ、これにより多数の微細片成形体を効
率よく形成することができ、また微細片の組成が異なる
場合にも複数の微細片成形体を高品質にて形成すること
ができる。
導入口の断面積はキャビティへ向うにつれて漸次増大し
ているので、微細片が導入口内にて成形されることによ
り形成された一体的な凸部を有する微細片成形体を成形
型より容易に取出すことができ、また供給通路手段及び
導入口内に微細片が残存しても成形型より微細片成形体
を取出した後に残存する微細片を必要に応じて容易に除
去することができ、これにより多数の微細片成形体を効
率よく形成することができ、また微細片の組成が異なる
場合にも複数の微細片成形体を高品質にて形成すること
ができる。
【0064】また本発明の成形方法及び成形装置によれ
ば、微細片成形体を形成するに必要且十分な所定量の微
細片を製品キャビティへ供給することができるので、本
発明の成形方法及び成形装置によらない場合に比して、
微細片及び溶媒の歩留りを向上させることができ、また
製品キャビティの大きさや形状が異なる複数個の成形体
を相前後して形成する場合にも、試し成形を行わずに容
易に且能率よく成形することができる。
ば、微細片成形体を形成するに必要且十分な所定量の微
細片を製品キャビティへ供給することができるので、本
発明の成形方法及び成形装置によらない場合に比して、
微細片及び溶媒の歩留りを向上させることができ、また
製品キャビティの大きさや形状が異なる複数個の成形体
を相前後して形成する場合にも、試し成形を行わずに容
易に且能率よく成形することができる。
【図1】本発明による成形装置の第一の実施例を示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】第一の実施例の電子制御装置により達成される
制御フローを示すフローチャートである。
制御フローを示すフローチャートである。
【図3】本発明による成形装置の第二の実施例を示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図4】第二の実施例の電子制御装置により達成される
制御フローを示すフローチャートである。
制御フローを示すフローチャートである。
【図5】本発明による成形装置の第三の実施例を示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図6】図5に示された混合槽を示す拡大部分縦断面図
である。
である。
【図7】第三の実施例の電子制御装置により達成される
制御フローを示すフローチャートである。
制御フローを示すフローチャートである。
10…混合槽 15…CO2 18…原料粉末 22…開閉弁 28…成形型 30…スラリー導入口 36…製品キャビティ 38…気体流出通路 42…圧力センサ 44…スラリー排出通路 46…開閉弁 52…粉末成形体
Claims (2)
- 【請求項1】製品キャビティと該キャビティと連通する
導入口及び流出通路とを有する成形型と、前記導入口と
連通し途中に供給制御用開閉弁を有する供給通路手段
と、前記導入口に開口し排出制御用開閉弁を有する排出
通路手段とを有し、前記導入口は前記キャビティへ向う
につれてその断面積が漸次増大するよう構成された成形
装置を用意し、前記排出制御用開閉弁を閉弁した状態で
前記キャビティと前記排出通路手段の開口部との間にて
前記導入口内の圧力を検出しながら沸点が常温よりも低
い物質よりなる溶媒と成形されるべき微細片とが混合さ
れたスラリーを実質的に10kg/cm2 以上の圧力に
て前記供給通路手段より前記導入口を経て前記キャビテ
ィ内へ導入しつつ前記スラリー中の溶媒を前記流出通路
より前記成形型外へ流出させ、検出された圧力が所定値
になった段階に於て前記供給制御用開閉弁を閉弁すると
共に前記排出制御用開閉弁を開弁する微細片の成形方
法。 - 【請求項2】製品キャビティと該キャビティと連通する
導入口及び流出通路とを有する成形型と、前記導入口と
連通し途中に供給制御用開閉弁を有する供給通路手段
と、前記導入口内の圧力を検出する圧力検出手段と、前
記圧力検出手段により圧力が検出される部位に対し前記
キャビティとは反対の側にて前記導入口に開口し排出制
御用開閉弁を有する排出通路手段とを有し、前記導入口
は前記キャビティへ向うにつれてその断面積が漸次増大
するよう構成された成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29229191A JPH0596516A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 微細片の成形方法及び成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29229191A JPH0596516A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 微細片の成形方法及び成形装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596516A true JPH0596516A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17779858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29229191A Pending JPH0596516A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 微細片の成形方法及び成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0596516A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5136103A (en) * | 1991-09-30 | 1992-08-04 | Shell Oil Company | Process for the preparation of ketones |
| US5136101A (en) * | 1991-09-30 | 1992-08-04 | Shell Oil Company | Process for the preparation of ketones |
| US5155279A (en) * | 1991-10-18 | 1992-10-13 | Shell Oil Company | Process for the oxidation of alcohols to aldehydes |
| US5155278A (en) * | 1991-09-30 | 1992-10-13 | Shell Oil Company | Process for the oxidation of alcohols to aldehydes |
| US5155280A (en) * | 1991-09-30 | 1992-10-13 | Shell Oil Company | Process for the oxidation of alcohols to aldehydes |
| US5162579A (en) * | 1991-08-30 | 1992-11-10 | Shell Oil Company | Preparation of alkoxyalkanoic acids |
| US5166423A (en) * | 1991-08-30 | 1992-11-24 | Shell Oil Company | Process for the oxidation of alcohols to acids |
| US5166422A (en) * | 1991-08-30 | 1992-11-24 | Shell Oil Company | Process for the oxidation of alcohols to acids |
| US5175360A (en) * | 1990-11-26 | 1992-12-29 | Shell Oil Company | Preparation of alkoxyalkanoic acids |
| US5179218A (en) * | 1991-09-30 | 1993-01-12 | Shell Oil Company | Process for the oxidation of alcohols to acids |
| CN100497437C (zh) | 2003-11-17 | 2009-06-10 | 中国科学院过程工程研究所 | 聚乙二醇羧酸的制备方法和其用途 |
-
1991
- 1991-10-11 JP JP29229191A patent/JPH0596516A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5175360A (en) * | 1990-11-26 | 1992-12-29 | Shell Oil Company | Preparation of alkoxyalkanoic acids |
| US5162579A (en) * | 1991-08-30 | 1992-11-10 | Shell Oil Company | Preparation of alkoxyalkanoic acids |
| US5166423A (en) * | 1991-08-30 | 1992-11-24 | Shell Oil Company | Process for the oxidation of alcohols to acids |
| US5166422A (en) * | 1991-08-30 | 1992-11-24 | Shell Oil Company | Process for the oxidation of alcohols to acids |
| US5136103A (en) * | 1991-09-30 | 1992-08-04 | Shell Oil Company | Process for the preparation of ketones |
| US5136101A (en) * | 1991-09-30 | 1992-08-04 | Shell Oil Company | Process for the preparation of ketones |
| US5155278A (en) * | 1991-09-30 | 1992-10-13 | Shell Oil Company | Process for the oxidation of alcohols to aldehydes |
| US5155280A (en) * | 1991-09-30 | 1992-10-13 | Shell Oil Company | Process for the oxidation of alcohols to aldehydes |
| US5179218A (en) * | 1991-09-30 | 1993-01-12 | Shell Oil Company | Process for the oxidation of alcohols to acids |
| US5155279A (en) * | 1991-10-18 | 1992-10-13 | Shell Oil Company | Process for the oxidation of alcohols to aldehydes |
| CN100497437C (zh) | 2003-11-17 | 2009-06-10 | 中国科学院过程工程研究所 | 聚乙二醇羧酸的制备方法和其用途 |
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