JPH0596576U - ディスクブレーキ - Google Patents

ディスクブレーキ

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JPH0596576U
JPH0596576U JP4450092U JP4450092U JPH0596576U JP H0596576 U JPH0596576 U JP H0596576U JP 4450092 U JP4450092 U JP 4450092U JP 4450092 U JP4450092 U JP 4450092U JP H0596576 U JPH0596576 U JP H0596576U
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JP
Japan
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cylinder
piston
convex portion
disc brake
caliper
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Pending
Application number
JP4450092U
Other languages
English (en)
Inventor
和男 斉藤
幸利 志村
Original Assignee
トキコ株式会社
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Publication date
Application filed by トキコ株式会社 filed Critical トキコ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造性を犠牲にすることなく、真空充填方式
によるブレーキ液の充填に対応できるようにする。 【構成】 キャリパ1に形成したシリンダ2の内底面
に、給油口5が開口する凸部9を設け、シリンダ2に摺
動自在に嵌装したピストン3の底面に溝15a,15b
を設け、ピストン3がシリンダ2に底突きになった状態
において、給油口5とブリーダが取付けられる通路6と
の間を前記溝15a,15bおよびピストン底面とシリ
ンダ内底面との間の隙12を通じて連通させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動2輪車等の自動車に装備されるディスクブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】
ディスクブレーキの一種に、キャリパに形成したシリンダの底部に給油口を設 けたものがある。図5および図6は、このようなディスクブレーキを、キャリパ 固定型を例にとって示したもので、1はキャリパ、2はキャリパ1に形成された シリンダ、3は、このシリンダ2にシール部材4を介して摺動自在に嵌装された ピストンをそれぞれ表している。シリンダ2の底部には、給油口5とブリーダ通 路6とが設けられ、給油口5はキャリパ1の背面中央に突設された配管ボス7に 通じ、ブリーダ通路6は同じくキャリパ1の背面上部に突設された、ブリーダ( 図示)が取付けられるブリーダボス8に通じている。
【0003】 配管ボス7にはマスタシリンダ(図示略)から延ばした配管が接続されるよう になっており、マスタシリンダから送られた圧油(ブレーキ液)は給油口5から シリンダ2内に導入され、これによってピストン3が前進し、ピストン3の前部 に配置されたパッド(図示略)がホイールと一体に回転するディスク(図示略) に押付けられる。なお、キャリパ固定型の場合は、ディスクを挟んだ反対側にも 同様のシリンダが配設されており、前記マスタシリンダからの圧油は連通路(図 示略)を通じてこの反対側のシリンダにも送られ、該シリンダに嵌装したピスト ンにより他方のパッドも同時にディスクに押付けられる。
【0004】 ところで、ディスクブレーキ内にブレーキ液を充填する方法として、マスタシ リンダ側またはブリーダ側から真空引きを行って経路内のエアを抜いた後、同じ 側からブレーキ液を供給する、いわゆる真空充填方式があり、急速充填が可能で あるところから、近年多用されている。しかるに、この方式を上記したディスク ブレーキに適用する場合、シリンダ2の底部に給油口5があるため、シリンダ2 の内底面にピストン3が密着したのでは、真空引きによるエア抜きが不充分とな り、その適用は不可能になる。
【0005】 そこで、従来は、前出図6に示されるように、シリンダ2の内底面に前記給油 口5が開口する凸部9を設けて、この凸部9にピストン3を着座させるようにし 、この凸部9に円周方向に等配して複数の切欠10を設けると共に、ピストン3の 底面に凹部11を設けるようにしている。かゝる構成により、ピストン3がシリン ダ2に底突きになっても、給油口5とシリンダ2内やブリーダ通路6との間は、 ピストン3の底面の凹部11、突部9内の切欠10およびシリンダ2の内底面とピス トン3の底面との間の隙12を通じて連通し、前記真空充填方式によるブレーキ液 の充填が可能になる。なお、同様の構造が実開平2−44131号公報にも開示 されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の真空充填対応構造によれば、位置的な制約により突 部9に設ける切欠10を切削加工にて形成することができないため、キャリパ1の 鋳造に合わせて鋳抜によりこの切欠10を形成せざるを得ず、この結果、キャリパ 1の鋳造に際して用いる中子形状が複雑となってその製作が面倒になり、鋳造コ ストの増大も避けられないという問題があった。
【0007】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、製造性を阻害すること なく真空充填方式によるブレーキ液の充填に有効に対応できるディスクブレーキ を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するため、キャリパに形成したシリンダ内にピスト ンを摺動自在に嵌装し、前記シリンダの底部に給油口とブリーダに通じるブリー ダ通路とを設け、前記給油口から導入した圧油により前記ピストンを前進させて パッドをディスクに押付けるようにしたディスクブレーキにおいて、前記シリン ダの内底面に、前記ピストンが着座しかつ前記給油口が開口する凸部を設け、前 記ピストンの底面に、前記凸部内の給油口に一端を、該凸部の周りのシリンダ内 底面に他端をそれぞれ臨ませる少なくとも1つの溝を設けるように構成したこと を特徴とする。
【0009】
【作用】
上記のように構成したディスクブレーキにおいては、凸部内に開口する給油口 がピストンの底面に設けた溝およびシリンダ内底面とピストン底面との間の隙を 通じてシリンダ内やブリーダ通路に連通され、したがって真空充填方式によるブ レーキ液の充填が可能になる。しかも、シリンダ内底部には単に凸部が設けられ るだけであるため、キャリパの鋳造に際して複雑形状の中子を用いる必要がなく なる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面にもとづいて説明する。
【0011】 図1および図2は、本考案にかゝるディスクブレーキの要部構造を示したもの である。なお、本実施例は、前出図3乃至図5に示したものと同じキャリパ固定 型を対象としたもので、こゝでは前出各図に示した部分と同一部分には同一符号 を付すこととする。本実施例においては、シリンダ2の内底面に設けた凸部9か ら前記切欠10(図6)を廃する一方、ピストン3の底面に半径方向に延ばして一 対の溝15a,15bを設けている。各溝15a,15bは、給油口5の口径とほヾ同じ 大きさの幅Wを有し、前記凸部9内の給油口5に一端を、凸部9の周りのシリン ダ2の内底面に他端をそれぞれ臨ませている。また、この一対の溝15a,15bは 、こゝでは軸径方向に一直線をなすように配列されて1つの長溝15を形成してい る。
【0012】 上記のように構成したディスクブレーキにおいては、ピストン3がシリンダ2 に底突きになっても、給油口5とシリンダ2内およびブリーダ通路6との間は、 ピストン3の底面の長溝15、シリンダ2の内底面とピストン3の底面との間の隙 12を通じて連通する状態となる。したがって、マスタシリンダ側またはブリーダ 側から真空引きを行って経路内のエアを充分に抜くことができ、いわゆる真空充 填方式によるブレーキ液の充填が可能になる。しかも、シリンダ2の内底部の凸 部9から前記切欠10が省略されているので、キャリパ1の鋳造に際して複雑形状 の中子を用いる必要がなくなり、該中子の製作が容易となってキャリパ1の鋳造 コストは低減される。
【0012】 なお、上記実施例において、ピストン3の底面に設ける溝を、長溝15をなす一 対の溝15a,15bから構成したが、この溝の数および配置関係は任意であり、例 えば図3に示すように、円周方向に等配して独立に設けた多数(こゝでは4つ) の溝16a,16b,16c,16dから構成し、あるいは図4に示すように、円周方向 に等配しかつ十字形をなすように中心で合体させた多数の溝17a,17b,17c, 17dから構成することができる。図3および図4に示すように多数の溝から構成 した場合は、ピストン3を鍛造成形する際、底部隅角部への材料の流動が促進さ れ、形状精度に優れたピストンを安定して得ることができる。
【0013】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したように、本考案にかゝるディスクブレーキによれば、真 空充填方式でのブレーキ液の充填に有効に対応できることはもとより、キャリパ の鋳造に用いる中子の製作を容易にして製造性の改善に寄与し、その利用価値は 大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかゝるディスクブレーキの要部構造を
示す断面図である。
【図2】本考案にかゝるピストンの底面形状を示す平面
図である。
【図3】底面形状を変更した本考案にかゝるピストンを
示す平面図である。
【図4】底面形状をさらに変更した本考案にかゝるピス
トンを示す平面図である。
【図5】従来のディスクブレーキの外観を示す正面図で
ある。
【図6】従来のディスクブレーキの要部構造を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 キャリパ 2 シリンダ 3 ピストン 5 給油口 6 ブリーダ通路 9 凸部 15a 溝 15b 溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリパに形成したシリンダ内にピスト
    ンを摺動自在に嵌装し、前記シリンダの底部に給油口と
    ブリーダに通じるブリーダ通路とを設け、前記給油口か
    ら導入した圧油により前記ピストンを前進させてパッド
    をディスクに押付けるようにしたディスクブレーキにお
    いて、前記シリンダの内底面に、前記ピストンが着座し
    かつ前記給油口が開口する凸部を設け、前記ピストンの
    底面に、前記凸部内の給油口に一端を、該凸部の周りの
    シリンダ内底面に他端をそれぞれ臨ませる少なくとも1
    つの溝を設けたことを特徴とするディスクブレーキ。
JP4450092U 1992-06-03 1992-06-03 ディスクブレーキ Pending JPH0596576U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4450092U JPH0596576U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 ディスクブレーキ

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JP4450092U JPH0596576U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 ディスクブレーキ

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JPH0596576U true JPH0596576U (ja) 1993-12-27

Family

ID=12693277

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JP4450092U Pending JPH0596576U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 ディスクブレーキ

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JP (1) JPH0596576U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005163810A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Hitachi Ltd ディスクブレーキ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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