JPH0596646A - 接続部をもつホースの製造方法 - Google Patents
接続部をもつホースの製造方法Info
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- JPH0596646A JPH0596646A JP26506891A JP26506891A JPH0596646A JP H0596646 A JPH0596646 A JP H0596646A JP 26506891 A JP26506891 A JP 26506891A JP 26506891 A JP26506891 A JP 26506891A JP H0596646 A JPH0596646 A JP H0596646A
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Links
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Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】パイプの端部をホースに挿入し、それをインサ
ートとして成形型内にシールリングを介して配置しホー
スとパイプの結合部分を一体的に被覆する樹脂製被覆部
を形成する製造方法において、ホースの寸法の変動など
にかかわらずバリ及びショートショットの発生を小さな
工数で未然に防止する 【構成】成形型には狭小通路31を介してキャビティと
連通する逃がし部32が形成され、狭小通路31を通過
可能な成形材料の最低圧力がシールリング4とホース2
との間のシール圧力より低くかつショートショットとな
らないキャビティ内の成形材料の最低圧力より高くなる
ように構成され、キャビティ全体が充填された後に過剰
の成形材料を狭小通路31を介して逃がし部32に逃が
すようにしたことを特徴とする。
ートとして成形型内にシールリングを介して配置しホー
スとパイプの結合部分を一体的に被覆する樹脂製被覆部
を形成する製造方法において、ホースの寸法の変動など
にかかわらずバリ及びショートショットの発生を小さな
工数で未然に防止する 【構成】成形型には狭小通路31を介してキャビティと
連通する逃がし部32が形成され、狭小通路31を通過
可能な成形材料の最低圧力がシールリング4とホース2
との間のシール圧力より低くかつショートショットとな
らないキャビティ内の成形材料の最低圧力より高くなる
ように構成され、キャビティ全体が充填された後に過剰
の成形材料を狭小通路31を介して逃がし部32に逃が
すようにしたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプとホースを樹脂
製被覆部で一体的に結合した構成の接続部をもつホース
の製造方法に関するものである。本発明は、自動車のラ
ジエータホースなどの分岐ホースの製造に利用できる。
製被覆部で一体的に結合した構成の接続部をもつホース
の製造方法に関するものである。本発明は、自動車のラ
ジエータホースなどの分岐ホースの製造に利用できる。
【0002】
【従来の技術】従来、ホースの接続構造として、例えば
特開昭62−233591号公報等に開示されたものが
知られている。この接続構造は図5に示すように、3方
向に分岐する分岐パイプ100と、分岐パイプ100の
それぞれの分岐筒に挿着されたホース201、202、
203と、ホースと分岐パイプの結合部分を覆う樹脂製
被覆部300とから構成されている。
特開昭62−233591号公報等に開示されたものが
知られている。この接続構造は図5に示すように、3方
向に分岐する分岐パイプ100と、分岐パイプ100の
それぞれの分岐筒に挿着されたホース201、202、
203と、ホースと分岐パイプの結合部分を覆う樹脂製
被覆部300とから構成されている。
【0003】このホース接続構造を形成するには、分岐
パイプ100の分岐筒をそれぞれホース201〜203
に挿入する。その後ホースが装着された分岐パイプ(以
下、インサートという)を図6に示すように金型内に配
置し、それぞれの分岐筒端部でホース表面をシールリン
グ401,402,403で押圧してシールして固定す
る。そして射出成形により金型400型面とシールリン
グ401〜403およびインサートで形成されたキャビ
ティ500に溶融樹脂を充填し、結合部分及び分岐パイ
プ100中央部分に樹脂製被覆部300を形成する。こ
のとき樹脂製被覆部300は、0.5%以上の収縮率で
収縮して固化するので、それぞれのホースには射出圧力
とともに縮径の力が作用する。これによりそれぞれのホ
ース201〜203は、樹脂製被覆部300と分岐パイ
プ100との間で強く挟持され、高いシール圧力が得ら
れる。
パイプ100の分岐筒をそれぞれホース201〜203
に挿入する。その後ホースが装着された分岐パイプ(以
下、インサートという)を図6に示すように金型内に配
置し、それぞれの分岐筒端部でホース表面をシールリン
グ401,402,403で押圧してシールして固定す
る。そして射出成形により金型400型面とシールリン
グ401〜403およびインサートで形成されたキャビ
ティ500に溶融樹脂を充填し、結合部分及び分岐パイ
プ100中央部分に樹脂製被覆部300を形成する。こ
のとき樹脂製被覆部300は、0.5%以上の収縮率で
収縮して固化するので、それぞれのホースには射出圧力
とともに縮径の力が作用する。これによりそれぞれのホ
ース201〜203は、樹脂製被覆部300と分岐パイ
プ100との間で強く挟持され、高いシール圧力が得ら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記した従来
の製造方法にあっては、ホースの寸法などが変化すると
キャビティの容積が変化するため、成形材料の射出量が
多いとシールリングとホースの間から漏れてバリが発生
し、逆に成形材料の射出量が少ないとショートショット
となるという不具合が発生する。そのためホースの寸法
が変化したりする度に最適な射出量を精密に決定する必
要があり、工数が多大となるとともに生産性が悪かっ
た。
の製造方法にあっては、ホースの寸法などが変化すると
キャビティの容積が変化するため、成形材料の射出量が
多いとシールリングとホースの間から漏れてバリが発生
し、逆に成形材料の射出量が少ないとショートショット
となるという不具合が発生する。そのためホースの寸法
が変化したりする度に最適な射出量を精密に決定する必
要があり、工数が多大となるとともに生産性が悪かっ
た。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、ホースの寸法の変動などにかかわらずバリ
及びショートショットの発生を小さな工数で未然に防止
することを目的とする。
ものであり、ホースの寸法の変動などにかかわらずバリ
及びショートショットの発生を小さな工数で未然に防止
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の接続部をもつホースの製造方法は、パイプの端部を
ホースに挿入してホースとパイプを結合する結合工程
と、ホースが結合されたパイプからなるインサートを分
割型からなる成形型内に配置し型面に保持されたシール
リングでホースを全周で把持させてシールしホースとパ
イプの結合部分を一体的に被覆する樹脂製被覆部を形成
する成形工程と、よりなる接続部をもつホースの製造方
法において、成形型には狭小通路を介してキャビティと
連通する逃がし部が形成され、狭小通路を通過可能な成
形材料の最低圧力がシールリングとホースとの間のシー
ル圧力より低くかつショートショットとならないキャビ
ティ内の成形材料の最低圧力より高くなるように構成さ
れ、キャビティ全体が充填された後に過剰の成形材料を
狭小通路を介して逃がし部に逃がすようにしたことを特
徴とする。
明の接続部をもつホースの製造方法は、パイプの端部を
ホースに挿入してホースとパイプを結合する結合工程
と、ホースが結合されたパイプからなるインサートを分
割型からなる成形型内に配置し型面に保持されたシール
リングでホースを全周で把持させてシールしホースとパ
イプの結合部分を一体的に被覆する樹脂製被覆部を形成
する成形工程と、よりなる接続部をもつホースの製造方
法において、成形型には狭小通路を介してキャビティと
連通する逃がし部が形成され、狭小通路を通過可能な成
形材料の最低圧力がシールリングとホースとの間のシー
ル圧力より低くかつショートショットとならないキャビ
ティ内の成形材料の最低圧力より高くなるように構成さ
れ、キャビティ全体が充填された後に過剰の成形材料を
狭小通路を介して逃がし部に逃がすようにしたことを特
徴とする。
【0007】本発明の特徴は、狭小通路を介してキャビ
ティと連通する逃がし部が形成された成形型を用いると
ころにある。ここで狭小通路の形状を調整して、成形材
料が狭小通路を通過可能な最低圧力をシールリングとホ
ースとの間のシール圧力より低く、かつショートショッ
トとならないキャビティ内の成形材料の最低圧力より高
くなるように構成する。すなわち、狭小通路が狭く流動
抵抗が高いと通過可能な最低圧力が高くなり、逆の場合
には最低圧力が低くなる。シールリングとホースとの間
のシール圧力及びショートショットとならないキャビテ
ィ内の成形材料の最低圧力は一義的に決まるので、狭小
通路を通過可能な最低圧力がそのシール圧力より低くな
るように、かつショートショットとならないキャビティ
内の成形材料の最低圧力より高くなるように狭小通路の
形状を設計する。これにより成形材料は、シールリング
とホースとの間を通過するより先に狭小通路を通過する
ため、バリの発生を未然に防止できる。また成形材料は
キャビティ内を充填するより先に逃がし部に入ることが
なく、キャビティ内を充填した後に狭小通路を流れて逃
がし部に逃げるので、射出容量を多めに設定しておくこ
とでショートショットが確実に防止される。
ティと連通する逃がし部が形成された成形型を用いると
ころにある。ここで狭小通路の形状を調整して、成形材
料が狭小通路を通過可能な最低圧力をシールリングとホ
ースとの間のシール圧力より低く、かつショートショッ
トとならないキャビティ内の成形材料の最低圧力より高
くなるように構成する。すなわち、狭小通路が狭く流動
抵抗が高いと通過可能な最低圧力が高くなり、逆の場合
には最低圧力が低くなる。シールリングとホースとの間
のシール圧力及びショートショットとならないキャビテ
ィ内の成形材料の最低圧力は一義的に決まるので、狭小
通路を通過可能な最低圧力がそのシール圧力より低くな
るように、かつショートショットとならないキャビティ
内の成形材料の最低圧力より高くなるように狭小通路の
形状を設計する。これにより成形材料は、シールリング
とホースとの間を通過するより先に狭小通路を通過する
ため、バリの発生を未然に防止できる。また成形材料は
キャビティ内を充填するより先に逃がし部に入ることが
なく、キャビティ内を充填した後に狭小通路を流れて逃
がし部に逃げるので、射出容量を多めに設定しておくこ
とでショートショットが確実に防止される。
【0008】
【発明の作用及び効果】本発明の製造方法では、狭小通
路を介してキャビティと連通する逃がし部をもつ成形型
が用いられ、狭小通路の形状を調整して、狭小通路を通
過可能な成形材料の最低圧力がシールリングとホースと
の間のシール圧力より低く、かつショートショットとな
らないキャビティ内の成形材料の最低圧力より高くなる
ように構成される。そして射出成形などにより成形材料
がキャビティ内に注入される。ここで射出容量を多めに
設定しておく。すると成形材料は先ずキャビティ内を充
填し、その後圧力が増大する。
路を介してキャビティと連通する逃がし部をもつ成形型
が用いられ、狭小通路の形状を調整して、狭小通路を通
過可能な成形材料の最低圧力がシールリングとホースと
の間のシール圧力より低く、かつショートショットとな
らないキャビティ内の成形材料の最低圧力より高くなる
ように構成される。そして射出成形などにより成形材料
がキャビティ内に注入される。ここで射出容量を多めに
設定しておく。すると成形材料は先ずキャビティ内を充
填し、その後圧力が増大する。
【0009】ここで成形材料が狭小通路を通過可能な最
低圧力は、ショートショットとならないキャビティ内の
成形材料の最低圧力より高くなるように構成されてい
る。したがってキャビティ内が充填される前に成形材料
が狭小通路を通過するのが防止されている。またこの狭
小通路を通過可能な最低圧力は、シールリングとホース
との間のシール圧力より低いので、成形材料は狭小通路
を通過するより先にシールリングとホースとの間から漏
れるような不具合もない。
低圧力は、ショートショットとならないキャビティ内の
成形材料の最低圧力より高くなるように構成されてい
る。したがってキャビティ内が充填される前に成形材料
が狭小通路を通過するのが防止されている。またこの狭
小通路を通過可能な最低圧力は、シールリングとホース
との間のシール圧力より低いので、成形材料は狭小通路
を通過するより先にシールリングとホースとの間から漏
れるような不具合もない。
【0010】したがってショートショットが確実に防止
される。そして圧力が前記最低圧力を超えた過剰の成形
材料は、シールリングとホースとの間から漏れることな
く、狭小通路を通過して逃がし部に収容される。これに
より射出容量が多くともバリが確実に防止される。また
キャビティ内の圧力の上限は前記狭小通路を通過可能な
最低圧力で規定されるので、圧力の制御が不要となる。
される。そして圧力が前記最低圧力を超えた過剰の成形
材料は、シールリングとホースとの間から漏れることな
く、狭小通路を通過して逃がし部に収容される。これに
より射出容量が多くともバリが確実に防止される。また
キャビティ内の圧力の上限は前記狭小通路を通過可能な
最低圧力で規定されるので、圧力の制御が不要となる。
【0011】そして得られた成形体には、狭小通路及び
逃がし部で形成された凸部が付随しているが、狭小通路
で形成された部分は通常薄い板状であるので、手で容易
に折ることができ切除の工数が小さい。すなわち本発明
の製造方法によれば、ホースの寸法の変動などによりキ
ャビティの容積が変動しても、逃がし部の容積の範囲で
変動を吸収できバリの発生も防止されているので、射出
容量を過剰にして成形できショートショットが防止され
る。
逃がし部で形成された凸部が付随しているが、狭小通路
で形成された部分は通常薄い板状であるので、手で容易
に折ることができ切除の工数が小さい。すなわち本発明
の製造方法によれば、ホースの寸法の変動などによりキ
ャビティの容積が変動しても、逃がし部の容積の範囲で
変動を吸収できバリの発生も防止されているので、射出
容量を過剰にして成形できショートショットが防止され
る。
【0012】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。図1
に本実施例に用いた成形型を、インサートとともに示
す。インサート10は、ガラス繊維強化ポリアミドから
形成され3方向に分岐する分岐パイプ1と、結合工程で
分岐パイプ1のそれぞれの分岐筒11が挿入された3本
のホース2とから構成されている。分岐パイプ1は厚肉
の中央部12をもち、中央部12から分岐筒11が3方
向へ分岐している。
に本実施例に用いた成形型を、インサートとともに示
す。インサート10は、ガラス繊維強化ポリアミドから
形成され3方向に分岐する分岐パイプ1と、結合工程で
分岐パイプ1のそれぞれの分岐筒11が挿入された3本
のホース2とから構成されている。分岐パイプ1は厚肉
の中央部12をもち、中央部12から分岐筒11が3方
向へ分岐している。
【0013】成形型3には、分岐筒11の端部で挿着さ
れたホース2の外周位置にそれぞれシールリング31が
保持されている。このシールリング4は2分割形状で、
上型及び下型にそれぞれ保持され、型締め時に合わせら
れてリング状となるように構成されている。そして成形
型3の型面と、インサート10と、シールリング4とで
囲まれた空間がキャビティ30を構成している。
れたホース2の外周位置にそれぞれシールリング31が
保持されている。このシールリング4は2分割形状で、
上型及び下型にそれぞれ保持され、型締め時に合わせら
れてリング状となるように構成されている。そして成形
型3の型面と、インサート10と、シールリング4とで
囲まれた空間がキャビティ30を構成している。
【0014】また成形型3の一部には、キャビティ30
に連通し幅4mm、長さ1mm、厚さ0.8mmの板状
の狭小通路31と、狭小通路31に連続する円柱状空間
の逃がし部32が形成されている。そしてキャビティ3
0の一部には圧力センサ33が設けられ、キャビティ3
0内の成形材料の圧力を検出する。この成形型3にはガ
ラス繊維を15重量%含む6,6ナイロンが射出され
る。そしてシールリング4とホース2の間のシール圧力
は約30kg/cm2 に設定され、キャビティ内の成形
材料の圧力が30kg/cm2 を超えると、シールリン
グ4とホース2の間から成形材料が漏れてバリが発生す
ることがわかっている。またキャビティ内の成形材料の
圧力が5kg/cm2より低くなるとショートショット
となることもわかっている。 <予備実験>狭小通路31の厚さを決めるために、種々
の厚さの狭小通路を作製して上記成形型3で成形した。
すると狭小通路31の厚さが0.5mmより小さいと、
キャビティ30内の成形材料の圧力が30kg/cm2
を超えてから成形材料が狭小通路31に進入することが
わかった。また狭小通路31の厚さが1.0mmより厚
くなると、キャビティ30内の圧力が5kg/cm2 に
満たなくても成形材料が狭小通路31から逃がし部32
に進入することがわかった。そこで狭小通路31の厚さ
を0.8mmとし、狭小通路31を通過可能な成形材料
の最低圧力がシール圧力(30kg/cm2 )より低
く、かつショートショットとならないキャビティ30内
の成形材料の最低圧力(5kg/cm2 )より高くなる
ように構成した。 <結合工程>結合工程では、それぞれの分岐筒11にホ
ース2が挿着される。ここで分岐筒11の外径はホース
2の内径より大きく形成されているので、ホース2は拡
径された状態で分岐筒11表面に挿着され、中央部12
の端面に当接して挿着の軸方向の位置決めがなされる。
また中央部12の3つの端面には、位置決め用の溝13
がそれぞれ形成され、ホース2に形成された図示しない
印を溝13と合わせることにより、分岐筒11の円周方
向の位置決めがなされる。なお分岐筒11の外周表面に
は、円周方向に一周するリング状の突条部14が複数形
成され、ホース2の抜け止めとして機能している。 <成形工程>上記のように形成されたインサート10を
成形型3内に配置し、型締めしてインサート10をシー
ルリング4で保持固定する。そしてゲート34から溶融
した成形材料がキャビティ30内へ射出される。キャビ
ティ30の容積は成形材料30gに相当するが、本実施
例では35gを射出する。成形材料は、キャビティ30
を充填するまでは狭小通路31を通過することが困難で
ある。そして過剰の成形材料を射出することにより、キ
ャビティ30が充填された後成形材料の圧力が上昇す
る。その圧力が狭小通路31を通過可能な成形材料の最
低圧力を超えると、過剰の成形材料はシールリング4と
ホース2の間から漏れるより先に狭小通路31から逃が
し部32に進入する。以上の作用によりショートショッ
トとバリの発生を確実に防止することができる。
に連通し幅4mm、長さ1mm、厚さ0.8mmの板状
の狭小通路31と、狭小通路31に連続する円柱状空間
の逃がし部32が形成されている。そしてキャビティ3
0の一部には圧力センサ33が設けられ、キャビティ3
0内の成形材料の圧力を検出する。この成形型3にはガ
ラス繊維を15重量%含む6,6ナイロンが射出され
る。そしてシールリング4とホース2の間のシール圧力
は約30kg/cm2 に設定され、キャビティ内の成形
材料の圧力が30kg/cm2 を超えると、シールリン
グ4とホース2の間から成形材料が漏れてバリが発生す
ることがわかっている。またキャビティ内の成形材料の
圧力が5kg/cm2より低くなるとショートショット
となることもわかっている。 <予備実験>狭小通路31の厚さを決めるために、種々
の厚さの狭小通路を作製して上記成形型3で成形した。
すると狭小通路31の厚さが0.5mmより小さいと、
キャビティ30内の成形材料の圧力が30kg/cm2
を超えてから成形材料が狭小通路31に進入することが
わかった。また狭小通路31の厚さが1.0mmより厚
くなると、キャビティ30内の圧力が5kg/cm2 に
満たなくても成形材料が狭小通路31から逃がし部32
に進入することがわかった。そこで狭小通路31の厚さ
を0.8mmとし、狭小通路31を通過可能な成形材料
の最低圧力がシール圧力(30kg/cm2 )より低
く、かつショートショットとならないキャビティ30内
の成形材料の最低圧力(5kg/cm2 )より高くなる
ように構成した。 <結合工程>結合工程では、それぞれの分岐筒11にホ
ース2が挿着される。ここで分岐筒11の外径はホース
2の内径より大きく形成されているので、ホース2は拡
径された状態で分岐筒11表面に挿着され、中央部12
の端面に当接して挿着の軸方向の位置決めがなされる。
また中央部12の3つの端面には、位置決め用の溝13
がそれぞれ形成され、ホース2に形成された図示しない
印を溝13と合わせることにより、分岐筒11の円周方
向の位置決めがなされる。なお分岐筒11の外周表面に
は、円周方向に一周するリング状の突条部14が複数形
成され、ホース2の抜け止めとして機能している。 <成形工程>上記のように形成されたインサート10を
成形型3内に配置し、型締めしてインサート10をシー
ルリング4で保持固定する。そしてゲート34から溶融
した成形材料がキャビティ30内へ射出される。キャビ
ティ30の容積は成形材料30gに相当するが、本実施
例では35gを射出する。成形材料は、キャビティ30
を充填するまでは狭小通路31を通過することが困難で
ある。そして過剰の成形材料を射出することにより、キ
ャビティ30が充填された後成形材料の圧力が上昇す
る。その圧力が狭小通路31を通過可能な成形材料の最
低圧力を超えると、過剰の成形材料はシールリング4と
ホース2の間から漏れるより先に狭小通路31から逃が
し部32に進入する。以上の作用によりショートショッ
トとバリの発生を確実に防止することができる。
【0015】得られた成形体には、狭小通路31と逃が
し部32で形成された凸部が付随しているが、狭小通路
31で形成された薄板状部を手で折ることにより容易に
除くことができる。したがって本実施例の製造方法によ
れば、ホース2の寸法の変動などによりキャビティ30
の容積が変動しても、逃がし部32の容積の範囲で変動
を吸収できバリの発生も防止されているので、射出容量
を過剰にして成形できショートショットが防止される。
し部32で形成された凸部が付随しているが、狭小通路
31で形成された薄板状部を手で折ることにより容易に
除くことができる。したがって本実施例の製造方法によ
れば、ホース2の寸法の変動などによりキャビティ30
の容積が変動しても、逃がし部32の容積の範囲で変動
を吸収できバリの発生も防止されているので、射出容量
を過剰にして成形できショートショットが防止される。
【図1】本発明の一実施例においてインサートを成形型
に配置した状態を示す説明断面図である。
に配置した状態を示す説明断面図である。
【図2】狭小通路及び逃がし部の拡大断面図である。
【図3】従来の分岐ホースの断面図である。
【図4】従来の製造方法の説明断面図である。
1:分岐パイプ 2:ホース
3:成形型 4:シールリング 30:キャビティ
31:狭小通路 32:逃がし部 33:圧力センサ
3:成形型 4:シールリング 30:キャビティ
31:狭小通路 32:逃がし部 33:圧力センサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 31:24 4F
Claims (1)
- 【請求項1】 パイプの端部をホースに挿入して該ホー
スと該パイプを結合する結合工程と、該ホースが結合さ
れた該パイプからなるインサートを分割型からなる成形
型内に配置し型面に保持されたシールリングで該ホース
を全周で把持させてシールし該ホースと該パイプの結合
部分を一体的に被覆する樹脂製被覆部を形成する成形工
程と、よりなる接続部をもつホースの製造方法におい
て、 前記成形型には狭小通路を介してキャビティと連通する
逃がし部が形成され、該狭小通路を通過可能な成形材料
の最低圧力が前記シールリングと前記ホースとの間のシ
ール圧力より低くかつショートショットとならない該キ
ャビティ内の該成形材料の最低圧力より高くなるように
構成され、該キャビティ全体が充填された後に過剰の該
成形材料を該狭小通路を介して該逃がし部に逃がすよう
にしたことを特徴とする接続部をもつホースの製造方
法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26506891A JPH0596646A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 接続部をもつホースの製造方法 |
| US07/959,917 US5356587A (en) | 1991-10-14 | 1992-10-14 | Process for producing hose having connecting portion |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26506891A JPH0596646A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 接続部をもつホースの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596646A true JPH0596646A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17412148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26506891A Pending JPH0596646A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 接続部をもつホースの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0596646A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9259563B2 (en) | 2008-03-18 | 2016-02-16 | Saint-Gobain Performance Plastics Corporation | Fluid transfer assemblies and related methods |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP26506891A patent/JPH0596646A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9259563B2 (en) | 2008-03-18 | 2016-02-16 | Saint-Gobain Performance Plastics Corporation | Fluid transfer assemblies and related methods |
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