JPH0596750A - インクジエツト記録装置 - Google Patents
インクジエツト記録装置Info
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- JPH0596750A JPH0596750A JP26380991A JP26380991A JPH0596750A JP H0596750 A JPH0596750 A JP H0596750A JP 26380991 A JP26380991 A JP 26380991A JP 26380991 A JP26380991 A JP 26380991A JP H0596750 A JPH0596750 A JP H0596750A
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- ink
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- recording
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャップ部材に保持された廃インクを確実に
廃インクタンクに回収し、キャップ部材からのインクあ
ふれを防止する。 【構成】 キャップ2には、圧縮ばね7、ベローズ8お
よび逆止弁9等で構成される第2のポンプと、第2のポ
ンプを駆動するための、駆動軸6、カム5および従動板
3で構成されるカム機構とを有する。キャップ2を記録
ヘッド20の吐出口面20aに覆蓋させた状態で、不図
示の第1のポンプにより記録ヘッド20内の廃インクを
不図示の吐出口より圧送すると、廃インクはキャップ2
内に保持される。そして、キャップ2内の廃インクを、
前記第2のポンプによって不図示の廃インクタンクに圧
送することで、キャップ2内の廃インクは確実に廃イン
クタンクに回収される。
廃インクタンクに回収し、キャップ部材からのインクあ
ふれを防止する。 【構成】 キャップ2には、圧縮ばね7、ベローズ8お
よび逆止弁9等で構成される第2のポンプと、第2のポ
ンプを駆動するための、駆動軸6、カム5および従動板
3で構成されるカム機構とを有する。キャップ2を記録
ヘッド20の吐出口面20aに覆蓋させた状態で、不図
示の第1のポンプにより記録ヘッド20内の廃インクを
不図示の吐出口より圧送すると、廃インクはキャップ2
内に保持される。そして、キャップ2内の廃インクを、
前記第2のポンプによって不図示の廃インクタンクに圧
送することで、キャップ2内の廃インクは確実に廃イン
クタンクに回収される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録ヘッド内の廃イン
クを廃インク圧送手段によって廃インクタンクに圧送し
て、記録ヘッドの吐出機能を回復させるインクジェット
記録装置に関する。
クを廃インク圧送手段によって廃インクタンクに圧送し
て、記録ヘッドの吐出機能を回復させるインクジェット
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、インクジェット記録装置では、
記録を行うにつれて次第に記録ヘッド内に気泡や目詰ま
りが発生してくる。記録ヘッドに気泡や目詰まりが発生
すると、安定した吐出特性が得られず記録品位が低下す
るので、記録ヘッドの吐出機能を回復させる目的で、前
記気泡や目詰まりを有する記録ヘッド内のインクを、廃
インクとして記録ヘッドから除去する必要がある。こ
の、記録ヘッド内の廃インクを除去する手段としては、
以下に示すものが知られている。
記録を行うにつれて次第に記録ヘッド内に気泡や目詰ま
りが発生してくる。記録ヘッドに気泡や目詰まりが発生
すると、安定した吐出特性が得られず記録品位が低下す
るので、記録ヘッドの吐出機能を回復させる目的で、前
記気泡や目詰まりを有する記録ヘッド内のインクを、廃
インクとして記録ヘッドから除去する必要がある。こ
の、記録ヘッド内の廃インクを除去する手段としては、
以下に示すものが知られている。
【0003】(1)記録ヘッドの吐出口を覆蓋可能なキ
ャップ部材と、キャップ部材の下方に配置された廃イン
クタンクとが設けられ、キャップ部材と廃インクタンク
とはチューブを介して連通される。そして、キャップ部
材が吐出口を覆蓋した状態で、記録ヘッドにインクを充
填させるためのポンプによって吐出口より廃インクを吐
出させる。吐出口より吐出された廃インクはキャップ部
材で受けられ、自重によりチューブを介して廃インクタ
ンク内に落下する。
ャップ部材と、キャップ部材の下方に配置された廃イン
クタンクとが設けられ、キャップ部材と廃インクタンク
とはチューブを介して連通される。そして、キャップ部
材が吐出口を覆蓋した状態で、記録ヘッドにインクを充
填させるためのポンプによって吐出口より廃インクを吐
出させる。吐出口より吐出された廃インクはキャップ部
材で受けられ、自重によりチューブを介して廃インクタ
ンク内に落下する。
【0004】(2)(1)において、キャップ部材と廃
インクタンクとの高低差が小さい場合には、多孔質体や
繊維束を内包したチューブを用い、毛管現象を利用し
て、キャップ部材が受けた廃インクを廃インクタンクへ
導く。
インクタンクとの高低差が小さい場合には、多孔質体や
繊維束を内包したチューブを用い、毛管現象を利用し
て、キャップ部材が受けた廃インクを廃インクタンクへ
導く。
【0005】(3)キャップ部材と廃インクタンクとを
連通するチューブの中間部にポンプを設け、このポンプ
によって記録ヘッド内の廃インクを吸引し、廃インクタ
ンクに圧送する。
連通するチューブの中間部にポンプを設け、このポンプ
によって記録ヘッド内の廃インクを吸引し、廃インクタ
ンクに圧送する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のうち、インクの自重落下により廃インクを回収す
るものは、簡単な構成で廃インクを回収できるという利
点があるが、チューブの太さが十分に太くないと、毛管
現象によって廃インクが廃インクタンクに落下しにくく
なり、最悪の場合には、廃インクがキャップ部材からあ
ふれて、それがインクジェット記録装置の電気基板に付
着して電気基板を損傷してしまうおそれがあった。多孔
質体や繊維束を内包したチューブを用いたものも、廃イ
ンクの量が多くなると、インクの自重落下を利用したも
のと同様に、廃インクがキャップ部材からあふれてしま
う場合があった。
来例のうち、インクの自重落下により廃インクを回収す
るものは、簡単な構成で廃インクを回収できるという利
点があるが、チューブの太さが十分に太くないと、毛管
現象によって廃インクが廃インクタンクに落下しにくく
なり、最悪の場合には、廃インクがキャップ部材からあ
ふれて、それがインクジェット記録装置の電気基板に付
着して電気基板を損傷してしまうおそれがあった。多孔
質体や繊維束を内包したチューブを用いたものも、廃イ
ンクの量が多くなると、インクの自重落下を利用したも
のと同様に、廃インクがキャップ部材からあふれてしま
う場合があった。
【0007】また、チューブの中間部に設けられたポン
プによって廃インクを廃インクタンクに回収するもの
は、ポンプから廃インクタンクまでの間にある廃インク
は確実に廃インクタンクに回収されるが、キャップ部材
からポンプまでの間にある廃インクは、完全に吸引され
ずにチューブ内に残ってしまう場合がある。その場合
に、チューブ内の廃インクの間に空気が入っていると、
気温の変化等によってチューブの周囲温度が上昇したと
きに、前記空気が膨張し、廃インクがキャップ部材側に
逆流してしまい、最悪の場合には、キャップ部材から廃
インクがあふれるおそれがあった。
プによって廃インクを廃インクタンクに回収するもの
は、ポンプから廃インクタンクまでの間にある廃インク
は確実に廃インクタンクに回収されるが、キャップ部材
からポンプまでの間にある廃インクは、完全に吸引され
ずにチューブ内に残ってしまう場合がある。その場合
に、チューブ内の廃インクの間に空気が入っていると、
気温の変化等によってチューブの周囲温度が上昇したと
きに、前記空気が膨張し、廃インクがキャップ部材側に
逆流してしまい、最悪の場合には、キャップ部材から廃
インクがあふれるおそれがあった。
【0008】本発明の目的は、キャップ部材に保持され
た廃インクを確実に廃インクタンクに回収し、キャップ
部材からの廃インクのあふれを防止するインクジェット
記録装置を提供することにある。
た廃インクを確実に廃インクタンクに回収し、キャップ
部材からの廃インクのあふれを防止するインクジェット
記録装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、吐出口よりインクを吐出して被記録部材に記
録を行う記録ヘッドと、前記記録ヘッドの吐出口面に対
向して、前記吐出口面を覆蓋可能なキャップ部材と、廃
インクが収納される廃インクタンクと、前記キャップ部
材と前記廃インクタンクとを連通する廃インク流路と、
前記記録ヘッド内の廃インクを前記吐出口から前記廃イ
ンクタンクに圧送する廃インク圧送手段とを有するイン
クジェット記録装置において、前記廃インク圧送手段
は、前記記録ヘッド内の廃インクを前記吐出口から前記
キャップ部材に圧送するための第1のポンプと、前記キ
ャップ部材に設けられ、前記キャップ部材に圧送された
廃インクを前記廃インクタンクに圧送するための第2の
ポンプとで構成されることを特徴とする。
本発明は、吐出口よりインクを吐出して被記録部材に記
録を行う記録ヘッドと、前記記録ヘッドの吐出口面に対
向して、前記吐出口面を覆蓋可能なキャップ部材と、廃
インクが収納される廃インクタンクと、前記キャップ部
材と前記廃インクタンクとを連通する廃インク流路と、
前記記録ヘッド内の廃インクを前記吐出口から前記廃イ
ンクタンクに圧送する廃インク圧送手段とを有するイン
クジェット記録装置において、前記廃インク圧送手段
は、前記記録ヘッド内の廃インクを前記吐出口から前記
キャップ部材に圧送するための第1のポンプと、前記キ
ャップ部材に設けられ、前記キャップ部材に圧送された
廃インクを前記廃インクタンクに圧送するための第2の
ポンプとで構成されることを特徴とする。
【0010】また、記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
して吐出口からインクを吐出させるもので、前記熱エネ
ルギーを発生させる手段として電気熱変換体を備えてい
るものや、被記録部材の記録領域の全幅にわたって吐出
口が形成されているフルラインタイプであるものであっ
てもよい。
して吐出口からインクを吐出させるもので、前記熱エネ
ルギーを発生させる手段として電気熱変換体を備えてい
るものや、被記録部材の記録領域の全幅にわたって吐出
口が形成されているフルラインタイプであるものであっ
てもよい。
【0011】
【作用】キャップ部材を記録ヘッドの吐出口面に覆蓋し
た状態で第1のポンプを駆動すると、記録ヘッド内のイ
ンクは吐出口より流出して、記録ヘッド内の気泡や目詰
まりが除去されるとともに、廃インクとしてキャップ部
材に保持される。そののち、第2のポンプを駆動する
と、キャップ部材に保持された廃インクは廃インクタン
クに圧送される。この第2のポンプは、廃インク流路を
介さずにキャップ部材に直接設けられるので、キャップ
部材に保持された廃インクは確実に廃インクタンクに圧
送され、廃インクの逆流等によってキャップ部材から廃
インクがあふれることがない。
た状態で第1のポンプを駆動すると、記録ヘッド内のイ
ンクは吐出口より流出して、記録ヘッド内の気泡や目詰
まりが除去されるとともに、廃インクとしてキャップ部
材に保持される。そののち、第2のポンプを駆動する
と、キャップ部材に保持された廃インクは廃インクタン
クに圧送される。この第2のポンプは、廃インク流路を
介さずにキャップ部材に直接設けられるので、キャップ
部材に保持された廃インクは確実に廃インクタンクに圧
送され、廃インクの逆流等によってキャップ部材から廃
インクがあふれることがない。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0013】図1は、本発明のインクジェット記録装置
の一実施例の要部断面図であり、図2は、図1に示した
インクジェット記録装置のインク供給系の概略構成図で
ある。図2に示すように、記録ヘッド20には、インク
が一時的に貯えられる共通液室20bと、多数のノズル
20cが形成されたもので、各ノズル20cの先端が吐
出口となるとともに、吐出口を有する面が吐出口面20
aとなっている。この記録ヘッド20は、前記吐出口が
被記録部材の記録領域の全幅にわたって形成された、い
わゆるフルラインタイプである。また、記録ヘッド20
の共通液室20bには、第1のインク供給管12の一端
部および第2のインク供給管13の一端部が接続されて
いる。第1のインク供給管12の他端部にはインクタン
ク21が接続されており、インクタンク21内のインク
は、第1のインク供給管12に介装された第1のポンプ
としてのインクポンプ11によって共通液室20b内に
供給される。第2のインク供給管13は、記録時の共通
液室20b内へのインク供給と後述する回復動作のとき
に利用されるものであり、その他端部はインクタンク2
1に接続されている。
の一実施例の要部断面図であり、図2は、図1に示した
インクジェット記録装置のインク供給系の概略構成図で
ある。図2に示すように、記録ヘッド20には、インク
が一時的に貯えられる共通液室20bと、多数のノズル
20cが形成されたもので、各ノズル20cの先端が吐
出口となるとともに、吐出口を有する面が吐出口面20
aとなっている。この記録ヘッド20は、前記吐出口が
被記録部材の記録領域の全幅にわたって形成された、い
わゆるフルラインタイプである。また、記録ヘッド20
の共通液室20bには、第1のインク供給管12の一端
部および第2のインク供給管13の一端部が接続されて
いる。第1のインク供給管12の他端部にはインクタン
ク21が接続されており、インクタンク21内のインク
は、第1のインク供給管12に介装された第1のポンプ
としてのインクポンプ11によって共通液室20b内に
供給される。第2のインク供給管13は、記録時の共通
液室20b内へのインク供給と後述する回復動作のとき
に利用されるものであり、その他端部はインクタンク2
1に接続されている。
【0014】さらに、この記録ヘッド20には、インク
を吐出するために利用される熱エネルギーを発生するエ
ネルギー発生素子としての電気熱変換体(不図示)が、
前記吐出口に対応して備えられている。ここで、前記電
気熱変換体に通電すると、前記電気熱変換体上のインク
が急激に加熱されてインク中に気泡が発生し、この気泡
の膨張により前記吐出口からインクが吐出される。
を吐出するために利用される熱エネルギーを発生するエ
ネルギー発生素子としての電気熱変換体(不図示)が、
前記吐出口に対応して備えられている。ここで、前記電
気熱変換体に通電すると、前記電気熱変換体上のインク
が急激に加熱されてインク中に気泡が発生し、この気泡
の膨張により前記吐出口からインクが吐出される。
【0015】次に、図1を参照して、本実施例のインク
ジェット記録装置の構成について説明する。記録ヘッド
20は、駆動モータ(不図示)およびリンク機構(不図
示)によって、図示矢印Bで示す円弧状の軌跡を通っ
て、実線で示す位置である待機位置と、2点鎖線で示す
記録位置とを往復移動可能になっている。非記録時には
記録ヘッド20は待機位置に位置し、記録ヘッド20が
待機位置にあるとき、記録ヘッド20の吐出口面20a
は後述する回復ユニット1によって覆蓋されている。一
方、記録時には記録ヘッド20は記録位置に移動し、記
録ヘッド20が記録位置にあるとき、前記記録ヘッドの
吐出口は、後述するプラテンローラ23と所定の間隔を
おいて対向する位置に位置する。記録ヘッド20の、待
機位置と記録位置との中間部位には、ゴム等で構成され
るワイピング部材26が、支点Oを中心に回転自在で、
かつ記録ヘッド20の吐出口面20aを掃拭可能に支持
されており、記録ヘッド20の移動中にワイピング部材
26を回転させて吐出口面20aを掃拭させることで、
吐出口面20aに付着したインクや異物等が除去され
る。以上説明した、記録ヘッド20、回復ユニット1、
ワイピング部材26およびインクタンク21等のインク
供給系等、インクを扱う部材は、万一破損等によってイ
ンク漏れを起こしても、電気回路基板等に損傷を与えな
いようにするために、容器状に構成された上フレーム2
7aおよび下フレーム27b等により一括して覆われて
いる。
ジェット記録装置の構成について説明する。記録ヘッド
20は、駆動モータ(不図示)およびリンク機構(不図
示)によって、図示矢印Bで示す円弧状の軌跡を通っ
て、実線で示す位置である待機位置と、2点鎖線で示す
記録位置とを往復移動可能になっている。非記録時には
記録ヘッド20は待機位置に位置し、記録ヘッド20が
待機位置にあるとき、記録ヘッド20の吐出口面20a
は後述する回復ユニット1によって覆蓋されている。一
方、記録時には記録ヘッド20は記録位置に移動し、記
録ヘッド20が記録位置にあるとき、前記記録ヘッドの
吐出口は、後述するプラテンローラ23と所定の間隔を
おいて対向する位置に位置する。記録ヘッド20の、待
機位置と記録位置との中間部位には、ゴム等で構成され
るワイピング部材26が、支点Oを中心に回転自在で、
かつ記録ヘッド20の吐出口面20aを掃拭可能に支持
されており、記録ヘッド20の移動中にワイピング部材
26を回転させて吐出口面20aを掃拭させることで、
吐出口面20aに付着したインクや異物等が除去され
る。以上説明した、記録ヘッド20、回復ユニット1、
ワイピング部材26およびインクタンク21等のインク
供給系等、インクを扱う部材は、万一破損等によってイ
ンク漏れを起こしても、電気回路基板等に損傷を与えな
いようにするために、容器状に構成された上フレーム2
7aおよび下フレーム27b等により一括して覆われて
いる。
【0016】一方、被記録部材としての記録紙30は、
一対のレジストローラ22によって図示上方に供給さ
れ、さらに、プラテンローラ23およびピンチローラ2
4で搬送されつつガイド部材25によって記録面が図示
上方に向けられ、図示矢印A方向に排出される。
一対のレジストローラ22によって図示上方に供給さ
れ、さらに、プラテンローラ23およびピンチローラ2
4で搬送されつつガイド部材25によって記録面が図示
上方に向けられ、図示矢印A方向に排出される。
【0017】以上説明した構成に基づいて、記録開始の
信号が入ると、記録ヘッド20は、待機位置から、2点
鎖線で示す記録位置に移動する。記録ヘッド20の移動
途中において、ワイピング部材26が回転して記録ヘッ
ド20の吐出口面20aを掃拭するので、吐出口面20
aにインク等が付着している場合にはここで除去され
る。一方、記録紙30は一対のレジストローラ22やプ
ラテンローラ23等により搬送され、記録紙30の記録
面が図示上方に向けられると、記録信号が記録ヘッド2
0に印加されて記録紙30に記録が行われる。記録が終
了すると、記録ヘッド20は待機位置まで戻って回復ユ
ニット1にキャップされた状態となり、記録動作が終了
する。
信号が入ると、記録ヘッド20は、待機位置から、2点
鎖線で示す記録位置に移動する。記録ヘッド20の移動
途中において、ワイピング部材26が回転して記録ヘッ
ド20の吐出口面20aを掃拭するので、吐出口面20
aにインク等が付着している場合にはここで除去され
る。一方、記録紙30は一対のレジストローラ22やプ
ラテンローラ23等により搬送され、記録紙30の記録
面が図示上方に向けられると、記録信号が記録ヘッド2
0に印加されて記録紙30に記録が行われる。記録が終
了すると、記録ヘッド20は待機位置まで戻って回復ユ
ニット1にキャップされた状態となり、記録動作が終了
する。
【0018】次に、回復ユニット1について図2および
図3を参照して説明する。
図3を参照して説明する。
【0019】図3は、図2に示した回復ユニット1のX
−X線断面図である。図2および図3に示すように、回
復ユニット1の本体であるキャップ部材としてのキャッ
プ2は、記録ヘッド20の吐出口の配列に沿った容器状
をしており、記録ヘッド20の吐出口から流出した廃イ
ンクを一時的に保持するものである。キャップ2の上端
にはキャップゴム2aが設けられ、記録ヘッド20が待
機位置にあるときには、記録ヘッド20の吐出口面20
aがキャップゴム2aに密接し、キャップ2の内部が密
閉されるとともに、記録ヘッド20の吐出口が覆蓋され
る。
−X線断面図である。図2および図3に示すように、回
復ユニット1の本体であるキャップ部材としてのキャッ
プ2は、記録ヘッド20の吐出口の配列に沿った容器状
をしており、記録ヘッド20の吐出口から流出した廃イ
ンクを一時的に保持するものである。キャップ2の上端
にはキャップゴム2aが設けられ、記録ヘッド20が待
機位置にあるときには、記録ヘッド20の吐出口面20
aがキャップゴム2aに密接し、キャップ2の内部が密
閉されるとともに、記録ヘッド20の吐出口が覆蓋され
る。
【0020】キャップ2の内部には、キャップ2の長手
方向に延びる駆動軸6が回転自在に軸支されている。キ
ャップ2より突出した駆動軸6の一端は駆動源(不図
示)に結合し、駆動軸6は前記駆動源によって回転させ
られる。駆動軸6の中間部には2つのカム5が互いに間
隔をおいて固定されており、カム5の先端部はキャップ
2の内部に設けられた、キャップ2の長手方向に延びる
従動板3に係合している。以上の構成に基づいて、駆動
軸6を所定の回転角の範囲内で回転させるとカム5が揺
動し、それに伴なって従動板3が図示上下方向に移動す
る。また、従動板3の上端には、柔軟なゴムで形成され
た蓋4が設けられており、従動板3がその上限位置に位
置しているときには、蓋4は吐出口面20aの吐出口周
辺部に押圧され、吐出口を塞ぐ。ここで、蓋4の上端面
の、記録ヘッド20の吐出口に対向する部位には溝4a
が形成されており、蓋4は、吐出口面20aに押圧され
ても吐出口には接触しないようになっている。このこと
により、吐出口への異物の付着や傷の発生が抑えられ、
記録ヘッド20の吐出特性に悪影響を及ぼさない。
方向に延びる駆動軸6が回転自在に軸支されている。キ
ャップ2より突出した駆動軸6の一端は駆動源(不図
示)に結合し、駆動軸6は前記駆動源によって回転させ
られる。駆動軸6の中間部には2つのカム5が互いに間
隔をおいて固定されており、カム5の先端部はキャップ
2の内部に設けられた、キャップ2の長手方向に延びる
従動板3に係合している。以上の構成に基づいて、駆動
軸6を所定の回転角の範囲内で回転させるとカム5が揺
動し、それに伴なって従動板3が図示上下方向に移動す
る。また、従動板3の上端には、柔軟なゴムで形成され
た蓋4が設けられており、従動板3がその上限位置に位
置しているときには、蓋4は吐出口面20aの吐出口周
辺部に押圧され、吐出口を塞ぐ。ここで、蓋4の上端面
の、記録ヘッド20の吐出口に対向する部位には溝4a
が形成されており、蓋4は、吐出口面20aに押圧され
ても吐出口には接触しないようになっている。このこと
により、吐出口への異物の付着や傷の発生が抑えられ、
記録ヘッド20の吐出特性に悪影響を及ぼさない。
【0021】一方、キャップ2の下端中央部には、流体
を図示上方から下方に向う方向にのみ流すことが可能な
逆止弁9が設けられており、逆止弁9の下端部はキャッ
プ2の下方に突出し、廃インクパイプ(不図示)を介し
て廃インクタンク(不図示)に接続されている。逆止弁
9の上端には、中央部に貫通孔が形成されたばね支持板
7aを介して、2つの圧縮ばね7が支持され、各圧縮ば
ね7の上端にも、中央部に貫通孔が形成されたばね支持
板7bが架設されている。これら各ばね支持板7a,7
bおよび2つの圧縮ばね7は、上側のばね支持板7bの
貫通孔形成部位に対応する部位に開口部を有するベロー
ズ8によって一括して覆われている。
を図示上方から下方に向う方向にのみ流すことが可能な
逆止弁9が設けられており、逆止弁9の下端部はキャッ
プ2の下方に突出し、廃インクパイプ(不図示)を介し
て廃インクタンク(不図示)に接続されている。逆止弁
9の上端には、中央部に貫通孔が形成されたばね支持板
7aを介して、2つの圧縮ばね7が支持され、各圧縮ば
ね7の上端にも、中央部に貫通孔が形成されたばね支持
板7bが架設されている。これら各ばね支持板7a,7
bおよび2つの圧縮ばね7は、上側のばね支持板7bの
貫通孔形成部位に対応する部位に開口部を有するベロー
ズ8によって一括して覆われている。
【0022】ここで、従動板3がその中立位置(図3に
示す位置)に位置するときには従動板3の下端面はベロ
ーズ8に接し、ベローズ8の開口部は従動板3の下端面
で塞がれる。また、従動板3をさらに下方に移動させ、
その下限位置に位置させると、2つの圧縮ばね7は従動
板3によってベローズ8とともに下方に圧縮されるの
で、ベローズ8の内部の流体は逆止弁9から回復ユニッ
ト1の外部に圧送される。そして、従動板3を再び中立
位置に戻すと、2つの圧縮ばね7のばね力によりベロー
ズ8は元の形状に戻り、ベローズ8の内部の圧力が低下
する。この状態で従動板3をさらに上方に移動させる
と、従動板3の下端面がベローズ8から離れ、ベローズ
8の開口部を介してキャップ2の内部とベローズ8の内
部とが連通するので、キャップ2の内部の流体はベロー
ズ8の内部に吸引される。以上の動作を繰り返すこと
で、キャップ2の内部の流体は逆止弁9より回復ユニッ
ト1の外部に圧送される。以上説明したように、2つの
圧縮ばね7、各ばね支持板7a,7b、ベローズ8およ
び逆止弁9によって第2のポンプが構成されている。
示す位置)に位置するときには従動板3の下端面はベロ
ーズ8に接し、ベローズ8の開口部は従動板3の下端面
で塞がれる。また、従動板3をさらに下方に移動させ、
その下限位置に位置させると、2つの圧縮ばね7は従動
板3によってベローズ8とともに下方に圧縮されるの
で、ベローズ8の内部の流体は逆止弁9から回復ユニッ
ト1の外部に圧送される。そして、従動板3を再び中立
位置に戻すと、2つの圧縮ばね7のばね力によりベロー
ズ8は元の形状に戻り、ベローズ8の内部の圧力が低下
する。この状態で従動板3をさらに上方に移動させる
と、従動板3の下端面がベローズ8から離れ、ベローズ
8の開口部を介してキャップ2の内部とベローズ8の内
部とが連通するので、キャップ2の内部の流体はベロー
ズ8の内部に吸引される。以上の動作を繰り返すこと
で、キャップ2の内部の流体は逆止弁9より回復ユニッ
ト1の外部に圧送される。以上説明したように、2つの
圧縮ばね7、各ばね支持板7a,7b、ベローズ8およ
び逆止弁9によって第2のポンプが構成されている。
【0023】次に、回復動作について図2〜図4を参照
して説明する。
して説明する。
【0024】まず、回復動作が始まる前には、図2およ
び図3に示したようにカム5は中立位置にある。
び図3に示したようにカム5は中立位置にある。
【0025】そして、回復動作が始まると、図4(A)
に示すように駆動軸6によりカム5を反時計回りに回動
させて、従動板3を上方に移動させる。このことにより
蓋4が吐出口面20aに押圧され、記録ヘッド20の吐
出口が塞がれる。この状態で、図2に示したように、イ
ンクポンプ11によって、インクタンク21内のインク
を第1のインク供給管12より共通液室20bに圧送す
る。共通液室20b内に圧送されたインクは、共通液室
20b内の気泡とともに第2のインク供給管13を介し
て再びインクタンク21内に戻され、いわゆる循環回復
動作が行われる。この循環回復動作によって、共通液室
20b内の気泡が除去される。ここで、前記循環回復動
作中に、蓋4によって吐出口を塞いでいる理由は、本実
施例の記録ヘッド20のように吐出口が多数形成されて
いる場合、吐出口が塞がれていないと、共通液室20b
に圧送されたインクの大部分が吐出口より流出してしま
い、共通液室20bをインクが循環しなくなるので、そ
れを防ぐためである。
に示すように駆動軸6によりカム5を反時計回りに回動
させて、従動板3を上方に移動させる。このことにより
蓋4が吐出口面20aに押圧され、記録ヘッド20の吐
出口が塞がれる。この状態で、図2に示したように、イ
ンクポンプ11によって、インクタンク21内のインク
を第1のインク供給管12より共通液室20bに圧送す
る。共通液室20b内に圧送されたインクは、共通液室
20b内の気泡とともに第2のインク供給管13を介し
て再びインクタンク21内に戻され、いわゆる循環回復
動作が行われる。この循環回復動作によって、共通液室
20b内の気泡が除去される。ここで、前記循環回復動
作中に、蓋4によって吐出口を塞いでいる理由は、本実
施例の記録ヘッド20のように吐出口が多数形成されて
いる場合、吐出口が塞がれていないと、共通液室20b
に圧送されたインクの大部分が吐出口より流出してしま
い、共通液室20bをインクが循環しなくなるので、そ
れを防ぐためである。
【0026】循環回復動作を行ったのち、図4(B)に
示すように、再びカム5を時計回りに回動させて、従動
板3を中立位置に位置させ、蓋4を吐出口面20aから
離す。この状態で、前述の循環回復動作を短時間(0.
1〜0.3sec)行うと、共通液室20b(図2参
照)に圧送されたインクは、ノズル20c(図2参照)
内の気泡や異物等とともにノズル20cから流出し、廃
インクとしてキャップ2内に保持される。このことによ
って、ノズル20c内の気泡や目詰まりが除去される。
示すように、再びカム5を時計回りに回動させて、従動
板3を中立位置に位置させ、蓋4を吐出口面20aから
離す。この状態で、前述の循環回復動作を短時間(0.
1〜0.3sec)行うと、共通液室20b(図2参
照)に圧送されたインクは、ノズル20c(図2参照)
内の気泡や異物等とともにノズル20cから流出し、廃
インクとしてキャップ2内に保持される。このことによ
って、ノズル20c内の気泡や目詰まりが除去される。
【0027】そして、カム5をさらに時計回りに回動さ
せて、従動板3をその下限位置に位置させる。このこと
によって従動板3はベローズ8を下方に押圧し、2つの
圧縮ばね7が縮むので、ベローズ8内部の空気が圧縮さ
れ、圧縮された空気は逆止弁9より廃インクタンク(不
図示)に圧送される。そののち、再びカム5を中立位置
に位置させると、2つの圧縮ばね7によりベローズ8は
最初の形状に戻る。ベローズ8が最初の形状に戻ると、
そのときのベローズ8の内部の圧力が低下し、さらに従
動板3をその上限位置に位置させると、従動板3はベロ
ーズ8から離れ、キャップ2に保持された前記廃インク
は、ベローズ8の開口部からベローズ8の内部に吸引さ
れる。ベローズ8の内部に吸引された廃インクは、次回
の回復動作で従動板3が下限位置に位置した際に、前記
廃インクタンクに圧送される。これら、従動板3の中立
位置から下限位置までの移動および下限位置から中立位
置までの移動に伴なって、キャップ2内部の圧力やベロ
ーズ8内部の圧力が低下し、ノズル20c内に保持され
ているインクがキャップ2内に吸引されるおそれがある
ので、従動板3の中立位置から下限位置までの移動時お
よび下限位置から中立位置までの移動時には、記録ヘッ
ド20を回復ユニット1から離しておくことが望まし
い。
せて、従動板3をその下限位置に位置させる。このこと
によって従動板3はベローズ8を下方に押圧し、2つの
圧縮ばね7が縮むので、ベローズ8内部の空気が圧縮さ
れ、圧縮された空気は逆止弁9より廃インクタンク(不
図示)に圧送される。そののち、再びカム5を中立位置
に位置させると、2つの圧縮ばね7によりベローズ8は
最初の形状に戻る。ベローズ8が最初の形状に戻ると、
そのときのベローズ8の内部の圧力が低下し、さらに従
動板3をその上限位置に位置させると、従動板3はベロ
ーズ8から離れ、キャップ2に保持された前記廃インク
は、ベローズ8の開口部からベローズ8の内部に吸引さ
れる。ベローズ8の内部に吸引された廃インクは、次回
の回復動作で従動板3が下限位置に位置した際に、前記
廃インクタンクに圧送される。これら、従動板3の中立
位置から下限位置までの移動および下限位置から中立位
置までの移動に伴なって、キャップ2内部の圧力やベロ
ーズ8内部の圧力が低下し、ノズル20c内に保持され
ているインクがキャップ2内に吸引されるおそれがある
ので、従動板3の中立位置から下限位置までの移動時お
よび下限位置から中立位置までの移動時には、記録ヘッ
ド20を回復ユニット1から離しておくことが望まし
い。
【0028】以上説明したように、ベローズ8、圧縮ば
ね7および逆止弁9等によって、キャップ2の内部に第
2のポンプを構成し、第2のポンプによってキャップ2
内に溜った廃インクを廃インクタンクに圧送すること
で、キャップ2の内部の廃インクは確実に廃インクタン
クに回収される。その結果、廃インクがキャップ2から
インクジェット記録装置の内部にあふれることがなくな
り、キャップ2からあふれた廃インクによる電気基板の
損傷等を防止することができる。
ね7および逆止弁9等によって、キャップ2の内部に第
2のポンプを構成し、第2のポンプによってキャップ2
内に溜った廃インクを廃インクタンクに圧送すること
で、キャップ2の内部の廃インクは確実に廃インクタン
クに回収される。その結果、廃インクがキャップ2から
インクジェット記録装置の内部にあふれることがなくな
り、キャップ2からあふれた廃インクによる電気基板の
損傷等を防止することができる。
【0029】以上説明した実施例では、第2のポンプと
して、ベローズ8、圧縮ばね7および逆止弁9等で構成
されるものの例を示したが、それに限らず、プランジャ
ポンプや歯車ポンプやベーンポンプ等を用いてもよい。
また、記録ヘッドについてもフルラインタイプのものに
限らず、被記録部材の搬送方向と直角に走査される、い
わゆるシリアルタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
して、ベローズ8、圧縮ばね7および逆止弁9等で構成
されるものの例を示したが、それに限らず、プランジャ
ポンプや歯車ポンプやベーンポンプ等を用いてもよい。
また、記録ヘッドについてもフルラインタイプのものに
限らず、被記録部材の搬送方向と直角に走査される、い
わゆるシリアルタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0030】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でもキヤノン(株)が提唱している、熱エネルギーを
利用してインクを吐出する方式の記録ヘッド、インクジ
ェット記録装置において、優れた効果をもたらすもので
ある。
中でもキヤノン(株)が提唱している、熱エネルギーを
利用してインクを吐出する方式の記録ヘッド、インクジ
ェット記録装置において、優れた効果をもたらすもので
ある。
【0031】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生
せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、効果的
にこの駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡
を形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮に
より吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、
少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス
形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるの
で、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成で
き、より好ましい。このパルス形状の駆動信号として
は、米国特許第4463359号明細書、同第4345
262号明細書に記載されているようなものが適してい
る。尚、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国
特許第4313124号明細書に記載されている条件を
採用すると、更に優れた記録を行うことができる。
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生
せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、効果的
にこの駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡
を形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮に
より吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、
少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス
形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるの
で、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成で
き、より好ましい。このパルス形状の駆動信号として
は、米国特許第4463359号明細書、同第4345
262号明細書に記載されているようなものが適してい
る。尚、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国
特許第4313124号明細書に記載されている条件を
採用すると、更に優れた記録を行うことができる。
【0032】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書、米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に有効であ
る。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通のスリ
ットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開
昭59年第123670号公報や熱エネルギーの圧力波
を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特
開昭59年第138461号公報に基づいた構成として
も本発明は有効である。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書、米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に有効であ
る。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通のスリ
ットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開
昭59年第123670号公報や熱エネルギーの圧力波
を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特
開昭59年第138461号公報に基づいた構成として
も本発明は有効である。
【0033】更に、インクジェット記録装置が記録でき
る最大記録媒体の幅に対応した長さを有するフルライン
タイプの記録ヘッドとしては、上述した明細書に開示さ
れているような複数記録ヘッドの組合わせによって、そ
の長さを満たす構成や一体的に形成された一個の記録ヘ
ッドとしての構成のいずれでも良いが、本発明は、上述
した効果を一層有効に発揮することができる。
る最大記録媒体の幅に対応した長さを有するフルライン
タイプの記録ヘッドとしては、上述した明細書に開示さ
れているような複数記録ヘッドの組合わせによって、そ
の長さを満たす構成や一体的に形成された一個の記録ヘ
ッドとしての構成のいずれでも良いが、本発明は、上述
した効果を一層有効に発揮することができる。
【0034】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在なチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在なチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
【0035】又、本発明のインクジェット記録装置の構
成として設けられる、記録ヘッドに対しての回復手段、
予備的な補助手段等を付加することは本発明の効果を一
層安定できるので好ましいものである。これらを具体的
に挙げれば、記録ヘッドに対しての、キャピング手段、
クリーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換
体あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組合
わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備
吐出モードを行うことも安定した記録を行うために有効
である。
成として設けられる、記録ヘッドに対しての回復手段、
予備的な補助手段等を付加することは本発明の効果を一
層安定できるので好ましいものである。これらを具体的
に挙げれば、記録ヘッドに対しての、キャピング手段、
クリーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換
体あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組合
わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備
吐出モードを行うことも安定した記録を行うために有効
である。
【0036】更に、インクジェット記録装置の記録モー
ドとしては黒色等の主流色のみの記録モードだけではな
く、記録ヘッドを一体的に構成するか複数個の組合わせ
によってでもよいが、異なる色の複色カラー又は、混色
によるフルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本
発明は極めて有効である。
ドとしては黒色等の主流色のみの記録モードだけではな
く、記録ヘッドを一体的に構成するか複数個の組合わせ
によってでもよいが、異なる色の複色カラー又は、混色
によるフルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本
発明は極めて有効である。
【0037】以上説明した本発明各実施例においては、
インクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で
固化するインクであって、室温で軟化もしくは液体ある
いは、上述のインクジェットではインク自体を30℃以
上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性
を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般的
であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をなす
ものであれば良い。加えて、積極的に熱エネルギーによ
る昇温をインクの固形状態から液体状態への態変化のエ
ネルギーとして使用せしめることで防止するか又は、イ
ンクの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインク
を用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信
号に応じた付与によってインクを液化してインク液状と
して吐出するものや記録媒体に到達する時点ではすでに
固化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初
めて液化する性質のインク使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合インクは、特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような、多孔質シート凹部又は貫通孔に液状又は
固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対して
対向するような形態としても良い。本発明においては、
上述した各インクに対して最も有効なものは、上述した
膜沸騰方式を実行するものである。
インクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で
固化するインクであって、室温で軟化もしくは液体ある
いは、上述のインクジェットではインク自体を30℃以
上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性
を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般的
であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をなす
ものであれば良い。加えて、積極的に熱エネルギーによ
る昇温をインクの固形状態から液体状態への態変化のエ
ネルギーとして使用せしめることで防止するか又は、イ
ンクの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインク
を用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信
号に応じた付与によってインクを液化してインク液状と
して吐出するものや記録媒体に到達する時点ではすでに
固化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初
めて液化する性質のインク使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合インクは、特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような、多孔質シート凹部又は貫通孔に液状又は
固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対して
対向するような形態としても良い。本発明においては、
上述した各インクに対して最も有効なものは、上述した
膜沸騰方式を実行するものである。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明のインクジェ
ット記録装置は、廃インク圧送手段として第1のポンプ
および第2のポンプを設け、特に第2のポンプをキャッ
プ部材に設けることで、第1のポンプによってキャップ
部材に保持された廃インクを、第2のポンプによって確
実に廃インクタンクに回収させることができる。このた
め、廃インクがキャップ部材からあふれることがなくな
るので、キャップ部材からあふれた廃インクによる電気
基板の損傷等が防止でき、ひいてはインクジェット記録
装置の信頼性を向上させることができる。
ット記録装置は、廃インク圧送手段として第1のポンプ
および第2のポンプを設け、特に第2のポンプをキャッ
プ部材に設けることで、第1のポンプによってキャップ
部材に保持された廃インクを、第2のポンプによって確
実に廃インクタンクに回収させることができる。このた
め、廃インクがキャップ部材からあふれることがなくな
るので、キャップ部材からあふれた廃インクによる電気
基板の損傷等が防止でき、ひいてはインクジェット記録
装置の信頼性を向上させることができる。
【図1】本発明のインクジェット記録装置の一実施例の
要部断面図である。
要部断面図である。
【図2】図1に示したインクジェット記録装置のインク
供給系の概略構成図である。
供給系の概略構成図である。
【図3】図2に示した回復ユニットのX−X線断面図で
ある。
ある。
【図4】図3に示した回復ユニットの動作を示す図であ
り、同図(A)は従動板が上端まで移動した状態の図、
同図(B)は従動板が中立位置にある状態の図、同図
(C)は従動板が下端まで移動した状態の図である。
り、同図(A)は従動板が上端まで移動した状態の図、
同図(B)は従動板が中立位置にある状態の図、同図
(C)は従動板が下端まで移動した状態の図である。
1 回復ユニット 2 キャップ 2a キャップゴム 3 従動板 4 蓋 4a 溝 5 カム 6 駆動軸 7 圧縮ばね 7a,7b ばね支持板 8 ベローズ 9 逆止弁 11 インクポンプ 12 第1のインク供給管 13 第2のインク供給管 20 記録ヘッド 20a 吐出口面 20b 共通液室 20c ノズル 21 インクタンク 22 レジストローラ 23 プラテンローラ 24 ピンチローラ 25 ガイド部材 26 ワイピング部材 27a 上フレーム 27b 下フレーム 30 記録紙
Claims (3)
- 【請求項1】 吐出口よりインクを吐出して被記録部材
に記録を行う記録ヘッドと、前記記録ヘッドの吐出口面
に対向して、前記吐出口面を覆蓋可能なキャップ部材
と、廃インクが収納される廃インクタンクと、前記キャ
ップ部材と前記廃インクタンクとを連通する廃インク流
路と、前記記録ヘッド内の廃インクを前記吐出口から前
記廃インクタンクに圧送する廃インク圧送手段とを有す
るインクジェット記録装置において、 前記廃インク圧送手段は、前記記録ヘッド内の廃インク
を前記吐出口から前記キャップ部材に圧送するための第
1のポンプと、 前記キャップ部材に設けられ、前記キャップ部材に圧送
された廃インクを前記廃インクタンクに圧送するための
第2のポンプとで構成されることを特徴とするインクジ
ェット記録装置。 - 【請求項2】 記録ヘッドは、熱エネルギーを利用して
吐出口からインクを吐出させるもので、前記熱エネルギ
ーを発生させる手段として電気熱変換体を備えている請
求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 記録ヘッドは、被記録部材の記録領域の
全幅にわたって吐出口が形成されているフルラインタイ
プである請求項1または2に記載のインクジェット記録
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26380991A JPH0596750A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | インクジエツト記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26380991A JPH0596750A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | インクジエツト記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596750A true JPH0596750A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17394545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26380991A Pending JPH0596750A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | インクジエツト記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0596750A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10103397A (ja) * | 1996-09-25 | 1998-04-21 | Nippon Pillar Packing Co Ltd | 樹脂製スプリング及びそれを用いたベローズ式定量ポンプ |
| JP2002361903A (ja) * | 2001-06-08 | 2002-12-18 | Canon Aptex Inc | 記録装置 |
-
1991
- 1991-10-11 JP JP26380991A patent/JPH0596750A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10103397A (ja) * | 1996-09-25 | 1998-04-21 | Nippon Pillar Packing Co Ltd | 樹脂製スプリング及びそれを用いたベローズ式定量ポンプ |
| JP2002361903A (ja) * | 2001-06-08 | 2002-12-18 | Canon Aptex Inc | 記録装置 |
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