JPH059681B2 - - Google Patents
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- JPH059681B2 JPH059681B2 JP58245749A JP24574983A JPH059681B2 JP H059681 B2 JPH059681 B2 JP H059681B2 JP 58245749 A JP58245749 A JP 58245749A JP 24574983 A JP24574983 A JP 24574983A JP H059681 B2 JPH059681 B2 JP H059681B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、流動層ボイラの負荷増加時の運転方
法に関し、もつと詳しくは流動層内で個別的に空
気・燃料系統が複数設けられ、この空気・燃料系
統に対応して実質的に複数に分割されている層領
域(以下セルと呼ぶ)のうち、ボイラ負荷増加に
応じて起動したいセルを運転させる場合の運転方
法に関する。
法に関し、もつと詳しくは流動層内で個別的に空
気・燃料系統が複数設けられ、この空気・燃料系
統に対応して実質的に複数に分割されている層領
域(以下セルと呼ぶ)のうち、ボイラ負荷増加に
応じて起動したいセルを運転させる場合の運転方
法に関する。
流動層が複数のセルに分割され、かつその各セ
ルに対応して複数の供給空気および供給燃料系統
を有する流動層ボイラでは、ボイラの負荷を増大
するに際して負荷増大に伴つて流動層温度も増大
していく。このようなボイラでは安定燃焼を維持
するため、流動層温度には適正な温度範囲が存在
する。そのため既運転のセルを運転状態にしたま
ま負荷を上げると層温度が適正温度範囲の上限値
より上昇してボイラの使用ができなくなる。
ルに対応して複数の供給空気および供給燃料系統
を有する流動層ボイラでは、ボイラの負荷を増大
するに際して負荷増大に伴つて流動層温度も増大
していく。このようなボイラでは安定燃焼を維持
するため、流動層温度には適正な温度範囲が存在
する。そのため既運転のセルを運転状態にしたま
ま負荷を上げると層温度が適正温度範囲の上限値
より上昇してボイラの使用ができなくなる。
そこで複数の供給空気・燃料系統の1つを起動
することにより、流動層内の1つのセルが固定層
状態から流動層状態と移行し隣接する流動してい
るセルの層内物質が前記セルの層内物質と混合し
隣接する流動しているセルの層温度は低下し適正
温度内に入るとともに、起動セルの層温度は上昇
して燃料の着火温度に上昇する。その後燃料空気
を供給していくことによつてボイラ負荷をさらに
上げることが可能となる。
することにより、流動層内の1つのセルが固定層
状態から流動層状態と移行し隣接する流動してい
るセルの層内物質が前記セルの層内物質と混合し
隣接する流動しているセルの層温度は低下し適正
温度内に入るとともに、起動セルの層温度は上昇
して燃料の着火温度に上昇する。その後燃料空気
を供給していくことによつてボイラ負荷をさらに
上げることが可能となる。
しかしながら現実にはこのようなセルを起動す
る場合には、以下の問題が生じるために従来から
セルの起動を行なうことができなかつた。すなわ
ち、単に停止しているセルを起動すると既運転の
セルが停止中のセルの層内物質と既運転中のセル
の層内物質とが混合されることによつて既運転中
のセルの層温度が低下して消火するおそれがあ
る。さらにまた急激にセルを起動すると伝熱量が
増大し、そのため蒸気管からの蒸気圧力と蒸気温
度とが急増する。換言すれば蒸気の質が劣化す
る。
る場合には、以下の問題が生じるために従来から
セルの起動を行なうことができなかつた。すなわ
ち、単に停止しているセルを起動すると既運転の
セルが停止中のセルの層内物質と既運転中のセル
の層内物質とが混合されることによつて既運転中
のセルの層温度が低下して消火するおそれがあ
る。さらにまた急激にセルを起動すると伝熱量が
増大し、そのため蒸気管からの蒸気圧力と蒸気温
度とが急増する。換言すれば蒸気の質が劣化す
る。
本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、
ボイラ負荷増加時にセル起動にあたつてセルを確
実に着火させて運転させると共に蒸気管から流出
する蒸気の質すなわち蒸気圧力・温度を一定に維
持することが可能であり、換言すればボイラの負
荷追従性能を向上上させることができる流動層ボ
イラの負荷増加時の運転方法を提供することであ
る。
ボイラ負荷増加時にセル起動にあたつてセルを確
実に着火させて運転させると共に蒸気管から流出
する蒸気の質すなわち蒸気圧力・温度を一定に維
持することが可能であり、換言すればボイラの負
荷追従性能を向上上させることができる流動層ボ
イラの負荷増加時の運転方法を提供することであ
る。
本発明は、複数に分割された流動層2の各領域
であるセル3,4のうち、既運転のセル3は蒸気
の質が一定となるような最適値に供給される空気
流量と燃料流量とが自動制御され、 運転を開始しようとするセル4には、複数の温
度検出器35を設けて温度を検出し、この運転を
開始しようとするセル4には、空気流量を発生蒸
気の質が低下しないように徐々に増大し、その運
転を開始しようとするセル4に供給される空気が
既運転のセル3の流動状態を乱さず、かつ発生蒸
気の質が低下しないような空気流量の値V3を、
その運転を開始しようとするセル4に設けてある
各温度検出器35の検出温度のばらつきの状態に
基づいて、決定し、 この運転しようとするセル4の空気流量が、前
記値V3に達した後、着火温度になるまでその空
気流量を前記値V3に保ち続け、流動層2からの
燃焼排ガスのO2濃度またはNOx濃度が予め定め
る一定値α以上であるとき、既運転セル3の空気
比を減少し、 流動層2からの燃焼排ガスのO2濃度または
NOx濃度が予め定める一定値α未満になつたと
き、既運転セル3に設けてある温度検出器34に
よつて検出される層温度の時間変化率dT/dtが
負の或る値以上大きくなつたとき、起動操作を停
止し、 前記時間変化率dT/dtが負の或る値未満であ
るとき、運転を開始しようとするセル4の温度検
出器35によつて検出される層温度が、層2内の
未燃分が完全に燃焼し尽くすに要する予め定める
時間W経過しても燃料着火温度未満であるとき、
起動操作を停止し、 運転を開始しようとするセル4の温度検出器3
5によつて検出される前記層温度が、前記予め定
める温度W以内に燃料着火温度以上になつたとき
には、前記予め定める温度Wが完了してから後
に、運転を開始しようとするセル4への燃料供給
を開始し、その燃料供給流量を、前記空気流量の
値V3に見合うまで増加させ、 その燃料供給開始後には、燃焼排ガスのO2濃
度またはNOx濃度が、前記予め定める一定値α
未満になつたときには、既運転セル3の空気比を
最適値に戻すことを特徴とする流量層ボイラの負
荷増加時の運転方法である。
であるセル3,4のうち、既運転のセル3は蒸気
の質が一定となるような最適値に供給される空気
流量と燃料流量とが自動制御され、 運転を開始しようとするセル4には、複数の温
度検出器35を設けて温度を検出し、この運転を
開始しようとするセル4には、空気流量を発生蒸
気の質が低下しないように徐々に増大し、その運
転を開始しようとするセル4に供給される空気が
既運転のセル3の流動状態を乱さず、かつ発生蒸
気の質が低下しないような空気流量の値V3を、
その運転を開始しようとするセル4に設けてある
各温度検出器35の検出温度のばらつきの状態に
基づいて、決定し、 この運転しようとするセル4の空気流量が、前
記値V3に達した後、着火温度になるまでその空
気流量を前記値V3に保ち続け、流動層2からの
燃焼排ガスのO2濃度またはNOx濃度が予め定め
る一定値α以上であるとき、既運転セル3の空気
比を減少し、 流動層2からの燃焼排ガスのO2濃度または
NOx濃度が予め定める一定値α未満になつたと
き、既運転セル3に設けてある温度検出器34に
よつて検出される層温度の時間変化率dT/dtが
負の或る値以上大きくなつたとき、起動操作を停
止し、 前記時間変化率dT/dtが負の或る値未満であ
るとき、運転を開始しようとするセル4の温度検
出器35によつて検出される層温度が、層2内の
未燃分が完全に燃焼し尽くすに要する予め定める
時間W経過しても燃料着火温度未満であるとき、
起動操作を停止し、 運転を開始しようとするセル4の温度検出器3
5によつて検出される前記層温度が、前記予め定
める温度W以内に燃料着火温度以上になつたとき
には、前記予め定める温度Wが完了してから後
に、運転を開始しようとするセル4への燃料供給
を開始し、その燃料供給流量を、前記空気流量の
値V3に見合うまで増加させ、 その燃料供給開始後には、燃焼排ガスのO2濃
度またはNOx濃度が、前記予め定める一定値α
未満になつたときには、既運転セル3の空気比を
最適値に戻すことを特徴とする流量層ボイラの負
荷増加時の運転方法である。
第1図は、本発明の一実施例の全体の系統図で
ある。流動層ボイラ1は流動層2を有する。流動
層2は層物質たとえば石灰石、けい砂などから成
る。この流動層2は2個の空気・燃料系統を有す
るセル3,4が形成される。なお、第2図示のよ
うに少なくとも上方には流動層を有する仕切壁5
によつて複数のセルに分割されるようにしてもよ
い。
ある。流動層ボイラ1は流動層2を有する。流動
層2は層物質たとえば石灰石、けい砂などから成
る。この流動層2は2個の空気・燃料系統を有す
るセル3,4が形成される。なお、第2図示のよ
うに少なくとも上方には流動層を有する仕切壁5
によつて複数のセルに分割されるようにしてもよ
い。
セル3には空気供給手段(図示せず)からの燃
焼用1次空気が空気流量調節手段6によつて調節
されてセル3の下方から流路7を介して供給され
る。またセル3には燃料供給手段(図示せず)か
らの燃料たとえば石炭が燃料流量調節手段8によ
つて調節されてセル3の上方または下方から流路
9を介して供給される。もう1つのセル4に関し
てもセル3と同様に空気流量調節手段10、燃料
流量調節手段12が設けられ、各調節手段10,
12によつて調節された空気および燃料が流路1
1および流路13を介してそれぞれセルに供給さ
れる。
焼用1次空気が空気流量調節手段6によつて調節
されてセル3の下方から流路7を介して供給され
る。またセル3には燃料供給手段(図示せず)か
らの燃料たとえば石炭が燃料流量調節手段8によ
つて調節されてセル3の上方または下方から流路
9を介して供給される。もう1つのセル4に関し
てもセル3と同様に空気流量調節手段10、燃料
流量調節手段12が設けられ、各調節手段10,
12によつて調節された空気および燃料が流路1
1および流路13を介してそれぞれセルに供給さ
れる。
このようにして流動層2に空気および燃料が供
給されると、流動層2内では燃料が燃焼され、そ
の燃焼排ガスは流路15から外部に排出される。
流動層2の燃焼エネルギは伝熱管16を通過する
流体たとえば蒸気によつて吸収され、高温になつ
た蒸気は流路17を流過してタービンなどの駆動
源に供給される。
給されると、流動層2内では燃料が燃焼され、そ
の燃焼排ガスは流路15から外部に排出される。
流動層2の燃焼エネルギは伝熱管16を通過する
流体たとえば蒸気によつて吸収され、高温になつ
た蒸気は流路17を流過してタービンなどの駆動
源に供給される。
流路17を通過する蒸気の温度は、温度検出器
18によつて検出され、検出信号は制御回路19
に送出される。制御回路19には蒸気温度設定信
号20が入力されており、蒸気温度が設定値より
も大であるときには弁21を開放して水をスプレ
ーなどの噴射手段22に与える。この噴射手段2
2によつて流路17に水が噴射されて蒸気温度が
冷却される。噴射手段22から噴射される水の流
量は制御回路19によつて弁21を介して制御さ
れており、そのため蒸気温度は常に一定値を維持
することが可能である。
18によつて検出され、検出信号は制御回路19
に送出される。制御回路19には蒸気温度設定信
号20が入力されており、蒸気温度が設定値より
も大であるときには弁21を開放して水をスプレ
ーなどの噴射手段22に与える。この噴射手段2
2によつて流路17に水が噴射されて蒸気温度が
冷却される。噴射手段22から噴射される水の流
量は制御回路19によつて弁21を介して制御さ
れており、そのため蒸気温度は常に一定値を維持
することが可能である。
また流路17を通過する蒸気の圧力および蒸気
流量は、圧力検出器23および流量検出器24に
よつて検出され、各検出信号は演算器25に送出
される。この演算器25は通常モードでのセル
3,4への供給空気・燃料流量を演算する。すな
わち演算器25ではボイラ負荷として流量検出器
24からの信号に対応する供給空気流量と燃料流
量を演算しつつ、圧力検出器23からの信号の変
動に対応して空気流量と燃料流量とを修正演算す
る。この演算器25からの演算結果は通常モード
ではライン26、セル3の起動用演算器27を介
し、さらにライン28を経由して空気流量指令信
号が空気流量調節手段6に送出され、またもう1
つのライン29を経由して燃料流量指令信号が燃
料流量調節手段8に送出される。流量調節手段6
では空気流量指令信号に基づいて空気流量を調整
してセル3に供給し、また流量調節手段8では燃
料流量指令信号に基づいて燃料流量を調整してセ
ル3に供給する。また演算器25からの信号はラ
イン30を介してセル起動用演算部31に送出さ
れ、さらにライン32を介して空気流量指令信号
が流量調節手段10に送出される。またライン3
3を介して燃料流量指令信号が流量調節手段12
に送出される。なお演算器31はセル4の起動用
の空気・燃料流量を演算するための演算器であ
る。空気流量調節手段10および燃料流量調節手
段12では前記信号に基づいて所定流量の空気・
燃料がセル4に供給される。
流量は、圧力検出器23および流量検出器24に
よつて検出され、各検出信号は演算器25に送出
される。この演算器25は通常モードでのセル
3,4への供給空気・燃料流量を演算する。すな
わち演算器25ではボイラ負荷として流量検出器
24からの信号に対応する供給空気流量と燃料流
量を演算しつつ、圧力検出器23からの信号の変
動に対応して空気流量と燃料流量とを修正演算す
る。この演算器25からの演算結果は通常モード
ではライン26、セル3の起動用演算器27を介
し、さらにライン28を経由して空気流量指令信
号が空気流量調節手段6に送出され、またもう1
つのライン29を経由して燃料流量指令信号が燃
料流量調節手段8に送出される。流量調節手段6
では空気流量指令信号に基づいて空気流量を調整
してセル3に供給し、また流量調節手段8では燃
料流量指令信号に基づいて燃料流量を調整してセ
ル3に供給する。また演算器25からの信号はラ
イン30を介してセル起動用演算部31に送出さ
れ、さらにライン32を介して空気流量指令信号
が流量調節手段10に送出される。またライン3
3を介して燃料流量指令信号が流量調節手段12
に送出される。なお演算器31はセル4の起動用
の空気・燃料流量を演算するための演算器であ
る。空気流量調節手段10および燃料流量調節手
段12では前記信号に基づいて所定流量の空気・
燃料がセル4に供給される。
なお、セル起動用演算器27,31は上述の通
常モードでは演算器25からの信号と同一レベル
の信号をライン28,29,32,33に送出す
る。
常モードでは演算器25からの信号と同一レベル
の信号をライン28,29,32,33に送出す
る。
セル3には複数個の温度検出器34が設けられ
ており、この温度検出器34の層温度検出信号は
セル3の起動用演算器27に送出される。またセ
ル4にもセル3と同様に複数個の温度検出器35
が設けられており、層温度検出信号はセル4の起
動用演算器31に送出される。
ており、この温度検出器34の層温度検出信号は
セル3の起動用演算器27に送出される。またセ
ル4にもセル3と同様に複数個の温度検出器35
が設けられており、層温度検出信号はセル4の起
動用演算器31に送出される。
このような構成を有する流動層ボイラ1におい
て本実施例ではセル3が運転状態であり、セル4
が停止状態である場合を想定する。この場合、セ
ル4の起動用演算器31では蒸気流量検出信号と
蒸気圧力検出信号とセル3の層温度検出信号とに
よつてセル起動開始を判断すると、通常モードに
おける演算器25の演算出力より切換えて起動用
演算器31の演算出力として新たな供給空気流量
指令信号と供給燃料流量指令信号を空気流量調節
手段10および燃料流量調節手段12にそれぞれ
送出し、この送出された信号に基づいて本発明の
方法に従う所定の空気・燃料流量が流量調節手段
10,12によつて調節されてセル4に供給され
る。なお、セル4が運転状態でありセル3が停止
状態であつてセル3をも運転状態にする場合につ
いても同様である。
て本実施例ではセル3が運転状態であり、セル4
が停止状態である場合を想定する。この場合、セ
ル4の起動用演算器31では蒸気流量検出信号と
蒸気圧力検出信号とセル3の層温度検出信号とに
よつてセル起動開始を判断すると、通常モードに
おける演算器25の演算出力より切換えて起動用
演算器31の演算出力として新たな供給空気流量
指令信号と供給燃料流量指令信号を空気流量調節
手段10および燃料流量調節手段12にそれぞれ
送出し、この送出された信号に基づいて本発明の
方法に従う所定の空気・燃料流量が流量調節手段
10,12によつて調節されてセル4に供給され
る。なお、セル4が運転状態でありセル3が停止
状態であつてセル3をも運転状態にする場合につ
いても同様である。
温度検出器34の出力は、起動用演算器27を
介して起動用演算器31に与えられ、同様に、温
度検出器35の出力は、起動用演算器31を介し
て起動用演算器27に与えられ、これらの各出力
の信号ラインは、第1図において、図示の簡略化
のために省略されている。
介して起動用演算器31に与えられ、同様に、温
度検出器35の出力は、起動用演算器31を介し
て起動用演算器27に与えられ、これらの各出力
の信号ラインは、第1図において、図示の簡略化
のために省略されている。
第3図はボイラ負荷と層温度の関係を示すグラ
フである。セル4が停止しており、セル3が運転
状態であるときボイラの負荷を上昇すると、層温
度が適正温度範囲の下限値T2から上限値T1へ参
照符l1で示すよう上昇していく。層温度が上限
値T1より大になると、上述したようにボイラの
適正な運転ができなくなるため、層温度が上限値
T1に到達した時に本発明に従うセルの起動方法
によりセル4を運転させて層温度を一旦下限値
T2まで降下させる。さらにセル3,4を運転状
態にして参照符l2で示すようにボイラ負荷をさ
らに増大させることが可能となる。セルを複数個
有する流動層ボイラでは、このように順次セルを
起動していくことによつて所望のボイラ負荷を達
成することが可能となる。
フである。セル4が停止しており、セル3が運転
状態であるときボイラの負荷を上昇すると、層温
度が適正温度範囲の下限値T2から上限値T1へ参
照符l1で示すよう上昇していく。層温度が上限
値T1より大になると、上述したようにボイラの
適正な運転ができなくなるため、層温度が上限値
T1に到達した時に本発明に従うセルの起動方法
によりセル4を運転させて層温度を一旦下限値
T2まで降下させる。さらにセル3,4を運転状
態にして参照符l2で示すようにボイラ負荷をさ
らに増大させることが可能となる。セルを複数個
有する流動層ボイラでは、このように順次セルを
起動していくことによつて所望のボイラ負荷を達
成することが可能となる。
第4図は、本発明に従うボイラ負荷増大時の運
転方法のフローチヤートである。第3図示のよう
にボイラ負荷を50%から100%まで増大させる場
合を想定する。なお、説明の簡略化のため流動層
2は同一容積のセル3とセル4とに分割されてい
るものとする。
転方法のフローチヤートである。第3図示のよう
にボイラ負荷を50%から100%まで増大させる場
合を想定する。なお、説明の簡略化のため流動層
2は同一容積のセル3とセル4とに分割されてい
るものとする。
セル3が運転中に流量検出器24によつて蒸気
流量が第3図示のように70%になつたことが示さ
れると、本発明に従つてセル4の起動が開始され
る。なお、本発明に従うセル4の起動方法が操作
されている間、発生蒸気の圧力および温度を一定
値に維持するためにセル3では演算器25によつ
て空気・燃料流量が自動制御されると共に、前述
した蒸気温度検出器18によつて温度を検出して
噴射手段22から蒸気管17に水を噴射して温度
を低下させ蒸気温度を一定値に維持している。
流量が第3図示のように70%になつたことが示さ
れると、本発明に従つてセル4の起動が開始され
る。なお、本発明に従うセル4の起動方法が操作
されている間、発生蒸気の圧力および温度を一定
値に維持するためにセル3では演算器25によつ
て空気・燃料流量が自動制御されると共に、前述
した蒸気温度検出器18によつて温度を検出して
噴射手段22から蒸気管17に水を噴射して温度
を低下させ蒸気温度を一定値に維持している。
ステツプn1でセル起動条件が充足されると、
セル4の起動用の演算器31が通常モードにおけ
る演算器25の出力を起動用の演算出力として新
たな供給空気流量指令信号と供給流量指令信号を
空気流量調節手段10および燃料流量調節手段1
2に送出する。先ず供給空気が徐々に増加され
る。なお燃料は流量調節手段12によつて遮断さ
れている。
セル4の起動用の演算器31が通常モードにおけ
る演算器25の出力を起動用の演算出力として新
たな供給空気流量指令信号と供給流量指令信号を
空気流量調節手段10および燃料流量調節手段1
2に送出する。先ず供給空気が徐々に増加され
る。なお燃料は流量調節手段12によつて遮断さ
れている。
ステツプn3では空気流量がV3か否かが判断
される。ここでV3はセルの流動状態が激しくな
い状態、すなわち流動している他セルからの層物
質が少ない状態になる流量である。指標としては
流動開始速度相当の空気流量の1〜5倍好ましく
は1.5〜2.5倍であり、流動状態では複数個の検出
器35に示される層温度がほぼ同じ値を示し層物
質が同じ動きをするけれども、このパージ空気流
量では、分離した動きを示し、換言すると、運転
しようとするセル4に設けられた複数の温度計3
5の検出温度は相互に異なつてばらついており、
このような検出温度のばらつきの状態に基づい
て、パージ空気流量を決定する。このパージ空気
流量の値をV3とする。
される。ここでV3はセルの流動状態が激しくな
い状態、すなわち流動している他セルからの層物
質が少ない状態になる流量である。指標としては
流動開始速度相当の空気流量の1〜5倍好ましく
は1.5〜2.5倍であり、流動状態では複数個の検出
器35に示される層温度がほぼ同じ値を示し層物
質が同じ動きをするけれども、このパージ空気流
量では、分離した動きを示し、換言すると、運転
しようとするセル4に設けられた複数の温度計3
5の検出温度は相互に異なつてばらついており、
このような検出温度のばらつきの状態に基づい
て、パージ空気流量を決定する。このパージ空気
流量の値をV3とする。
空気流量がV3であるときにはステツプn4a
で燃焼排ガスのO2濃度またはNOx濃度が一定値
α以上であるか否かが判断される。ここでαはた
とえば公害規制濃度である。排ガスのO2濃度ま
たはNOx濃度がα以上であればステツプn4b
においてセル3の空気比を減少する。すなわちセ
ル3の燃料供給流量に対する空気流量を変化させ
て空気比を減少させる。ステツプn4aでα未満
であればステツプn5に移り、セル3の層温度の
時間変化率dT/dtが調べられ、dT/dtが負の或
る値以上大きくなつたとき、すなわち負の絶対値
が前記或る値以上大きくなつたとき、ステツプn
7に移り、セル4への空気の供給が停止され、起
動操作が停止される。時間変化率dT/dtが前記
負の或る値以上でないときには、すなわち前記負
の或る値未満であるときには、ステツプn5から
ステツプn6に移る。
で燃焼排ガスのO2濃度またはNOx濃度が一定値
α以上であるか否かが判断される。ここでαはた
とえば公害規制濃度である。排ガスのO2濃度ま
たはNOx濃度がα以上であればステツプn4b
においてセル3の空気比を減少する。すなわちセ
ル3の燃料供給流量に対する空気流量を変化させ
て空気比を減少させる。ステツプn4aでα未満
であればステツプn5に移り、セル3の層温度の
時間変化率dT/dtが調べられ、dT/dtが負の或
る値以上大きくなつたとき、すなわち負の絶対値
が前記或る値以上大きくなつたとき、ステツプn
7に移り、セル4への空気の供給が停止され、起
動操作が停止される。時間変化率dT/dtが前記
負の或る値以上でないときには、すなわち前記負
の或る値未満であるときには、ステツプn5から
ステツプn6に移る。
ステツプn6ではセル4の層温度が燃料着火温
度たとえば450℃に達したか否かが判断される。
セル4の層温度が燃料着火温度未満であればステ
ツプn8に移り、時間W経過後であればステツプ
n9において起動操作が停止される。時間W完了
前であれば再びステツプn4に戻る。ここに時間
Wは層内の未燃分が完全に燃焼し尽すに要する時
間であり、たとえば5分程度である。
度たとえば450℃に達したか否かが判断される。
セル4の層温度が燃料着火温度未満であればステ
ツプn8に移り、時間W経過後であればステツプ
n9において起動操作が停止される。時間W完了
前であれば再びステツプn4に戻る。ここに時間
Wは層内の未燃分が完全に燃焼し尽すに要する時
間であり、たとえば5分程度である。
ステツプn10では時間W完了か否かが判断さ
れ、時間W未満であれば再びステツプn4に戻
る。時間W完了しているときにはステツプn11
に移りセル4への燃料供給が開始され、ステツプ
n12においてセル4への供給燃料流量を空気流
量V3に見合うまで増加させる。なお、セル4へ
燃料を供給開始した後は排ガスのO2濃度または
NOx濃度がα未満になつたときはセル3の空気
比を最適値に戻す。
れ、時間W未満であれば再びステツプn4に戻
る。時間W完了しているときにはステツプn11
に移りセル4への燃料供給が開始され、ステツプ
n12においてセル4への供給燃料流量を空気流
量V3に見合うまで増加させる。なお、セル4へ
燃料を供給開始した後は排ガスのO2濃度または
NOx濃度がα未満になつたときはセル3の空気
比を最適値に戻す。
その後ステツプn13において通常モードに切
換えられ、演算器25の出力によつてセル4は運
転される。このようにしてステツプn14におい
てセル4の起動操作が終了する。
換えられ、演算器25の出力によつてセル4は運
転される。このようにしてステツプn14におい
てセル4の起動操作が終了する。
第5図はボイラ負荷変化時の応答波形図であ
る。第5図1のように蒸気流量を50%から100%
へ増加させる場合に停止中のセル4を起動するに
あたつて供給空気流量を第5図5における破線l
1aで示されるように急激に増加すると、第5図
2の破線l4aおよび第5図3の破線l5aで示
されるように蒸気圧力および蒸気温度が急激に増
加変動を生じる。すなわち蒸気の質が劣化する。
そこで上述した本発明によるセルの起動方法によ
つてセル4への供給空気を徐々に増加し、時間W
完了後に第5図4で示されるようにセル4へ燃料
を供給することによつて、セル4は固定層状態か
ら流動層状態に緩やかに移行していく。そのた
め、伝熱管16への伝熱量の急激な上昇を避ける
ことができ、第5図2の実線l4および第5図3
の実線l5で示されるように蒸気圧力および蒸気
温度をほぼ一定値に維持することが可能となる。
る。第5図1のように蒸気流量を50%から100%
へ増加させる場合に停止中のセル4を起動するに
あたつて供給空気流量を第5図5における破線l
1aで示されるように急激に増加すると、第5図
2の破線l4aおよび第5図3の破線l5aで示
されるように蒸気圧力および蒸気温度が急激に増
加変動を生じる。すなわち蒸気の質が劣化する。
そこで上述した本発明によるセルの起動方法によ
つてセル4への供給空気を徐々に増加し、時間W
完了後に第5図4で示されるようにセル4へ燃料
を供給することによつて、セル4は固定層状態か
ら流動層状態に緩やかに移行していく。そのた
め、伝熱管16への伝熱量の急激な上昇を避ける
ことができ、第5図2の実線l4および第5図3
の実線l5で示されるように蒸気圧力および蒸気
温度をほぼ一定値に維持することが可能となる。
以上のように本発明によれば、起動しようとす
るセルへの供給空気流量を一定流量値すなわち流
動している他セルからの層物質の移動が少ない状
態となる流量まで徐々に増加することによつて、
起動しようとするセルの燃料着火温度以上に上昇
することができるため該セルの失火を防ぐと共に
着火を確実にすることが可能となる。またセルへ
の供給空気を徐々に増加して運転するようにした
ので、起動セルが固定層状態から流動層状態にゆ
つくりと移行し、層内伝熱管への伝熱量が急激に
増加することが回避され、そのためボイラ発生蒸
気圧力および温度の変動を小さくすることができ
る。換言すれば蒸気の質の劣化が防止される。
るセルへの供給空気流量を一定流量値すなわち流
動している他セルからの層物質の移動が少ない状
態となる流量まで徐々に増加することによつて、
起動しようとするセルの燃料着火温度以上に上昇
することができるため該セルの失火を防ぐと共に
着火を確実にすることが可能となる。またセルへ
の供給空気を徐々に増加して運転するようにした
ので、起動セルが固定層状態から流動層状態にゆ
つくりと移行し、層内伝熱管への伝熱量が急激に
増加することが回避され、そのためボイラ発生蒸
気圧力および温度の変動を小さくすることができ
る。換言すれば蒸気の質の劣化が防止される。
すなわち本発明は、複数に分割されている流動
層領域であるセル3,4のうち、ボイラ負荷増加
に応じて、停止しているセル4、すなわち空気お
よび燃料を供給していないセル4に、空気および
燃料を供給して起動するための方法に関するもの
であつて、起動しようとするセル4に隣接する運
転しているセル3、すなわち空気および燃料を供
給しているセルについては、可及的に適性運転範
囲内での運転を継続し、冷却用に特に空気を供給
するものではなく、起動しようとするセル4に空
気を供給するのは、層を流動化状態にするためで
あり、流動化することによつて、隣接する既運転
セル3の層物質が、起動しようとするセル4の層
物質と混合し、これによつて起動しようとしてい
るセル4の層温度が上昇する。こうしてセル4の
円滑な起動が可能になる。
層領域であるセル3,4のうち、ボイラ負荷増加
に応じて、停止しているセル4、すなわち空気お
よび燃料を供給していないセル4に、空気および
燃料を供給して起動するための方法に関するもの
であつて、起動しようとするセル4に隣接する運
転しているセル3、すなわち空気および燃料を供
給しているセルについては、可及的に適性運転範
囲内での運転を継続し、冷却用に特に空気を供給
するものではなく、起動しようとするセル4に空
気を供給するのは、層を流動化状態にするためで
あり、流動化することによつて、隣接する既運転
セル3の層物質が、起動しようとするセル4の層
物質と混合し、これによつて起動しようとしてい
るセル4の層温度が上昇する。こうしてセル4の
円滑な起動が可能になる。
本発明では、この運転を開始しようとするセル
4に複数の温度検出器35を設けておき、この温
度を検出し、その検出温度のばらつきの状態に基
づいて、運転を開始しようとするセル4に供給す
べき空気流量を、既運転のセルの流動状態を乱さ
ず、かつ発生蒸気の質が低下しないような値に決
定し、したがつて流動層ボイラの負荷増加時の運
転を、自動化して円滑に行うことができるように
なる。
4に複数の温度検出器35を設けておき、この温
度を検出し、その検出温度のばらつきの状態に基
づいて、運転を開始しようとするセル4に供給す
べき空気流量を、既運転のセルの流動状態を乱さ
ず、かつ発生蒸気の質が低下しないような値に決
定し、したがつて流動層ボイラの負荷増加時の運
転を、自動化して円滑に行うことができるように
なる。
また本発明によれば、運転を開始しようとする
セル4には、複数の温度検出器35が設けてあ
り、それらの各温度検出器35の検出温度のばら
つきの状態に基づいて、セル4に供給される空気
の流量の値V3を決定するようにしており、こう
して運転を開始しようとするセル4の空気流量増
加に伴う状態変化の判断を自動的に行うことがで
きるようになる。
セル4には、複数の温度検出器35が設けてあ
り、それらの各温度検出器35の検出温度のばら
つきの状態に基づいて、セル4に供給される空気
の流量の値V3を決定するようにしており、こう
して運転を開始しようとするセル4の空気流量増
加に伴う状態変化の判断を自動的に行うことがで
きるようになる。
また本発明によれば、既運転セル3の空気比
は、流量層2からの燃焼排ガスのO2濃度または
NOx濃度が予め定める一定値α以上であるとき、
減少し、その一定値α未満になつたとき、既運転
セル3に設けてある温度検出器34によつて検出
される層温度の時間変化率dT/dtがその或る値
以上大きくなつたとき、セル4の起動操作を停止
して既運転セル3が消火などすることを防ぐ。
は、流量層2からの燃焼排ガスのO2濃度または
NOx濃度が予め定める一定値α以上であるとき、
減少し、その一定値α未満になつたとき、既運転
セル3に設けてある温度検出器34によつて検出
される層温度の時間変化率dT/dtがその或る値
以上大きくなつたとき、セル4の起動操作を停止
して既運転セル3が消火などすることを防ぐ。
さらに本発明によれば、運転を開始しようとす
るセル4が、いわばスタンバイ完了か否かを判断
するために、既運転セル3に関連する前記時間変
化率dT/dtが負の或る値未満であるとき、その
運転を開始しようとするセル4の温度検出器35
によつて検出される層温度が、予め定める時間W
経過しても燃料着火温度未満であるときには起動
操作を停止し、この予め定める時間Wは層2の未
燃分が完全に燃焼し尽くすに要する時間に定めら
れており、しかも本発明では、運転を開始しよう
とするセル4の温度検出器35によつて検出され
る前記層温度が、前記予め定める時間W以内に燃
料着火温度以上になつたときには、前記予め定め
る時間Wは完了してから後に、その運転を開始し
ようとするセル4への燃料供給を開始して、燃料
供給流量を、前記空気流量の値V3に見合うまで
増加させる。こうしてセル4の安全な起動のいわ
ゆるインタロツクを付加して、自動的な運転の開
始を可能にしている。
るセル4が、いわばスタンバイ完了か否かを判断
するために、既運転セル3に関連する前記時間変
化率dT/dtが負の或る値未満であるとき、その
運転を開始しようとするセル4の温度検出器35
によつて検出される層温度が、予め定める時間W
経過しても燃料着火温度未満であるときには起動
操作を停止し、この予め定める時間Wは層2の未
燃分が完全に燃焼し尽くすに要する時間に定めら
れており、しかも本発明では、運転を開始しよう
とするセル4の温度検出器35によつて検出され
る前記層温度が、前記予め定める時間W以内に燃
料着火温度以上になつたときには、前記予め定め
る時間Wは完了してから後に、その運転を開始し
ようとするセル4への燃料供給を開始して、燃料
供給流量を、前記空気流量の値V3に見合うまで
増加させる。こうしてセル4の安全な起動のいわ
ゆるインタロツクを付加して、自動的な運転の開
始を可能にしている。
さらに前記燃料供給開始後には、燃焼排ガスの
O2濃度またはNOx濃度が前記予め定める一定値
α未満になつたときには、既運転セル3の空気比
を最適値に戻し、こうして安定した運転の続行を
することが可能になる。
O2濃度またはNOx濃度が前記予め定める一定値
α未満になつたときには、既運転セル3の空気比
を最適値に戻し、こうして安定した運転の続行を
することが可能になる。
第1図は本発明の一実施例の全体の系統図、第
2図は流動層ボイラ1の他の実施例の簡略図、第
3図はボイラ負荷と層温度の関係を示すグラフ、
第4図は本発明に従うボイラ負荷増加時の運転方
法を示すフローチヤート、第5図はボイラ負荷変
化時の応答波形図である。 1…流動層ボイラ、2…流動層、3,4…セ
ル、6,10…空気流量調節手段、8,12…燃
料流量調節手段、18…蒸気温度検出器、23…
蒸気圧力検出器、24…蒸気流量検出器、34,
35…層温度検出器。
2図は流動層ボイラ1の他の実施例の簡略図、第
3図はボイラ負荷と層温度の関係を示すグラフ、
第4図は本発明に従うボイラ負荷増加時の運転方
法を示すフローチヤート、第5図はボイラ負荷変
化時の応答波形図である。 1…流動層ボイラ、2…流動層、3,4…セ
ル、6,10…空気流量調節手段、8,12…燃
料流量調節手段、18…蒸気温度検出器、23…
蒸気圧力検出器、24…蒸気流量検出器、34,
35…層温度検出器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数に分割された流動層2の各領域であるセ
ル3,4のうち、既運転のセル3は蒸気の質が一
定となるような最高値に供給される空気流量と燃
料流量とが自動制御され、 運転を開始しようとするセル4には、複数の温
度検出器35を設けて温度を検出し、この運転を
開始しようとするセル4には、空気流量を発生蒸
気の質が低下しないように徐々に増大し、その運
転を開始しようとするセル4に供給される空気が
既運転のセル3の流動状態を乱さず、かつ発生蒸
気の質が低下しないような空気流量の値V3を、
その運転を開始しようとするセル4に設けてある
各温度検出器35の検出温度のばらつきの状態に
基づいて、決定し、 この運転しようとするセル4の空気流量が、前
記値V3に達した後、着火温度になるまでその空
気流量を前記値V3に保ち続け、流動層2からの
燃焼排ガスのO2濃度またはNOx濃度が予め定め
る一定値α以上であるとき、既運転セル3の空気
比を減少し、 流動層2からの燃焼排ガスのO2濃度または
NOx濃度が予め定める一定値α未満になつたと
き、既運転セル3に設けてある温度検出器34に
よつて検出される層温度の時間変化率dT/dtが
負の或る値以上大きくなつたとき、起動操作を停
止し、 前記時間変化率dT/dtが負の或る値未満であ
るとき、運転を開始しようとするセル4の温度検
出器35によつて検出される層温度が、層2内の
未燃分が完全に燃焼し尽くすに要する予め定める
時間W経過しても燃料着火温度未満であるとき、
起動操作を停止し、 運転を開始しようとするセル4の温度検出器3
5によつて検出される前記層温度が、前記予め定
める温度W以内に燃料着火温度以上になつたとき
には、前記予め定める温度Wが完了してから後
に、運転を開始しようとするセル4への燃料供給
を開始し、その燃料供給流量を、前記空気流量の
値V3に見合うまで増加させ、 その燃料供給開始後には、燃焼排ガスのO2濃
度またはNOx濃度が、前記予め定める一定値α
未満になつたときには、既運転セル3の空気比を
最適値に戻すことを特徴とする流動層ボイラの負
荷増加時の運転方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24574983A JPS60142101A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 流動層ボイラの負荷増加時の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24574983A JPS60142101A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 流動層ボイラの負荷増加時の運転方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60142101A JPS60142101A (ja) | 1985-07-27 |
| JPH059681B2 true JPH059681B2 (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=17138218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24574983A Granted JPS60142101A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 流動層ボイラの負荷増加時の運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60142101A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63140201A (ja) * | 1986-11-28 | 1988-06-11 | 株式会社タクマ | 流動層熱回収装置における流動層の負荷制御方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5649805A (en) * | 1979-09-28 | 1981-05-06 | Babcock Hitachi Kk | Load control operation for fluidized bed boiler |
| JPS5668708A (en) * | 1979-11-08 | 1981-06-09 | Babcock Hitachi Kk | Method of starting fluidized boiler |
| JPS57131901A (en) * | 1981-02-07 | 1982-08-16 | Babcock Hitachi Kk | Load control method of fluidized bed boiler |
| JPS5843312A (ja) * | 1981-09-09 | 1983-03-14 | Babcock Hitachi Kk | 流動層燃焼方法及びその装置 |
-
1983
- 1983-12-29 JP JP24574983A patent/JPS60142101A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60142101A (ja) | 1985-07-27 |
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