JPH0597088U - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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JPH0597088U
JPH0597088U JP3880692U JP3880692U JPH0597088U JP H0597088 U JPH0597088 U JP H0597088U JP 3880692 U JP3880692 U JP 3880692U JP 3880692 U JP3880692 U JP 3880692U JP H0597088 U JPH0597088 U JP H0597088U
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雅之 磯貝
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株式会社日立ホームテック
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 交流電源1から直流電源に変換する整流回路
2と、この直流電源を高周波電流に変換し加熱コイル5
に供給するインバータ回路9と、このインバータ回路9
を制御する制御回路12とからなる誘導加熱調理器にお
いて、制御回路12の制御に小物負荷検出用入力電力レ
ベルを設定させる小物負荷検知レベル設定手段13を設
けた。 【効果】 小物負荷を検出する場合は、制御回路によっ
て設定されている入力電力レベルにかかわらず、一時的
に小物負荷検出用入力電力レベルに固定し、小物負荷検
知レベル設定手段が簡略化出来、またマイクロコンピュ
ータの内部演算によって小物負荷の検出を行う場合で
も、入力電力レベルの変化に対応する小物負荷検知レベ
ルの補正を行う必要がなくなり、処理時間が大幅に短縮
出来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、小物負荷検出を行う誘導加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
加熱コイルに高周波電流を印加し高周波の磁束を発生させて加熱コイルと磁気 結合した負荷に渦電流を誘起させて、そのジュール熱により負荷を加熱させる誘 導加熱調理器において、ナイフやスプーン等の小物負荷が加熱された場合は火傷 等の恐れがあるので、加熱動作中の入力電流と、入力電圧や、加熱コイルの共振 電圧とを比較することにより判別する小物負荷検出方法が、特公昭59−328 78号公報、特公昭61−29117号公報等で提案されていた。
【0003】 また、制御回路のマイクロコンピュータ化が進み、インバータ回路の入力電圧 と入力電流を入力し、内部演算によって小物負荷検出を行うものが増大している 。(例えば特開平3−114196号公報)
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、加熱動作中の入力電流と、入力電圧や、加熱コイルの共振電圧 とを比較する方法では、入力電圧を検出するために抵抗分圧回路が必要であり制 御回路が非絶縁化になっていた。また、入力電圧の変動により入力電力が変化す ると検出レベルが変動するので検出値に対して補正を加えないと正確な小物負荷 検出が行えないという問題点があった。
【0005】 また、マイクロコンピュータによって小物負荷検出を行う場合は、A/D変換 や内部演算、入力電力に対する小物負荷検出レベルの補正などで処理時間が大幅 にかかってしまい、他の処理に影響を与える場合があった。
【0006】 また、ジャー炊飯器やジャーポット、あるいはホットプレートなどに誘導加熱 方式を使用する場合、使用中に負荷が変動し小物負荷と判断されるような場合は ほとんど無いと考えられる。したがって、一般の電磁調理器の場合とは異なり、 小物負荷の検出は常時行わなくても構わない場合が多い。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するためになされたものであり、交流電源から直流電 源に変換する整流回路と、この直流電源を高周波電流に変換し加熱コイルに供給 するインバータ回路と、このインバータ回路を制御する制御回路と、交流電源の 入力電流又はインバータ回路の入力電流を検出する入力電流検出回路とからなる 誘導加熱調理器において、小物負荷検出用入力電力レベルを設定し制御回路に制 御させる小物負荷検知レベル設定手段を制御回路に入力し、入力電力レベルにお ける入力電流検出回路が検出した検出値と、小物負荷検知レベルを比較して小物 負荷を検出するものである。
【0008】
【作用】
上記のように構成したことにより、小物負荷を検出する場合は、制御回路によ って設定されている入力電力レベルにかかわらず、一時的に小物負荷検出用入力 電力レベルに設定し、入力電力レベルにおける入力電流検出回路が検出した検出 値と、小物負荷検知レベルを比較して小物負荷を検出する作用をする。
【0009】
【実施例】
以下本考案の一実施例について図面に従って説明する。図1は、本考案の一実 施例を施した誘導加熱調理器のブロック回路図であり、図2は同小物負荷検出例 である。
【0010】 図において、交流電源1を整流回路2に入力し直流電源を構成する。この整流 回路2の出力側にはチョークコイル3及び平滑コンデンサ4とで構成される平滑 回路と、加熱コイル5と共振コンデンサ6で構成される共振回路と、ダンパーダ イオード7と、スイッチング素子8とからなるインバータ回路9が接続されてい る。
【0011】 カレントトランスCTによりインバータ回路9の1次側の入力電流を検出し入 力電流検出回路10に入力し、インバータ回路9の入力電圧を入力電圧検出回路 11にて検出し、制御回路12に入力する。前記入力電流検出回路10によって 変換した電圧信号と、小物負荷検知レベル設定手段13の設定出力を小物検知手 段14に入力する。この小物検知手段14は入力電流検出回路10によって変換 した電圧信号と小物負荷検知レベル設定手段13の設定出力とを比較し加熱に適 さない小物負荷や、負荷の無い状態を検出し制御回路12に出力する。なお、小 物検知手段14の出力は制御回路12が小物負荷検知火力レベルを設定している 場合以外は出力を停止する。制御回路12は使用者の操作に基づく、あるいは動 作シーケンスにしたがった火力設定や、報知等を行う。
【0012】 前記制御回路12の出力する火力設定信号を通電率設定回路15に入力し、こ の通電率設定回路15が出力するスイッチング素子8駆動用のパルス信号をドラ イブ回路16に入力し、ドライブ回路16はこのパルス信号をスイッチング素子 8を駆動するのに十分な駆動信号に変換しスイッチング素子8に出力する。
【0013】 次に小物負荷検出例を示す動作シーケンスを図2を用いて説明する。
【0014】 この動作は加熱開始は徐々に入力電力を増し、最大電力で一定時間加熱した後 、2回入力電力を下げてから加熱停止するものである。横軸は時間、縦軸はイン バータ回路の入力電力を示し、実線は通常の負荷の場合を、点線は途中で負荷が 取り去られた場合を示す。なお、小物負荷を検出した場合は、検出時点で加熱を 停止する。
【0015】 加熱中はtaの期間動作シーケンスにしたがった加熱パタンにより通電し、t bの期間は小物検出用入力電力レベルに設定し、これらのパタンを繰り返す。
【0016】 区間A(T0からT1まで)は徐々に通電率を上げていく、いわゆるソフトスタ ートである。また、T2からT3、T4からT5は通電率の変化を滑らかに行う部分 である。
【0017】 区間B(T1からT2)は最大レベルによる通電である。
【0018】 区間C(T3からT4)は小物検出用入力電力レベルと同じ電力レベルの場合で ある。
【0019】 区間D(T5からT6)は小物検出用入力電力レベルより低い電力レベルの場合 である。
【0020】 なお、区間Aにおいて、ソフトスタート処理の途中でta経過し、tb期間小 物検知動作を行う。その後ソフトスタート処理を継続する。
【0021】 各区間において、小物検出用入力電力レベルに設定されている期間に小物負荷 あるいは負荷無しの状態になっている場合は、入力電流が減少するので、その検 出レベルを図中の小物負荷検知レベルとする(点線B′、C′、D′)。したが って、小物負荷検出期間中は小物負荷検知レベルに対して入力電流が大きいか小 さいかだけを判断するだけでよい。
【0022】 本例のように、一定時間ごとに小物負荷検出を行う場合にはtaに対してtb を短くすることによって、本来の加熱パタンを損なうことなく調理することが出 来る。また、構造的に負荷が取外しにくいものなどはtaを長くし小物負荷検出 回数を減らす、あるいは加熱シーケンスを持つものについてはそのシーケンスの 切り替え時に小物負荷検出を行うなどの方法をとればよい。
【0023】 なお、本実施例では、入力電流は交流電源側1の電流を検出しているが、整流 後のインバータ回路9の入力電流等を検出しても同様の小物負荷検出を行なうこ とができる。また、これらの回路構成の一部をマイクロコンピュータに内蔵され ている付加回路にて構成することも可能であり、例えばマイクロコンピュータに 前記小物負荷検知レベル設定手段13の代わりに小物負荷相当のディジタルデー タを予め記憶しておき、そのデータと入力電流検出回路10の出力をA/D変換 した値とを比較して小物負荷を判別する(図示せず)。その場合は部品点数を削 減することができる。
【0024】
【考案の効果】
本考案は制御回路の制御に小物負荷検出用入力電力レベルを設定させる小物負 荷検知レベル設定手段を設け、小物負荷を検出する場合は、制御回路によって設 定されている入力電力レベルにかかわらず、一時的に小物負荷検出用入力電力レ ベルに固定し、小物負荷検知レベル設定手段が簡略化出来、またマイクロコンピ ュータの内部演算によって小物負荷の検出を行う場合でも、入力電力レベルの変 化に対応する小物負荷検知レベルの補正を行う必要がなくなり、処理時間が大幅 に短縮出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す誘導加熱調理器のブロ
ック回路図である。
【図2】同じく小物負荷検出例を示す図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 整流回路 5 加熱コイル 9 インバータ回路 10 入力電流検出回路 12 制御回路 13 小物負荷検知レベル設定手段

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源(1)から直流電源に変換する整
    流回路(2)と、この直流電源を高周波電流に変換し加熱
    コイル(5)に供給するインバータ回路(9)と、このイン
    バータ回路(9)の入力電力レベルを制御する制御回路
    (12)と、入力電流を検出する入力電流検出回路(10)
    とからなる誘導加熱調理器において、小物負荷検出用入
    力電力レベルを設定し前記制御回路(12)に制御させる
    小物負荷検知レベル設定手段(13)を制御回路(12)に
    入力し、小物負荷を検出する場合は、制御回路(12)に
    よって設定されている入力電力レベルにかかわらず、一
    時的に小物負荷検出用入力電力レベルに設定し、入力電
    力レベルにおける入力電流検出回路(9)が検出した検出
    値と、小物負荷検知レベルを比較して小物負荷を検出す
    ることを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 【請求項2】 交流電源(1)の入力電流を検出する入力
    電流検出回路(10)とした請求項1記載の誘導加熱調理
    器。
  3. 【請求項3】 インバータ回路(9)の入力電流を検出す
    る入力電流検出回路(10)とした請求項1記載の誘導加
    熱調理器。
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