JPH0597428A - 変性ホージヤサイト型ゼオライトおよびその製造方法 - Google Patents

変性ホージヤサイト型ゼオライトおよびその製造方法

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JPH0597428A
JPH0597428A JP28704691A JP28704691A JPH0597428A JP H0597428 A JPH0597428 A JP H0597428A JP 28704691 A JP28704691 A JP 28704691A JP 28704691 A JP28704691 A JP 28704691A JP H0597428 A JPH0597428 A JP H0597428A
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adsorption
zeolite
mole
type zeolite
ammonia
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JP28704691A
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Katsumasa Nakahara
勝正 中原
Takanori Ida
孝徳 井田
Yusaku Arima
悠策 有馬
Goro Sato
護郎 佐藤
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JGC Catalysts and Chemicals Ltd
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Catalysts and Chemicals Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ホージャサイト型ゼオライトのア
ンモニア微分吸着熱曲線において、強酸に相当する10
0KJ/mole以上のアンモニア吸着熱が、全酸量に相当す
る70KJ/mole以上のアンモニア吸着量(m mole/g)の
50%以上を占め、しかも、均一なアンモニア吸着熱
(KJ/mole)、即ち均一な酸強度を有する変性ホージャ
サイト型ゼオライト及びその製造方法の提供を目的とす
る。 【構成】 ホージャサイト型ゼオライトのアンモニア微
分吸着熱曲線において、下記(A)および(B)の特性を有
することを特徴とする変性ホージャサイト型ゼオライ
ト。 W=吸着熱100(KJ/mole)以上のアンモニア吸着量(mmole
/g) X=吸着熱70(KJ/mole)以上のアンモニア吸着量(m mole
/g) Y=(1-0.9)×初期吸着熱(KJ/mole) Z=〔0.90×初期吸着熱(KJ/mole)〕以上のアンモニア
吸着量(m mole/g) 但し、初期吸着熱は、アンモニア微分吸着熱曲線におい
て、アンモニア吸着量0m mole/gに外挿して求められる
吸着熱(KJ/mole)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変性ホージャサイト型
ゼオライトとその製造方法に関する。さらに詳しくは、
SiO2/Al23モル比が高く、単位格子定数が小さ
く強酸量が弱酸量に比較して多く、しかも強酸領域で均
一な酸強度分布を有する変性ホージャサイト型ゼオライ
トとその製造方法に係る。
【0002】
【従来技術】従来、各種のゼオライトについて固体酸特
性が種々研究されており、ホージャサイト型ゼオライト
の酸強度分布についても種々の報文がある。例えば、Ka
zuoTsutsumi etal,Bull.Chem.Soc.Jpn.,48,3576
〜3580(1975)には、ホージャサイト型ゼオライトへのア
ンモニア微分吸着熱を測定して酸強度分布特性を論じて
いる。また、一般に、クメンの接触分解反応には、70
KJ/mole以上のアンモニア吸着熱に相当する酸強度が有
効であり、強酸で反応が進むトルエンの不均化反応に
は、100KJ/mole以上のアンモニア吸着熱に相当する
酸強度が有効であると云われている〔例えば、増田等,
石油学会誌 VoL22,p-67(1979)〕。本発明者らは、ア
ンモニア微分吸着熱の測定から従来のアンモニウムイオ
ン交換したNH4YゼオライトあるいはNH4-Na-Yゼ
オライトを水蒸気雰囲気中でカ焼して得られる超安定ゼ
オライト(USY)と全く異なるアンモニア微分吸着熱
曲線分布を示す変性ホージャサイト型ゼオライトを見い
出し本発明を完成するに至った。本発明では、ホージャ
サイト型ゼオライトのアンモニア微分吸着熱を測定し、
70KJ/mole以上のアンモニア吸着熱を全酸量とし、1
00KJ/mole以上のアンモニア吸着熱を強酸として、解
析を行った。
【0003】
【発明の目的】本発明の目的は、新規な固体酸特性を有
する変性ホージャサイト型ゼオライトおよびその製造方
法を提供することにある。即ち、本発明は、SiO2
Al23モル比が高く、単位格子定数を減少したゼオラ
イトであって、図1に示すようにホージャサイト型ゼオ
ライトのアンモニア微分吸着熱曲線において、強酸に相
当する100KJ/mole以上のアンモニア吸着熱が、全酸
量に相当する70KJ/mole以上のアンモニア吸着量(m m
ole/g)の50%以上を占め、しかも、均一なアンモニ
ア吸着熱(KJ/mole)即ち、均一な酸強度を有する変性
ホージャサイト型ゼオライトおよびその製造方法を提供
することを目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明は、ホージャサイト型ゼオライト
のアンモニア微分吸着熱曲線において、下記(A)およ
び(B)の特性を有することを特徴とする変性ホージャ
サイト型ゼオライトに関する。 W=吸着熱100(KJ/mole)以上のアンモニア吸着量(mmole
/g) X=吸着熱70(KJ/mole)以上のアンモニア吸着量(m mole
/g) Y=(1-0.9)×初期吸着熱(KJ/mole) Z=〔0.90×初期吸着熱(KJ/mole)〕以上のアンモニア
吸着量(m mole/g) 但し、初期吸着熱は、アンモニア微分吸着熱曲線におい
て、アンモニア吸着量0m mole/gに外挿して求められる
吸着熱(KJ/mole)。
【0005】
【発明の具体的説明】以下、本発明について具体的に説
明する。本発明の第1は、アンモニア微分吸着熱曲線に
おいて、下記(A)および(B)の特性を有する変性ホージ
ャサイト型ゼオライトに関する。 W=吸着熱100(KJ/mole)以上のアンモニア吸着量(mmole
/g) X=吸着熱70(KJ/mole)以上のアンモニア吸着量(m mole
/g) Y=(1-0.9)×初期吸着熱(KJ/mole) Z=〔0.90×初期吸着熱(KJ/mole)〕以上のアンモニア
吸着量(m mole/g) 但し、初期吸着熱は、アンモニア微分吸着熱曲線におい
て、アンモニア吸着量0m mole/gに外挿して求められる
吸着熱(KJ/mole)。
【0006】本発明でのアンモニア微分吸着熱曲線は、
試料を400℃で5時間加熱脱気処理した後、200℃
の温度におけるアンモニア微分吸着熱曲線をKazuo Tsut
sumietal,Bull.Chem.Soc.Jpn.,55,2572-2575(198
2)の文献に記載されている方法で測定して求めたもの
で、上記(A)(B)の特性は、アンモニア微分吸着熱曲線
から求めた値である。
【0007】本発明の変性ホージャサイト型ゼオライト
で、 W=吸着熱100(KJ/mole)以上のアンモニア吸着量(mmole
/g) X=吸着熱70(KJ/mole)以上のアンモニア吸着量(m mole
/g) の値は、ゼオライトの全酸量に対する強酸量の占める割
合の意味を有し、50%以上、好ましい値は60%以上
の範囲である。 Y=(1-0.9)×初期吸着熱(KJ/mole) Z=〔0.90×初期吸着熱(KJ/mole)〕以上のアンモニア
吸着量(m mole/g) の値は、強酸領域における酸強度の均一性を示す式であ
って、この酸強度の均一性は、ゼオライト中でAl原子
が配位している位置と関係しており、Al原子が均等な
間隔で配位していることによるものと思われる。この
(B)値は12以下、好ましくは10以下の範囲である。
【0008】本発明の第2は、前記変性ホージャサイト
型ゼオライトの製造方法に関する。該製造方法として
は、たとえばホージャサイト型ゼオライトを水相中にお
いて、可溶性シリカの存在下に脱アルミニウム剤とpH4
以下で接触させ(A工程)、得られたゼオライトを洗浄
した後、さらにアルカリ性水溶液で処理する(B工程)
ことを特徴とする方法があげられる。
【0009】その具体的態様としては、前述の脱アルミ
ニウム剤と接触させる工程を経て得られたゼオライト
を、洗浄してゼオライトから脱アルミニウムされたアル
ミニウムを除去した後に、アルカリ性水溶液中に懸濁
し、10分以上、好ましくは1時間〜5時間撹拌してア
ルカリ性水溶液処理を行い、次いで洗浄し、必要に応じ
て更にアンモニウムイオン交換してゼオライト中のアル
カリ金属イオンを除去し、洗浄、乾燥して変性ホージャ
サイト型ゼオライトを得る。
【0010】従来、シリカ/アルミナモル比が3〜6で
単位格子定数が24.65Åより大きい耐酸性の低いホ
ージャサイト型ゼオライトは、懸濁液のpHを4以下にす
るとゼオライトの結晶構造が壊われる問題があり、特に
アルカリ金属を含有する場合は、この傾向が強く、いず
れにしてもpH4以下にすることができず、そのため実質
上、脱アルミニウム反応が進行しないため、原料として
使用することすらできなかった。本発明の方法では、
(A)工程において、ゼオライトの骨格構造から脱アルミ
ニウムすると同時に脱アルミニウムした位置に珪素が挿
入されるため、上記の耐酸性の低いアルカリ金属を含有
するホージャサイト型ゼオライトでも、結晶構造を破壊
することなく、懸濁液のpHを4以下、さらには1以下に
することも可能である。本発明における水相のpHが4よ
り高い場合はゼオライトの骨格構造から脱アルミニウム
が起きにくいので好ましくない。A工程は、ゼオライト
を可溶性シリカの存在する水相中に懸濁させ、しかる後
にpH4以下、好ましくは3以下で脱アルミニウム剤と接
触させる工程を有するが、ゼオライトと脱アルミニウム
剤との接触は徐々に行うことが望ましい。例えば、ゼオ
ライトを少量の珪酸などの可溶性シリカを含有する水溶
液中に懸濁させた後、加温下に撹拌しながら珪酸などの
可溶性シリカ源と硫酸などの脱アルミニウム剤を徐々
に、好ましくは0.2モル脱アルミニウム剤/Hr.1モル
−ゼオライトより遅い速度で添加して、該懸濁液のpHを
4以下とする。
【0011】前記AおよびB工程における懸濁液の温度
は、特に限定されるものではないが、50〜100℃の
範囲が好ましい。また、懸濁液中のゼオライト濃度は3
〜50重量%の範囲とすることが望ましい。前記B工程
におけるアルカリ性水溶液での処理は、懸濁液のpHが
8.5〜10.5、好ましくは9.0〜10.0の範囲で
処理することが望ましい。このpH範囲の処理では、無定
形シリカの溶解度がこのpH範囲で高いためにゼオライト
骨格構造以外のシリカが除去され、得られるゼオライト
の結晶度が高くなるという効果をも有する。
【0012】本発明の方法では、脱アルミニウム剤の添
加量を調節することにより、SiO2/Al23モル比
が6以上、好ましくは7〜30の範囲で、単位格子定数
は24.65Å以下、好ましくは24.55〜24.3
5Åの範囲に調節した変性ホージャサイト型ゼオライト
を得ることができる。
【0013】本発明に使用されるホージャサイト型ゼオ
ライトとしては、天然および合成のゼオライトの何れも
が使用可能であって、アルカリ金属を多量に含有するゼ
オライトであってもよく、またアルカリ金属をアンモニ
ウムイオンでイオン交換したゼオライトであってもよ
い。またスチーミング処理などの従来技術によりゼオラ
イトの骨格構造から脱アルミニウムした超安定ホージャ
サイト型ゼオライトを出発物質とすることもできる。特
に本発明では150℃以上の熱履歴を受けていない、即
ち150℃以上の温度でカ焼された経歴を有しない耐酸
性の弱いホージャサイト型ゼオライトを出発物質として
使用することは、焼成などの工程を経ないでSiO2
Al23モル比の高いゼオライトが得られるので、経済
的効果が大きく好ましい。
【0014】本発明で使用する可溶性シリカとは、水溶
液中に含まれる珪酸のうち、水溶液を硫酸酸性にしてモ
リブデン酸アンモニウムの溶液を添加することによって
黄色のモリブド珪酸を生成する状態にある珪酸をいう。
可溶性シリカ源としては、オルト珪酸、メタ珪酸などx
SiO2・yH2Oとして示される珪酸;メタ珪酸塩、オ
ルト珪酸塩、二珪酸塩、三珪酸塩などの珪酸塩;珪酸が
高重合したシリカゾル;シラン化合物など、微量溶解し
うるものであればいずれも使用できる。本発明での水溶
液中に存在する可溶性シリカの量は130ppm以上であ
ることが望ましい。水溶液中に存在する可溶性シリカの
量が130ppmより少ないと、酸処理によりゼオライト
の結晶構造が壊れるので望ましくない。本発明に使用さ
れる脱アルミニウム剤としては、硫酸、硝酸、塩酸など
の鉱酸の外、酢酸などの有機酸、EDTAなどのキレー
ト剤など、通常ゼオライトの脱アルミニウムに使用され
る脱アルミニウム剤が使用できるが、特に、硫酸、硝
酸、塩酸から選ばれる1種以上の酸が好適である。
【0015】本発明に使用されるアルカリ性水溶液とし
ては、アルカリ金属、アルカリ土類金属およびアンモニ
ウムなどの水に可溶性の塩基性物質の水溶液が使用可能
であるが、特にアンモニア水、アミン化合物の水溶液
は、再度アンモニウムイオン交換してゼオライト中のア
ルカリ金属イオンを除去する必要がないので好ましい。
【0016】但し、第1本発明の変性ホージャサイト型
ゼオライトの製造方法は、前記のような製造方法のみに
限定されるものではなく、前記(A)および(B)の特
性を有する変性ホージャサイト型ゼオライトを与える方
法であれば、特に制限なく採用することができる。
【0017】
【実施例】以下に実施例を示し本発明を具体的に説明す
る。 実施例1 NaYゼオライト(モル組成Na2O・Al23・5Si
2)464gを焼成することなく通常の方法によりイオ
ン交換し、Na残存率25%のアンモニウム交換Y型ゼ
オライトを調整した。このアンモニウム交換ゼオライト
をそのまま80℃の温水4640ccに懸濁した。別途、
シリカ濃度1%に希釈した3号水硝子を硫酸で中和して
得たpH2.0のケイ酸溶液6000gを調整した。この
ケイ酸溶液から先ず300gを該懸濁液に攪拌しながら
加えた。次いで、温度を95℃に昇温し、濃度2.5%
の硫酸8820gと残りケイ酸溶液5700gを各々1
76.4g/hr、114.0g/hrの速度で50hr連続的
に添加してpH1.9とした。硫酸及びケイ酸溶液を添加
終了後、ゼオライトを分離し、洗浄して得たゼオライト
を80℃の温水13920ccに懸濁し、攪拌しながら、
pH=9.8〜10となるように15%NH3水を連続的
に3hr添加した。3hr後ゼオライトを分離し、洗浄、乾
燥して変性ホージャサイト型ゼオライトZAを得た。変
性ホージャサイト型ゼオライトZAの性状については化
学分析により組成を求め、又、X線回折により結晶度、
格子定数を測定した。結果を表−1に示す。なお、結晶
度は出発原料NaYゼオライトを100%としたときの
相対値である。次いで、変性ホージャサイト型ゼオライ
トZAについての固体酸特性を調べるために、アンモニ
ア微分吸着熱曲線を求めた。アンモニア微分吸着熱曲線
は、試料を400℃で5時間加熱脱気処理した後、前述
のKazuo Tsutsumi etal,Bull.Chem.Soc.Jpn.,55
2572-2575(1982)に記載されている方法で、温度20
0℃で測定して求めた。その結果を図−1に示す。図1
において、横軸はアンモニアの積算吸着量(m mole/
g)で、縦軸はアンモニアの吸着熱(KJ/mole)であ
る。図1より、アンモニア吸着熱70KJ/mole以上のア
ンモニア吸着量は2.74m mole/gであり、アンモニ
ア吸着熱100KJ/mole以上のアンモニア吸着量は1.
70m mole/gである。また、初期吸着熱は113KJ/m
oleで、この初期吸着熱の90%に相当する101.7K
J/mole以上のアンモニア吸着量は1.63m mole/gで
ある。従って、 W=吸着熱100(KJ/mole)以上のアンモニア吸着量(mmole
/g)X=吸着熱70(KJ/mole)以上のアンモニア吸着量(m m
ole/g) Y=(1-0.9)×初期吸着熱(KJ/mole)Z=〔0.90×初期吸着
熱(KJ/mole)〕以上のアンモニア吸着量(m mole/g)とな
る。これらの結果も表−1に示す。ゼオライトZAは、
非常に均一な強酸を多量に有することがわかる。 実施例2 NaYゼオライト(モル組成Na2O・Al23・5Si
2)464gを焼成することなく通常の方法によりイオ
ン交換し、Na残存率25%のアンモニウム交換Y型ゼ
オライトを調整した。このアンモニウム交換ゼオライト
をそのまま80℃の温水4640ccに懸濁した。別途シ
リカ濃度1%に希釈した3号水硝子を硫酸で中和して得
たpH2.0のケイ酸溶液9000gを調整した。このケ
イ酸溶液から先ず300gを該懸濁液に攪拌しながら加
えた。次いで、温度を95℃に昇温し、濃度2.5%の
硫酸13720gと残りケイ酸溶液8700gを各々1
37.2g/hr、87.0g/hrの速度で100hr連続的
に添加してpH1.4とした。硫酸及びケイ酸溶液を添加
終了後、ゼオライトを分離し、洗浄して得たゼオライト
を再び80℃の温水21000cc懸濁し、攪拌しなが
ら、pH=9.8〜10となるように15%NH3水を連
続的に3hr添加した。3hr後ゼオライトを分離し、洗
浄、乾燥して変性ホージャサイト型ゼオライトZBを得
た。実施例1と同様にして測定した変性ホージャサイト
型ゼオライトZBの性状を表−1に、またアンモニア微
分吸着熱曲線を図1に示す。 比較例1 NaYゼオライト(モル組成Na2O・Al23・5Si
2)464gを焼成することなく通常の方法によりイオ
ン交換を繰り返し行って、Na残存率25%のアンモニ
ウム交換ゼオライトを調整した。このゼオライトを洗
浄、乾燥した後、550℃で3時間焼成した。次いで焼
成ゼオライトをさらに硫酸アンモニウムを用いてイオン
交換しアンモニウム交換率91%のNH4−Yゼオライ
ト(Na2O含有量1.33wt%)を調製した。このNH
4−YゼオライトトをZCとし、実施例1と同様にして
測定した該ゼオライトの性状を表−1に、またアンモニ
ア微分吸着熱曲線を図2に示す。 比較例2 NaYゼオライト(モル組成Na2O・Al23・5Si
2)464gを通常の方法によりイオン交換し、Na残
存率25%のアンモニウム交換ゼオライトを調整した。
このゼオライトを水蒸気雰囲気中で550℃で3時間カ
焼し、次いで水4640ccに懸濁させ、硫酸アンモニウ
ム449gと25%硫酸を添加してpH3.0に調製した
後、90℃に加温した。この懸濁液より分離、乾燥して
超安定性Y型ゼオライト(USY)ZDを得た。このゼ
オライトトZDについて、実施例1と同様にして測定し
た性状を表−1に、またアンモニア微分吸着熱曲線を図
2に示す。 (以下余白)
【0018】
【表1】
【0019】
【効果】本発明に係る変性ホージャサイト型ゼオライト
はSiO2/Al23モル比が高く、単位格子定数が小さ
いにもかかわらず、アンモニア微分吸着熱曲線において
図1から分かる様に強酸領域に於いて非常に均一なアン
モニア吸着熱を有し、しかも全酸量に対する強酸の量が
多いという特徴を有する。したがって、この変性ホージ
ャサイト型ゼオライトは、前述の様な特別な固体酸特性
を有しているので、炭化水素の接触分解、水素化分解、
異性化などの触媒あるいは脱硝触媒などに使用して好適
であり、前記各反応に用いた場合、副次反応が少なく、
目的とする生成物の選択率が高い等の効果が予想され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変性ホージャサイト型ゼオライトのア
ンモニア微分吸着熱曲線を示す。 ●は、実施例1の変性ホージャサイト型ゼオライト(Z
A)のアンモニア微分吸着熱曲線を示す。 ○は、実施例2の変性ホージャサイト型ゼオライト(Z
B)のアンモニア微分吸着熱曲線を示す。
【図2】従来法による変性ホージャサイト型ゼオライト
のアンモニア微分吸着熱曲線を示す。 ●は、比較例1の変性ホージャサイト型ゼオライト(Z
C)のアンモニア微分吸着熱曲線を示す。 ○は、比較例2の変性ホージャサイト型ゼオライト(Z
D)のアンモニア微分吸着熱曲線を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 護郎 福岡県北九州市若松区北湊町13−2 触媒 化成工業株式会社若松工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホージャサイト型ゼオライトのアンモニ
    ア微分吸着熱曲線において、下記(A)および(B)の
    特性を有することを特徴とする変性ホージャサイト型ゼ
    オライト。 W=吸着熱100(KJ/mole)以上のアンモニア吸着量(mmole
    /g) X=吸着熱70(KJ/mole)以上のアンモニア吸着量(m mole
    /g) Y=(1-0.9)×初期吸着熱(KJ/mole) Z=〔0.90×初期吸着熱(KJ/mole)〕以上のアンモニア
    吸着量(m mole/g) 但し、初期吸着熱は、アンモニア微分吸着熱曲線におい
    て、アンモニア吸着量0m mole/gに外挿して求められる
    吸着熱(KJ/mole)。
  2. 【請求項2】 変性ホージャサイト型ゼオライトが、S
    iO2/Al23モル比が6以上、単位格子定数が2
    4.65Å以下のものであることを特徴とする請求項1
    記載の変性ホージャサイト型ゼオライト。
  3. 【請求項3】 ホージャサイト型ゼオライトを水相中に
    おいて可溶性シリカの存在下に脱アルミニウム剤とpH4
    以下で接触させ、得られたゼオライトをさらにアルカリ
    性水溶液で処理することを特徴とする請求項1記載の変
    性ホージャサイト型ゼオライトの製造方法。
  4. 【請求項4】 アルカリ性水溶液として、アンモニア水
    および/またはアミン水溶液を使用することを特徴とす
    る請求項3記載の変性ホージャサイト型ゼオライトの製
    造方法。
  5. 【請求項5】 ホージャサイト型ゼオライトは150℃
    以上の熱履歴を受けていないものであることを特徴とす
    る請求項3又は4記載の変性ホージャサイト型ゼオライ
    トの製造方法。
JP28704691A 1991-10-07 1991-10-07 変性ホージヤサイト型ゼオライトおよびその製造方法 Pending JPH0597428A (ja)

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