JPH0597642A - 粉末エアゾール化粧料 - Google Patents
粉末エアゾール化粧料Info
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- JPH0597642A JPH0597642A JP28384891A JP28384891A JPH0597642A JP H0597642 A JPH0597642 A JP H0597642A JP 28384891 A JP28384891 A JP 28384891A JP 28384891 A JP28384891 A JP 28384891A JP H0597642 A JPH0597642 A JP H0597642A
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Abstract
ることができ、しかも汗による肌のべたつきを解決する
効果の持続性に優れると共に、肌を白化させることのな
い使用性に優れた粉末エアゾール化粧料を提供する。 【構成】 比表面積250〜1000m2/gの多孔性
球状粉末と、比表面積50〜200m2/gの多孔性球
状粉末を含有することを特徴とする粉末エアゾール化粧
料。
Description
関するものである。
の防止や抑制に使用される化粧品には、粉体を配合する
ことが一般に行われている。化粧品に粉体を配合する理
由は、粉体が身体表面の水分や皮脂分を吸収するととも
に、粉体の存在により身体の表面にさらさら性が付与さ
れるからである。従来、このような粉体配合製品として
は、エアゾール状の制汗パウダースプレー、粉末状のタ
ルカムパウダー、ベビーパウダー、固形状のスティック
パウダー等が知られている。制汗パウダースプレーは、
クロルヒドロキシアルミニウム塩等の微粉末状の制汗有
効物質やタルク、無水ケイ酸、カオリン等の無機粉末基
剤を、イソプロピルミリステート、環状ポリシロキサン
等の油、香料などの補助成分とともに液化噴射剤中に懸
濁させたものである(特開昭56−127306号、特
公昭56−29912号、特開昭57−75912
号)。この製品は、汗をかく前に特に腋の下等に塗布し
て発汗を抑えるとともに、最近では汗をかいた後、身体
のべたつきを解消する目的で使用されることが多くなっ
てきている(特開昭63−130525号、特開昭63
−192709号)。また、粉体成分をある種の基剤で
コーティングして使用感を向上させた製品もある(特開
昭56−68604号、特開昭61−204112号、
特開昭62−164615号)。しかしながら、これら
の製品には、肌に塗布すると肌が粉体により白くなるた
め美感をそこねるという欠点のあるものが多い上、ま
た、油状物質の存在により粉体が本来有しているさらさ
ら性を身体に十分付与できないという欠点や、更に肌の
さらさら性を十分に持続できないという欠点も有してい
るものもある。また、粉体を噴霧しているため、粉体が
身体に付着するのみでなく、空間に飛び散るため、ロッ
カールーム等狭い部屋で使用した場合、部屋中に微小粉
体が浮遊して、それを吸い込んでむせる原因となり、こ
の点にも欠点のある製品がある。一方、タルカムパウダ
ーやベビーパウダーは、タルクを主体としてこれに炭酸
マグネシウムや金属石鹸を混合したものを基剤として用
い、これに殺菌剤や香料を添加して形成した粉末状の製
品である〔池田鉄作著:化粧品学(南山堂)〕。これら
の製品は汗や水分を吸収することから、従来より夏期の
湯上りの肌の手入れや、乳幼児のおしめかぶれ予防のた
めに使用されてきたが、最近では若い女性の間でスポー
ツで汗をかいた後等に身体のべたつきを解消するために
使用されることが多くなってきた。しかしながら、これ
ら製品も、やはりパウダーが主体のために肌が白くなっ
て美感をそこねるという欠点があり、しかもパフ等で身
体に塗布しなければならないために、手の届きにくい身
体部位には適用しにくいという使用性の問題もあった。
やかいた後の身体に容易に塗布することができ、しかも
汗による肌のべたつきを解決する効果の持続性に優れる
と共に、肌を白化させることのない使用性に優れた粉末
エアゾール化粧料を提供することをその課題とする。
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、比表面積の異なる
2種以上の球状多孔性粉末を併用した場合に、前記課題
を解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。すなわち、本発明によれば、比表面積250〜10
00m2/gの多孔性球状粉末と、比表面積50〜20
0m2/gの多孔性球状粉末を含有することを特徴とす
る粉末エアゾール化粧料が提供される。
明においては、比表面積の異なる少なくとも2種の球状
多孔性粉末を用いる。本発明で使用できる粉末の具体例
としては、例えば、酢酸ビニル、メチルビニルエーテ
ル、アクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸、
メタクリル酸エステル、スチレン、α−メチルスチレ
ン、ジビニルベンゼン、エチレングリコーリジメタクリ
レート、ヘキサメチレンジアミン、アジピン酸、ε−カ
プロラクタム、シラン等のモノマーから誘導されるホモ
ポリマーやコポリマー等の高分子化合物粉末、ケイ酸、
無水ケイ酸、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化タン
タル等の無機粉末が挙げられる。
よって変化し、本発明では、その種類と粒径を適切に選
ぶことによって、所望の比表面積を有する粉末を得るこ
とができる。本発明で用いる球状多孔性粉末のうちの一
方の成分(A)は、その比表面積が250〜1000m
2/g以下、好ましくは350〜900m2/gのもの
で、他方の成分(B)は、比表面積が50〜200m2
/g、好ましくは70〜160m2/gのものである。
粉末(A)と粉末(B)の割合は、粉末(A)と粉末
(B)との重量比(A/B)で表わして、8/2〜2/
8、好ましくは3/1〜1/3となる割合である。粉末
(A)の割合が少ないとさらさら性の持続性を十分発揮
できなくなり、一方、粉末(B)の割合が少ないと塗布
直後のさらさら感がやや劣るようになるだけでなく、塗
布した肌の白化も目立つようになる。粉末の粒径は、一
般的には、0.1〜50μm、好ましくは1〜30μm
である。本発明で用いる粉末は、その少なくとも1種に
無機粉末を用いるのが好ましく、特に、平均粒径1〜1
00ミリμmの1次粒子を凝集させて得られる平均粒径
が50μm以下、好ましくは1〜30μmの球状二次粒
子を用いるのが好ましい。本発明で用いる粉末の配合量
は、全化粧料に対して10重量%以下、好ましくは0.
1〜5重量%とするのがよい。本発明において、比表面
積の異なる粉末を併用した場合に、さらさら性及びその
持続性にすぐれるとともに、塗布した肌を白化させるこ
とのないすぐれた製品が得られる理由は定かではない
が、粉末Bは発散する汗等を効果よく逸散するため、製
品を塗布した直後のさらさら感が強く発現され、更にそ
の持続力はそれより大きな比表面積を有する粉末Aの作
用に起因するものと推定される。また、本発明のエアゾ
ールの化粧料は肌の白化が少ないという効果を与える。
この理由も定かではないが、混合した粉末の光透過性や
光散乱等の特性に起因するものと推定される。
配合することが好ましい。このアルコールの配合によ
り、使用に際しての粉末の飛散をより効果的に抑制する
ことができる。アルコールとしては、化粧品に用いられ
るものならなんでもよく、エチルアルコール、イソプロ
パノール等が最適である。これらアルコールの配合量は
3〜50重量%であり、好ましくは5〜40重量%であ
る。アルコール量が50重量%より多いと肌についた時
乾きにくくなるとともに、アルコールで濡れた部分が乾
いた時、外縁部が粉末でリング状に白化して好ましくな
い。また、3重量%未満では、粉体の飛散を十分に抑え
ることができない。
には、上記粉末と液化噴射剤又は上記粉末と、アルコー
ルと、液化噴射剤とから構成され、更に所望の有効成分
その他の補助添加成分等が添加される。本発明で用いる
液化噴射剤としては、トリクロルモノフルオルメタン、
ジクロルテトラフルオルエタン、トリクロルトリフルオ
ルエタン(CCl3CF3)、ジクロルトリフルオルエタ
ン(CHCl2CF3)、テトラフルオルエタン(CH2
FCF3)、ジクロルモノフルオルエタン(CH3CCl
2F)、液化石油ガス、ジメチルエーテル等が挙げら
れ、これらは単独又は2種以上の混合物として用いるこ
とができる。その配合量は、全化粧料に対し、通常70
〜99.5重量%、特には85〜99重量%とするのが
良い。所望の有効成分として、制汗成分を用いることが
でき、その例を示すと、例えば、塩化アルミニウム、オ
キシ塩化アルミニウム、塩基性臭化アルミニウム、硫酸
アルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム、クロル
ヒドロキシアルミニウムジルコニウム、硫酸亜鉛、フェ
ノールスルホン酸アルミニウム、フェノールスルホン
酸、塩基性乳酸アルミニウム亜鉛等の収れん作用を有す
るもの、あるいはこれらを含有するグリコール複合体や
アミノ酸複合体等がある。これらは単独又は2種以上の
混合物として用いることができ、その配合量は、全化粧
料に対して10重量%以下、好ましくは0.1〜5重量
%とするのが良い。
共に、必要に応じ、この種の粉末エアゾール化粧料に慣
用される補助添加成分、例えば、油分、界面活性剤、殺
菌剤、包接化合物(サイクロデキストリン等)、ビタミ
ン類、アミノ酸、抗炎症剤(グリチルリチン酸等)、冷
感付与剤(メントール等)、紫外線吸収剤、生薬、香料
等を添加することができる。この場合、油分としては、
流動パラフィン、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチ
ン酸オクチル、ミリスチン酸ドデシル、パルミチン酸イ
ソプロピル、アジピン酸イソプロピル、アジピン酸ジイ
ソブチル、シリコン油、アボガド油、ホホバ油、ラノリ
ン、2−エチルヘキサン酸セチル、ステアリン酸ブチ
ル、ヘキサデシルアルコール、イソステアリン酸、クエ
ン酸トリエチル、クエン酸アセチルトリブチル、フタル
酸ブチル、オクタン酸セチル、アジピン酸ジイソアジペ
ート、ヘキシルデカノール、オクチルドデカノール等が
挙げられる。界面活性剤としては、ソルビタントリオレ
エート、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレントリイソステアリ
ン酸グリセリド、ポリオキシエチレン2−エチルヘキサ
ン酸グリセリド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
リン酸等が例示される。殺菌剤としては、塩化ベンザル
コニウム、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサ
ン、トリクロロカルバニリド、塩酸クロルヘキシジン、
塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
したように比表面積の異なる2種以上の球状多孔性粉末
を含有することから、従来の化粧料と異なり、汗をかく
前やかいた後の身体に容易に塗布することができ、しか
も汗による肌のべたつき解消効果に優れると共に、肌を
白化させずにさらさらの感触を与え、その持続性にも優
れたものである。さらに、アルコールを配合したもの
は、粉末の飛散抑制効果を有するもので、使用に際し空
間への粉末への飛散を十分に抑えることができる。
する。
肌に塗布した時のさらさら性、さらさら性の持続、肌の
白化のなさについて下記の試験方法により評価した。そ
の結果を表1に示す。 微粉末 :表1 クロルヒドロキシアルミニウム :2.0 ミリスチン酸イソプロピル :2.0 トリイソステアリン酸POE(20)グリセリル :1.5 香料 :0.1 消化石油ガス :残部
の部屋に約10分間入室して汗をかいた後、汗をかるく
タオルでふきさった状態のしめった肌に対して、調製し
た試料を肌から約10cm離して2〜3秒塗布して、肌
のさらさら性及び白化の程度を官能評価した。更に再度
35℃、65%RHの条件の部屋に1時間入室し、肌の
さらさら性の持続を官能で評価した。 〔評価基準〕 さらさら性 ◎ :非常にある ○ :ある △ :ややある × :ほとんどない ××:ザラザラする 白化程度 ◎ :白さがまったく認められない ○ :白さがほとんど認められない △ :白さがやや認められる × :白さが認められる ××:白さが極端に認められる さらさら性の持続 ◎ :非常にある ○ :ある △ :ややある × :ほとんどない ××:ない
した粉末の具体的内容は次の通りである。 (1)無水ケイ酸ビーズA(1) 平均粒径:5μm、比表面積:900m2/g(旭硝子
社製、SILDEX H−52) (2)無水ケイ酸ビーズA(2) 平均粒径:5μm、比表面積:510m2/g(三好化
成社製、SB−500) (3)無水ケイ酸A(3) 平均粒径:6μm、比表面積:300m2/g(ライオ
ン社製) (4)無水ケイ酸ビーズB(1) 平均粒径:6μm、比表面積:150m2/g、球状2
次粒子(触媒化成社製、シリカマイクロビーズ) (5)無水ケイ酸B(2) 平均粒径:10μm、比表面積:160m2/g、球状
2次粒子(岩瀬コスファ社製、マイクロネスト) (6)無水ケイ酸B(3) 平均粒径:10μm、比表面積:70m2/g、球状2
次粒子(電子化学工業社製、FB−8K) (7)無水ケイ酸 平均粒径:4μm、比表面積:700m2/g、無定形
シリカ(富士デヴィソン社製、サイロイド65) (8)タルク 平均粒径:4μm、比表面積:1.2×10-3m2/g
(浅田製粉社製、JA−24R)
その性能を実施例1の場合と同様にして評価した。 微粉末 :表2 エチルアルコール :表2 クロルヒドロキシアルミニウム :2.5 デカメチルシクロテトラシロキサン :1.5 ミリスチン酸イソプロピル :1.7 ヘキシルデカノール :0.7 トリ2−エチルヘキサン酸POE(20)グリセリル:0.2 トリクロサン :0.01 香料 :0.1 液化石油ガス :残部
散性は、以下のようにして評価した。 (粉末の飛散
性) 約2m2の床面積の小部屋で、肌に噴霧した時の粉末の
飛散の程度を目視で評価し、同時に咽せの有無で評価し
た。 〔評価基準〕 ◎:粉体の飛散がほとんどなく、咽せない ○: 〃 はやや認められるが咽せない △: 〃 が認められやや咽せる ×: 〃 が認められ咽せる ××: 〃 が非常に認められ激しく咽せる
その性能を実施例1の場合と同様にして評価した。 微粉末 :表3 クロルヒドロキシアルミニウム :2.6 メチルフェニルシリコーン :1.0 2−エチルヘキサン酸イソステアレート :1.0 トリ2−エチルヘキサン酸POE(20)グリセリル:0.1 ジブチルヒドロキシトルエン :0.01 イソペンタン :10.0 香料 :0.1 液化石油ガス :残部
実施例1の場合と同様に評価した。その結果を表5に示
す。 無水ケイ酸ビーズA(1) :表5 無水ケイ酸ビーズB(2) :表5 メチルフェニルポリシロキサン :0.3 l−メントール :0.05 トリクロサン :0.01 4−メトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル :0.2 エチルアルコール :18.0 液化石油ガス/ジメチルエーテル=(70/30) :残部
の防止や抑制に使用される化粧品には、粉体を配合する
ことが一般に行われている。化粧品に粉体を配合する理
由は、粉体が身体表面の水分や皮脂分を吸収するととも
に、粉体の存在により身体の表面にさらさら性が付与さ
れるからである。従来、このような粉体配合製品として
は、エアゾール状の制汗パウダースプレー、粉末状のタ
ルカムパウダー、ベビーパウダー、固形状のスティック
パウダー等が知られている。制汗パウダースプレーは、
クロルヒドロキシアルミニウム塩等の微粉末状の制汗有
効物質やタルク、無水ケイ酸、カオリン等の無機粉末基
剤を、イソプロピルミリステート、環状ポリシロキサン
等の油、香料などの補助成分とともに液化噴射剤中に懸
濁させたものである(特開昭56−127306号、特
公昭56−29912号、特開昭57−75912
号)。この製品は、汗をかく前に特に腋下等に塗布して
発汗を抑えるとともに、最近では汗をかいた後、身体の
べたつきを解消する目的で使用されることが多くなって
きている(特開昭63−130525号、特開昭63−
192709号)。また、粉体成分をある種の基剤でコ
ーティングして使用感を向上させた製品もある(特開昭
56−68604号、特開昭61−204112号、特
開昭62−164615号)。しかしながら、これらの
製品には、肌に塗布すると肌が粉体により白くなるため
美感をそこねるという欠点のあるものが多い上、また、
油状物質の存在により粉体が本来有しているさらさら性
を身体に十分付与できないという欠点や、更に肌のさら
さら性を十分に持続できないという欠点も有しているも
のもある。また、粉体を噴霧しているため、粉体が身体
に付着するのみでなく、空間に飛び散るため、ロッカー
ルーム等狭い部屋で使用した場合、部屋中に微小粉体が
浮遊して、それを吸い込んでむせる原因となり、この点
にも欠点のある製品がある。一方、タルカムパウダーや
ベビーパウダーは、タルクを主体としてこれに炭酸マグ
ネシウムや金属石鹸を混合したものを基剤として用い、
これに殺菌剤や香料を添加して形成した粉末状の製品で
ある〔池田鉄作著:化粧品学(南山堂)〕。これらの製
品は汗や水分を吸収することから、従来より夏期の湯上
りの肌の手入れや、乳幼児のおしめかぶれ予防のために
使用されてきたが、最近では若い女性の間でスポーツで
汗をかいた後等に身体のべたつきを解消するために使用
されることが多くなってきた。しかしながら、これら製
品も、やはりパウダーが主体のために肌が白くなって美
感をそこねるという欠点があり、しかもパフ等で身体に
塗布しなければならないために、手の届きにくい身体部
位には適用しにくいという使用性の問題もあった。
明においては、比表面積の異なる少なくとも2種の球状
多孔性粉末を用いる。本発明で使用できる粉末の具体例
としては、例えば、酢酸ビニル、メチルビニルエーテ
ル、アクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸、
メタクリル酸エステル、スチレン、α−メチルスチレ
ン、ジビニルベンゼン、エチレングリコールジメタクリ
レート、ヘキサメチレンジアミン、アジピン酸、ε−カ
プロラクタム、シラン等のモノマーから誘導されるホモ
ポリマーやコポリマー等の高分子化合物粉末、ケイ酸、
無水ケイ酸、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化タン
タル等の無機粉末が挙げられる。
よって変化し、本発明では、その種類と粒径を適切に選
ぶことによって、所望の比表面積を有する粉末を得るこ
とができる。本発明で用いる球状多孔性粉末のうちの一
方の成分(A)は、その比表面積が250〜1000m
2/g、好ましくは350〜900m2/gのもので、他
方の成分(B)は、比表面積が50〜200m2/g、
好ましくは70〜160m2/gのものである。粉末
(A)と粉末(B)の割合は、粉末(A)と粉末(B)
との重量比(A/B)で表わして、8/2〜2/8、好
ましくは3/1〜1/3となる割合である。粉末(A)
の割合が少ないとさらさら性の持続性を十分発揮できな
くなり、一方、粉末(B)の割合が少ないと塗布直後の
さらさら感がやや劣るようになるだけでなく、塗布した
肌の白化も目立つようになる。粉末の粒径は、一般的に
は、0.1〜50μm、好ましくは1〜30μmであ
る。本発明で用いる粉末は、その少なくとも1種に無機
粉末を用いるのが好ましく、特に、平均粒径1〜100
ミリμmの1次粒子を凝集させて得られる平均粒径が5
0μm以下、好ましくは1〜30μmの球状二次粒子を
用いるのが好ましい。本発明で用いる粉末の配合量は、
全化粧料に対して10重量%以下、好ましくは0.1〜
5重量%とするのがよい。本発明において、比表面積の
異なる粉末を併用した場合に、さらさら性及びその持続
性にすぐれるとともに、塗布した肌を白化させることの
ないすぐれた製品が得られる理由は定かではないが、粉
末Bは発散する汗等を効果よく逸散するため、製品を塗
布した直後のさらさら感が強く発現され、更にその持続
力はそれより大きな比表面積を有する粉末Aの作用に起
因するものと推定される。また、本発明のエアゾールの
化粧料は肌の白化が少ないという効果を与える。この理
由も定かではないが、混合した粉末の光透過性や光散乱
等の特性に起因するものと推定される。
肌に塗布した時のさらさら性、さらさら性の持続、肌の
白化のなさについて下記の試験方法により評価した。そ
の結果を表1に示す。 微粉末 :表1 クロルヒドロキシアルミニウム :2.0 ミリスチン酸イソプロピル :2.0 トリイソステアリン酸POE(20)グリセリル :1.5 香料 :0.1 液化石油ガス :残部
した粉末の具体的内容は次の通りである。 (1)無水ケイ酸ビーズA(1) 平均粒径:5μm、比表面積:900m2/g(旭硝子
社製、SILDEX H−52) (2)無水ケイ酸ビーズA(2) 平均粒径:5μm、比表面積:510m2/g(三好化
成社製、SB−500) (3)無水ケイ酸ビーズA(3) 平均粒径:6μm、比表面積:300m2/g(ライオ
ン社製) (4)無水ケイ酸ビーズB(1) 平均粒径:6μm、比表面積:150m2/g、球状2
次粒子(触媒化成社製、シリカマイクロビーズ) (5)無水ケイ酸ビーズB(2) 平均粒径:10μm、比表面積:160m2/g、球状
2次粒子(岩瀬コスファ社製、マイクロネスト) (6)無水ケイ酸ビーズB(3) 平均粒径:10μm、比表面積:70m2/g、球状2
次粒子(電気化学工業社製、FB−8K) (7)無水ケイ酸 平均粒径:4μm、比表面積:700m2/g、無定形
シリカ(富士デヴィソン社製、サイロイド65) (8)タルク 平均粒径:4μm、比表面積:1.2×10-3m2/g
(浅田製粉社製、JA−24R)
Claims (3)
- 【請求項1】 比表面積250〜1000m2/gの多
孔性球状粉末と、比表面積50〜200m2/gの多孔
性球状粉末を含有することを特徴とする粉末エアゾール
化粧料。 - 【請求項2】 該比表面積の異なる多孔性球状粉末の少
なくとも1種が、平均粒径1〜100ミリミクロンの無
機1次粒子を凝集させて得られる平均粒径1〜50μm
の球状2次粒子である請求項1の粉末エアゾール化粧
料。 - 【請求項3】 アルコールを含有する請求項1又は2の
粉末エアゾール化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03283848A JP3104882B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 粉末エアゾール化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03283848A JP3104882B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 粉末エアゾール化粧料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0597642A true JPH0597642A (ja) | 1993-04-20 |
| JP3104882B2 JP3104882B2 (ja) | 2000-10-30 |
Family
ID=17670954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03283848A Expired - Fee Related JP3104882B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 粉末エアゾール化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3104882B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003183143A (ja) * | 2001-12-18 | 2003-07-03 | Nonogawa Shoji Kk | 消臭粉末化粧料 |
| JP2006321773A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Naris Cosmetics Co Ltd | 肌のトラブル防止法及び肌トラブルの少ない化粧品 |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP03283848A patent/JP3104882B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003183143A (ja) * | 2001-12-18 | 2003-07-03 | Nonogawa Shoji Kk | 消臭粉末化粧料 |
| JP2006321773A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Naris Cosmetics Co Ltd | 肌のトラブル防止法及び肌トラブルの少ない化粧品 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3104882B2 (ja) | 2000-10-30 |
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