JPH0597666A - 臨床的状態の治療に使用される両性イオン化合物およびそれらのn−ハロ誘導体 - Google Patents
臨床的状態の治療に使用される両性イオン化合物およびそれらのn−ハロ誘導体Info
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- JPH0597666A JPH0597666A JP3188644A JP18864491A JPH0597666A JP H0597666 A JPH0597666 A JP H0597666A JP 3188644 A JP3188644 A JP 3188644A JP 18864491 A JP18864491 A JP 18864491A JP H0597666 A JPH0597666 A JP H0597666A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 タウリン,MES,ADA,PIPES,A
CES,BES,MOPS,TES,HEPES,
(H)EPPS,CHES,CAPSから選択された両
性イオン化合物および/またはそれらのN−ハロ誘導体
を含んで成る医薬組成物を提供する。 【効果】 前記両性イオン化合物およびそれらのN−ハ
ロ誘導体は、ミエロペルオキシダーゼ活性を刺激し、こ
れが次に生体内での次亜塩素酸生成を刺激し、特に増強
されたロイコトリエン不活性化を導くことにより、関連
する臨床状態の治療に別々にまたは組み合わせて用いる
ことができる。
CES,BES,MOPS,TES,HEPES,
(H)EPPS,CHES,CAPSから選択された両
性イオン化合物および/またはそれらのN−ハロ誘導体
を含んで成る医薬組成物を提供する。 【効果】 前記両性イオン化合物およびそれらのN−ハ
ロ誘導体は、ミエロペルオキシダーゼ活性を刺激し、こ
れが次に生体内での次亜塩素酸生成を刺激し、特に増強
されたロイコトリエン不活性化を導くことにより、関連
する臨床状態の治療に別々にまたは組み合わせて用いる
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、関連する臨床状態の治
療における或る種の両性イオン化合物およびそれらのN
−ハロ誘導体の利用に関する。
療における或る種の両性イオン化合物およびそれらのN
−ハロ誘導体の利用に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】プロ
スタグランジンおよびロイコトリエンは、それぞれシク
ロオキシゲナーゼ経路およびリポキシゲナーゼ経路を経
たアラキドン酸代謝の生産物である。ロイコトリエンB
4 は炎症の最も有力な天然メディエーターであり、白血
球に対する有力な走化性およびケモキネシス因子であ
る。ロイコトリエンB4 は試験管内で白血球の蓄積を引
き起こし、痛みの応答を変更し、そして血管透過性の変
化を引き起こす。ペプチド−脂質接合体であるロイコト
リエンC4 ,D4 およびE4 は炎症メディエーターとし
ての役割はあまりなく、集合的に「アナフィラキシーの
遅反応物質」として知られる生物活性の原因となる。ロ
イコトリエンC4 ,D4 およびE4 は有力な平滑筋収縮
剤であり、従って喘息および他の過敏症反応の重要なメ
ディエーターであると思われる。他方、プロスタグラン
ジンは炎症の原因物質ではなく、むしろ水腫や痛みの発
生においてヒスタミンおよびブラジキニンのような他の
炎症メディエーターと相乗作用する。
スタグランジンおよびロイコトリエンは、それぞれシク
ロオキシゲナーゼ経路およびリポキシゲナーゼ経路を経
たアラキドン酸代謝の生産物である。ロイコトリエンB
4 は炎症の最も有力な天然メディエーターであり、白血
球に対する有力な走化性およびケモキネシス因子であ
る。ロイコトリエンB4 は試験管内で白血球の蓄積を引
き起こし、痛みの応答を変更し、そして血管透過性の変
化を引き起こす。ペプチド−脂質接合体であるロイコト
リエンC4 ,D4 およびE4 は炎症メディエーターとし
ての役割はあまりなく、集合的に「アナフィラキシーの
遅反応物質」として知られる生物活性の原因となる。ロ
イコトリエンC4 ,D4 およびE4 は有力な平滑筋収縮
剤であり、従って喘息および他の過敏症反応の重要なメ
ディエーターであると思われる。他方、プロスタグラン
ジンは炎症の原因物質ではなく、むしろ水腫や痛みの発
生においてヒスタミンおよびブラジキニンのような他の
炎症メディエーターと相乗作用する。
【0003】全ての炎症性疾患の原因は未知であり、既
知の療法が全く存在しない。各状態の病因はしばしば遺
伝に関係があり、通常は環境因子により突然発病する。
全ての炎症性疾患において、患部中への炎症細胞の浸潤
があり、これは炎症過程のメディエーターの放出および
付随的に周囲組織への損傷を引き起こす。
知の療法が全く存在しない。各状態の病因はしばしば遺
伝に関係があり、通常は環境因子により突然発病する。
全ての炎症性疾患において、患部中への炎症細胞の浸潤
があり、これは炎症過程のメディエーターの放出および
付随的に周囲組織への損傷を引き起こす。
【0004】炎症性疾患の治療は、通常はステロイド系
および非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)の使用に
基づく。ステロイド系薬剤としては、コルチコステロイ
ド、例えばコルチゾール、プレドニソン、プレドニソロ
ン等が挙げられる。NSAIDとしては、サリチレート
(例えばアスピリン)、ピラゾロン誘導体(例えばフェ
ニルブタゾン)、パラ−アミノフェノール誘導体(例え
ばフェナセチンおよびアセトアミノフェン)、フェナメ
ート(例えばメフェナム酸およびフルフェナム酸)、プ
ロピオン酸誘導体(例えばイブプロフェン、ナプロキセ
ン、フェノプロフェン、フルルビプロフェンおよびケト
プロフェン)、インドメタシンおよびトルメチンが挙げ
られる。両方のクラスの薬剤が、プロスタグランジンお
よびロイコトリエンの形成に至る経路の中の反応を阻害
することにより、アラキドン酸代謝に作用する。上記薬
剤のいずれも、長期使用では望ましくない付随の副作用
を有し、そして最近は或る種の炎症性疾患において幾つ
かのNSAIDが禁忌である Rampton,D.S. およびHawk
ey,C. J.Gut(1984) 25, 1399 。
および非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)の使用に
基づく。ステロイド系薬剤としては、コルチコステロイ
ド、例えばコルチゾール、プレドニソン、プレドニソロ
ン等が挙げられる。NSAIDとしては、サリチレート
(例えばアスピリン)、ピラゾロン誘導体(例えばフェ
ニルブタゾン)、パラ−アミノフェノール誘導体(例え
ばフェナセチンおよびアセトアミノフェン)、フェナメ
ート(例えばメフェナム酸およびフルフェナム酸)、プ
ロピオン酸誘導体(例えばイブプロフェン、ナプロキセ
ン、フェノプロフェン、フルルビプロフェンおよびケト
プロフェン)、インドメタシンおよびトルメチンが挙げ
られる。両方のクラスの薬剤が、プロスタグランジンお
よびロイコトリエンの形成に至る経路の中の反応を阻害
することにより、アラキドン酸代謝に作用する。上記薬
剤のいずれも、長期使用では望ましくない付随の副作用
を有し、そして最近は或る種の炎症性疾患において幾つ
かのNSAIDが禁忌である Rampton,D.S. およびHawk
ey,C. J.Gut(1984) 25, 1399 。
【0005】NSAIDは、シクロオキシゲナーゼ経路
とリポキシゲナーゼ経路の両方を阻害すると報告されて
いる。特に、それらは11−および15−ヒドロキシエ
イコサテトラエン酸(HETE)の形成を阻害すると思
われる。多数のシクロオキシゲナーゼおよびリポキシゲ
ナーゼ経路阻害剤が、それらを療法において使用するこ
とを目指して、現在研究されている。
とリポキシゲナーゼ経路の両方を阻害すると報告されて
いる。特に、それらは11−および15−ヒドロキシエ
イコサテトラエン酸(HETE)の形成を阻害すると思
われる。多数のシクロオキシゲナーゼおよびリポキシゲ
ナーゼ経路阻害剤が、それらを療法において使用するこ
とを目指して、現在研究されている。
【0006】シクロオキシゲナーゼに加えて5−リポキ
シゲナーゼを特異的に阻害するNSAIDであるベノキ
サプロフェンは、炎症性皮膚疾患の乾癬を顕著に改善す
ることが発見された。しかしながら、ベノキサプロフェ
ンは不利な副作用を生じ、そのような治療における使用
が中断された。5−,11−および15−リポキシゲナ
ーゼ系の非常に有力な生成物の生成の阻害により炎症性
疾患に対して使用される効果的で且つ有力な抗−ロイコ
トリエン薬について研究が進められている。
シゲナーゼを特異的に阻害するNSAIDであるベノキ
サプロフェンは、炎症性皮膚疾患の乾癬を顕著に改善す
ることが発見された。しかしながら、ベノキサプロフェ
ンは不利な副作用を生じ、そのような治療における使用
が中断された。5−,11−および15−リポキシゲナ
ーゼ系の非常に有力な生成物の生成の阻害により炎症性
疾患に対して使用される効果的で且つ有力な抗−ロイコ
トリエン薬について研究が進められている。
【0007】タウリン(2−アミノエタンスルホン酸)
は、血漿、尿、乳、唾液、脳脊髄液、汗、血小板、白血
球、筋肉、脳、皮膚および肝臓において見つかる。遊離
のタウリンは、特に興奮性であり膜に富みそして反応性
酸化剤を生成する組織において、ミリモル濃度で見つか
る。タウリンの機能は未知であるが、還元された酸素分
子が生ずる場所および他の毒性化合物、例えば胆汁塩、
レチノイドおよび生体異物が見つかる場所で優勢的であ
ることから、その機能は毒性化合物の弱毒化に関連する
と考えられる。タウリンの3種の代謝産物、即ちイセチ
オン酸(2−ヒドロキシエタンスルホン酸)、タウロシ
アミン(グアニドタウリン)およびタウロコール酸が同
定されている。
は、血漿、尿、乳、唾液、脳脊髄液、汗、血小板、白血
球、筋肉、脳、皮膚および肝臓において見つかる。遊離
のタウリンは、特に興奮性であり膜に富みそして反応性
酸化剤を生成する組織において、ミリモル濃度で見つか
る。タウリンの機能は未知であるが、還元された酸素分
子が生ずる場所および他の毒性化合物、例えば胆汁塩、
レチノイドおよび生体異物が見つかる場所で優勢的であ
ることから、その機能は毒性化合物の弱毒化に関連する
と考えられる。タウリンの3種の代謝産物、即ちイセチ
オン酸(2−ヒドロキシエタンスルホン酸)、タウロシ
アミン(グアニドタウリン)およびタウロコール酸が同
定されている。
【0008】タウリンは、高コレステロール血症の補助
治療としておよび心血管障害において試験されている。
一日あたり1gで数日間のタウリンはアルコール停止症
状を減少または防止した Ikeda,H., Lancet (1977) 2,
509 。フランス国特許公報FR-A-7241 は、タウリンおよ
びその誘導体を含んで成る動脈の病気の治療用の医薬組
成物を記載している。
治療としておよび心血管障害において試験されている。
一日あたり1gで数日間のタウリンはアルコール停止症
状を減少または防止した Ikeda,H., Lancet (1977) 2,
509 。フランス国特許公報FR-A-7241 は、タウリンおよ
びその誘導体を含んで成る動脈の病気の治療用の医薬組
成物を記載している。
【0009】20℃にて6.0 〜8.3 の範囲内にpKa 値を有
する少なくとも1つの両性イオン性アミノスルホン酸
(ZASA)化合物を含んで成る乾癬治療用組成物が、
米国特許第 4,544,656号明細書の主題である。この両性
イオン化合物は、特に、N−2−ヒドロキシエチルピペ
ラジン−N′−エタンスルホン酸(HEPES)を包含
する。米国特許第4,544,656号明細書では、ZASAの
抗乾癬効果が好中球の抑制のためとされている。これ
は、下記に記載するように正しくないことが証明され
た。病気の様々な局面のため、多様な薬剤種が乾癬の治
療において使用されている。そのような薬剤としては抗
炎症薬、抗増殖薬または細胞増殖抑制薬そして重度の場
合にはメトトレキセートのような細胞毒性薬が挙げられ
る。
する少なくとも1つの両性イオン性アミノスルホン酸
(ZASA)化合物を含んで成る乾癬治療用組成物が、
米国特許第 4,544,656号明細書の主題である。この両性
イオン化合物は、特に、N−2−ヒドロキシエチルピペ
ラジン−N′−エタンスルホン酸(HEPES)を包含
する。米国特許第4,544,656号明細書では、ZASAの
抗乾癬効果が好中球の抑制のためとされている。これ
は、下記に記載するように正しくないことが証明され
た。病気の様々な局面のため、多様な薬剤種が乾癬の治
療において使用されている。そのような薬剤としては抗
炎症薬、抗増殖薬または細胞増殖抑制薬そして重度の場
合にはメトトレキセートのような細胞毒性薬が挙げられ
る。
【0010】米国特許第 4,753,942号明細書は、ヒト患
者における関節炎および/またはリウマチの局所処置の
ための、米国特許第 4,544,656号明細書に明記されたZ
ASAの用途を記載している。下記の実施例7において
証明されるように、HEPESの局所投与後に経皮吸収
による皮膚浸透は観察されなかった。関節炎およびリウ
マチの症状を軽減するためには、ZASAが経皮的に吸
収されることが必要であろう。
者における関節炎および/またはリウマチの局所処置の
ための、米国特許第 4,544,656号明細書に明記されたZ
ASAの用途を記載している。下記の実施例7において
証明されるように、HEPESの局所投与後に経皮吸収
による皮膚浸透は観察されなかった。関節炎およびリウ
マチの症状を軽減するためには、ZASAが経皮的に吸
収されることが必要であろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ミエロペルオ
キシダーゼ活性の刺激薬として使用される医薬組成物で
あって、活性剤として、タウリン(2−アミノエタンス
ルホン酸)、2−(N−モルホリノ)エタンスルホン酸
(MES)、N−(2−アセトアミド)イミノ二酢酸
(ADA)、ピペラジン−N,N′−ビス(2−エタン
スルホン酸)(PIPES)、N−(2−アセトアミ
ド)−2−アミノエタンスルホン酸(ACES)、N,
N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−2−アミノエタン
スルホン酸(BES)、3−(N−モルホリノ)プロパ
ンスルホン酸(MOPS)、N−〔トリス(ヒドロキシ
メチル)メチル〕−2−アミノエタンスルホン酸(TE
S)、N−2−ヒドロキシエチルピペラジン−N′−2
−エタンスルホン酸(HEPES)、N−2−ヒドロキ
シエチルピペラジン−N′−3−プロパンスルホン酸
((H)EPPS)、2−(シクロヘキシルアミノ)エ
タンスルホン酸(CHES)または3−(シクロヘキシ
ルアミノ)プロパンスルホン酸(CAPS)から選択さ
れた両性イオン化合物、および/またはそれのN−ハロ
誘導体を含んで成る医薬組成物を提供する。
キシダーゼ活性の刺激薬として使用される医薬組成物で
あって、活性剤として、タウリン(2−アミノエタンス
ルホン酸)、2−(N−モルホリノ)エタンスルホン酸
(MES)、N−(2−アセトアミド)イミノ二酢酸
(ADA)、ピペラジン−N,N′−ビス(2−エタン
スルホン酸)(PIPES)、N−(2−アセトアミ
ド)−2−アミノエタンスルホン酸(ACES)、N,
N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−2−アミノエタン
スルホン酸(BES)、3−(N−モルホリノ)プロパ
ンスルホン酸(MOPS)、N−〔トリス(ヒドロキシ
メチル)メチル〕−2−アミノエタンスルホン酸(TE
S)、N−2−ヒドロキシエチルピペラジン−N′−2
−エタンスルホン酸(HEPES)、N−2−ヒドロキ
シエチルピペラジン−N′−3−プロパンスルホン酸
((H)EPPS)、2−(シクロヘキシルアミノ)エ
タンスルホン酸(CHES)または3−(シクロヘキシ
ルアミノ)プロパンスルホン酸(CAPS)から選択さ
れた両性イオン化合物、および/またはそれのN−ハロ
誘導体を含んで成る医薬組成物を提供する。
【0012】上記両性イオン化合物およびそれのN−ハ
ロ誘導体は、下記に記載されるように、酵素ミエロペル
オキシダーゼの刺激剤としておよびロイコトリエン不活
性化剤として作用することが発見された。ロイコトリエ
ンを不活性化するそれらの能力によって、前記両性イオ
ン化合物およびそれのN−ハロ誘導体は、炎症状態およ
び疾患の治療、より特別には進行性でありそして自己免
疫から生じる炎症状態および疾患の治療に用いることが
できる。
ロ誘導体は、下記に記載されるように、酵素ミエロペル
オキシダーゼの刺激剤としておよびロイコトリエン不活
性化剤として作用することが発見された。ロイコトリエ
ンを不活性化するそれらの能力によって、前記両性イオ
ン化合物およびそれのN−ハロ誘導体は、炎症状態およ
び疾患の治療、より特別には進行性でありそして自己免
疫から生じる炎症状態および疾患の治療に用いることが
できる。
【0013】ある観点では、本発明は、慢性炎症状態ま
たは疾患の治療のための前記両性イオン化合物およびそ
れのN−ハロ誘導体の用途を提供し、そして活性剤が全
身循環に入る起因となる。本発明の別の観点では、慢性
炎症状態または疾患の治療のための、タウリンおよび/
または上記に明記したいずれかの両性イオン化合物のN
−ハロ誘導体の用途を提供する。本発明のこの観点で
は、そのような化合物の局所投与が包含される。
たは疾患の治療のための前記両性イオン化合物およびそ
れのN−ハロ誘導体の用途を提供し、そして活性剤が全
身循環に入る起因となる。本発明の別の観点では、慢性
炎症状態または疾患の治療のための、タウリンおよび/
または上記に明記したいずれかの両性イオン化合物のN
−ハロ誘導体の用途を提供する。本発明のこの観点で
は、そのような化合物の局所投与が包含される。
【0014】慢性炎症性疾患としては、関節リウマチお
よび他の炎症性関節疾患、例えば強直性脊椎炎および乾
癬性関節炎、炎症性皮膚疾患(乾癬、湿疹およびヘルペ
ス状皮膚炎)、慢性炎症性腸疾患(クローン病および潰
瘍性大腸炎)、炎症性肝疾患(活動性慢性肝炎およびア
ルコール性肝炎)並びに肺の類肉腫症が挙げられる。
よび他の炎症性関節疾患、例えば強直性脊椎炎および乾
癬性関節炎、炎症性皮膚疾患(乾癬、湿疹およびヘルペ
ス状皮膚炎)、慢性炎症性腸疾患(クローン病および潰
瘍性大腸炎)、炎症性肝疾患(活動性慢性肝炎およびア
ルコール性肝炎)並びに肺の類肉腫症が挙げられる。
【0015】状況が別のものを要求する場合を除いて両
性イオン化合物として集合的に下記に言及される上記に
明記した両性イオン化合物およびそれのN−ハロ誘導体
は、ミエロペルオキシダーゼの活性を刺激する能力のた
め、下記に明記されるように生体内において別の活性も
有しており、療法において更なる用途を有する。それら
の別の活性は、添付の図面への参照により例示されるだ
ろう。添付図面は、炎症刺激後の好中球における現象の
連鎖の概要を表す。
性イオン化合物として集合的に下記に言及される上記に
明記した両性イオン化合物およびそれのN−ハロ誘導体
は、ミエロペルオキシダーゼの活性を刺激する能力のた
め、下記に明記されるように生体内において別の活性も
有しており、療法において更なる用途を有する。それら
の別の活性は、添付の図面への参照により例示されるだ
ろう。添付図面は、炎症刺激後の好中球における現象の
連鎖の概要を表す。
【0016】細胞内レベルでは、炎症反応に伴う現象の
連鎖は次のようである。粒状刺激物(例えば細菌)はま
ず補体または抗体で被覆されるが、一方可溶性刺激物
(例えば走化性ペプチドまたはカルシウムイオノホア)
は白血球、例えば好中球(1)および単球に直接作用す
る。被覆された粒子または可溶性刺激物は細胞上の表面
レセプターに結合し、コンホメーション変化を引き起こ
し、「呼吸バースト」の刺激およびホスホリパーゼの活
性化を導く。それらは両方同時に起こるけれども、別々
に処理されるだろう。
連鎖は次のようである。粒状刺激物(例えば細菌)はま
ず補体または抗体で被覆されるが、一方可溶性刺激物
(例えば走化性ペプチドまたはカルシウムイオノホア)
は白血球、例えば好中球(1)および単球に直接作用す
る。被覆された粒子または可溶性刺激物は細胞上の表面
レセプターに結合し、コンホメーション変化を引き起こ
し、「呼吸バースト」の刺激およびホスホリパーゼの活
性化を導く。それらは両方同時に起こるけれども、別々
に処理されるだろう。
【0017】炎症性疾患においては、明白な病原性傷害
の不在下で炎症過程が活性化される。多くの慢性炎症状
態においては、既知の病原体は全てそのような炎症状態
に全く関与しないので、補体が好中球の表面レセプター
に結合し、添付図面に描写される現象の環状連鎖を通し
て炎症反応の永久化を引き起こすと仮定される。
の不在下で炎症過程が活性化される。多くの慢性炎症状
態においては、既知の病原体は全てそのような炎症状態
に全く関与しないので、補体が好中球の表面レセプター
に結合し、添付図面に描写される現象の環状連鎖を通し
て炎症反応の永久化を引き起こすと仮定される。
【0018】1.呼吸バースト 図面に記載のように、酸素分子がNAD(P)Hオキシ
ダーゼによりスーパーオキシドに変換され、次いでスー
パーオキシドジスムターゼ(SOD)により過酸化水素
に不均化される。これは細胞にとって毒性であり、サイ
トゾルにおいてカタラーゼにより水と酸素に変換され
る。ミエロペルオキシダーゼ(MPO)系もまた過酸化
水素を次亜塩素酸に変換することができる(塩化物の存
在下で)。こうして生成した次亜塩素酸はロイコトリエ
ンC4 ,D4 およびE4 を不活性な代謝産物に変換し得
る。
ダーゼによりスーパーオキシドに変換され、次いでスー
パーオキシドジスムターゼ(SOD)により過酸化水素
に不均化される。これは細胞にとって毒性であり、サイ
トゾルにおいてカタラーゼにより水と酸素に変換され
る。ミエロペルオキシダーゼ(MPO)系もまた過酸化
水素を次亜塩素酸に変換することができる(塩化物の存
在下で)。こうして生成した次亜塩素酸はロイコトリエ
ンC4 ,D4 およびE4 を不活性な代謝産物に変換し得
る。
【0019】次亜塩素酸は、酸化的開裂および/または
ハロゲン化によりロイコトリエンB 4 を不活性化する。
刺激された細胞はカルシウムを細胞質中に放出し
(2)、これが一連の現象によって細胞から他の炎症メ
ディエーター(例えば中性プロテイナーゼ)の放出を導
く。それらは組織の損傷を引き起こし、そして補体系
(より多数の細胞を刺激することができる因子)を活性
化する。ロイコトリエンB4 と補体は、より多数の細胞
を炎症の領域に引き入れることができる。中性プロテイ
ナーゼはキニン系を活性化することができ、これは血管
拡張と多数の細胞の動員を引き起こす。スーパーオキシ
ドは直接組織の損傷を引き起こし、ロイコトリエン生成
を活性化し得る。
ハロゲン化によりロイコトリエンB 4 を不活性化する。
刺激された細胞はカルシウムを細胞質中に放出し
(2)、これが一連の現象によって細胞から他の炎症メ
ディエーター(例えば中性プロテイナーゼ)の放出を導
く。それらは組織の損傷を引き起こし、そして補体系
(より多数の細胞を刺激することができる因子)を活性
化する。ロイコトリエンB4 と補体は、より多数の細胞
を炎症の領域に引き入れることができる。中性プロテイ
ナーゼはキニン系を活性化することができ、これは血管
拡張と多数の細胞の動員を引き起こす。スーパーオキシ
ドは直接組織の損傷を引き起こし、ロイコトリエン生成
を活性化し得る。
【0020】2.ロイコトリエンとプロスタグランジン
の生成 カルシウムによるホスホリパーゼの活性化は、アラキド
ン酸の放出を導く(これは全ての細胞の膜に貯蔵され
る)。次いで遊離のアラキドン酸は、ロイコトリエンを
生成するリポキシゲナーゼ経路を経て進行し、またはプ
ロスタグランジンを生成するシクロオキシゲナーゼ経路
により進行し得る。プロスタグランジンE 2 は主要なシ
クロオキシゲナーゼ代謝産物であり、これは炎症酵素の
放出を導く過程の抑制をもたらすサイクリックAMPの
形成を刺激する能力を有する。プロスタグランジンE2
はロイコトリエンB4 の作用も抑制し、よって炎症過程
を制限する。ロイコトリエンB4 はまた、炎症部位にお
ける細胞からの炎症酵素の放出を刺激する。ロイコトリ
エンは次亜塩素酸により不活性化されるので、炎症過程
は自己制限性であり、即ちそれ自身の生成物により制限
される。
の生成 カルシウムによるホスホリパーゼの活性化は、アラキド
ン酸の放出を導く(これは全ての細胞の膜に貯蔵され
る)。次いで遊離のアラキドン酸は、ロイコトリエンを
生成するリポキシゲナーゼ経路を経て進行し、またはプ
ロスタグランジンを生成するシクロオキシゲナーゼ経路
により進行し得る。プロスタグランジンE 2 は主要なシ
クロオキシゲナーゼ代謝産物であり、これは炎症酵素の
放出を導く過程の抑制をもたらすサイクリックAMPの
形成を刺激する能力を有する。プロスタグランジンE2
はロイコトリエンB4 の作用も抑制し、よって炎症過程
を制限する。ロイコトリエンB4 はまた、炎症部位にお
ける細胞からの炎症酵素の放出を刺激する。ロイコトリ
エンは次亜塩素酸により不活性化されるので、炎症過程
は自己制限性であり、即ちそれ自身の生成物により制限
される。
【0021】上記に明記した両性イオン化合物は、次亜
塩素酸と反応することによりMPOを刺激する。対応す
るN−ハロ誘導体の形成がMPOに対する次亜塩素酸の
フィードバック阻害を防止し、下記に証明されるように
酵素活性の増強および反応性酸化剤の代謝の増加をもた
らすことが提唱される。
塩素酸と反応することによりMPOを刺激する。対応す
るN−ハロ誘導体の形成がMPOに対する次亜塩素酸の
フィードバック阻害を防止し、下記に証明されるように
酵素活性の増強および反応性酸化剤の代謝の増加をもた
らすことが提唱される。
【0022】本明細書中で用いる時、「反応性酸化剤」
なる用語は過酸化水素および次亜塩素酸を包含する。両
性イオン化合物は、好中球および単球にMPOが欠損し
ており感染しやすい性質になる遺伝的障害である遺伝性
MPO欠損症を有する患者の治療に使用することができ
る。MPOに対する作用によって、両性イオン化合物は
反応性酸化剤の代謝を増大させることにより反応性酸化
剤を除去する。
なる用語は過酸化水素および次亜塩素酸を包含する。両
性イオン化合物は、好中球および単球にMPOが欠損し
ており感染しやすい性質になる遺伝的障害である遺伝性
MPO欠損症を有する患者の治療に使用することができ
る。MPOに対する作用によって、両性イオン化合物は
反応性酸化剤の代謝を増大させることにより反応性酸化
剤を除去する。
【0023】従って、本発明は、反応性酸化剤の代謝を
増大させることによる反応性酸化剤の除去に使用される
医薬の製造のためのそのような両性イオン化合物の用途
を提供する。上記に指摘したように、更に両性イオン化
合物は間接的に次亜塩素酸の生成も刺激する。
増大させることによる反応性酸化剤の除去に使用される
医薬の製造のためのそのような両性イオン化合物の用途
を提供する。上記に指摘したように、更に両性イオン化
合物は間接的に次亜塩素酸の生成も刺激する。
【0024】次亜塩素酸が強力な抗菌性を有し、そして
感染の場合には上述の呼吸バースト中の次亜塩素酸の生
成が炎症性細胞により摂取される細菌を殺す際に重要な
役割を果たすことは周知である。よって本発明に係る上
記化合物による生体内のMPOの増強は、次亜塩素酸生
成の促進のため、殺菌作用を有する。
感染の場合には上述の呼吸バースト中の次亜塩素酸の生
成が炎症性細胞により摂取される細菌を殺す際に重要な
役割を果たすことは周知である。よって本発明に係る上
記化合物による生体内のMPOの増強は、次亜塩素酸生
成の促進のため、殺菌作用を有する。
【0025】従って、本発明の更なる観点において、抗
菌剤としての上記両性イオン化合物の用途が提供され
る。上記に明記した両性イオン化合物は、Good,N.E.
ら, Biochemistry (1966) 5,467により最初に記載され
た。
菌剤としての上記両性イオン化合物の用途が提供され
る。上記に明記した両性イオン化合物は、Good,N.E.
ら, Biochemistry (1966) 5,467により最初に記載され
た。
【0026】本発明の用途に好ましい両性イオン化合物
は、上記制限を条件としてHEPESおよびタウリンで
ある。本発明の用途に好ましい両性イオン化合物のN−
ハロ誘導体は、HEPESハラミンおよびタウリンハラ
ミンである。好ましいN−ハロ誘導体はN−クロロおよ
びN−ヨード誘導体である。
は、上記制限を条件としてHEPESおよびタウリンで
ある。本発明の用途に好ましい両性イオン化合物のN−
ハロ誘導体は、HEPESハラミンおよびタウリンハラ
ミンである。好ましいN−ハロ誘導体はN−クロロおよ
びN−ヨード誘導体である。
【0027】本発明は、同時に、別個にまたは連続的に
使用される組合せ製剤として、上記に定義した両性イオ
ン化合物と上記に定義した両性イオン化合物のN−ハロ
誘導体とを含有する医薬組成物も提供する。両性イオン
化合物とそのような両性イオン化合物のN−ハロ誘導体
との組合せが、単独で使用される片方の化合物の効果を
強化するだろうことは理解されるであろう。実際、その
ような組合せは、下記に証明されるような生体内研究に
おいて相乗作用を生じることがわかった。
使用される組合せ製剤として、上記に定義した両性イオ
ン化合物と上記に定義した両性イオン化合物のN−ハロ
誘導体とを含有する医薬組成物も提供する。両性イオン
化合物とそのような両性イオン化合物のN−ハロ誘導体
との組合せが、単独で使用される片方の化合物の効果を
強化するだろうことは理解されるであろう。実際、その
ような組合せは、下記に証明されるような生体内研究に
おいて相乗作用を生じることがわかった。
【0028】上記に定義した両性イオン化合物のN−ハ
ロ誘導体は、対応する両性イオン化合物を次亜ハロ酸ま
たはその塩と反応させることにより調製することができ
る。次亜ハロ酸の塩を使用する時、塩は好ましくはアル
カリ金属塩、特にナトリウム塩である。本発明に従って
使用される医薬組成物は、好ましくは0.05〜5 重量%の
量で活性成分を含有する。
ロ誘導体は、対応する両性イオン化合物を次亜ハロ酸ま
たはその塩と反応させることにより調製することができ
る。次亜ハロ酸の塩を使用する時、塩は好ましくはアル
カリ金属塩、特にナトリウム塩である。本発明に従って
使用される医薬組成物は、好ましくは0.05〜5 重量%の
量で活性成分を含有する。
【0029】本発明に従って使用される医薬組成物は、
本発明の提案される活性成分の用途に依存して、局所的
または全身的に投与することができる。全身投与とは、
血液中または前記活性成分の投与部位から離れた部位に
おいて現れる活性成分の有効レベルを生じるいずれの投
与方法または経路をも意味する。本発明に従った全身投
与用医薬組成物は、腸内、非経口または局所投与用に製
剤化することができる。実際、活性成分の全身投与を達
成するために組成物の3つのタイプの全てを同時に使用
することができる。
本発明の提案される活性成分の用途に依存して、局所的
または全身的に投与することができる。全身投与とは、
血液中または前記活性成分の投与部位から離れた部位に
おいて現れる活性成分の有効レベルを生じるいずれの投
与方法または経路をも意味する。本発明に従った全身投
与用医薬組成物は、腸内、非経口または局所投与用に製
剤化することができる。実際、活性成分の全身投与を達
成するために組成物の3つのタイプの全てを同時に使用
することができる。
【0030】経口投与に適当な製剤としては、カプセル
(硬質または軟質ゼラチンカプセル)、糖剤、ピル、錠
剤(コーティング錠を含む)、エリキシル剤、懸濁液お
よびシロップ、並びにそれらの徐放性形態が挙げられ
る。非経口投与に適当な製剤としては、注射液および吸
入液が挙げられる。注射液としては、筋肉内、静脈内お
よび皮下注射液を挙げることができる。本発明に従って
使用される適当な医薬組成物は、直腸坐剤および膣坐剤
も包含する。炎症性腸疾患の治療のための特に適当な製
剤は浣腸である。局所投与用の適当な製剤としては、ク
リーム、ゲル、ゼリー、漿剤、泥膏および軟膏が挙げら
れる。活性成分を経皮投与用に製剤することもできる。
(硬質または軟質ゼラチンカプセル)、糖剤、ピル、錠
剤(コーティング錠を含む)、エリキシル剤、懸濁液お
よびシロップ、並びにそれらの徐放性形態が挙げられ
る。非経口投与に適当な製剤としては、注射液および吸
入液が挙げられる。注射液としては、筋肉内、静脈内お
よび皮下注射液を挙げることができる。本発明に従って
使用される適当な医薬組成物は、直腸坐剤および膣坐剤
も包含する。炎症性腸疾患の治療のための特に適当な製
剤は浣腸である。局所投与用の適当な製剤としては、ク
リーム、ゲル、ゼリー、漿剤、泥膏および軟膏が挙げら
れる。活性成分を経皮投与用に製剤することもできる。
【0031】
【実施例】本発明を次の実施例により更に説明する。実施例1 タウリンクロラミンを次のようにして調製する:タウリ
ン(500 mg)を水(50ml)に溶解する。次亜塩素酸ナト
リウム(約1 N /0.1 N)を水で1/100 希釈する。50 ml
のタウリン溶液を50 ml の次亜塩素酸ナトリウム希釈液
と反応させる。こうして得られたタウリンクロラミンを
凍結乾燥して残余の次亜塩素酸塩を除去する。
ン(500 mg)を水(50ml)に溶解する。次亜塩素酸ナト
リウム(約1 N /0.1 N)を水で1/100 希釈する。50 ml
のタウリン溶液を50 ml の次亜塩素酸ナトリウム希釈液
と反応させる。こうして得られたタウリンクロラミンを
凍結乾燥して残余の次亜塩素酸塩を除去する。
【0032】実施例2 活性成分を他の成分と混合し、そして生成物を圧縮して
錠剤を形成せしめることにより、次の組成を有する錠剤
を調製する。 HEPES 4 mg HEPESクロラミン 4 mg ラクトース 50 mg アビセル 40 mg ステアリン酸マグネシウム 6 mg
錠剤を形成せしめることにより、次の組成を有する錠剤
を調製する。 HEPES 4 mg HEPESクロラミン 4 mg ラクトース 50 mg アビセル 40 mg ステアリン酸マグネシウム 6 mg
【0033】実施例3 下記成分を十分に混合し、そして混合物を硬質ゼラチン
カプセルに充填することにより、次の組成を有するカプ
セルを調製する。 HEPES 3 mg HEPESクロラミン 3 mg ラクトース 90 mg ステアリン酸マグネシウム 7 mg
カプセルに充填することにより、次の組成を有するカプ
セルを調製する。 HEPES 3 mg HEPESクロラミン 3 mg ラクトース 90 mg ステアリン酸マグネシウム 7 mg
【0034】実施例4 次の組成を有する非経口に適当な無菌水溶液を調製す
る: HEPES 4 mg HEPESクロラミン 4 mg 注射用水 2 ml 該溶液を無菌のアンプル中に充填する。
る: HEPES 4 mg HEPESクロラミン 4 mg 注射用水 2 ml 該溶液を無菌のアンプル中に充填する。
【0035】実施例5 次の組成を有する坐剤を調製する: HEPES 5 mg HEPESクロラミン 5 mg ラクトース 300 mg WitespolTM W 45 g.s.p. 1.5 g 活性成分をラクトースと混合し、次いでWitespol W 45
中に均一に懸濁し、常法により加熱して溶融塊にする。
冷却した金型に懸濁液を注入し、1.5 g の重量を有する
坐剤を形成させる。
中に均一に懸濁し、常法により加熱して溶融塊にする。
冷却した金型に懸濁液を注入し、1.5 g の重量を有する
坐剤を形成させる。
【0036】実施例6 次の成分からバニシングクリームを製造する:油相 % w/w 流動パラフィン 30 SpanTM 65 1 セトステアリルアルコール 5 プロピルパラベン 0.1水相 % w/w CarbopolTM 934ゲル (1.0%) 36.5 Tween TM 85 2 グリセロール 20 タウリン 5 メチルパラベン 0.4
【0037】2 g のCarbopolを150 g の水に懸濁するこ
とにより1% Carbopol 934 ゲルを調製する。pHを1N NaO
H で7に調整する。次いでゲルを水で200 g にする。油
相を70℃に加熱し、乳鉢中の水相に添加し、そして徐々
に温度を下げながら30分間剪断する。
とにより1% Carbopol 934 ゲルを調製する。pHを1N NaO
H で7に調整する。次いでゲルを水で200 g にする。油
相を70℃に加熱し、乳鉢中の水相に添加し、そして徐々
に温度を下げながら30分間剪断する。
【0038】実施例7 HEPESの皮膚浸透および経皮吸収の研究 1回量の14C−HEPES(70μCiの14Cを含む5%ク
リーム約100 mg)の局所投与後の放射能の皮膚浸透およ
び経皮吸収を、6人の健全な男性志願者からなる2グル
ープにおいて調べた。上記用量を第一グループにはその
ままの皮膚にそして第二グループにはスコッチテープで
10回はがした皮膚に適用した。12時間後、吸収されなか
った物質を除去し、そして皮膚浸透を測定するために適
用領域を10回裸にした。全放射能の評価のために、適用
後120 時間目まで血液、尿および糞便試料を採取した。
リーム約100 mg)の局所投与後の放射能の皮膚浸透およ
び経皮吸収を、6人の健全な男性志願者からなる2グル
ープにおいて調べた。上記用量を第一グループにはその
ままの皮膚にそして第二グループにはスコッチテープで
10回はがした皮膚に適用した。12時間後、吸収されなか
った物質を除去し、そして皮膚浸透を測定するために適
用領域を10回裸にした。全放射能の評価のために、適用
後120 時間目まで血液、尿および糞便試料を採取した。
【0039】血漿または糞便試料のいずれにも放射能が
全く検出されなかった。ただし「裸にした」皮膚のグル
ープの1人の被検者では、適用量の0.11%が48〜72時間
の糞便試料において検出された。「そのまま」と「裸に
した」皮膚グループにおける放射能の平均尿排泄量は、
それぞれ適用量の0.07±0.08(S.D.)と0.20±0.22(S.D.)
%であった。
全く検出されなかった。ただし「裸にした」皮膚のグル
ープの1人の被検者では、適用量の0.11%が48〜72時間
の糞便試料において検出された。「そのまま」と「裸に
した」皮膚グループにおける放射能の平均尿排泄量は、
それぞれ適用量の0.07±0.08(S.D.)と0.20±0.22(S.D.)
%であった。
【0040】生化学、血液学および尿検査スクリーニン
グにおいて単離された異常は、14C−HEPESの投与
に関連するとみなされなかった。要約すれば、14C−H
EPESの1回局所用量が、この研究の「そのまま」と
「裸にした」皮膚グループの両方において十分に寛容さ
れ、そして放射能の吸収は取るに足らなかった。後述の
試験管内研究において使用する方法論については、特記
しない限り、 McLoughlin,D.M.ら、Biochem.Soc.Trans.
(1991)19,73-78を参照のこと。
グにおいて単離された異常は、14C−HEPESの投与
に関連するとみなされなかった。要約すれば、14C−H
EPESの1回局所用量が、この研究の「そのまま」と
「裸にした」皮膚グループの両方において十分に寛容さ
れ、そして放射能の吸収は取るに足らなかった。後述の
試験管内研究において使用する方法論については、特記
しない限り、 McLoughlin,D.M.ら、Biochem.Soc.Trans.
(1991)19,73-78を参照のこと。
【0041】試験管内研究 作用機構 体内投与を伴う施行を行う前に、規定の機関から許可を
得る必要性のため、他に特記しない限り成分としてタウ
リンおよびHEPES、並びに炎症性疾患のためのモデ
ルとして乾癬および他の炎症性皮膚疾患を使って、NS
AIDとして作用する上述の化合物の作用機構を解明し
た。
得る必要性のため、他に特記しない限り成分としてタウ
リンおよびHEPES、並びに炎症性疾患のためのモデ
ルとして乾癬および他の炎症性皮膚疾患を使って、NS
AIDとして作用する上述の化合物の作用機構を解明し
た。
【0042】病気の臨床的および組織学的証拠に基づき
軽度〜中程度の斑点状乾癬を有する患者を選択した。炎
症疾患の個人または家族病歴を持たない研究員から正常
な志願者を選択した。病気対照グループは、a)湿疹、
ざしょうおよびヘルペス状皮膚炎を有する患者;b)ク
ローン病および潰瘍性大腸炎を有する患者を含んだ。
軽度〜中程度の斑点状乾癬を有する患者を選択した。炎
症疾患の個人または家族病歴を持たない研究員から正常
な志願者を選択した。病気対照グループは、a)湿疹、
ざしょうおよびヘルペス状皮膚炎を有する患者;b)ク
ローン病および潰瘍性大腸炎を有する患者を含んだ。
【0043】各被検者からの血液試料を、ヘパリンナト
リウムVacutainerTM中に引き入れた。デキストラン沈降
および FICOLL-PLAQUETM勾配遠心分離により炎症性細胞
(好中球)を単離した。臭化エチジウムとアクリジンオ
レンジ染色剤を使って、蛍光顕微鏡検査により生存度お
よび純度を評価した。
リウムVacutainerTM中に引き入れた。デキストラン沈降
および FICOLL-PLAQUETM勾配遠心分離により炎症性細胞
(好中球)を単離した。臭化エチジウムとアクリジンオ
レンジ染色剤を使って、蛍光顕微鏡検査により生存度お
よび純度を評価した。
【0044】全ての研究において、40mMタウリン,pH8.0
または10mM HEPESまたは他の両性イオン,pH6.0の存在下
または非存在下で37℃にて1分間プレインキュベーショ
ンした後、着目のパラメーターを測定した。MPO活性
の刺激のためにプレインキュベーション段階が必要であ
ることが証明された。予備研究は、タウリンまたはHE
PESが刺激作用を生ぜしめる酵素に結合しないことを
立証した。上記に指摘したように、MPOの刺激は、次
亜塩素酸とタウリンまたはHEPESとの反応によるも
のであり、これがMPOに対する次亜塩素酸のフィード
バック阻害を防止し、従って、より多くの酵素をその活
性状態に保持しておくことがわかった。
または10mM HEPESまたは他の両性イオン,pH6.0の存在下
または非存在下で37℃にて1分間プレインキュベーショ
ンした後、着目のパラメーターを測定した。MPO活性
の刺激のためにプレインキュベーション段階が必要であ
ることが証明された。予備研究は、タウリンまたはHE
PESが刺激作用を生ぜしめる酵素に結合しないことを
立証した。上記に指摘したように、MPOの刺激は、次
亜塩素酸とタウリンまたはHEPESとの反応によるも
のであり、これがMPOに対する次亜塩素酸のフィード
バック阻害を防止し、従って、より多くの酵素をその活
性状態に保持しておくことがわかった。
【0045】化学発光の測定 Bloomfield,F.J. およびYoung,M.M.の方法 Inflammatio
n (1982) 6, 257 を用いて、オプソニン作用を受けたチ
モサンの代わりに刺激薬としてカルシウムイオノホア
(2μモル)を使って、末梢血の好中球の化学発光活性
を試験した。化学発光は、炎症刺激に応答した好中球に
よる反応性酸化剤の生成の尺度である。全グループにお
いて、対照細胞に比較した時、タウリン処理およびHE
PES処理細胞において好中球による化学発光活性の有
意な減少が起こることが観察された。その結果を表1に
示す。
n (1982) 6, 257 を用いて、オプソニン作用を受けたチ
モサンの代わりに刺激薬としてカルシウムイオノホア
(2μモル)を使って、末梢血の好中球の化学発光活性
を試験した。化学発光は、炎症刺激に応答した好中球に
よる反応性酸化剤の生成の尺度である。全グループにお
いて、対照細胞に比較した時、タウリン処理およびHE
PES処理細胞において好中球による化学発光活性の有
意な減少が起こることが観察された。その結果を表1に
示す。
【0046】
【表1】
【0047】実施した実験において、HEPESとタウ
リンが、免疫応答(呼吸バースト)の阻害によりまたは
今までに未知の過程による反応性酸化剤の除去により、
観察される応答を有意に減少させることが観察された。
それらの仮説を検証するために、多数の実験を行った。
リンが、免疫応答(呼吸バースト)の阻害によりまたは
今までに未知の過程による反応性酸化剤の除去により、
観察される応答を有意に減少させることが観察された。
それらの仮説を検証するために、多数の実験を行った。
【0048】脱顆粒の研究 好中球における炎症過程の刺激は、呼吸バーストを活性
化するだけでなく、結果として脱顆粒と呼ばれる過程に
おける細胞からのリソソーム酵素の放出にも関連する。
リソソーム酵素の脱顆粒は、各グループの被検者からの
好中球において炎症刺激薬としてカルシウムイオノホア
を使って刺激された。結果を表2に示す。
化するだけでなく、結果として脱顆粒と呼ばれる過程に
おける細胞からのリソソーム酵素の放出にも関連する。
リソソーム酵素の脱顆粒は、各グループの被検者からの
好中球において炎症刺激薬としてカルシウムイオノホア
を使って刺激された。結果を表2に示す。
【0049】
【表2】
【0050】HEPESなしでプレインキュベートした
対照細胞と比較してHEPESと共にプレインキュベー
トした好中球による脱顆粒は差がないことが観察され
た。対照細胞と比較してタウリンと共にプレインキュベ
ートした好中球による脱顆粒は有意な差がないこともま
た観察された(データは示していない)。このことは、
HEPESまたはタウリンが好中球の抑制を引き起こさ
ないことを示唆している。従って、HEPESまたはタ
ウリンの存在下において観察された化学発光の減少(表
1参照)は、呼吸バースト中に生成する反応性酸化剤の
除去のためであったと思われる。
対照細胞と比較してHEPESと共にプレインキュベー
トした好中球による脱顆粒は差がないことが観察され
た。対照細胞と比較してタウリンと共にプレインキュベ
ートした好中球による脱顆粒は有意な差がないこともま
た観察された(データは示していない)。このことは、
HEPESまたはタウリンが好中球の抑制を引き起こさ
ないことを示唆している。従って、HEPESまたはタ
ウリンの存在下において観察された化学発光の減少(表
1参照)は、呼吸バースト中に生成する反応性酸化剤の
除去のためであったと思われる。
【0051】カタラーゼおよびミエロペルオキシダーゼ
の測定 HEPESまたはタウリンの作用による反応性酸化剤の
除去の増加の仮説を検証するために、HEPESまたは
タウリンとのプレインキュベーション後の好中球におい
てそれらの除去に関与する2つの酵素を測定した。HE
PESまたはタウリンがカタラーゼ活性には全く作用し
なかった(データは示していない)一方、10mM HEP
ESまたは40mMタウリンの存在下の全被検者においてM
PO活性が有意に増大したことが観察された。その結果
を表3に示す。
の測定 HEPESまたはタウリンの作用による反応性酸化剤の
除去の増加の仮説を検証するために、HEPESまたは
タウリンとのプレインキュベーション後の好中球におい
てそれらの除去に関与する2つの酵素を測定した。HE
PESまたはタウリンがカタラーゼ活性には全く作用し
なかった(データは示していない)一方、10mM HEP
ESまたは40mMタウリンの存在下の全被検者においてM
PO活性が有意に増大したことが観察された。その結果
を表3に示す。
【0052】
【表3】
【0053】それらの結果は、ミエロペルオキシダーゼ
活性の増大の結果として、反応性酸化剤である過酸化水
素がより迅速に除去され、そして次亜塩素酸に変換され
る(図面を参照のこと)ことを示唆する。それらの観察
は、HEPESの存在下で観察された化学発光活性の減
少(表1参照)の説明となる。ミエロペルオキシダーゼ
活性はHEPESの存在下よりもタウリンの存在下の方
がより大きい活性であることが観察されるだろう。
活性の増大の結果として、反応性酸化剤である過酸化水
素がより迅速に除去され、そして次亜塩素酸に変換され
る(図面を参照のこと)ことを示唆する。それらの観察
は、HEPESの存在下で観察された化学発光活性の減
少(表1参照)の説明となる。ミエロペルオキシダーゼ
活性はHEPESの存在下よりもタウリンの存在下の方
がより大きい活性であることが観察されるだろう。
【0054】次亜塩素酸の生成 得られたデータは、HEPESの存在下においてミエロ
ペルオキシダーゼ−ハロゲン化物系を経た過酸化水素の
代謝が増加することを示唆した。HEPESまたはタウ
リンの存在下において過酸化水素の塩素化による次亜塩
素酸の生成の増加も証明された。結果を表4に示す。
ペルオキシダーゼ−ハロゲン化物系を経た過酸化水素の
代謝が増加することを示唆した。HEPESまたはタウ
リンの存在下において過酸化水素の塩素化による次亜塩
素酸の生成の増加も証明された。結果を表4に示す。
【0055】
【表4】
【0056】次亜塩素酸が炎症過程の活性調節に中心的
役割を果たすことは知られている。タウリンは次亜塩素
酸の存在下でクロラミンを形成することができる。次亜
塩素酸とHEPESまたはタウリンとの反応は、MPO
における次亜塩素酸のフィードバック阻害を防止し、こ
れはHEPESまたはタウリンの存在下において証明さ
れた酵素活性の増加(表3参照)の説明となるであろ
う。従って、HEPESまたは他の両性イオンによるM
POの刺激は、毒性酸素ラジカルの減少を導くだけでな
く(化学発光により示されるように)、ロイコトリエン
B4 の崩壊を引き起こす次亜塩素酸およびクロラミンの
生成の増加ももたらす。
役割を果たすことは知られている。タウリンは次亜塩素
酸の存在下でクロラミンを形成することができる。次亜
塩素酸とHEPESまたはタウリンとの反応は、MPO
における次亜塩素酸のフィードバック阻害を防止し、こ
れはHEPESまたはタウリンの存在下において証明さ
れた酵素活性の増加(表3参照)の説明となるであろ
う。従って、HEPESまたは他の両性イオンによるM
POの刺激は、毒性酸素ラジカルの減少を導くだけでな
く(化学発光により示されるように)、ロイコトリエン
B4 の崩壊を引き起こす次亜塩素酸およびクロラミンの
生成の増加ももたらす。
【0057】両性イオン化合物のN−ハロ誘導体(ハラ
ミン)の生成 次亜塩素酸の存在下では、前述の両性イオン化合物は、
下記のスキームに示されるように安定なハラミンを形成
する。 HOCl + H2 N−R → ClNH−RH + H2 O ここでRは両性イオン化合物の残部である。
ミン)の生成 次亜塩素酸の存在下では、前述の両性イオン化合物は、
下記のスキームに示されるように安定なハラミンを形成
する。 HOCl + H2 N−R → ClNH−RH + H2 O ここでRは両性イオン化合物の残部である。
【0058】更なる実験において、Weiss ら J. Clin.
Invest.(1982) 70, 598 の方法により、そのようなハラ
ミンの形成が証明された。分光光度法を使った時、両性
イオン化合物は紫外領域の210 〜280 nmに全く吸収を示
さない。次亜塩素酸は290 nmにおいて最大吸収を示す。
両性イオン化合物により形成されるハラミンは250 nmに
おいて最大吸収を示し、これは両性イオン化合物を次亜
塩素酸とインキュベートすることにより証明された。
Invest.(1982) 70, 598 の方法により、そのようなハラ
ミンの形成が証明された。分光光度法を使った時、両性
イオン化合物は紫外領域の210 〜280 nmに全く吸収を示
さない。次亜塩素酸は290 nmにおいて最大吸収を示す。
両性イオン化合物により形成されるハラミンは250 nmに
おいて最大吸収を示し、これは両性イオン化合物を次亜
塩素酸とインキュベートすることにより証明された。
【0059】クロラミンの形成が、上記に指摘したよう
にMPOにおける次亜塩素酸のフィードバック阻害を防
止し、酵素活性の増大(表3参照)および反応性酸化剤
の代謝の増加を導き、化学発光の減少を生じる(表1参
照)ことが提唱される。
にMPOにおける次亜塩素酸のフィードバック阻害を防
止し、酵素活性の増大(表3参照)および反応性酸化剤
の代謝の増加を導き、化学発光の減少を生じる(表1参
照)ことが提唱される。
【0060】ロイコトリエンの不活性化 MPO−ハロゲン化物系が活性ロイコトリエン(C4 ,
D4 およびE4 )の崩壊において重要な役割を果たし、
6−トランス−ロイコトリエンB4 のジアステレオマー
およびキラルなスルホキシドを不活性化することは知ら
れている Lee,V.Y. ら, Clin. Sci. (1982) 63, 219 。
この効果は、MPO−ハロゲン化物系による、活性ロイ
コトリエンに対する細胞中の過酸化水素から生成される
次亜塩素酸の作用によるものである。
D4 およびE4 )の崩壊において重要な役割を果たし、
6−トランス−ロイコトリエンB4 のジアステレオマー
およびキラルなスルホキシドを不活性化することは知ら
れている Lee,V.Y. ら, Clin. Sci. (1982) 63, 219 。
この効果は、MPO−ハロゲン化物系による、活性ロイ
コトリエンに対する細胞中の過酸化水素から生成される
次亜塩素酸の作用によるものである。
【0061】ロイコトリエンB4 は、おそらく酸化的開
裂またはハロゲン化により、MPO−ハロゲン化物系に
より不活性化されることが証明されており Henderson,
W.R.,Toig,A.およびKlebanoff,S., J. Immunol. (1982)
128, 2609 、そしてそのようなロイコトリエンB4 の
不活性化は有力な抗炎症作用を有するだろう。従って、
HEPESが細胞性過酸化水素からの次亜塩素酸の生成
の増大を導くMPOの間接的刺激により、ロイコトリエ
ンB4 を不活性化することができることが提唱された。
最初に、ラジオイムノアッセイにより測定した時、次亜
塩素酸、タウリンクロラミンまたはHEPESクロラミ
ンが標準のロイコトリエンB4 の分解を引き起こすこと
が証明された(データは示してない)。表5は、10mMH
EPESまたは40mMタウリンと細胞とのプレインキュベ
ーションが、全グループの刺激された好中球の上清中の
ロイコトリエンB4 を有意に減少させたことを証明して
いる。この効果は、多量のロイコトリエンB4 を生成す
る能力を有する単球においても証明された(データは示
してない)。それらの結果は、HEPESおよびタウリ
ンがロイコトリエン、特にロイコトリエンB4 の不活性
化を引き起こし、従って、上昇したロイコトリエンのレ
ベルにより特徴付けられるあらゆる状態(慢性炎症状態
を含む)において用いることができる。
裂またはハロゲン化により、MPO−ハロゲン化物系に
より不活性化されることが証明されており Henderson,
W.R.,Toig,A.およびKlebanoff,S., J. Immunol. (1982)
128, 2609 、そしてそのようなロイコトリエンB4 の
不活性化は有力な抗炎症作用を有するだろう。従って、
HEPESが細胞性過酸化水素からの次亜塩素酸の生成
の増大を導くMPOの間接的刺激により、ロイコトリエ
ンB4 を不活性化することができることが提唱された。
最初に、ラジオイムノアッセイにより測定した時、次亜
塩素酸、タウリンクロラミンまたはHEPESクロラミ
ンが標準のロイコトリエンB4 の分解を引き起こすこと
が証明された(データは示してない)。表5は、10mMH
EPESまたは40mMタウリンと細胞とのプレインキュベ
ーションが、全グループの刺激された好中球の上清中の
ロイコトリエンB4 を有意に減少させたことを証明して
いる。この効果は、多量のロイコトリエンB4 を生成す
る能力を有する単球においても証明された(データは示
してない)。それらの結果は、HEPESおよびタウリ
ンがロイコトリエン、特にロイコトリエンB4 の不活性
化を引き起こし、従って、上昇したロイコトリエンのレ
ベルにより特徴付けられるあらゆる状態(慢性炎症状態
を含む)において用いることができる。
【0062】更なる研究において、1mM ヨウ化カリウム
の存在下でHEPESと共にプレインキュベートした正
常細胞が測定可能なロイコトリエンB4 を全く示さない
ことが観察され(表5)、これは次亜ヨウ素酸による活
性ロイコトリエンB4 の崩壊の増大を証明する。それら
のデータは、他のハロゲン化物補因子がこの系において
塩化物より効果的であるかもしれないという構想を支持
した。
の存在下でHEPESと共にプレインキュベートした正
常細胞が測定可能なロイコトリエンB4 を全く示さない
ことが観察され(表5)、これは次亜ヨウ素酸による活
性ロイコトリエンB4 の崩壊の増大を証明する。それら
のデータは、他のハロゲン化物補因子がこの系において
塩化物より効果的であるかもしれないという構想を支持
した。
【0063】
【表5】
【0064】炎症性疾患はますますロイコトリエンの生
成の増大に関連づけられつつあるので Ford-Hutchinso
n,A.W., J. Allergy Clin. Immunol.(1984)74, 437 、
表5に示された結果は、HEPESまたはタウリンが、
炎症性ロイコトリエンを不活性化しそして炎症性疾患の
改善をもたらすのに用いることができることを証明す
る。他の両性イオン化合物についても調査し、そしてそ
れらは化学発光およびMPO活性に対し同様な効果を示
した。表6は、化学発光およびMPO活性に対する両性
イオンの効果の要約である。HEPESまたはタウリン
についてのMPOおよび化学発光の評価の場合と同じ操
作手順を使った。
成の増大に関連づけられつつあるので Ford-Hutchinso
n,A.W., J. Allergy Clin. Immunol.(1984)74, 437 、
表5に示された結果は、HEPESまたはタウリンが、
炎症性ロイコトリエンを不活性化しそして炎症性疾患の
改善をもたらすのに用いることができることを証明す
る。他の両性イオン化合物についても調査し、そしてそ
れらは化学発光およびMPO活性に対し同様な効果を示
した。表6は、化学発光およびMPO活性に対する両性
イオンの効果の要約である。HEPESまたはタウリン
についてのMPOおよび化学発光の評価の場合と同じ操
作手順を使った。
【0065】
【表6】
【0066】ミエロペルオキシダーゼ増強と化学発光活
性との間に全体的な相関性は観察されなかった。しかし
ながら、(H)EPPS,MES,PIPESおよびA
CESはMPO活性に対して顕著な効果を有し、一方で
BES,MOPSおよびTESはMPO刺激に対して小
さい効果しか有さなかった。CHESおよびCAPSは
ほとんど効果を有さなかった。化学発光活性は、(H)
EPPS,CHESおよびCAPSを除く全ての両性イ
オンの存在下で著しく減少した。
性との間に全体的な相関性は観察されなかった。しかし
ながら、(H)EPPS,MES,PIPESおよびA
CESはMPO活性に対して顕著な効果を有し、一方で
BES,MOPSおよびTESはMPO刺激に対して小
さい効果しか有さなかった。CHESおよびCAPSは
ほとんど効果を有さなかった。化学発光活性は、(H)
EPPS,CHESおよびCAPSを除く全ての両性イ
オンの存在下で著しく減少した。
【0067】生体内研究 ラットのカラーゲナン誘発脚炎症の活性調節に対する脳
室内(i.c.v.)または皮下(s.c.)に注入されたタウリ
ンおよび腹腔内(i.p.)に注入されたHEPESの効果
を調べた。加えて、単離されたラットの末梢血単核細胞
(PBMC)による反応性酸化剤(RO)生成に対する
タウリンの効果を、化学発光を使って研究した。
室内(i.c.v.)または皮下(s.c.)に注入されたタウリ
ンおよび腹腔内(i.p.)に注入されたHEPESの効果
を調べた。加えて、単離されたラットの末梢血単核細胞
(PBMC)による反応性酸化剤(RO)生成に対する
タウリンの効果を、化学発光を使って研究した。
【0068】タウリンの脳室内注入 雄雌いずれかの性別の近交系Wistar株アルビノラット(1
20〜180 g)において実験を行った。ラットを25±2 ℃の
周囲温度において集落カゴ中で飼育し、そして標準的な
固形肥料を与えた。ペントバルビトンナトリウムを使っ
てラットを麻酔し、それらの後脚に印を付け、そして体
積を測定した。0.9% NaCl 中にタウリン原液を調製し、
10μl を右側脳室に注入した。対照動物には10μl の0.
9%食塩溶液を注入した。タウリン注入の30分後、後脚の
足底腱膜の下に注入したカラーゲナン(0.9%食塩溶液中
1%懸濁液 100μl )により脚水腫を誘発させた。カラー
ゲナン注入の1時間後、再び後脚の体積を測定した。各
動物からヘパリンナトリウムVacutainer中に5 mlの血液
試料を採取した。各動物から単離したPBMCにおいて
化学発光活性をアッセイした。
20〜180 g)において実験を行った。ラットを25±2 ℃の
周囲温度において集落カゴ中で飼育し、そして標準的な
固形肥料を与えた。ペントバルビトンナトリウムを使っ
てラットを麻酔し、それらの後脚に印を付け、そして体
積を測定した。0.9% NaCl 中にタウリン原液を調製し、
10μl を右側脳室に注入した。対照動物には10μl の0.
9%食塩溶液を注入した。タウリン注入の30分後、後脚の
足底腱膜の下に注入したカラーゲナン(0.9%食塩溶液中
1%懸濁液 100μl )により脚水腫を誘発させた。カラー
ゲナン注入の1時間後、再び後脚の体積を測定した。各
動物からヘパリンナトリウムVacutainer中に5 mlの血液
試料を採取した。各動物から単離したPBMCにおいて
化学発光活性をアッセイした。
【0069】タウリンの皮下注入およびHEPESの腹
腔内注入 それらの研究も、雄雌いずれかの性別の近交系Wistar株
アルビノラット(120〜180 g)において行った。ペントバ
ルビトンナトリウムを使ってラットを麻酔した後、後脚
に印を付けた後、脚の体積を測定した。10μl の原液タ
ウリンまたはHEPES溶液を0.9% NaCl で0.5 mlに
し、そして実験動物の皮下(タウリン)または腹腔内
(HEPES)に注入した。対照動物には0.5 mlの0.9%
NaCl を皮下に与えた。注射液を投与してから30分後、
カラーゲナンを使って脚水腫を誘発させた。カラーゲナ
ン注入の1時間後、再び後脚の体積を測定した。各動物
からヘパリンナトリウムVacutainer中に5mlの血液試料
を採取し、化学発光測定に使用した。
腔内注入 それらの研究も、雄雌いずれかの性別の近交系Wistar株
アルビノラット(120〜180 g)において行った。ペントバ
ルビトンナトリウムを使ってラットを麻酔した後、後脚
に印を付けた後、脚の体積を測定した。10μl の原液タ
ウリンまたはHEPES溶液を0.9% NaCl で0.5 mlに
し、そして実験動物の皮下(タウリン)または腹腔内
(HEPES)に注入した。対照動物には0.5 mlの0.9%
NaCl を皮下に与えた。注射液を投与してから30分後、
カラーゲナンを使って脚水腫を誘発させた。カラーゲナ
ン注入の1時間後、再び後脚の体積を測定した。各動物
からヘパリンナトリウムVacutainer中に5mlの血液試料
を採取し、化学発光測定に使用した。
【0070】PBMCの単離 ラット全血(5 ml)をヘパリンナトリウムVacutainer中
に採取し、5 mlのデキストランを添加し、数回反転させ
ることにより徹底的に混合し、そして室温で約30分間沈
降させておいた。血漿層を取り出し、同体積の0.9%食塩
溶液に添加し、20℃にて800 ×g で5分間遠心した。上
清を捨て、ペレットを残した。3 mlの濾過脱イオン水と
1 mlの3.6% NaCl の連続添加により残余の赤血球を溶解
させた。細胞を800 ×g で5分間遠心し、上清を捨て
た。ペレットを0.9% NaCl に再懸濁した。このペレット
はPBMCを含んだ。ラットPBMC中の単球の割合
は、全細胞の10%と評価された。これを後での計算に用
いた。
に採取し、5 mlのデキストランを添加し、数回反転させ
ることにより徹底的に混合し、そして室温で約30分間沈
降させておいた。血漿層を取り出し、同体積の0.9%食塩
溶液に添加し、20℃にて800 ×g で5分間遠心した。上
清を捨て、ペレットを残した。3 mlの濾過脱イオン水と
1 mlの3.6% NaCl の連続添加により残余の赤血球を溶解
させた。細胞を800 ×g で5分間遠心し、上清を捨て
た。ペレットを0.9% NaCl に再懸濁した。このペレット
はPBMCを含んだ。ラットPBMC中の単球の割合
は、全細胞の10%と評価された。これを後での計算に用
いた。
【0071】カラーゲナン誘発脚水腫におけるタウリン
(500μg)のi.c.v.注入の結果を表7に要約する。中枢に
投与されたタウリンは、脚水腫の用量依存性減衰を生ぜ
しめた。500 μg 用量のタウリンは脚水腫の54%減少を
生じ、一方50μg 用量のタウリンは脚水腫の21%減少を
生じた。しかしながら、抗炎症作用は500 μg 用量のタ
ウリンでのみ統計的に有意であった(P<0.05)。表7
も同様にタウリン(500μg)のs.c.投与の結果を要約す
る。脚水腫の18%減少が認められたが、これは統計的に
有意でなかった。HEPES(500μg)の腹腔内注入は脚
水腫の50%減少を生じ、これは統計的に有意であった。
(500μg)のi.c.v.注入の結果を表7に要約する。中枢に
投与されたタウリンは、脚水腫の用量依存性減衰を生ぜ
しめた。500 μg 用量のタウリンは脚水腫の54%減少を
生じ、一方50μg 用量のタウリンは脚水腫の21%減少を
生じた。しかしながら、抗炎症作用は500 μg 用量のタ
ウリンでのみ統計的に有意であった(P<0.05)。表7
も同様にタウリン(500μg)のs.c.投与の結果を要約す
る。脚水腫の18%減少が認められたが、これは統計的に
有意でなかった。HEPES(500μg)の腹腔内注入は脚
水腫の50%減少を生じ、これは統計的に有意であった。
【0072】
【表7】
【0073】表8は、単離されたPBMCの化学発光応
答に対するタウリン(500または50μg)のi.c.v.注入およ
びタウリン(500μg)のs.c.注入の効果を示す。両方の濃
度のタウリンのi.c.v.注入については、化学発光におい
て統計的に有意な減少が認められた(P<0.05)。タウ
リン(500μg)のs.c.投与は、化学発光に有意な減少をも
たらさなかった。
答に対するタウリン(500または50μg)のi.c.v.注入およ
びタウリン(500μg)のs.c.注入の効果を示す。両方の濃
度のタウリンのi.c.v.注入については、化学発光におい
て統計的に有意な減少が認められた(P<0.05)。タウ
リン(500μg)のs.c.投与は、化学発光に有意な減少をも
たらさなかった。
【0074】
【表8】
【0075】中枢に投与されたタウリンがカラーゲナン
誘発脚水腫の用量依存性減衰を生ぜしめることがわかっ
た。i.c.v.注入された500 μg のタウリンは脚水腫を54
%減少させ、一方50μg のタウリンは脚水腫を21%減少
させた。しかしながら、500μg 用量のタウリンのみ、
抗炎症効果が統計的に有意であった(P<0.05)。タウ
リン(500μg)のs.c.投与は脚水腫の18%減少をもたらし
たが、それは統計的に有意でなかった。両方の濃度のi.
c.v.注入されたタウリンについては、化学発光において
統計的に有意な減少が認められた(P<0.05)。しかし
ながら、タウリン(500μg)の皮下投与は、化学発光に有
意な減少をもたらさなかった。
誘発脚水腫の用量依存性減衰を生ぜしめることがわかっ
た。i.c.v.注入された500 μg のタウリンは脚水腫を54
%減少させ、一方50μg のタウリンは脚水腫を21%減少
させた。しかしながら、500μg 用量のタウリンのみ、
抗炎症効果が統計的に有意であった(P<0.05)。タウ
リン(500μg)のs.c.投与は脚水腫の18%減少をもたらし
たが、それは統計的に有意でなかった。両方の濃度のi.
c.v.注入されたタウリンについては、化学発光において
統計的に有意な減少が認められた(P<0.05)。しかし
ながら、タウリン(500μg)の皮下投与は、化学発光に有
意な減少をもたらさなかった。
【0076】上述したように、ZASAの抗乾癬効果
は、米国特許第 4,544,656号明細書において主張された
ような好中球の抑制のためではない。むしろ本明細書に
おいて証明されたように、HEPESおよび他の両性イ
オンの作用機構は、ロイコトリエンB4 の異化を引き起
こしそして結果として炎症反応を減少させるミエロペル
オキシダーゼの活性化に関連する。
は、米国特許第 4,544,656号明細書において主張された
ような好中球の抑制のためではない。むしろ本明細書に
おいて証明されたように、HEPESおよび他の両性イ
オンの作用機構は、ロイコトリエンB4 の異化を引き起
こしそして結果として炎症反応を減少させるミエロペル
オキシダーゼの活性化に関連する。
【図1】図1は、炎症の刺激後の好中球における出来事
の連鎖の概要を表す。
の連鎖の概要を表す。
Claims (14)
- 【請求項1】 ミエロペルオキシダーゼ活性の刺激薬と
して使用される医薬組成物であって、活性剤として、タ
ウリン(2−アミノエタンスルホン酸)、2−(N−モ
ルホリノ)エタンスルホン酸(MES)、N−(2−ア
セトアミド)イミノ二酢酸(ADA)、ピペラジン−
N,N′−ビス(2−エタンスルホン酸)(PIPE
S)、N−(2−アセトアミド)−2−アミノエタンス
ルホン酸(ACES)、N,N−ビス(2−ヒドロキシ
エチル)−2−アミノエタンスルホン酸(BES)、3
−(N−モルホリノ)プロパンスルホン酸(MOP
S)、N−〔トリス(ヒドロキシメチル)メチル〕−2
−アミノエタンスルホン酸(TES)、N−2−ヒドロ
キシエチルピペラジン−N′−2−エタンスルホン酸
(HEPES)、N−2−ヒドロキシエチルピペラジン
−N′−3−プロパンスルホン酸((H)EPPS)、
2−(シクロヘキシルアミノ)エタンスルホン酸(CH
ES)または3−(シクロヘキシルアミノ)プロパンス
ルホン酸(CAPS)から選択された両性イオン化合
物、および/またはそれのN−ハロ誘導体を含んで成る
医薬組成物。 - 【請求項2】 生体内の次亜塩素酸生成を刺激するため
に使用される、請求項1に記載の医薬組成物。 - 【請求項3】 反応性酸化剤の代謝を増大せしめること
により反応性酸化剤の除去を刺激するために使用され
る、請求項1に記載の医薬組成物。 - 【請求項4】 ロイコトリエン不活性化を刺激するため
に使用される、請求項1に記載の医薬組成物。 - 【請求項5】 前記両性イオン化合物および/またはそ
れのN−ハロ誘導体が全身循環に入るように製剤化され
る、慢性の進行性炎症状態または疾患の治療用の、請求
項1〜4のいずれか一項に記載の医薬組成物。 - 【請求項6】 前記活性剤がタウリンもしくはHEPE
Sまたは前記化合物のN−ハロ誘導体である、請求項5
に記載の医薬組成物。 - 【請求項7】 前記活性剤がタウリンおよび/または請
求項1に定義された両性イオン化合物のN−ハロ誘導体
である、慢性の進行性炎症状態または疾患の治療用の、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の医薬組成物。 - 【請求項8】 ガン療法において使用される、請求項1
〜3のいずれか一項に記載の医薬組成物。 - 【請求項9】 抗腫瘍薬として使用される、請求項1に
記載の医薬組成物。 - 【請求項10】 細菌感染の治療用の、請求項1〜3の
いずれか一項に記載の医薬組成物。 - 【請求項11】 対応する両性イオン化合物が投与され
る時、N−ハロ誘導体の生成の刺激のために使用され
る、請求項1〜3のいずれか一項に記載の医薬組成物。 - 【請求項12】 前記両性イオン化合物がタウリンまた
はHEPESである、請求項1〜5または8〜10のい
ずれか一項に記載の医薬組成物。 - 【請求項13】 N−ハロ誘導体が使用されそしてN−
クロロまたはN−ヨード誘導体である、請求項1〜12
のいずれか一項に記載の医薬組成物。 - 【請求項14】 同時、別個または連続的に使用される
組合せ製剤として、請求項1に定義された両性イオン化
合物と請求項1に定義された両性イオン化合物のN−ハ
ロ誘導体とを含有する医薬組成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IE274190 | 1990-07-30 | ||
| IE2741/90 | 1990-07-30 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0597666A true JPH0597666A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=11036287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3188644A Pending JPH0597666A (ja) | 1990-07-30 | 1991-07-29 | 臨床的状態の治療に使用される両性イオン化合物およびそれらのn−ハロ誘導体 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5248680A (ja) |
| EP (1) | EP0469813B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0597666A (ja) |
| AT (1) | ATE175112T1 (ja) |
| AU (1) | AU641529B2 (ja) |
| CA (1) | CA2048068A1 (ja) |
| DE (1) | DE69130692T2 (ja) |
| ES (1) | ES2128309T3 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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